北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年16号の感想

週刊少年ジャンプ(16) 2020年 3/30 号 [雑誌]

 理想の未来を描こうとするとレアキャラ出しがち(ラブコメマルチエンドあるある)。

表紙

 『ハイキュー』。連載開始から8年19日記念という初めて聞いた記念。
 表紙イラストとしては烏野1年組の今。こうして見ると谷地さん可愛い。良い女感がすごい。終わるまでに1話くらい谷地さん回あるといいな。裏主人公みたいな位置づけだと思ってたんですが、意外と出番がない。

ハイキュー!!』8周年8大企画

 いろいろやるらしい。さすがに9周年はないんだろうなぁ、と遠くを見てしまいますね。とりあえず投票企画があるのでその発表までは……この感想『鬼滅』でも感じたし、たぶん来週『ゆらぎ荘』でも同じこと言うんだろうなぁw 逆に言うと、『約束』はこの手の企画がないのでー?? みたいな。来週巻頭なんですがそういう募集はないんじゃないかなぁ。ただ、『約束』クラスだとカウントダウン的な盛り上げはすると思うので、予告に「重大発表」とないのは朗報、かな。
 ほとんど『ハイキュー』の話じゃなかったですね。すいません。

鬼滅の刃』ゲーム化

 スマホゲーと、PS4。アニメ化したら大体ゲーム化もする流れがあるので、企画段階ではその感覚だったと思うんですよ。そしたらアニメで人気爆発じゃないですか。制作陣は変な緊張というか「やり直させて?」とか思うんじゃないかなぁ、とニヤニヤしておりますw 「もうちょっと予算かければよかった」とか上の人は思ったりするんじゃないかしら。
 あと、基本アニメ準拠だろうからとっととアニメで話を進めないと「あのキャラいないじゃん!」みたいな事態になりかねない気がする。特に鬼。

読者プレゼント

 「新型コロナウイルスネタってアリですか?」「うーん」みたいな話し合いがジャンプ編集部で行われてる気がする。直接コロナじゃなくても手洗いうがいネタとか。
 テーマは忍者。「がっぽりあん蔵」笑った。字面で見ても何行ってるのか分からないけど読むと「あー……」となる。別に気持ちいい納得ではない。
 現代のグッズを忍術になぞらえて紹介してるのは素直に面白かったんですが、スイッチを「分身の術」にするのはちょっと無理があったと思う。ライトだとコントローラーがセパレートするわけでもないし。

巻頭カラー『ハイキュー!!

 アバンが烏野3年組からの見開きでノヤ。なんやねんこのカラーw 笑ってしまったんですが、表紙が1年、そして本編では日向とノヤの自由さについて語っているので、トータルでバランスが取れてるというか、1話どころか1号として完成されてる気にもなってくる。せっかくの『ハイキュー』記念号なのにノヤで笑ったのも事実なんですが。
 本編。まず、ノヤ半端ねぇ。東峰“俺はさ 東京の学校に行こうかなって 服関係の” と打ち明けるのもそれなりに告白だったろうに、それが「ビュン!」で済まされちゃうので笑う。笑うんだけど、決してバカにしてるわけではなく、ノヤの中ではイタリアも東京も大差ないんでしょうね。交通機関に乗って寝てたら着く、くらいの感覚なんでしょう。分かるけどちょっと引くわぁ……という3年たちの温度。もちろん誇らしさもブレンドされてるんですが。
 日向がブラジル仕込みのレシーブを見せたと思ったら、木兎が胸レシーブ。試合前の噛み合わない会話とか爆笑だったんですが、「自由」というテーマで見るとめちゃくちゃ頼もしい。ウシワカもコミュ障ギャグの担当だったと思いますが、揺れに対応する日向に対してシンプルに「強い」で圧倒する感じとか気持ちいい。ジャンケンじゃないけど、それぞれに特性があって、それぞれの組み合わせによって勝敗が決する。
 からの日向本気スパイクモーションからのトス。ピンチをチャンスに変える……と思ったら2打目なのでスパイク打つとは限らない。あのフォームのフェイントはちょっとチートすぎない?? とか思ってしまうんですが、日向が囮として1点もぎ取るのは痛快ですね。何でも出来る自由さを囮としての強さにしていて、ロメロという名のマグロを釣り上げた、みたいな感じでしょうかw

 本編後に「ベストオーダー」投票企画。よく考えたら今やってるプロ編が古舘先生によるベストオーダーってことなんでしょうね。まぁ「この子はさすがにプロではない」みたいな線引きもあるだろうけど。
 web限定の投票。投票内容が複雑だから、みたいな事情もあるんじゃないかしら。そもそも投票方法は説明されてるんですが、それをどのように集計するのかが分からんのですよ。人気投票とは書かれてないから単純に数で競う感じではないのか?
www.shonenjump.com

