北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年14号の感想


 ツイッターでのアンケート募集編。
 先週『銀魂』だったかな、のところで思いついた奴。「今後ろの方が面白いんじゃね??」と気づきました。決め手は『ゆらぎ』『相撲』『銀魂』あたりかな。ここらへんで勝敗がついて、『ロボ』『リコピン』そして『食戟』竜胆祭りで加点が入る感じ。
 まぁ、アンケートの結果が「後半」になるとは露ほども思ってないですよ。さすがに。まぁ、20ー30%くらい行けば嬉しいかなぁ、くらい。

 よし、今週は枕が短く済みましたw 14号の感想いきます。

背表紙

 1979年。青バックはやはりインパクトありますね。「当時はオシャレだったんだろうなぁ」みたいな感じあります。カッコイイとは思うけど、これがそのまま今年のデザインに採用されてたら違和感はある、みたいな。
 ジャンプ感想番外編。1979年とは。
 ジャンプと最も関連がありそうなのは、ヤングジャンプが79年創刊。
 漫画アニメで大きいのは、大山のぶ代版『ドラえもん』が79年開始。未だにドラえもんのモノマネする時にのぶ代やる人は個人的にどうかと思います。やるのはいいけど、一言添えてよ。
 ちなみに、南海のしずちゃんも79年誕生。日本が銃社会なら撃たれてる方。
 映画。アニメだと『カリオストロの城』が79年公開。『ルパン』としては邪道、人気は王道という不思議な映画。
 『マッドマックス』も79年公開。『北斗の拳』にパクられてない方。夜空を見るたびに思い出す方。
 誕生年。『アクタージュ』でもよく引き合いに出されるヒースレジャーの誕生が79年。『ダークナイト』病院爆破シーンの不発は事故……はデマ。
 そして、クリスプラットも79年誕生。今年は『ジュラシックワールド』の続編、そして『アベンジャーズ3』についにアイツらが合流するぜ!!

表紙

 新連載なので特に掴み所がない……というのはあるあるですが、「主人公剣で戦うんだ」と大事そうな情報がある。

編集部セレクト ジャンプ名シーンTシャツプレゼント

 各作品の担当がそれぞれの名シーンを選んだそうです。興味深いですね。
 常識的に考えてみんなカラーページ選ぶだろ……と思ったら案外そうでもない。超意外。フツーにモノクロのコマ割りの細かいページとか選んでる人いて自由です。
 個人的にツボだったのは『相撲』『ブラクロ』『約束』あたりかな。まぁ、優勝は刃皇で。

読者プレゼント

 テーマは『アメトーク』。なんで……とか思ったけど、結構ネタが多くて楽しい。
 個人的に印象的だったのは宮迫の「めちゃめちゃ大事」がネタにされてた件。もう『アメトーク』関係ないじゃんw てか、ちょうど先週、ワタシもネタに使っちゃったんですよね。読者プレゼントと同じセンスを持ってる……嬉しいような悲しいようなw まぁ、あのネタは大好きなので別にいいです。宮迫演技うまいと思うんだけど、なんであのCMはクソなんだろうか。

