北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

ケツメイシのシングル『さらば涙/君と出逢って』『友よ〜この先もずっと…』とテレビ出演

さらば涙/君と出逢って

さらば涙/君と出逢って

友よ ~ この先もずっと・・・

友よ ~ この先もずっと・・・

 ケツメイシのCDが出たらブログ書こう、というのはウチの決まりなんですけど、なんと『さらば涙』の発売から2ヶ月が経ちました! 最近すべてがダメなんですよね……
 まぁ、言い訳をしますと『さらば涙』発売直後には「来月またシングル出るし一緒にしちゃおうか……」、『友よ』の時には「今度テレビ出るらしいからその時にまとめて……」とズルズルと先延ばしにしてましたw

 はい、今更すぎる話なので急ぎます。
 最初に思ったのはですね、曲数が少ない。まぁ、今年は大きなライブが控えてるし、多分次の音源制作も進行中なのかもしれませんが(知らん)、シングルに表題曲しか入ってないのは寂しいです。カップリングくんちぇー。最近はさ、カップリングに各ソロ曲、という慣例が出来つつあったじゃないですか。アレ大好きなんですよ。今回も欲しかったなぁ。まぁ、“君と出逢って”はほとんどカップリングみたいなもんなんじゃあ……とか少し思ったりもします。まぁ、カップリングだとMV作りにくいから、みたいな大人の事情があるんじゃないのか……と勝手すぎる妄想。

  • “さらば涙”
    • 大好きです。発売時は「最近の中でもトップクラスなんじゃないのか?」とか思ったくらいです。ただ、翌月“友よ”を聴いたら「最近の中でもトップクラスだろ!!」となりましたw いい加減ですね。
    • “さらば涙”の何が好きってね、サビが好きなんですよ。とにもかくにも亮二のサビがすげぇイイ。超好き。このサビね、聴いててメチャクチャ気持ちいいんですけど、「涙」「泣いた」「咲いた」「花びら」「波が」「描いた」「物語が」とアイアで韻を踏んでるんですよね。だから気持ちいいんですよね。
    • 同じアイアで踏むサビというと、“Running man”があります。あちらは「Running man」「涙」「波が」と少ないんですが、各ラインの頭で踏んでるのでリズムがあって気持ちいいです。“Running man”も相当好き。だけど、“さらば涙”は手数が違う。とにかく多いんですよね。中には「咲いた花びらが」「描いた物語が」の部分とかアイアが連続する部分があって、そこでの高揚感がヤバイ。“Running man”は一定のリズムで踏んでましたけど、“さらば涙”に出てくるアイアにも決まったリズムがあるんですよね。“Running man”は各ラインの頭で固定ですが、“さらば涙”は各ラインの2拍目? 2単語目に出てきます。そんで、アイアが出てこないと思ったらアイアが連続する、という風に緩急があるんですよね。もう最高。
    • あとですね、ケツメイシ涙といったら“涙”があるじゃないですか。間違いなく代表曲じゃないですか。テーマが被ってるように見えますけど、実際は涙というテーマへのアプローチが全然違いますよね。あまりに単純化するのもアレなんですけど、“涙”はネガティブ、“さらば涙”はポジティブという感じでしょうか。もしくは、“涙”はまだ泣いてて、“さらば涙”はもう泣き終わってる、とか。いや、一概には言えないと思うからちょっと怪しいんですけど……。ケツメイシももう長いですからね。曲のテーマが被るってのは別にあると思います。もちろん新たなテーマという面白さもあるんですが、前に使われたテーマが別の角度から歌い直される、という部分も楽しみ方の1つなのかな、と思った次第です。