ONE PIECE

 小紫死んだやん、と思ったら死んだフリ説。感想には書いてなかったと思うけど、たしかに大物っぽく登場した割にはあっけなく退場して何だったの?? みたいな印象も少しあったかもしれない。なるほど。
 からの内通者。ジャンプ連載陣で内通者投票できるんじゃないかってくらい内通者多いですね。内通者展開というか。週刊連載だと便利なネタなのかな。長期的に興味を持続できて、その割に作者としてのコストは低い、みたいな。どの作品にも内通者いますよねぇ。
 そんな内通者。オロチは超ビビリで噂に怯えてた、みたいな話だったけど、ちゃんと信頼できる情報源があるなら過小評価だったかもしれませんね。まぁ、マネマネとバリバリがチート級ってのもあるけど、カイドウにおんぶに抱っこでは全然ない。
 内通者の謎解き。悪魔の実の能力者……と徐々に容疑者を絞る展開が良い。ちょっとページをめくる手を止めてじっくり考えたくなりますね。ただ、本当のヒントは悪魔の実の手前の 大衆演劇の一座に生まれ……” という部分にあった、というのは普通に痺れました。漫画的なケレン味に過ぎないと思ってた歌舞伎モチーフにちゃんと意味があったわけですね。これは良かった。騙される快楽。悪魔の実は「炭」と「墨」みたいな連想もあったのかしら。あの実力を隠してました、という展開好きよ。絶望感が増す。『BLEACH』の藍染とかも近いかな(あれはちょっと強すぎますがw)。
 まぁ、正直言うと、いくら写実的に絵を描いても本物と見間違えるのは無理だろ、と思うんですが、まぁそこは漫画ならではのウソということで納得するしかないのかな。絶望感が楽しいのでそれほど気にはならないんですが。
 からの船が足りない、海を渡れない、からの海賊。これも良かったなぁ。まぁ、「お前らいつも陸で戦ってばかりじゃねぇか!」というツッコミも正直頭によぎりましたが、それを払拭するかのような痛快さがあるのも事実。細かいことを言うならば、サニー号の復活、登場シーンはもうとっと大々的に見せてほしかった気もする。「生きとったんかワレェ」案件じゃないですか。もちろん海賊宣言がめちゃくちゃかっこいいのでそっちに重きを置くのも分かるけど、「えっルフィサニー号に乗ってんの??」と一瞬混乱しました。

鬼滅の刃

 おおっ、三兄弟が無惨と戦っておる……。分かっちゃいた絵面ではありますが、やはりアガる。細々とした斬り合いはイノスケと炭治郎がやって、隙を見て善逸が大技をドカン、という役割分担も気持ちいいです。前から善逸、バトルキャラとしての扱いにくさを勝手に心配していたんですが、キレイにハマったなぁ。まぁ、睡眠剣士じゃなくなった時点でクリアしてたのかもしれませんが。最初は面白いけど、レギュラーにするには難しいよなぁ。最後まで来れたのすごい。
 無惨のくぱぁも良かった。鬼の怖さの根っこにある「食べる」をここで改めて打ち出してきたのがかっこいい。いや気持ち悪いけど。炭治郎が押さえつけて時間を稼ごうとするんだけど、近づいてる状態で一番怖いことをしてくる、という絶望感。
 夜明けは近いらしい。毒と同じで、ここらへんの時間経過は作者の匙加減なんですが、無惨が逃げに転じたことで時間経過が感覚的に早まった、というのは納得できるバランスかな。斬り合ってるよりも、逃げるのを止めながら斬り合うのだとアクションの数の割に時間は多く進む気がする。

センターカラー『ぼくたちは勉強ができない

 リズヘッド編開幕。それぞれが始まる際はカラーが約束されたようなもんですかね。これで序列作るのはアレですので。
 てか、「Route:if」問題。「Route:2/5」という表記はあったんですが、ifの2/5なのか、ifの1/4なのかそこをハッキリしてほしかった。うるかが正史だったのかの判断はそこじゃないですか。すごい気になる。
 カラー裏に改めて企画説明。69話での文化祭が分岐らしいんですが、今回151話なんですよ。半分以上巻き戻るんかーい!! と途方もない気持ちになりましたw いや、さすがに151-69=82話分これから各ルートに費やすとは思いませんが。
 本編。いきなり10ヶ月後で大学生。82話もかからなそうで安心なんですが、個人的に楽しみにしてた受験勉強が一切描かれないので泣いたw もうあれはどのルートでも固定ってことなのかしら。パラレルと言っても描く時制はそれぞれ別、というのはすごい面白い手法で「この企画好きかも……」と少しワクワクもしました。が、残り3人も余ってることを考えると毎回時制をばらすのは無理な気もする。大学、就職、アラサー、でもまだ1人足りないw
 1人ずつ時間を進めていくんだとしたら、先生ルートが最後になったのも納得です。たぶん唯我が先生になった頃の話になるんじゃない? そうすると、残りの2人がどこに配置されるのかが気になってくる……
 まぁ、とにかく、付き合うようになる経緯については描かないってことなんでしょうね。さすがに毎回感動巨編をこしらえるのは難しいというか、感動がマンネリ化する恐れもありますし。ただ、こうなるとやっぱ、うるかが正史みたいな印象も強くなるよなぁ。他のオマケ感が増すというか。
 気になってた失恋組。うるかの失恋は割とあっさり描かれて、先週まであんだけ盛り上げたのに「はぁ?」みたいな気にも正直なる。文化祭で手を握れたから、そのジングスで今まで以上に意識するようになった、背中を押された、みたいなロジックを勝手に補完するべきなのかしら。
 時制が飛ぶとますます『ゆらぎ荘』との一致が増えるんですが、あっちと同じように「結局どこまで行ったの?」というゲスな疑問も湧きますね。狭霧の未来だと「どこにも行ってねぇよ!!」が物語のメインテーマになってておかしかったんですが、本作はどうなるのかしら。
 てか、すっごいライトな話なので面食らいますねw 極端な話今週でリズ編終わりでもおかしくないレベルのアッサリ加減。逆に言うと、これで続くとなるとどこまで続くのかがまったく見当がつかないw そもそも「この世界では2人はどうなってるのか」とかの説明をそこそこにドタバタギャグ始めるのですごい。何よりこの話がどこに向かうのかとか一切ないですねw ざっくり括ると『ゆらぎ荘』とやってることは同じなんですが、アプローチが全然違いすぎてウケる。作家性が出るというか、企画趣旨が似てるようで実は全然違う……のか?

