北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』504話の感想


 ジャンプと同じく『生徒会』も今週から2019年の通常営業開始という感じですね。

#504

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 横島先生。ヨガ用インナーってことでいいのかしら。本編でもこれを下に着てたってことなのかな。
 アオリだと熟れ熟れボディとかなかなか失礼なこと言われてるけど(年齢的にさすがに言い過ぎ)、フツーにセクシーですよね。驚いてしまったレベル。まぁ、セクシーに感じるからこそ世のヨガ教室は女性限定が多いんだろうなw

 1本目は丁寧に横島ヨガ編の導入。直接「ヨガ」というキーワードは出さずに導入に徹してる感じが本作らしいと思います。
 横島先生と会長の絡みで、会長がオチを担当。会長の勘違いなんですが、これが勘違いボケをしてる感じがないのが良いですよね。横島先生との関係性ならではだと思います。横島先生の日頃の行いが悪いw それも「しっかりしてください!」的な話でもなく、単なる日常として淡々と処理してる感じが最高。

 新設しようとしてるヨガ部の顧問に横島先生が打診される。「ヨガ」というお題に対してストレートにボケてくる横島先生と、シンプルにツッコんでくるタカくんが素敵。
 最後の7本目のオチにも関わってくるけど、生徒会メンバーだったこの発言も「はいはいヨガヨガ」という感じで処理できるけど、そうじゃない生徒は「えっヨガされるんですか?」とマジで勘違いしてそうなのが怖いw

 七条家にてアリアがヨガレッスン。てか、七条家に横島先生くるの珍しいですね。何気にヨガスタジオ(に相当する場所)ってシチュエーション難しいのか。学校でヨガが出来る空きスペースってちょっと想像しづらいですね。
 んで、ヨガスタート。なんですが、1本目から描かれてるとおり、とにかく体が硬い。このネタ単独で見ても十分キレイなオチになってますけど、以前からその布石が打たれていて気持ちいいですね。

 具体的なポーズ開始。ギャグ以外に、アリアや会長がキレイにポーズ取ってる絵も見所ですね。てか、次のネタだけど説明なく当たり前のように出来てる会長はやっぱ完璧超人なのだなと改めて感じる。スズタカの2人もヨガやってるの少し描かれてますけど、難しいポーズになると画面外に消えますので、ひょっとしたら苦戦してるのかもしれない。
 結構えげつない、直接的に実行しちゃってるボケが飛び出て笑うんですが、それに対するツッコミがアリアで、静かで淡泊なのが印象的。ヨガ中だから精神が穏やか、とかあるのだろうか。

 ヨガ中はツッコミが淡泊というのは次のネタでも同じで、今度は会長。体の硬い横島先生とヨガでも優等生な会長のコントラスト。会長がシンプルに指摘する感じなんですが、それがことごとくシモ関連になってしまうのがすごい。これが横島先生のポテンシャルかw
 サブタイの「アノ日のアーサナ」が理解できなかったんですが、アーサナってヨガ用語なのですね。調べてしまったぜ。

 空中ヨガ。天井に穴をあけずにあれを設置できるのか知りませんけど、おそらく桜才ヨガ部では不可能だと思う。たまに七条家に出張とかあったりしてw
 からの横島先生。今日は絶好調すぎる。能動的なボケ、受動的なボケともに充実しすぎ。それに対する「ヨガなめんな!!」も最高でしたね。ここまで激しいツッコミは今週唯一。横島先生のボケはこれが最後なので、最後にふさわしいツッコミだったと思います。

 結論。やる気を出した横島先生をみんなが全力で止める。今週、怒濤の横島祭りを見た後だとあの考えにも納得してしまいますねw
 しかし、生徒会のみんなの横島先生の扱い方わかってる感、良いなぁ。内心は失礼なんだけど、あそこまで相手のことをわかってるのは関係性として美しいとすら感じる。


 終わり。扉から始まり全ネタに横島先生が登場し、そのすべてのオチ(4コマ目)に横島先生が絡む横島祭りでした。ここまでの大フィーチャーは珍しいのではないか。
 お気に入りとしては最後のネタかな。あんだけ大暴れした横島先生をいともたやすく制御する生徒会メンバーという関係性も良いし、チョロい横島先生も可愛いw