北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年48号の感想

 な、渚くん……すき……

 48号です。『ワールドトリガー』がついに再開!!がどう考えても最大のニュース……そう思っていました……

背表紙

 2011年。赤に黄色でフツーねぇ……とか思ってたら、最上部に謎の黒い線。『こち亀両さんの眉毛ですね。そうか、2011年は『こち亀』アニバーサリーか。35周年ですね。集英社の漫画雑誌、13冊に出張とか頭のおかしい企画やってました。もう何がなんだか。
 そんな2011年。何があったかといえば、そりゃもう震災ですよ。調べるまでもない。この件は話し出したらキリないですね。当時私がどうだったか、とかも話長くなるし。
 震災とジャンプ。311は金曜だったんですが、3日後の月曜、震災の余韻と余震が残る日本全国でジャンプが発売されました。「まさかの通常運行」「さすがジャンプ」「希望を届けた」とか美談チックにワイワイ騒いでたんですが、その翌週はフツーに休刊でした。直前すぎるか配送済みだっただけですねw かなりずっこけた記憶があります。てか、その号、ブログ書いてる場合かなぁ……と少し悩みました。いかん、思い出話が始まってしまうw
 明るいニュース。サッカー女子日本代表がワールドカップで優勝。すごすぎわろた。その年のバロンドール、男子がメッシで、女子が澤とかちょっと未だに理解できない。メッシと澤!!
 そんな2011年のケツメイシ。先日ライブビューイング行ってきたんでケツメイシ熱が今年最高レベルです。これから徐々に下がると思うけど、その頃にはジャンプのこのコーナー終わってるからな。
 2011年のケツメイシ。ちょっと激動でして。語るべきことが多すぎる。まず両A面シングル『バラード/君とつくる未来』。「バラード」は代表作ですね。「君とつくる未来」は結婚式の定番曲らしいので、ついでに「バラード」を結婚式でかけようと考えてるそこの新婚さん、「バラード」のmvを観てください。あれ実は不倫の話だからな。気をつけなはれや(mvはほぼ確定だが曲自体は疑惑レベルです)。ちなみに、「君とつくる未来」は東京電力のcmソングに起用されました。東京電力……
 アルバム『ケツメイシ7』が発売。発売日は3/16。日本が絶賛混乱中の中でのリリースとなりました。この年はメジャーデビュー10周年なので、本来ならそっちのお祭りになるはずだったんですけどね、アルバムツアーでそんなことする雰囲気でもなく。ジャンプ関連ですと、初回特典に入ってる「ろくでなし」「激情」は、パチンコ『ろくでなしBLUES』とのコラボ曲です。あの漫画を書く漫才師(岸本論法)の代表作ですね。意外とジャンプと接点ありました。
 ちなみに、『ケツノポリス7』の推し曲は「流れ星」です。全曲の中でも一番好きと言ってもいいレベルで好き。
 まだある。アルバムのツアーでは東北公演が中止。代わりに復興イベントが急遽開催されました。FUNKY MONKEY BABYSと共催。10周年なのにな。ちなみに、そのイベントには司会としてアンタッチャブル柴田が登場しました。ケツメイシと付き合いが長いんですよね(ライブの中のコントを書いたり出たりしてる)。FUNKY MONKEY BABYSアンタッチャブル柴田……おわかりいただけただろうか。
 年末になるとまた大きな出来事が。突然のベストアルバム発表。なんと4枚組。新曲はなし。リミックスもなし。「買わなきゃいいじゃん」とお思いでしょうが、4枚買ってハガキを送るとデモ曲集がもらえるっていうから買わざるを得なかったんだよ……1万円かけてデモ曲だぜ。つらい。ちなみに、翌年にはレーベルをavaxに移籍。最後に一儲けしようとしたのね……

表紙

 ぽすか先生本気出してて笑った。ジャンプ買いに行ったらジャンプが見つけられずキョロキョロ……って人、多いのではないでしょうか。私は特殊な本屋なのでなかったですが。これはビビるって。

読者プレゼント

 鉄板料理がテーマ。コックとかじゃなくて、鉄板料理限定。ステーキ食べたいですね。奢ってください。目の前で焼いてくれるタイプの店行きたいです。あのヘラでカチャカチャやってるの見たい。油とか捨てる時の高速カチャカチャ好き。
 じゃなくて、ダジャレ。ステーキなので素敵とかはいいんですよ。そういうのは別にいいんですが、お好み焼きとか、もんじゃとかまでやってるんですよ。鉄板料理にそれ入れるのは違くない? いや、そういうお店もあるのは分かるけど、あの長い帽子かぶった人がやるような鉄板料理でお好み焼きって違くない? もんじゃはもっと違くない? あげく「ソバ」とか言い出す始末ですよ。一瞬混乱したけど、焼きそばなんだと思う。なんか違うと思うの……

