北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2019年10号の感想

 先日ジャンププラスを読んでて、私はまだ『お約束』を過小評価してたのかもしれない……と震えました。マジ面白い。手法は『れっつハイキュー』と同じってこないだ書きましたけど、元の題材がクソシリアスなのでいじった際の爆発力がやばいんですよね。
 あと、『さぐりちゃん探検隊』が終わったので寂しいです。良い最終回でしたが。

 もう10号だってよ。つれぇわ。

背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルト→トニートニーチョッパー→アスタ→炭治郎→潮→大木大樹。
 やはりジャンキャラしりとりは神企画。衝撃の「たんじろう」から選出がキレッキレすぎる。真面目に考える読者をあざ笑うかのようなチョイスが続く。オールマイトか緒方の2択だと思ってた……。まさか『dr.stone』が早くも2キャラ目突入とはな。思えば千空の登場は2週目だったんですよね。本企画において言えば、ジャンプのNo.2は『dr.stone』で疑いようがない。
 次回予想。正直大樹と知ったときは「頭湧いてんのかよ」とか思いましたが、末尾を見て心に平静が。「ゆ」じゃないですか。これには思わずニッコリ。幽奈さんしかない。あり得ない。湯ノ花幽奈ですからね。お気づきですか? どこをどう切り取っても「ゆ」で始まり「な」で終わる。まさに神キャラ。しりとりを愛ししりとりに愛された女。先走り汁を垂れ流すならば、湯ノ花幽奈→ナミ→緑谷出久、だと思います。
 ちなみに、次号の表紙&巻頭カラーは『ゆらぎ荘』と『勉強』のコラボです。つまり、背表紙は幽奈さんがジャックすることになります。『勉強』邪魔だなぁ……(本音)。
 ちなみにちなみに、「ゆ」で主人公と言えば『勉強』の唯我もそうですね。さすがに無理でしょ。キャラの格がちげぇんだよ。恥を知れ恥を(デンデ)……というのは冗談で。いつか「ふ」が来た際、古橋師匠のせいで冬空コガラシが選ばれない事態になるはずです。
 ガチ予想をするなら「湯ノ花幽奈」「湯ノ花」「幽奈」の3つから1つ選ぶべきだと思うんですが、さすがに「湯ノ花幽奈」でいいっしょ。基本としてはフルネームでしょ。
 ……マジレスすると、「ゆ」はソーマくんとか、ユノとか揃ってる死のグループなんですが、うるせぇなぁ幽奈さんに決まってんだろ。

表紙

 『アクタージュ』。店頭で一瞬ジャンプどこか探してしまった。まさか舞台仕様のデザインになるとは思ってなかったもので。もうちょっと『アクタージュ』という作品全体についてのデザインになると思ってた。それは巻頭カラーの方でしたね。まぁ、よく考えたら、ジャンプの表紙って相当なことがなければ残らないものなので、こっちは意外とどうでもいいのかな。

読者プレゼント

 節分ということで鬼。なんだけど、節分ジャンプ発売日の前日ですよね。やるなら前号だったのではないか。まぁ、どうでもいいか。
 ダジャレはしょうもなかったです。ホメの意味ではなく。強調語としての「鬼○○」が便利すぎるのが良くなかったですね。
 「欲望にビ~ンと直撃」だけは評価します。

巻頭カラー『アクタージュ act-age』

 アバン。あのポーズのまま静止してたのかよ。なんか回想入ったりなんやかんやあったからあの絵は一瞬のものだと錯覚してました。
 見開きカラー扉。こっちが1周年らしい全員集合。宙に浮かばずに並んでる弟妹が好きです。
 あと、『アクタージュ』ニュースとして、週刊プレイボーイで水着グラビアとか。消防庁の防災ポスターに起用決定だそうです。どっちも意味わかんない……。ヘンテコな企画が連続しすぎやろ。なんなんだその2つ。初水着とか言ってるのも少し気持ち悪い。

