当ブログ、最近スランプでして。この話をジャンプの感想のトコで話す意味はないんですが、ジャンプ以外の記事が酷いんですよ。筆無精すぎる。ここで言うと誰もが不快に思う言い訳なんですけど、ジャンプの感想が負担なんですよ。とにかくジャンプの感想に費やす時間が長い。
ブログを月曜更新するために、土曜日に早売りジャンプを買うんですよ。そっから3日かけて書くワケです。といっても、土曜日は「まっ あと2日もあるし書き出しだけでも書ければ‥‥」、日曜は「そもそも以前は月曜だけで書いてたワケだからね 前日にそんなに頑張る必要もないべ」って具合なんで、土日は特に大変じゃないです。ただ、土日に他の記事を書く気力が出ないワケですよ。
そして、月曜。土日のサボリ具合に比例した地獄。そんな具合で土日月に精神を消耗してしまうので、ブログ熱が一気に底辺まで落ちるんですよ。そんで書かずにいると、また次の土曜日が‥‥って流れ。
月曜更新を気にするようになった一番大きい理由がですね、「俺の思ったことが誰かに言われてしまう」という恐怖でして。感想を書く上で、「ここに気づいちゃうオレってすごいわー」って悦に浸る部分は多かれ少なかれあるんですよ。それを打ち砕くのが他人の意見ね。ワタクシはジャンプの感想を書く時には人のブログは読まないようにしてるんですよ。読むのは書いてから。おもしろかったらパクっちゃうしね。だから感想が被ってもワタクシに非はない(強調)んですが、それでも「違う‥‥違うんだ‥‥パクってなんかないんだー!!」的な自意識は発生するワケですよ。
それを回避すべく月曜更新を一応のノルマにしてるんですが、自己防衛のためのノルマが今となっては負担になっていて‥‥。
‥‥という話を、ジャンプの感想の枕に書いちゃう感じね。恩着せがましいですねぇ。クソですねぇ。誰も心地よく思わないですねぇ、ワタクシ自身も。ていうか、承認欲求とか満たしたいならもうちょっとマシな枕書けよ、って話なんですけどねぇ。
言っておきますけど、ジャンプの感想書くこと自体は楽しいですよ。ジャンプ自体は『新米婦警キルコさん』が終わって4割くらいつまんなくなったけどな!!
はい、本題です。
表紙&巻頭カラーは『斉木楠雄のΨ難』。連載1周年だそうですよ。めでてーですね。
『ONE PIECE』が休載。と思ったら『磯部磯兵衛物語』の人が読み切りだそうで。『磯部磯兵衛物語』が『ONE PIECE』が休載する度に掲載されたら、『斉木楠雄のΨ難』パターンか?とも思うんですが、今回は同作者の別作品だそうで。それはそれで楽しみです。
- 背表紙
- 祝、!、ジ、ャ、ン、プ、創、刊、4、5、周、年、!!、こ、れ、か、ら、も、ジ、ャ、ン、プ、は、全、力、で、突(←イマココ)。
- 発言者は斉木。
- 「突」ねぇ。なるほど、そうきたか。突っ走る、と続くのは明白ですね。まさか突っ切る? ともかく、ここにきて言葉が少し砕けてきたかな、という印象です。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 修学旅行。巻頭カラーの回と合わせたワケだ。ちなみに、表紙のイラストは、右上→中央→左下→以下無限ループ、という感じですね。ただ、中央の斉木がクラッカーを持ってる部分と、右上のクラッカーを持つ手(斉木)が微妙に一致しないですね。「それは置いておこう」な事項ですかね。ぶっちゃけ、ギャグ漫画つかまえてサザエさん時空のことを突っ込むバカはいないので、カラーページのメタ発言は(斉木にしては)ぬるいと感じました。
- 本編。飛行機が欠航になりそうで斉木以外ショックの図。笑う燃堂に対して「現実をまだ直視出来ないようだ」って言ってるけど、単純に喜んでるんじゃないの? 大型台風来るとテンション上がる人って一定数いるじゃないですか。斉木も人間がわかってないな。
- 修学旅行を成立させるため全力を注ぐ話。正直なんで頑張ってるのかマジでわかんなかったです。先週の千里眼ちゃんを救うくだりはかなりよかったんですが、今回は完全に「お前が行きたいだけじゃん」としか思えないですね。いや、行きたいなら行きたいでいいんだけど、一応本作は斉木のモノローグで進行する話ですからね。モノローグで本音を隠すのはなんかヘンじゃないですか。ていうか、こういう状況で「やれやれ」とか言うタイプの人間があまり好きじゃない‥‥。
- ただ、飛行機が揺れて「今の地震でけェな…」と言う燃堂にすべてを救われた思い。
-
- 直後に掲載されてるトレジャー新人漫画賞に関するページ。作者への質問が3つ載ってます。斉木というキャラがどうやって出来たか、という問いへの答え。超能力で何でも出来たら無感動になる、とかそんな感じだったそうで(雑)。
- 話は変わりますが、『ウォッチメン』という作品で作品内唯一の超能力者Dr.マンハッタンは超能力に目覚めると段々全裸になっていくんですよ。思考がどんどん人間離れしたものになっていき、神のような思想になる。その流れに連れて全裸になるのです。蟻に全裸を見られて恥ずかしがる人間はいない、という感じの理屈ですね。Dr.マンハッタンがどの程度脱いでるか(最後はフルチン)、というので作品の流れがわかるスンポー。
- なにが言いたいかというと、最終回で斉木は全裸になる!!(確信)
- 『暗殺教室』
- 渚くんが!!!!!!