僕のヒーローアカデミア

 リデストロの顔芸わろた。あの能力をオチに使うなw
 B組の広域攻撃がほとんどチート。授業で戦ったときにも感じたことですが、あの2人ずるいよなぁw 開けた場での集団戦、で初見だったらまず勝ちだろ。プロが形無しに思えてくるというか、プロの人材不足を感じる。
 そんな2人に対して “いーぞマッドマン!!” “凄いぞシーメイジ!” と衒いもなくホメてくれる強面オルカ可愛い。ちょっとキュンときてしまったわ。
 んで、本題、ホークスとトゥワイス。ぶっちゃけNo.2がここでトゥワイス1人の相手してるのは得策じゃない気もするんですが、じっくり時間をかけてほしい気持ちも大きいから困った。もちろんトゥワイスが大暴れしたらヤバいってのも分かるんですが、戦線(連合)のNo.2では決してないよなぁ、みたいな。
 ホークスの羽による囲い、拘束をどう打破するかってのが見所だったんですが、気の利いた策などなく、ただ増やす。合理的な作戦だとも思うし、自分はいくら傷ついてもいい、みたいな彼の心情を表してるようでもありますね。変な話、分身して即羽に刺さって死ぬ奴とかいるんじゃないかしら。

約束のネバーランド

 鬼の “は?” で不覚にも笑ってしまった。ラートリーの暴走、カリスマ性の喪失という意味で象徴的でもあるんですが、あの鬼のヤンキー感に人間臭さを感じてしまう。
 からの王都の情報に今度はラートリーが “…は?” 。地味ながらうまい。
 ムジカパート。勝手に事態が解決したので少し肩透かし出もあるんですが、鬼たちのことは鬼たちで解決する、と考えると納得もある。
 んで、「生きとったんかワレェ」案件のあの人。敵が味方になるというバトル漫画的な展開でもあるんですが、『ワイルドスピード ICE BREAK』的な「お前が味方になるのはさすがにナシじゃね?」みたいな気もせんではない……が、正直あの登場シーンめちゃくちゃアガりましたw
 んで、レウウィス劇場。猿がいちいち可愛い……のはさておき。味方か分からないハラハラからのソンジュに斬りかかって「そっちかー!」とショックを受けてたら邪血ゴクゴク実演販売スタイル。たしかに手っ取り早く説明するのにめちゃくちゃ合理的ですね。まぁ、孫コピーのソンジュよりもムジカ直飲みがいいんですが、ムジカに斬りかかるのはさすがにアウトだったのでしょうねw
 この敵かとハラハラさせてからのアッサリ味方、という展開はママとも通じるのかもしれませんね。どちらも登場の瞬間ぶち上がりますし。
 ラートリーの敗北宣言からの最後のあがき。勝つことは諦め、食用児の足を引っ張ることだけを考える。悪役としてのカリスマ性としてレウウィスと対照的すぎるんですが、みっともないまでに悪にしがみつく感じ、正直嫌いじゃないです。悪役かくあるべし、とすら思っちゃう。

手塚賞募集

 審査員コメント。新たな審査員として堀越先生が加わっててなんかすごいんですが、そんな堀越コメントが尾田っちと被ってて面白いです。服装被っちゃったみたいな気まずさもあるけど、漫画家として真理を突いてる、みたいな説得力も感じる。

センターカラー『夜桜さんちの大作戦』

 曲がりなりにも「結婚」を描く作品において「浮気」というテーマは不可避ですよね。もちろんすべての夫婦に浮気が生じるとは言いませんが、浮気の可能性、浮気の疑惑にまで広げるとかなり多くの人に当てはまる話なんじゃないかしら。今回は誤解によるコメディーですが、浮気だと思ったら実は家族のためだったというオチは夫婦であり家族の物語である本作としては非常にキレイだったと思います。タイトル『夜桜さんち』ですし。冒頭に紅茶の話、そして缶を大映しにしてるあたりも良かったです。本作は丁寧に伏線仕込むタイプですよね。1話の中でこういう構成にするの多い気がします。
 てか、浮気(疑惑)の相手、殺香じゃなかったんですね。前号の予告で浮気のことが書かれてて彼女を想像してたんですが、全然違ったw むしろ彼女は六美に囁く悪魔という役割。狂信的な愛を持つ彼女ならではの役で笑いました。「んなワケあるかい」と六美がツッコむ漫才形式なんですが、読者的には「果たしてそうだろうか」みたいな揺れも少しは生じる。もちろんガチ浮気を疑うほどではないけど、そもそも女性ですらない、とまで徹底するとは思わなかったw
 あと、浮気の証拠としてLINE画面が流出したのには笑いました。ちょっと古いけどね。いわゆるセンテンススプリング。彼女が出演する映画『初恋』は現在公開中です。
 善意を受け止めきれない長男オチも笑ったんですが、手前に紅茶が置かれたラストショットもオシャレですごい良かったです。平和でありつつ気の利いたコマ良いよね。

『魔女の守人』

 増ページ。本編前にあらすじ紹介アリ。なるほど、新連載には一律でこういうことをやるのか。すごく良いと思います。優しい。来週は『マッシュル』でやるのでしょう。
 扉。十字に伸びた鉄の槍によってコマ割りのような構図になってる。やはり本作の強みはココですね。十字架を背負った魔女、みたいな意味合いにも取れるし、非常に面白い。
 本編。勝利なんですが、敵の騎士が担当の魔女に助けられるオチは良かったと思います。魔女をモノ扱いしてるのが彼の最大の罪だと思うんですが、彼女に助けられることで少しでもマシになればいいな……みたいな予感。
 んで、MP使いすぎ問題。流水治療のくだりとか「なんかホントっぽい」感じで好き。もちろんウソなんだけど、この世界ではこの世界なりの理論が確立されてる感。専門知識はないですが、真似したら危険な気はする。
 からのガチドクター登場でエンド。頭蓋骨ネックレスはやりすぎだと思いましたが、ハッタリ利いてて嫌いじゃないですw あと、手の杖は奇しくも今週の『呪術』と少し似てるかな。