 本編。演技に溺れた状態の話になるかと思いきや、「夜凪振り払えや」という話にシフト。そっちか。まぁ、クライマックスでキーになるのが主人公ってのは至って全うなんだけど。
 劇を完成させないと!!というサスペンスになると思ったら、ジジイに置いてかれる我々を代表するアラヤみたいに話になったでござる。そこはちょっと読んでて温度差あったかな。ジジイへの愛情はわかるけど、だからこそ劇を完遂しないといけない、みたいな話は劇の最初にやったからなぁ。振り払うのは可哀想だ、とかはちょっとピンとこない。「夜凪はよ」「なんでや」みたいなまま進んだ方がしっくりきたかも。
 どうでもいいけど、縁側のジジイがめっちゃ絵になるので、そこは掛け値なしに良かった。
 からの応援上映(舞台裏)。住田がんばれ!!って映画版『ヒミズ』思い出しました。あまりにてらいがない。まぁ、客席がアレやり出したとかだったら死ぬほど寒いので最悪の事態は免れたと思います。
 どんどん関係ない話にそらしますけど、生きるとは地に足着けて立ち上がること、というのは『ゼログラビティ』ですね。……ってよく考えたらさっきから映画のクライマックスの話しかしてねぇや。ネタバレやん。まぁ、今更ですし、いいか。面白いよ『ゼログラビティ』。今度のアカデミー賞で間違いなく何らかの賞を取る『ローマ』の監督作だよ。『ローマ』のせいで『万引き家族』が賞とれないよ。
 あーあとアレだ。だんまり決め込んでた夜凪(ジジイ)が、こっちが立ち上がったらやっと喋り出す感じは『さようならドラえもん』っぽくもあるのかな。まぁ、ドラえもんは心配して探しに来るからかなり違うんですけどね。
 関係ない話が多かったので、少しストレートな感想を書くならば、感動的な場面で登場人物が大声を出すのはダメな日本映画の予告編みたいで、やっぱアレだったと思う(観客がやるよかマシだけど)。劇中劇の方は静かで、最も感動的な場面こそ声のトーンを抑えてるのにね。これもアレか。バカでも分かるように。今年も大好きです。

J新世界漫画賞大募集中

 天才キャラがいいよ、という話。個人的に気になるのはマツキ先生の口から「メソッド演技法」が飛び出るかどうか。出ませんでした。『アクタージュ』本編でも出なかったね。話の流れ的に出てもおかしくなかったと思うんですが。

ONE PIECE

 サンジ変身。お約束として脱ぐけど、あれはサンジが自ら脱いだのかしら。
 前回の感想で「最初から変身して現れた方がいいんじゃね?」とか書いたと思うんですが、撤回。変身したあとのジェルマの格好がめちゃくちゃ有名なので、そば屋のサンジがどうこうよりも変身した姿が本分として受け取られるのね。そば屋は仮の姿みたいな感じで(それはそれで正解なんだけど)。
 ちなみにジェルマ戦隊におけるサンジの担当カラーは黒。黒足やん。偶然というか運命というか。実家を飛び出しても黒キャラに落ち着いてしまったのはジェルマの呪い……みたいに考えるとちょっと怖い。
 スピノサウルスの半獣モードかっこいいな。ぶっちゃけスピノサウルスはあんまかっこよくなかったんですよね。恐竜という事実だけで十分アガるんですけど。
 ロビンちゃん見つかる。スパイは得意だろ見つかんなよ、とか少し思ったけど、相手が忍者なので分が悪かったってことなのかな。
 打ち上げられたマム。よりによってチョッパーのいる組に見つかるんですね。運命だなぁw
 んで、記憶喪失。うまいこと利用してカイドウにぶつける感じになるのかしら。記憶がない間、喰いわずらいとか大丈夫なのかしら。あの発作は巨体故の食欲に由来するのか、何らかのマムの記憶(人格など)に由来するのか。

Dr.STONE

 平方タイトルロゴ今週も健在。あれっ、前回限定かと思ってた。別にパン編に入るわけでもないと思うので、今週で終わり? 船旅終わるまでずっとパン?
 本編。フランソワ。執事兼シェフらしい。漠然とシェフ呼んでもパンのプロかは別じゃね? と思ってたんですが、漠然と「何でも出来る」人であった。まぁ、本作ってそういう感じだよね。いいや。いや、いいのか? ぶっちゃけ千空が知っててもおかしくないネタだったかなぁ、という印象が少しある。超絶技巧というよりは知識による活躍だったと思うので。知識だけだったら千空何でも知ってる、みたいなイメージだった。
 性別不詳キャラを前面に押し出す感じはちょっとクドかったかな。あと、本作の世界だと性別はハッキリさせないと生活に支障が出まくると思うの。
 とりあえず、ドライフルーツ入りのパンはおいしそうであった。ブドウパン買ってこようかな(手抜き)。

ブラッククローバー

 ライアが逮捕されちゃったんですが、どうなるんでしょうか。震災で『ONE PIECE』のグラグラの実がどうなるかよりも差し迫った問題だ。
 アスタのおっぱい鼻血ギャグ。そうか、おっぱいには弱いのか。サリーちゃんに調べられたら大変なことになりそう。ノエル頑張ってw
 イントゥ「影の王宮」。入る際にみんなバラバラになって、という展開がちょっとアレかな。前にも見たというか。関係ないけど『鬼滅』でもやってたし。
 とにかく上の階に行けばおk、という『死亡遊戯』システムは分かりやすいというか単純で好き。バラバラ展開もそうだけど、ほとんどトーナメントとやってることは近いというか。
 んで、絵画魔法。見開きとかマジで圧巻ですね。前もそうだったし、夢世界のくだりでもそうだったけど、本作こういう絵的な物量でカマしてくることが多いですね。大変とは思うけど、マンガらしい盛り上げで好きです。

