最近ブログは調子いいんですが、次土曜発売なんですよね。以前、土曜発売をキッカケで絶不調に陥ったので今から怖いです。しかも2号連続土曜とか頭おかしい。
ジャンプ41号です。シルバーウィークふざくんな。
- 背表紙
- 表紙
- 読者プレゼント
- 『約束のネバーランド』
- 『呪術廻戦』
- 『ぼくたちは勉強ができない』
- 『鬼滅の刃』
- 『アクタージュ act-age』
- 『食戟のソーマ』
- 『Dr.STONE』
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 『僕のヒーローアカデミア』
- J新世界漫画賞大募集中!!
- 『恋は戦争』アラビア吾郎
- 『ブラッククローバー』
- 『BE MADE』独楽京助
- ゆらぎ荘回覧板
- 『ハイキュー!!』
- 『火ノ丸相撲』
- 『銀魂』
- 『田中誠司』
- 『アリスと太陽』
- 『キミを侵略せよ!』
- 次号予告
- 目次
- 愛読者アンケート
- 総括
背表紙
2004年。上部の「週刊少年」が2段になったと思ったら2004年はさらに「WEEKLY JUMP」が加わって3段に。こんなところでも変えようはあるんだな……と変なところで感心してしまいました。バリエーションが尽きないことに驚いてたんですが、こういう組み合わせをチマチマと変えていけば意外と簡単なのかもしれませんね。ひょっとして変えることが目的で、良いデザインの追求は二の次だったりして……。
そんな2004年。2004年といえば『銀魂』連載開始の年です。2005年スタートだったら連載終了号と重なって奇跡的だったんですけどねぇ。残念です(勝手)。
映画。『ショーンオブザデッド』『ドーンオブザデッド』が同年公開。ただし前者は日本未公開です。現在話題の『カメラを止めるな!』は英題『ワンカットオブザデッド』ですね。一部では『ワンカット』は『ショーン』以来の傑作とすら言われてたりもします。
ゲーム。ニンテンドーDSとPSPが発売。仲良く同年。そしてPS2にて『ドラクエ8』が発売。いつも『ドラクエ』は新たなハードが発売される頃に出てきますねw 勝ち馬に乗っかるスタイル。
誕生年。芦田愛菜と鈴木福が有名ですね。ここらへんから天才子役ブームが起こったと思います。個人的には鈴木福がイケメンになりそうな気配出てきて驚いてます。昔は「すべては芦田プロのおかげ」くらいの印象だったんですが。ごめんよ。
音楽。2004年の「桜」は河口恭吾です。今になって思うとかなり印象が薄いですね。逆に言うと、桜ソング出せば一発狙える、みたいな空気があったんだと思います。見事一発当てたパターン。
紅白にはnobodyknows+が「ココロオドル」で出場。「DA.YO.NE」「マルシェ」の系譜を感じる。一般に大ヒットするとなると、こうなりがちなんですかね。あと、このへんを機にHOME MADE家族、SEAMOなどの名古屋勢が一般的にヒットするようになりましたね。
名古屋といえば、TOKONA-Xが亡くなったのも2004年。どっちがデカい出来事だったかと考えるかでその人のヒップホップとの距離感が分かります。
RIP SLYMEが2度目の武道館。複数回はマジすごいです。数える程度しかいません。てか、数え方によっては単独で最多。
おまけ。2004年のケツメイシ。シングル「涙」「君にBUMP」です。「トモダチ」「夏の思い出」そして翌年の「さくら」を考えるとちょっとだけ谷間感もあるのかな。とはいえ、着実にヒットしてますね。ファン的には「君にBUMP」のカップリング「そばにいて」も忘れがたいです。両A面にする予定もあったそうですよ。「そばにいて」がA面だったらまた別にヒットしてたかもしれない……と思ってしまうくらい名曲なんですが、ラブソングばかりがヒットしてもそれはそれで複雑なので「君にBUMP」だけでよかったのかなw
表紙
『約束』。2周年です。思えば、エマ、デザイン的な記号が多くなりましたね。髪留めに、目のネックレス。もうアホ毛に頼らなくても大丈夫かもしれないw
読者プレゼント
意識高いIT社長。ラジオでしか知らないから分からないんだけど、アルピーってことでいいのかしら……とググってみたら正解でした。流行ったの少し前じゃない?という気もしないではないです。
ダジャレは全然ないんですが、いわゆる意識高いワードが驚くほどの量ぶっ込まれてます。いやマジ手数が異常。担当の人やってて楽しくなっちゃったパターンかしら。もしくは世良社長のファン。
『約束のネバーランド』
巻頭カラー。アバンは本編……と思ったら違ったw ドシリアスな雰囲気でギャグやるのはずるいぜ。完全にやられた。
んで、見開きカラー扉。人気投票の結果発表。エマ、ノーマン、レイの順。ノーマン強かったな。まぁ、農園時代はノーマンのが出番あったしいなくなる絶望感もおいしかったのでしょう。4位フィルも分かる。5位アンナ……アンナ? どちらさん?? 調べたら脱獄組でした。ごめんよ。ものすごい活躍をした神アンナ回を忘れてるんだったら申し訳ないですが、これは『約束』ファンコミュニティーで特別な人気があるとかそういう感じかしら。6位ムジナ、9位ジリアンも大健闘な結果だと思うんですが、意外と女の子キャラは問答無用で可愛さで選ばれてる気がします。この中だとキャラ的にも、見た目的にもムジカが好きです。てか、今回のカットが特別良い。今回のキャラで一番なんじゃない? ミネルヴァ代理も最高ですが。
