北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

週刊少年ジャンプ(2011年32号)の感想

 月曜日が海の日ということで、土曜日発売のジャンプです。土曜日発売という事実を忘れていて、電車の中でジャンプを読んでる人を見かけて、帰りにコンビニに寄るパターンが最強だと思います。


巻頭カラー
『ブリーチ』
 オールスター集合の扉絵はイイのだが、これは全員月島に斬られちゃいましたー、って解釈でいいのだろうか。だとしたら超ホラー。
 てか、先週はペケ4の掲載位置だったのにいきなり巻頭カラーに返り咲きとはスゴイ高低差ですね。来週はどこらへんだろうか。
 月島の左腕が完治。先週の切断シーンは、新イチゴの力を見せつけるんじゃなくて、仙豆ガールを手中に収めた月島の余裕という意味だったんですね。
 イチゴまで手中に収めて、月島はなにがしたいんでしょうね。気になるような、ならないような。


『ワンピース』
 扉絵「世界の甲板から」。Mr.9生きてた! しかも子持ちとか!! Mr.9とビビのカップリング以外はちょっと考えたくないような気も。うれしい半分ガッカリ半分。
 先週の3王子の活躍は噛ませ犬フラグだとは思っていたが、負けるトコが描かれないとは・・・・。戦闘シーンを描かないのはもはや意図的なのか・・・・? 麦わらの一味の「2年後」パワーが炸裂する初戦まで徹底的にじらすつもりなのかも。いくらなんでも引っ張りすぎだけど。
 占いオバサンはアーロンの妹だったとか。亀仙人と占いおばば的な関係性ですね。
 しらほしが捕まるのはいいんだけど、ジンベエまでがあんなアッサリ捕まるとは・・・・。割とメインっぽかったじゃんかよ。
 「俺が殺したんだよ!」と、自分の悪行自慢をするホーディの小物ヤンキー臭がたまらない。ちょっとホーディのことが好きになってきたよ。
 謎の巨船「ノア」が魚人島に投げられ、魚人島破壊のタイムリミットが設定されました。王の処刑、予言、とフリが3重に設定されてましたが、これがクライマックスで1つに結びつくんでしょうかね。それは楽しみです。てか、「ノア」という名前からは、魚人島は滅び、魚人たちは地上に移住、というオチが予想されますね。
 「次号33号は作者急病のため休載いたします。再開は34号からです」 尾田っち急病。マジか。お大事に〜〜。


バクマン。
 世界一のマンガについて語っているのに海外作品に言及しないのはちょっと不自然。売り上げとして『X-MEN』を挙げてるけど、連載形式が全然違うから比較の意味はないし、そもそも売り上げを考えるのがナンセンス。てか、ほかのヤツら、世界一の話をしてるってのに、日本作品ばっかり挙げやがって。マンガのプロたちが揃っているってのに・・・・。ここ数年は『ウォッチメン』『フロム ヘル』『ダークナイト リターンズ』とかアメコミの歴史的名作と言われている作品が日本で発売されてるってのに・・・・・。
 個人的には、生涯ベストのマンガとなると、『サイボーグクロちゃん』ですかね。小学生の時の読んだ作品は一生モノです。他だと、『三国志』(横山光輝)とか、『あしたのジョー』『サイボーグ009』『ブラックジャック』・・・・。古典以外だと、『金田一少年の事件簿』とか『妹は思春期』とか・・・・・・・・・脱線失礼いたしました。
 それだけに冒頭の好きなマンガ論は楽しい、ってことです。プロたちの会話って感じがしないのはマイナスのようだけど、マンガの話をするとみんな子供返りするって思うと微笑ましいです。「マンガをランキング付けするのはよくない」とか言ってるヤツいるけど、ジャンプから出てけよ。向いてないって。
 それと、「『あしたのジョー』だろ?」ってシュージンに言われて、「いや、『はだしのゲン』だな」って答える時のサイコーがなんとも言えない上から目線でムカつきます。サイコーのこーゆートコ、本当に嫌い。
 岩瀬のスランプが今回の中心なのだが、それを差し置いて、港浦のクズっぷりがスゴイ。ある意味中井よりもタチが悪いかもしれん・・・・・。亜城木と仕事して少しは成長したんじゃなかったのか。「くそ暑い!!」Tシャツ着たりして笑えるし。やべぇ、今週の港浦はキテる・・・。