僕のヒーローアカデミア

 私の中で賛否両論のデク新能力。心操くん可哀想とか「説明どないすんねん」とかいろいろありましたが、あっさり解除でした。使いこなすのかと思ったけどやっぱちげーわ。ウヤムヤにされたというか、意外とメインテーマにならなかった感じ。まぁ個人的にはこのくらいで終わってよかったかな。
 モノマネは心操コピーが最強だし、それ対策してないデクチームには落ち度あるんじゃない? と思ってたらこれもやっぱちげーわ。お茶子は気にしてた。てか、心操くんの条件ってボディランゲージならノーカンなんですね。まぁ、ここらへんは考えすぎてナンセンスなんだろうけど。
 そんなモノマネの最後っ屁。牢屋に入ってもまだ仕事というか嫌がらせは出来る、というサプライズは良かった。あと、デクが一発喰らったコマに、2コマ先のモノマネの吹き出しが飛び出して解説してるのもマンガの良さが溢れてて好き。

センターカラー『問題の多い料理店』麻生周一

 スクエアでも読切が載って、それと本作が連動してるそうです。美食家サイドの話らしいので、オチで2作が繋がってーという感じか。面白いこと考えますね。大変だなぁ。
 本編。大発見みたいに言うことじゃないんですけど、麻生先生おもしれー。長年当たり前にいた存在なんですが、最近ようやくいない日常に慣れちゃってたんですかね。久しぶりに会ったら全然体が欲してたのかもしれません。もしくは、キャラとか大きな物語が特に必要ない読切なので、ギャグの純度が高く、手数も多いので当然面白くなる、みたいな理屈なのかも。よく分かりませんが、とにかく滅法面白かった。ギャグキャラがコテコテしてなかったのも良かったのかな。コテコテしたのも好きですが、とにかくギャグの手数で攻めてくる感じが気持ちよかったです。
 そして、ここまでギャグの手数で攻められると、感想何書いたらいいのか分からなくなりますね。セリフ引用して「○○わろた」って一言添える以外の手段が思いつかない。よく『斉木』の感想毎週書いていられたな。俺すげぇわ。
 まぁ、とにかく面白かったです。マジで何書いたらいいのか分からないので終わります。オチが連動してるって言ってますけど、別に本作だけ読んでも全然成立するレベルだとは思いますので、そこも良かったですね。少しオチが弱い気もするけど、連載の中の1話だったらこのくらいのオチでも全然気にならないと思いますし。

『呪術廻戦』

 ちゃんと先生たちが動く。京都のクソジジイも動く。ぶっちゃけ五条先生いたらハラハラ皆無だよねぇ。遠くても間に合っちゃうしーとか思ってたら、ちゃんとそこにも「でもムリデース」と理屈立てて来たので嬉しい。しっかりしてますわ。まぁ、よく考えると結界の理屈は分からないんですが、「特化してんなら仕方ねぇわ」みたいな納得はある。それと同時に、敵さんが「五条以外は誰が来ても怖くない」と言ってるのに等しいのでハラハラは増す。うまい。
 植物マンの言い分がエコテロリストで面白い。やたらと「星」とか言ってくる胡散臭さが良い。アオリで「星の守り人」って出てきましたが、それは『ドラクエ9』。正しくは星空ですが。

約束のネバーランド

 ノーマンプランに違和感が残るエマ。読者の勘ぐりレベルかと思いましたが、今回は割と明確でしたね。そして、それが掘り下げられないまま話がどんどん進んで、エマも「まっいっか」的にひととき幸せを味わい出すので不気味。夜ノーマンがこっそり起きてエマの寝首をかこうとしても驚かないレベルで不気味。具体的に何がとかはないんですが、とにかくイヤァな感じ。このみんな喜んでる中の「いやちょっと待ってよ」と置いてかれる感覚。そのままエマも飲み込まれていく感覚、すげぇ良いですね。
 サブタイが「よかったね」で、劇中にも何度も “よかったね!エマ” とか、 “よかったぁ” と出てくるんですが、言葉の意味とは裏腹にとにかく気持ち悪い。「ありがとうアイアンナイト」に似た気持ち悪さがある。
 そんな気持ち悪い状態で、意味深に “ノーマンのこと何て呼べばいい?” と出てくると、やっぱこいつはノーマンじゃないのか? みたいなことも勘ぐってしまいますね。まぁ、これはテキトーですけど、とにかくすべてがウソ臭く見えて仕方ない。