同じ女性キャラの代表格といえばイザベラだと思うんですが、9位。あれっ、イマイチな印象。魅力的な悪役みたいな捻った感じはダメなのかな。
本編。一般の鬼のマーケットで始まるので驚いた。当たり前なんだけど、市民とかいたんですね。新鮮。そういうサプライズで終わりかと思ったら、質問をしてる子鬼が実は……というネタも用意してきてイヤですねぇ。うまいですねぇ。読者に向けた説明ゼリフだけではなく、エマたちの聞き込みだったのですね。イヤですねぇw
1年半くらい時間が飛ぶ。やっぱ飛ぶんですね。こっから新たな約束に向けての本格的に始まる、という感じか。
“GF怖ェ…!” は笑った。もちろんアレをやるレイがとんでもないんですが、それに疑問を持たずに従ってる子供たちもおかしいんですよね。突然あんな数字の羅列言われたら「ごめん何言ってんのw」ってなると思うけど、ならない。ならないと知ってるからレイも言ってるわけで。
んで、終盤、レイの方から “GV組ヤベェな” と返ってくるのも気持ちいいですね。もちろんレイは言われたことを意識して言ってるわけじゃないんだけど、だからこそ本音であり、得意分野が違うだけでみんな超優秀。
マーケットにてエマたちの正体が明かされたところで見開き。同じ光景だけど違って見えるゥゥ!!というね。こういう絵的な見せ場を効率的なタイミングで放り込んでくるから本作は強い。
バレそうになってサスペンス、アクションを用意してからのエマたちの顔がオープン。焦らしてからのー??ですね。うまいよなぁ。だから本作は強い。
本編後に人気投票の細かい順位。善子ちゃんがぽすか先生と同数……。他作キャラで遊ぶにしてもよく分からない人選なので、個人による複数票なのかしら。もしくは特定のファンコミュニティーの間ではなぜか定番になっちゃってる、とか? まぁ、分からん。たぶん分かってもそんな面白くない。
あと、他作キャラとしては、Yさん、いぬまるくん、鹿島、かな?(知らない名前多くて自信ない) いずれも1票。やっぱネタ票は1ですよね。謎い。いぬまるくんも相当謎いが、鹿島って何だよ。『勉強』でいいのか? 古橋親衛隊みたいなグループの? 謎い……
個人的な推し鹿島はマガポケで連載してる鹿島です(知らんがな)。
『呪術廻戦』
ナナミンとイジチ。2人ともイタドリのことを止めようとするんだけど、止める方法は言葉だけ。そして、止められると思ってない。無理矢理とかは全然ない。イジチはまだ分かんないけど、無理だと分かってるから即座にサポートに回ろうとするってのが良いよね。「ふざけんなガキが!!」とキレて終わりじゃない。キレても意味ないのを分かってる。
イジチの説得。 “私達の仕事は人助けです” “その中にはまだ君達学生も含まれます” という説得を受けたイタドリが順平にした説得がどんな内容だったか、ですよ。 “順平 高専に来いよ” ですね。高専に来れば組織で守ることが出来る。イタドリはイタドリで冷静に考えてるし、自分独りですべて救えると思ってない。
そんなことはさておき。メガネ記事を書いて以降、漫画内の目の表現を意識する癖がつきました。目を出す、隠す、このアクションがどのタイミングで行われるか。それが今回の順平、順平の右目について考えると非常に面白い。非常に適切なタイミングで右目が露出する。もうこれはメガネ演出なのではないか……他にメガネ2人いるんですがw
ちなみに、先週も印象的な右目演出はありました。前髪を除け先生に右頭部の傷を見せつけます。あれは隠してた悪意を露呈ですね。似てるけど、本話とは全然意味が違う。そもそも今回は額キレイです。
前提。順平の右目は垂れ下がった前髪によって隠れてます。ちなみに、分け目は母親と逆です。親子表現であり、順平がどれだけ母親を愛しているかが分かります。母親は両目出てます。まぁ、彼女の性格を考えたら当然ですね。
んで、いつ右目が露わになるか。最初に露わになるのは、イタドリに “誰に言い訳してんだよ” と言われた後に投げ飛ばされた時です。ここで学校の窓を割って、外に飛び出すんですね。この学校の外に出る、というアクションにまた意味があるから困る。悪意の巣窟に閉じ込められた順平をイタドリが外に連れ出そうとしている。どんだけうまいんだコノヤロウ。
外に投げ飛ばされたコマではかなり小さいコマでさりげなく右目が描かれてます。そして、次。着地寸前を狙った順平の攻撃をイタドリが阻止し、 “順平が何言ってんだか ひとっつも分かんねぇ” のコマ。これは明確に顔面のアップであり、吹き出しによって右目以外の部分が隠されてます。ほぼ右目しか見えない。どう考えても右目が露わになったことを強調してるコマ。要するに、順平の理論武装(前髪)が剥がれ、イタドリの説得が順平の心(右目)に届き始めてる表現。
次。順平が “母さんも僕も 人の心に呪われたって言うのか” と泣きながら言うコマ。今度は顔を正面が映し、両目がバッチリ。先ほどとは違い、両目が同時に映ります。その両目の下には涙のあとが。号泣中じゃないのが面白いバランスですね。泣きながら言うのはエモすぎるという判断だったのでしょう。目の露出は心の露出に言い換えが可能です。徐々に、段階的に順平の心が開いてきている。
