北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年14号の感想その1

 感想ブログの中でもジャンプみたいな週刊誌の感想をやってる人だと結構あるあるだと思うんですけど、定期的にやめ時というのを考えると思うんですよ。更新するのに結構手間がかかったりする人だと余計に。「いつまでも続けられるもんじゃないよなぁ」という感じで。
 そんなワケでワタクシもよく考えるんですよ。そりゃもうしょっちゅうです。性格上「ココだ!!」ってキッカケがないとどうも踏ん切りが付かないタイプなんですよね。
 そんな時に考えられるのが、好きな作品が終わった時。ワタクシ以外でもこれを考えてる人は多いんじゃないかと思います。勝手ながら。いいキッカケですもんね。全部は無理だけどこの1つの作品に関してはキッチリ最後までやったぞ、という達成感にもなりますし。心中的な意味でファン心理も満たせる。
 んで、好きな作品のこと考えたりするんですけど、『ONE PIECE』とかいつ終わるか分からないじゃないですか。『ハイキュー』もまだまだ終わるって感じはしないし、『火ノ丸相撲』はまだまだ新しい作品ってイメージ。そんな中、『暗殺教室』が終わるでしょ。現実的なタイミングで、かなり好きな作品で、最初から感想を書いていて、多分周囲の人からも思い入れが相当あると思われてると思われる作品。もうこの上なくカンペキなんですよ。あれだろ、「渚くんのいないジャンプとかもぅマヂ無理……」とか言っとけばそれっぽい形にもなるじゃないですか。分かるんですよ。やめ時という意味ではこの上なく理想的だって。
 まぁ、やめないんですけどね。どうもねぇ、踏ん切りが付かないんですよ。思い切りの悪さには定評がありますからね。こんだけ長く続いたものはなかなかやめられない。
 まぁねぇ、ここまで理想的なタイミングが来るとは思ってなかったんで正直面食らってるんですよ。多分今後ここまでキリのいいタイミングは来ないんだろうなぁ、と。自分の意志とは関係のないタイミングで「あっ今週は完全に無理だ……」「2週連続でダメだったか」「もうやめるか」って感じで終わるんだと思います。それもねぇ、どうかと思うんですよ。思うんだけど、2週後にやめるかってなるとちょっとねぇw
 うーん、どうしようかねぇ……てかアレか。こういう思い切りの悪さをひたすらネチネチと考える文章はよくないか。人様に見せるべきものではねぇか。そういやそうだ。失礼しました。

 あーてか今回の話はアレか。「重大なお知らせ」とかいう感じで書き始めれば数人くらいは騙せたかもしれないのかw やればよかったなぁ。ジャイアンが引退リサイタルする気持ち少しわかるわw
 ということでジャンプ14号です。てか、もう3月なんですね。ちょっと死にたい。

前号の感想

  • 表紙
    • 『ブラクロ』1周年。シンプルにアスタが大剣振り下ろしてます。扉もそうですけど、1周年だとこういう特にテーマがない感じがハマるんじゃないでしょうか。もちろん主要キャラ全員集合とかでもいいですけど。
  • 背表紙
    • ワタクシ決意しました。毎週背表紙について言及するのやめます。もう限界。無理してやっても得はない、というか誰かに対して失礼な気がしてきました。今まで申し訳ございませんでした。
  • 殺新聞
    • アニメスタッフ&声優による『暗殺教室』名シーンがおもしろい。あくまでもマンガの名シーンとなってるんですよね。ぶっちゃけアニメに関わるからって原作に目を通す必要性は一切ないと思うんですけど、コイツら全員読んでるのか。すげぇな。
    • 監督は渚くんとカルマくんが殺し合いした果ての仲直り。監督が選ぶのがコレかぁ、と少し意外ではありました。殺せんせーとか暗殺とか、そこらへんだと思ったんですよね。