鬼滅の刃

 カラス部隊で屋敷のマッピング。指揮官とか後方支援キャラがいるバトルマンガも最近では珍しくないですけど、ここまで地味な作業を大ボスがやってるのがフレッシュ。ちょうど今週の『ブラクロ』で似たようなマップの重要性については語られましたが、魔法一発で済んじゃうのに比べると本作の地味さはやっぱり面白い。プリントの裏面にあの模様描いてお館様ごっことか捗りそう。
 んで、善子ちゃん。ディスのキレが良い。とりあえず口喧嘩が強くなってる。かっこいいのは間違いないんだけど、やはり睡眠剣士というキャラには限界があったか……という気も少し。まあ、既にかなり怪しいラインまで来てたとは思いますけどね。『ONE PIECE』くらい脇役だと何とかなるんだろうけど。

チェンソーマン』

 サブタイが「チェーンソーVSコウモリ」。えっ、チェーンソーなの?? 謎い。どっちなんだよ。シマヌかよ。
 本編。デンジのモブ女性の助け方がひねくれてて良い。ひねくれてるけど、あの状況に置いては最も合理的だろうな、と思えるのが良い。そのあとにモブ男性をどうするか、って話に繋がるのも面白いですね。
 まぁ、ただ、ぶっちゃけた話、どうせ男も助けるんでしょ? と思わなくもないので、あのくだりは笑う一方で、少し冷めないこともない。
 んで、チェーンソー(間違ってない)頑張る。特に必殺技に開花したりしないのが良かった。気の利いた戦術も特にない、というバランスはなかなか新鮮です。ここまで絵に特化したバトル珍しくない? すごいと思う。言葉とか一切なく進むので、最後の最後の「コウモリの悪魔撃破ッ!」がクソダサくて泣いた。あれはアオリってことになるのかしら。そうだよね? 邪魔だなぁw

『獄丁ヒグマ』

 コバタの顔出しは笑った。野球部かよw(いや知らないけど) あんだけのことがあって、あんだけ語っておいて、別れ際は “また明日学校でな!!” と平々凡々なのは笑う。
 こないだも書いたかもしれないけど、今回のボス戦、バトル的には特に強敵という感じでもなく、バトル展開はシンプルなんですが、その周りの部分でいろいろ語ってきましたね。そもそもアヤハが直接バトルはしないけど……という立場なので、そこらへんの兼ね合いもあるんでしょう。結構じっくり、丁寧にやってたのが面白かったです。独特なリズムというか。
 地獄トレーニング。デコピンした人(?)がエンマなのかと思いましたが、違った。別に師匠的なキャラがいるのか。デコピンは「手」なので気が利いてますね。
 んで、エンマ登場。気づかなかったのか初なのか知りませんが、足枷してるんですね。そもそものエンマ知識が足りないので、本作独自の解釈なのか判断ができない……つれぇわw

『ジモトがジャパン』

 長崎。佐世保バーガー争奪戦。マンガだとありがちなレース展開なんですけど、トキオの初手が “そんな競ってまで食べてぇ?” なので笑った。やはりトキオは良い。好きだ。今回の根幹をつくような容赦ない一撃。読みながらお約束として処理してたので「言われてみれば別に……」と激しく納得。
 他にも “味気のない無骨な校庭……” とかも良いんだよなぁ。話の流れ的にそこは拾わなくてもいいんだけど、流れの邪魔にならない程度に拾う。ツッコミが入ってからボケに気づくことってあると思うんですけど、それですね。
 第6の関門でネコ出てきましたけど、長崎ってネコが有名なんですかね。ググったらそれっぽいので出てきたんですが、ネコ程度だったらどこでもよくね……とか思わんでもない。東京だって谷根千とかあるし(マスラオの谷根千評は聞いてみたいw)。
 オチも良かったんですが、長崎の名物の多さに驚いた。食べ物だけであんだけネタあるのか。どうでもいいけど、マラソン中にカステラは死ねる。

ぼくたちは勉強ができない

 唯我の推薦取り消し。大森くん、盗み聞きだったのね……。友達だから教えてもらってたんだと思ってた。泣ける。
 先生が学園長に “…何故そんなに簡単に聞き入れたのですか?” とか、 “彼ほど他人と真摯に向き合い寄りそえる人物は稀有です” “少なくともそこは評価されるべきかと” と半ギレなんですが、辞退だから的外れじゃない? 学園長は「私に言われても……」でしかないと思う。評価がどうこうとか関係ないじゃん。評価はしてるよきっと。
 前に「わざわざ進路を変えるってことは目標は教師じゃないな」と書いたらコメ欄で「教師だから進路変えるんだろ」と言われたことあるんですが、それの再現が本編で描かれてるので笑った。私とうるか&師匠がシンクロしたw
 ぶっちゃけ、 “俺…要領悪いからさ” “やるからには本気で覚悟決めてやらなきゃ” とあるのと、受験のためにバイト増やすのは矛盾してる気がしないでもない。間違ってないような気もするけど。
 唯我ロスで幻覚を見る師匠&うるか。笑える場面ではあるんですが、うるか嬢はこの先留学するわけで、そのときヤバくない?? と心配になってしまうw これ以上の別れが彼女には訪れるんですよ。果たして大丈夫なのか。
 リズヘッドは甘えさせる云々の経験をしてるので、唯我に対して見上げる以外の視点を持ち合わせてる、というのは良かった。今回の唯我のドラマもそうだけど、いつもと違う視点を持つことは大事。
 んで、グレートティーチャー唯我は続行。ただ教えるだけの一方通行ではなく、国語、数学は2人に教えてもらう、みたいな教え教えられの関係にステップアップした方が個人的には好みだったかな。……まぁ、それだと1人ハブられちゃうので無理なのも分かる。

