はい、今週も楽しみにしてたジャンプです。
‥‥大嘘です。『新米婦警キルコさん』が打ち切られますからね。まぁ、とにかくショックなんですよ。落ち込むのもあるけど、同時にすげぇ腹立たしいといいますか。
単純に言いますと、ワタクシの望むマンガ、好きなマンガというのを具現化すると『新米婦警キルコさん』になるワケで。
ワタクシがジャンプの新連載をいちいち読む理由は、好きな作品に出会えるかもしれないから。
しかし、ジャンプは人気のない作品、アンケートで票の取れない作品はすぐに打ち切り。
では、この3つから導き出される結論はなんでしょうか。「ジャンプ読むの止めたら?」ってことなんですよ。どう理屈をこねくり回してもコレになってしまう。
「平方昌宏の次回作に期待すればいいじゃない」とも思ったんだけど、違う。『新米婦警キルコさん』がワタクシとしては完成されてるから。変化とかいらない。たとえ作者にとって本作がどんなに自信作だったとしても、24話で打ち切られたという事実は揺るがないんですよ。数字ですから。ジャンプで掲載を狙う、人気作を生み出そうとするならば、そこから教訓を見出すはずなんですよ。つまり、『新米婦警キルコさん』の中でウケた部分、手応えのあった部分を引き延ばす。ウケなかった部分、いまいちだった部分を減らす。
ただ、ワタクシにとって1から10までの要素が好きなワケで。なくしてほしい部分なんてないんですよ。
またさ、ウケた部分、ウケなかった部分、というのを判断する際に参考にするのは、アンケートだと思うんですよ。もちろんそれが全部とは言わないけど。「x話目は人気だったからああいう話が人気なんだな」とか、「x話目で一気に人気なくなったからこういうキャラは求められてないのかな」とかとか。
全話おもしろいから! ていうか、『新米婦警キルコさん』を打ち切りに追いやったアンケートなんかを参考にされたら絶対にオレの好みとは違うベクトルに動いちゃうじゃん。ちげぇんだって。
ということで、やっぱ「ジャンプ読むの止めたら?」になってしまう。『新米婦警キルコさん』を打ち切りに追いやるような読者のためのマンガを作ろうとする雑誌にオレの求めるマンガは載らない。
‥‥まぁ、今週をもって当ブログではジャンプの扱いを廃止します、とか思い切ったことが出来ればいいんだけどさ。出来ないワケで。続けるんですよ。
ただ、心の持ちようが変わったといいますか。ジャンプに期待するのは止めますよ。無理。どう転んでも気が合わないです。
嫌いだけど読み続けるよ。これからもよろしく。
はい、こっから本題。いや、『新米婦警キルコさん』の打ち切りの件が今回最大の話題なのでそれが本題なんだけど‥‥。
新連載2発目。表紙&巻頭カラーもそれ。読み切り版の感想もあるよ。
出張読み切りはVジャンプと最強ジャンプから計2本。
打ち切りもあるよ‥‥(死んだ目)。
- 背表紙
- 祝、!、ジ、ャ、ン、プ、創、刊、4、5、周、年、!!、こ、れ、か、ら、も、ジ、ャ、ン、プ(←イマココ)。
- 発言者は新連載主人公。来週から新たな流れが始まるという感じですね。「を」?
- 蹴ジャン!
