北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』331話の感想

『生徒会役員共』330話の感想 - 北区の帰宅部

 30の倍数なのでココらへんが単行本の切れ目になりそうですな(先週も書いた)。

 #331。扉はスズ。

 タカ兄の弁当がない話。原因は早弁したから。んで、そんなタカ弁を会長が「つくってあげよう」と言い出す。ここらへんの世話焼きな感じ、イベントを積極的に作り出そうとする感じはなんとも会長らしいですね。現にスズは早弁のことを知ってたけど、こういうことは言わなかったワケですし。まぁ、スズの場合は自業自得的なことを考えてても違和感ないっすね。

 弁当制作(分けるだけ)開始。即席で弁当用意するんだから食えれば何でもいいのに彩りとかを気にするあたり、桜才の育ちのよさを感じますね。
 赤が足りないと言うことでバナナに破瓜を添えて‥‥という七条先輩のボケは今日もヘビーすぎた。バナナを挿入するという段階だと変態なのは挿入してる人(この場合は会長?)ですけど、その真っ赤なバナナを食べるとなると一気にタカ兄の方が変態になっちゃいますよね。この主語が一気に変わる感じが見事。
 てか、「ちょームリィ」という断り方がツボった。軽く引いてるじゃないかw

 轟さんからのお裾分け。肉巻ほうれん草を提出するもスズに嫌いなものだからと見抜かれる。この嫌いな食べ物を把握してる感じがサイコーですね。2人の仲の良さが垣間見えます。
 てか、轟さんから下ネタが飛び出なかったことが何より驚きですよw 絶対とんでもないのが来ると身構えてしまった‥‥。嫌いな食べ物、という新たな一面が見れたのもイイんですが、「肉巻」というのが嫌いな食べ物を何とか食べてもらおうとする親(?)の工夫が感じられますよね。轟家もフツーの家庭なんだよな‥‥と妙に感慨深かったっすw
 てか、1コマ目で弁当食べてるムツミが本当にかわいい。なんでムツミにも頼まなかったんだろうか。まぁ、本編で描かれないだけで頼んだ、ってのが有力なんですけど、ひょっとしたら運動部だから体力つける意味で気を使った可能性もあるかもしれませんね。もしくは大食いだから食べ物よこせと言いづらかったとか‥‥ないなw

 横島先生に頼もうとするんだけど、横島先生は出前のラーメンであった。何をもらったんだろうか。タマゴかチャーシューあたりか?
 ネタとしては「やらしい手つきしないでください」が「やらしい手コき」に改変。本作では珍しいメタな視点のギャグでしたね。まぁ、滅多にやらないだけあってか、今回のネタはすげぇレベル高かったと思いますよ。たしかに字面似てるw そして例のグーという本作ではお馴染みのハンドサインが出てくることでフリも自然でした。

 味だけで会長の卵焼きだとわかるタカ兄。お前どんだけ喰ってんだよw
 しかし、実際は味覚ではなく嗅覚で認識してるらしいので言い直し。ここでわざわざ言い直してあげる、乗っかってあげるタカ兄が健気ですわ。そして自分ですぐにツッコむw
 これが卵焼きじゃなくて例の赤いバナナだったらタカ兄の変態指数は天井知らずだったと思うの。

 再び嗅覚で味を認識してる話。鼻をつまむと味がわからないそうです。これは試してみたくなりますね。
 そして、強制ごっくんプレイはフェミな行為だった、という驚愕の新事実。レイプ犯がDNAを残さないためにゴムしたら被害者が喜んだ、みたいなレベルでひどい話だw いやもちろん強制ごっくん「プレイ」ですので全然違いますけどね。
 男なんでごっくんは勘弁ですけど、鼻つままれて何かを食べさせられる、という行為は正直興奮します。1コマ目でタカ兄が自分で試してたのもスズあたりがやってくれてたらよかったのに、とか考えてしまった‥‥。やはりM寄りなのか。

 ラスト。タカ兄に分けたら腹が鳴ったのでタカ兄のおごり。腹が鳴るほどですから3人は多めに分けてあげたってことなんでしょうね。
 タカ兄は結局購買でパン買ったから意味ないじゃん、って思いそうですけど、1人が全部購買で済ませるよりも3人がパン1つずつにした方が食事のバランス的にはマシな気がしますね。あの弁当が300円ってのも悪くない話ですし。


 ということで、終わり。今週は轟さんが特に印象的でしたねぇ。嫌いな食べ物という俗っぽい一面が見えたり、嫌いなほうれん草が肉で巻いてあったりする細かい部分もグッときました。
 一番笑ったのはバナナですかねw ネタもひどかったし、リアクションもツボでした。

『生徒会役員共』332話の感想 - 北区の帰宅部