北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年19号の感想

 また土曜になってしまった。もう癖になってしまった感ありますね。困った。ちょっと時間の問題ではないですね。まぁ、ここでグチグチ言っても仕方ないんだけど。

 はい、ジャンプ19号。『ONE PIECE』も『HUNTER×HUNTER』も休載です。

背表紙

 1984年。フォント変わりましたね。色とかじゃなくて形が。すごくカクカクしてる。あと、「ジ」の濁点が星じゃなくなったのも大きいかな。正直あれダサかったと思う。
 番外編。1984年とは。
 1984年。アップルから初代マッキントッシュが発売されました。それと同時に食べる方のマックの創業者レイ クロックが亡くなりました。「えっマクドナルドさんじゃないの?」って思った人は映画『ファウンダー』でも観ると分かりやすいと思います。
 映画『ターミネーター』の全米公開が1984年。キャメロン印、シュワ出演の新作が計画中だそうです。ちなみにワタシは『3』『4』『新起動』どれも大好きです。特に『新起動』とか最高。何なら1作目より好きです。
 なので、当然カイル リースとT-800がロサンゼルスで戦ったのも1984年です。カイル リースがせっせとジョン コナーを仕込むのも84年。「おいおいエロいシーンあるなんて聞いてないんだけど!?」でお馴染みのアレ。親と観たことあるわぁw
 84年誕生で一番有名なのは金正恩になるのかな。意識したことなかったけど、めちゃくちゃ若いですね。蒼井そらより年下。
 現在の角界ブームの火付け役ともいえる日馬富士金正恩とタメ。ジャンプで複数ネタになったすごい人。
 スカーレット ヨハンソンも84年。略してスカヨハ。英語だとスカージョ。まぁ、今はねぇ、『アベンジャーズ』楽しみですね、としか言えないですよ。ハルクとの再会とか考えるだけでワクワクが止まらない。ただ、バナー博士もう戻れないとか言ってたからなぁ。
 ていうか、1984年といったら、ですよ。真っ先に思いつくのは『1984年』ですね。ディストピアの金字塔であり、世の中に「1984」というタイトルの作品が生まれた発端です。知らないのも含めてめちゃくちゃあるのでビックリしましたw

表紙

 『ハイキュー』。カラスとネコから2名選抜。それぞれ肩に乗せられてるんですが、カラス怖いなぁw 遠くだとカッコイイとか思う余裕あるけど、肩乗っちゃうと怖いわ。それに比べ、肩乗りネコの可愛いことよ。

読者プレゼント

 「デーモン」でダジャレ頑張ってて好き。最初は「女人禁制の神聖な土俵に上がったことのある悪魔でお馴染みの?」とか思ったんですが、あんま似てないんで違うのかな。やるなら「お前も○○にしてやろうか」とか言うだろうし。
 どうでもいいけど、ジャンプのプレゼントにコーヒーマシンがあるのが
面白かったです。子供欲しがるのか? まぁ、もらえば嬉しいんだろうけど。

ハイキュー!!