 まずい、長いな。もっとサクッと終わらせるつもりだったのに。

  • “君と出逢って”
    • 歌詞の内容だけだと確信が持てませんけど、MV的にウェディングソングで間違いないですね。まぁ、歌詞にも「誓い」ってのが出てくるんでウェディング感ありますけど。
    • そんなウェディング。私的な話になっちゃいますけど、ちょうど先月友人の結婚式がありまして。友人の結婚式に行くのが初めてだったんですが、そんな偶然から、この曲への感慨がハンパなくてですね。ちょっと曲がいいから感動してるのが偶然の一致のせいかが分かりませんw いや、いい曲なのは間違いないと思いますよ。
    • 結婚式といえば、MVが実験的ですよね。まさかのリアル結婚式! しかもヨネ!! 「おもしろい試みだなぁ」とボンヤリ思うのもいいんですが、ケツメイシのファンだとより一層グッとくる作品になってますよね。MV本編の方だとケツメイシの4人は見切れる程度にしか出てこない、というバランスで、非常にガチ感ある結婚式の映像になってたと思います。もうちょっと作品っぽく仕上げる方向もあったと思うんですけど、このガチ感というのは強みですよね。んで、ケツメイシ要素は番外編の方で楽しめる、というのもありがたい話です。亮二と大蔵がキスしてて爆笑しました。
    • 曲の話をまったくしてないことに気がつきましたw この曲は大蔵パートが好きですね。“さらば涙”の大蔵も相当好きなんですけど、大蔵だけでいったら“君と出逢って”のが好きです。最近の大蔵のラップは新しいらしさが出てきた気がしてすごい好きなんですよね。もちろん昔も好きなんですけど。亮さんとも亮二とも被らない魅力を放ってると思います。
  • “友よ〜この先もずっと…”
    • この曲を初めて聴いた時にホント驚いたんですが、頭の亮さんパートが良すぎるでしょ。なにあれ、最高すぎる。
    • この曲を語る時に映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌であることは外せないと思います。映画用に作った曲ですし。子供が聴いても分かるような言葉遣いにした、とかどっかのインタビューで言ってたんですが、それがものすごくハマりまくってるのが亮さんパートなんじゃないかと思うのですよ。シンプルながら丁寧に踏んでいく亮さんのラップがもう大好きすぎてヤバイ。どこを取っても完璧すぎて、完全試合に立ち会った時のような感動がありましたよ。
    • 過去曲との比較でいうと、簡単に思い出されるのが“トモダチ”だと思います。まぁ、ケツメイシで「とも……」と聞いたら「ダチ!」と答えるのが常識ですよねw なんだけど、“トモダチ”は過去を回想する曲な一方、“友よ”は未来へ向けた曲ですよね。似てるようで全然違う、てかほとんど真逆の曲のような気もします。“トモダチ”だったらまだ“仲間”の方が近いのかな、とか思わなくもなかったり。
    • 『しんちゃん』の話になりますけど、元々はゲスの極み乙女が担当する予定だったらしいですね。それが不倫騒動で流れて、代打としてケツメイシが担当した、という経緯だと思います。ケツの極み!!(それもうある) ケツの極み太め!!(亮二)
    • まぁ、ともかく、例の不倫がなかったら“友よ”が生まれてなかったかもしれない……と思うとあの不倫に対して少しだけ感謝の念が生まれてきてしまいます。ありがとうベッキー! レッツポジティブ!!
    • ちなみに、代打のケツメイシは亮二が離婚したり、映画に出演してる安村も不倫騒動があったり、いろんな所でスゲェ映画だな、とは思います。まぁ、亮二は何も悪くないんですけど。

