マガジンSPECIAL (スペシャル) 2012年 6/5号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 雑誌
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先月に初回の感想を書いたんでね、今月も書こうかな、なんて。まぁ、月一だから楽ですし。しばらくは続けようと思います。
今月も一挙2話掲載という太っ腹仕様。今週はマガジンの方で『生徒会役員共』がセンターカラー&一挙3話という事態だったので、わずか4日の間に氏家ト全の新作が5話も発表されるという大事件。ゴールデンウィーク返上でしょうか。本当にうれしいです。
2話掲載の前に「わかりやすい前号の復習」というページが付いております。マガジンスペシャルってほとんど読んだことないんで慣習がわからないんですが、異例なんですかね。復習するほどの内容はなかったんじゃないかなぁ、なんて思ったりもするんですが。
第3話「ストライプメガネ」
1コマ目から犬の名前が発表。やっぱり「プチ」でした。アホの子ハナの「名命」です。理由は「小さいから」。これにはコンスタンツも「完全に将来性考えずに名付けたわね」。『ハナとプチ』の頃にはヒカリが指摘してましたね。
↑『ハナとプチ』時の指摘*1
ちなみに、ハナとコンスタンツの服装が同じなのであれは陽汝学園のジャージなのでしょうかね。制服の本編デビューはまだです。まぁ、今月も表紙でトリオショットがありますけどね。
片岡ヒカリの感情の起伏が大きいですね。ボケを誘発する隙の多さといい、歴代のツッコミ陣を連想してしまいます。イイ傾向ですね。矢野アキっぽくもあれば、ポジション的には男主人公陣のようでもありますね。
物語的にはヒカリのパンツが紛失し、下着ドロ発生か?と思ったらハナが穿いてましたー、っていう。タイトルは縞パンのことです。
↑『ハナとプチ』の時はヒカルのブラが被害に*2
今月もハナの「らめ―――っ」がございます。「女子寮に1匹の雄が!」っていう設定をドストレートに扱ったシーンですね。四つん這いの状態でケツをペロペロされる、というシーンは氏家ト全作品にしては結構お色気度数の高いシーンなのではないでしょうかね。
おまけにパンツですし。こりゃぁ、3話目にしていきなり最終回かぁ〜。まぁ、むき出しのパンツというのは今までにも何度かあった描写ではあるんですけどね。ただ1コマ、ドアップとはいえハナが着用中のパンツが描かれたのには驚きました。過去作とは一線を画するように思いました。
そして、ラスト1ページのオチ。この落とし方は懐かしいですね。偶然やらで勘違い系のエロボケがツッコミの身に降り懸かる、っていう。振り回され慣れてないのかヒカリの訂正が必死でよろしい。マサやタカ兄だと半ば諦めてる時あるからな。
第4話「淑女達の夜」
パジャマで女子会。ヒカリはあまり乗り気ではない。対照的にノリノリやコンスタンツがとてもイイ。むしろハナが巻き込まれたんじゃないか、とすら思ってしまう。
ハナの寝間着がお馴染みの牛柄・・・・・ではなくハート柄。
3話掲載時のコトミが似た柄ですが、あちらは牛?
いつの間にかプチがしっかりと調教・・・・躾られてます。おすわりはマスターしたようです。
そして、夜食&恋バナへ。後で触れますが、今週は恋バナが熱いな!
ちなみに、ヒカリは体重がコンプレックスのご様子です。『ハナとプチ』時と違い、3人娘の中に巨乳がいないので、お馴染みの巨乳ひがみネタが出来ませんね。
トークテーマ「色気のある話」。
ハナはオープンブラ着用をカムアウト。ヒカリに「どうでもいい」扱いされてましたが、どうでもよくないです。『ハナとプチ』時はノーブラと思われたハナがブラをしてるんですよ。これはこれは。
コンスタンツは過去に告白されたことが幾度もあるとカムアウト。これまた氏家ト全作品としては少々異質な味わいですな。告白はすべて断ったそうですが、こういう異性との色恋沙汰をサラリと醸ち出すとは。本作はややイレギュラー世界観に思えます。
コンスタンツ「お堅いイメージついちゃったぜ」、ハナ「パネェー」って会話のトコ、なんかすげぇイイな。4話開幕のツーショットといい、2人の仲良し感はサイコーです。早くもハマりそうです。やはりアホの子はイイですねぇ。
ていうか、ヒカリに好きな人がいるのか!!? なんだあの描写は。なんなんだ。気になりすぎるぞ。
ヒカリみたいなキャラに想い人がいるとなると、この先の展開がまったく読めません。こんなの見たくことない。幼い頃に離ればなれになった幼なじみでもいるのか? 中学時代の同級生なのか?? 今後そのヤローは本編に出てくるのか??? 気になるぜええぇぇぇぇぇ。
まだ4話しかないものの、本作の魅力は男キャラ(人間)不在の空間で繰り広げられる女のホモソーシャル感にあると思われるのですが、たしかに女のホモソーシャルを描く上で異性との繋がりを持つ存在というのは効果的だと思います。ヒカリに対するハナとコンスタンツの反応の変化というのが楽しみですね。
まぁ、好きな人が本当にいるというのならば。
そして、2人に振り回され、ツッコみながらもどこか居心地の良さを感じ始めるヒカリ。デレた!!