そして、このコマをキッカケにイタドリは戦うことをやめます。必要ないからですね。イタドリの目的は順平の打倒ではなく、救済だから。順平が心を開いてくれた時点で、イタドリが取るべき行動は変わります。以後、順平の顔が映る全コマで右目が映ります。両目が見えないか、両目見えるかのどちらか。
こうなると右目演出的にはゴールでこれ以上やりようがないんですが、最後にまだあった。ラストページ、 “皆で協力すれば 順平の母ちゃんを呪った奴もきっと見つかる” というセリフのコマ、順平の顔面のアップを右から映してます。つまり、映る目は右のみ。明確に順平の心に響くセリフのコマですよね。どのコマで順平の右目を出すか、右目だけを出すか、計算して描いていると思います。
この右目演出。当然狙ったとは思うんですが、マジレスしちゃうと、主人公が←の方向に進むから(日本の漫画は縦書きなので)、それを受け止める順平は→の向きになるのが構図的に美しい、という兼ね合いもあると思います。そもそもの順平のキャラデザが漫画の都合と合致していた、ということですね。最初から計算してたのか、「この分け目めっちゃ便利じゃんw」と後からなったのかは知りませんが。
『ぼくたちは勉強ができない』
うるか嬢の話は放置するんかーい!!と高らかに言いたくなった。まぁ、これはターン制のデメリットではあるよね。章立てするような長編にしないでもない限り、なかなか1人のキャラクターを連続して出せない。まぁ、前回の時点で留学の悲哀とか弱かったんですが。
話としては、イモートの下着が唯我→師匠への誕生日プレゼントと入れ替わってしまい……。すれ違いコントは本作で定期的にあると思うんだけど、なんか出来が良かった気がする。気のせいかしら。何が突出して良かったのか、いまいち具体的に分からないんだけど、ペンと下着の話が合致していくのが楽しかった。割と早い段階でネタバラシをしたから冗長ではなかった、とかか??(分かってない)
師匠って左利きだったんだ……と思ったのは内緒です。そして、左利き用のペンって何やねん。要するにインクがすごい速度で乾くから左利きの人にオススメってことだと思うんだけど、それは「左利き用」ではないよね。思わずググってしまったぜ。これといったヒットはありませんでした。サラサが良いってのは分かった。あいにくジェットストリーム派です。
大学受験してないから分からないけど、ボールペンなんですね。シャーペンなイメージでした。知らなかった……(無知だったのがショックw)
「どうせ大きい方が好きなんでしょ?」の2択。真面目な話、おっぱいが好きなんであって、大きい小さいは二の次だと思うんですよ。よっぽどこだわりが強い人でなければ、おっぱいな時点で勝ち確。あとは些細な違いです。みんな違ってみんないい。チンコも大きい小さいの二極化はしづらいですけど、それと同じだと思います。唯我が師匠に「どーせ女の子はみんな大っきい方が好きなんでしょ?」と問いかけてる場面を想像してみましょう。今回に限ってはほぼ完全に互換可能だと思います。
まぁ、コンプレックスの元だったり、本人は大きい方がいいと決めつけがち、という点において、おっぱいの男性版は身長なのかな、とか思ったりもします。あとは筋肉も当てはまるか?
唯我は「好きになったら関係ない」って言ってますけど、ぶっちゃけ好きな人じゃなくてもおっぱいは好きです。困ったもんである。チンコも好きだし、身長も筋肉も好きです。こ、これが人間愛……??(壮大)
『鬼滅の刃』
センターカラー。扉ではあるけど、炭治郎のモノローグもあって……という感じですね。せっぱ詰まりすぎてただの扉やってる場合じゃねぇ!!ということかしら。やっぱタイコマンのビジュアルが慣れなくて好き。
いや、タイコマンって前にいたか。この名前はダメか。
本編。ちょっとした会話で雷呼吸を再現できちゃう長男ヤベェ。ちょっと無理ある気もしましたが、仲間との繋がりが炭治郎を強くするってのは良いです。あと、多分トドメは炭治郎がささないといけないから、というメタ的な都合もあるんだと思う。
ということで「アンパンマン新しい顔よー!」があってトドメ、でいいんだよね。きっと。炭治郎より強い人がいるのにトドメが炭治郎ってどういうことなの……という嫌味は本章あんま感じなかったので良かったです。ワンマン感もないし、炭治郎のごっつぁん感もない。
『アクタージュ act-age』
渋谷のスタバ。渋谷といったら、で出されること意外と多いですね。もっとハデなのあるやろ、という気もするんですが、何か魅力があるのでしょう。通り過ぎたことはあるけど、店を利用したことはないです。上のツタヤには行きました。
そんな渋谷のスタバ。2階の窓際なので、そこに天使がオーラ全開で立ったらステージの完成、という見立ては面白かったです。実際はもっと見にくいと思うんだけど、絵として勢いで騙す分には充分説得力あったと思います。人の視線を操る天使らしい見せ場だし、よかった。
まぁ、実際は人が寄って来ちゃってヨナギに話しかける余裕なくなるんじゃあ……とか野暮なこと思わんでもない。まぁ、漫画的なウソとして全然魅力的だとも思います。
