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マンガ『生徒会役員共』(276話)の感想

マンガ『生徒会役員共』(275話)の感想 - 北区の帰宅部

 休載あったり連休あったりでしたが、今週から平常運転、のはず。まぁ、続きモノの時に「次週休載」とかにならなかったのは大変ありがたいです。

 そんなこんなで#276。扉は畑さん。普段非メガネキャラがメガネかけてるとお得感ハンパないですけど、畑さんはその中でもトップクラスにメガネが似合うと思うんですよ。無表情系なキャラはちょっとした変化が輝いて見える、とか。

 そんな畑さんが企画脚本のボイスドラマがお昼に放送。ボイスドラマというシチュエーションはアニメの影響があるのかしら、とか勝手に勘ぐってしまいました。多分違う。

 ボイスドラマ。役員共が家族(義)になるラブコメタカトシの役名が「タカヒコ」なので『女子大生家庭教師濱中アイ』を思い出しました。
 四角関係ならぬマス関係ってのは目から鱗でした。考えたことなかった。うまい。

 一方シノ。タカヒコの義姉という設定なので「津田」呼びが禁止。そこで会長が考えた呼称が「タカくん」なのが素晴らしいじゃないですか。ウオミーの姿も名前も出てきてないのに、彼女への対抗心が描かれてる。ウオミーの姉ポジションのことを羨望してたということですね。
 オチもタカトシ(ヒコ)のツッコミもおもしろかったし、たった4コマとは思えない充実度でした。

 アリアはセクシー系の義姉。当たり前ですけど、3人のタカトシに対する普段のスタンスをデフォルメした設定になってるワケですよね。それをドラマという体裁を介することで露骨に表現してるという。自らが自らを演じることで、自分のことを客観視して‥‥みたいな話にも発展しそうなもんですが、そういう作品じゃない。
 純情キャラのタカヒコが思わずいつも通りのツッコミをしてしまうオチは笑ってしまいました。純情キャラなのにツッコミがうまいw

 スズの「ハァハァ」に対して通りがかるカエデ。カエデは畑さんとの絡み(いじられ)も魅力的ですが、この通りがかりオチもイイですよねぇ。名もなきモブキャラでもいいんだけど、カエデだと尚イイ。

 タカトシとの義姉、義妹関係であるドラマを聴くリアル妹はコトミ。この妙な距離感というか高みの見物感がおもしろかったです。ウオミーが聴いたらまた違った感じになるとは思いますけど。

 ラスト。畑さんが風邪ということで、ドラマのオチ(告白)の部分はアドリブでよろ。これで終わってもおかしくなさそうですけど、ちゃんと来週に続くらしい。タカトシ選ぶのか。大丈夫なのか(終わらないのか的な意味で)。
 タカトシが選ぶというと、前にミスコンがありましたっけね。あん時はコトミを選んだもののコトミも会長も拗ねる、というオチが見事でしたけど、今回はそういうワケにもいかんだろうに。どうするんだ。どうなってしまうんだ。ウオミー乱入か!?とか一瞬思ったけど、昼休みだから無理だよなぁw 『いなかっぺ大将』よろしく重婚するのが一番平和な気もしますが、むむむ。


 ということで、終わり。今週は会長の「タカくん」のネタがサイコーでしたねぇ。まったく登場してないウオミーの存在をこんなに感じさせるのはスゴイと思いますよ。

マンガ『生徒会役員共』(277話)の感想 - 北区の帰宅部