 巻頭カラー。しっかりアバンやるから『ハイキュー』は偉い。原画展のお知らせとか入れてもいいものを。丈夫な作家である。
 そんなアバン。月島兄登場。これは熱い。これは古舘からレツへのラブレター、もしくは献上品。まぁ、ネコマシスターズに対抗してこちらも兄弟投入って筋は通ってるんだけどね。とはいえ、もう月島兄のコピーライトはレツ先生だから(大嘘)。
 随分と先の話になるけど、このページでのレツポイントは “あああ アップから見たかったのに” だと思う。1コマ目が登場で、2コマ目がそれ、3、4コマ目でレツゾーン突入。
 そんな月島兄。レツ連想が止まらない意味でも楽しいんだけど、本話のラストページではしっかりツッキーが活躍するのが本当に見事ですよね。毎回言ってるけど、1話ごとの完成度が高い。フツー続き物って途中参加しにくいし、1話だけ読んでも面白くないけど、本作は別ですね。まぁ、知らない人はそもそも読まないんだけど。
 カラー扉。ありきたりに烏猫の対立構図なんだけど、面白いのは2つを分かつ電信柱が斜めになってる点。2つのチームを左右対称っぽくキャラを配置したりするのはベタだけど、そこに一手間くわえてくる。やりおる。
 本編。ツッキーがワンタッチしてから、黒猫ドシャット。ツッキーのドラマが多めで始まりますね。当然、兄ネタ。アバンで期待させたことを丁寧にやってくれますねw
 兄には姉妹で対抗、ということでネコマシスターズ。 “コートの中に面白くない人は居ないの!” は本作らしい臭さを恐れない真っ直ぐなセリフですね。ただ、このセリフをそのまま受け取ってもいいんだけど、気になるのはバレーじゃなくて『ハイキュー』という作品ですよ。困ったことに『ハイキュー』はコートの外にまで面白い人が居るのである。それもちょっとあり得ないレベルで多い。てか、このページ、この見開き、コートの外の人しかいないw
 優クンがツッキーを嫌いな理由。黒猫に似てるから。月島兄に始まって、ツッキー、そして黒猫、そしてツッキーに戻る、という構成ですね。本話は。その間に当人以外がそのキーパーソンについて語る描写がめちゃくちゃ多いから面白い。単に当人だけの描写じゃないんだよね。実況席の説明的な解説もあるけど、関係者がとにかく多い。
 んで、ラスト。やっぱり本話はツッキーを巡る物語。なんだけど、単にツッキーで終わるんじゃなくて、山口くんにバトンパスして次回に続く、ってのが最高ですね。ツッキーラブ勢で始まって、ツッキーラブ勢で終わるという円環だけど、しっかり話は続いてる。しっかり変わってる。

 本編後にベストエピソード投票の結果発表。1位は青城戦。ちょっと意外かも。まぁ、白鳥沢戦はなぜか主人公がツッキーという変則的な作りだったので分からんでもない。てか、大王様人気ってのもあるのかな。ここらへんはアニメも観ましたけど、文句ナシで最高でしたね。負けて最終回、だけど「良いもん観たなー」みたいな清々しさ。負けて最終回は『ドカベン』の弁慶高校感ある。そう考えると1位も納得です(そうか?)。
 3位がタオル王冠。これはサブタイからあの場面が連想しやすいってのもあるのかなぁ。分かりやすい名場面が一発あるとこういう企画はやっぱり強いと思う。
 サブタイ的な意味では7位の「コンセプトの戦い」も強烈だったのかな。映画とかでも使われるくらいのタイトルですし。
 んで、ベスト10のエピソードが各電子書店で無料配信中だそうです。ただ、単行本化されてない新しい2話(4位と5位)は除く。探してください。余裕がないです。

約束のネバーランド

 人柱ではないんだけど、この「ココは俺が」「いや私が」という人柱対決。心理戦も面白いけど、この対決の味噌は先に表に出ちゃったらその時点で勝利、というか人柱決定なんですよね。状況が簡単に決定してしまう。そんな「ここは私が」「いや俺が」「はいもう出ちゃいましたー」というその先の話が今週。相手が出ちゃったらもう自分がその場を去るしかない、と思いきやもう片方も出ちゃう。出て説得。まぁ、話が通じるワケもなく反論される。 “馬鹿はどっちよ” のくだりは痛快でしたね。その通りでしかない。まぁ、先に無茶してるのは彼女の方なので彼女も馬鹿で間違いないんですが。
 即バトルかと思ったら、鬼には殺す以外の目的があって、というワンクッションも面白い。ぶっちゃけバトルだけだったら読者的に「どうせ勝てるワケないじゃん」ってなるじゃないですか。そこに、ルーカスの居場所が知りたい、という目的が見えることで、逃げるフリして誘導する、という作戦、勝機が見える。んで、見えたところで一瞬でやられる。このねぇ、一旦「イケるかも」と思わせるのが意地悪よねぇw
 んで、究極の2択。結局は助けが入って有耶無耶になるんだけど、その前に答えを明確に出してるのが良いですね。ピンチになったら助けが入るラストミニッツレスキューも乱用すると緊張感がなくなるんだけど、今回は彼らの覚悟、決意を明確に描くというドラマがある。

