北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年24号の感想その1

 突然ですが、最近の新連載の格付けめいたものをやろうと思います。連載全体でやってもいいんだけど、ぶっちゃけ前にやったのから変化がないw
 おもろい、普通、つまらん、の3つを上中下に分けて、その上中下の中からもっかい上中下の3つに分けます。分かりにくい気がするけど、多分読んでりゃ分かると思います。ちなみに上の上は『ハイキュー』と『火ノ丸』の2つです。
 「最近の新連載」ってのは2015年以降に始まった作品です。具体的にいうと『ブラクロ』以降。1話しか読んでない『BORUTO』は除外。『HUNTER×HUNTER』も除外。今週の『たくあん』も除外。具体的には『鬼滅』まで。
 『ブラクロ』。おもしろい。最初の頃は「ふむ……おもしろいやんけ」程度だったんですが、尻上がりにおもしろくなってきてます。。個人的にはロリコン先輩が出てきたあたりでネクストレベルに到達したような印象。ということで上の下かな。
 『競技ダンス』。普通。特別つまらない何かがあるワケではないんですが、ハマるようなものもない印象。つまり好み。ちょくちょく「あっ これオレ向けじゃないな……」と思うことは多いです。中の中。
 『ものの歩』。これはこの企画をやるタイミングが悪くてですね、ワタクシこないだの決勝戦が大嫌いなんですよ。ちょっとどうしようもない、と思いました。なので下。ただ、抜きん出て嫌いな部分はあるんですけど、瞬間的なオモシロでいったら『競技ダンス』よりは上な気もしたりしなかったり。なので下の上かな。今はね。
 『左門くん』。おもしろいです。「オレは好きだけど皆は『競技ダンス』とかのが好きなんじゃろ?」とか思ってたら表紙を飾った時はたまげました。まぁ、想像以上に人気がある現状を前に引いちゃってる側面もあるんですけど……(アホ心理)。中の上。いや、上の下かな。
 『ゆらぎ荘』。おもしろいです。読んでない時は心底どうでもいいんですけど、読み出すとすごい好きになります。基本的に話の進まない作品は大好きですので、そこにフィットした感じでしょうか。ちょうどいい。多分今回あげた作品の中では一番好きです。なので上の中になるのかな。……いくらなんでも高すぎる、という気もするw
 『鬼滅』。これまた好き。毎週扉を見た瞬間に引き込まれる感じが好きです。上の下かな。
 ということで終わり。まぁ、「最近のどれもおもしろいやんけ」というのが結論です。最近の新連載、月一連載、連載再開がどうなってくるか、楽しみです。まぁ、正直めんどい気もあるんですけど。