約束のネバーランド

 巻頭カラー。アバンなし。見開き扉は、ハロウィーン!! 良いですなぁ。時期ピッタリですなぁ。そして、そのハロウィンがかなり本気なのですごい。ここまでガチる作品、今のジャンプにいないのではないかw
 子供たちにアンドリューご一行が襲われてるんですが、「こうなればよかったんだけどねぇ……」みたいな哀愁がある。ルーカスは右腕で遊んでるし、カイウ先生死んでるし、と見れば見るほど楽しい1枚である。……あっ、カボチャの顔が鬼になってるのか。すごい。
 本編。これがなんと神回である。疑いようがなかった。大して巻頭が珍しい作品じゃないんだから気にすることないのに、律儀に巻頭で神回。これは考えすぎの可能性が多分にあるけど、死者との対話ってのが少しハロウィンっぽい。
 後悔に苛まれるエマ、の前に現れたのはオジサン。おかしいですね。先週死んだはずや。あそこから「実は生きてたんだぜ」とドヤるほどいい加減な作品ではないので、疑う余地はなかったです。読み返してみると、オジサンが登場する直前、エマは独りになって頭を抱えてるんですよね。物理的にも精神的にも独りになった状態でオジサン登場。つまり……ですね。
 ぶっちゃけ、「死者がなんか良い感じのこと言ったら感動的でしょ?泣く?泣く??」という安易な展開に見える危険性もある話ではあると思います。まぁ、本作に限ってそんなことはないんですけどね。さっきも書いたけど、極限まで追い込まれたエマの脳が見せた幻影なわけですよ。なので、ここでオジサンが喋ってる内容はすべて「エマの中のオジサン」が喋ってる。無意識的に生み出されたオジサンと対話することでエマは気持ちの整理をつけ、現実を受け止めるようになる。
 突然ですが、映画『ゼログラビティ』のネタバレ。あの映画にもこれと似た場面が出てきます。これと同じくらい、いやもっと生きてるのがあり得ない登場人物が主人公の前に現れる。そこでの対話で、絶望の淵にいた主人公は気持ちを整理し、希望を取り戻し、それだけなく解決策のヒントまで見つけ出す。「ありがとう○○!!」と言いたくなる場面なんですが、あれもすべては主人公の脳味噌が見せた幻影。つまりは、すべて主人公の手柄です。思わぬヒントを見つけ、そこからゴールへの道筋を見つけ出すんですが、すべて極限状態の主人公が起死回生として無意識的に行った活躍です。それが今回のエマと非常に似てる。まぁ、あれほどヒントは見つけ出してないんですが。どうでもいいけど、『ゼログラビティ』は誰が観ても面白いタイプの映画だから観たことない人はお得物件ですよ。
 そんなオジサンの演説がクソ熱い。「ともちげ」が出てきて少し身構えちゃいましたけどw あれは良い「ともちげ」。 “判断だけで決まるのなら人生は賭け事になっちまう” はちょっと頭おかしいんじゃない?ってくらいの名言でしょ。いや、これ人生の指針にしてもおかしくないレベルですよ。すごすぎでしょ。
 まぁ、そんなオジサンは幻影で、要するに「オジサンにこう励まされたい」というエマの無意識的な願いの反映なんでしょうね。エマが言ってんならあの超弩級の名言も少し納得だわ(失礼)。
 んで、エマたちと出会う直前のオジサン。こちらはリアル。想像以上に落ちてた。まぁ、今のエマと重なる部分は多いのですが、大人なだけに落ちた先の行動が具体的でイヤですね。
 仲間を死なせてしまった罪に耐えきれずに自ら死のうとしたが死に損なったオジサンが、最後に若者たちのために死ぬことを選ぶ、というのがこの上なく感動的で。もちろん悲劇ではあるんだけど、オジサンにとってあの死は、あの選択はとても幸せなことだったのかもしれませんね。彼にとっての救済だったのでしょう。
 んで、オジサンがみんなと再会してエンド。別にこれ見よがしな演出ではないんですけど、ここでルーカスが初めて画面に映り込むコマでさ、顔が隠れてるじゃないですか。倒れたオジサンの背中に優しく右手を差し出す謎の人物として登場するんですよ。右手、ですね。その次のコマであの人物がルーカスだと分かった時点で「あぁこれはもう……」って確定するんですよ。クッソオシャレだな、チクショウ。腹立ってきたわ。

ONE PIECE

 龍のまま喋るカイドウかっこいいですね。象徴的な決め絵としてだけ登場すると思ってたので、割とフランクな会話もしてて最高。空であんな巨大な龍が酔っぱらってたら怖いよなw
 ホーキンスの助言でおでん城が危ない。ただ、ホーキンスも疑われるのが良いですね。ここで一旦ハラハラさせてくれる。そっから、あまりにあっけなくおでん城壊滅。いや、これはビビるわ。やられた。
 トキトキの能力が未来限定じゃなかったら「はいはい過去に飛ぶのね」って冷めた態度にもなってたと思います。それくらい突拍子もない絶望。現実感がないレベル。

ワールドトリガー』連載再開&移籍のおしらせ

 5話本誌で連載したら、スクエアへお引っ越し。月刊誌行くくらいなら本誌で月イチ連載してほしかったのですが、難しかったんですかね。むむむ。
 ぶっちゃけ、スクエア行ったら読まないので、私の中では尻切れトンボで終わるのかぁ、という寂しさはあります。あと5話で一旦まとめに締めに入るような話になってくれるといいんだけど、元気に模擬戦やり続けたまま移籍、とかもありそうで怖い。さすがに大丈夫な気も少しはするけど。とはいえ、『銀魂』みたいなウルトラCは本作できないしなぁ(デキルワケネェダロ)。
 『銀魂』『リコピン』以前となると移籍って何になるんですかね。まさか『ソルキチ』? あまりに懐かしい4文字が思い浮かんだので少し笑ってしまったレベル。いや、思い出せるってスゴイんだけど。