- 1コマ目、渚くんが溺れてるじゃないですか‥‥先週の段階では渚くんの現在位置が判断できなかったと思うのですが、水中でしたか‥‥。もう心配で心配で。
- 水難救助の際、非救助者は助けに来た人のことを死に物狂いで掴んでくるので後ろから救助するのがセオリーですね。イケメグもやってました。死に物狂いで掴んでくる‥‥(ゴクリ) 渚くんを救助したい。何なら救助に失敗して死んでも本望ですよ。‥‥あ、死ぬのはオレだけね。
- 2コマ目以降の話ですか。正直渚くんの安否以外にあまり興味が‥‥というか渚くんが気になりすぎる。
- 人物紹介。殺せんせーは「マッハ20、すなわちくしゃみの速度の75倍速い」だそうです。くしゃみ速い!!
- 本編。現場に駆けつけるカルマくんが主人公すぎてわろた。おまけに寺坂の覚醒を促す説教とか、どこのヒーローだよ。
- 寺坂の撒いたスプレーは殺せんせーの粘液を奪う特別なスプレー。これは先週のギャグで紹介済みなのでわかります。ただ、プールに混入した薬剤には触手の動きを弱める成分が入ってる、って方がピンとこない。えっ、いきなり「触手を弱める」とか不思議現象出されてもワケわかんないよ。前の動きを封じる不思議ライトってのもあったけど、それもその前の回で殺せんせーが太平洋上空で行った授業とリンク、って具合だったじゃないですか。なんでプールの薬剤だけなんの説明もないの? 動きを「止める」じゃなくて「弱める」程度だったらなくてもいいんじゃないの? 水吸って充分動きは弱まってるでしょ。
- 寺坂の過去。E組というシステムが結構な効果を上げてるようにも見えるのが不思議。理事長って正しいんじゃね?って少なからず思ってしまいました。寺坂に同情できる、っていうか今までのE組落ちエピソードの中では一番感情移入できたエピソードかもしれません。別に寺坂みたいなことしてたワケじゃないのに。一番人間臭いからかな? ただ、寺坂は過去に渚くんを標的にして、今回は渚くんを命の危険に晒したんですよね。死ねよ。
- てか、渚くんがいつの間にか救助されてる‥‥。そこが一番重要なポイントじゃないですか。何やってんすか。
- 『トリコ』
- 先週の続き、トリコとスター。本気をぶつけ合う2人が本当に楽しそうでサイコーです。って、先週と同じ感想ですが。
- そんな全力技&イメージ映像の応酬の中に久々に差し込まれる理屈の部分。「トリコの体は」云々の部分ですね。冷静なナレーションというのは新鮮です。‥‥と、思ったら、「考えてるヒマなんかねェぜ!!!」である。HAHAHA 潔いというか、わかりやすいですね。勝てる算段を考えるのではなく「エネルギーが保つか」ということは考えても仕方ないことですからね。そして、そのシャウトのシーン。スターが千切れ飛ぶイメージ映像。スターもトリコを焼き切るイメージ映像。スターは既に「考えてるヒマなんかねェぜ」の境地に達してるワケだ。2人は仲良すぎますね。小松が嫉妬するレベル。
- 右ページと左ページと対照的に使う大コマ。なんかもうクライマックスすぎて先週の巻頭カラーは何だったんだってレベル。絶対今週の内容の方がふさわしいだろ。まぁ、気にしすぎですが。
- ちなみに、(日本の)マンガというのは「左←右」に進行する媒体なのでトリコは右ページに左向きに配されてるんですね。映画などでは逆で、「左→右」が主人公の向きというのが一般的だったかな。そのため、マンガでも主人公の向きとして「左→右」を使う場合もあって複雑です。1枚絵でドンと見せるコマなんかだと「左→右」でも違和感ないですからね。‥‥って何の話だ。
- ラスト。イメージ映像をついに実現させたトリコ。勝利の雄叫びがあって読んでるこっちもテンション上がるんですが、なぜか小松の目に浮かぶ涙をアップにしたコマでフィニッシュ。意味ありげですねぇ。目死んでるし。怖い怖い。
- 『銀魂』
- 劇場版に向けたセンターカラーだそうです。左手に持ってるのは仮面か何かかとも思ったんですが、出血してるんで銀さんが斬った生首ですね。死んでるのに「生」とはこれ如何に。