 はい、ジャンプ24号。新連載は1本だけっぽいですね。まぁ、『BORUTO』も一応新連載なんですけど、あれはイレギュラーですし。

週刊少年ジャンプ2016年23号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 表紙
    • 新連載。割と無難なツーショット。まぁ、新連載はまだ知らないから(読み切りはさておき)、無難な出来にならざるをえない、という傾向はありますよね。
    • まぁ、ポイントとしては主人公(たくあんの方)の首輪が見える、という点ですかね。この表紙だけで従属関係が見える。
    • あと個人的にはヒロインの方のハンマーはもっと大々的に押し出してほしかった気もします。ハンマーって武器好きだし、女性が使ってるとさらに好きです。
  • グラばこGOLD
    • ONE PIECE』映画のお知らせ。タレント声優陣のコメントが。ケンコバが一番大きい扱いで意外でした。コロッケのが凄いやろ。
    • まぁ、そんなケンコバ。「ケンコバはセニョール役しかないだろ!」とか思いながら読んでたらセニュールについて言及してて笑った。キャラデザ的にフランキーの相手役っぽい雰囲気あるので、セニョール戦の再現を狙ってる可能性が……あるといいなぁ。ケンコバは何度か映画の声優やってますけど、謎のうまさを発揮してて笑う。まぁ、今回の仕事はギャグキャラっぽい側面が大きいので一番危険かもしれませんがw
    • んで、ロブルッチ参戦のお知らせ。よく覚えてないけど、本編でルッチのことを「ルッチですよー」と明言ってしましたっけ。公然の秘密状態だった気がするので今回のページを見て「オイオイ言っちゃったよ!!」と驚きました。
  • 亀スポ
    • まさかの初音ミクである。こんなん予想できるワケないやん。……いや、秋本御大がいかにハマってるかは周知の事実ですので、勘のいい人だったら予想できたのかもしれませんね。日本全国の中で1ケタくらいならいるかも。いやしかし、初のジャンプ無関係の人が非漫画家とはなぁ。
    • てか、初音ミク周りの知識がまったくない身としては作者が出てくる、という発想が皆無だったのですよ。KEIっていう人が創造したキャラだったんですね。てか、初音ミクって緑キャラの権化みたいなイメージでしたが、意外と青みがかってるってか完全に青ですね。漠然とした緑イメージはなんだったんだ……。
    • この手のイラストではあるあるになりつつある「キラキラした両さん」にも慣れてきました。違和感が笑えます。
    • コメント。お気に入り回はおそ松カー。「最近とあるアニメを見て」とか言ってますけど、隠すゼロだろw しかし、『おそ松さん』人気はそのうち『こち亀』でネタにされそうな気もします。ジェレネーションギャップギャグの格好の餌食ですやん。
  • 読者プレゼント
    • 「豪華EYEテム」「目白押し」「玩科」「おもしりょく」と4連発である。1文字2文字のダジャレってぶっちゃけ低レベルですけど、質より量で勝負してる感じが素晴らしいです。
  • 『たくあんとバツの日常閻魔帳』井谷賢太郎
    • 新連載。タイトルが長くて嫌いですw 毎週打ち込まないといけないから厄介なんですよねぇ。『トリコ』はもっと評価されていい。
    • 読み切り版。読んだの覚えてますよ。割と覚えてる方。特別おもしろかったイメージはありません。なので「あっアレ評価高かったんだ」と今回の新連載を知って驚きました。まぁ、読み切りがどうってのはあんま関係なかったりしますけどね。
    • 巻頭カラー。いきなりバツを下から舐めるように見上げるショット。まぁ、「本作はコレで勝負やでぇぇ」という所信表明なんでしょうね。
    • 本編。日常が好きな主人公(男の方)。飼育委員なのは地味な役職というイメージなんだと思います。『ニセコイ』と被ってるよ!!
    • 日常好きの地味な野郎、の割には学ランの前ボタン全開けじゃねぇか!!と驚いてたら友人も全開けでした。しかも全校集会でも全開けだからアレが正しい着方なのかしら。
    • ヒロイン登場。ヒロインとの出会いは逆顔面騎乗……ってただの肩車か。まぁ、性的なニュアンスと2人の上下関係を端的に示してるワケですね。
    • 均等を愛するヒロインは股間に頭突きをご所望。キャンタマがないから股間に頭突きしても苦痛は平等じゃないんやで。
    • 悪役はカエル。梅雨ちゃんだ! GODだ!! いや蛙男だ!!……と言われてもイマイチな印象しか湧かないのは確か。特にGODが深刻。ひどい不運だ。「じゃあお前月喰えんの?」とか言いたくなっちゃう。ついでに梅雨ちゃん的には蛙人間の風評被害
    • カエルが女性を襲ってるのを見て無策に突っ込む主人公(男の方)。ここでついカッとなる、というのは伏線になってるんですね……と言うとホメてるみたいですけど、オチを知った状態で読むと「ここでヒロインが邪魔しなかったら事件解決してたよなぁ……」と思わなくもないですw 伏線のための伏線って感じで微妙ね。