Dr.STONE

 関係ない話。千空たちが石鹸で効率的な手洗い方法(くられ監修)を教える漫画があったら面白いと思う。本編を1週休んででもいいから……と言うとファンの方に怒られるかもしれないけど。石鹸と言ったら本作じゃないですか。漫画じゃない特集ページでもいいけど、何か新しいオモシロに変換しないと癪じゃないですか。
 本編。いきなり船。インタビュー形式で乗船キャラの紹介をするのはいいんだけどゴチャゴチャしすぎ……と思ったら次のページが大海原ドーン! なので良かった。船があまりにちっぽけなの、勇気いる構図だと思うけど、効果的だったと思います。
 自由の女神は残ってるのか問題。何とかの惑星みたいでワクワクする。忘れたし調べるほど興味ないけど、あの映画は何年後なんだっけか。
 んで、ケンカ。大樹のケンカストップがすげぇムカつく。バカが暴力で支配してくるのに生理的なんじゃないかと思うくらいの嫌悪感。まぁ、考えるだけ無駄なんだけど、そもそも出発する前に決めとけよ、とは思う。まぁ、勢い重視。
 前回出てきた地球儀が航路の話で再び使われてるのは良かった。飛行機の航路とかICBMの弾道とかがそうらしいんですが地図の直線が最短距離じゃない。不思議。テレビかなんかで実際に紐使って実証してるの見たことあるけど、狐に化かされた感あった。
 千空の言い分。ギリギリなので70日だと1年ロスする、はよく分かるんだけど、いくら何でも計画がカツカツすぎて実現不可能な気もする。まぁ、そういうところを省くのが漫画としての良さなのかもしれないけど。性格的に気になってしまうw
 んで、対決。 “闘るしかないな” のコマで裸になるのはただのイメージかと思ったら次のページで普通に着替えてるのは笑った。かっこいい着替えの場面だったのねw

『ミニネタジャパン』

 厳密には「出張所」だけど、アニメにハライチ岩井が出るらしい。たしかにジモーラが高まりそうなコンビ名だ……。
 てか、来週アニメ最終回なのですね。まさか、4コマ連載も終わってしまうのか? 予期してなかった別れなのでつらい。巻末の2つがまず終わると思ってた。
 んで、4コマ。日本で一番長い駅名は熊本県……だけじゃない。終わると意識したから余計に感じるんですが、この4コマ、芸術的なまでに起承転結がしっかりしてる。それでいてジモトネタであり、ちょっと勉強になる要素もある。ジモト4コマとして完成形という風格すら感じる。

『マッシュル -MASHLE-』

 普通に友達いっぱい出来てて衝撃。それぞれ1話ずつかもしれないけど、たしかにどれも見た顔で、言われてみれば納得しかないんですが、かなり衝撃。第2章始まった感、は言い過ぎかもしれないけど、区切りが1つ入った感ある。
 知らない人にケンカ売られる。友達はマッシュに話を聞いてもらうための口実。ワンクッションないとマッシュ話聞いてくれないもんな……と本作の悪役たちにちょっと同情。
 これまたマッシュならではなんですが、基本的に相づちも打たないので悪役が勝負の説明をひたすらベラベラと喋り続けることになっててちょっと滑稽。というか寂しくもなる。一応ビンの中の3人が全力でリアクション取ってくれてるんだけど、たぶんその声はビンの外に聞こえてないよねw
 重力魔法。偉そうな奴が重力でひざまづかせてくる。面白いんだけど『ブラクロ』で見たネタなのが泣ける。連載前から考えてたネタだと思うけど、最近になって『ブラクロ』がぶっ込んでくる。同情するわ……

チェンソーマン』

 さすがに先生勝てない。ナイフで落下の勢いを相殺して……はさすがに無理ゲーすぎると思うんですが、絵面としてはワクワクするのでジレンマ感じる。ただ強いだけの常人が活躍するのがかっこいいので荒唐無稽すぎるとアレなんだけど、悩ましい。直後の三兄弟がただ落下するのと対比になってて面白いんだけどね。まぁ、ナイフ使わなくても死なないレベルなのか、とは思った。漫画に限らないけど、都合いい位置に駐車されがち。映画だとさらに警報鳴るよな。
 パワーちゃん語録はいつものことなんですが、 “卑怯者がア~…!” は久々に声出して笑った。単純に最近面白くて集中の度合いが増してるだけかもしれないけど。
 同じく読んでて声出したシリーズなんですが、釘。キレイに「あっ」と声が出たw クァンシ回りが盛り上がっててすっかり忘れてたというか。足に釘が刺さるという反射的に痛そうな絵面に驚きつつ、一瞬遅れて「これ死ぬやつやん」と気づく。そこで「あっ」。
 あと “浮いてる… す… すげぇ…” も笑いました。すげぇけど!!