    • 脚本家は1話の説明シーン。いかにも脚本家っぽい理屈で選んでて面白いです。まぁ、こういうのを選出するというのは、それを選ぶ人間になることですからね。そういう兼ね合いもあるのかな、とか。まぁ、言われてみると1コマで作品の説明が完成してるのは確かにスゴイですね。
    • 殺せんせー役。キス時の一同のリアクション。脚本とは別で個人的に好きなシーン選んでる感ありますね。殺関係ないし。ただ、今回の6選の中では唯一のギャグシーンですので、うまいことバランスとれたな、という感じあります。『暗殺教室』におけるギャグは魅力の重大要素ですよね。
    • 渚くん役。茅野ちゃんとのキス。女性らしいシーンですね。渚くん役なんでその目線なのかと思ったら茅野ちゃんに「そこ代わって」言うてて笑った。まぁ、女性声優は男性役をやることもあるので、こういう事態にもなりうるですね。なんか面白いです。あと「そこ代わって」は同意。
    • 茅野ちゃん役。こちらは茅野触手ショック。こちらはズバリ茅野ちゃんらしい選出ですね。まぁ、とはいえ、『暗殺教室』の中でも最もインパクトの大きい仕掛けの1つだと思うので役とか関係ないかもしれないですね。
    • カルマ役は茅野ちゃんの胸空き。クソ最近のシーンで驚きました。ただ、「触手があったことも驚きましたが」ってあるんで、ひょっとしたら触手シーンを挙げようと思ったけど茅野役に取られちゃったら次点的に茅野ちゃんシーンを挙げたのかもしれませんね。
    • てか、声優陣に絶対の人気を誇る茅野ちゃんってなんなの……。4人中3人が茅野ちゃんだし、残りの1人も茅野ちゃんのキス関連だし。渚くんでも殺でもカルマでもなく茅野ちゃん、というのがちょっと意外でした。
    • 隣には実写映画の紹介なんですけど、今回の映画の目玉は殺せんせーの過去編っぽいんですよね。二宮和也が顔出しするんでそういう兼ね合いもあるんでしょうけど。それなのに殺の過去編が1つも選ばれてなくて笑った。まぁ、茅野ちゃんの触手ショックはありますので、キスシーンはあるのかな。映画の方は渚くんの女性性についてはあまり強調されてないので、「渚くんがついに男になった!!」という感動はあまりないんですけどね。とはいえ、実写で性別ネタはちょっと無理があると思いますので、誠実な判断だと思います。
  • BMPT
    • ワールドトリガー』ページ。新宿バルト9でなんかイベントやるそうです。映画化すんのかと思ったらそんなことはなかったんだぜ。
    • ワールドトリガー』のアニメは今も毎週楽しみに観てるんですけど、「ワールドトリガーを100倍楽しむ講座」の大ファンなんですよ。観てる理由は、100倍講座7割、話の再確認2割、その他1割という感じ。なので、100倍講座のプレミア版をやるってのはちょっと興味あります。
    • あと面白いと思った企画は読み切り『実力派エリート迅』のなんちゃって90秒PV。こういう企画はいいですねぇ。映画とかでもウソ予告作ってそれが大好評でマジ映画化される、みたいな話もありますけど、それだけウソ予告って魅力的ですよ。
  • 亀スポ
    • カラー2ページ。1ページは最新巻の話で、もう1つが特別寄稿。ちょっとスペースが小さくなりましたねw
    • そんなワケで、今週は川田先生でしたよ。むむむ、田畠先生で堅いと思ったんですけどねぇ。ただ、考え方的にはそんなに悪くなかったんですよ。「なんとなく若手順で出てきてるんじゃない?」っていうのはあながち間違ってなかったのかな、と。まぁ、問題は「若手」という言葉の解釈でして。川田先生は連載1発目ですので、こっちのが早かったというオチ。そうかそうか、ハズレですけど、今後の参考になるハズレですよ。まだ出てきてない一番の若い作品ってのは『鬼滅』と『ゆらぎ』なんですけど、この2人だったら吾峠先生が先に出るということですね。とはいえ、吾峠先生はもうちょっと様子見なのかな、という気もします。いや、結構な有力候補ですけどね。