『食戟のソーマ』
えりな総裁のサインを求めるファン。スタバでの天使もこういうことになってたと思うんですよ。「この人達が撮ってるのは本当n……ちょっサインは後であげるから待って!!」みたいなことになってたと思う。
女子たちの恋バナを「おませさん」と一蹴するソーマくん。そんなんだからダメなんやで……と思ったらちゃんと進展するので良かった。てか、マジで本章はソーマくんが恋を知るのかもしれない、というドキドキ感ありますね。ぶっちゃけ女子キャラがどうこうよりも「あのソーマくんが??」というドキドキの方が強い。ほとんどサイヤ人みたいなイメージだったからなぁ。
ということで、バルコニーでのソーマくんと総裁のやり取りがフツーに「はよ付き合っちゃいなよ」という感じで良かった。それが今までのソーマくん、総裁のキャラクターと乖離していない絶妙なバランスで。
んで、拉致られてエンド。四天王みたいな人のビジュアルがあまりに濃いのでちょっと笑ってしまった。よく一人一人を見るとそこまで突飛なこともないんだけど(突飛だけど)、なんだろうポーズとかかな? あの見開きが絵としてのインパクトすごい。四天王感すごい。
『Dr.STONE』
センターカラー。羽京ちゃん。今まで意識したことなかったけど、すげぇ短パンなんですね。上半身しか気にしてなかった。草むらの移動とか大変そう。
本編。クロムに電池を渡したのは誰か。「一体誰なんでしょうねぇ?」という匂わせがちょっと露骨すぎて、「あーはい扉の人……」となるんですが、読み進めると本当のサプライズは誰が電池を渡したかではなく、杠が何をやっているかの方でした。やられたわ。うまい。
ゲンちゃんの “千空くんの作戦に従ってくださいね” のコマ、めっちゃかっこよかった。リリアンの首を押さえるかのようにリリアンのクチを押さえてるのが決まってるし、ゲンちゃん左頬の第二のクチも禍々しくて最高です。別に話としては何も面白いことはしてないんだけど、絵だけでなんか魅了されてる感。なんか盛り上がってきたという錯覚。
んで、羽京ちゃん。わざわざ英語で言ったのが味噌ですけど、「ゲン」ってめちゃくちゃ日本語なのでモブたちに怪しまれても仕方ないと思うの。いや、ゲンみたいな音数の少ない単語だったら英語の一部と錯覚するのかな。
羽京ちゃんが心変わりした真相。杠の女神的な所業に魅了されてしまったから。いかん、まさかの三角関係が勃発……。
羽京ちゃんがホレたのは千空の作戦なので違いますよ。知ってるよ。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』
扉。強制送還組のその後。こゆずが嬉しそう、そしてミリアちゃんが相変わらずの扱いなので笑った。それと同時に仲居さんのその後もフォローしてくるからうまい。なんで仲居さんの行き先知っとんねん、とも思ったが、とりあえず室内だったみたいで安心です。東京の路上に気絶したメイドロリとか怖い。警察のお世話になってしまうw まぁ、出口は限られてるとか、本気幽奈さんなら術の痕跡から追尾可能、とかいろいろ裏設定はあるのかもしれません。
本編。触手で固定したので説明会。一旦エロ的な見せ場は用意しておいて……というミウラ老師の照れ隠しバランス。
んで、幽奈さんの正体。まさかのSFが始まったので驚きましたw いや、よくよく考えると、幽奈さんが何か悪事をしてたわけじゃないと分かったので安心なんですけどね。それでいて、師匠との誤解も筋が通りますし。『リコピン』以来の「えっお前がSFやんの!?」という衝撃ではありましたがw
そして、幽奈さんと以前の6人と違い。何が幽奈さんを幽奈さんたらしめるのか。それが「未練」という本作が第1話から取り上げていたテーマに落ち着くから気持ちいいですね。バトル漫画みたいな壮大な感じになりましたが、結局はコガラシくんと幽奈さんが未練を探す物語に戻ってくる。ここはマジ見事だったと思います。SF設定に面食らいつつも、結局はいつもの『ゆらぎ荘』。
師匠が登場した時、「やったーコガラシくんの師匠殺しだー父殺しならぬ母殺しだー!!」と喜んだんですが、今度は幽奈さんの父殺しになってきましたね。相変わらずワタシの好きなことをやるのがうまい作品である。捨て子、父殺し、自分探し……とオイディプス王感がすごいw
とにかく娘ラブがすごすぎる初代天孤さん。娘への愛情は本物なので、それなりに分かり合えるのでは??と少なからず思ってたんですが、ちゃんと幽奈さんが “幻さんが哀しむとは思いませんか…!?” と一石を投じてくれる。追求のアプローチが優しくて幽奈さんらしいですね。この状況でマホロちゃんへの同情ができる幽奈さん強い。そして、 “そんな記憶は封じてやればいい” という返答で外道確定。娘への愛は本物と思ったけど、娘の人格を、自由を否定するものでした。単なる独りよがりでしたね。
んで、コガラシレスキューでエンド。パワーアップの理屈は気になりますね(どうやって来たのかも)。もしくは今までセーブしてたのか。なんだけど、ぶっちゃけ最初は「また説明し直さなきゃいけないのか……」と思いましたw そしたら “天孤の始祖の白叡さん…だっけ?” とめちゃくちゃ事情を把握してたので笑った。結構最初の方から話聞いてた!!