『アンデッドアンラック』

 クエスト紹介のくだりがあまりにゲーム過ぎてちょっと引いた。「何だよこれゲームかよ」ってツッコミも成立しないくらいにゲーム。
 主人公が敵組織に入ることを目標にしてるのが面白いと思ってたので、その組織より上の大ボスが出てきたことにより普通に味方グループになっちゃったのは正直少し萎える。いつの間にかクセの強い味方がこんなに揃ってるのは話がサクサク進んでてすごいことなのかもしれないけど、勝手に違うものを期待してしまっていた。毎週感想書を書いてると都合の悪い過去の感想を「やっぱナシ」と無視して読み進めることが出来ない。地味に弊害。
 中華と最難関クエに出発。せっかくいろんなキャラが出たから知らない人と行きたい気もするが、馴染みの強キャラと行く楽しさ、頼もしさも同じくらい感じる。中華が何を否定するのか、敵じゃないなら隠す意味ない気もするんだけど、能力者は味方にも秘密厳守みたいなバトル漫画でよくあるアレかしら。普通に連携取ったり作戦立てやすい方が優先な気もするんですが、来週どうなるのかしら。逆の方選んじゃうみたいなノリの奴でしたよね。「不○」で表現できると思うんですが、何でしょうね。

『呪術廻戦』

 bunkamuraを向けるくだり、渋谷に土地勘ある人は楽しいんだろうなぁ、と嫉妬。名前は聞いたことあるし、ひょっとしたら一度くらいは近くを通ったことあるかもしれないけど、ピンとくるほどではない。悔しい。
 そんな逃げるフリして作戦が見抜かれる。握手ソードを初手で捨てたのが不気味だったんですが、情報収集にも使えるのか。視覚の共有的な。完全に『アダムスファミリー』のハンドくん、もしくは『失くした体』。手が歩く様はなぜあんなにも魅力的なのか。
 とにかくハンドくん大活躍でワンパン。勝負アリ一歩手前。どうやら自律思考で動き回るくらいだと思うんですが(現状)、初見だと頭がついていかないよなぁ。特殊能力という要素は少なめで、基本はとにかくアクション、というのが良い。まぁ、アゴにワンパン入れるとこ、パンチしてるのは可愛いんですが、普通に剣の方で首斬った方が話が早いのでそこらへんのルールは気になる。ハンドくんが空を飛ぶ際、手の方向にしか進めない、みたいな? 飛んだのかも分からないんですが。
 とにかく釘崎さんの怒りに火を付ける展開かと思ったら、それ以上にキレてる人が到着してエンド。いやぁ、盛り上がるなぁw セリフが一切ないのとかオシャレよね。ガラスが割れる音、割れたガラスを踏む音が彼の怒りを代弁してる。

ブラッククローバー

 敵は悪魔と仲良し。会話もするので悪魔についての情報量がヤバい。初見のアスタ(の悪魔)に対して実力の推測が出来るとか地味に強すぎる。悪魔を体系立てて把握してるのとかマジずるいんですが、最終的に行き着くのが「俺は最上位だ」なので少年漫画らしいバカっぽさがあって好き。%のくだりもそうだけど。
 アスタは黒ベタで、敵は重力で操った岩石、もしくは魔力の(?)剣。単純にパッと見の色合いでどうなってるか分かりやすいのが良いと思います。物量もすごいし、動きも複雑な戦いなんですが、パッと見で理解を諦めてしまうような、目が滑るような内容では決してない。
 んで、アスタが一矢報いてエンド。敵の動きを先読みしたらしいですが、これはちょっとアスタの理性ありきの強さなんじゃないかしら。アスタのバトル経験を活かした一撃だと思うんですが、悪魔任せの暴走なのかしら。ここらへん先週あった人間の本質の話とも通じそうですね。

『アクタージュ act-age』

 正攻法で面白い羅刹女。安定して面白いので漫画としてはすぐに終わる。完璧なので言うことないです、という感じに省略されるのはちょうどいい案配だったと思います。『勉強』のifにも感じる(た)ことだけど、「また同じ話やんの?」という懸念はあったんですよね。それが杞憂だったわけで。あざっす。
 んで、甲のトラブルをなぞる。あーなるほど、黒山としてはオーガミが欲しいから彼の失態を「元からそうだったよ?」という風に上書きするんですね。あなる。事前に “あれはやっぱり僕がやるべきだった” と状況をさりげなく再確認してるのとか見事だったと思います。単純に甲と乙の対決で考えたら乙にお情けかけられてマジ屈辱&完敗みたいな感じだと思いますが(感謝もあるか)、すべてをコントロールしてる人の本当の狙いは「リッキー業界追放とか困るんですけどw」。
 ロジックも面白いし、あくまでも黒山視点の物語だから舞台の上で様子にそれほどフォーカスしないバランスで新鮮だったんですが、牛魔王が渾身のドヤ顔見せるのには一瞬オモシロを感じてしまった。いや、セクシーなのも分かるし、完敗すぎて天晴れなんだけど、「そんな嬉しそうにしなくても……」みたいな気持ちが1ミリくらいw

