北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』412話の感想

『生徒会役員共』411話の感想 - 北区の帰宅部

 映画編が本格的にスタートしました。一体いつまで続くのでしょうか。根拠のない予想だと、高校生クイズキングの時みたいに数週やって休憩を挟む気がする。最終的に完結するのはリアル映画が公開される時期なんじゃないかなぁ。

 #412。扉は会長。コンセプトは監督風ということでいいのかな。監督コスが存在するとは思ってませんでしたw

 1本目。扉では会長が監督風だけど、本編での監督は柳本くん。まさか柳本くんにこんな大役が任されるとは。長編のキーパーソンじゃないかw
 ネタとしては、ヒロインオーディションに会議室の使用を横島先生に申請するも‥‥。タカが横島先生のボケをスルーして即座に小山先生に話す相手シフトしてて笑った。横島先生に対してはツッコミが雑になるの凄い好きw タカは「小山先生きてくれてホントよかった」って思ってそう。

 オーディション開始。まずは会長。セリフ合わせでロマンティックなこと言われて赤面‥‥的な話で終わるかと思ったら思わぬボケが飛んでて来て笑った。てか、この状況、2人の位置が逆だったらタカペニスも反応してた可能性あったよねw(アリアなら間違いない)
 ラストの「平常だけど?」ってツッコミはいいのかそれで。ツッコミどうこうよりも、誤解を解くことが優先だったのかな。
 てか、ここで少しだけ出てくるセリフが今週のラストにある大オチの伏線というか、ミスリードになってるんですね。大切とかは言ってるけど‥‥という。

 2番手はムツミ。順番がランダムなのかは分かりませんが、先着順だとしたらムツミは相当オーディションに前のめりってことですよね。自己アピールもガンガンやってますし。
 そんな特技。ムツミの柔道とか関係ない単純な運動能力の高さが窺えますね。てか、柔道も含め、ここまでムツミのアクションが丁寧に描かれてる回って相当珍しいと思う。アクロバット&決めポーズ。決めポーズで自信満々な感じも超かわいいし、下に何穿いてようとスカートの中が見えるとドキッとしました。パンチラの本質ってパンツではなくスカートの動きにあるのかもしれない‥‥とかどうでもいいことを考えてしまった。
 そんなムツミの頑張りもむなしく柳本くんが無慈悲な結論。ムツミとしては残念なんだけど、「そのアピールしたらそりゃそうなるよねw」という納得しかないオチなのがまたイイですね。そんな柳本くんに対するムツミのリアクションも凄いかわいくてよかった。とてもムツミ感あったと思います。
 てか、柳本くんとムツミの感じ、以前「チカラを貸してくれ」みたいなネタでありましたよね。たしかあの時も映画だったような。

 コトミがオーディション会場から退場。コトミも参加してたのかよw コトミの場合はオモシロ目的なのかなぁ。会長やスズ、ムツミみたいな下心はないだろうし。
 そして、しれっと待ち列にいるカエデちゃん。何してんのw 畑さんに言いくるめられたのかな、とか妄想してしまいますね。
 コトミはいきなり泣けと言われて苦戦した模様。それを受けてアリアがオチ。出島さんと普段何やってるのか不安になるようなボケでありました。アリアと出島さんは猥談とかしてるだけのイメージだったんですけどね。出島さん何でそんなこと知ってるんや‥‥。橋高さんもそこまでツッコミを徹底できてないようですね。

 ここで通りすがりの横島先生と小山先生に視点が移る、と思ったら時系列は前のネタの直後だったので‥‥というオチ。画面に映らなくてもボケを成立させるアリアすげぇw
 そして、待ち列には轟さん。なんだかネームドキャラはほとんど参加してそうな勢いですね。トッキーとかコトミに一緒に行こうと誘われたりしたのかな。参加するイメージは湧かないけど、コトミの強引さによるかも。
 んで、室内からアリアのボケに対して横島先生と小山先生がリアクション。あくまでもボケはアリアなんだけど、横島先生のリアクションもボケみたいになってるのが面白いですね。そして、事情を把握できてない小山先生はツッコミに自信を持てない、という。小山先生、生徒を信じてw

 スズのターン。サブタイが「金の卵」ということで、スズは金玉‥‥(思いついてしまった)。
 与えられたセリフを完全に暗記してオーディションで活躍するスズ。台本って事前に渡されてたんですかね。事前に知ってたんだとすると、スズがどれだけ気合い入ってるのか、って話になるんですが、その場で渡されたんだとすると、スズの記憶力無双という話になりますね。どちらかと言えば後者なのかな。
 てか、スズが好印象ってのはボケキャラじゃないのでつつがなく審査が進行したってのも大きい気がしますね。アリアみたいなの即アウトでしょw
 んで、完璧に思えたスズにも欠点があって、それを指摘されてエンド。会長も人のこと言えないと思うんですけどねw まぁ、あそこまでボロボロではないか。

 ラスト。ヒロインが決定。スズでした。ラジオドラマがアリアだったので次はスズかと思ったらホントにそうだった。「けど身長が問題だから落ちるのかな」とか先週書いたけど、逆の意味で的を射てたので笑った。これは読めなかったw
 てか、そのオチだったらオーディションをやる意味がそもそもなかった、って話ですよね。脚本的にはスズが第一志望だったけど、スズが無理だったら別の代案を考える、とかだった可能性もあるのかな。まぁ、「ご愛嬌だよ」で済む話なんですがー。
 このオチを聞いて一瞬「まさか撮ろうとしてる映画が『妹は思春期』な可能性が……!?」とか思ったんですが、だったらスズは選ばれねぇかw
 柳本くんの無慈悲な結論のせいでオーディション参加者がズッコケ、ってのはムツミのネタと似た感じですよね。リアクションも似てはいるんですが、スズの場合はお馴染みのズコーなので何か得した気分w 伝統の無気力ツッコミ。


 ということで終わり。オーディションということで多くのキャラが出てきて満足感の高い回だったのではないでしょうか。ムツミも出たし、直接登場はしてない出島さんも言及されました。待ち列での登場ってのも興味深かったですね。
 一番眼福だったのはムツミのネタですけど、笑ったのは会長かな。ネタがうまいってのもあるし、タカツッコミも「それでいいのか」感あって笑いました。

『生徒会役員共』413話の感想 - 北区の帰宅部