『呪術廻戦』芥見下々

 ゲゲさんの新連載……といっても『ドラクエ10』ブログではない(伝わらない)。
 タイトル。変換がめんどい奴きた。ここは「じゅかい」で辞書登録。来週始まる奴はもうタイトルからして傑作ですw
 巻頭カラー。アバン1ページ目。マジで序章という感じね。地味に主人公詐欺という感じもあるかも。まぁ、表紙とか扉で一目瞭然だけど。あと、夜のショットはやっぱカラーだとキレイですね。
 カラー見開き扉。新連載特有のパッとしない感……はもちろんあるんだけど、その中では結構良いかもしれん。右ページに主人公がいて、左に組織っぽい3人。うち1人は今週登場。学ランで呪術っぽいポーズ取ってるのがなかなか決まってて良いと思います。ぶっちゃけ学園モノってだけで個人的にはマイナスなんですけど、儀式めいたポージングとのマッチで学ラン、学生服という部分に魅力を生むのは良い。
 本編。オカルト研究会の和気藹々っぷりが最高。ぶっちゃけ今回一番良かったのココです。この学校でははみ出し者っぽい3人が揃うと超生き生きしてる感じ。楽しそうでよろしい。この「楽しそう」がしっかり出せるのは強い。単純にそれ自体が魅力ってのもありますし、「こんなに仲良いんだから2人を助けなければならない」という物語的な意味もあるので素晴らしいです。もうこの時点でとりあえず初回は勝ちってことでいいと思うよ。
 あと、オカ研の女の子がメガネ。そして、オカ研に注意しにやってくる生徒会長もメガネ。やったぜ。メガネ率高い。オタクとかマジメの記号ですね。ベーシックだぜ。
 んで、常人離れしたパワーを持つ主人公が病院に直行。ここでジーサンとの会話。これがね、もう完全に「大いなる力には大いなる責任が伴う」なんですよ。マジベンおじさん。ゴリラパワーを持つ主人公にこんな一面が、という意外性もありつつ、今後の彼の行動の指針になる場面ですよね。良い。さらに言うと、ジーサンが死ぬ場面が良い。死を直接描かない、感情を露わにしない。涙すら見せない。けど、直後の場面で主人公の目元が腫れてる。
 そんなベンおじさんの教えを “こっちはこっちで面倒臭ぇ呪いがかかってんだわ” と言うのもカッコよかったです。善行なんだけど優等生ぶらない言い回し。結局はただのおじいちゃんっ子。
 そして、非日常パート突入。非日常への入り口が「指」ってのが良いですね。ここだけ切り取ったら完全に『シェイプオブウォーター』です。アカデミー賞おめでとー!! 『スリービルボード』がパッとしなかったのが個人的には不服だけど、デルトロならまぁ仕方ないわ。みんな『シェイプオブウォーター』『スリービルボード』両方観よう。面白いから。『シェイプオブウォーター』はR-15なので大人だけ観よう。大人のおとぎ話だ。
 んで、サブ主人公っぽい子が呪術スタート。影絵をベースに召喚するっての良いですね。決めポーズとしてもカッコイイし、真似できるし、ワンちゃん可愛い。
 んで、主人公のターン。バカみたいな運動能力を武器に戦う様も絵的に決まってすし、そっからの「指食えばいいじゃん」という展開もショッキングで良い。シンプル、合理的に、答えまで最短距離で考えればそりゃその答えに行き着くのは分かるんだけど、「思いついても実行するか?」みたいな衝撃がありますね。論理的には何一つ間違ってないんだけど、意外性がある、というのは物語として非常に強力。
 んで、主人公が強くなるが、とりつかれてエンド。「鏖殺」って言葉出てきたけど、難しいですね。けど、『モンスターハンターダブルクロス』やってるとお馴染みの言葉だったりします。二つ名ディア「鏖魔」ですねw 通称「お馬」。「鏖」は「みなごろし」という意味だと知りました。あのゲームの中で最強のモンスなんだけど、個人的には二つ名ガンキンのが苦手です。あいつタフすぎんねん。
 とにかく、終わり。かなり良かったんじゃないですか。バカみたいに抜きんでた魅力があって「ホレた!!」となる程でないけど、初回として丁寧にやることは済ませてるし、それがそんなにクドくない。個人的にはオカ研とジーサンのくだりがツボですけど、本作の本分であるバトル部分もかなりの水準で良かったと思います。特に、呪術関係ない主人公の体術部分がしっかりカッコイイのが良いですね。今後期待ができるというか。

ONE PIECE

 ルフィvsカタクリ。ついに決着がついたけど、どっちが強いとかそういう結論は全然出てない(てかカタクリの方が強い)って感じかな。そこらへん気を使ってる感がすごい。まぁ、すべてはカタクリがルフィに対して純粋な敵意を持っていないから、という理由に尽きると思います。それはなぜか、というのが今週のラスト、ルフィの帽子に集約されるワケですね。すごくキレイ。ぶっちゃけバトルの必殺技とかそういう決めシーンよりも印象的なんじゃないか。
 ペコムズならぬナゾムズ。ルフィが一瞬で正体を見破るのが意外というか、ちょっとショックですらあるんだけど、よく考えたら未来を読むほど見聞色を高めてきたのに仮面1つで誰だか分からなくなるってのも変な話かw 今そげキングに会ったらどうなるのか知りたい。
 てか、ベッジの決めゼリフ、完全に桃園の誓いでしたね。書き忘れるとこだった。

約束のネバーランド

 爆発が直接鬼殺しに関わってくるのかと思いきや、そうでもない。今回は割とフツーに直接対決で殺す。
 てか、何気に本作では珍しいガチのバトル回ですね。これがしっかり面白いから驚きですね。いや、本作のことを考えれば意外でもないかもしれませんが。
 もちろんバトル回ではあるけど、頭脳戦、心理戦としての側面も大きい。鬼殺しの作戦が事前にある情報から逸脱しないのが良いですね。それでいて、主人公サイドの作戦をチラ見せし、鬼がそれを見破って反撃してくると、主人公サイドにはその先があり、そこが真の目標だった……という流れ。ちょっと先週の『ボルト』っぽい。まぁ、理想的なバトル展開って大体こうなんだと思います。

斉木楠雄のΨ難

 今週から4コマが載るよ。早速最終回の「良い顔」をイジってるので笑った。ここらへんギャグ作家として信頼できるよなぁ。おそらく一番気を使った部分であろう、一番イジられたくないであろう、あの場面を自らイジる。まぁ、たしかにあそこは茶化したくなるよなぁw