『AGRAVITY BOYS』

 特集ページあり。これは新連載組とは違って今後も続くらしい。vol.1ですので。今回は人物紹介。サガが「この中では一番まともかも……!?」と書かれてるんですが、普通にクリスだと思う。ババ「局所的」のくだりはうまい。
 本編。ぶらぶらところころ。笑ったんですが、分かってて押しつけてるのか、探してると勘違いしてるのかどっちなのかしら。後者なんだろうけど、前者であってほしい気もするw
 ヤリチンたちの偵察……と思ったらゲラルトとのBLに発展するのでビビった。憧れの先輩と同年代になって出会うってのはたしかにロマンチックかもしれない。この手のネタはクリスだけかと思ったらゲラルトも来るとはな。まぁ、イケメンだから納得がないわけじゃないんですが(別に顔が理由じゃないけど)。
 命万能説に関しては某ラジオ番組のカップスターのコーナー思い出した。提供コーナーは面白くても決まった期限で終わるからイヤですね。復活もいいけど常設してほしい。
 そんな命万能説に対して “命…いける…?” とか、 “いいねえ とばすねぇ!!” とツッコむのではなく火に油注ぐようなリアクションしてるのも良かったです。ヤリチンも良いキャラしてる。
 ラブドールのくだりはちょっと下ネタが直接的すぎるというか、小中学生の下ネタがもうちょっと年齢上がったような感じがして抵抗あったんですが、よく見ると下半身ないので安心しました。目的はおっぱい、おっぱいのみ。安心です。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 雲雀ちゃんのターン。さすがに成人して縞々ニーソはないよね……と思ってたんですが、スマホケースが縞々なので笑いました。ちなみにパンツも縞パンでした。2、3週前の話で。こだわりがすごい。
 冒頭にちょっとだけ流禅。不在が気になるヌースの名前も出ました。複数の予知はどうやらあり得る可能性の世界、という感じらしい。分岐のキッカケが気になるところなんですが、あの時点より後ろに分岐する何かがあるってことですよね。つまり、あの時点ではまだイーブン。……まぁ、流禅がウソついてなければw
 あと、ここで気になってくるのは宮崎ルート。コガラシくん消失の段階で「予測した無数の未来」ですので、今回見てる夢は修学旅行の夢とは厳密には別物。あれは修学旅行に酌人が襲撃してコガラシくんが霊力を失ったことで生まれた道筋ですので。ただ、修学旅行のときに未来の夢を見た記憶は継続した彼女が今再びコガラシくんと結ばれる未来を見ているので未来コーくんともその話が通じる……ってことなのかしら。ごめん、ややこしすぎてギブアップw
 毎週流禅の発言が小出しにされるのがメタ的な都合を感じて面白いんですが、今回重要なのは未来雲雀ちゃんの認識。 “あの時どんな未来を視たのかは忘れちゃったけど” です。今夢の中にいる認識はない。夢のおかげでコガラシくん復活し、何なら夢のおかげで彼と結ばれる道筋を見つけられた、みたいな? ここらへん狭霧とも、かるら様とも認識が違うので面白いですね。都合良くみんな同じ解釈に行き着いててくれた方が分かりやすいんですが、そこにこだわるのがミウラ老師の作家性なんだと思います。徹底的に論理的。
 こうして考えると、今いる夢の認識が正しいかるら様、そして宮崎さんが最後の方に配置されたのは必然ですね。漫画が現在に戻らなくても、彼女たちなら何かヒントを見つけられるかもしれない、という期待。
 あとは気楽に雲雀ちゃんのハッピーエンドを楽しめばいい気がします。ただ、ここで一つ苦言というか不満なんですが、雲雀ルートの狭霧が、狭霧ルートの狭霧よりも出世してるのには抵抗感がめちゃくちゃある。恋が仕事を邪魔してるみたいでイヤじゃない? 狭霧の物語は恋と仕事がテーマになってると思ってたんですが、その結論としてこれはあんまり。コガラシくんと背中を預け合ってかっこよく活躍する狭霧、を見て雲雀ちゃんも思わず嫉妬ではなく憧れの念を抱く、という話じゃないですか。恋が成就したら他のことが手に着かなくなる、なんてリアルでありそうな話はイヤだなぁ。もちろん、どっちの未来でも狭霧の実力は同じで、黒衣機関にスカウトされるかどうかが違うだけ、みたいな好意的な解釈も出来るけど。まぁ、コガラシくんとイチャイチャする狭霧の未来が見たい、見せたいって気持ちも分かるのですが。
 そんなことを考えながら雲雀ちゃんの未来を読んでいたら、雲雀ちゃんめっちゃ向上心あるのでヤバい。狭霧の好きな要素を雲雀ちゃんが引き継いでおる。神コロ様かよ。
 徹底して恋と仕事(誅魔忍としての向上)がテーマになってる。コガラシくんと結ばれたので周囲からは「もう誅魔忍とかどうでもいい」「女としての幸せを優先しろ」と言われる中、雲雀ちゃんが目指すのは “究極の霊装結界を…!” 。あの雲雀ちゃんがこんなドラマを背負うことになるとはマジで感動してしまった。狭霧でやるべき話だと思うんですが、意外性ずるい……
 気になっていた葉月ちゃん、ついに登場。やっぱ別行動だったのですね。まさかの男連れ。後輩を連れて女社会を築いてる巴ちゃんと、男が出来て会う機会が減った葉月ちゃん、という話だったのか。同性の友情の別れあるあるだ……。そんな葉月ちゃんの彼氏がメガネで個人的には嬉しいんですが(目を隠してモブ感を出すためだと思う)、葉月ちゃんの言い分がなぁ、正しいんだけど、正しくない。好きな人が好きでいてくれたらゴール、という意見を雲雀ちゃんが否定する。これダイエット回でコガラシくん相手にやってた話と同じですよね。ぼんやりとした記憶で申し訳ないですが、「そのままで充分なんじゃないか」と言うコガラシくんに対して「コガラシくんが良くても私がダメなの」的な会話があったと思います。すごい好きなエピソードなんですが、その価値観が未来の雲雀ちゃんにも通底してる。他己評価よりも自己評価を優先させる。その飽くなき向上心の先にいるのは常に狭霧。この話をやるためにこっちの未来では狭霧を出世させたんでしょうが……それは分かるんですが……。まぁ、やっぱ流禅のでっち上げ要素が多くて、雲雀ちゃんの願望を元にこの夢にはブレンドされてる、であったほしい気がw
 葉月ちゃんは予想してたんですが、屋台のおやっさんが予想外。そして嬉しいサプライズなのが未来雪崩くん。まさかの登場に嬉ション寸前ですよ。まぁ、冷静になって考えると2コマしかいないんですが、それでも霊装結界のご意見番としての登場は納得しかない。雲雀ちゃんの物語を突き詰めるとどうしても霊装結界が不可避ですからね。そうすると自ずと雪崩くん。雪崩くん大学とか行ってるのかしら……。今後の再登場が楽しみで仕方ないんですが、かろうじて期待できるのはかるら様の予知夢くらいですかね。思ってたのと違う楽しみが出来てしまった。
 んで、雲雀ちゃんの修行。ぶっちゃけ良い話すぎるのでエロを差し込む隙がないんですが、霊装結界の仕組みを利用して脱いでるので笑った。便利すぎるぞ霊装結界w
 成長の最後の一押しになったのが、葉月ちゃんであり、コガラシくんの自害。コガラシパンチによって彼自身が死ぬ、というあの日と同じ状況を作ってるのが見事ですね。4、5週は各ヒロインの未来を1話ずつやるので元の物語は止まることになるんですが、しっかり「忘れないでね」と差し込まれる。ファン感謝祭として各未来をじっくり描きたいけど、物語も進めたいというジレンマを感じるw
 んで、今週のキスシーン。キスしてドヤ顔!! これやばい。その手があったか、と感動してしまった。狭霧のキスシーンも良かったですが、雲雀ちゃんも負けてない。この「見たかった未来」が完璧に結実してる感、最高ですね。キスしてエッヘン、そう来るとはなぁ……
 先週の狭霧は「あのコガラシくんが辛抱溜まらず」という良さであり、天チューだったんですが、今回は完全に雲雀ちゃんが主体的。立ちと座りで2人のパワーバランスを描いてるのが秀逸ですね。あの劣等感の塊だった雲雀ちゃんが、完璧超人のコガラシくん相手に上に立つというドラマ。ただ、実際に成長したのではなく、あくまでも “これからも雲雀がんばる…!” 。成長を諦めない姿勢こそが最も美しい、という話でしたね。雲雀ちゃんの告白回もそうでしたが、周囲から「もういいんじゃね?」と諦める口実を与えられるが、それを振り払って雲雀ちゃんが「がんばる」。マジ泣ける……
 てか、長年ブログやってますけど、キスシーンの感想でこんな盛り上がるようになるとは思ってもいませんでしたw