    • 吾峠先生を省いちゃうともう連載1発目の人はいません。佐伯先生が一応そうだけど、どう考えても附田先生とセットになる、もしくは2週連続でセットで来ると思いますからね。そうすると、つっくんが連載2作目ですので。
    • ということで、連載2作目。その中から作品が若い方で探すと池沢先生、横田先生、ミウラ師匠、それに田畠先生。ミウラ師匠は作品が新しすぎるので様子見だとすると、連載1作目が横田先生が強いんですかねぇ。もしくはやっぱり田畠先生。なんだけど、横田先生はジャンプ本誌以外で連載してたりするんで、非常に扱いが難しいんですよね。やめてくんねぇかなぁそういうのw
    • 総合的に考えると今週の予想もやっぱり田畠先生になりますねぇ。……ただ、問題なのは来週はずれた場合でして。この調子だと当たるまで田畠先生予想になっちゃいますよねw まぁ、そういうのは来週以降考えます。
    • 本題。川田先生の特別寄稿がメインなのですよ。予想のが長いってのがおかしい。
    • メッセージ。生まれる前から『こち亀』が載ってるってのはその通りですよね。ジャンプ読者の大半がこの状態だと思います。「ジャンプにはこち亀が載ってるもんなんじゃろ?」状態。「モーガンフリーマンってずっとおじいちゃん役やってるよね?」という感じ。ちょっと違うか。
    • お気に入りエピソード。ここは前から「若手ほど最近のエピソードを選ぶ傾向にある」の法則を唱えてきたんですが、外れました。まぁ、この法則はそろそろ考えなくていいのかな、という気がしてきました。もう最近のエピソードは充分出ましたので、そんなに気にしなくてもいいのかな、と思うようになってても不思議じゃないです。
    • んで、イラスト。両津山。これは横綱狙えますわw ちゃんと毛深いのが笑える。リアルにも毛深い力士っているこたいますけど、毛深さのパターンが少し違う気がしますわ。
  • 読者プレゼント
    • 「お宝ザックザック ニュートンの万遊引力」ということでニュートンがテーマ。特に時事的な要素はないのでテキトーに決めたのかな、と思いますけど、ここで思い出したいのが『ブラクロ』作者の前作『HUNGRY JOKER』ですよ。ニュートンだったじゃないですか。リンゴとかめっちゃ出てきましたよ。万有引力めっちゃ操ってましたよ。これは『ブラクロ』表紙号にあわせてきた可能性がなきにしもあらず……だといいなぁ。
  • ブラッククローバー
    • 巻頭カラーの見開き扉がすごくイイ。すごく好き。1周年ということもあってか、本作を漠然と象徴するようなショットになってるんですよね。誰かとかテーマとか特に決まっておらず、『ブラッククローバー』という作品を全体的に拾う感じ。なんといったらいいのか、アー写に使えそう、ってのが個人的には一番ピンとくるんだけどどうか。
    • 本編。助っ人にきた戦闘狂の人の名前がジャックザリッパーで笑った。そのまんますぎるw てか、黒団以外にもヤクザチームあるんですねぇ。
    • んで、イバラのクールビューティーというか女騎士。くっ殺好きなんですよねぇ。いかにもすぎる女騎士的な発言は周囲の期待に応えるが余りに出来上がってしまった本来の性格とは別のキャラクター、って感じなんですかね。役職、ポジションが女騎士を形成するってのはちょっと面白そうな話。
    • もう1人がプライドの塊さん、ステキ前髪、水銀さん。未だに水銀魔法が怖いんですけど。水俣病とかならないのかしら。