『ne0;lation』

 准教授逃げててわろた。あの状況からどうやったら逃げられるんだ。どうやったら逃がせるんだ……。主人公たちは正義の味方じゃないので直接捕まえない、ボコるだけボコったあとは放置で警察に任せたから逃げられた、とか??
 自殺まで追い込む洗脳の手順が気になってたんですが、まさかの脅迫なので引いた。思ってたのと違った。劇中にもあったけど、果たしてそれは洗脳してると言えるのか。
 んで、ボスキャラっぽいのが出てくる。先ほどの犯罪プランはその人のものらしい。『金田一少年の事件簿』的なアレ。てか准教授、AI以外にも操られてるんじゃねぇか。
 結局准教授は殺される。直接殺しは見せないけど、サンダルを見せることで間接的に見せたのはキレイでしたね。まぁ、せっかく溶鉱炉に落ちるんだから親指立てるくらいはしてほしかったんですが。『レディプレイヤー1』見習えよ。
 てか、なんで殺したんですかね。というか、なんで助けたか。准教授がゲロって警察に存在を気づかれるのを恐れたのかしら。それなら分かるけど、そうなるとわざわざマークを警察に見せたのが謎い。まぁ、助かったと思って安心してるところを殺したい、とかの可能性もあるんですけど。まだキャラクターが分からないので分かりません。

センターカラー『ゴールドキッド~金童と呼ばれた小学生~』長田憲之介

 左ページ始まりがアバンで、2ページ目がカラー扉。ちょっと珍しいですね。まぁ、ギャグなのでわざわざ扉で1ページ使いたくなかった、とかそんなんかもしれませんが。
 本編。1位になると金とウンコが出る。小5でこれはつらい……。オムツもなぁ、小学生だとズボン脱ぐ機会も多いし。トイレも体育も大変w
 金は稀少だから価値があるのであって、それが無限に湧いちゃったら世界的に大変なことになる。まぁ、そんなリアルなこと考えても仕方ないんですけど……と思ったら“小学生から金なんか買い取れねぇよ!!” とリアルな話になったので笑った。金って売るの大変らしいですね。証明とかいろいろ手続きがあるらしい。道ばたで金塊拾って案外嬉しくないらしいよ。アクセサリーとかにするならいいけど、そうすると逆にお金が減る。つれぇわ。
 個々のギャグが面白くて、それがポンポン出るし、言葉遊びとしてうまかったりしてすごい満足なんですが、 “シャコ食べれませーん” “流行ってた動画みたいに言うな!” で、急に「ごめんな……おじさんそれ知らないんだ……」と悲しくなったw 『斉木』もそうだし、それ以上に『リコピン』連載中がこの現象多かったかな。死にたくなる病はらんでる。
 金と雷ってのはちょっと『ONE PIECE』思い出しちゃいますね。晴れろ。
 終わり。良かったです。面白かった。好きなギャグ全部あげろって言われてたら、長くなるのでイヤですと拒否したくなる程度には良かった。まぁ、一番はやっぱ小学生は金売れないのくだりですかね。急にリアルw

センターカラー『火ノ丸相撲

 カラー扉。「復活!!」とアオリがついてるように爽やかな笑顔を見せる火ノ丸くん。これめっちゃ良い。大相撲編の名刺代わりになるような1枚になるんじゃないかしら。
 本編。刃皇の水ピシャ。さすがw とファンとしては笑えるけど、これは荒れるだろうなぁ。ヒンカクガーとなるのは必至。リアルの方でもなんか見覚えある光景だしなぁ(さすがにここまでではないが)。
 そんな刃皇に言い負けない加納くん。今週は『鬼滅』もそうでしたけど、こういう悪意丸出しの罵倒がかっこよく決まる作品多いですね。特に “大相撲に未練が残っちゃいますねぇ” は論理としてもバッチリだったと思います。今週の優勝は加納くんかな(大会じゃない)。

ハイキュー!!