    • カラスが出てきて、服が溶ける。『鬼滅』からの『ゆらぎ荘』というコンボですね。偶然って怖い。まぁ、服が溶けるのはこの手のジャンルではベタだから仕方ないとは思います。問題はカラスの方ですよ。本作はカラスは明らかに「メインじゃないけど可愛い動物キャラ」ってのを狙ってるじゃないですか。デフォルメとかしちゃって。なんですけど、ぶっちゃけ『鬼滅』の方が可愛いです。空しいですね。しかも今週カラスが出てきて、それがまた魅力的という不運。行クノヨォオ!! 待タァナイ!!
    • 股間に頭突きしてコンビ結成。こういう儀式めいた描写って結構好きです。従属契約の締結なんだけど、2人が均等になる儀式を行うんですね。
    • んで、刑事のオッサン登場。身も蓋もないことを言うと犯人。根拠のない犯人当てをして悦に浸るのは愚かな行為だと思いますけど、今回のはいくらなんでも怪しすぎよね。
    • そんなオッサン。ヒロインのことを「ロリっぽい」と称して起きながら「彼女?」って言ってくるあたり闇が深い。冗談めかして言いましたけど、正直マジで気持ち悪いです。犯人だからここで気持ち悪いセリフを吐くのは伏線……かとも思いましたが、別に女性を狙った性犯罪者ってワケじゃないから無関係なんだよなぁ。単なる作者のセンスなのかと思うと結構引きました。
    • ヒロインがスケッチブックに描いた女性警官の絵がかわいい。正直本作で一番かわいいと心ときめきましたw 何気に泣きボクロとかあって凝ってますね。
    • んで、主人公(男の方)の推理ショー。怪しすぎたオッサンが犯人、というのは驚きにくいんですが、メインディッシュはその後の主人公の変身ですね。推理ショーはむしろスケープゴート、というのは結構うまいと思います。
    • 主人公(男)は母を失ってて、それがトラウマ。この手の親って大体父親だと思うんで意外です。まぁ、ヒロインの方が父親を失ってるんでそことのバランスですね。亡き父親の代わりがたくあん、亡き母親の代わりがバツ、という具合。両者の親の敵が同じ人物、という気もしないではないんですが、個人的な好みとしてはたくあんママを殺したのは小悪党がいいかなぁ、なんて思ったりもします。しょーもないヤツに殺される、という不条理の方が物語的には好きかな。
    • んで、ヒロイン変身。律儀に全裸になってて笑った。永井豪イズムですねw ……永井豪が元祖は知らないんですが。
    • 今のジャンプって全裸は不足してないんですよ。『食戟』と『ゆらぎ』の師弟がいますから。恐ろしいのはどちらの作品もロリ体型の全裸は通過済みなんですよね。あの手の作品って巨乳至上主義になりがちなもんですが、そこらへんは手広くやってて笑えます。あの人たちがロリ体型やってなかったら「本作の強みはロリ体型やで!!」ってなったんですけどね。惜しい。まぁ、一糸纏わぬっぷり、という土俵だったら意外と戦えそうなレベルです。真正面だし。まぁ、工夫がないとも言えるんですが。今はホント、近年でも稀に見る充実ぶりですからね。
    • まぁ、多分ジャンプ的に「今はエロプッシュや!!」という判断があったのではないか、と考えたくもなります。
    • んで、犯人ボコる。カエルの化け物に対して閻魔の娘が舌を引っこ抜く。おおっ、これはうまい。今回一番心躍った瞬間です。別に次回以降も毎回舌を抜くとは思いませんけど、初回にこういうTHE閻魔!という描写があるとアガりますよね。やられたわ。
    • 犯人も全裸。股間は泡で隠す。これは単行本が楽しみですね!!
    • 女も脱がすけど男も脱がすよ、というバランスは『食戟』っぽくて好きです。本作のヒロインっぽい発想だけど、男も脱がないとフェアじゃないですよね。
    • ということで終わり。読み切りの時よりは面白かった気がします。具体的にどこが変わったとかは全然覚えてないんですけど。主人公が鬼だった、という決めシーンは結構盛り上がりましたよ。あそこがハマるってのはおそらく今回一番大事なトコだと思います。まぁ、細々とした要素がジャンプの諸先輩方とたまたま被ったってのはありましたけど、まぁ些細なことよね。強いて言うならカラスが痛い。
  • 食戟のソーマ
    • 新連載の直後に本作を配置するのは本当に意地悪だと思うの。鬼か!!……と思ったら今週全裸ナシでしたw やったね。先週だったら危なかったぜ。
    • 本編、の前に一席の鹿料理のレシピ。「先週めっちゃムズイ言うてたやんけ!!」って感じですけど、まぁ、作ること自体は出来るってことなんでしょう。多分。きっと学園のモブ生徒はこれを授業で作らされたりするんだろうから、これでアザミンの奴隷気分が味わえる!!