Dr.STONE

 センターカラー。日本刀イメージをカラーで。これは見たいトコを見せてくれますね。コハクの衣装とか完全にカラー映えですし。てか、このネタ、単行本の表紙もあり得るんじゃないかしら。あと、タイトルロゴが筆っぽくなってるのも面白いですね。徹底してる。
 本編。日本刀作りの行程を簡略化。科学のロマンみたいな部分じゃなくて、こういう身も蓋もない部分が出てくるの面白いですね。「2回で良くても10回やんだよ!!」って一部の人がブチギレそうな感じある。そこが良い。
 『約束』に続いてこちらもバトル回。本作バトル漫画ではないけど明らかに漫画的な実力の高い作品のバトル回が揃い踏み。すごい偶然だ。そして、どちらもしっかり面白いから困る。じゃあ毎週バトルやれよ、とか言いたくもなるレベル。
 管槍。思ってたのと使い方が違った。思ってたのっていうか軽く調べたのと違った。筒の部分を軸に先端をブレさせてーみたいな認識でいいのかな。ちょっと『ONE PIECE』で見たことある。ほらあのクロコダイルとの再戦でやってた奴。似てない? ゴムゴムのショットガンだったっけ?(記憶曖昧)
 んで、ひとまず決着。武器では圧倒したが、武器ではどうしようもないくらい氷月が強いので負け……をズルで何とかしのぐ。ここらへんのバランスが味噌ですね。非戦闘員が科学の刃で活躍するってのも大事ですし。
 まぁ、スイカ→アサギリのナイフパスはちょっと「いや無理だろ!!」とは思いましたよw 思ったけど、まぁここらへんはどこまで気にするべきなのか難しいですね。絵的に気持ちいいからそっち優先でいいじゃない、という気もする。ぶっちゃけ、もっと地味でいいんだったら渡す方法他にもあっただろうし。

ハイキュー!!

 例のカップル、本編でバックボーンが少しだけ解禁。本編で名前のないキャラにしては大きな扱いすぎるので笑った。ここらへん『ハイキュー』ならではですね。
 ただ、 “…またやろっかな バレー” という結論が出ちゃったので、彼女の、彼女らのドラマが完結してしまった気がしてやや不穏。決勝まで見ててほしかった、見たかったんですけど。
 ネコマシスターズ参戦。 “その言葉覚えてろよ” はかつての烏野が思ってた奴ですね。見返すまであのカップルの出番は保証されたようにも見えるんですが、カップルからネコマシスターズへと客席キャラの継承式が行われたようにも見えなくもないんですよね。気になる。どっちも好きなだけに。
 まぁ、ネコマとの因縁的にスグミカは問題なく契約更新でしょうかね。出番なかったけど。
 テレビでの春高バレー。良いなぁ、こういうの。注目校を倒して初めて烏野がまともに扱われるってのも良い。何より潔子さんがめちゃくちゃフィーチャーされてるのとか超リアルで笑った。『ロボ』でもあったけど、こういう俗っぽい「お前スポーツ舐めてんのか!!」みたいなリアクションがあると面白いですね。「そだねー」とか嬉々として言ってる人はみんなそっち側の人間です。当然ワタシもそっちですw 先週書いた気がする。吉田選手かわいい。
 いつの間にか恒例になってる烏野女子部員のお風呂。男子がトイレなら女子はお風呂だ。お風呂ならではのガールズトーク感が最高ですね。やはり谷地さんが入部してくれて良かった……。潔子さんをあんなに笑わせられるのは谷地さんだけだ。てか、結構思い切った横乳描写にビビってしまったんだぜ。フツーにお色気ショットやん。「試合長かったから……」みたいな反動を感じる。まぁ、こういう発想は『ゆらぎ荘』に毒されてるんだけどw
 てか、注目すべきは “観察されるのは恥ずかしいなあ” か。テレビであんだけ映されたのに、潔子さんがあんなに恥ずかしがる、それと同時に嬉しそうにするのは谷地さんに観察された時、ですね。もちろんあのセリフにはテレビとかに注目されるニュアンスも少しは入ってるんだろうけど、そのストレスを谷地さんが噴出させてくれた、みたいな? やはり谷地さん最高。谷地さんと絡む潔子さん最高。
 最後は再びネコマシスターズに戻ってエンド。烏野寄りだが一応は中立の例のカップルに続いて、ガチガチの烏野陣営である田中シスターとエンカウント竜虎のイメージには笑ったわ。大げさだけど、まぁ名前そのまんまですねw

HUNTER×HUNTER

 1vs2の裁判。2が「ムッセを出せ」で押し切るの超面白いですね。あんたが殺したやんw 死体が消えるのはマンガ的な都合とか勝手に考えてたけど、死体の消失という超常現象を裁判という形で利用するとか驚く。
 センリツとモスキート音。若者にしか聴こえないから一番若いセンリツにだけ通じる……ってなかなか詰めが甘い作戦ではあると思う。聴こえるオッサンもいるし、聴こえない若者もいるよねアレ。もちろん、センリツなので聴き逃すワケないんだけど。拙いなりに頑張ってる感が微笑ましいし、それだけに “助けるわ 絶対に…!!” なのですね。
 久しぶりに出てきた4王子。このシリーズが始まった時はクラピカと4王子の物語になると思ったけど、まだ数ある王子の中の1人、という感じですね。クラピカと絡む気配もないし。旅団の方が近づくの早かったりして。
 水見式。なんか最近まともな水見式の結果見てない気がする。みんな特質だよね。まぁ、多少のインフレになるのは仕方ないと思うけど。
 てか、水見式、どうなったのアレ。沸騰かと思ったけど臭いらしいから毒とかそういう感じかしら。じゃあ変化系のドギツい奴って可能性もあるんじゃね。いや、特質でいいけど。