- 本編は宝くじ。当たったのは土方。3億を懐に入れると街が違って見える、というのは笑えますね。もちろん通りすがりがモヒカンに見えて刀振り回しちゃうってのは極端ですが、初めて財布に福沢諭吉を入れた時、似たような感覚になった覚えがあります。道行く誰もがオレの諭吉を狙ってるんじゃないか、ってハラハラしてましたね。「やけにオレの方を見ているがまさか‥‥!」みたいな。
- 『黒子のバスケ』
- 合気道きたー!! まさかの新連載潰しである(言いがかり)。『黒子』先輩怖いわー。
- てか、双子である必要性とは‥‥。全然意味ないのね。まぁ、さすがに赤の秘密と関連してくるってネタはあると思うんですがー。
- 双子が肩透かしだったこともあり、優勝に関しては大して感動はないですね。紫のお菓子を緑が食べる、という一幕はなかなかよかったですが。
- 歯車が狂うキッカケが監督のブッ倒れとか超意外だったわw そんな重要人物っていう認識がないんですよねぇ。
- 第4回Gカップ募集
- 『ヨーロッパ特派員の体験レポート漫画!!』
- コンフェデでサッカー熱が上がってる昨今ですが、それ関連のネタがジャンプにもありました。そう、蹴ジャンです!‥‥と思ったら違った。別企画かよ。
- 読者から選ばれた特派員がヨーロッパに行って、サッカーの試合観戦と出版社を訪れるというもの。ジャンプらしくバレーボールを観に行ったりはしません。
- サッカーのパート。何の試合を観たのかが明記されてない‥‥。マンチェスターで、「その歴史に名を刻みつつある日本人選手の凄さを目の当たりにした」とあるので香川のいるマンチェスターユナイテッドの試合なんでしょうが。熱気がある、という漠然としたイメージは行ったことなくてもわかりますが、子連れ夫婦に優しく接する老人、車椅子の観客、という2コマが取材した感があったかな。イングランドのスタジアムはガラが悪いので日本ほど女子供はいない、なんて情報をどこからともなく聞いたことがあったのですが、必ずしもそうではないということですね。
- マンガのパート。海外で一番人気あるのは『NARUTO』なのかな、と感じられました。
- 『ワールドトリガー』
- 単行本が発売されるということで、センターカラー。1巻の表紙は単独でユーマなんですね。超意外。えっ、本作の主人公ってオサムだよね?
- んで、カラーページの裏には「徹底解析」である。整理してる情報の内容からして、単行本に向けたものではないですね。現行読者に向けたもの。まぁ、本作にいまいち乗り切れないのはこの定期的に「徹底解析」を入れてくれないと忘れてしまう設定ですねぇ。もちろんそれが魅力に感じる人はいるんでしょうが。ワタクシとしては数ある連載の中の1つに過ぎないので、少し扱いづらい印象です。ファンからしたら情報を開示されただけで「うおおおお」ってなるんでしょうが。個人的には311を連想せざるを得ない描写と、容赦なく腕が吹っ飛ぶトコが好きです。要するに、「徹底解析」とはほとんど関係ないトコ。
- 『食戟のソーマ』
- 寮で待つ一色先輩の夢出オチ。柱煽りの「生還の代償は大きく…」がツボでした。
- てか、ソーマくんのマッチョ化というのは「堂島の影響?」と疑えるので妙にリアルですね。ちなみに『北斗の拳』ネタは今週の『銀魂』と被ってます。
- 田所ちゃんのヤンキー化は相当なツボ。正直たまらん。史上2番目にかわいい田所ちゃんだと断言できますね(1番は恵方巻き)。「うるっせぇです…」ってセリフも素敵です。「です」が醸ち出す「無理してやってる」感ね。
- ‥‥そんな夢出オチ。サービスショット的なギャグを挟むだけの存在じゃない、というのがスゴイ。それだったら扉絵で済ませればいい話ですからね。今週のサブタイは、「誰も寝てはならぬ」。過酷な合宿を描くために、睡眠を謳歌する一色先輩を出したワケです。しょーもないギャグにもちゃんとした意味がある、こんなことされると本作のことを信頼する他ないですね。
- 本編にも出てきたニクミ&タクミ。先週の扉絵はここへの布石だったのかな。タクミくんも赤面すればいいと思うよ。ソーマくんが食戟に関して「いやすげぇ負けた」とデフォルメ顔で語れる、というのはこの2人のライバルと良好な関係を築いている証拠ですね。
- んで、新しい課題。朝食をメニューから作れってさ。タクミくん、メニュー思いつくの超早いですね。結構な長所なんじゃね?