最後まで我慢してましたが、やっぱあのメンツにしれっと並んでるグラサン転送術の彼女が気になる。すごい存在感である。もう彼女がコガラシママでいいんじゃないかな(定期的に母ネタが欲しくなる発作)。
『僕のヒーローアカデミア』
変装じゃなかったんかーい!! 結構なズッコケだけど、理屈を聞くとそれなりに納得できたのでまぁいいか。まぁ、粘液で変身ってカエルじゃないもんね。こっちのが良かったよ。宍田くんの鼻の件は何度も強調してたし、そこにベロ拘束エロい……もあって、それらを組み合わせると今回の作戦になる。納得。
鱗飛ばしマン。割とマジでキモい。『ブラックジャック』のトラウマ回思い出しました。人が木になるやつ。思い出しただけで鳥肌ピンコ立ち。
ウソの言葉がコミュニケーション不全を引き起こす。真の必殺技は発動しなくても効果がある、みたいな話。そこに独自のあだ名である「黙示録」が絡んでくるのとかすごい良かったですね。それが特に大ネタって感じでもなくサクサク進んでいくので心地いいです。
J新世界漫画賞大募集中!!
9月は堀越先生のターン。堀越先生の可愛い女性のビジュアル論が聞けるので是非とも読もう。オススメ。
サンプルとして3人使われてるけど、堀越ヒロインの(ビジュアル面での)最高傑作はメリッサだと思います。
『恋は戦争』アラビア吾郎
金未来杯。3本目。センターカラーの扉が戦争映画のポスター風になってますが、要するにギャグってことですね。分かりやすくて助かります。
本編。極度にデフォルメされた世界で、天才によるケイパーモノって感じですかね。いや、脱獄モノの方が近いか。ジャンルとしてやることがハッキリしてるのと、ギャグベースであること、割とベタなキャラしか出てこないこと、ここらへんが本作の勝因ではないかと。説明がほとんどいらないんですよね。ヘンテコな学園設定だけ見せて、最初の方に集客用のアクションみたいなのをやったら、あとは目的の設定、そして計画の準備と実行のみ。設定がゴチャゴチャしてるようで意外と簡単に説明が済むのが強い。前2作とかマジ設定が入り組んでますし。本題までのストレスのなさは本作がズバ抜けてるのかな。
序盤の集客用の見せ場としては、RPGのくだりが好きです。校長のポーズ、生徒との距離が最高です。死ぬわw まぁ、あれが成立するくらいフィクションレベルが高い作品ということですね。序盤にやる意味。
あと、良かったのは、序盤はただの説明パートではなく、既に計画が始動していた点。無駄がないですね。ギャグベースだから読切に強いとか関係なく、本作がうまいんだと思います。
イカレたメンバーを紹介するぜのコーナー。主人公以外キャラがほとんど立ってないに等しいんですが「学園モノにこういうのいるよね」というデフォルメされたキャラしかいないので、説明が一言で済んでますね。
んで、いざ計画。個人的に本作で唯一イマイチだったのは、この計画の初めで、校長の行きすぎた支配を訴えたら社会が反発する……ってそんなん最初からやれよ。マック行きたいとか関係ねぇよ。計画の根幹がコレか……というガッカリはあります。計画の面白さという意味ではかなり弱い。どうでもよくなった。生徒にRPGぶっ放すのは大好きだっただけに「これが許されない世界の話だったんだ……」と冷や水浴びた気分です。あんな横暴が許されてるから笑ったのに。
計画のラスト。「バカモーンそいつがルパンだーっ!!」のパターン。情報を攪乱して、いざ逃亡の時は余裕綽々でドヤる、というのはこの手のジャンルにおいて大事な場面だと思います。こういうツボを押さえてくれるのは良い。現在公開中の『オーシャンズ8』で超絶にドヤりながら退場、という場面があって最高に気持ちいいです。
んで、校長とLINEしてた件。これはまぁ信じる方がバカなんですが、その先ですね。校長に一矢報いるための最後の手段。モブたちの脱獄。これ良かった。校長への攻撃として天才がモブを利用してるだけなんだけど、結果的に市民を解放に導く英雄として成立してますよね。まさに革命でして。序盤にあったイメージは至って正しい。
どうでもいい部分ではあるけど、さやかちゃんからしたら知らない人から突然「また会いに行くから」とか言われてるわけで、気持ち悪いですよね。なんならホラー。
ということで終わり。悪いところがなかったとは言わないけど、良かったです。金未来杯優勝でいいかなぁ、と思えた程度には良かった。今後この人が成功した「金未来杯の時から好きだったんだよ」と言いふらしたくなるほど大好きって感じではないですが(下々はなる)、全然良かった。面白かった。
まぁ、緻密な計画が面白かったというのでは全然ないです。単に漫画の地力が強かったとかそんなんじゃないかしら。よく考えたらキャラの魅力でゴリ押した感じでもないんですよね。校長とかめっちゃキャラ濃そうだけど、案外そうでもない。
『ブラッククローバー』
精霊魔法サイッキョ。精霊だったら転生を圧倒してもおかしくない、というバランスですね。大味にバトルやってる印象が湧くほど景気よくバトってる本作ですけど、意外とそういうバランスは丁寧ですよね。