鬼滅の刃

 センターカラー。10巻&100話記念。コスプレねずこが可愛い。こんな日が来るといいんですがー。
 本編。後藤さんのハイテンション芸は「ギャグにしなきゃ」感が先行しててアレだと思う。そこまでキレるほどのことは起きてない。ただ、カナヲ嬢のコミュ障ぶりを引き立てる意味ではハマってたと思う。カナヲ嬢、外様なイメージがまだまだあるけど、コミュ障キャラがなかなか魅力的でした。このノリなら3兄弟に混ざれる気がする。
 今週一番好きなギャグは “風になってる!!” でした。ギャグなのか分からんけど、オレの好きな『鬼滅』ギャグ、という感じがする。
 刀もらいに行ったら温泉。こ、これは『BLEACH』。零番隊不可避ですわ。

銀魂

 どう考えても死んでないとおかしい高杉が生きてた件に理屈がついたのが良かった。腑に落ちる理屈だし、それでいて継承というドラマも生まれるのでうまい。こういうの見るとさすがだなぁと改めて思う。まだガッツリ続くんかい!!という驚きはありつつ、まぁ続いても仕方ないな、となる説得力。
 んで、高杉が出てきたことで怒濤のギャグ回が落ち着きを見せて、からのマヨ登場。ギャグからマジへのシフトが見事ですね。その中間にヅラと坂本をクッションにしたのも良かったんだと思います。先週。

ブラッククローバー

 魔法帝の死。上空にある魔導書が消えることで死の瞬間を明確に描いてるのが面白いですね。こういう今際の際描写、個人的に結構好きです。握ってた手からチカラが抜けて落ちる、とか。
 人間キライ、なリヒト様の本音。 “復活の礎となれ…!!” の件はちょっと金ピカ仮面の世界樹魔法と近いものがあるのかな、とか思ったりもした。ちょっと弱いから偶然かもしれないけど。

『アクタージュ act-age』

 本作のタイトルは打ちやすいから毎回手打ちなんですけど、定期的に英語の方を忘れるね。まぁ、なくてもいいんだけど。
 映画っていう割と珍しいジャンルの話をやってるはずなのに、オーディションになったら途端にどこの作品でも見たことあるような試験展開になるのが面白いですね。別に悪い意味だけではなく。少年マンガ、もしくはジャンプにおける試験の強さを感じる。曲者が1人ずつクセを見せてく感じとか、「どの世界でもやることは同じだなぁ」みたいな感動がある。
 特徴としては、今後の映画はマンガ原作。おおっ、これは面白そうな題材だ。ちょっとメタくもある。めちゃくちゃジャンプでありそうなマンガのパロディーみたいな要素があったら爆笑なんですけど、デスゲームモノなのでそういう意味では少し残念ね。ジャンプではそこまで流行ってない。ただ、そもそもデスゲームモノってマンガで流行ってる(た)ジャンルというよりは、『バトルロワイヤル』で大流行したジャンルだと思うので、映画発祥……は言い過ぎかもだが、映画が一端にはなってる気がする。一応原作あるけど、映画が強いよなぁ。「ダンカン馬鹿野郎」の次にモノマネしたくなるあのセリフでお馴染みの。
 そんなデスゲームモノの映画。そして、事務所主動で制作される映画。これ『インシテミル』を意識してるのかしら。あれゴリゴリのホリプロ映画だったよね。デスゲームだし。この2つが合致する作品ってそんなない気がするんだけど、ただ、ネタにするには映画が微妙すぎるよなぁw
 マンガ原作の場合、役者は原作を読むべきか問題。ぶっちゃけ、どっちでもいいと思います。作品による、とも。原作ファンに媚びへつらうような類の作品だったら読んどくのもアリだろうけど、まぁどの場合においても「読んどく」が唯一絶対の答えではないのは明らかだと思います。だから実写化するとクソなんだよー、というのはお門違いだし、非常に的外れ。脱線だし長くなるのでアレだけど。
 まぁ、とりあえず安易に「本物は原作をあえて読まない」みたいな話にならないとイイナーとは思います。「絶対読むっしょw」も非常にアレだけど、どっちにせよ極端なのはアレかな、と。すげぇどうでもいいテーマだと思うの。