ブラッククローバー

 仲間を助けるために “私を倒してから行け” 。直前の『約束』と似ておる。アスタとゾラが「お人好しのくせに」と言い合ってるのもよく似ておる。似てないのはアネゴレオンの頼もしさとカッコよさ。鬼ならワンパン。
 んで、5人でアネゴレオンを袋叩き。単純に火力が5倍になるのではなく、バフ、デバフを駆使してくるのがウザいですね。あんだけ圧倒してる状況でもそんなコスいことしてくるか。アネゴレオンが超分かりやすい火力ぶっぱタイプなので余計に感じる。
 ラストの「殺す」「殺させない」「殺してみろよ」のくだりも最高ですね。これもラストミニッツレスキューみたいな展開の繰り返しなんだけど、そこに「殺す」というキーワードが設定されることで各人のキャラクターが際立つ。ここで味噌なのは「(仲間を)殺す」「殺してみろよ」と怖いこと言ってるのが主人公サイドってことですよ。敵はむしろ「仲間は殺させない」とものすごくキレイなこと言ってる。ここらへんリヒトくんが光魔法だった時にも感じたのと似てる。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 センターカラーの前に単行本付属のOADのお知らせ……と思ったらOADじゃないのか。DVDじゃない、ブルーレイだ。興味なかったけど、別の作品でもそうだったわ。ジャンプすげぇな。
 センターカラー。2号連続。2周年記念でごわす。最近は後ろの方に掲載が多かったのに、急に前ですね。これ絶対「周年なのに表紙じゃなくてごめんね」ってことだよね。忖度の波動を感じる。イツカコロス……
 そんなカラー扉。みんなで入浴、というよくある奴だけど、夜ってのが特徴ですね。意外となかったかも、というかカラーでの表現がよく似合う。メンツが少し謎ですが、まぁこれは次号と繋がるデザインってことですね。よく見たら書いてあった。楽しみなポイントを設けるとしたらコガラシくんがいるか、とか? いる気がする。何となくだけど。てか、今週幽奈さんが出てきたってことは、来週分ではザキミヤちゃんが良い位置におさまるってことなのかな。オイシイですね。
 んで、第2回人気キャラ投票。先週からザキミヤちゃんが活躍する修学旅行長編に入ると思ったんですが、案外そうでもない。となると、朧、雲雀あたりが有利なんじゃない? 最近の活躍的に。ぶっちゃけあの2人のドラマに比べたら先週のザキミヤちゃん、パンチ弱いでしょ。「いやいや負けてない」って思うのは多分元々好きなだけだよ。
 まぁ、前回も書いたけど、ぶっちゃけそんなこともなく、無難な感じの結果になるような気がする。狂信的なファンが生まれるのは『勉強』の方なんじゃないかなぁ。『ブラクロ』的なそのまんまな順位になる気がする。まぁ、雲雀ちゃんが狭霧に勝って喜びの一言、みたいな寸劇は見てみたいけどw 前回の感じだとそういうのやる余地ないか。
 ちなみに、ワタシの好きなキャラ。この手の企画で毎回悩むのが、本作を好きなことと直結してるキャラ、すなわち主人公の扱い。本作の場合はコガラシ幽奈ですね。この2人なしに本作は語れないし、本作が好きな以上この2人よりも好きなキャラが他にいるってのはなかなか難しい話ではあるんですよ。ただ、好きなキャラでこの2人を挙げても正直面白くない、という変な気持ちも湧くワケでして。強いて言うなら。ビジュアル的には夢咲先生と夜々。ドラマだと雲雀ちゃん、という感じかな。
 まぁ、ぶっちゃけた話、一番好きなキャラ、コガ幽よりも余裕で好きなのはミウラ老師ですよ。理由、一番かわいい。