- サッカーのワールドカップに向けた特別連載がスタート。これからワールドカップに向けて、サッカー漫画を大量投入すればいいんですね、わかります。‥‥4年前にしたんだっけね、なんかごめん。ほら、今料理作って人を脱がすマンガ描いてるじゃん。おもしろいからね、結果オーライだよ。先週からサックス吹いて海に潜るマンガも始まったしね。あの頃の血が巡り巡って今のジャンプにも流れてるんですよ。
- 調べてみたら2010年前後に4本もあるんですね(違ったらごめん)。すげぇ。
- そんな内の1本『DOIS SOL』作者による本田△の4コマ。すごい、今週のジャンプにあの頃のサッカー漫画作者の3/4が集結してる‥‥。
- ちなみに、残りの1人はヤンジャンで短期集中連載してるんですよねぇ。感慨ぶけー。
- そんな4コマ。△のことをイケメンにしないところがツボでした。デフォルメの方向性によっては全然イケメンになりうる素材だと思うんですが、口回りの再現に尽力した模様。
- 『無刀ブラック』野々上大二郎
- ありそでなかったコーヒー漫画!!(違)
- 合気道です。合気道といえば『Dr.スランプ』を思い出すのはワタクシだけでしょうか。作中アラレちゃんは基本無敵なんですが、作品の中で苦戦した相手が何人かいる。大抵はロボとか宇宙人とか人外系なんですが、合気道の達人というだけのただの人間がアラレちゃん相手に渡り合った、という記憶があります。アニメ版限定の可能性もありますが、幼心に「合気道つえー」と思った記憶があります。
- んで、本編。1ページ目に行ってる「合気道とは」的な話が実は「稽古の稽古」でしたー、というギャグ。こういう1話の1ページ目にしか出来ない演出は嫌いじゃないぜ。けど、お前がオレから『新米婦警キルコさん』を奪うんだよな‥‥(闇堕)。
- 街を歩いてると、殺気!? ‥‥真剣脇に差した男が木刀使ってるんだから、殺気はないと思うよ。現代っ子でもわかるよ。気づけ、江戸人。
- ‥‥まぁ、負けたら社会的に抹殺されるワケだからホントに殺気出てたのかもしれないんですがー。
- 「殺す為ではなく護る為の武術」。だから武器はいらない。『BLEACH』ェ‥‥。
- 変な髪をしているためにバケモノ扱いされてきた少年。「えっ どんな髪?」と思ったら、カラー扉絵or表紙を見ればいいのです。1話ならではの手法ですかね。ただ、ブラックさんの髪の毛(内側)も変な色してるよ。
- んで、話は少年との仲直りa.k.a.勧誘に向かうんですが、よその門下生を奪うのってアリなの? 道場事情に疎いので判断できないですが、ダメな気がする。
- よその道場に駆け込むシーン。ブラックさん息切れすぎ。これは、彼がスポーツ万能タイプのスーパーマンではなく、非力ながら相手の力を利用して戦う独自性が現れてる気がします。「優男」って表現もあるし。ただ、だとしたらブラックさん背が高すぎる気もしますね。少年とのコントラストを保つため、とかそんなんか?
- アクションシーン。全力で向かってくる相手に対して、自分がどことどこに力を加えたら、どこに吹っ飛ぶか、というのを端的に示しているんだと思う。何コか「こりゃ吹っ飛ぶわ」と無根拠に思えたのもありました。その力を加える瞬間を丁寧に描く、ということなんですが、「えっ 今なにした?」って部分もなにきにしもあらずだったかな。好みが分かれるかも。
- ラストの見開きでの決めシーンが顕著ですね。「どうしてこうなった」感ある。いや、コマとしてはカッコイイと思うんですが。合気道の円運動が描く弧が月になる、ってのもキレイなんだけどさ。
- そんな合気道は会津藩秘伝の武術だったとさ。現在放送中の大河ドラマ『八重の桜』は会津が舞台なんですが、それは311の復興支援という意図があるそうです。つまり、本作の隠れテーマもそれかもしれませんね。‥‥会津と聞いて脊髄反射的に311を引き合いに出すのもよくないか。
- 少年が悪役を殺す?殺さない?のシーン。ブラックさんが止めようとしないのは殺気を感じてなかったからですかね。冒頭のシーンと対になるワケか。これはうまい。けど、真剣差した男が木刀使ってたら怪しむのが自然‥‥(しつこい)。
- まぁ、ということで1話。読み切りの時みたいな「結局暴力に頼ってるじゃねぇか」的な嫌みはなかったです。ただ、やっぱりブラックさんがどうやって相手を投げたのかがわかりにくいのが気になるかなぁ。本作の肝だし。まぁ、好きなトコもあったから‥‥ということで。