僕のヒーローアカデミア

 エリちゃんとの蜜月デート。 “桃が生ってるよ!” に関しては、透過能力者の名残を感じさせて少し泣ける。
 B組の「ロミオとジュリエットとアズカバンの囚人~王の帰還~」。同時期公開の2大ファンタジー大作を安易に混ぜるのは分かるけど、そこに『ロミジュリ』を入れるのが謎。学生がテキトーに手ぇ出してそうな作品、みたいなイメージ? 『ニセコイ』かよ。まぁ、あの作品は文化祭どうこうじゃなくて、基本設定がそもそも『ロミジュリ』なんですけど。てか、数ある『ハリポタ』の中から『アズカバン』を選んだのも気になる。作者的に語感がピンときたのかしら。もしくは、同時期公開だったからその2つ、みたいな意図あったりするのかしら。どっちもシリーズの中でも屈指の名作だと思います。今思うとアルフォンソキュアロンが『ハリポタ』撮るとかなかなか意味不明で笑えるんだぜ。まぁ、『アズカバン』で一気にダークな路線に打ち出したのがその後のシリーズの方向性を決定づけたとも思いますね。個人の好き好きはあるだろうけど、映画シリーズ的に分岐点なのは間違いない。デヴィッドイェーツに続いて重要なハリポタ監督。個人的には『アズカバン』『不死鳥』『プリンス』『秘宝2』の4本が特に好きかな。半分選ぶのは反則だけど。
 ミスコン。ねじれちゃんカワイイー!!って言わせたいのは分かるけど、ミスコン覇者の雑なギャグキャラ感がちょっと気になる。ぶっちゃけ少し引く。
 まぁ、雄英で一番可愛いのは発明ちゃんなんですけどね……と思ったら直後に出てきたのでビビった。相変わらず可愛い。汚れてるのが良い。夢中になってる女性……性別問わないか、夢中になってる人って魅力的ですよね。まぁ、夢中になってなくても可愛いんですけど。
 角材を折る心操くん。マッスルキャラで押し進める感じですね。次に脚光が当たる日が楽しみです。筋肉路線か。凡人にも出来る地道な努力としての筋トレってことなんだろうな。

レジェンド作家SPインタビュー

 ジャンプ展vol.2の第6回。これまた大ネタ、冨樫。ハタラケー(とりあえず言いたくなる)。
 冨樫が飛影について「中2?」と言ってるので笑った。それでいて「自分がかっこいいなと思ってるもの」としてるのも良い。みんな中2的なかっこよさが好きなのである。中2がバカにされがちなのは身に覚えがあることの裏返しですねw
 てか、インタビュー時にサクッと幽助を描いてたらしいです。冨樫絶好調やんけ。やはり、前期、今期の連載は何かが違う気がする……

J新世界漫画大賞大募集中

 3月は筒井先生のターン。ジャンプ屈指の美少女を描く作家は美少女よりも可愛い、でお馴染みの。『ゆらぎ荘』でも当てはまります。
 マンガの基本的な話が話されてて先月のぽすかターンからの落差を感じる。いや、筒井先生は悪くない。このコーナー毎回読んでるけど、先月がどうかしてた。要求が高度すぎたと思う。マジで。
 あと、筒井先生が、『勉強』という作品がものすごい高度なことやってるとか言われるとちょっとイメージダウンみたいな面ありません? いや、失礼な話ではあるんですけど、緩さも魅力みたいな部分あるじゃないですか。マンガ的な技巧がこれ見よがしだと「○○ちゃん可愛いブヒブヒ」とやりづらいってのはあるよね。割とマジで。ちょっと前に連呼してた『ゆらぎ荘』は意外と面白い、ってのとも通じる。

ぼくたちは勉強ができない

 本作では珍しい主人公たちの「友人」。男女の友人が同時に出てきたのはなかなかのレアケースなのではないか。
 唯我がうるか嬢に好かれてる件について、 “成ちゃんはホント朴念仁だなぁ” と言ってますけど、うるか嬢にしか好かれてないと思ってるお前らも大概である。まぁ、うるか嬢が一番付き合いが長いってのはあるだろうけど。
 んで、キスを目撃して気まずい。先週から文春感すごい。ここで写真を撮ってネットに上げて記憶を失わないのはおかしい。一般人の行動としてリアリティーがない(ジョーダンデスヨ)。
 てか、気まずいって話の最中に「よく考えたら俺も経験あったわ」ってなる唯我で笑った。経験豊富である。強い。
 んで、意識したうるか嬢がキス(ほっぺ)して、夢オチ。が、果たして本当に夢なんですかねぇ……と言いたいのかしら。若干判断が難しい。実際にキスされてそれを夢と間違うってなかなかあり得ない現象だと思うし、前後の感じからしても無理あると思うんだけど、たまに文法ぶっ壊れることあるからな、本作。

『BOZEBEATS』

 オフの日のメガネスミミンカワイイよぉ、の件。やはりメガネはオンオフ表現に適したアイテムですな。これはマンガ的な演出関係なくリアルの方でも成立するし。やはりメガネは良い。リアルだとマスクも多用されるけど、マンガだとマスクほど顔を隠しちゃうと問題があると判断されかねないので、やはりメガネがサイッキョ。
 んで、師匠もお見舞い。環が “ほろぐらむってんだぜアレ” と言ってますが、お土産を持参してる時点で本物確定してるんですよね。すげぇ小さいフリだけど、たまたまではなく確実に環がバカ。……まぁ、マジレスすると匂いで気づけるんじゃない?とか思うけど、ギャグだからな。お土産で判断できるくだりとかうまかったし、プラマイゼロなのではないか。
 んで、師匠がメンバー入り。やったー!!と思うと同時に「テコ入れかな?」とか意地悪なことも考えてしまった。ぶっちゃけ実物の師匠と会うのは環にとってご褒美であるので、一定の成果をあげた時じゃないとドラマ的に弱いと思うんですよね。一応渋谷で活躍はしたけど、スパンが短すぎるので少しアレ。どっちなんだろ。
 新展開。おねショタ。まぁ、よく考えたら環のちっこいワンちゃんキャラを考えたらアイドルちゃんよりも年上キャラと絡ませる方が適切な気はする……と思ったら敵でした。
 このツイスト地味に良く出来てますね。モブザコに絡まれた時点でそいつが魑魅なんじゃないかと疑うじゃないですか、そしたら実は逆でーというオチ。強くなればなるほど人型に近づく、という法則を踏まえた引っかけ。完全に人間にしか見えないお姉さま、という見た目がフリなんですね。うまい。
 あと、タバコを武器にするのも超カッコイイし、涙ボクロが環と左右対称になってるのもデザイン的に決まってる。そして、決めゼリフ、 “忘れちゃったわ あなたのことなんて…” 。逆に言うと、環のことは覚えてるんでしょうね。環の記憶を巡る物語として非常に気になるセリフで良かったと思います。返り血が涙のように頬を伝うってのも意味深で良いっすなー。いろいろ詰まってて最高。