 やたら後ろにいると思ったら露骨に下書きがあったので笑える。分かりやすいよ。あと、下書き赤葦すき。
 盛り上げ上手で客のテンションも上げ、敵も味方も調子よくさせる木兎マジック。からのサーブでフェイントはえぐいわw 空気を支配した状態でのフェイントなんて強いに決まってる。
 一方、八もフェイント(過言)。スターだからこそ、この試合の主役だからこそ成立するフェイント……という前提で主役争いをしてるようで面白いですね。そもそも日向が囮として機能するのがメインテーマ(今はそれだけじゃないけど)な本作はこういうフェイントみたいな演出がうまいよなぁ。マンガとバレーという組み合わせがバッチリなのでは、と錯覚してしまうレベル。ページめくったら……という読者が唯一行う能動的なアクションに対してキレイに騙してくる。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 ゆらぎ荘での3人。私が修学旅行に対して思う「本質的にはどうでもいい話」というのはこういうことです。この3人が出てこない。
 本編。幽奈さんから “…やめませんか?” 。ぐああっ、これ言うの幽奈さんだったかw 予想が外れました。確かに幽奈さんだったらこれを言える立場ですね。逆に言うと、ここでも出遅れた千紗希ちゃんマンは反省文な。まぁ、幽奈さんが切り出す直前に “ちょっ…” を言い掛けてるんですよね。その気持ちはあった。あったけど、少し出遅れた。踏ん切りが悪かった。惜しい。まぁ、幽奈さんが言った方があのメンツを黙らせるのには効果的だった気もせんではない。
 『勉強』みたいにコガラシロスみたいな話になるのかと思ったら、雲雀ちゃんたくましいw 何やかんやめっちゃ楽しそう。それでいて、真っ先に踏み出す人、という点で実に雲雀ちゃんらしい行動とも言える。雲雀ちゃんこそが『ファーストマン』。今週末公開!!(観たい)
 コガラシ兵藤のラブラブデートが見れるかと思ったら、ユウミヤの2人であった。雲雀ちゃんに遅れは取ったけど、どこでもドアがあるので余裕。ずるいなw
 夢咲先生は分かるけど、酌人&流禅はビックリした。まさかのこのタイミングで出てくるとは。てか、流禅は超重要キャラっぽい割になかなか再登場しないという印象だったので「やっとか!」だけど、酌人の方がマジ意外。玄士郎様みたいに憎めない奴みたいなイメチェンするのだろうか。しないだろうなぁw 話にバトル的な盛り上げを用意するために登場してバイバイキンする感じなのだろうか。何にせよキャラの立った感じだといいな。悪役として結構好きです。
 パワーインフレに置いてかれる流禅、というネタは笑った。久々の登場というのを考慮しても、いろいろ変わりすぎだよなぁw 私も流禅抜きで幽奈さんの自分探しをやっちゃうとは思わなかったです。まぁ、まだ全部終わったとは言えないかもしれないけど。
 夢咲先生と流禅のコンボ。サキュバスラプラスで未来のシミュレート。すごい腑に落ちるコンボ技だ。あくまでも「望む未来」らしいので、それなら夢咲先生だけでもいい気もするんですが、少なからずの可能性がある未来に限る、みたいな感じなのでしょう。ラプラスの魔によってその「あり得る未来のうちの1つ」を再現してくれる、とか。
 冒頭の場面で、コガラシくんに普通の修学旅行をさせてあげる役割じゃなかったら千紗希ちゃんマンにはもう何も残らないよ……とかマジで思ったんですが、残ったものありました。妄想。妄想劇場レベル100の開幕であった。そ、そうきたかぁ!
 んで、一枚絵じゃ終わらない妄想スタート。10年後であった。完全に事後。千紗希ちゃんマンは全裸。コガラシくんはパンイチ。そのまま寝たのと、一旦ベッドから離れた後に再びベッドに戻って寝た、みたいな感じだろうか。なまなまc。
 寝起きコガラシくん。パンイチのまま朝食の準備とかなかなか眼福である。てか、当たり前に朝食作る感じがさすがの王子様感。まぁ、あの家がコガラシくんちという可能性もあるけど。
 ということで、あるかもしれない10年後。やっぱどうしても幽奈さんがどうなってるのか気になるのですよ。裸で寝るような関係になるってことは幽奈さんとは別れた、成仏したってことなのかしら。百叡の一件で幽奈さんとの関係は10年くらい余裕、みたいな結論になりましたけど、それだと2人が離れて暮らすのは考えにくいんですよね。まぁ、夜だけ恋人の家に行って……みたいな可能性もあるけど。結婚はまだしてないよね。
 てか、こういうこと考えてると改めて思うけど、幽奈さんってドラえもんだよなぁw
 あと、気になるのは夢咲先生だけが見せた理想の夢ではない点。あくまでもラプラスの魔が絡んだ可能性の1つ。ドクターストレンジがサノス打倒のために無数の未来を予知したのと同じで(余計な文章)、千紗希ちゃんマンの勝因はこの未来に隠されてるのですよ。そうすると気になってくるのが、未来コガラシくんの “もしかしてまた修学旅行ん時の夢見たのか?” “ふぁぁ… 修学旅行なんてもう十年も前のことなのにな” 。説明セリフと言ってしまえばそれまでですが、10年後の2人にとって「あの修学旅行」が特別な存在であることが分かると思います。イチャイチャ関係になった後も何度もその思い出話をしているのでしょう。真面目に考えるなら2人が恋愛関係に入ったのが修学旅行ってことになるんじゃないかしら。そうじゃなくても、恋愛関係に入る上で大きなキッカケになった何かが修学旅行であったのではないか。まぁ、「金閣寺の前で変態仮面になったよな」「やだもー」という可能性もあるんですがw ただ、この10年後の2人だったら「またやるか!」「しょうがないんだからー」とかなってもおかしくないと思います。ねーよw
 てか、この夢占いサービス、幽奈さんが「私にもやってください」とかなるんじゃないだろうかw ただ、話として冗長なのでないかな。幽奈さんは特別なので何やかんや理由を付けられて断られるのかな。夢咲先生はドンマイ。ただ、自分で好きな夢を見てるくらいだから可能な気もしないではないです。

