ジャンプ18号。4月ということでテレビの改変期。ということで、『黒子のバスケ』と『めだかボックス』の両作のテレビアニメがスタートということで、その特集。
特別企画として両作共に巻頭カラー。要するに、通常の右←左の方向に『めだかボックス』の巻頭カラー。本来は裏表紙の部分に上下逆さまの『黒子のバスケ』巻頭カラー、左→右の方向に読むことになります(上下ひっくり返して)。それに伴ってジャンプ全体が半分ずつに分割されてます(正確には3:2くらい)。ということで、掲載順が特殊なことになってますね。投稿コーナーがジャンプ中央に位置するという始末。
裏表紙&上下逆転の『黒子のバスケ』が上下対称構図になってるのはお見事だと思います。素晴らしいアイディアです。むしろ『めだかボックス』はなんで左右対称にしなかったのか気になります。
立ち読みの方は読みづらいでしょうね、この企画。据え置きでも読みにくいですし。
この非日常感は好きなんですが、ちょっと読みにくいかなー、なんて。普段、前のページから順に読んで、掲載順を含めて楽しんでた身としては、どっから読んだらいいのか戸惑う。
んで、どっから読もうかと考えた結果、裏から読みます。『ST&RS』→投稿コーナー→目次 という流れは最後に欲しいので。
てなワケで『ワンピース』を後半に読むということになります。ふっしぎー。
それと、今週から4週連続で読み切りが掲載されます。『ST&RS』の余命と併せて楽しみたいと思います。
ジャンプ自体からは話がそれるんですが、裏表紙の巻頭のニュース記事に『ハンターハンター』のゲーム化の話があるんですが、なんとも言えない残念な感じがして素晴らしいですね。
『黒子のバスケ』
巻頭カラーということで、髪の色。紫原と黒子は若干色が被ってて微妙ですね。マンガはいいけど、アニメとなると奇抜なヘアカラーを毎週描かざるを得ないので、そこらへんは気になりますね。まぁ、観ませんが。
本編。黒子と紫の直接対決。チビvsデカということで燃えざるを得ません。黒子が軽すぎて、「軽すぎてマジでいるかいないかわかんなくなるんだけど…」ってなるのはイイですね。設定通りながらまったく新しいアプローチ。
そして、新しいディフェンス陣形の発表。敵キャラが新陣形の説明をしてくれるあたりがらしいですね。丁寧に名前まで付けてくれるとか。横文字すぎるのは中二だからではなく帰国子女だから、ということで。
『銀魂』
幕府(おかみ)と狼というダジャレが決まってましたね。
佐々木復活の理屈は「急所は避けていた」「毒を抜くのが手間取った」でしたー。無理あるー。けど、佐々木とのぶめの漫才はおもしろいね。急に人間味が出るのぶめかわいいよ。城外よりも城内の方がキャラが少ないけど、楽しいですね。銀さん&トッキー、佐々木&のぶめという2カップルになってる分わかりやすいし、燃えます。まぁ、なによりも元敵キャラによる「ここは俺に任せてお前らは先に行け」展開は鉄板中の鉄板ですよね。ただでさえ佐々木好きなんでサイコーです。惜しむらくは佐々木の殺陣が足りないことですかね。彼のガンカタっぽい殺陣大好きだったんで。とはいえ、佐々木が見得を切るコマはアガります。ポーズも『リベリオン』っぽいです。
んで、めずらしく将軍様がマジメモードでおしまい。
『ニセコイ』
扉絵はヒットガール。『銀魂』佐々木に続いて拳銃キャラですね。先週がヒロイン&2号の回かと思ったら、今週は第三勢力のヒットガール。マジで対等なパワーバランスなんですね。
女のモブメガネはヒロイン2号とよく一緒にいるけど、男の方のメガネは独りなんだな。なんだか不憫に思えてきたよ・・・。
「初コイ」っていうカタカナ表記、しゃらくさいですね。まぁ、意味を込めたいのはわかるんですが。
んで、都合よく日記が出てきておしまい。
『こち亀』
「美と醜」というテーマは好きです。ただ欺瞞を感じさせずに物語を締めるのは至難の業だと思いますが。
麗子が舞台のためにデブ&ブサイクになる話。美人がブスを演じるというのはアカデミー賞受賞コースですね。あれ、欺瞞を感じられて好きじゃないです。
両さんは実は見た目に左右されなかった、と麗子が感動を通り越して胸キュン。麗子→両さん の恋心って随分と久々に来たな。もう2人が結ばれて最終回でいいと思うよ。両さん→デブ(麗子) が語られるラストも悪くないんじゃないですか。そもそもギャグ回の打率低いから、それに比べたらもう全然。本来のデブ役の中原が再登場して、麗子が嫉妬に狂うとかあったらおもしろそうですね。