    • んで、マッチメイク。新井浩文と女騎士ってのは、愛しのヤミ団長の能力を使う敵に女騎士おこ、ってことなんでしょうね。おもしろそう。ゾオン系とジャックザリッパーは戦闘狂でそのまんまですし、サラマンダーと水銀は炎繋がりでドラマがある。どれもバシッとハマる感じがありますね。このままじっくり見せてくれてもいいし、ダイジェスト的に終わっても満足度が得られる気がする。このマッチメイクの時点である程度「この2人はこういう戦い」ってのが分かりますからね。もう完結しちゃってる、とも言える。極端だけど。
    • ということで、3人の助っ人対決になると思うじゃん? 死にかけ頭首を迷いなく殺しにいく団長カッケーっすわ。団長の魅力は外しにあると思うんですけど、この読者の予想を外してくる感じがいかにも団長よね。
    • からの団長と戦ったことである種の信頼関係みたいなものが芽生えちゃってる敵頭首。いい戦いしたからこそ相手の動きが読める、ってのがイイですね。認めつつブッ殺す。
    • からのからのアスタ。わろた。これは気持ちいいっすわ。確かにここでアスタ出されたら読めない。魔力ねぇもんw 魔法ファンタジーにおける『黒子のバスケ』ですからねぇ。こんなん無理。団長もアスタも飛びかかるコマを見た瞬間は驚くんだけど、すぐ後に「あーこの人だったらこうするわ」とか「よく考えたら合理的だわ」って納得できるから気持ちいいんですよね。助っ人3人に気を取られたら、というのが超効いてる。なんだかんだでアスタと団長の魅力でここ数週は引っ張ってきたからそれが途切れなかったってのは嬉しいですね。
    • てか、表紙号でこの展開はアツイ。
  • 人気ルーキー作応援企画!J昇り竜キャンペーン!!
    • 先週の次号予告で明らかになった『ブラクロ』『ものの歩』『左門』に対する新鋭人気作品とかいう謎の括り。どれも竜感ないですよね。強いていえば『ものの歩』かしら。竜胆くんおるし。
    • 各担当が単行本のオススメコメントを書いてるんですけど、気になったのが『ものの歩』。「最新2巻はWJ掲載時に大好評だった十歩との対局を完全収録!!」だって。へえ……大好評だったのアレ……。個人的には「あーもうこの作品はダメ 好きになれない」って感じだったんですけどね。最近はあの時の嫌味はほとんどないからいいけど、それでも「ああいうことする作品なんやで」というのは未だに考えます。あのゲーム野郎死ねばいいのに。
  • ONE PIECE
    • 赤ポーネグリフ。なんだかんだで先延ばしにされるかと思ったらメッチャ言及されてビビった。しかもラフテルへの行き方である。こんなん『ONE PIECE』じゃなかったら「おっ 打ち切り決まったんかな?」って思っちゃいますよ。急に超大ネタ出てきて動揺ですわ。
    • ビッグマムとカイドウ所有の赤ポーネは奪わなくても写しを取ればいいって言いますけど、ロビンにこっそり見てもらえばいいんですよね。ハナハナとめっちゃ相性のいい話ですし。こっそり目はやして見て覚えててもらえばカンペキやん。てか、ロビンやべぇな。正直ルフィがドラゴンの息子とかどうでもよく感じるほどにチート的な存在ですよ。ロビンどんだけだよ。
    • んで、ロビンの “守ってくれる強い仲間がいるから” に一味デレデレ。このリアクションのコマ、めっちゃイイですね。てか、チョッパーとナミが最高。カンフーポイントってこんなに可愛かったのか……と驚愕しましたよ。やべぇ、チョッパーにこんなキュンキュンきたの久々だわ。ガルチューしたい。あと、悪そうな顔したナミも最高ですね。2年後ナミで一番好きなショットかもしれないw
    • 光月がポーネグリフ作ったから関係者はポーネ読める。モモパパ読める。けどカイドウに殺された。読め読め言われたけどなかなか読まなかったから殺されたんですかね。いや知らんけど。
    • そして、モモパパ、ロジャーと一緒にラフテル行ったそうな。モモパパはんぱない。名前ふざけてんのに存在が巨大すぎる。てか、ゴール「ディー」ロジャーなのね。ゴール「D」ロジャーじゃないんだ。前からだっけ? こいつらだけ?