ワールドトリガー

 カラー扉がないのはいいんだけど、「再開やったぜ!」みたいな企画ページがカラーで来ると少し期待してたんですが、そんなことはなかった。
 本編。扉もない。せめてさぁ……とか思わんでもないけど、特別なことをやれと期待しすぎるのもアレな話ではあるんでしょうね。所詮は連載派のワガママに過ぎませんから。後に単行本で振り返るんだとこういう方が良いんだと思います。
 いきなり脱線だけど、今年のジャンプ背表紙、2011年だったわけですけど、震災の影響で『魔法少女まどかマギカ』最終回が延期になったんですよね。ちょっとそれも思い出した。災害が理由で放送中止は本作は経験済みですし。なつけーw
 何事もなく再開するのもアリだとは思うけど、ここまで割り切るとはなぁ……と思ってたら、中盤に少しだけ振り返りチックな展開が出てきた。振り返りなのか怪しいけど、4チームのメンツ紹介。ユズルきゅんとか「いたなぁお前!!」と声出しそうになりましたよ。忘れてないけど特別思い出すこともなかった絶妙なライン。これからめっちゃ重要になりそうな雰囲気のキャラですね。今後のことを考えたらマジで今回の中で最重要でもおかしくない気がします(玉狛以外で)。今のジャンプ的に絵馬といえば『約束』だからなぁ。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 げえっ、こんなに早く『ゆらぎ荘』かよ。感想的に一番ヘビーだから面食らった。終盤に一山あってそれを乗り越えたらジャンプ記事終わったも同然、みたいな感覚だから面食らった。
 センターカラー。「秋の紅葉と狭霧ちゃん!」という謎のノリがついて回るセンターカラーです。
 なので、扉は狭霧。朝の滝行での一幕ですな。着衣だけど、紅葉ガード。エロではあるんだけど、ギャグっぽいノリは皆無。これ結構珍しいんじゃないですかね。「えっこんな感じで来るの!?」と最初驚いちゃいましたよ。作者的にもちょっと挑戦というか、実験的な試みだったのではないでしょうか。良い、良いぞ。
 カラー裏では、しまぶーがアニメ『ゆらぎ荘』グッズの紹介。放送が終わったというのにこんな仕事をしてホント偉いのぅ……とアニメに疎いオジサンは感動してしまうのですよ。ぶっちゃけ、もう次の作品に専念したくない?とか思わんでもない。まぁ、逆に言うと、クール制のtvアニメという意外と寿命がめちゃくちゃ短いフォーマットで勝負する以上、こうしてコンテンツを延命しないといけないんでしょうね。まぁ、本作はゲームという大ネタも控えてるから恵まれてる方なんでしょうね。やっぱジャンプはすげぇわ。

 本編。例の長編を受けて一変した日常、狭霧編……なんだけど、導入として雲雀ちゃんが出てくるのが笑える、と同時に泣ける。彼女がメインになることはないんやでw
 様子がおかしい狭霧。雲雀&友人説としては、あんま役に立たなかったからショック。これ、先日のかるら様回が効いてますね。かるら様と同じ悩みを抱えてるんじゃないか、と説得力が増す。
 そんなフリがあっての、コガラシ狭霧の共闘。パワーでは最強だけど器用さに欠けるコガラシくん。彼が出来ないことを狭霧が決める。おかしいですね。ムキになってコガラシくんの仕事を無理矢理奪うとかならまだしも、互いに出来ないことを埋め合うこの関係性は理想的というか、問題は感じられない。
 そんな狭霧の活躍を知って全力で喜ぶ雲雀ちゃんが可愛い。フリだけどw ただ、ライバルとして狭霧にはかっこいい存在でいてほしい、というのは割と本音も入ってるんじゃないですかね。じゃなかったらラッキーとか感じても不思議じゃないですし。この狭霧の不調を喜ばない、何とかしてあげたい、という雲雀ちゃんの感情は今後、来週以降の展開においても重要になってくるんでしょうね。誅魔忍としてはではなく、恋のライバルとして狭霧の失墜する話になるわけですから。そこで「チャーンス!」とか言い出したら失望しますw(そんなこと言わないよというのを今回示してる)
 ということで、雲雀説は杞憂。かるら様の時にもあったけど、「コガラシ→狭霧」の信頼はそんなことでは崩れないし、そのことを狭霧は重々承知ですね。さすが古参キャラ。エロハプニングが起きても「何か事情があるんだろう」と我慢できるだけのことはあるw まぁ、意地悪な見方をすると、狭霧のコガラシくんへの信頼が雲雀ちゃん、そしてかるら様を上回ったということですよね。古参は強い……
 よかったよかったハッピーエンド……とはならない。じゃあなんで様子がおかしかったんですかい、という謎が残る。それが明らかになってエンドですね。呑子先生の監視&コガラシ籠絡の任務は解かれ、新たな任務が与えられました。先日の長編を受けての改訂ですよね。その新たな任務ってのがあまりに合理的なので笑った。合理的すぎてもはや冷酷でしょ……とか思ったんですが、そもそもコガラシ籠絡作戦の方が冷静に考えると酷い話ではありますね。それに比べてたら戦略結婚は全然まとも。読み返してみると、冒頭の場面で狭霧が見てる資料は完全にお見合いの写真っぽい感じで描かれてますね。
 まぁ、そんなこんなで新キャラ。まさかの男の新キャラである。こいつぁ驚いたぜ。まぁ、どうせ……と思わなくもないですが、現状、今提示されてる情報だけを見たらまだあの婚約者、悪人とは言えませんからね。予想妄想ありきで印象を決めるのは良くないですよ。まだです。来週考えましょ。今のところ、強いて言うなら、酷いのは誅魔忍の組織、あの任務を出した人たちになるんですかね。ちなみに、おばば様は “今ならまだ儂が…” と言ってるのでむしろ良心的です。まぁ、このお見合い、誅魔忍ではなく向こうサイドから持ちかけてきた可能性もあるので、これもまだ断定的ではないのかな。
 構図だけ見るとよくある「その結婚ちょっと待ったー!」的な話になりそうな予感がするんですが、本作がやるとなると、狭霧がやるとなるとまたちょっと複雑です。狭霧は恋と仕事の2択で安易に恋を選ぶようなキャラではないですからね。むしろ仕事を選ぶようなキャラです。お色気ラブコメでそんなマジメな話をやるから『ゆらぎ荘』という作品は偉大なのです。そして、今回のお見合い(じゃないけど)は仕事。安易に「好きでもない相手と結婚するなんてけしからーん!!」と短絡的に考えることは出来ないんですよ。仕事のために個人としての自由をどこまで捨てるか、犠牲にするか、という話になってくる。ハ、ハードすぎる……マジメすぎるよ……(お気楽日常回なんてなかったw)(一応先週あったか)

