北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』396話の感想

『生徒会役員共』395話の感想 - 北区の帰宅部

 いよいよ!トリプルブッキングが再び本格登場するよー!!‥‥と思うじゃん。まさかのスカシで笑った。そうだった、こないだのトリプルブッキング回が盛大にやってたから忘れてたけど、本作は分かりやすい大ネタは意外と小さめに扱うこと多いんだった。今まではスカシを見ても「らしいなーw」って感じだったけど、今回はマジで忘れてたので心底驚きました。
 まぁ、今回のスカシに関しては、英稜での出番もあるので今やったら英稜編が盛り上がらない、って計算なのかもしれませんね。結論を出すのは早漏

 #396。扉は会長。マジックショーコス。文化祭編その2。
 文化祭編の扉はコスプレシリーズになるのかしら。だとしたら次はアリアのコスプレなんだけど、多分次回は英稜文化祭になるのではないかと思われるのでウオミーor森さんの可能性もあるのかな。英稜組だったら英稜での出し物に関連したコスプレになりそうですね。
 もしくは、英稜文化祭ながらトリプルブッキングの出番が多いようだったら3人が扉ってことも考えられますね。ライブ衣装ならコスプレみたいなもんだからイメージしやすい。

 1本目。前回までのあらすじ。トリプルブッキングが遅刻なのでみんなで時間を稼ぐ。そのことに関してコトミが落とす。いわゆる悟空の到着するまでサイヤ人の相手をするような感じ。コトミが言うとボケになっちゃうけど、実際その通りですよね。前回も含めると桜才主要キャラがほとんど出てる大盤振る舞いですのでフツーに熱い。
 あとこの時間稼ぎってアニメだったら好きなだけオリジナルネタ差し込みそうですよね。まぁ、アニメ3期があったとしてこの回が扱われるかは怪しいんですが。歴史的な大ネタだと思うので順序無視してでも扱う可能性もなくはないと思います。
 ‥‥まぁ、そんなことを考えてしまうのも、連日「単行本の売れ行き次第でアニメの続報あるかもよ」と露骨なプッシュを受けているからなのです。

 2本目、生徒会が時間稼ぎのために用意したのは、マジックショー。先日アリアが練習してたのはココに繋がるのか!! 完全に不意打ち食らってしまった。本作に予想ガチ勢がいるかは定かではありませんが、予想を当てる余地は充分にあったんですね‥‥これはやられた。あの時はアリアの気まぐれ程度にしか考えてなかった。裏設定としては3年の出し物でそれをメインステージでも流用とかあるかもしれませんね。
 そんなマジックショー。アリアが真っ二つになってるけど、アリア主導の企画なんでしょうね。
 そんなマジックを速攻で見破ってくる畑さん。緊急時なんだから優しくしてあげてーとか思ったけど、本当の目的はカエデちゃんイジリかw 相変わらず遠回しに仲良しである。
 珍しくカエデちゃんのお尻に危機が迫ったところでタカレスキュー。諦めてネタバラシしてて笑った。折れないと止まらないと判断したかw
 てか、このネタのカエデちゃん、新作オナホ発表会みたいなシチュエーションだと思うの。マジックのため、時間稼ぎのためとはいえ隙だらけである。

 マジックはアリア主導と思われるので、ステージ裏でタカ兄にマジックを教えるのもアリア。後ろからでも前からでも耐えるタカメンタル強い。珍しく会長にツッコまれてるので笑ってしまった。あそこまで行くとさすがにツッコミの対象になるのかw
 ただ、タカ兄はおっぱいに弱い傾向があると思うんですよね。乗馬の時に姿勢悪くなってたし。なのに今回平気だったのは、緊急時で必死だったからなのかもしれませんね。真剣にマジック覚えようとしてたから後ろから迫りくるアリアバストに気を取られなかった、とか。
 逆に考えると、非常時なんだからアリア自重してwという感じか。まぁ、アリアまで焦ってたらマジでヤバそうな雰囲気になっちゃうのでいつも通りのがいいんだけど。

 マジックショーの合間に2年喫茶店組によるお茶配布。ムツミに注がれたい‥‥(いません)。さりげに轟さんの喫茶店コスが見えるのがいいですね。1週落胆させてからの‥‥という。まぁ、中里ファンはドンマイ。
 特別必要とかそういうワケではないけど学園長が登場。桜才の主要キャラ網羅してやるという気概を感じる。
 そんな学園長に対してスズがお茶の牛歩戦術。アイディアは会長の風俗嬢インスピレーション。先週に引き続き風俗嬢ネタで笑った。会長の中では未だに「時間稼ぎといえば風俗嬢」というイメージが強かったらしい。正攻法かはさておき、そんな連想がしっかり形になるんだからスゴイ。先週のはただの下ボケじゃなかったw

 舞台に戻ってマジックショー。脱出マジックのため客の中から縛ってくれる人を募ったら‥‥という悲劇。これも先週の出島さんオチの2本が効いてますねw 「しまった‥‥客席にはあの人がいるんだった!」感。
 脱出マジックってこの手のショーの定番だけど、それが桜才だとこうなってしまう、という素晴らしいネタだったと思います。
 先週のもそうだけど、出島さんは至って平熱の表情のままボケてくるから破壊力ある。先週のオークションは真剣だから真顔ってことかもしれませんが。

 ラスト4ページ目、6本目は8コマ連結。8コマがラストに来ると何となくクライマックス感というか、大作の終焉感ある気がする。
 冒頭で語られるトリプルブッキングのライブが無事行われた件。まさかのダイジェスト処理であった。まぁ、英稜でも3人の出番はあるからかもしれませんけどね。それに、ライブシーンがアッサリ終わったのはライブ中にボケが発生しなかったということであり、トリプルブッキングもライブはしっかりやるんやで、という感じなのかもしれない。ライブに関してはしっかりプロの仕事をする、と考えれば少し感動的かもしれない。
 んで、話としては肝心のライブが始まったら会長爆睡。疲れてたんですね。心労で。本作のことだから和やかで、いい意味で緊張感のない雰囲気でしたけど、会長はマジで焦ってたし必死だった、ということなんでしょう。会長は内輪を自作するほどライブを楽しみにしてたワケですからね、少しかわいそう。ただ、そういう悲壮感はなく充足感の方が漂ってるのが本作の良い所かな。
 そんな会長を気づかなってタカ兄がライブの撮影を提案すると、アリアによる勘違いオチ。おいおいアイドルライブは録画しちゃダメだろ、とか一瞬思いましたけど、こいつら運営サイドの人間ですからね。多分撮影okなライブだったか、運営特権。
 初見時はタカ発言の真意に気づけなかったんですよ。マジでアリアの考えに近くて「イタズラかな」という感じだったんですが(当然アリアのボケは想定外)、ツッコミと同時にタカ発言の真意を知って「やっぱイケメン‥‥」と膝から崩れ落ちました。
 てか、寝姿フェチってそんな特殊なフェチじゃないですよね? 割と誰もが好きなヤツだと思うんだけど‥‥とここまで書いて少し不安になってきたw


 ということで終わり。文化祭編はまだ続くと思われますが桜才祭は今週で終わりなのかな、という感じ。後夜祭的なことが描かれる可能性もなくはないんですが、英稜に移る方がありそうかな。
 ネタ的に一番笑ったのは「津田の平常心半端ないな」です。あれはマジで笑った。アリアの露骨すぎる攻撃も笑ったのに、そこから一捻り加わる会長のツッコミが秀逸。

『生徒会役員共』397話の感想 - 北区の帰宅部