  • 手塚賞大募集中
    • 応援企画として『ものの歩』作者からのコメント。手塚賞受賞、『クロガネ』連載、『ものの歩』人気、ってなんか順調すぎて引くわw 『クロガネ』もデビュー作にしちゃ充分すぎる成績だったと思いますし、なんかスゴイわ。引くわw
    • んで、コメント。専門的な題材を扱う時、詳しかったらより楽しめる程度のバランスが大事って話はよく分かります。これは『ものの歩』に限った話じゃないですよね。いい話。言われてみれば最近の『ものの歩』、ガチ棋譜がチラッと描かれてますけど、それについては特に語られないんですよね。あれ理解できたら面白いんだろうなぁ、と苦虫噛み潰すことが最近増えましたw いや、苦虫噛み潰さなくてもいいようなバランスになってると思いますけどね。ワタクシがアレなだけですよね。「わざわざ監修ついてるのに監修の成果を享受できない……」と卑屈なこと考えちゃうだけですよ。知らなくても楽しめるってバランスなのに監修つけちゃうって贅沢ですね。
    • 将棋じぇんじぇん分かりませんけど、協力森崎よりはいい仕事してるイメージありますわw まぁ、森崎がアレなだけですけど。
  • 暗殺教室
    • 殺生きとったんかーい、的な開幕。異常な情報量のアドバイスブックには殺の意識が入っていてその中で殺が生きている、という表現はおもしろいですね。これはギャグですけど、要するに殺の教えは生徒の中で永遠に生き続ける、という風にも言い換えられますし。ギャグだけどめっちゃいいこと言ってる。
    • そんなアドバイスブック。生徒別に内容が違うようで。不破さんには当然のようにメタギャグ。なんだけど、寺坂くんの内容も充分メタいんですよね。ちょっとこれは惜しいというか。
    • んで、卒業式。理事長が渚くんに対して “いい目をするようになったね”。ちょっと毎回のように言っててクドくなりそうで怖いんですけど、これも「見る」の話なんですよね。雪村先生から殺に伝わった教師の極意だけど、見る力ってのは理事長にも備わってます。昔、空手かなんかでフルボッコにされた時のリベンジとして取った手段がまず見ることだったんですよね。こないだアニメでやってて感心してしまいました。本作の強キャラはみんな見る力がパない。
    • んで、潮田家全員集合。渚パパ寄り戻すのチョロすぎぃぃぃって気もしますけど、よくよく考えたら離婚の原因ってハッキリ語られてないような気がします。もちろんあの渚ママが暴走して嫌気がさしたとかそんなんでしょうけど、よくは分かってない。よくは分かってないからチョロっと戻ってもそこまで違和感が湧かない、という感じかな。まぁ、結構話し込まないと元妻がまともになったという事実を受け止められないでしょうけどねw ひょっとしたら未だに「子供の前では豹変するかもしれん……」とか思ってるかも。ただ、それでも息子に会いたいというワケですよ。その気持ちは分かりますよ。渚くんと毎日食事が出来ることがどんなに幸せか……家に帰ったら渚くんが笑顔で迎えてくれるとか羨ましすぎるだろ。チクショウ、チクショウ……
    • まぁ、ということで今週も泣いてる渚くんがあまりに可愛くて死にそうになる回でございました。同じ涙でも感情は違うってのがイイですね。今週の方が気兼ねなくペロペロできる感じが素晴らしいです。
  • ものの歩
    • センターカラー。割とシンプルな扉なんですけど、何度もカラーもらえるからこういうのも出来る余裕があるのかな、とか少し思いました。せっかくのカラーなんだからもっとゴテゴテさせたいじゃないですかw
    • カラー裏は単行本の宣伝。やっぱり2巻の部分には「WJ掲載時に大好評だった十歩戦を完全収録」って書いてある。あれが大好評? うっ、頭が痛い……。