鏡の国の針栖川
 鏡の国に居座ることをヒロインに告げる主人公の言い種がクズすぎて笑える。優しさとやましさが入り交じった決断なんだろうけど、それを言葉にすると見事にクズ。
 突然、ド迫力のジャンケンシーンが挟まれて、笑った。
 「無防備な姿」と聞いてヒロインの姿を想像する時は服着てて、ヒロイン以外の女子の覗きを想像する時は裸。これは、「好きな子ではシ○らない」という思春期最後の理性を描いていると考えていいのだろうか。
 エロ本描写が意外とガチンコで好感が持てる。ジャンプだとグラビア雑誌とかアイドルの写真集を「エロ本」扱いして済ませそうなのに。ただ、エロ本描写をそこそこのリアリティーを持って描いてしまうと、必然的に例の行為も描かざるをえないと思うのだが、さすがにスルーするんだろうなぁ。鏡の中がイカ臭いとかあったらおもしろいけど。
 そして、エロ本を処分する主人公を覗き見するヒロインが意外と寛容である。エロ本に対して四苦八苦する主人公に対して「男子っていろいろと大変ね」って母親かよ!! 意外だ。「不潔よぉぉ〜〜!!」とか言いそうなイメージだったのに。ちょっとした仲違いをする思ったのに。
 主人公の好きな人を勘違いするヒロイン。先週の段階で、互いが両思いで順風満帆すぎておもしろくなかったが、これですれ違い要素もできましたね。
 先週はあんなにもパンチラをしていたのに、今週はノーパンチラ。代わりにエロ本との別れのシーンを感慨深げに描く。エロ展開にもいろんなバリエーションがあるんですね。


銀魂
 『銀魂』版『バクマン。』。この話を今週に持ってきたのは読み切りが始まるというのに合わせたんだろうな。しかも掲載位置的に読み切りの直前というのが心憎い。
 「ハラ減った〜」から始まる主人公がこれからの6週間現れないことだけを切に願います。これからの読み切りを読む上で1つの視点を提供してくれる『銀魂』、ステキです。


読み切り
『タカマガハラ』
 半分カラー半分モノクロの見開き扉絵が斬新なんだけど、カラーの方もモノクロだからなんとも不思議な状態に・・・・・狙ったのか?
 採血、全裸、暴行、という3択。レイプする本人が「暴行」って言葉使うかなぁ。違和感。
 読み切りのレイプ展開はもはやお決まりですね。1発目の磔シーンはいいんですよ。悪役の下衆さを描くためでしょうから。唐突に出てきてショックを与える意味があったのでしょう。けど、その後のヒロインが跳び箱に縛られるのは意味がわからない。ヒロインの下着姿描きたかっただけじゃねぇの? そもそも、その前の磔の方がショック度高いんですよ。クライマックスに持ってこられるヒロインのシーンなのにインパクトが弱くなっちゃってるのはいただけない。
 てか、レイプ未遂がないとお色気カット差し込めないの? 担当「おもしろいですが、お色気カットもほしいですね〜」 作者「急にお色気カット入れるのも難しいんですが・・・・」 担当「じゃあ・・・レイプでいきましょう!!」 みたいな会話がされてるんじゃないかと不安になる。お色気カットにも工夫がないとつまんないよ。エロカットだけが見たいワケじゃないから。2回目の下着シーンはパンチ弱くなってるし。こう考えると『鏡の国の〜』はお色気カットの創意工夫が感じられて好感が持てるな。
 ゲルニカ風壁画の見開き。これはヒロインが美術部ということだからなのかな。ただ、ヒロインが美術部らしいことやってる描写はないし、主人公も目撃してないから、唐突。それと、読み終わってから思い返すと、主人公の能力から考えて、あの惨事になるのは不自然。ザコの不良の力をいくら吸収したってあんなスゴイ力は発揮できないでしょう。そもそも、ボス戦の時にそれまで解放はしてない、って言ってるし。えっ、素の力? んなワケないでしょ。
 触手ならぬヒルプレイ。こういうのも、エロ展開が雑だよなぁ。無理してやんなくていいよ。それと、「血液は半分失うまで死なない」とかボスが言ってたけど、3分の1で死にますよね? この理屈からいくと、先の被害者の女の子は2分の1採血されて死んじゃった、ということになっちゃうんですが・・・・彼女は御存命なのでしょうか?
 ヒルコという名前のキャラが自らナイフで手のひらを切って出血、そしてその血液を操り戦う・・・・・・・・・・・・・『烈火の炎』だよそれ!!! これまた昔に大ハマリしたマンガでした。『烈火の炎』の蛭湖ってヤツがまったく同じ能力だったよ! えっ、てかマジか!! 名前も超能力も完全に一致って大丈夫なのか・・・・・? しかも『烈火の炎』ってサンデーだし。
 しかし『烈火の炎』も好きだったなぁ・・・・。ラスボス戦で蛭湖は大活躍するんだよね。・・・・・って、また脱線ですね。
 まぁ、いろいろあるけど、ヒルコの件ですべて台無しです。もう『烈火の炎』しか考えられません。いくらなんでも名前と能力が同じってのはダメ。てか、作者はバトルマンガが好きなら『烈火の炎』知っててもおかしくないだろ。てか、編集部の誰か知ってるだろ。止めろよ!! いくらなんでも節操なさすぎる。ドン引きです。
 来週に期待です。あぁ〜『烈火の炎』読みたくなっちゃった。捨てちゃったんだよなぁ〜〜。これからの読み切り、レイプ未遂のお色気カットと「ハラ減った〜」から始まる主人公はナシの方向でお願いします。


