北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『プチプチたんたんプチたんたん』単行本2巻の感想

 さてさて、2巻の記事を書くからまずは1巻の記事へのリンクを貼らないとな‥‥と思ったら1巻の書いてなかった。あれぇ、そうだったっけか。単行本の記事は独立させてるつもりだったけど。
 まぁ、いいや。2巻からは、単行本は単行本で記事を独立させます。特に書くことはないですけどね。後々のことを考えると独立させた方がわかりやすい‥‥って無駄な話が長い。

 表紙。カオルとサトリの田隈兄妹。裏はボールで遊ぶプチ。
 カオルがチャリに乗って、サトリが後ろから走って押してる、という図は2人を端的に表してるように思います。早漏ですけど、すぐに3巻の表紙を考えてしまうんですけど、今のところ新キャラはいないからどうなるのかマジで気になります。今後出てくる新キャラなのか、別に1キャラ1回みたいな縛りはないのか。縛りがないとしたらどのキャラが出てくるのか、みたいな。妄想は尽きません。

 折り返し。作者コメント。イラストは同日発売の『生徒会役員共』11巻と同じシチュエーションですね。
 後ろの方の折り返しはプチのイラスト。こちらは寝てるので、作者イラストと対になってるようにも見えます。両者とも白黒という共通点もありますね。いや、こじつけですけど。

 本編としては、18話から34話。
 なんだけど、連載版とは違って、終盤のエピソードが並び替えてあるんですよね。なので、最初と最後だけリンクを貼ろう、というと最後どれにすればいいのか悩む。まぁ、いいか。18話から順に行けば2巻収録分のは網羅できますし。
 んで、内容。一番のトピックとしては、やはりサトリの登場でしょう。2巻の中でもかなり頭の方に出てくるので、「2巻といえばこの人!」感がスゴイ。
 あとは、単行本順でいうラスト2話。3年の送別会をやってからの「そのうちの未来」が印象的です。こういう時の流れを感じさせるのは『プチたん』ならではですよね。「気づけばもうこんなに経ったのか‥‥」というセンチメンタルな気持ちになります。
 プチ好きの個人的には、プチとカオルのキス、そして何と言ってもプチ擬人化でしょう。前者はプチのキス顔がかわいいです。これは腐女子でなくても歓喜せざるを得ない。後者は擬人化されたプチの思わぬイケメンっぷりが笑えます。この手の男前キャラは氏家ト全の作品群の中でも異例の存在なんじゃないでしょうか。いや、劇中でイケメンと称されてるワケではないんですけど、少女マンガっぽい雰囲気からイケメンとして描いてると取ってもそんなに間違いじゃないと思います。

 そして、巻末にはオマケ4コマ。サブタイでハナが「ハナちゃん」と呼ばれてることが新鮮なんですけど、『生徒会役員共』11巻の描き下ろしでも劇中ちゃん付けされたことのない(確か)轟さんが「ネネちゃん」と呼ばれてることから意図的に揃えたんでしょうね。両者ともに劇中で呼ばれてるのではなく、サブタイの中でちゃん付けされてるに過ぎないので、「サブタイではちゃん付けして勢いを付けたかったんだ」みたいな理由かもしれません。アニメ『生徒会役員共』における「いったれカエデちゃん」みたいな感じで。