食戟のソーマ

 オカマと料理って『ONE PIECE』みたいだな。ちょっとどうなの、みたいなラインの話ではあるんですが。オネエもなぁ、あまり好きな表現ではない。
 とにかく、アルディーニ兄弟。どうでもいいけど “さすがひさこ!!” がめちゃくちゃ可愛い。
 拉致られたイサミくん。どうせならイサミの包丁もぶん取って朝陽に献上しろよとか思いましたが、まぁ元々ダーティな世界で活躍してる人ですし、そういう人たちをこういう場に引っ張り出したらこういうことにもなるよね。運営が悪いw
 てか、タクミくんと刀狩りっつったらやっぱ美作くんじゃないですか。そんでイサミ不在でしょ。これはもうイサミくんをトレースした美作くんが登場するに違いない!! と思ったらソーマくんでした。……いや、まだ顔が見えてないからアレが美作くんという可能性も捨てきれないかもしれない。センターカラーで美作くんどーん!! が見たいなぁw(カラーはどうせバレンタインネタだろうけど)

ルネサンス美術入門

 『考える人』。『地獄の門』の一部ってのは知ってたけど、上野にあるってマジか。静岡にもあるってマジか。そんなホイホイあっていいものなのか。肝心な知識が欠落していた……。調べてみたら世界に7つあるそうです。この世はでっかい宝島感がすごい。

『思春期ルネサンスダビデ君』

 フランクフルト、リンゴ飴、鯛焼きウルヴァリン持ちするヴィーナスさんで笑った。どれも重量がすごいやつw
 ……ちなみに、あの持ち方をバルログ持ちと呼ぶ人もいるみたいですね。
 なんか知らんけど、この夏祭り、美術ネタがやばい。手数がすごい。ちょうど20話だし、最終回として出してもいいように、みたいな話だったのかしら。とりあえず、ハトのお面が分かんないです。いや、ハトなのかも分からない。
 んで、大ネタはヴァンダイクの『ピエタ』。ミケランジェロの『ピエタ』しか知らないでござる(射的にあった)。調べてみたらモナさんも良い仕事してるんですねw
 どうでもいいが、今ヴァンダイクと聞くとディックヴァンダイクしか思い出せないです。『メリーポピンズ リターンズ』面白いよ。

次号予告

 次号は土曜発売になります。土曜更新は深夜でも無理じゃないかなぁ。
 バレンタインでいろいろ企画があります。とりあえず『ゆらぎ荘』が表紙らしいので嬉しい。表紙と巻頭カラーが『勉強』とのコラボになるのは分かった。気になるのは巻頭に本編が掲載されるのがどっちかだ。戦争やぞ……とか言って蓋を開けてみたら『ONE PIECE』だったりしてw
 てか、マジレスすると、『ゆらぎ荘』3周年、『勉強』2周年のタイミングをこういう色物企画で処理されたんだからちょっとアレかもしれませんね。単独でくれよおお。『勉強』はアニメ開始のタイミングがあるからいいけどさあああ。
 その他バレンタイン用の企画があるんですが、去年の夏の合併号であった「ガールズイラストブック」とメンツが激しく被ってる。ジャンプ編集部における手頃な女というのが分かってしまう。
 ということで、なんで田村先生いないんですかねぇ。呼んでこいよクソが!!(おじいちゃん田村先生の読切ならこないだ読んだでしょ)
 あと、『ゆらぎ荘』で人気エピソード投票が開催されるそうです。人気キャラは結果が平凡すぎて中止なのかなw ファンの暴走気味な疑似戦争みたいな路線は『勉強』になるのでしょう。『ニセコイ』の系譜を感じる。ちなみに、私が入れるなら「ストップできない雲雀ちゃん」。
 てか、バレンタインといったらコスプレグラビアですよね。今年はダメだったか。1年経って音沙汰なしなので、もうないかなw 『ニセコイ』が年末にやりましたけど、あれをカウントしていいかは悩みます。