『編集者なんてろくなもんじゃない!』松井優征

 50周年記念の特別企画。レジェンド作家が新人時代を振り返る実録漫画。しまぶーに続く第2弾。ちなみに、次は藤巻先生で、載るのは次次号。となると、あるとしてもあと1回かな。52号にあるかもしれない。年度の最後ですね。あれっ田村先生は……?と不安でしかないんですが、大トリに田村先生ってあり得るのか?という気もする。フツーの読切は高橋先生の短期連載で終わりだと思うし。

 本編。今時の新人漫画家事情から入るのが良い。まぁ、不可避なテーマですよね。当たり前だけど、「持ち込みも良いよ」という結論になるに決まってるんですが、それとは真逆のところからスタートする。
 「分相応に高い飯」が2400円と言うほど高くないので爆笑してたんですが、よく見たら24000円でした。点の打つ位置は千で固定してほしいよなぁ。
 相変わらず松井先生は頭よくてちょっと憎たらしいというか、嫌味を感じてしまうレベルだよなぁ、と思った。よくさ、この手の「担当は厳しい!」みたいな話になった際の擁護意見って「だから成長できる」になりがちじゃないですか。まぁ、それも一理あるんだろうけど、そもそもストイックになれないからそれ以外の方法が気になってる、という話なわけで。そこで、松井先生が持ち出したのが「意外とあまやかしてくれるよ」という点なわけで。こっちの予想を裏切ってくる。くそぅ、憎たらしい……。その「あまやかし」を「恩義」と言い換えてるのもうまいよなぁ。うまいよなぁ。ついでに面と向かってのコミュニケーションだから内容が濃いってのも具体的かつ、物理的な根拠の話だし。うまいよなぁ。よく考えると、お前最初から順風満帆だからあんまアテになんねぇけどな!!とか意地悪なこと言いたくなるというか。

 まぁ、そんなことはどうでもいいんですよ。渚くんだー!! 渚くんがいるぞー!! やったー!!! 松井先生だいすきー!!!
 当たり前だけど卒業前の渚くんでした。久しぶりに見たのもそうだし、「さすがに期待できないよなぁ」と思ってたので不意打ちでした。サプライズ渚くんは沁みるぜ……。相変わらず可愛い……。殺せんせーの奇行に対する白目ツッコミってのは『暗殺教室』の日常、渚くんの日常というのが一番感じられる気がする。もちろんもっと可愛い渚くんのシチュエーションはありますけど、特別ではない普段の渚くんを感じられるのはあの白目ツッコミなのではないか。はぁぁ、好き……

Dr.STONE

 扉。司、氷月のツーショットに「人類最強のタッグ」というサブタイが添えられてるのが良い。この2人を指す言葉だと思うじゃないですかー。
 本編。氷月の野望。地球には人間が多すぎる、とか言い出した時は「サノスかな?」とも思ったんですが、ただの選民思想でした。ちょっとガッカリ。指ぱっちんランダム半分こおじさんはやっぱ偉大だったな。実質主役みたいな立ち回りだったし。
 悪役の言い分としてはちょっと陳腐で面白味があまりに足りないんですが、 “なぜなら脳の溶けた無能たちを残しては彼らを養うために結局『奪われる』”現代っ子っぽくて少し面白かったです。ネットで荒ぶってる人にこんなの多い気がする。まぁ、結局陳腐ではあるんですが。
 んで、千空の反論が面白いんだけど、ぶっちゃけこれはサノスへの反論として見た方が面白い気がするw 来年のキャプテンアメリカの言い分と比較したくなる。いや、アイアンマンが言うのかもしれないけど。
 んで、ハトトリックで騙し討ち。面白いし、アガったんだけど、この世界の基準がよく分からないというか、一撃死はなかなか起こりえないんですね。司が動けるのもそうだけど。今までの司の「とにかく強い」という印象からすると、「あれっ氷月死んでないの?」みたいな気にもなってくるというか。

僕のヒーローアカデミア

 骨抜くん。ちょっとジェントルの能力に近いのかしら。開戦と同時にコソコソと走り回ったんだと思うと寂しくなる。罠系の人はみんなそうだけど。
 まぁ、そんな事前に準備しないと使い道ないと思われた能力が、轟くんの氷ぶっぱに対して超有効、というのは面白いです。氷の端っこを触ったら全体を支配できるってのが少し違和感あるけど。どこまで同一物と認識するのか、とか考え出したらキリない気がする。こういうことを考える人は能力を得てもスランプに陥るんだろうな。