んで、金色団本部。転生の巣窟。とはいえ、主要なキャラは全部出切っちゃったかな……と思ったら、いたー!! ひょっとしたら魔法の属性的には一番厄介かもしれませんね。あれがパワーアップしたらどうなってしまうん??というハラハラ、ワクワクがある。兄弟対決ということで再び黒の暴牛に話がフォーカスするのも良いですね。
『BE MADE』独楽京助
また読切か。しんどい。こちらは手塚賞の準入選。
作者、1997年生まれというのを見て「11歳の天才現る……!!」とか一瞬思ってしまいましたw 21ですね、はい。もうやだ。
あと、作者、好きな作品として『進撃の巨人』を挙げてたのは偉いぞ。隠さないの大事。
ファンタジー観、ファンタジー世界の王国観はやっぱ『ONE PIECE』の影響濃厚ですし、そこらへんを隠さないのも良い。こうなると『SKET DANCE』要素も気になるんですが、ちょっと分からなかったです。
本編。とにかく王女が可愛いです。もうこれで大体勝ちじゃないかな。冒頭の格好も可愛いし、謎ポーズも可愛いですし、キャラも良い。そんな彼女の魅力が物語を常に引っ張っていき、何なら話のオチも「王女大好き」で終わる。
逆に言うと、実質の主人公である護衛の彼の方は、正直マイナスも結構ある。ナレーションを担当するんですけど、この語りがちょっとキツい。優等生すぎない語りで面白いでしょ、というドヤ感がすごい。キツい。変わった言い回しをするため、自ずと文字量が増えるんですが、序盤の設定の説明パート、この無駄に文字の多い説明がウザかったです。ただでさえ退屈な説明パートなんだから端的にしてくれればいいのに。まぁ、彼の語りに乗れれば逆に良いんでしょうけど、あれ乗れるか?
壁を作り出してからはナレーションも説明じゃなくなるので別にいいです。ぶっちゃけ「今日も王女可愛すぎペロペロ」しか言ってないですし。
そんな王女から見た護衛。市民のためには体も張るし無理もするのに、護衛に対しては “任せた” と丸投げしてるのが良いですね。信頼。
んで、オチっぽい感じで護衛が王女に尽くす理由が明らかになるんですが、まぁそうですよね。なんか仰々しく煽るからもっと理屈っぽいオチが来るのかと思ってしまった。
まぁ、終わり。序盤の説明がちょっとキツかった……ウソ、かなりキツかったんだけど、それを除けば面白かったですよ。てか、読切でここまでキャラに思い入れ持てるの珍しいです。そのくらい王女が良い。好き。
ゆらぎ荘回覧板
アニメの幽奈さん千紗希ちゃんマン役のお2人の対談。1期の収録は全部終わった後で、放送もほとんど終わってる状況なので『ゆらぎ荘』論として踏み込んでて面白いです。
特に最初、女性から見た『ゆらぎ荘』という話が最高で、自分の身を忘れて「だよなー!!」となってしまいましたw ミウラ老師は男なのになぜ……というジャンプ読者なら既に通過済みの話題なんですが、女性が、しかもアニメで演じた人が言ってるのが面白いですね。Perfumeが中田ヤスタカに歌詞をもらった時に「なんでこんな女の子の気持ち分かるんですか?きもっ」と冗談めかして言ったとか言わないみたいなエピソードがあるんですが、それと同じことが『ゆらぎ荘』でも起こってますね。
印象的な話。しまぶーが挙げたのは、5話。2人が仲良くなる回。まぁ、対談の相手を意識したチョイスなのかもしれませんが、この回マジで好きです。ぶっちゃけ連載当時は千紗希ちゃんマンに対して「よくいるキャラ」とそんな乗り気じゃなかったんですが、アニメで改めて見たらめちゃくちゃ良い話でねぇ……。多分泣きに一番近づいたのはこの回だと思う。感動は泣きだけじゃないので総合的に一番好きな回かは分かりませんが。
ファンへのメッセージ。2期3期と続くように応援頼むで、という感じ。まぁ、そりゃそうだ。最後にチークダンスは良いぞ、と言い出したのが面白かったです。千紗希ちゃんマン役、突然レース展開みたいなまとめしたので驚きました。そういうのはどうでもいいです。ただ、チークダンスは良いよな。めっちゃ分かる。
『ハイキュー!!』
天井サーブ。本来なら「既出ですけど?」となる話なんだけど、劇中で「先に使われちゃって残念」「苦手意識になってるので悪いだけじゃない」と言ってくるので面白い。トーナメントではこういう準備してた奇策を別のチームに使われてしまう、ということもあり得ますよね。リアルなのかな、とすら思ってしまった。特に今回の試合は因縁の対決ですし。
それに、今まではサーブをホイッスルと同時に打ってペースアップを狙ってたネコマが、今度は逆に超ゆっくり、時間がかかるようなサーブを選択してきたって変遷も面白いです。ペースアップさせて烏野を疲れさせよう作戦が機能してる最中だったら絶対に使わない手ですよね。
公式戦初出場の彼。これも『ハイキュー』では定期的に繰り返されてきたドラマだと思います。かっこよく点取って終わり、にはならないのが良いよね。失敗する悲劇もあるんですが、それすらもやり尽くしてきたので、もう今回は失敗したけどそこまでしんみりしてない、という領域にまで来てる。すごい作品だw もっと分かりやすく感情が動く話だけやればいいのに。
日向レシーブでエンド。ネコマシスターズのおめめ可愛すぎであるw
