北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』382話の感想

『生徒会役員共』381話の感想 - 北区の帰宅部

 次週は休載だそうで。ショックですね。まぁ、こないだ一挙2話やったので帳尻は取れたってことかしら。
 とはいえ、休載前に「これからトリプルブッキングネタやるよー」というフリですよ。にくいことしますねw

 #382。扉は会長。腹部がコルセット状になった服で、いわゆる童貞を殺す服の一種なのだと思う。ここらへん詳しくないですけど。
 たしかあの言葉って「童貞はこういうの好きやろ」という意味の他に「童貞は服の構造が分からなくて困りがち」という意味があった気がします(こっちが最初かも)。つまり、氏家先生は非童貞!!(だからなんだ)

 ケーキの横にリンゴを置くと甘味が増す(気がする)。グラドルの水着写真の横に普段着のそれを置くと性欲が増す。会長の発明にはツッコミ役であるタカ兄も思わず唸ってました。負けるなw
 とはいえ、たしかに「その手があったか‥‥!」的な衝撃に襲われたのはワタシも同じだったりします。昔、中高生の頃、グラビアアイドルが好きでよく見てた頃、水着の見すぎで「服着てる方がエロいんじゃね?」という結論に達した覚えがあります。服の方がオシャレのレパートリーが多いので、総合的な魅力は増すのではないか、みたいな。今回の会長の発明はそれと似た、それをさらなる高みに持って行ったものですよね。よくAVには撮影に入る前の私服姿の女優というのが映されてる作品が多いと思うんですけど、あれも似た効果だと思います。ああいうシーン大好きです(知らんがな)。
 それと、このネタで気になるのは上田リコですよね。この手のグラビアみたいなのは過去にも何度か出てきたことありますけど、ここまでハッキリと名前が出てきたのは珍しいのではないかと思います。フルネームの設定がない主要キャラとかザラにいる本作で上田リコの存在感は強いですよね。ひょっとしたらミヤっちの再来となるかもしれない。文化祭にトリプルブッキングを呼ぶ話になるんですが、文化祭って夏休み明けですよね。なので、呼ぶ話と文化祭本番の話は連続しないのではないかと思います。だとしたら、ミヤっちが登場した高校生クイズキングの時と話の構成が似てますよね。ひょっとしたらぁぁぁ‥‥なんてことを考えてしまいます。トリプルブッキングと上田リコの共演くらいしか想像できないんですがw

 一部で人気がある小山先生(というかオレの中で)。アイスキャンディーを頬張る姿には「そんなことしたら下ネタにされるぞー!」というハラハラがあると思いますw 実際はさらにドギツイことになるんですが。
 ということで体の中(意味深)から冷やそうとする横島先生案。それに対して「溶けますよ」とツッコミを放棄する小山先生。しかし横島先生は挫けない、というオチ。小山先生は「ダメだー勝てないー!」と言ってましたけど、最初のツッコミスルーは計算だったんですね。てっきり暑くてツッコミする気力が湧かないのかと思いました。横島先生に対して「このままではいけない」と密かに思ってたのかもしれませんね。健気である。ほぼ間違いなく無理だけど。

 1学期終了で通知票。背景で中里さんに通知票を見せてる?見せ合ってる?ムツミの姿が見えますね。表情的に成績は芳しくなかったようです。だとするとムツミよりも中里さんの方が成績いいのかもしれませんね。中里さんがそんなに好成績なイメージもないんですが。とにかく、成績にショックを受けるムツミはかわいい。
 んで、本編としてはスズと轟さん。轟さんも成績が芳しくない。本作って生徒会キャラの成績がよすぎるだけで、意外とその回りでは平均的な平均以下のキャラが多いですよね。生徒会がお高い存在でそこに入ることになったタカ兄の異物感、というのがあるんだと思います。基本的すぎる話で今更ですけどw
 オチ。ぶっちゃけると、最初意味が分からなかったんですよ。漠然と「轟さんだからド級の下ネタが来るぞ‥‥!」と身構えてしまってました。よく考えたら単純にアヒル座りが数字の2に見える、という話でしたね。ですよね。
 関係ないけど、あの座り方のことは「女の子座り」という名前で認識してたのでアヒル座りという呼び方が存在することにも驚きました。便利な言葉があったのですね。