- けど、ワタクシは『新米婦警キルコさん』が読みたい‥‥。
- 『ONE PIECE』
- サブタイ「キング・パンチ!!」の通り、キングパンチ炸裂。「パンチの打ち方を知ってるかって」のシーンですね、わかります
- 軍師がただ単に裏切るだけ。しょ、しょぼい‥‥。『三国志』ファンにとって「軍師」ってのは超人の称号なんですよ。それだけにガッカリ感がすごい。
- キングパンチを迷わず撃っちゃう。2回戦はどうすんだよw いいのか、キング。てか、キングパンチは「撃つ」なんだね。
- キングパンチの直前、ベラミーは「ゾクッ」としてたけど、多分トラウマがフラッシュバックしてたんだと思う。見開きのワンパンで死ぬ運命なんですよ、彼は。
- 「指を結べば人はバリアをはれる!! ガキでも知ってる常識だべ?」とかwww バリアの理屈わろた。エンガチョ人間だったとは。
- まぁ、マジレスすると、バルトロメオが両手をポケットに入れてたのは余裕ぶっこいてたからではなく、能力を隠していた、というワケだ。こりゃうまい。
- 『ONE PIECE』の展開を予想する話だと定期的に名前の挙がるのがサボ登場説。重要そうな展開があると、毎回「今度こそサボだ!!」ってなるのが楽しいんですが、多分今回のバルトロメオがメラメラの実を献上しようとしている「あの人」についてもサボ説が出回ると思う。
- 『暗殺教室』
- 扉絵全体の構図が『ONE PIECE』と完全に一致。いつもこんなんだったっけ? 直後だから気になっただけかしら。
- 椚の女子の夏服かわいいな。渚くんに着させたい。嫌がるのも可。
- 「んもー しょーがないなぁ…」の殺せんせーはコロえもん? F関係だと、コロ助というこれ以上ないキャラもいますが。
- 鷹岡回にカルマくん不在だった件がようやく説明。鷹岡には興味ないけど、渚くんには興味津々なカルマくんなら、「次は俺のこと殺してよ」とか言い出しかねない気がする。そんでそんで、渚くんがカルマくんに抱きついて‥‥って薄い本下さい。
- 殺せんせー、川を塞き止めてるけど、大がかりすぎてアウトじゃね? ホントに元通りに出来るのか?
- うれしそうな顔でプールに飛び込む渚くんが殺人的にかわいいので今週の『暗殺教室』は神回(神という言葉の形骸化)。上半身裸とか‥‥ポルノやろ。中学生はアウトだぜ。
-
- ↑メ、メタすぎる‥‥。なにここの学生はメタ視点が当たり前なの?
- このシーンで重要なのは渚くんのリアクションだと思うんだ。このリアクションからは、「昔は女として見られてた」という意識が読み取れるのではないでしょうか。
- まぁ、渚くんが男だなんてことは今までの情報で確定してたようなもですからね。そんなこたぁどうでもいいんですよ。男だってかまわない、てか大歓迎だよ。渚くんペロペロ(いつもの結論)。
- ‥‥ということで、渚くんの乳首はよ。
-
- 仕方ないので本編の話に戻ります‥‥。
- ラストの水に強い片岡さんの大コマ。茅野ちゃんの救出が妙にエロかったりするんですが、このシーンに至るために、茅野ちゃんはカナヅチというのを事前に説明してたのが見事ですね。読んでる時は、「茅野ちゃんの貧乳ネタ来たぜー」程度にしか思ってなかったですが、まさかラストへの布石だったとは。お見事です。
- まぁ、水殺なんかよりも渚くんの乳首をだね‥‥。
- 『SOUL CATCHER(S)』
- タイトルを打つのが本当に面倒である。こういう作品は単語登録とかで楽するんだけど、なんて省略名にしようかしら。「ソウキャ」にしようと思ったんですが、新興宗教みたいで嫌ですね‥‥。
- 今更ですが、本作の話数ナンバリングって「OP.」(オーパス)なんですね。『BLEACH』じゃん。今にも雨が降って母親が死にそうなナンバリング。
- いつも「あらすじ」ってあったっけ? 違和感を覚えてしまった。どうでもいいか。
- 「未成年の主張」って当たり前に行われてるけど、すごい違和感。細かいか? まぁ、とりあえず、実行委員会の言う「果たし状まで何でもOK」というのは間違ってるだろ。ダメだよ、果たし状なんて。
- あっ、この手の主張って『黒子のバスケ』でもあったっけね。微妙に違うけど。トンデモ部活漫画として避けては通れないのか?