『恋するエジソン』
読み切り。発明ギャグモノ。女主人公のギャグはめずらしいかな。
初っ端から下ネタぶっこみまくり。エロ抜き、ギャグオンリーの下ネタは好きですよ。下ネタギャグのみってのもめずらしいですしね。
ゴリ顔、エジソン顔からのゴリ体型のギャグもよかったです。わかりやすいホップステップジャンプ。
「先輩 とっておきのヤツあります!! コートのどこからでもシュートが入る機能!!」 「そんな反則みたいな機能が!!?」 だって。どこかの緑が泣いてます。反則呼ばわり。『黒子のバスケ』関連のネタをちゃんと挟むあたりは好感持てますね。
まぁ、全体として、変顔(驚き顔)がおもしろくないのがキツかったですねー。しょーもない下ネタは好きですがー。
『べるぜバブ』
ヒロイン&ヒロイン2号の冷戦感がたまらないっす。それをワタクシとまったく同じ視点で楽しんでるレディースたちもイイっす。観戦してるレディース3人の心境が微妙がずれてるのもおもしろいですね。
コマちゃんがラブコメ番長と絡んで、事態をかき乱すと同時にラブコメ番長が魔界に近づいてる感じもうまいと思います。
てか、ラブコメ番長ってネーミングが見事ですね。ニブチンの男鹿と逆で、周りの恋愛事情をなんとなく把握していて。男鹿のチブチンギャグにツッコミ入れられる当事者が出て来ちゃったら、遠くから実況するのが仕事の古市はモブにならざるを得ないわな。
ただ、「パネェ」の人の移動速度が速すぎました。同時に2ヶ所いるのかと混乱してしまいます。
裏パートのケツは『ぬらりひょんの孫』なのでスルー。表パートに入ります。巻頭カラーの『めだかボックス』もスルーになりますが。
『ブリーチ』
葬儀でジーサンが「火を」ってのはイイですね。グッと来ました。
しかし、先週の「予言者か?」のくだりで大ボスがギャグ化しつつあるのは今後かなりの痛手になる気がしますね。味方陣営のシーンは楽しいんですが。
『ワンピース』
先週の茶ひげに気づかなかったバカはこちらです。HAHAHA 情けないですねー。振り返ってみたら、茶ひげはホーキンスに捕まって、ローに改造させられて、ルフィにボコられる(←イマココ)という状況ですね。ルーキー運の悪いお方です。ホーキンスに捕まった時にホーキンスに死相が出てると言われているので、その予言が外れたのか、ローが死から救ったのかどちらかでしょうね。
・・・・なんて思ってたら今週出てきましたねー。常時あの姿なのかな? あらやだかわいい。
本編・・・の前に扉絵。世界の甲板から。「ミノチワワ」って名前がナイスすぎました。
本編。初っ端からたしぎちゃんがいじめられてます。なにこの被虐キャラ。大佐ちゃんになっても悔しがりすぎだよ。エロ同人の世界で散々な目に遭ってそうですね。
2つに分割されて泣いてるたしぎのリベンジのために自ら分割するスモーカー。かっちょえぇーっ。スモやんホレてまうわ。もう2人結婚しちゃえよ。ゾロは他にも恋愛フラグいっぱいあるから困らないよ。
そんなこんなでローWIN。スモやん陣営しょぼいなー。「2年後」における主要陣営だと思ってたけど。ライバルのポジションが危ういね。ルフィはローに恩あるし。スモやん惨め!!
『スケットダンス』
ゴールデンウィーク突入!!って季節感なさすぎるよー。カレンダーを遡って見比べてみたんですが、2010年なのかな? 『バクマン。』並みにカオスな時代設定ですね。
男だらけのキャンプ大会というホモソーシャル感に嫉妬するヒメコ。ホモアコガレなのかツッコミとしての性なのかそれとも。
男vs女のホモソーシャル対決って部分は楽しかったです。このネタのまま次週に行ってほしかったくらい。
ただ、展開の都合上とはいえ女陣営の頭数が3ってのは違和感ありましたね。ヒメコ友達少ないみたいじゃん。
『バクマン。』
個人的な好みの問題になりますが、先週で声優の件が終了したのは本当によかったです。ただ、真城×亜豆 の話に突入してしまって、これまた興味湧かない。まいりました。本人たちよりも周りの方が浮かれてるのとかはまぁ楽しいっちゃ楽しいんですけど。肝心の2人がね・・・。
そろそろ平丸成分が足りないです。もっかい平丸のプロポーズ回下さい。
『パジャマな彼女。』
ビーチク描写がんばってますねー(棒)。
主人公がヒロインにエロを感じて、近親相姦に似た背徳感に苛まれるのではなく、「異性として意識されてない」ことに憤るのは意外でしたね。最初からこんなだったっけ?