青春兵器ナンバーワン

 最終回。非カラー、非ケツ、非増ページ。
 本編。2年後。またかよ。なんでみんな「2」で固定されてるんだ。なぜそんなに2年が好きなんだ。まぁ、本作の場合は高校を卒業して2年、つまり成人式のタイミングで行われる同窓会、みたいな意味があるのかもしれない。ただ、本編に「成人式」みたいな文言は一切出てこない。まぁ、けど成人式だな。多分。
 んで、再会。4がなかなか可愛い。最終回しかまともな出番なかったの残念ですね。もうちょっと見たかったよ。
 2年経ってそれぞれ立派に成人したけど、兵器たちはあの日の姿のままで、みたいな部分はちょっと良かった。一部学生服だし。あの青春の日々に戻してくれる存在、みたいな。
 まぁ、ということで終わり。意外だったのは最終章をめちゃくちゃ丁寧にやった点ですよ。最後の1、2話で怒濤のように詰め込んで「終わるんかーい」みたいなテンションでごまかす気がしてたんですが。ギャグが少なくなるデメリットはありますが、それでもキレイにやりたかったんでしょうね。まぁ、ドシリアス最終章の間にキャラ投票の結果発表をやるというウルトラCもやってのけたし、ギャグ漫画としての意地は見せたのかな。

食戟のソーマ

 センターカラー。特に意味はないタイミングですね。一応、最終局面突入記念らしいです。だが、カラーで描かれるのは最終局面でキーとなる4人ではなく、審査員。まぁ、黒と白でカラー映えするので良かったと思います。白の方が思ってたより白かった、という発見もありますし。
 本編。なんやかんやあって2vs2で決まり。順当に最大戦力が上から2人残った相手チームとしては体力の消費も少ないし悪くない、という感じでしょうか。もちろんアザミンの意図としては違うんだけど、合理的な理由を考えると。
 んで、主菜はえりな様に決定。アザミン打倒のドラマ的にそっちのが熱い、とかそんなんか。まぁ、ジージの目的もそこらへんが絡むでしょうね。ニヤついてたし。