日向のレシーブがメインなので、それが決め手でプレーが終わってほしいんだけど、通常はレシーブで点は動かない、という問題をうまく処理してましたね。日向は位置取りはうまいけど、レシーブ技術はまだ改善の余地ありなので受けたボールがホームランしてしまって、それがたまたま相手コートの奥に落ちる。
あと、レシーブの場面、「ゴ」という擬音が日向の目を覆うようになってて面白かったです。オモシロ擬音使い、本作よくやるよね。
『火ノ丸相撲』
仲間の応援で強くなった「気がする」。先週も言ったけど、気持ちの問題ってのを強調してるのが良いよね。気持ちだけかよって気もしますが、火ノ丸くんは今まで気持ちがクソすぎてスランプだったわけですしw
塩まきすぎの件、ホントに影響してくるとは思わなかった。あれはトンデモ力士表現で終わりだと思ったんですが、マジで足すべらせたw
そんな千載一遇のチャンスを得ることで火ノ丸くん完全復活のお知らせ……がうまく行かない。なるほど、イップス的な何かか。もしくは『あしたのジョー』における光るゲロ。
ラスト。中盤にチラッと名前が出てきた久世くんが出てきて終わり。うまかったですね。よく考えたら、久世くんも気持ちの問題でちょっとしたスランプみたいな状況と言えなくもなかったですね。ひょっとしたら火ノ丸くんの復活を見て、大和国の血が覚醒、みたいな話になるのかもしれません。
『銀魂』
やりたいことが出来たら万事屋は卒業。銀さんも卒業、神楽も卒業。だけど、新八だけは万事屋の思い出を捨てることが出来なくて……。これは当然、万事屋からの卒業が大人になることのメタファーですよね。通過儀礼として失うべきものとして万事屋があるんだけど、それに対して「そう簡単に割り切れねぇだろ」というアプローチをしたのがめちゃくちゃ面白い。銀さんに憧れてたから跡を継いだ、とかそんな立派な話じゃないんですね。大人になりきれないから過去にしがみついてる。ただ、そんな新八の心理、バカに出来なくてですね。要するにコレ、『銀魂』と読者の関係なんですよ。物語がキレイに終わるのは喜ばしいことなんだけど、もう読めなくなると思ったら悲しい。完全に一致です。これを作中で、最終回直前に持ってきたのが本当に見事。
んで、万事屋論になって、最後に万事屋として銀さんを助けてあげよう、となってエンド。人との繋がりが万事屋の真価であり、無数のキャラたちが『銀魂』の魅力である、という話ですね。最終章でクドいと思えるほどの寄り道をしてまで主要キャラを全員出してきたけど、そこまでやってた『銀魂』だからこそ説得力がある話。
『田中誠司』
最強さんの話。最強ではなく、最強に最も近い男。最強を求め続ける男。いわもとQが「ありえない店を目指す店」であるのと似てる……(チガウヨ)。
最強に最も近い話。最強ではなく、常に最強に執着し続けるから異常な進化を遂げてきて、という話はたしかに面白いです。ぶっちゃけ「最強最強うるさいなぁ」とか思わなくもなかったんですが、話の内容的に他にやりようがなかったのも分かります。字面がすげぇクドいんですけど、そのクドさが彼の執着の表現でもあるので……というアンビバレント。
『アリスと太陽』
“まさかの優勝まであと一歩とは…引きました” これはちょっと分かる。ワタシも問題がなさすぎて少し引いた。
新しい音が欲しいので新メンバー。ドラマーはアイドルちゃんでおk。おkなのか?? そんなうまくないだろうに。アイドルちゃんがチョロく説得されてて、彼女の方はまぁ納得もできるんだけど、アリスと太陽的にはいいのか。
食べ放題において、何を取るかで各キャラを表現したのは面白かったです。もうちょっとメインにしても良かったと思うくらい好きだけど、サラッと済ますのがちょうどいいのかな。
『キミを侵略せよ!』
最終回。結局終わるんかーい!! 先週の好位置は何だっただろうか。宇宙人ネタを連続させたかったとしか思えない……。最終エピソードなのに遊ばれた本作がかわいそうだw
告白。告白したので地球侵略開始……は笑った。衝撃の告白だとたしかにありがちな展開ではあるけども、先週感動的に言ってた「宇宙人だった嬉しい」の空気がw まぁ、地球侵略になっても相場さん的には嬉しかったんでしょうね。
んで、侵略されたのは地球ではなく、ハジメの心であった……という第1話から分かってた話を改めて。今更そんなこと言わんでも、ではあるが、まぁ最終回なので言っちゃうのも分からんではない。
んで、USO800的なトンデモ展開で引っ越しはナシ。ネコ型ロボットと違って最終回はキャンセルにならないけど、しんみりしすぎるのは本作にふさわしくないって感じですかね。最も感動的なのは相場さんへの告白だけど、そこは最終回のメインにはせず……というバランス、とても良いです。
お別れ会はキャンセル。アスマくんが山口くんにイジられてて最高です。ちょっと仲良すぎて腐女子的な妄想も捗ってしまうレベル。慰められたのか……みたいな事後感ある。
んで、みんなに告白……はしないでエンド。やっぱこの終わり方、『斉木』っぽいですね。まぁ、『斉木』の世界には “受け入れてくれるよ” と優しくリードしてくれるような人いないんですが。あの世界における相場さん、燃堂だからなぁw