学校久々。モブメガネの男女の存在忘れてました。モブメガネの扱いは『ニセコイ』の方が好きですね。男女共に。
あからさまに百合全開な脇役が台頭してきましたね。早速メガネ以上に目立ってます。「エロ展開作るのに便利だから出しました」感が露骨であまり好きじゃないですが。
ラストページのおっぱい越しの主人公の驚き顔で笑った。さすがの安定感です。もはや笑いの要素が一番デカイです。
『ハイキュー!!』
バスケをやりたいという動機を語る上でいちいちトラウマ描写を挟むのが本作らしいですね。逆にいうと、トラウマ乗り越えちゃったら、本作からダークサイド描写はなくなってしまうのでしょうか。本作の「スポーツで精神病んじゃった人」描写が好きな身としては不安です。
先輩セッターがアドバイスするシーンでも、1回ネガティブな要素挟むのとかサイコーですよね。ずっと暗ければいいと思うよ。飽きるけど。
『magico』
知らないキャラがテンション高すぎてちょっとパニック。嫁に求婚してくる新キャラが男として、夫として一歩リードっていうのがいまいちわからないなー。ギャグしかやってないし。そのギャグもそんなにハマりませんでしたし。ラブコメギャグ描写はもっとうまい別作いくつかあるからなぁ。若干残念な予感が。まぁ、来週からシリアスめにシフトするみたいですが。
嫁はもうちょっとショック受けとけよ。「愛してない」って言われてるんだから。ショック受けないから「嫁が取られる」ってハラハラに繋がりませんね。
『クロガネ』
扉絵と本編が呼応してるのって好きですよ。師弟モノという本作の設定がめずらしく強調されましたね。まぁ、男女の師弟感はあまりないですけど。師匠が母性を持って鍛えてるってあたりなんでしょうかね。
さて、来週から大将戦。カウンター狙いの両者による待ち対決。勝手な邪推かもしれないんですが、『あしたのジョー』の力石戦にしか思えません。あれは、ジョーのことを熟知した力石が最後に仕掛けた奇策ということで盛り上がったんですが、こちらは初っ端から待ち対決ですね。ボクシングと剣道の試合時間の違い故でしょうか。『あしたのジョー』だと野次にじれた主人公が手を出して負けますね。あのダブルクロスが外れたシーンは燃えたなぁー(脱線)。
『パッキー』
開口の4コマって3週目? すっかりお馴染みですね。
「たの…死んでる」で笑った。うまい。
てか、花見という誰が来てもいいような回に欠席するタケル!! タケル働け。クロスチョップに負けたままでいいのか。
なんでパッキー女体盛りされたの?
『ST&RS』
どこに掲載されようと『ST&RS』のあるところがジャンプのケツだぜ。
地球に帰還するという話。宇宙側の人は描かずに地球のシーンしかやらないのはうまいですね。地球帰還の困難さとか描かれてもいまいち盛り上がらないしね。
まぁ、そんなこんなでまた旅立つそうな。スケールのでかさがいまいちピンと来ない昨今ですが、どう締めるのか気になりますね。
投稿コーナー
先日、『ドカベン』の最終章が始まるとのことでチャンピオンを買いました。『ドカベン』以外に読むものがなかったので、投稿コーナーをチェック。やはり投稿コーナーにその雑誌の特徴が現れますね。雑誌の看板になることは永遠にないものの、読者が表に出てくる貴重な場だと思います。投稿コーナーはイイもんです。
チャンピオンで特徴的だったのが、投稿ネタに対するコメントの数。8割くらいのネタにはコーナーを担当するパーソナリティーからのコメントが付いている。ネタへのツッコミ、ネタの掘り下げ、などとコメントの量が段違いでした。
他にも、ネタの掲載方法。ジャンプだとネタはキッチリと整理されて載ってるんですが、チャンピオンの掲載は縦横無尽なんですよね。
パーソナリティーの個性、配置、どちらも投稿ネタ以外の要素ですね。投稿ネタ以外の要素も多いながら掲載されるネタの数も多く、1ページにおける情報量がハンパない。逆に言うとジャンプは、シンプルに投稿ネタ重視で読みやすい。一長一短。
・・・・って関係ないですね。まさかのチャンピオンの話っていう。まぁ、今週は通常のネタはないので勘弁して下さいな。マンガ雑誌に限らず、普段買わない雑誌を買った際は是非とも投稿コーナーをチェックしてみるとその雑誌の特色が見えておもしろいですよ。
っていう投稿コーナー特集をテレビブロスが以前やってましたね。
んで、ジャンプの方。今レースの日本一のネタが一覧で載っています。過去にワタクシがブログで挙げたネタとの一致率が恐ろしく低い・・・・・。HAHAHA 世間との価値観の違いがヤバイですね。
目次
「爆裂1コマ漫画」が・・・・ないだと・・・・!?
まぁ、滅多におもしろくないからいいですけどねー。上下逆さま企画の代償ですか。
総括です。
まぁ、今週から読み切りが始まったということで。1週目がいきなりギャグというのは意外な気がします。前に連載してたヤツよりはおもしろかったんじゃないですかね。アレはあまりハマらなかったので。
来週はどうやらバディーモノみたいですよ。どうなることやら。『ワンピース』がお休みなのが残念です。
今週はMVPキャラ決めません。思いつきません。この企画、やめ時がわからなくなってきて困ってます。
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