 3ページ目から最後までゆるりとした連続ネタ。最近こういう構成がホント多いですね。
 事の発端は横島先生。終業式の日にも働く生徒会に対して黒い報酬を渡す。ポケットに手を突っ込まれたタカ兄はマジで慌ててる様子でしたけど、やはりガチでいじられたのだろうか‥‥。横島先生だけに怪しいw もしくは、相手が横島先生だからポケットに手を入れられただけで動揺してしまう、というのもアリかもしれない。横島先生に対しては呆れながらツッコむことが多いイメージだったんですが、動揺しまくりでよかったです。

 そんな報酬。トリプルブッキングのライブチケットでした。結構久し振りな気がしますね。トリプルブッキング。イメージとして登場してましたけど、ライブ衣装みたいなのがすげぇ可愛かったです。本作は扉で女性キャラの私服とかを描くことが多いですが、アイドルの衣装となるとまた別物ですよね。考えるの大変そう。
 オチとしては、アリアの聞き間違いドアバーン。これもうシリーズになってますよね。ウキウキしながら聞き間違えてるアリアの姿が魅力的です。ただ、今回はアリアだけでなく会長もテンションが高かった様子。「おお 他用で席を外していたアリア!」とやけに説明口調になってるのが会長の舞い上がってる感としてうまく機能してた気がします。会長そんなにトリプルブッキング好きだったのか。
 とにもかくにもトリプルブッキングネタ。これはアニメ化が捗ります。3期待機ですかね。

 トリプルブッキングといえば古谷さんのトコの学祭。未だにハイテンションな会長、意味もなく「津田 今何て言った!?」。一度はやってみたい演出。ちょっとコレ、コトミが好きそうですよね。吹替調という感じもありますし。
 まぁ、そんなノリをリアルで行ったらどうなるか、というタカ兄のリアクションが泣ける。そうじゃないんだよなぁw けど、こういうの分かるわ。フィクションで憧れるやり取りをリアルでやろうとすると変なところで詰まりがちですわ。具体的な例えは思いつきませんけど、絶対にこういうのやったことあるw

 ということでラスト。桜才の文化祭にもトリプルブッキングを呼ぼうの巻。さっきも書いたけど、イベントの本番は2、3ヶ月先で、そのフリとなるエピソードを事前にやるってのは高校生クイズキングっぽい気がします。つまり大ネタの予感。過去にもトリプルブッキングは出たことありますが、それ以上に大きな出番になるかも‥‥と期待と膨らみます。期待と股間が膨らみます(思いついた)。
 んで、会長のトリプルブッキング招致大作戦。まずはこちらの要望を聞いてもらわないといけない、ということで手紙に一工夫。いわゆる「押すなよ 絶対に押すなよ?」作戦。これ、前に生徒会でやって失敗したヤツですよね。桜才生徒会はみんな根はマジメなので失敗しましたけど、トリプルブッキング、レイプリンセス芸能事務所ではどうなるか‥‥成功しそうだなw 少なくともトリプルブッキングの3人中2人は引っかかりそうだ。シホとユーリ。会長の作戦、勝機あるわw


 ということで終わり。大がかりなトリプルブッキング登場の予感にワクワクしかしません。たとえ休載があっても余裕で待てるレベル‥‥とはいえ早く読みたいっすわ。
 ネタとしては、冒頭のケーキとリンゴ、勝ちを狙いに行った小山先生、そしてハイテンションを禁じ得ない終盤の会長が特に好きでしたねぇ。

『生徒会役員共』383話の感想 - 北区の帰宅部