スケットダンス
 「魔法の器用さ」で笑ってしまった。マンガってずるいな。コマとコマの間で飛躍しすぎ。
 フィギュア作りに没頭するボッスンがフィギュアのエロい部分を作っていると、「もうフィギュアとかやめろやお前! アタシの相手せえや!」と言うヒメコが自分の思いを言葉にし過ぎててハラハラする。ボッスンが鈍感でよかった。シリアスな恋愛展開に突入してもおかしくない。
 そういや「狐ミコ」って初音ミクのパロディーなのか? 語呂しか初音ミクっぽさないけど。


『ST&RS』
 外人が、「しらふね」という名前を「しろふね」と間違えてたけど、口頭でそのミスはちょっと不自然。文字見て間違うならわかるけど。
 そのくせロシア語で「じゃあね」を意味する「バカー」を聞いて微笑ましく別れる主人公たち。ココこそ外国語故の勘違いをギャグにするとこじゃないのか。てか、ロシア語で「バカー」って「じゃあね」の意味なのかよ! 勉強になりました。
 第二試験がいきなり最終試験らしい。早いっすねぇぇ。んで、来週から閉鎖環境試験です。女の子の方が重い荷物ってのも気になりますね。


『奇怪噺花咲一休』
 ヒロインが男湯に侵入してきたのに、鼻息荒くなったりエロ展開にならないのは主人公が坊さんだからかな? 男湯に入られた時よりも、ヒロインが町中を半裸で走り回る時の方が焦ってたし。
 ひょっとしたら、とんち問題がない方がおもしろいのかもしれない。最近のとんち問題を解くのよりも今週のがおもしろかった。新キャラがいるから、ってだけかもしれないけど。


『magico』
 HAHAHAHAHAHAHAHA!!! 娘がいきなり高校生に成長しやがった!! 腹いてぇ・・・・・。三つ編みの巨大化&倍増はいいとして、セーラー服は世界観ブチ壊しだろ・・・・・。作者がセーラー服好きだとしか思えない。みんなセーラー服が大好きで、セーラー服さえ出てくれば無条件降伏すると思ったら大間違いだよ。
 しかし、本作のバトル展開の中では一番おもしろかった。能力の設定とかも。ちと説明口調が多すぎたが。
 しかし・・・・セーラー服の必要性はあったのだろうか・・・・。マジで世界観無視もいいとこ。幼女で娘だった人が、変身して姉になるのはいいんだけど。家族関係で例えるのはいいんだけど。セーラー服はないわぁ・・・・・。変身シーンは基本的にスゴイ好きだから燃えるんだけどなぁ。


