北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

映画『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー 冬に咲く奇跡の桜』の感想

泣けねぇよバカ!!


 タイトルなげ・・・・・・・・。

 こないだのテレビ放送で観ました。多分、カットされたシーンとかもあるんでしょうが。まぁ、原作知ってるし。
 しかし、『ワンピース』の映画が、『ストロングワールド』みたく話題になったワケでもない作品が、ゴールデンで放送されるとはスゴイですね。

 前口上として。
 ワタクシ、『ワンピース』は原作は大好きです。
 単行本も連載もチェックしてます。
 アニメは観てません。
 『ストロングワールド』は映画館に行きました。

 そして、原作のチョッパー編は『ワンピース』の中で、あまり好きじゃありません。
 だってさ、かわいい動物が出てきて、オッサンが死んで、お涙頂戴、ですよ。とっても胡散臭いです。
 それに、文句を言い出すときりないんですが。いきなりラストの話で申し訳ないんですが。
 ピンク色の雪が降って「わぁ、桜だぁ〜」っていうヒルルクの切り札。全然桜に見えなくね? ただのピンク色の雪でしょ。
 それと、ヒルルクはアレを治療薬として作ったんですよ。ドラム王国を治療したかったんですよ。治療した感じが全然ないよね。ワポルがいなくなって、イッシー20が改心すればあの国は平和だよ。アラバスタ編の雨はうまいこと戦いを終わらせたけど。あの桜(もどき)はなんの役にも立ってないよ。

 まぁ、そんな原作のチョッパー編の悪口はここらへんにしまして。映画の話です。
 けど、この先も悪口ばっかりです。



   あらすじ
麦わらの一味にチョッパーがいない頃(ロビン、フランキーはいる)
ナミが急病
医者をもとめてとある島へ
医者が1人しかいなかった
そんな中、かつての王が最強お兄ちゃんを連れて帰ってきた



 この作品を劇場公開する時のアニメの時系列なのかな。原作と違って、ビビはいない。ロビンとフランキーはいる。
 まぁ、人が違うってのはどうでもいいんだけど。チョッパー編に関しては、ビビがいないのが痛い。
 最低王ワポルと国のために国を離れている王女ビビって対比がなくなっちゃったもん。

 他にも原作と変わってるところは多くて。まぁ、一回アニメで放送してる話を映画にして金取ろうって話だから、変わってるのは当たり前なんだけど。
 変わってる点で言えば、ドルトンがウシウシじゃない。ドラム城前でのチョッパーとの怪物対決の絵面が好きだったから、少し残念。
 それに、過去話に入るタイミングも違った。原作での、ルフィがワポルの顔面ブン殴るシーンで過去突入、ってのがなくなってた。普通にくれはが語ってると、過去になっちゃった。インパクト弱くなったと思うけど、なんの意図があったのだろうか。

 原作と違う点で、一番デカイのは新キャラ。ワポルの兄が登場。ワポルよりも好戦的で人殺し大好き!なキャラ。当然、ワポルより強い。
 こういうのがないと、映画化する意味がないですよねー。
 そして、肝心の悪魔の実はというと・・・・・・・・
 ・・・・・ノコノコの実。キノコ人間。

 ええぇぇぇぇ・・・・・・・・・なにそれ弱そう。
 キノコのほうしを自在に操るそうです。毒ほうしで大量殺人も可能。この毒ほうし爆弾っていうのが、切り札として用意されてるんだけど。
 ・・・・・じゃあ、ドクドクの実でよくね? とか思ったり。

 なんだけど。しばらくしてワタクシ気づきましたよ。ノコノコの実の理由が。チョッパーのトラウマね。恩人であるヒルルクに治療と思って与えたアミウダケが実は毒キノコで・・・・ってヤツね。そういうことか。なら、イイじゃない。すげぇイイよ。あの時は、恩人を殺してしまったけど、今度は仲間をアミウダケの毒から救う、治療するワケですね。なにそれ超イイ話じゃん。原作より好きかもしんないよ。

 ・・・・・まっ、結果的にただの妄想でしたが。
 全然そんなのないですよ。ノコノコの実ってことを知ってもチョッパー普通の顔してますもん。バスターコール押されたロビンみたく震えたりなんかしないもん。意外とトラウマじゃないんだね。ヒルルク殺したの。
 劇中、ルフィが毒ほうしで一回負けるのよ。ここでチョッパーが治療する・・・・と思うじゃん。違うからね。イッシー20の治療薬使ってたもん。ガッカリだよ。なんのためのノコノコの実なんだよ。
 そもそもノコノコの実の毒ほうしはアミウダケって設定ですらないからね。残念すぎる。
 てか、イッシー20スゴすぎだよ。治せちゃうとか。てか、桜とも関係ないのかよ。ヒルルクもチョッパーもイッシー20の足下にも及ばないな。麦わらの一味はイッシー20から仲間探した方がよかったね。

 ワポルの兄が新しく悪役として出てきたので。チェスマーリモの出番は激減。それに伴ってチョッパーの戦闘も激減。ランブルはするものの、七変化はせず。ブレインポイントもなくて、ルフィ涙目ですね。
 チェスマーリモになる前に流れ弾で死んじゃった時は笑いが止まらなかった。もう、2人は出てこなくてよかったよ。
 ワポル兄が戦闘は1人でやってるんで、ワポルも特に活躍なし。食べて合体するくらい。
 まぁ、その分、ワポル兄はかなり強いんですけどね。ギア2使わないルフィと互角以上。まぁ、ギア2使ったら楽勝でしたが。
 ちなみにギア2の見せ方も『ストロングワールド』に比べたら大変ガッカリです。『ストロングワールド』のギア2はかなりカッコよかったんですけどねぇ。

 あと、問題としては、麦わらの一味多すぎですね。
 『ストロングワールド』の時もそうだったけど、多すぎて、それぞれに見せ場作るので必死な感じだった。
 それが、本作ではチョッパーの戦闘まで減らして。原作よりも人数増えてる分、大分無理があったような。フランキーの見せ場はうまいこと用意されてましたけどね。
 全員が活躍しない、ってのは原作でも同じだからしょうがない、って言ってしまえばそれまでなんだけど。けど、映画にする以上、なんとかしてほしかったです。ウソップとロビンが印象ゼロ。
 ロビンなんて、ルフィに薬飲ませるだけですからね。悪魔の実いらねえぇぇぇぇ。

 まぁ、逆に原作と違ってよかった点としては。
 ワポルの船を見て興奮するフランキー。ボロボロになったドラム城を見て「直してぇ・・・・」とつぶやいたフランキー。なんかフランキーは違和感なかったです。服装以外。
 それと、ワポルと兄の、
「あんちゃん」
「お兄たまと呼べと言っているだろ」
「ごめんよ。あんちゃん」
「わかればいいんだ。ムッシュッシュ」
 ってやりとりが下らなくておもしろかったです。



 と、まぁ、基本的におもしろくなかったですよ。
 ノコノコの実の毒をチョッパーが治さなかったのには心底ガッカリです。
 しかし、アレですね。元々原作もそんなに好きじゃない、って立場なんで。原作好きな人はそらおもしろいんじゃないですか。
 35点。