『私のヒーローアカデミア』

 ぶっちゃけ、『私の』が毎週読みたいから堀越先生が本調子に戻られると困る……かも……。
 今回はトガちゃん。まぁ、人気キャラだからそうだよなぁ、という納得はある。扉も可愛いです。ただ、相方キャラみたいなのが後ろにいなかったのは少し残念。あれも好きだったんですけどね。マスコット感があるというか。黒霧でもトゥワイスでもいけたと思うんだけど。複数いるのがいけないのか。
 とにかくヴィラン連合のキャラが多く登場したのが良かったですね。ステ様までチラリと出たのですごい。トガちゃんの設定を踏まえたコスプレ展開も出てきたのも見事だと思います。トゥワイスの精神分裂話法も頑張ってたのではないか。あれ、説明なくやるのには少し厄介な題材とも思うんですが。

食戟のソーマ

 センターカラー。31巻収録の「華麗なる晩餐会」もチラリも見れます。今気づいたけど、『ワールドトリガー』再開記念としての側面もあるんじゃないかしら。今までなかなか収録に至らなかったのは「いやチカキャノンさん今いないし……」みたいな後ろ髪説。
 本編。最後の晩餐が気に入らないソーマくん。「試験に利用してんじゃないよ」「俺の料理で元気にしてやる」的なことも考えたんですが、ちょっと優等生すぎる発想でしたね。全然違った。「料理人なのに探求を諦めてんじゃないよ」が正解でした。それだけでもいいんだけど、「最後の晩餐だったらウチ以外認めない」というめちゃくちゃエゴイスティックな言い分まで加わるのが面白い。表の料理はつまらない、みたいな話がフリとしてあっただけに、ソーマくんの型破りさ、正しさとはまたちょっと違う言い分ってのが光ってたと思います。
 そんなソーマくんの言い分があるからこそ、ジーサンが自殺を考えてたってオチもハマりましたね。ソーマくんは意図しないところで、ジーサンの命を救ってた、ってのが良い。直接救うとなるとちょっと良い子アピールが過ぎるというか。『ONE PIECE』の「海賊はヒーローじゃない」の話ともちょっと通じるというか。

鬼滅の刃

 炭治郎の選ばれし者路線は好きじゃないので、序盤、モブザコ剣士を尻目に知り合いの柱に接待受けるくだりは少し不快。実力があるからってなら分かるし、実際そうんだけど。『ハリポタ』の悪い面を煮詰めたようなイヤさがある。『ハリポタ』自体は好きです。嫌いなところもなくはない、って話。
 蛇柱。オモシロ修行として好き。炭治郎にもあの障害物役やってほしかった気持ちもあるけど。出落ちかと思いきや、実際にやってみたら修行として結構しっかりしてる、みたいなところが良い。全体稽古なのに極一部の剣士のためにモブ剣士が犠牲になるのはどう考えてもおかしいんですけどね。『鬼滅』くんがそんな人だとは思わなかった、みたいな印象が目立った回。今後これ系のネタ減るといいんですが。

ハイキュー!!

 相変わらずセリフがない。いや、文字すら少ない。リエーフの活躍も姉のリアクションも文字なしとかすごい。下手すりゃ1話で一番泣ける場面になっててもおかしくないネタなのに。
 序盤、2、3ページ目。ページ全体を見渡した際、コマの進行とボールの位置が絶妙なんですよね。別に今回が初めての演出ではないと思いますが、無言展開が増えたので目立つようになったというか。漫画のアート的な側面すら感じる。
 からの連続見開き。驚くことに……っていちいち驚くのもバカバカしくなるくらい最近すごいんですが、驚くことにあの2つ目の見開き、セリフがない。どういう意図の見開きなのかの説明がない。わざわざ言わなくても分かる話なのは間違いないんですが、だとしてもそこまで思い切るかね……。もうなんか高みに行きすぎてて眩しいというか。
 んで、終わり。疲れの結晶としての汗、は以前にもあったネタですが、「全員の汗」になってたのが良いですね。研磨が貧乏くじ引いたみたいでアンフェアにも思えますが、よく考えたら本話でオーバーのトスをやったのはあの研磨が初ですね。まぁ、バレー詳しくないのでアンダーだと滑りにくいのかどうかは知りませんが、多分そんな計算もあるんじゃないかしら。
  “終わりだボゲェ” 。あそこでの日向は「終わらないでほしい」の精神の現れですよね。全話ラストの研磨も勝てそうな状況で同じことを言ってましたが、今回の日向は実際に勝ちという結果が出た後でも言う。

『THE COMIQ』

 あの日。まだ犯人の正体は分からない……のかと思ったら髪型でモロバレやん。あれ、もう確定しちゃうのか。意外。
 作内漫画。羽が生える。テコ入れギャグみたいなことになってますけど、あれは主人公の羽が欲しいという気持ちの反映ですね。もっと遠くの真実を知りたい。
 そんな自作のキャラが現実世界にひょっこり顔を出すようになるんですが、あれは今週の『約束』におけるオジサンと同じですね。そう見えてるだけで実際は主人公が考えてるだけ。「閃き」を面白おかしく表現するとああなる。アナル。
 てか、毎週のように背景トリックの謎解きをやるのはスゴイですね。短いスパンで次々に謎(てかメッセージ)を解いていくのでサクサクすぎて味気ない気もしますが、単純に考えてめちゃくちゃ贅沢な話だと思います。短期連載ならではの詰め込みなのかなぁ。