- 気づいた、本作のことが好きになれない理由。主人公がモノローグでうじうじしてるからだ。ああいう心の声で悦に浸ってるヤツが大嫌いなんだわ。偉そうな印象しか湧かないよね。だから嫌い。『斉木楠雄のΨ難』も同じ理屈で偉そうなんだけど、実際にぐうの音も出ない程に超人、というのがあの作品を成立させているワケで。‥‥って、今週も比べてしまったか。あまり比較ばかりする感想はよくないな。
- サックスくんが主張を始めると、なぜかギャラリーの心が怒りに染まる‥‥ってなんで?? 「みんなの前でどうしても言いたい事… 感謝の言葉 愛の告白 果たし状まで何でもOK」な場なんだぜ。勧誘くらいフツーだろ。ギャラリーのあの反応は大げさすぎる。そして、主人公の「イヤな心を向けられるぞ!!」ってのも大げさすぎる。てか、イヤな心を向けられることにデメリットがわからん。心見えない人なら問題ないだろ。
- んで、その状況を打開する結論が、「友達を部活に誘って何が悪い!!」でしょ。うん、悪くないんだよ。悪くないのに危機的状況、みたいな描き方をされたから気持ち悪かったワケで。マッチポンプにしか見えない。
- あとさ、サックスくんが演奏したらギャラリーたちの心を鷲掴み、って件。まぁ、これも先週の情報からわかりきってたことでして、サックスくんはある種チートなんですよ。サックス吹けば勝ちだもの。だからこそ、「イヤな心を向けられるぞ」って焦ってる主人公がバカみたいに見えちゃう、っていう。
- ただ、アレだ。未成年の主張の舞台が屋上っぽく見えて、1話のシーンと重なる、っていうのはグッときました。
- 吹奏楽部の顧問って作曲するんですね。てか、オリジナルの曲やったりするんですね。てか、吹奏楽部って何を演奏するんですか?(バカ丸出) いや、マジで部活関係には縁がない人生だったもので‥‥。
- 吹奏楽部で指揮やる人は前代未聞、ということは、コンクールでの指揮は顧問がやる、ということでOK? 意外と事前情報がわかってないと難しい世界だな。吹奏楽。めんd‥‥。
- 今回の心描写の見せ場は顧問ちゃん、ということかな。トゲトゲしてる。なんだけど、本作って他人の心の声も当たり前のようにセリフとして出てくるんですよね。心が「見」えるって設定なら、視覚情報だけに限定した方が全うなんじゃね? ってのは先週も言ったかな。視覚より言語で心を説明してるもんね。最初だからクソ丁寧に説明セリフ入れてるだけ‥‥だといいんだけど。
- まぁ、そもそも、例のトゲトゲシーン。「ふざけてんなら 入部も認めてあげられないぞ」って顧問ちゃんが口に出してるんですよね。別に心が「見」えなくても、彼女が敵意剥き出しにしてるのは誰にでもわかるよ‥‥。
- どうでもいいけど、吹奏楽部の部長がソーマくん。食戟ェ‥‥。
- んで、ラスト。部員が一気に出てきたー、というトコで終わり。ちょっと待て。各楽器のパートリーダーってことはこいつらが部員の一部ってこと? 吹奏楽部の基本情報がわかんねぇよ。部活の説明がないって『クロス・マネジ』かよ。『クロス・マネジ』はなぁ、試合を全然やらない(やらなかった)から説明がなくても問題なかったワケで、本作の場合は説明が必要じゃない?