- 先ほどライバルに向かってデフォルメ顔で接するソーマくん、と言いましたが、えりな様に対しても同じ。終始キメ顔のえりな様も思わずデフォルメ顔になってしまいました。最強のライバルの天敵が主人公、って珍しい気もしますね。てか、デフォルメ顔はえりな様が一番かわいいかもしれん。ソーマくんと絡んでる時のえりな様は魅力的ですね。
- んで、えりな様に敵対するような新キャラがお目見え。ソーマくん周辺しか描かなかった本作にしては少し意外です。複雑な戦力図、みたいな感じになっていくのか?
- とりあえず、敵意剥き出しの秘書子で笑った。
- 『SOUL CATCHER(S)』
- サブタイが「千尋の谷」。それなんてジブリ?って感じですね。
- どうでもいいけど、本作にはソーマ先輩が出てくるのだな。連続した掲載なので初めて気づきました。
- 曲選びって指揮者の仕事だったのか‥‥(素人)。こういう描写は素人目に楽しいです。主人公も素人だから噛み砕いた表現になってるのもありがたいですね。
- 謎解きみたいな展開が必ず入ってくるのは本作の特徴かな。犯人当てみたいなノリになってましたね。
- タクトのくだりのギャグはいいですね。具体的な値段を出したのも知らない世界を覗いてる感じがあって楽しいです。同じ理屈で、指揮者がイヤホンでメトロノーム聞いてるってのもよかった。あんな裏技あったのか。
- ただ、院長が簡単に演奏を聴いてくれるのが謎。あ、こういうトコは興味ないんだ‥‥とガッカリしました。
- そして、ちゃんとした指揮は初めてですね。チームをまとめ上げてる感じは燃えます。なんだけど、肝心の指揮の描写がね‥‥。演奏中に「持ち上げろ!!」とか大声で指示出すってどうなのよ‥‥。そこをどう伝えるか、ってのも指揮者のスキルの部分じゃないの?てか、演奏中に大声出したらただの騒音のような気が。
- 挙げ句、最終的には演奏中に説教ですからね。演奏前にやれよ。院長はその公然説教をどんな顔して見てればいいんだよ‥‥。えっ、てか、この演奏中のシャウトは今後なくなる予定ないの? 最初の時は「初心者だから」って言い訳があったけど、今回は2回目だけど、そこを上達させようとする気が皆無じゃないですか。
- 『ニセコイ』
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- ↑話の導入がスムーズ!!!
- 先週までメインを張っていた妹寺さんがポーラのことを気にかけて‥‥場面転換。華麗だよ。超自然だよ。コレだよコレ!!
- (本来こんなにテンションが上がるものではないのは承知しております)
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- ていうか、今週の『ニセコイ』おもしろくね? いや、超おもしろいですよ。なんだこれ‥‥。どんだけバカにしてたかっていうことなんですが。
- ポーラとつぐみの漫才とかサイコーじゃないですか。楽しい、楽しいぞチクショー!!(なんでだ) ハイテンションなやりとりが文句なしにツボです。そういや、『ニセコイ』ってこういうスラップスティックなノリもあったんですよね‥‥忘れてました。
- ポーラはつぐみを応援する立場なのかな。るりちゃんの過激派バージョンみたいな感じっぽい。
- それまで異常なテンションの応酬をしていたので、つぐ楽が体育用具室に閉じ込められるという展開にもあまり違和感を感じませんでした。なにより、閉じたのは作中でトップクラスにフィクション性の高いポーラですからね。これはるりちゃんには出来ない芸当ですわ。
- そして、つぐみの個性になりつつある妄想劇場。今までは妄想に入るのが唐突に感じることもあったんですが、今回妄想に入るキッカケを作ったのはポーラの「愛人」発言なんですよ。これまた自然な流れ。
- ‥‥と夢中になりながら読んでいたら、クギ。『ニセコイ』展開出ちゃったわーw
- ‥‥なんですが、今回のはそれほど悪くなかったようにも思えて。クギに引っかかってつぐみの服が破ける、というネタを見たら、つぐみが脱ぐ話になると思うじゃないですか。意味もなく下着を晒したキャラですからね。今回も絶対そうなると思いました。「脱ぎ要員にされちゃってかわいそうだなぁ」的な。そしたら、オチは違くて。小野寺さんによる勘違いネタなんですよね。これは完全に予想外でして、フツーに笑えました。つぐみの脱ぎはフェイクだったワケですし。もちろん、先日のつぐみ脱ぎ回があることで、今回楽が迷いもなく自らの服を提供しようとした展開が自然になっているんですよ。