ぼくたちは勉強ができない

 師匠の家庭環境、闇が深すぎる問題。忘れてた頃に出てくるので本当にドキッとする。割とマジで暴行とかそういうレベルの悲劇は覚悟してます。してました。今回ついに(全部ではないけど)明らかになったのでホッとする気持ちと、奥行きが潰れてしまった寂しさと半々です。読者はワガママですね。まぁ、よく考えたら本作の女性キャラはよく脱ぐから、実は首から下は傷だらけ、みたいなそういう物理的な傷はあり得なかったのか。まぁ、精神的な傷があるわけで、それは多少なりとも今後の本編に出てくるんでしょう。
 三者面談で金のことしか主張しない唯我。割とキチ入ってる。狂気。あれを唯我のかっこいい場面とは受け取れないよ。被害者という風にしか見えない。
 作者があの場面を「キャー唯我サンカッコイイダイテー」の意図で描いてないとすれば、それは要するに本作における唯我のドラマの行く先が見えたとも言えると思います。自分のやりたいことを見つける、ですね。そうであってほしい。
 んで、音尾さん。ストーカーギャグかと思ったら、ちゃんと来る理由がありました、というオチは良かった。いや、面談間に合ってないし、面談に向かってもないのでよく考えると意味不明なんですが。
 音尾さんが師匠にかけた呪い。筋が通るような気もするんですが、無関心なら別に否定する必要もなくない?と思うので疑問は残る。まぁ、これは今後音尾さんの隠された思いが……みたいな話になるんだろうけど。想像しやすいのだと母と同じ道を進んでほしくないとか。
 んで、家出。てっきり大学行ったらの話だと思ってたんですが、どうやら今日からでした。あれっ、そうなん。「理系に進むなら出てって」だから大学以降の話だと思った。「理系志望なら出てって」だったのか。難しいな。読解力足りてないわ。
 てか、ここで唯我の貧乏設定が生きてくるのでちょっと驚いた。単なるドキドキ同棲展開ではないですよね。「ウチにそんな余裕ないでしょ」という気持ちだけでは済まない問題が出てくる。まぁ、貧乏ネタはギャグっぽく処理する未来しか見えないので、そんな深刻な話にはならない気もするんですが。ただのええかっこしいじゃなく、善行に伴う負担がエグいみたいな話、大好物なんですけどね。

ブラッククローバー

 王の魔法。光魔法で笑った。属性は良いんだけどなぁ。ただのホログラム投影ですね。バトル的な能力の演出としてアレが出てきたらカッコよく見えたかもしれないけど、アレだけじゃあなぁ……
 攻撃的空間魔法ってのがめちゃくちゃ好きなので、ランギルスの復活は嬉しいです。嬉しかったんだけど、 “襲って来る敵を勝手に攻撃する” のくだりが全然分からなくて戸惑う。空間魔法をどう使ったらそんな自動攻撃になるんだろうか。来週以降にロジックが説明されたらいいけど、特になく「強くなったらです」だったら残念かな。

『思春期ルネサンスダビデ君』

 開幕からヴィーナスさんは可愛いなぁ……とウットリしてる場合じゃない。これ、元ネタあるパターンのやつやぞ。困った、知らねぇ。
 ということで、焦って調べるんだけどさ、調べ方が分からないのですよ。ポーズという情報からどうやって検索すれば……。学校に仲の良い美術の先生とかいる学生は、ジャンプ片手に質問しに行くといいですよ。喜ばれると思う。
 んで、今回は見つかった。ギュスターヴ・モローの「ヴィーナスの誕生」。「アフロディテ」のタイトルの方が一般的っぽいですが。し、知らない……。難しい。
 困った時は作者のツイッター!!(先週のコメ欄)と思って見てきたんですが、そんな話はしてなかったでござる。まぁ、いちいち元ネタ紹介するギャグ漫画家もどうかと思いますw
 ただ、代わりに、ゴリアテの子分の性別がハッキリしました。女らしいです。元ネタは弟だけど。学ラン女子は好きですけど、別に男の子でも良かったよ。性別不詳でも良かったよ。いやしかし、可愛い。ヴィーナスさんの次くらいには可愛いと思います。
 ちなみに、「ダビデ君 元ネタ」でツイート検索してもモローは見つからなかったからね。俺の労力は正しかった。渚くんほめて。
 なんか、本作の感想って「可愛い」と「元ネタ分かんねぇ」だけで構成されてる気がする。
なんか申し訳なくなってくるが、毎週新鮮な気持ちでそう思うから仕方ないよなぁw
 それ以外の話。ゴリアテくん初登場。ダビデくんのライバルだからそりゃそうだ的な配置。なんだけど、ちょっとマスラオの印象が強すぎて重なって見えるというか。まぁ、子分が可愛いからいいか。
 子分可愛いに話が戻るけど、子分の性別が女だと確定したものとして読むと、ゴリアテの乳首洗濯バサミに対して「女の子連れてそれやってるの?」という別の意味合いが生じるので面白いですね。子分がマネしたらどうすんだよw

ルネサンス美術入門

 「最後の審判」。ミケランジェロの自画像が隠れてるってマジか。し、しらなかった……お茶目なことするじゃないか。さすがパパランジェロ。
 どうでもいいけど、挿し絵のヴィーナスさん可愛いですね。

『呪術廻戦』

 交流会。チキチキルール説明。交流会のために呪霊を放つってどうなん……とも思うけど、順平に対してもそんなことやってたっけか。そこらへん緩い。
  “見方によってはとてもハードなイジメなのでは…” 笑った。今週一番笑ったかもしれん。たしかに、笑えないくらいハードなイジメだわw
 イタドリが加わることで先輩たちの説明を再び。初見は驚くよねw 試合前に再確認するのは効果的だと思いますね。それが説明臭くなく、ギャグっぽいく処理されてるのもうまい。
 試合はさておき、イタドリ殺す、の方がメインになりそうですね。東京側がそれを見抜いてるなら、それを利用して試合を優先することも考えられますけど。てか、ラストに “勝つぞ” と大コマで言ってるのが印象的ですね。目的が違う。