- ‥‥まぁ、今週はワタクシが本作を好きになれない理由と、ワタクシの吹奏楽部知識の著しい欠如に気づけたので有意義だったかもしれん。このまま続くと一生この作品をことを理解できない気がするけど。一般的な読者はどの程度の吹奏楽部知識を有していると想定して、本作は進行しているんだろうか。
- 『食戟のソーマ』
- 俺たちの田所ちゃんを「金魚の糞」呼ばわりキター。本作の抱える田所ちゃん問題をこれ以上なく端的に指摘しましたね。さすが最強の先輩っぽいキャラですね。本作で自ら全裸になる人は強い、という法則が続いてるのかな。
- 「金魚の糞」に続きまして、メガネによる「鈍間」呼ばわり。今度は先輩たちによるツッコミが入ることで箸休め的なギャグになってますね。「私の恵ちゃん」呼ばわりもなかなかステキです。
- ソーマくんの合掌ビンタ。食事を通じて、数々の女性を脱がせたり触手責めしてきたソーマくんですが、物理的に接触するのはめずらしい気がします。そんな物理的接触によって田所ちゃんの心に平静が、というのがなかなか感動的です。今回ソーマくんは料理しない、という内容と合致した名シーンではないかと。
- んでもって、「二番手張ってた男だぜ?」とキメておきながら、「まぁ… 親父と俺の二人だけだったけどな!」と冗談を言って田所ちゃんの緊張をほぐすソーマくんマジイケメン。そのくせ、「食事処たどころ」って自分で言いながら照れちゃって、やだかわいい///
- 主人公をここまで魅力的に描いちゃうのが本作最大の魅力だよなぁ、とつくづく実感した次第。現行ジャンプキャラに抱かれるならソーマくんかもな。まぁ、「魅力的=抱かれてもいい」という前提が間違ってますが。
- 抱くなら渚くん一択ですね(脱線)。いやしかし、渚くんに抱かれながら目隠しプレイというのも‥‥(さらに脱線)。
- 『黒子のバスケ』
- レインボー先輩のカラー扉絵。黒髪なんですね。七色かと思ってたわー(棒)。
- なんて冗談を言っていたら本編の感想が特に思いつかなかったの巻。まぁ、これと言った展開はなかったような。ブルーが強すぎてバスケに飽きるって予兆があったけど、アッサリした扱いでしたね。
-
- 本編直後に載ってる「キャッチフレーズ・コンテスト」の結果発表がおもしろいですね。本作の煽りはダサい、と思っているんですが、こちらの方はよかったです。
- 銀賞、グリーンの「百発三百P」がツボですね。こっちを金賞にしたいくらいです。
- 銅賞に「影」と「光」で「栄光」と読ませるネタが2つあるんだけど、どっちか切れよ、とか思ったり。
- 『ハイキュー!!』
- ペットボトルin砂利。逆だろ‥‥。
- 観客席の解説キャラドラマ。冒頭にオッサンと女の子グループの立場の違いを明確にしておきながら、青城のリベロすげーって話で再び絡む。悔しいけどアイツすげーわ、って感じがあっておもしろいですね。出来れば烏野の解説したいけど、っていう。
- そんな青城のリベロのすごさを描く直前に、「烏野は飛び抜けてリベロの守備力が高えからな」とノヤっさんにスポットライトを当てたのもうまい。両者リベロの種類の違うすごさが際立ちますね。
- ツッキー。「忘れた頃にやってくるいやらしフェイント」とか酷い言われようである。さらに、「オラオラもっとしゃべれーっ」とキャプテンから追い打ち食らう始末。かわいそうである。
- 『トリコ』
- 久々にトリコ×小松のロマンス描写きたー。現行ジャンプで最もホモ臭のするペアは間違いなくこの2人。もうお前ら結婚しちゃえよ(してる)。
- 小松を調味料に例えたのとか、完全に恋人じゃねぇかよ。
- トリコの精神世界でバケモノとの対話。直前の「護る」ことで強くなれる、みたいな話もそうだけど、『BLEACH』ですね。トリコ自身が月牙になることだ、ってことで、最後の釘パンチ来るか?
- 『BLEACH』
- 本編直前に載ってる漫画道場。ページ構成、コマ割による「読み易さ」とにかく強調されてますね。コマが無駄に大きいんじゃない、「見易い大きさ」を徹底しているのである。
- 本編。ユーハバッハさんは死神だけでなくクインシーの力も奪っていたとかなんとか。奪いすぎだろ。てかなんで、イチゴママも奪われたの? 純血じゃん。後天的によその血が入るのもダメなのか?