エニグマ
 声が出せない少年が助けを呼ぶために自分の喉をカッターで切る、ってものすごいことやってますけど。全然描かないのな。もっとホラーにすればいいのに。本作の持ち味だと思うんだが。そもそも喉を切れば声が出るのか?って疑問も。なんか惜しいなぁ。
 「懺悔の時間」はないな。単純に、死ぬだろ。日本最大の犯罪者(冤罪だけど)とはいえ、滅多刺しはリアリティーが消し飛びすぎ。拷問ですらないじゃん。


こち亀
 エヴァをロボット呼ばわりされて「エヴァはロボットじゃないけど…」とつぶやく本田。この感じめんどくさいよねぇ。いいじゃんか、ドロイドもモビルスーツレプリカントもみんなロボットで、と思う。
 ていうか、今回実名出まくりだな。いつもはもじったパロディーだったのに。なんか事情が変わったのか?


黒子のバスケ
 今週のケツ。先週までの打ち切りラッシュでケツ周辺がスッキリしちゃったから、降格圏内の1コ上にいた作品がケツの方にシフトしてしまうんですね。来週が気になる・・・・・・。2週連続なんてことがあったらそれはもはや・・・・・。しかも、今週の出張巻頭カラーだった『ブリーチ』もケツ周辺に来ることも予想できるから・・・・・・・・。・・・・・楽しすぎる。


目次コメント

原稿のミスにジャンプ発売日前に気づくと、僕は黙って全国に気づくな光線を放つ。
(『ワンピース』)

 あぁ、やっぱり先週の「150km」は誤植だったのか。しかし、なにを間違えたんだろう。「150m」じゃ短すぎる気がするし。「15km」か?
 誤植なのだとしたら素直に「先週の150kmは誤植でした」って言えばいいのに。

よつばと!のあずまさんが最新刊175巻の巻末に麗子を描き下ろしてくれました!
(『こち亀』)

 おぉ〜、これは見たい。最近、友人に『よつばと!』を借りたんで、読んでたトコなんですよ。おもしろかったです。なので個人的にタイミングが素晴らしすぎる。立ち読みできないかなぁ。


 総括です。
 今週から読み切りが6週続くんですが。読み切りは楽しいんだけど、感想が長くなりがちなんですよね。完結してるだけに。「じゃあ、感想書くのやめちまえ」って話なんですけどね。
 しかし、今週のはダメだなぁ。好きになれない。しつこいですけど、『烈火の炎』のパクリって言われて然るべきですよ。ヒルコって名前のキャラが血液を武器に戦う、って、せめて名前だけでも変えればよかったのに。それに、レイプ未遂でお色気ショットを入れるのも好きになれないですし。悪役にレイプさせないとヒロインを脱がせられないようなら、お色気なんていらないです。脱がせ方に工夫が足りない。『鏡の国〜』のラッキーエロ描写の方が全然健全です。
 ただ、この先の5週でまた目にする気がします。レイプ未遂でエロ挟む作品。人がさ、一所懸命に作ったものに対してこんなこと言いたくないけど、テンプレすぎるわ!!!

 んじゃ、MVPキャラでも決めます。次点から、

キリヲ 『エニグマ
 引っ張りに引っ張った挙げ句に出てきた悪役なので、もうちょっと魅力的でもいいんじゃないかなぁ?とも思うんですが、今週の喉かっ裂くシーンはよかったです。ただ、「懺悔の時間」はちょっとナシですね。いきなりフィクション性が強すぎる。

ルー 『magico』
 セーラー服が云々って文句は言いましたけど、冒頭のね、変身シーンには大変燃えました。萌えじゃないですよ。変身中の攻撃は無効、変身前の傷は完治、というのもベタながら嫌いじゃないです。変身シーンがカッコよかっただけにセーラー服が惜しいですな。世界観ブレイク。セーラー服じゃなかったらベストキャラでした。

 んで、今週のMVPキャラは、

港浦 『バクマン。
 編集失格だろ!!と言いたくなるクズっぷりが度を超していました。亜城木の担当を外れたから、最近は忘れがちでしたけど、アイツ想像以上にクズだな!!! ただ、「くそ暑い!!」Tシャツは笑いました。一瞬誰かのセリフかと思ったよ。