    • 本編。今度は苺パンツの回想。今回の対局はとにかく回想を挟みますね。敵だけならメンツ代えるだけだけど、味方の回想までやったら次回以降やりづらくなりそうなもんなんですけどね。まぁ、回想連打の語り口ってのが今後もずっと続くかは分からないんですけどね。今回がたまたまそうなだけかもしれない。作家の手癖なのかもしれない。この人のことよく覚えてないから分からない。
    • んで、笑う主人公。『火ノ丸相撲』以降、対戦中の笑うか否か気になるようになった人、ジャンプ読者の中だと多くなったと思うんですよ。ワタクシなんかめっちゃ感化されてまして。あの話が説得力ありすぎて「そうだよな笑えねぇよな」とか思うようになりまして。んで、笑う主人公。まぁ、相撲と将棋じゃ一概に比較できないのは分かってますよ。背負うものも違うし。てか、キャラクター的に「笑えねぇな」とかそういうタイプじゃないですしw コミュ障だから対局を通じてコミュニケーションが成立することに喜びを人一倍見出すとかそんなんだと思います。だからここで「笑えねぇな」とかブチギレられたら読んでるこっちが笑ってしまいますわ。
    • まぁ、笑うのはいいんだけど、対局の戦況というのが意外と描かれてないって方が気になるかな。もちろんチラチラと盤は映ってるのでそれ見て詳しい人は読み取れたりするのかもしれないけど、それ以外での情報が。ぶっちゃけ今回そんな進展してないような印象。
  • ハイキュー!!
    • 気分屋なのはぼくとだけでなく、リエーフも。そこでの説教にあった「ハマる瞬間」ってのは以前に何度か描かれてバレーにハマる瞬間ってのと重なる話なのかもしれませんね。
    • もう1回がない試合というのが描かれて「次の試合がそれなんやな」と気合いが入った所で女子バレーの敗者とすれ違う。しびれた。これですよ。超端的でいながら超効果的な1ページ。これがあるから『ハイキュー』好きだわぁ。間違いなく現ジャンプ最高レベルの作品を再確信ですわ。
    • はえーバレーにも大将ってポジションあったんけー」と驚いてたら人名だった件。ちょっとビビったわw アオダイジョウってことなんですかね。スポーツ詳しくないと変な所で驚いてしまう。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • その場のノリで拉致られてた常闇くん。まぁ、あの強さにはね、驚きましたから納得です。先週までに感じた「カゲカゲ強すぎじゃね?」って印象を劇中のキャラもしっかり抱いていて、それに基づいた行動を新たに取る、ってのは気持ちがいいものです。それに、常闇くんの場合はテキトーに肉体的や精神的に負荷与えとけば勝手にカゲカゲが暴走してくれそうな感じありますもんね。かっちゃんよりも扱いやすいのかも。
    • 青山くんが目撃した増やす人と増やされた人。増やす人は久々に出ましたけど、やっぱり魅力的ですねぇ。ああいうノンストップ軽口キャラってホント好き。てか、ビジュアルも結構カッコイイですよねぇ。ああいうの好きやわぁ。さらに、破綻JKとのやり取りがまた最高なんですよねぇ。イカレキャラが2人揃うと最高がさらに最高になる。メチャクチャな会話、超楽しいっすわ。
    • んで、虎。ゴム人間でした。ルフィだルフィ。もしくはミスターファンタスティック。それかバーバパパ(飛躍)。体が軟らかいって何気にめっちゃ猫らしい能力なんですね。一番猫っぽくないのに中身は一番猫っぽい。

 はい、今日はここまで。ページ数的には全然半分以下ですけど、もうこれがリズムになってしまった感あります。しゃーない。こういうもんだ。
 んじゃ、明日はサーモンから。

週刊少年ジャンプ2016年14号の感想その2 - 北区の帰宅部