- んで、今週はケツにサブタイ。やっぱ本作で一番凝ってるのはサブタイだな。「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」における落下みたいなもんで、これがあるだけで全体が締まる。
- 『ニセコイ』
- 本編直前の小説のお知らせ。作者描き下ろしの猫耳小野寺さんが売りだとか。猫耳やる時は人間の耳を隠せよ。‥‥と、個人的には思うのです。
- 本編。「定期デートとは!!」(キリッ)がおもしろかった。完ッ全に話を展開させるのをサボってるだけだけど、持ち前の強引さで無理矢理ギャグにしちゃってる。
- てか、コイツらまだ1年だったのか。長いな。
- すれ違いコントは楽しい。ただ、ポッキーゲームを「目立つとこでやんなきゃ意味ねぇだろが!!」っていうのはおかしい。500人体制を信じてるなら、2人きりの状況でやった方がリアリティーあると思うの。2人きりでも500人体制なら監視されてると判断して然るべきでしょう。
- 「次号、『2年生編』開幕!!」だそうですよ。なんでも「○○編」って冠を付けるのはどうかと思うの。本作の場合進級したくらいで何かが変わるとも思えないし。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 『SKET DANCE』
- 戦士達‥‥。
- ミュージカルとか、オリジナル劇とか、『アゲイン!!』ディスかよ。まぁ、他誌連載の作品のことを引き合いに出すのは考え過ぎか‥‥。
- ボッスンが「ユウキくんを喋らせるのが条件なんだぞ!」って会議で言っちゃってるけど、それって言っちゃダメじゃね? 喋らせるだけでいいならそれこそお化け屋敷とか強引な方法でいいワケで。個性の素晴らしさを感じさせた結果として、喋る、というのが大事なんでしょ。
- 「舞台は学校全体!!」って‥‥。3C調子乗ってるだろ。クラス以外の人の協力は断るくせに学校全体は使うのかよ。
- あと、アレだ‥‥。個性が云々って言ってるくせに、結局のところボッスンが1人で出し物決めちゃってるよ。勝手に会議抜け出したヤツが翌日戻ってきたと思ったら、「ウォークラリーだ!!」ってあんまりだと思うの。一番大事な役職を人に押しつけるし。クラスにボッスンみたいなヤツいたら絶対に嫌いだわ。
- ‥‥やっぱ気持ち悪くなってきたな。
- 『銀魂』
- ウンコォォォ!!
- EDO48がサイコーですね。江戸をローマ字にしただけなのになぜか下ネタになっちゃってる。
- アイドルのAVデビューはいいとして、「あの国民的アイドルがついにデビュー! とうきびウンコ ホントに出しちゃいます」はアウトすぎんだろww いきなりスカトロて。
- 神楽ちゃんは「男の夢を破壊するため作られた哀しきジャンプヒロイン」。哀しきジャンプヒロインって何だ。
- 『べるぜバブ』
- 『ワールドトリガー』
- 『ビクトリー・ウチダのVジャンプ20歳の挑戦!!』葛西雄治 ビクトリー・ウチダ
-
- ↑ジャンプ編集長の偉大さを伝えるシーンでなぜか挿入されるマガジン編集部ネタ。あまりよろしくないと思うよ。
-
- オチ。編集長が出てきてすべてをかっさらう。「青眼の白龍」と書いて「ふざけんなバカヤロー」と読むのがおもしろかったです。
- てか、全体的にすげぇおもしろかったですね。Vジャンプとジャンプ関連ゲームの話をしてるんだけど、ジャンプの歴史についても扱ってて出張の意識が見えますし。やっぱ対話形式、マンガ形式で行われるコラムはおもしろいなぁ、と実感した次第。マジでおもしろかった。
- 『魔神のガルド 〜出張版〜』安藤英
- こちらは最強ジャンプより出張。
- わざわざタイトルに「出張版」と入れるのはなんでだ?と思ったら4ページ。なるほど。
- 4ページしかないからか、説明に終始していて、突然必殺技出して、ヒロインがおっぱい出しててつまんなそうだなぁ‥‥と思ったら、そういうネタだったww く、くそぅ‥‥まんまと手の上で踊ってしまった‥‥。まぁ、ということで、お見事です。どんな作品かまったくわからないけど。