 はい、次に最近のテレビ出演についての話です。『Mステ』『アウトデラックス』、そして先日の加山雄三フェスの模様を放送した『歌っていいだろう』。順に行きます。

  • 『Mステ』
    • 10年ぶりの『Mステ』出演です。そもそもテレビが珍しい。音楽番組はもっと珍しい。まぁ、出るとしたら『Mステ』ですよね、というのが正直な感想です。ライブの時にはよくテレ朝だったか『Mステ』だったか忘れましたが、毎回のように花輪が届いてましたし。むしろよく10年出なかったな、という感じ。てか、10年ぶりの『Mステ』出演に関して「地デジでは初!」と宣伝してたのが笑いました。すごすぎるだろ……。
    • んで、歌ったのは“さらば涙”と“友よ”がセットで、そしてその後別のブロックで“さくら”。やはり“君と出逢って”はカップリングなんじゃないか……とか思うけど、しゃーない。
    • 前の出演時がどうだったか、あまり記憶に自信はないんですけど、今回のパフォーマンスで特徴的だったのはライブ感だと思います。とにかくライブっぽい。これは『Mステ』の変遷なのかもしれませんけどね。
    • 大蔵が“さらば涙”と“友よ”の間で亮二の体型について「10年でこんなに変わりました」とネタにしてたけど、この10年で一番変わったのは大蔵のMCだと思います。とにかく大蔵が喋る喋る。イントロで喋る、曲中も喋る、次の曲に移る時にも喋る。これは『Mステ』ではなく、ケツメイシのライブの特徴の変化だと思いますね。大蔵のライブパフォーマンススキルが異常に上がった。
    • なんですが、大蔵のMCが凄まじすぎてテレビ中継が追いつけてなかった部分もありました。亮二がサビを歌ってる間に大蔵が客を煽ったりするんですけど、その大蔵の声をマイクが拾えてなかった場面があったんですよね。大蔵のマイク切られてるw また、“さくら”のパフォーマンスは屋外からの中継になるんですけど、テレビ放送的には画面が中継先に移ると同時に曲が始まる、という感じでした。画面が中継先に移りイントロが流れると、大蔵が喋ってる。マイクは拾えてない。ケツメイシのライブパフォーマンスがテレビの枠に収まりきらない瞬間でしたw ガチのライブ感はハンパなくあったんで、あれはあれでよかったと思いますけどね。
  • アウトデラックス
    • まさかすぎるテレビ出演でした。ぶっちゃけ『Mステ』の衝撃が余裕で吹っ飛びました。バラエティーにケツメイシが出るとは……。
    • 出演したのは亮さんと大蔵。放送日はゴールデンウィークだったということは「一応スペシャル感のある回」という認識だったんですかね。これは嬉しい。
    • そんな出演。2人はいつもの感じだし、話す内容もファンの間では有名な話ばかりだったと思います。けど、それがスゴイことなんですよ。2人がいつもの感じでテレビに出てる。それが受け入れられて、おもしろいものとして出来上がってる、という事実にもう感動すら覚えるレベル。番組の2人への、ケツメイシへの理解が深いのは放送を観れば一目瞭然だったと思います。「有名歌手だけど実は超変わった人」というのが番組の趣旨だと思いますけど、それでもケツメイシというグループの紹介としても充分すぎるほど機能してたと思います。変な話、『Mステ』よりもファン増やせるんじゃないだろうか。番組がスゴイってのもありますけど、ホストである矢部っちとマツコデラックスの手腕もあったんだと思います。あくまでも主役は亮さんと大蔵、というのが一貫しながらおもしろい話を引き出し、話をおもしろがり、適度にツッコミを入れる。ワタシは普段『アウトデラックス』観てませんが、人気あるのも納得です。
    • あと、おもしろかったのはマツコが大蔵に異様に食いついてたことですね。昔から大蔵は「二丁目人気がスゴイ」とネタにされてましたけど、そんな話をする前からマツコがグイグイ食いついてるので驚きました。あのネタはガチだったw
  • 『歌っていいだろう』
    • 加山雄三の音楽番組なんですが、特別企画として今年あった加山雄三フェスの様子を放送、なのでケツメイシが登場、という次第。フェスは行ってないので非常にありがたいです。観れないもんだと思ってました。
    • ケツメイシが登場するまで早送りしたんですけど、ケツメイシが登場する直前、ケツメイシを紹介する時に加山雄三の隣にスチャダラパーBoseがいてビックリしました。信じられなさすぎて他人のそら似かと思ったレベル。ケツメイシの出番1曲くらい減らしてもいいから、加山雄三Boseケツメイシのことを話してる場面をもうちょっと増やしてくんねぇかな……とか少し思ってしまったレベル。まさかこんな所でスチャダラパーケツメイシがすれ違っていたとは。
    • 曲は“さらば涙”と“さくら”がサビだけ少し流れたかな。基本的にダイジェスト。放送時間の都合ですな。ダイジェストなので亮さんと大蔵の出番がほとんどなくて不安になったんですが、杞憂でした。曲のイントロ時の大蔵MCが入ってたり、曲が始まる前の亮さんMCが入ってました。そこらへんちゃんと気を使ってるんですね。しかし、亮さんは加山雄三に対しても遠慮なく下ネタぶっこんでてスゴかったです。さすがすぎる……。てか、加山雄三フェスながら、その下ネタに対して客がウケてる、というのもステキですね。
    • んで、加山雄三が出てきての“サライ”コラボ。亮二がひたすらモノマネしてました。まともに歌うよりもレアで嬉しいですね。ひたすら大蔵がツッコんでるのもおもしろかったです。慣れてる感じがありました。

 ということで終わり。シングル2枚は曲数が少なかったんですが、テレビ出演が異常なレベルで充実してて大満足です。15ライブも楽しみですね。チケットは取れたんで急用が入らなければ行きますよ。クラケツの抽選が当たったので、シングルについてた抽選券は無駄になりました。誰か欲しい人いたらあげますw(期限切れてる気がする)