HUNTER×HUNTER

 9王子(たち)の能力。脳波の測定とかめちゃくちゃ科学的なアプローチで能力の詳細を調べてるのが面白かったです。超能力だから食い合わせ悪そうだけど、本作の場合はルールをガチガチに決めた上で徹底的に詰める。てか、あの能力、あの場で覚醒した能力だったんですね。勘違いしてましたわ。集団だとオニツヨみたいな事前の情報あったからその一環だと思ってた。4王子の念獣もそうだけど、最近念の発現の仕方がよく分からなくなってる。修行の果てに自分で決めると思ってたんだけど、違う人が多い。実はゴンたちがレアケースだったのかなぁ。
 ちょっとこの超能力の確認作業パート、初期の『デスノート』を思い出しました。超能力の出てくる頭脳戦って一致ですね。「えるしってるか」のあたり、面白かったよなぁ。
 とにかく9王子が強すぎる件。能力を見せびらかさなくてもヤバさだけは伝わる。オーラの鳴動とか突然知らない話が飛び出るんですけど、まぁ雰囲気は分かるから面白いですねw 9王子サイドは隠した方がいいと思うんだけど、隠せないのか、むしろ誇示してるのか。
 んで、ラストに4王子。テータちゃんの思惑について何やら知ってる風。あれっ、4王子の能力、てか念獣は無意識的に生まれたものなので4王子本人の意志とは関係なく動くと考えてたんですが。やっぱり4王子自体が一番ヤバイみたいな感じで進むのか。まぁ、今の4王子が念獣みたいなこともカーフーのくだりを踏まえると考えたくもなるんですが。
 あと、語尾にハートマークつけられるとヒソカ思い出しますよね。こないだ、今のイルミは実はヒソカ説見かけましたけど、4王子ヒソカ説あるかもしれない。点在しすぎですがw てか、ヒソカのフルネーム、ヒロカモロウですが、モロウはギュスターヴ・モローが元ネタという可能性ありますよね。今週のヴィーナスさんですね。

『アクタージュ act-age』

  “恐らくこのまま逝かれるでしょう” マジか。死ぬの確定っぽい雰囲気。死ぬ死なないのサスペンスで引っ張ると思ってたので、これは意外。さすがに奇跡が起きて復活、みたいな根拠に乏しい展開は本作やらないと思いますし。むしろ、死ぬのが確定したからこそ、今回が正真正銘の遺作なわけで、失敗は許されない、みたいなサスペンスですね。
 んで、劇の方。メガネが崩れる。舌ピアスがどうなってるのか気になるので大きく口を開いてほしいんですが、どうやらそんな雰囲気ではない。
 ぶっちゃけ、本番を迎えちゃったら監督って仕事なくねー??とかも思ってたので、こうして監督不在の恐ろしさを描いてくれるのは良い。心が折れるのは役者として弱さだけど、監督を愛してることの裏返しだから仕方ないよね、というバランスもうまいと思う。
 アラヤがいないから残りの役者たちが判断するしかない。前回の感想で書いた「監督と役者しかいねぇのかよ」問題を再び思い出すというか。その判断は役者がすることじゃないだろ、という気がしないでもない。部活じゃないんだから。まぁ、マンガにウソは付き物なので別にどうでもいい部分ではあるんですが。

火ノ丸相撲

 力士としての寿命を考えた際、横綱が絶対の目標ではない。まぁ、どっかの日本人横綱横綱になったらすぐケガしちゃったりしましたからね。説得力ある。
 あと、モンゴル人力士に頼るくせに日本国籍を取らないとケアが弱い、というシステム上の不備も感じさせる話ですよね。金関が悪いとはとてもじゃないが思えない。
 んで、客席から声が届く。恋人の声をママの声と錯覚してたどっかの死にたがりに見せてやりたい、美しい場面ですねw モンゴル人同士の夫婦だから息子の声援がモンゴル語というのも意味があるし、夫婦の馴れ初めもダイジェストながらめちゃくちゃ感動的なので本作はさすがだなぁ。大関上等、安定上等、という感じで金関の強さを再確認したのが良かったですね。別に家族のため、という彼の言い分は何も間違ってないですし。

『アリスと太陽』

 サブタイが「能動的三分間」。東京事変だー。あれっ、てことは今までのサブタイも楽曲名ネタだった可能性ある? まじか……まったく気づかんかったw 音楽はなぁ、分からないんだよなぁ。一般人が一般常識として知ってると想定される音楽を知らないのが昔はコンプレックスでした。友達とカラオケ行った時とか。
 てか、今回の話がどう「能動的三分間」なのか、よく分かってません。ぶっちゃけ、あの曲自体もちょうど3分で終わるとか、bpm120で秒針のカチカチのちょうど倍とかそういう外側のギミック面しか知らないからなぁ(要するに聞かなくても話題になってれば知れること)。どんなこと歌ってたかいまいち覚えてない。
 ネコと太陽。ネコというキャラクターに特別惹かれてなかったんですが、あれっ意外と面白い。おそらく太陽の音楽オタク、ストーカーみたいな側面が強調されてるのが刺さったんだと思います。ひょっとしてアリス嬢いなくても本作はいけるのかもしれない。男同士の部分も充分面白いよ。まぁ、一応ロリが出てくるんですが、多分作者としては担保、もしくは強迫観念なんだろうなぁw
 てか、本作が大人気になったら、ネコが攻めで太陽が受け、みたいな薄い本が出るのだろうか。ネコなのに攻め……。いや、その業界詳しくないので「ネコはどう見ても受けでしょ」って感じなのかもしれませんが。