ツッコミというポジションに居心地の良さを感じるというのは大変良いですね。やはり振り回される相手というのが同性というのが他作品との違いでしょうね。
そんで、「下の名前で呼び合わない?」とヒカリから提案するとか!! デレッデレやないかいっ!! ヒカリから3人の関係性に変化をもたらすというのは味わい深いですね。成長を遂げた時のような感動すら湧きました。そんなデレを花園さんに一蹴される。ツッコミはアホの子には勝てないものなんですね。
物語と違った部分なんですが、気になった描写がありまして。コンスタンツの寝間着。ワイシャツon白レオタードという例のヤツ。レオタード自体はいいんですよ。気になったのは、座った時の股のアップ。ヒカリは完全にスルーしていたものの、「※レオタードです」との注意書きが。先月の「スチームガード」や3話の縞パンの「アップ」といい、この手の描写の頻度が止ん事無いですな。まさか『プチたん』ではこの手のちょいエロ(一歩手前?)な描写が毎回入れられるのか? だとしたら、氏家ト全のネクストステージ始まったな、と感じざるを得ないですな。今までの考えからするとまったくのイレギュラーです。なんてこった、来月が楽しみじゃねぇか。
まぁ、そんなワケで、3話と4話でした。
先月の感想の時に「氏家ト全作品はスロースタートだから最初はピンとこなくて当然」みたいなことを抜かしましたが、あれっ、3話目にして既に安定感のようなものが感じられますね。てか、超楽しいですね。『プチたん』の世界観というものが見えてきた気すらします。
先月は初回ということでキャラの紹介などがあり、多少のやりづらさがあったのかもしれませんね。今回は2話とも、ほとんど3人しか出てないですからね。3人の個性が見えてきて、3人の、引いては作品全体のグルーヴが形成されてきたと思います。
来月も楽しみですね。来月からは1話掲載になるんでしょうかね。2ヶ月連続で一挙2話掲載という甘やかしを受けたので、じらされてる気分ですね。さすがに来月はまだ寮を出たりはしないでしょうかねぇ。もうちょっとあまてら荘でしょうか。呼び名が変わり、3人の関係性がどこへ進んでいくのか楽しみでなりません。
ここ1ヶ月の『生徒会役員共』近況
『プチたん』の感想は書くのに『生徒会役員共』は書かないなんて納得いかないな!という声がワタクシの中で上がっているので、ちょっと書きます。
って、「ちょっと」のつもりだったんですが、ここ1ヶ月の『生徒会役員共』は『プチたん』の比じゃないほどに激動の展開でして。イベントが盛りだくさんでした。ということで、羅列します。ネタのチョイスはワタクシの中での衝撃度基準です。
- 氏家ト全スカイリムにハマる
- 萩村スズの身長が130cm前後と明示される
- センターカラー&一挙3話掲載。
の3つなんですが、3つ目が衝撃的すぎるので、それが中心です。
淡泊すぎる目次コメントでお馴染みですが、スカイリムにハマられたそうです。やったことないですが、ちょっと気になってきちゃったじゃないか・・・。
伸縮自在と言われる程にブレのあるスズの身長ですが、数字との比較が明確に提示されたのは衝撃です。ジェットコースターよくやった!!
んで、例の3話掲載。センターカラーも期待してたんですが、アニメの告知だけでした。正直ガッカリ。でも3話掲載が素晴らしすぎたのでなんだっていいです。
今度のアニメは当面のラストエピソードになりそうなので、花火大会に全員集合するみたいですね。横島ナルコ、出島サヤカ、スズママというスリーショットは圧巻ですな。
3話掲載でまず驚いたのが、連作であったこと。前半の2話(#181と#182)ではスズとアリアが一切登場しないというイレギュラー回。シノvsウオミーが熱いっす。ニヤニヤが止まりません。
また、#181の扉絵のシノは「津田家に押し掛けるか思案中」の姿かしら。なんともいじらしいじゃないですか。4コマ以外で物語を背景を語るとは、なんともウルトラCな技ですね。
そして、#182のラスト「正しい恋バナ」。
魚見「ひょっとしてタカ君のこと・・好きなんですか?」・・・・・ってオオォォイッ!! 恋バナが正しすぎるよっ!!! 本気でドキッとしてしまったじゃないか。なにかが変わってしまう、そんなハラハラすら感じました。タカ兄のフラグ争奪レースはウオミーという起爆材の投入により荒れに荒れてますね。スゴイ・・・ウオミーがここまでの台風の目になるとは・・・・。
#183では、そんなシノっちウオミーに負けじとスズ参戦。来宅した途端にデレッデレやないかっ!!! いくらタカトシでも気持ちに気づかれてしまいかねない。ていうか、あのやり取り的に「スズ→タカトシ」という気持ちは生徒会的に周知の事実なのでしょうかね。アリアはともかく、シノまで理解してる風、スズも理解されてるを自覚してる風だったのですが。
あと、物語上は触れられなかったんですが、津田家宿泊時にシノが着てた寝間着ってタカトシのものなのでしょうかね。コトミの物の可能性もあるのですが。
ワタクシの乏しい記憶力だと過去の津田家のパジャマを思い返せないんですよねぇ。非常に気になりところでした。
まぁ、ということで、『生徒会役員共』の近況、というか3話掲載の話でしたー。楽しかったですね。
来月、『プチたん』の感想を書く頃には『生徒会役員共』の単行本7巻の表紙が明らかになってるんでしょうかね。今度は誰でしょうかね。ウオミーが出ちゃったんで、生徒会関係者はもうネタギレかと思いますが。生徒会以外の人選で考えると三葉ムツミが強いかと思うんですが、役員という立場から五十嵐カエデor畑ランコあたりもあるのかなぁ、なんて思ってる次第であります。
あとは、表紙のポーズが気になりますね。「6」があまりに変化球でしたので。左手の人差し指と親指をピンと張り、人差し指を地面に向けるようなポーズなんてどうでしょうかね。
まぁ、その辺についても続きはまた来月です。よろしくどーぞ。
- 作者: 氏家ト全,週刊少年マガジン編集部
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: コミック
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