『ミタマセキュ霊ティ』

 江戸一コジメ。まさかの大西ライオン。てか、あの雄叫び、文字化すると「ナーッスペンニャーッ」だったんですね。何となく「ハーッ」だと思ってた。どうでもいいか。
 ちなみに、今週の金曜日には実写版『ライオンキング』こと『ブラックパンサー』がテレビ放送されるので見ましょうね。ワカンダフォーエバー!!
 んで、例によってストーキングする話かと思ったらストーキング途中のジャンカと遭遇。ミタマハゼレナ不在で話が進むので意外でした。魅力的なキャラが増えたなぁ……と感慨深いが、やってる絵面がくだらなすぎるw
 シャケ次郎がいるので猫と魚で相性ぴったり。絶対に言及されると思ったんですが「お魚くわえた野良猫」だよねw
 正直ギャグ漫画がお笑い芸人のネタとか、芸能ネタをを取り入れるのあまり好きじゃなかったんですが、今回のはアリだったわ……。自分でも基準がよく分からない。不思議。

『ZIPMAN!!』

 千奈がやっと自ら戦うようになって、守られるだけの存在じゃなくなって嬉しい……と思ってたら最後にまた守られる話になるので笑った。いやまぁおそらく最終章だから仕方ないのも分かるんですが。イビツなバランスになりがちよね。
 兄弟喧嘩。「潔白の」と書いて「ヴァイス」と読む。去年『バイス(vice)』って映画があって、それは「副」と「邪悪な」のダブルミーニングらしいんですよ。なので「潔白」の当て字がよく分からないんですが、スペル違うのかしら。別のヴァイス。真逆の意味なので気になりました。中二英語は難しい……と調べたらドイツ語でした。盲点w カードゲームに感謝です(真っ先にヒットした)。
 結局は魂も情報に過ぎないのでコピーや移植が出来る。そのロジックだとこの戦いに勝っても鋼志郎(肉体としての)は帰ってこない気がするんですが、どうなのかしら。まぁ、最悪スーツ状態でも良い気はするんですが、あんな説明受けたあとだと少しモヤモヤも残るかも。
 ラストページの見開き。超かっこよかったです。左右対称って良いよね。上下も対象で、真ん中がジップを「ジィーッ」なのもキレイ。

『サムライ8 八丸伝』

 こっちでも魂は情報みたいな話してるので笑った。まぁ、こっちは『スターウォーズ』のおけるフォースの霊体化みたいなもんだと思うけど。
 最後の方だと黒と白の対比が出てきて「最終章はみんな同じかよ」みたいな気持ちになった。まぁ、黒白の対比はクソベタ(王道)なのでそこにケチつけるのはさすがに意地悪ですけどね。
 宇宙の真理は繋がりであり、そのケーブルにまみれた姿は最初の八丸とそっくり。ここらへんすごいキレイで良かったです。ものすごいややこしい説明がされるけど、絵として「あっこれ見たことある」となるので分かりやすい。
 ただ、ステータスの8を無限の∞と重ね合わせるのはちょっとダジャレっぽい発想なので余計な気がした。ステータスの数値はただの数値でしょうよ。7の上、9の下だよ。身も蓋もないけど。関ジャニも正直……と思う。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 1年完走。めでたい。2年目突入嬉しいです。記念で4ぺージ。前半2ページは漫画で、後半2ページがいつもの感じ。
 漫画。祝日キャラが爆誕。言われてみれば。あって然るべきだった気もします。ゴールデンウィークとか忙しくなりますね。
 謎指令廃止と、来週から何か始まるよ。謎指令ね、感想でまったく拾ってなかったけど、一応読んでたよ。興味ない芸能人の誕生日より有益な情報だったと思う。