- ‥‥えっ? 小野寺さんが入ってくるのが唐突?? うるせーこまけーこたーいーんだよ!と『ニセコイ』の肩を持ちたくなる程度には今週のには魅了されました。『ニセコイ』おもしろいっすわ。今までバカにしてたけど、ごめんね。
- 『BLEACH』
- 「夏だ!花火だ!!ジャンプまつり!!!」のおしらせ
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- ↑花火の特別招待席の告知ページなんですが、添えられてるイラストが完全にアレ。ホモォ‥‥。作品理解度が高すぎるだろ。
- 『べるぜバブ』
- 単行本発売ということで、センターカラー。3人が劇中と同じ服装してると思ったんですが、よく見ると違った。神崎の「BEELZEBUB」Tシャツは扉絵限定ですね。よく考えたらあんなメタいTシャツ本編で着れるワケないか。
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- いきなり脱線。
- ワタクシの大好きなマンガに『サイボーグクロちゃん』というのがあるのですよ。『新米婦警キルコさん』連載時にはちょくちょく名前を挙げましたが。内容としては、サイボーグになった黒ネコが毎回暴れ回って街などを破壊する、という感じ。劇中マタタビというトラネコが出てきます。こいつは大工でクロちゃんが暴れて家を破壊すると、毎回家を直してくれるんですね。そして、その際にクロちゃんに説教する、というギャグ。ギャグマンガなので、破壊したものは次回になると自然と直っているんですが、その破壊した後の描写を入れるというのが『サイボーグクロちゃん』の優れた点だと思ってまして。マンガ的にテンションが高く楽しいのは破壊するトコまでなんですよ。なんだけど、破壊された後の地味な作業も描くことで温度差で笑いが生じる、というスンポー。こういう緩急をつけたギャグというのが抜群の作品でねぇ‥‥という思い出話でした。
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- 要するに、今週の東条が完全にマタタビだったワケですよ。少年マンガ的に盛り上がりまくってる男鹿と鷹宮に大して冷や水ぶっかけるギャグを放つ東条、というのが見事なバランスですね。先週までのシリアスな展開を台無しにしていく様がサイコー過ぎます。「古市ぃぃいいぃぃっっ!!!!」というシャウトは先週だったら超マジメなセリフになってますよw
- んで、東条もマジギレ。地球7周半という光の秒速が謎で笑えるんだけど、そのセリフをマジメパートにも使っちゃうからおもしろいですね。
- さらに、アランドロン&ラミア。「古市ぃいい――っ!!!」が万能なギャグになってるじゃねぇかw 心臓くり抜かれてこれだけのギャグを作り出せる古市パネェな。そして、なにげに古市愛されすぎてて泣ける。
- てか、ラミアとルシファーの新旧ロリ対決は見たかったなぁ。古市ハートの争奪戦とか意味深じゃないですか。
- 『スモーキーB.B.』
- 盗塁とバントはしないって言ってくれるトコが少し無理矢理に感じました。主人公に対して都合がよすぎるというか。
- 「とんち!?」は過去作ネタですね。過去作ファンは喜んだことでしょう。
- ワンストライクの時には主人公の投球をほぼすべて描かない。ツーストライクの時には投球フォームと消えるリリースポイントにフォーカスを当てる。そして、スリーストライクの時に満を持して煙のイメージ描写をバリバリに入れたお馴染みの投球。謎解きと描き方がリンクしていく流れは見事でしたね。説明をされることによって主人公の投球のすごさが理屈としてわかる、という流れ。
- 『ハイキュー!!』
- 今週の観客席。女の子が「うう… 及川くんガンバレ…」って言っててかわいかったです。本試合の肝は彼女たちなんじゃないかな。互いに別のチームを応援している2グループが合わさって解説キャラを演じる、っておもしろい構図ですよね。
- 「重力との戦い」という重要ワードを日向との距離が最も遠い彼女たちに言わせる、というのが見事ですね。連続で4本も全力ジャンプしたら、そらジャンプ力も落ちるわな。そして、何度も全力でジャンプしてくる日向の姿に敵チームがつられるワケですよ。あそこでアイツがブロックに来なければ、なんちゃってフェイントも止められたでしょうね。ここで日向に得点を与えたのは、日向の「囮」。気合いだけで勝ったように見えるけど、そこには確固とした理屈が存在してる、ってのがサイコーです。やっぱおもしれーわー。