火ノ丸相撲

 蜻蛉オリジン。ハーフ差別という負の産物。やはり相撲はクソ……というのを言いたいワケではなく。蜻蛉個人の問題ではなく、角界のシステム全体に関係する化け物ということですね。番付がすべて、という価値観があると当然ああいう人が生まれる。
 火ノ丸くんのバトワンパンの件。あれも拾うのか。反省してたのか。すごいな。マジ徹底的に相撲界の暴力体質と向き合う気やないか。ちょっとマジすぎてビビったわ。相撲愛、相撲道、そして品格。ぼんやりとは分かるけど、細かく定義するとなるとピンとこないこのテーマについて逃げないんですね。
 んで、火ノ丸くんのダークサイド。レイナ様と正式にお付き合いさせてからこう来るか。意地悪というか、ガチすぎて引くというかw レイナ様にとって数珠丸に腕折られるよりも怖い取組になるんじゃないかしら。まぁ、これでレイナ様が不死の病になって蜻蛉が「ダークサイドなら彼女を救えるぞ」とかなったらマジ『スターウォーズ』です。ちなみに、実際のとこ救えません。
 そっからさらに才能論にまで話が広がる。体格という目に見える形で才能に恵まれなかった火ノ丸くんだからこそ陥る怒りですね。これはダークサイドが深いわ。レイナ様が何とかするしかない。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉が衝撃。雲雀ちゃんの朝支度なんだけど、あの髪留めって実物じゃなかったのかよ!! 今までずっと、それこそ狭霧を入れれば100話の間ずっと「可愛い髪留めしてるなぁ」とか思ってたわw マジ衝撃。オシャレだと思ってたけど、「実物用意しなくて済むから楽」みたいな無精的なニュアンスも感じてしまうじゃないか。特に狭霧。まぁ、あれを作れるのが一定のレベルに達してる証なので本人的には誇らしい、みたいなことなのかもしれないけど。
 あと、サブタイが「ストップ!!できない雲雀ちゃん!」。101話目でこの初期のサブタイを否定してくるのは熱い。まさに節目だ。
 本編。朧のハグめっちゃ可愛いので笑った。女の子全開だw 性的に大人しくなってるはずなのに雲雀ちゃん的、ライバル的には危機感が増してるってのもすげぇ分かる。
 ちなみに、この裸だった朧が裸じゃなくなる件が今回のクライマックスで地味に効いてくる。最後まで読んだ状態でもっかい読むと冒頭の、朧に対する “いつでもドコでもハダカになってドン引きされるのが朧さんでしょー!?” という雲雀ちゃんのセリフが泣ける。当たり前だけど、この時点での雲雀ちゃんは「ハダカになったらドン引きされる」という価値観を持っているのである。今回は強い意志でそれを乗り越える話。
 んで、雲雀ちゃんの告白計画、再び始動。恋愛レース的に雲雀ちゃんが持ってる最大の武器は誰よりも先に恋心を自覚した点、告白を決意した点にある。ぶっちゃけ、後発キャラなのでいろいろ不利な面しかないんだけど、その事実だけは揺るがない。雲雀ちゃんは一歩踏み出せる行動の人。そんで、そのアドバンテージをちゃんと汲んであげる物語になるから本作は優しい。
 雲雀ちゃんの妄想告白が楽しい。妄想が長い。あえて一旦フラれる、という作戦が都合のいい妄想感ハンパなくて笑える。童貞の妄想と大差ない気さえしてくる。ただ、フラれる際の雲雀ちゃんがやたら良い女風なので可愛い……がそれが笑いに直結する。あれが雲雀ちゃんが考える自身の理想の姿なんだろうなぁ。あのポーズうざいなぁw
 んで、告白。告白といえば屋上……当然見覚えのあるオチが待ってる。ギャグ的に処理されてしまうので告白は保留。ここがうまい。エロハプニングが起きたら告白できない、という重要な前提がここで作られる。
 告白しようとすればするほどエロの度合いが増していく。 “呪われてるのかな雲雀!?” と言ってるが、おそらく呪われてるのはコガラシくんの方だと思うの。
 んで、諦めかける。「神様」とか持ち出すのが良くない傾向ですね。「今回は縁がなかったということで」みたいな理由になってない結論ありきの理由。
 からの、おいしい思いをする狭霧を見て再び決意。あんだけ頑張ってるのに報われないと思ったら狭霧があんなことなってたら確かにムカつくわなw
 とにかく、ここで狭霧をダシに使ったのが雲雀ちゃんのドラマ的に非常に重要で。コガラシくんがどうこうの前から雲雀ちゃんの根底には打倒狭霧、狭霧への対抗心があったワケですよね。そこを恋愛のドラマと絡めてくる。対コガラシと、対狭霧のドラマが2つ同時に描かれる。徹底的に雲雀ちゃんの精神的成長を描いてますね。熱い。
 当の狭霧、雲雀ちゃんの “二人きりにさせて” を効いて赤面してるので真意に気づいてる風だけど、彼女のことを考えると正直怪しいw まぁ、うらら嬢がバッチリ気づいてるので、どう転ぼうと安心だけど。
 最後の試練。いよいよというタイミングでもっかいハプニング。脱ぎの度合いも最終段階。残されたのは雲雀ちゃんのアイデンティティーである縞パン&ニーソのみ。徹底的に妨害されるが、「それでもやるんだよ」と雲雀ちゃんが最終決心。熱い。恥も外聞もかなぐり捨てて、とはよく言いますが、雲雀ちゃんはそれを物理的に実行してる。最後に残されたのは外的要素を一切排した彼女自身のみ、彼女の気持ちのみ。
 たとえば、大きな石から彫刻するみたいなもんで、世界が彼女のことをノミでガンガン削っていく。どんどん削られていって、これ以上削れないという最後に残ったのが彼女にとってはコガラシくんへの恋心だったワケですね。不細工な形であろうと彼女自身に関わることだから、やるしかない。やろうと決める。そこに純粋な彼女の意志、決意があるワケですよ。その決意は今までのものとは純度が違う。だから美しい。
 ……うん、今の段落、カタスケの『サイタマノラッパー』評のパクリなんだけどw まぁ、マジで同じ話ですよ。そんくらい熱い。

『ROBOT×LASERBEAM』

 みんな他人がケンカしてるの好きねー、という冒頭で笑った。たしかに、あんな件があったらゴシップが盛り上がるに決まってる。デフォルメされた話に見えるけど、リアルだw
 んで、マッチプレー選手権のトーナメント抽選会。ここで七傑とかいうのが出てくる。これなぁ、『アクタージュ』のオーディションのくだりとやってることがほとんど同じなんですよね。少年マンガのサガを感じるw まぁ、こちらの方はゴルフなので年齢層に幅があったり、部活時代の先輩がいたり、とバリエーションは豊富なんですが。まぁ、後者は連載期間の違いですわな。
 てか、面白かったのは女みたいな男ですよ。題材の問題で『黒子』の時代から女子キャラの出番が少ない問題ってのはあったと思うんですけど、それに対して奇抜な打開策を打ち出してきた。「男しか出せないなら女みたいな男出せばいいんじゃね?」と。いや、そりゃそうだけどw
 んで、ドンの思惑。 “もし順調にいったら… 決勝までの今戦先負ランキング1~6位の誰かとあたるってことじゃないのか!?” トモヤがナイス説明的リアクション。やはりトモヤ有能。
 ドンとのバトルはこういう形になるんですね。すげぇ面白かったです。よく考えたらロボって好戦的なキャラじゃないからドンに対して「やったろうやないか」ってなるワケがないんですよね。直接対決は考えにくい。となると、こうなる。
 ぶっちゃけさ、トーナメントの結果が強敵と連戦しちゃうなんてマンガ的には常識じゃないですか。別にご都合主義でも何でもなくて。むしろ、そうなってくんないと逆に困るよ、みたいな話で。ドンとの一件はそこに理屈を付けた形なんですね。いかにもマンガ的な展開だけど、それは偶然じゃなくてドンの意志という必然。うまいなぁ。そんなトコこだわらなくてもいいのに、とも思うけど、こだわられると超面白いw