 後半、いつもの。3/16、改正府県制公布の日。ジャンプで描かれたシーンで日本地図を埋めちゃおうの企画。超面白い。前に付録か何かで各都道府県にそれぞれ連載作が1つずつあてがわれて描き下ろしイラストをする企画があったんですが「この作品がこの県なのはこういう理由じゃない?」みたいな読み込みがコメ欄で盛り上がった、と記憶しております。盛り上がるのが珍しいので覚えてます。
 ルール。架空はアリだけど、実在の県など明記されてればアリ。逆にリアルのものがモデルになってても明記されてなかったらナシ。困ったら『ジモトがジャパン』に頼る。頼もしすぎる。逆に言うと、『ジモト』が担当した県はネタに困った県ということになりますねw
 ただ、『ぬらりひょんの孫』も大活躍なので笑った。『髪緒ゆい』も入れるとマジすごい数ある。椎橋先生ご当地ネタ好きなんですねw
 昔の作品もあればスクエアもプラスもあるんですが、個人的には石川担当が『カガミガミ』なので笑った、というか驚いた。すげぇ懐かしい名前!!
 文句ナシの選出は『呪術』の東京渋谷でしょうね。初めて『こち亀』が終わって良かったと思えた。
 たぶん椅子取りゲームになった影響だと思うんですが、北海道は『アクタージュ』。山野上花子はなまらめんこい(個人的にすごい気に入ってるネタなので復刻)。個人的には北海道は『食戟のソーマ』のイメージが強かったので意外。てか『食戟』1つもない。いろいろご当地要素強い作品だから便利だと思うんですけどね。
 あと、名古屋は『火ノ丸相撲』しかない!!……と思ったら『ヒロアカ』泥花市。信濃町みたいなやつに負けたか。そうか。

次号予告

 表紙、巻頭は『約束』。重大発表みたいなのはないので、カウントダウンはされないと思う。そろそろマジで気になってきましたね。今週一気に2ヶ所の問題がクリアされたので。
 んで、『呪術』が100話記念でセンターカラー、そして『ゆらぎ荘』200話記念でセンターカラー。仲良くキリ番。やったー!! やっぱり『呪術』と『ゆらぎ荘』なんだよなぁ。
 んで、『ゆらぎ荘』は4周年記念で何かリクエスト企画やるそうです。『鬼滅』や『ハイキュー』と同じで「まだ終わらない……!!」ですねw
 ちなみに、予告ページは『約束』キャラが各作品を解説する形になってるんですが、『ゆらぎ荘』担当はノーマン。「愛する人のために一生懸命頑張る姿には僕も共感する」と言ってて少しサイコ野郎の匂いを感じる。

目次

 ジャンプマイベスト3。Boichi先生の画材ベスト3。物理ペン、電子ペンと来て3位にカメラを持ってくるあたりBoichi先生の意図を感じる。サービス精神というか、オモシロを与えようとしてる。

すごい笑いながら走ってたらAさんと遭遇して恥ずかしかったマスクに感謝。
(『鬼滅の刃』)

 前段がおかしい。あと、文字数あまってるのに途中に句点を入れない。

ミートパスタとカルボナーラどっちか選べと言われたらペペロンチーノ選びます
(『マッシュル -MASHEL-』)

 分かる、結局ペペロン系が一番うまい気がする。

前の連載半年で悲鳴を上げた腰が、未だ痛くない。エンボディチェア凄い…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 思わずググってしまったんですが、激烈にかっこいいビジュアルの後ろ姿が出てきてちょっと笑った。欲しい、が商売道具じゃないと無理。高い。
 あと、「エンボディチェア 漫画家」とサジェストされたので驚きました。その界隈では有名なのね。

愛読者アンケート

 付録の『ハイキュー』シールについて。感想の選択肢に人選についてがないのが意外。
 『ハイキュー』単行本をどこまで持ってるか。この選択肢が詳細に「○○戦」と巻数の案内になってて地味に有益な情報なんじゃないかしら。たまに凝った本屋だとポップでこういう案内されてるよね。『ONE PIECE』で見たことある。
 スマホゲームについて。課金したことがあるか。ないと思う。ゲームじゃないアプリだとそこそこ課金したことあるけど、ゲームだとゼロじゃないかしら。『ポケモンGO』のバッグ課金とかは買い切りなので気軽にやれる……と思ったんですが、悩んでるうちに今は『ドラクエウォーク』がメインになってしまった。あっちはガチャ課金が主なのであまりやる気がしない。
 生涯の中で課金したことがあるか、というスケールで考えてたのに次の質問は「月にどれくらい課金しますか」なのでビビった。そんな継続的に課金するものなのか……とカルチャーギャップなんですが、まぁ逆に考えると月いくらまで、みたいに決めてたら健全な気もしてきた。
 んで、いつも遊んでるスマホゲーの選択。『ポケモンGO』と『ドラクエウォーク』です。前者は1日1回開くだけ、になってきたけど定期的に割れる卵が意外と楽しい。後者はやっと上級職になれたのと、ガチャで良いのが出たのでモチベーション上がってきてます。

総括

 終わり。書くのが速くなってきてる自覚があるんですが、その分サボってしまう。そして文字数は変わらず多い。てか、今週特に多い。読切も新連載もない平時なのに。

 今週のベスト作品。これは『ゆらぎ荘』。前回の狭霧も良かったけど、今回「見たいものが見れた」感がめちゃくちゃ強い。まぁ、狭霧はあえて普通のデートだったのに雲雀ちゃんは彼女のドラマの集大成みたいな内容だったからなぁ。もちろん狭霧の原点回帰デートにも良さはある。アプローチの違い。
 次点決めるなら『ONE PIECE』。

 んで、今週のベストコマ。キス後のドヤ顔ですね。てか、今週全部これです。
 次点を決めるなら『チェンソー』の落下する先生かな。

 最後。今週のベストキャラ決めます。こちらー。

  • 天狐雪崩 『ゆらぎ荘の幽奈さん
    • 大人雪崩くんステキー!!!
    • ごめんなさい、冗談です。普通に雲雀ちゃんです。ホント素晴らしい回だったと思います。

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