- そして、相変わらずイケメンすぎるノヤっさん。顔面とボールが描かれる数コマがカッコよすぎるでしょうが。
- 蹴ジャン
- 今週はゴートク。てか、マンガが4コマじゃなくて丸々1ページになってますね。どうしたんだ、豪華である。
- 見た目は超ゴツイのに実は繊細、ってのはフツーに笑えました。
- 『知恵熱!!タビットさん』仲間りょう
- 『ONE PIECE』の代原と言ってしまうのは失礼か。今回は計画的な休載っぽいですしね。しかし、『ONE PIECE』が休むと仲間りょう作品が掲載される、っていうのはおもしろいですね。連載システムとしてアリだと思いますよ。無理してまで毎週描け、ってのはどう考えてもおかしいですから。それをサポートする控え、準連載みたいなポジションがあってもいいと思いますね。『ONE PIECE』に限らず。
- 世界のどこかにある大秘宝。ちょっ、それワンピースじゃないですか。これはさすがに偶然だろうけど、まさかのシンクロで笑ってしまった。海賊王がチンパンジー。
- ワンピースとは一体何だ、という話になると必ず出てくるのが、「それまでの仲間との思い出こそがお宝」みたいなヤツ。これは作者が否定してるんですが、この手の話ではお決まりですよね。そこでチエネツ。名前と作品タイトルの通り知恵熱のことなんでしょうよ。つまり、チエネツを求めて旅をし経験を積み、頭を捻る、そのこと自体が動物界の頂点に立たせる秘宝である、的な。現にルービックキューブを手にした主人公は、「何故」を連発して思考してますよね。その思考こそが動物を進化させる鍵となるワケですよ。
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- ↑現にこんなセリフあるし。「何故」が「チエネツ」を引き寄せるワケですよ。
- 『無刀ブラック』
- 槍の握り対決で勝った理由、殺さないけど殺したという理屈が少し不満ですね。ちょっとロジックが弱すぎるでしょう。後者に関してはありきたりですし。
- と不満の残る展開なんですが、なぜだかわかった。主人公が自らペラペラ喋ってるからだ。そこはとっつぁんに解説させないとー。カッコつけて自ら喋る男というのはあまり魅力的に見えないものですよ。
- んで、弟だと思ったら妹だった件。『SKET DANCE』ディスきたー!!!(言いがかり)
- まぁ、思い返してみれば、回想シーンでアイツが修行してなかったことの理屈になりますね。それに涙ボクロという記号は女の子向けであるし。
- 名前が徹ということは家の事情で男として育てられた、とかそんなんでしょうか。
- 『SKET DANCE』よりも圧倒的に本作の方が好印象なんですが、理由は自らカミングアウトした点ですかね。『SKET DANCE』はボッスン(作品自体)がしたり顔で謎解きをする、というオナニープレイっぽいですもんね。「出汁に使われた」感というか。
- 『こち亀』
- 忘れた頃にやってくるハル。警官のハルといったら『新米婦警キルコさん』しかないでしょう。迷惑な話ですね(ハル先輩のが後)。
- 基本的にハルのことはあまり好きじゃないんですが、唯一すぐ発砲するトコは好きですね。ハル相手だと両さんも遠慮なく発砲してるイメージありますし。
- 両さんがプロ野球に無関心、というのが少し意外でした。野球するトコはあるけど、そういやプロ野球の話ってあんまりないような気もしますね。
- んで、オレオレ詐欺へと話は進む。オレオレ詐欺の被害件数が大阪は全国でも屈指の少なさらしいですね(一番少ない?)。なので、大阪人であるハルがオレオレ詐欺を未然に防ぐ、という展開には妙な説得力があるように感じました。
- 『SKET DANCE』
- スイッチが喋る。えっ、全然ピンとこない‥‥どうしよう。「キミ達を誇りに思う」ってセリフには何か特別な意味があるんだっけ? すげぇ改まったセリフでピンとこなかったんですが。
- スイッチが言葉を発する前後のシーンではセリフを排する、という演出。意図はわかります。全うな方法だと思います。だからこそ、それなのに何かパンチが弱い、と感じてしまったモヤモヤがあるんですよ。例えば、セリフを排して物語を語るという手法は『クロス・マネジ』が抜群にうまいんですよ。そこに比べたら‥‥というのが頭によぎってしまいました。
- 単純にですよ、「セリフを排する」という演出をするのに、直前の回想シーンにはセリフがあるし、「一番最初はヒメコだった」とかいうナレーションもあるんですよね。余計じゃね? そこで言葉を使うなら、フツーにセリフを入れてもいいんじゃねぇの?