『トマトイプーのリコピン

 前回、脱線として「オタサーの姫もそんなに悪いもんじゃない」という話をしたらホントにオタサーの姫の善性についての話になったのでビビった。ラッキーパンチ当たって笑えるんだけど、テーマに対して誠実とも言えるのかもしれない。
 サー姫サー。 “よく言われるけど天然じゃないモンっ” は笑った。オタクどもが姫を天然扱いして喜んでるオタク共の光景がありありと浮かぶw
 んで、オチ。まさかのいい話オチであった。先週のあのオチからこうなるとは予想できなかったなぁ。姫ゴリの成長物語になるとは思わなかったんだぜ。それがフツーに良く出来てるから怖い。大石先生怖い。
 「本物より本物」のあたり、やっぱ本作は伏線仕込むの好きですね。ドヤ感すごいけど、まぁキレイに落ちたというルックは整うからアリか。ぶっちゃけ、動かなかったらすぐバレちゃうよ!!とかそりゃ思うし、今後の闇が怖いんだけど、まぁそこまでガチな話やられてもアレだから別にいいか。闇金ゴリジマくんとかやられても困るし。

次号予告

 新連載でごわす。第2弾。今回の3本の中で唯一の連載経験者ですね。考古学ファンタジーらしいです。ビジュアルからなかなか結びつかないテーマなので今週驚きましたw

目次

 読者コメント。「コガラシだけなぜモテる」とありますが、そもそもあの作品に出てくる男性キャラ、ほぼコガラシですので「だけ」は違和感。そして、コガラシは読んでりゃ「そりゃモテるだろ」ってなると思うの。もし思わないなら多分それがモテない理由。
 ……って『ゆらぎ荘』警察かよ。あまり良くないですね、こういうの。

愛読者アンケート

 新連載についてと、web上で読む漫画について。まぁ、要するに今日から?始まる「ジャンプPARTY」についてですよ。ぶっちゃけ誌面上のお知らせだけだと何が何だかよく分からなかったです。まぁ、検索すると各所が取り上げてるので、興味あったらそっちで。

バランスボールに座って仕事してるんですが寝不足の時本気で転がり落ちかける
(『ハイキュー!!』)

 古舘先生は萌えコメント界の古豪。

チョコ沢山ありがとうございます!僕が食べて脳内の皆に糖分渡しておきます!
(『僕のヒーローアカデミア』)

 キャラへのバレンタインチョコに対する返答は空知先生が身も蓋もなくて好きなんですが、堀越先生のコレも見事ですね。この手のコメントとしてはゴールなのではないか。

男達からバレンタインチョコを戴いたのは人生初です。有難うございます。
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 最初「男達」の表現がウケたんだけど、文字数いっぱいだったせいか。
 てか、男性ファンもチョコ送るんですね。カオスでいいなぁ。まぁ、そもそも女性に限定するのがアレなイベントですので、カオスでちょうどいいと思います。
 チョコがキャラ宛なのか、老師宛なのか、気になる。

総括

 短いでごわす。17k弱。こんだけ短く済むんだったらもうちょっと早く終わればいいんだけどねぇ。最近『ドラクエ10』も全然やれてなくて、ver.4.1もまだ手つかずなくらいなんですよ(深刻さが伝わらない)。

 はい、最後に今週のベスト作品。『ゆらぎ荘』です。決まりー。迷う余地がないので助かる
 次点としては、新連載&最終回、そして意外な本格バトル回だった『約束』『dr.stone』かな。

 今週のベストシーンは、『ハイキュー』より潔子さんの横乳。
 雲雀ちゃんじゃねぇのかよ!!と我ながら思ったけど、全体的に良かったから1コマの瞬発力でいうと潔子さんだったかなぁ、と。まぁ、単純にエロかったです。潔子さんが本気出したらお色気コンテンツとしての『勉強』『ゆらぎ』が駆逐される恐れすらあるw
 ちなみに、次点は『ONE PIECE』の帽子。

 んで、今週のベストキャラはこの人。次点なし。

  • キリエさん 『BOZEBEATS』
    • だから雲雀ちゃんじゃねぇのかよ、という話ではあるんですが。まぁ、全部のベストが『ゆらぎ荘』になったらなんか終わりみたいなところあるじゃないですか。そもそも意図的に過小評価しないと毎週のベスト『ゆらぎ荘』ですし。
    • とにかく、キリエさんは出番とそこに詰め込まれた情報量の比率が異常に濃いのが良かったです。

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