ということで終わり。良かったです。もっと読みたかった。次号から始まるギャグの新連載2つ、それなりに期待もしてますけど、本作キャラへの愛着の方が全然強いですね。こじんまりとしてて好きでした。何気に話がめっちゃうまい回とかあってビビりましたし。とにかく、良かったです。好きでしたー。桑田佳祐はドンマイやで。
次号予告
まさかの新連載が2つ同時スタート。巻頭と巻末。両方カラー。両方ギャグです。なるほど、ギャグ不足(どころか全滅)に対するテコ入れだ。『銀魂』完結号にあわせてきた感じね。そう考えると『侵略』が中途半端に生き残られると面倒ってのはあったかもしれないw 最後のギャグ漫画である『銀魂』が終わる号に新たなギャグが2つ同時スタート、って方が展開としてはキレイですよね。
そんな新連載2つ。巻頭が『ダビデ君』、巻末が『地球人間テラちゃん』の人。どちらもお馴染みの人でした。『ダビデ君』そんなに評価高かったんですね。年末だかにショートギャグ祭りみたいな企画ありましたけど、その中でトップだったのかな。同名タイトルのままスタートってのは『小日山』以来かしら。偶然ですが、絵柄ギャグってのが共通してますね。本誌での絵柄ギャグといえば『磯兵衛』の系譜を考えたくもなります。
ただ、ギャグ漫画的においしいのは巻末の方じゃないかしら。そんな巻末は『テラちゃん』の人。読切、プラスで同名の短期連載、からの本誌連載ですね。順風満帆かよ。しかも新連載なのにいきなり閉じ込み付録あります。やばい、愛されてる……『ダビデ君』に同情したくなってきましたw
ということで、『銀魂』完結が次号。カウントダウンしてるので当たり前ですが、予告の段階で完結が宣言されてます。珍しいです。覚えてないけど『BLEACH』以来?
見開きカラーということで『斉木』より扱いがショボくも感じるんですが、ここらへんは作家との相談もあるんだろうな。本編とは別に、空知コメントが載るらしいので、ここらへんはレジェンドの風格を感じますね。
ネットの方では話題の『HUNTER×HUNTER』再開のお知らせ。本誌ではココが初です。
あと、次号、土曜発売ですのでお気をつけください。『ふんたー』が再開する次次号も土曜発売です。まさかの2連土曜。地獄だ。ファックシルバーウィーク……
目次
読者コメント。「オレのたん生日」という一文にやられた。最高すぎる。
袖を捲り上げる際に手が滑り自分の拳で自分の鼻を殴って鼻血が出るっていう
(『鬼滅の刃』)
吾峠先生、この手のエピソードがすごい頻度で連発するのですごい。ほとんどマンガの世界の住人。マンガだったら絶対ドジっ娘。
これは『ゆらぎ荘』のゲームにハマるフラグ。
吾峠vsミウラ、という世紀の大怪獣バトルみたいなことになってて笑う。2人とも可愛すぎる。「お外」ってのが最高。
原稿中特大の雷で一瞬停電になった。何で嵐が来ると外に飛び出たくなるんだろ
(『ハイキュー!!』)
一瞬「なんだよ外出てねぇのかよ」と考えてしまったw
愛読者アンケート
読切2つについて。質問が平凡になりがちなので、個人的にはつまんないです(勝手)。
総括
終わり。2号連続火曜更新です。偉い。月曜はムズいんですが。
ただ、火曜に終わっても、次号が土曜だからなぁ。すぐなんですよね。つれぇわ。
今週のベスト作品は、『銀魂』。『銀魂』が終わって取り残される読者の心理を新八に託しててマジ見事でした。
次点は右目演出があまりにワタシ好みだった『呪術』。
読切2つ、『侵略』も良かったんですが、今週は『銀魂』『呪術』が圧倒的でしたね。まぁ、これらも次点で。
今週のベストコマは『ハイキュー』より、レシーブする日向かな。「ゴ」のコマ。驚くネコマシスターズも相当好きなんですけどね。
最後に今週のベストキャラ決めて終わります。今週はこちらー。
- メア・イズ 『BE MADE』
- 読切のキャラでここまで魅了されるのは珍しい気がします。しかも可愛い系でね、やられてしまったのですごいのではないか。
- 出版社/メーカー: take software
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: アプリ
- この商品を含むブログを見る
艦隊これくしょん -艦これ- 鹿島 通常版 1/7 完成品フィギュア(月刊ホビージャパン2017年8月号&9月号 誌上通販、一部販売店限定)
- 出版社/メーカー: AMAKUNI
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
鹿島学園高等学校 平成31年度用 【過去5年分収録】 (高校別入試問題シリーズE8)
- 作者: 東京学参編集部
- 出版社/メーカー: 東京学参
- 発売日: 2018/09/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ジェルボールペン サラサドライ (0.5mm) 【ブラック】 JJ31-BK
- 出版社/メーカー: ゼブラ
- メディア:
- この商品を含むブログを見る