- そのセリフレスの状態のまま、学園のその後をダイジェスト風に描いたのはよかったです。流れが自然。
- なんだけど。卒業式の答辞のくだりをセリフを用いて描いた後の合格発表シーン。これを再びセリフレスで描くんですよね。答辞のくだりが邪魔ですよね。黙ったり喋ったりめんどくせぇな、って印象しか湧きませんでした。なんか「感動的なシーンでボッスン達に何て喋らせたらいいかわかんなかった」ってサボってるだけじゃね?とか邪推してしまうレベル。
- んで、オチ。ワケありげに大学行かないとか言い出すボッスンがうざい、ってのは相変わらずなんですが。ボッスンが大学行かないと言うことは、ヒメコの恋心に決着を付けなくてはいけませんね。これは楽しみです。
- 『恋するエジソン』
- 扉絵でマージャンしてる彼。アカg‥‥じゃなくて青木くんですね。新キャラの連発すげぇな。
- 「ざわ‥」と「ざわ…」の両方とも描いてるのには感動しましたね。芸が細かいです。
- 青木くんの勝負師論法は笑った。それに引いてる周辺の人がサイコーですね。ただ、オマミの楳図かずお顔はよくわかんなかったです。ギャグのつまみ喰いにしか見えない。
- まぁ、オチも残念だったかな。倍プッシュも天丼と言えるけど、聞いたことある言葉だから「ネタ尽きた?」とか勘ぐってしまった。それに花畑が元通りになるのが簡単すぎるのもちょっと‥‥ね。シシ神様じょうろ↓に関して誰もツッコミを入れてないのはツボだったんですが。あのじょうろだったら草生えるわ。けどすぐに枯れるわ。
- 『クロス・マネジ』
- みそらの負傷を知った一同。真っ先に小松の心が折れる、というのがツライですね。一番明るい存在がポッキリいってしまう。
- てか、場面がフィールドじゃなくなった!! 試合外の描写がおもしろいな、とは思ってましたが、ついに来たか! 櫻井もみそらもいないトコで1点取られてるでぇ。てか、スゴイな‥‥なんだこの得点描写。
- 「じゃあ後悔しろ」というセリフが実に本作らしくてイイなぁ、と感動しました。なので、最終的にはみそらを試合に出すという結論になったのが少し不満ですかね。
- フィールド外で2場面が同時進行。「オレの気持ちが解るかよ!!」、「解ってない! 全っっ然解ってないわよ!!」のくだりとか痺れましたね。やっぱ本作はうまいですね。偉そうな言い方になってしまいアレですが。惚れ惚れしますよ。
- そして早見先輩の号泣。なんだけど、涙を一切描かない!! 本来関係ないのに引き合いに出すのは本当にクズな行為だと思うんですが、今週の『SKET DANCE』と比べると‥‥ねぇ。泣き顔をアップにすりゃ感動的になるワケじゃないんですよ。
- ちなみに、若本くんと関くんが分かれるシーンが何かを象徴しているようで不穏すぎますねぇ。そんな状況で、「お前の気持ちなんざ 何も解らねえよ」ですからね。例の2場面がリンクしたセリフをラストに持ってくるこの構成。なにこの試合、試合以外がおもしろすぎるw
- ジャン魂G!
- 25号開催日本一イヤなAKB48脱退の理由決定戦 結果発表
- 3位だけ当たり。うーむ、悔しいのぅ。こうして見ると1位のネタもおもしろいですからねぇ。
- 25号開催日本一イヤなAKB48脱退の理由決定戦 結果発表
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- 日本一行きたくない天国決定戦!!
- 天国なのに日本一。
- 日本一行きたくない天国決定戦!!
ひぃひぃ爺さんが女の子をナンパしている。
(どんぐり芽がでたさん)
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- 天国ならではのエイジレスな状況ですねぇ。
- 仮に死んだ時の姿で天国に行くんだとしたら、早死にしたいですね。天国は永遠だし。
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まず視界に入るのが血の池。
(松の木女子力ゼロさん)
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- 典型的な地獄w
- 1ネタ目にこのネタが配置された、という点も素晴らしいですねぇ。
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スギ花粉が大量に飛散している。
(蚊で眠れないさん)
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- 他の生物も幸せに暮らしているからこそ生じる弊害、という視点が見事でした。
- このネタとペンネームの組み合わせが素晴らしすぎて2度笑ってしまった。
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- 万物の三本柱
- 中石里紗さんのイラストネタがツボ。生命力の強い靴下の数本の糸はハラハラしますね。応援したくなってしまう。
- 桃の勲章さんのイラストネタもツボ。遠くから聞こえるジャパネットの声、という表現がうますぎて笑ってしまいました。
- 万物の三本柱
絶対忘れちゃいけない記念日三本柱
1.恋人の誕生日
2.結婚記念日
3.まゆゆと握手した7月8日
(マカロニポニーさん)
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- 大体のネタでは前振り以上の意味を持たない1と2にちゃんとした意味があって笑った。恋人や奥さんよりもまゆゆかよw
- どんすけのコメントが付いてるのが新鮮でした。ツッコまずにはいられなかった、という感じでしょうか。
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- J喜利(これは出しづらい!!余計なお世話な愛読者アンケートって?)