- 作品がおもしろいかは判断できないけど、おもしろい人が描いてる作品だというのは伝わったので、4ページにしてはこれ以上ない出来だったのではないかと。
- わざわざ出張してきて0巻商法をネタにするってのも外部の視点として機能してますね。んで、「1巻すら出てねェよ!!!」ってツッコミも笑ってしまった。
- 出張という場を最大限利用したアイディアなのが素晴らしかったです。本作のことを無知な人だと前半のネタ振り部分にまったく気づけない、というのがスゴイですね。完全に騙されました。
- 『こち亀』
- 整形の代わりに特殊マスク。顔は変わったけど四頭身というのが笑った。事前にさりげなく四頭身であることに言及してるのも見事ですね。
- 後半は例の「ネットで話題になった」展開。
- 『クロス・マネジ』
- 『恋するエジソン』
- 『新米婦警キルコさん』
- 打ち切り。冒頭の4人のような顔で読んでます。
- てか、タイトル間違えた。「新米無職キルコさん」でしたか。なんと気の利いたギャグを。新人とは思えん。タイトルロゴのキルコがorzになってたり、芸が細かいぜ‥‥なのになんで‥‥。
- 雨の使い方も適切というか。不運の象徴として雨雲が現れ、それが原因で一同が解散。キルコが涙を堪えきれなくなると、雨が降り始めた空のショット。雨に打たれながら号泣する、という描写は地雷ですが、コレはうまかったんじゃないですかね。
- レストランの名前が「Drift Island」。無駄にかっけー、と思ったら流島のことか。店名などにおける流島もじりってのは本作の中で何度も繰り返されてきたネタですね。単行本読み返す時にチェックしますかね‥‥最終巻が出た時にでも‥‥。
- ライメイ兄妹in安錠宅。家主をクソニート呼ばわりするメイちゃんの隣で黙々と掃除機をかけるライくんかわいいです。思えば、この兄妹もポッと出とは思えないキャラの立ちようだな。カンナちゃんたちとの絡みとかも見たかったなぁ‥‥。
- 「新米無職キルコさん」1話ということで、『新米婦警キルコさん』1話と同じ展開をなぞる。違うのは格好だけ。
- 楽しそうに空き巣を追いつめる他3人を見て、頬を染めながら「ったく」とハル先輩。ハル先輩がデレたぁぁーーっ!! 物語の主人公がその異常な世界に対して悔しながらも居心地の良さを認めるという展開‥‥これは終わりだわ‥‥。
- まぁ、ということで終わりですよ‥‥。先週の段階で最終回らしい内容をやっていたんですが、そのエピローグ的に(新人無職としての)日常を配置したのは作品全体の読後感のためですかね。先週の日の出シーン、もしくは凱旋シーンで終わってたら、少しらしくないというか。良い話すぎますね。流島を舞台にした方がいいですし。そして、そんな最終回にタイトル変えるという変化球を投じ、失われた日常の喜びに気づき、その日常を再び手に入れるというオチにしてのはマジでキレイだと思います。ファン補正なしにしても、うまいっしょ。
- はぁ‥‥。終わりですよ。終わり。「実はキルコにまだちょっとお仕事が…!?」だそうですよ。楽しみですね。楽しみだけど‥‥っていう。本編終わっちゃったし。
- 平方先生の次回作にご期待ください、の件。ギャグはおもしろいし、話の見せ方もうまくて、気の利いた演出もできて、小ネタも楽しい作品だったんで、多分次回作も相当おもしろいと思いますよ。フツーにマンガがうまい人だと思う。ただ、前述の通り、次回作のことを素直に期待できないんですよ。だって、何かしら本作から変えるじゃん。
- 最終回、打ち切られ方に関しても本作の最終回はすげぇレベルが高いんじゃないですかね。先週の『HUNGRY JOKER』みたいな打ち切り感ないもの。前々から計画的に話を進めていって、余裕を持って最終回を迎えてるもの。まだ単行本出てないからアレだけど、全3巻を通して読んだ場合、キレイにまとまってたな、と感じられると思うんですよ。強いて言うならライメイ兄妹のレギュラー化のくだりくらいかな?
- ということで、終わり。前述の通りジャンプが嫌いになりました。もう期待しません。
- ジャン魂G!