田中誠司

 田中は人間じゃない。敵サイドが作った人造人間。それを味方にしてました。完全に『ターミネーター2』なので笑った。『ドラえもん』ネタもそうだけど、本作は清々しいほどに元ネタを隠さないな。その姿勢は好きだよ。敵だった人造人間が味方になるとか完全に『ターミネーター2』のシュワちゃん
 んで、サイカワ登場。敵幹部が全滅した状態で味方同士で最強対決ってのは面白いと思います。ただ、 素手でコンテナをブチ抜きやがった!? 人間技じゃねぇよあんな…” というセリフがあって「だから人間じゃない」という話だあったけど、サイカワさん無視されてるよねw サイカワ絶対それ出来るし。
 サイカワナレーション。最初にナレーションに対するメタギャグがあったので、これでもうナレーションは封印するのかな……と思ったら、違った。これなぁ、残念なんだよなぁ。ナレーション続行するならギャグにするのは良くないと思うの。まぁ、作者はこのナレーション込みで描くの楽しいんだろうけど。

『ジモトがジャパン』

 サブタイ「Dr.ジモト診断所」で笑った。あれは沖縄県だっけね。
 ヒデの精神世界なのでさすがにマスラオの出番ないと思ったら、あったw ヒデが恐れてるものの象徴なのかと思ったけど、ただ単にマスラオでした。
 んで、大分の代表作。『進撃の巨人』でした。ハリウッド実写化決定記念ですね!!(ブログ更新が遅れたからタイムリー)
 『進撃』とジャンプとの因縁をくみ取ってる人見かけましたけど、これ単に有名作として出してるだけなので別に他意はないと思います。それだったら『クレヨンしんちゃん』とか『ちびまる子ちゃん』にもジャンプとの因縁を読みとらないといけないことになる。別に「ただの有名作」として扱うにふさわしい作品でしょ。ハリウッドが実写化だしな。
 てか、日本での実写化はカタスケが脚本家でしたね。監督がショボくて恨み節、みたいなのツイッターで見た時は笑った。あと、共同脚本だから素人が外から見ても一概に評価は出来ません。
 ちなみに、映画公開前に弟子のコウスケ(ラップをする映画評論家)に脚本見せたらしいですね。『BORUTO』の師弟関係は正しかったんだなぁw あの時は楽しかったなぁ。そのオモシロが生じた点において、カタスケに脚本を頼んだ諫山先生には感謝しかない。てか、じゃなかったら観てないです(原作もアニメも知らない)。

次号予告

 『ブラクロ』が巻頭カラー。『約束』とか『ブラクロ』とか安定期!って感じがして好き。
 あとは、『ダビデ君』がセンターカラーかつ、一挙2話。次次号では『ジャパン』がやるのかしら。やらなかったら差が出ちゃいますね。『ジャパン』のが好きなんだけど。

目次

 読者コメント。ひたすら焼き肉が好きだと言い続けるコメントの人の名前がミートテックなので笑った。そういうトータルデザイン嫌いじゃないぜ。

焚火やキャンプや日本一周的な動画を最近よく観ています。旅に出たいのかも…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 温泉旅館いってルポ漫画みたいな特別企画はどうか。『ゆらぎ荘』休んでもいいから。

しばらくです。当たるかわからないけど新連載は目指します。新人の方々もぜひ!
(『編集者なんてろくなもんじゃない!』)

 「また一緒に連載しましょう。すぐ」(尾田っち)

最近は人類の文明を支えているのはコーヒーではないかと思います。

 ふざけて言ってるのかもしれないけど、これはマジであり得る話で。カフェイン革命は人類史(主に労働)を語る上で重要なファクターだと思います。相方の稲垣もくられの影響でカフェイン信者らしいです。たしか(ラジオジャンプで言ってた気がする)。

このジャンプが出る頃には、りんご狩りに行きます。陽光とふじが美味しいです。
(『私のヒーローアカデミア』)

 一瞬これ堀越コメントと勘違いしまして、堀越先生があやきま先生を美味しくいただいたのかと驚きました。
 てか、あきやま先生、コメントがさぐりちゃんしててすごい。

ダイエット企画①まずは糖質制限サンマルクカフェのパフェは安くて美味しい
(『呪術廻戦』)

 コメントが丸くなったのは糖質制限のせいかもしれませんねw

愛読者アンケート

 『ワールドトリガー』の話題はなかったので意外。
 小冊子のアプリゲーム特集について。あの小冊子、蝉麿ワークスなので蝉麿ファンは開いてみてね。
 昨年末から現在にかけて行われたジャンプ関連のイベント、参加したものはどれか、イベントに行く理由は何か。どれも行ってないです。興味が一番あったのはジャンプ展vol.3になるかな。『ハイキュー』の原画展もそうか。選択肢を無視するなら、台湾で行われたミウラ老師のサイン会になるけどな!(去年だよ)

総括

 火曜に終わったぞー。渚くんほめてー!!
 深夜だけど。

 今週のベスト作品。『約束』ですね。圧倒的だったのではないか。
 『編集者なんて』も面白かったので次点で。あとは『私の』も入れておこうか。毎週入れてるけどトガちゃん可愛かったし。

 今週のベストコマは、『約束』のカラー扉ですね。強すぎた。

 最後に、今週のベストキャラを決めて終わります。『約束』の三冠はなるのかなー??

  • 潮田渚 『編集者なんてろくなもんじゃない!』
    • 渚くん愛してる。

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アクタージュ act-age 4 (ジャンプコミックス)

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キミを侵略せよ! 2 (ジャンプコミックス)

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紅葉の棋節 2 (ジャンプコミックス)

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アリスと太陽 1 (ジャンプコミックス)

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