絶対にいないと思いますが一応聞いておきます。彼女はいますか?
(赤黄色さん)
先程の質問で彼女がいると答えてましたが、ウソですよね?
(あおいろさん)
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- な、なんなんだこのコンビ芸は‥‥。2人とも色だし‥‥。
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- オレの流儀
オレの流儀! 待ち合わせに遅刻しているときは「みんな、持ちこたえてくれ!」と言ってダッシュする。
(ホワイトクラウンさん)
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- やべぇ、この流儀マネしたいw
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オレの流儀! 柿ピーは柿柿柿ピーのリズム。
(あおいろさん)
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- うおおおっ、まさかワタクシとまったく同じとは。
- 亀田の柿ピーをこのリズムで食べると、柿が少し余るので、最後に柿ラッシュが来て得した気分になれるんですよ(何の話だ)。
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- 目次
- 「マンギリ!!」(井植崇人)。45周年の少年ジャンプに起きた編集部を揺るがす衝撃珍事とは…!?
- 生後45日の大型新人現る、ってのはおもしろいとは思うんですが、生後45日の赤ちゃんはさすがに髪ないですよね(細かい)。
- 「マンギリ!!」(井植崇人)。45周年の少年ジャンプに起きた編集部を揺るがす衝撃珍事とは…!?
なんと小学校の時の先生から実家に電話が!竹内先生…僕は何とか生きてます!
(『食戟のソーマ』)
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- 教え子が漫画家になってると知り感極まりながら『食戟のソーマ』第1話を読んだ時の竹内先生の顔。
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気になっていた映画『Life of Pie』を観た。大満足。やっぱ漂流物好きだ。
(『べるぜバブ』)
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- なぜわざわざローマ字表記なんだ‥‥。
- まぁ、今回の件は特別問題ないんですが、以前ですね、『BLEACH』の作者コメントで『ザ ウォーカー』のことに触れていたことがあるのです。その際、「The Walker」って表記をしていたんですよ。これは誤りでして。『ザ ウォーカー』というのは邦題。原題は『The Book of Eli』。「The Walker」というのは邦題を英語化しているワケで、おかしいことになってますね。‥‥って、いつの話題だよしつけーよバカ。
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- 愛読者アンケート
- 当然読みきりについて。『磯部』人気のせいで「仲間りょう先生の別の作品を連載で読みたい」がいつも以上に票を集めそうな予感。
- もう1つはコンビニについて。意図がよくわからないですが、ジャンプの入手ルートってことかしら。ちなみにワタクシは書店1択です。早売り関係なく本買う時は本屋がいい、という古い考えに支配されてます。
- 「キミはコンビニで週刊少年ジャンプを立ち読みすることがありますか?」で笑った。立ち読みしてるヤツはアンケート答えられない。立ち読みしておもしろかった号だけ買ってる、という読者を対象にしてるのか?
総括です。
今週号最大の事件、それは『ニセコイ』がおもしろかったことに他なりません。おもしろかったのです。起から結まですべてがおもしろかった。衝撃です、事件です。
あとは、『クロス・マネジ』もすごかったかな。話の展開、見せ方が抜群だったと思います。
ということで、今週のベスト作品は『ニセコイ』ですよ。悩むまでもない。この調子が毎週続いたら平静を保てる自信がありません。「無茶苦茶な展開を‥‥難聴を‥‥キムチをくれぇ‥‥」って状態に陥ってしまいそうです。
では、今週のベストキャラ決めて終わりにします。次点から。
- 早見先輩 『クロス・マネジ』
- 今までは完全にギャグキャラ化していた早見先輩ですが、ここにきて早見先輩のターン。今週の読んだら、みそらよりもナミネよりも早見先輩に幸せになってほしいと思っちゃいましたよ。絶対にならねぇけどな!
- ポーラ 『ニセコイ』
んで、今週のベストキャラはこちら。ベスト作品とベストキャラを分けるために意図的にポーラを2位にしたワケじゃないですよ。
- 古市 『べるぜバブ』
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