目次

 ジャンプバースデー。読者いました。セーフ。読者はいたけど、2月生まれのキャラが少ないのか、スペースが少し余っちゃってます。2月は不遇の月……(2月生まれ)。

新年会、毎週編集部に顔出してるため最もレア度が低い作家と称され泣く。 <タツヤ>
(『アクタージュ act-age』)

 漫画家の常識を知らないんですが、それにしてもこれはすごい気がする。担当と打ち合わせってことだと思うんだけど、担当の方が足を運ぶもんなんじゃないのかしら。

空前の犬ブーム!!周りでみんなが「ワンチャン」「ワンチャン」言い始めた犬ブーム
(『ONE PIECE』)

 尾田っちもオッサンやな……としみじみ感じられて良い。そもそも「ワンチャン」がそれほど新しい言葉ではないというのがまた。

お義母さんが送ってくださる「嵯峨乃焼」というお煎餅が美味しい。冬は特に…!
(『ブラッククローバー』)

 間接的な愛妻ネタ。こんな切り口があったとはw

22巻超豪華!葦原先生のまさかの寄稿、別天先生の妖艶画、あきやま先生の四コマも!
(『僕のヒーローアカデミア』)

 これは葦原先生が『ヒロアカ』スピンオフを始めるフラグ!!(死ぬわ)

仕事場の引越しとともに漫画道具一式を捨てたせいで色々苦労して描きました
(『問題の多い料理店』)

 漫画家引退なのかと思ってビビった。デジタル化とかそういうこと?

帆上先生は自分に一番最初のファンレターをくれた方でした!会えるとは…感動
(『鬼滅の刃』)

 衝撃。なにそのいい話。本号で一番驚いたわ。

新年会すごい経験すぎて帰りのハイヤーで思い出し泣き。運転手さんごめん。
(『獄丁ヒグマ』)

 帰りの車の中で泣いてたらビビるわw
 ……とか笑って終わりそうな話ですが、そりゃ泣くわ。納得だわ。

シーリングファン触って遊んでたら娘に「危ないでしょ!」って怒られた。立派になって…
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 強い……強すぎる……。筒井先生も可愛ければ娘も可愛い、関係性も可愛いという三点同時攻撃。
 マジレスすると、子供がマネするといけないのでやめた方がいいと思うw(高くてマネできないだろうけど)

愛読者アンケート

 読切。麻生先生じゃない方について。キャラ、絵柄、話について。話の印象に「暗い」という選択肢があるのでちょっと笑った。ギャグなのに暗いわけないだろーと思いそうだけど、主人公がひたすらひどい目にあう話なので「暗い」もあり得ますね。
 『斉木』について。どこくらい読んでてたか。本誌の範囲では全部読んだと思う。読切連載? みたいな頃から。ブログやってたかは、感想全部書いたかは少し怪しいかも。
 ジャンプスクエアについて。『ワールドトリガー』の名前があるのが面白い。まぁ、これはスルーできない事件なので納得ですけど。

総括

 ふむ、終わった。月曜深夜更新は3週連続だけど、24時の壁がしんどい。しんどいわし。

 今週のベスト作品。読切と言いたいところだけど、『約束』。モヤモヤしたまま話がそれて、そのまま終わる。週刊連載ならではの消化不良感が楽しかったです。
 読切2つは次点。

 ベストコマは『火ノ丸相撲』のカラー扉かな。あれシンプルでめっちゃ好き。前から思ってたけど、火ノ丸くんはネコヒゲで可愛い。

 最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こちらー。

  • 流禅 『ゆらぎ荘の幽奈さん
    • お前出てくんのかいっ!!! と心底驚きました。再登場嬉しいです。待ってたんだぜ。出番もまさかの形でありました。もっと幽奈さんの真相に肉薄するシリアスパートの権化みたいな印象だったけど、まさかの妄想劇場のブースト役w

gohomeclub.hatenablog.com

アクタージュ act-age 5 (ジャンプコミックス)

アクタージュ act-age 5 (ジャンプコミックス)

アリスと太陽 2 (ジャンプコミックス)

アリスと太陽 2 (ジャンプコミックス)

アリスと太陽 3 (ジャンプコミックス)

アリスと太陽 3 (ジャンプコミックス)