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- G-12開催です。楽しみにしてます。
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- 17号開催 日本一イヤな入学試験決定戦!! 結果発表
- 2位だけ当たり。こういう一般読者との好みの違い、というのが深刻な問題なんですよ。ここで1位のネタが一番おもしろいと感じる読者が本当にジャンプのことを楽しめる人なのです。ワタクシはお呼びでないってことなんですよ‥‥。
- 17号開催 日本一イヤな入学試験決定戦!! 結果発表
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- 日本一イヤなAKB48脱退の理由決定戦
音楽性の違い。
(満月ポンさん)
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- 秋元康を辞めさせるワケにはいかないですね。
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「タモリ倶楽部」を本放送で観たいから。
(我はスパイさん)
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- 金曜深夜にラジオの生放送があるから、ってことかな。よく掲載されたな、って思ってしまった。とはいえ、一瞬何のことかわかんなかったネタというのは気づいた時の爆発力がスゴイですね。
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そろそろウンチがしたかった。
(眠れる子羊さん)
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- AKBはウンコ可だと思う。ただ、これはファンが抱くアイドルの幻想を体現するのが疲れた、という解釈をするならば、恋人が欲しかった、セックスがしたかった、という読み替えることも可能ですね。‥‥考えすぎですねすいません。
- さらにどうでもいいけど、隣に眠いあいうえおさんのネタが載ってて何か得した気分。
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●高級寿司屋ですること三本柱
1.店に入る
2.値札を見る
3.カッパ巻きをたのむ
(ピャスプルチさん)
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- 他のネタにおける1と2というのは間を埋めるだけ、なのに対しこのネタだけは3に向けた意味のあるものになってるのがスゴイですね。
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- 飛びこみ!まおジャン(お題:斉木楠雄のΨ難)
- 真央選のこいな氏さんのネタ。真央ちゃんイラストが見事ですね。与えられたセリフをそのままやらずに、2つ目のセリフを被せてて自分色に染めてるのがスゴイと思います。「おっ」を連呼させるとこに作品愛を感じるんですが、カズえもんさんのネタと被ってる‥‥。
- いもてんこさんのイラストネタ。斉木のツッコミが原作っぽくて笑った。再現度たけぇ。
- 飛びこみ!まおジャン(お題:斉木楠雄のΨ難)
真央ちゃん「真央です」
海藤瞬「ま、魔王!?」
(オォタァメロンさん)
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- 海藤を使った中二ネタは多かったですが、それを真央ちゃんと絡め方がうますぎる。
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- 目次
- 「マンギリ!!」(三木真薄)。創刊45周年記念表紙に「なんじゃこれ!?」の声多数!どんな表紙だった?
- 印刷が潰れちゃってて作者名が合ってるか自信ないですすいません。
- 45色刷りという印刷は豪華な感じがするんだけど‥‥ってギャップが楽しい。右半分の「xxブラウン」のラッシュには笑った。ただ、悲しいかな、どんな色かが全然わかんないからどれほど地味になったのかが想像できないっていうね。
- 「マンギリ!!」(三木真薄)。創刊45周年記念表紙に「なんじゃこれ!?」の声多数!どんな表紙だった?
応援、ご愛読、ありがとうございました!!またどこかでお会いしましょうっ!
(『新米婦警キルコさん』)
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- どこかで、ってここじゃないの? 例の「キルコにはまだちょっと仕事が」の件のことか? ただの定型文か?
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- 愛読者アンケート
- 新連載についてですわな。
- Vジャンプ、最強ジャンプについての質問よりも、「蹴ジャン!」についての質問の方が多いのが意外。せっかくの出張企画なのにこの程度の扱いなのか。今週のは特におもしろかったのなぁ。
総括です。
まぁ、今週は『新米婦警キルコさん』の最終回以外なんにも思いつきませんよ。終わってしまった‥‥。
今週のベスト作品は『新米婦警キルコさん』に決まってるじゃないですか。見事な最終回でした。見事なだけに惜しまれる、というか。
次点は出張読み切りの2作ですね。今週のはどちらも変わり種ですが、ハマりました。
じゃあ、最後に今週のベストキャラ決めて終わりにします。もう終わりだよ、ジャンプ‥‥。
- 小松 『トリコ』
- 久々にヒロインらしさが全開だった回ですね。やっぱ小松は最強の愛されヒロインだな。
- 話の内容としては、死んだと思ったトリコが死んでなかった、というだけなんですが、それでも小松を介すると全然楽しめちゃうんだから不思議だ。
んで、今週のベストキャラはこちら。
- 安錠春樹 『新米婦警キルコさん』
- ワタクシが本作で一番好きなのはハル先輩なのですよ。本作を傑作たらしめるのはハル先輩のキャラクターに他ならないと信じています。
- 最終回のラストシーンまでハル先輩がゲスのままだったのが本作最大の特徴かな。最後の最後にエロ本持ってますからね。せっかくの最終回だってのに、ハル先輩が見せた良心は頬を染めながらの「ったく」だけ。それがイイんですよ。ちょうどいいバランス。
- ライメイ兄妹との共同生活でハル先輩の中に父性が芽生えるのか、なんてのも見たかったですねぇ‥‥けど見れないんですよ‥‥はぁ。
- 作者: 麻生周一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/05/02
- メディア: コミック
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- 作者: KAITO
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/05/02
- メディア: コミック
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