北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

うだうだ語る感想は誰に喜ばれるのか問題

結論としてはオレが喜ぶ

 出オチなんですけど、オレが喜びます。書いてて(語ってて)楽しいのが第一。そして未来のオレがブログとかを読み返すとまた楽しいです。何書いたか忘れてると最高ですね。感性が同じ人の感想ですから、そら楽しいです。拙くて恥ずかしい、みたいな気持ちもなくはないですが。

作り手は喜ぶのか問題

 昔、かなり昔ですが、ケツメイシのインタビュー記事で、「難しいこと考えずに単純に楽しんでください」みたいなこと言ってた気がするんですよ。たしか河野だったかな……。
 そのとき既にブログやってたし、ケツメイシの話もそこそこしてたので「なんかごめんね……」と申し訳ない気持ちになりました。うだうだと語るタイプの感想なので。

基本的に感想は作り手に読まれるものではない

 そもそも、ワタシがネットに感想を放流するようになったキッカケは映画です。主にハリウッド映画の感想。なので、作り手に感想を読まれる可能性なんて1ミリも考えてません。想定してない。今でもこの感覚が強いです。
 先日『MEG』の感想書きましたけど、突然ジェイソンステイサムがリアクションしてくる、なんてバカな話はありません。あり得ません。

長いこと感想を放流してると例外もある

 感想の放流癖がつくと、次第に映画以外の感想もやるようになるわけで、そうすると当然日本の作品、映画以外の作品についてやるようにもなります。そうこうしてると、たまぁーに作者からリアクションをもらうこともあって、恐縮混じりに感動します。
 こないだ終了したんですが、pixivコミックで『サイボーグクロちゃん』の復刻連載をしてたんですよ(漫画のオールタイムベスト)。それで毎週1話ずつツイッターに感想を放流してたんですが、それがまぁアレになりまして。作者がいろんな人の感想をRTするのが定例になったのですよ。そうすると、やっぱ意識しちゃうじゃないですか。まぁ、拾われる前からやってたことなので、うだうだ語る系の感想を変えることが出来なかったのですが(そもそもそれ以外が苦手)、それでも「これ喜ばれるのか??」という意識は少しありました。まぁ、実際のところ、作者からしたら機械的にRTボタンを押してるだけだったんでしょうけど。

「実用性」

 エロの世界には「実用性」という恐ろしい言葉が存在しまして。要するに、「抜ける」。なんと明け透けなんだ……。ただ、案外この「実用性」、エロ以外の業界でも当てはまる話だと思います。
 一番よく使われるのは「泣ける」でしょう。映画『コーヒーが冷めないうちに』のキャッチコピーは「4回泣けます」なんですが、これは完全に「実用性」を売りにしてる。体液を放出するという意味で「抜ける」と大差ないです。
 他にも「笑える」もありますね。音楽だったら「踊れる」もそうでしょう。直接言葉として使われることは少ないですが、「ワクワクできる」「ハラハラできる」とか言い出したらキリがないです。作品を受け取る際、実用性という側面は間違いなく存在します。ほとんど生理的な反応ですね。うだうだ語る系の感想は理屈を整える作業ですので、(一見)生理とは真逆のアプローチだと思います。

「実用性」についての感想の方がウケがいいのではないか

 と思います。作り手からしたら、端的に「喜んでもらえたんだな」となりますし。これを聞いて喜ばない作者はいないでしょう。よほど複雑な考えを抱いてない限り。
 まぁ、こんなことを考えるようになったのも、エロ漫画の感想を書くようになったからでして。先ほども言いましたが、エロは「実用性」の比重が大きい世界だと思います。
 漫画の感想に関しては、ワタシはジャンプと『生徒会役員共』の感想を毎週やってるので、どうしてもそういう癖があります。なので、何々がどうエロかった、みたいな感想がどうも書きづらいのです。気が付くと違う話をしてしまう。なんですが、エロ漫画の感想でエロ以外の話をするって邪道なのではないか??という疑問ですよ。考えたりもするんですが、「ワタシが書いてて楽しい」が本分ですので、まぁいいか。

実用性も語れば語るほど理屈っぽくなる

 実用性感想の極北は「抜いた」です。報告ですね。なんですが、これが「○○の場面マジ抜けた」になるとちょっと理屈っぽくなります。これが「今まで受け身だった主人公が初めて能動的に動き出すから気持ちが盛り上がって結果的に抜ける」になるとさらに理屈っぽくなります。生理的な感想と理屈系の感想は実は真逆ではないです。生理的な反応に理屈を付けていく作業。その比率をどうするかですね。
 「4回泣けます」もその4回の内訳や泣きの種類の違いなど考えていくと、うだうだ感想になると思います。「4回泣けます」とか言っちゃうような人はそんなの求めてないんでしょうがw

うだうだ語る感想もその作品のファンなら喜んでもらえるのではないか

 という驕り。一応ワタシが他人のうだうだ感想を読むのが好きなので、同じような人がワタシの感想を喜んでくれる、という可能性もゼロではない。少数だと思いますけどねぇ。特に感想ブログというメディアが前時代的になりつつあると思いますし。SNSでの感想は短文になる傾向があるので、そうなると生理的な反応、「実用性」について傾きがちだと思います。
 ワタシは観てませんが、『バーフバリ』が流行ったときは「観たら体調が良くなった」みたいな感想も流行りましたね。これも実用性であり、生理的な反応だと思います。もはや「効能」。まぁ、これは完全に大喜利ですけどね。感想に1つの決まったルールが設けられることでお祭り感が出るんだと思います。ツイッターにおけるハッシュタグみたいな感じですね。

改めて結論

 要するに感想の放流についての感想。感想書くの楽しいよ、という話でした。

映画 「コーヒーが冷めないうちに」オフィシャルブック

映画 「コーヒーが冷めないうちに」オフィシャルブック

 映画版の予告に田端の駅前が映ってたと思います(北区)。ワタシは観に行きませんので、観る方はエンドクレジットで田端駅の存在を確認してみてください(丸投げ)。