    • 本編。負けを見逃してくれたのに全力で悔しがるソーマくん。これぞ真骨頂ですわ。こういう人よね。シノっち戦を見返してるかのようです。
    • そして、一席が「ソーマくんやっぱいらなーい」ってなる気持ちもよく分かるんですよ。勝手にあまくり剥かれたらたまんないw 炭火で焼かれたらたまんないw
    • んで、田所ちゃんとにくみ。未だに「田所ちゃんこんなに強いのか……」という不思議な感想を抱いてしまう田所ちゃんのザコ臭大好きです。あと、にくみは海鮮ドンなんですね。ドドン。
    • ラストは一席とアザミンの会議。ワインと紅茶。よく考えたら美食と酒って切っても切れない関係にあると思いますけど、未成年ってキツイですね。まぁ、飲酒描写が過去にあった気もするんですけど。
  • ブラッククローバー
    • 巨大魚に食われても空間魔法で脱出。ギャグ的な小さい描写ですけど、こういうの超好き。
    • ベルーガ仮面は歌魔法で、聞くと寝る。人魚ですねハイ。例の人ですね。ハープとかはナシなんですね。
    • んで、アスタが出会った二刀流のカジキマグロはダンサー。夢はでっかく世界一。裏アスタですねハイ。てか、歌にダンスになんだコイツら。あとは楽器とか出てくるのかしら。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • オールマイトのかけっこ。30秒で約5km。飯田くんとどっちが速いのかしら。さすがにオールマイトかな。まだ。
    • 先生はやたらめったら奪った能力を足し算するので、結果としての技はもはや原形留めてない。クロロとはちょっと違うノリですね。あっちはコンボを考える感じだけど、こっちは量と比率を調整するブレンドみたいなノリ。
    • あと、先生の後ろ姿見て少し思ったんですけど、先生のマスク、手の人と似てるなぁ、と。後頭部をパイプが通ってるけど、それがちょうど手の人における指みたいに見える。まぁ、手の人はデクみたいに憧れから似た格好するとは思えないので、作者の都合なのかな。
    • 映画『ダークナイト ライジング』公開時、悪役のベインはよく「弱点て顔面ってw」とツッコまれてたと思います。先生もそんな感じよね。パイプ殴ったら効きそう。……と思ったらラストにオールマイトが実行してるっぽい?
    • 先生の個性強制発動。部下をコマとしか見てない感じが出てて最高ですね。てか、戦闘とか、敵にも使えそうな気がします。極端な例えですけど、デクの能力を強制発動させちゃえばデクの体はブッ壊れるじゃないですか。楽勝w
    • んで、デクのかっちゃん救出作戦。誰が何をやってるか分からない、というのが味噌ですけど、どう考えても轟くんの存在はモロバレよね。いや、いることが知られてないから大丈夫ってことなのかしら。てか、先生にバレてたりしないのか不安。まぁ、変装がここで効いてきたってのはうまいと思います。
    • てか、せっかくライジングしたヤオモモにも出番あげてあげてよぉ……
    • 作戦のトリはデクでなく桐島部活やめるってよ。まぁ、これはわかる。ただ、かっちゃんめっちゃいい顔して手掴んでますけど、直後にデクの存在をしたらブチギレそうよね。空中で大爆破、サヨナラかっちゃんだったら笑うわ。
  • ハイキュー!!
    • 大勝くんがヒートアップしてるのが味噌よね。キャラぶれてんぞ。まぁ、彼だったらこの後「全力出し切ったスポーツ好青年」みたいな演技しそうな気もしますけどw
    • んで、リエーフがブロックで強引に振らない。振らないけど存在感はあるので射線は固定されて、楽々レシーブ。そっからケンマが拾ってタケトラフィニッシュ。本試合を象徴するようなワンプレーでしたね。試合展開とドラマを絡めるのが本作はうまいんですけど、ラストプレーってのはその真骨頂ですね。
    • リエーフって裏日向みたいな存在ですけど、今回のプレーはブロックで囮をやったようなもんですよね。いや、全然違うし、囮ではないのはもちろんなんですけど、理屈は一緒、というのが見事。日向はセッターとコンビですけど、ここでリエーフが組んだのはリベロ、ってのも対照的ですね。
    • んで、勝利。抱き合って喜ぶネコマシスターズがかわいい。ワタクシ、基本的にはタケトラ妹派ですけど、このシーンはリエーフ姉のが好きかも。馬鹿面がとてもいい。

 ということで、今日はここまで。進んだジャンプのページ、160/500です。あれ、先週と大差ないような……。
 はい、じゃあまた明日。深夜になったらごめんね。

週刊少年ジャンプ2016年24号の感想その2 - 北区の帰宅部

磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~ 10 (ジャンプコミックス)

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