 本編。ウェルカム トゥ ジュマンジ!! 新作公開記念ですよ。『ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル』はマジ面白いのでオススメです。誰が見ても面白いタイプの映画。学園モノでもあるのでジャンプの読者層にはドンバマリすると思うんですよねぇ。……まぁ、うちのブログの読者にそんな層ないんですけど。オッサンでも面白いよ!! 女子高生役のジャック ブラックがマジ可愛いです。
 まぁ、とにかく最近の若者に双六はウケないので魔法のチカラでテレビゲームに変身……それは『ジュマンジ』だった。サバゲーです。
 てか、ザキミヤちゃんのターンは先週で終わっちゃうのね。絶対修学旅行の話になると思うじゃない。そんなことより2周年のお祭り企画を優先するミウラ老師のサービス精神。サービス精神なのか強迫観念なのか、たまに分からなくなりますw まぁ、こういう記念のタイミングではお祭りエピソード律儀にやりがちなのは間違いないですね。アニメ開始時がどうなるか楽しみです。
 本編開始3ページでスイッチオン。あまりに急ぎすぎw キャラ多くて、その人選が結構特殊なのにw まぁ、ゲームやる時に説明めんどくさくなって「とりあえずやりながら説明するわ」ってなる人いるよね。それだ。紫音ちゃんとか、夢咲先生とか、この手のお祭りエピソード珍しい人もいるんだけど、来た経緯とかない。まぁ、特に理由なくゆらぎ荘に入り浸る理由はギリギリ語られてるので「自分で考えろ あまえんな」というのも成立する。たぶん。
 んで、ゲームスタート。水着ではない。水着の上にTシャツ。そして、水鉄砲でのサバゲー。ま、まさかのウェットTシャツ。ウェットTシャツコンテストやるのか。『ピラニア3D』やんけ……(不要な映画連想)。ちなみに『ピラニア3D』は誰が見ても楽しいようなタイプの映画ではないです。ただ、チンコが出てくるのでオススメ。
 ゲームスタートすると、空から落下するあたりが完全に『ジュマンジ』。ただ、この落下中に “飛べる者は近くの者を!!” ってなるのが特徴であり、ミウラ老師の語りのうまさ。しれっとチーム分けがなされてる。ヒバサギ、かるマトがそれぞれ別チームになったのが特徴ですね。ぶっちゃけ、かるら様最強じゃね?とか思わんでもないんですが、ザキゆずという単純な戦力としては明らかに劣るキャラが添えられてるあたりも作者の計算を感じる。割と関係性のあるメンツが組み合わせられてるけど、ここだけ妙に弱いよね。ただ、こゆずはハメ技とか便利そうなので、それを操れるザキミヤちゃんにも活躍の余地はあるのかな。かるら様がナメてたら騙し討ち食らう、とかあり得る。
 どうでもいいけど、朧とかるら様の組み合わせ結構好きなんですけど、2人とも飛べるから無理でしたね。てか、あのバイト回以降特にないw
 んで、ルール説明。コガラシくんは水鉄砲。射精のメタファー……と言うにはそのまんま過ぎるのである。露骨やでぇ。下品だ。ただ、ドキドキすると威力が増す、というのを水鉄砲に空気を入れるためにシャコシャコする、という動作と組み合わせたのは面白いですね。う、うまい。最初に一番分かってなさそうな夜々にシ*コシ*コさせてるのもポイントですね。嫌な予感をさせてから、呑子先生がド直球ずどん。
 仲居さんは自らリタイヤ。夕飯の支度というリアルな理由で笑った。まぁ、やりたくないって思惑もあったのかもしれないけど。仲居さんにギャグ的な見せ場を設けるのもうまいし、幽奈さんを独りにするって効果もあって二重にうまい。独りってのはコガラシ鉄砲と2人きりって意味ですからね。
 仲居さんが良い例だけど、そもそもやる気が起きない、という問題を解決する優勝商品、惚れ薬。ぶっちゃけた話、本気で惚れ薬に頼る人がどれだけいるかは疑問です。まぁ、「誰かに使われるといけないから」というのが働くので動機付けとしては問題ないですね。「自分が使うワケじゃないし」という言い訳にもなるし。かるら、朧、雲雀あたりが「アイツは危ない」として思われやすいのかな。
 ついでにいうと、夜々、紫音(&猫神)というほのぼのグループの問題も解決できる。「砂浜でお城造ってればいいんじゃないかな?」とかマジで思うんですけど、紫音ちゃんがいることで「ザキミヤに献上する」という動機が生まれますね。他のチームでも、興味なさそうな人の横にはめっちゃ興味ある人が配置されてる。そういう意味では、一番興味あるのが2人揃ってるかるザキは楽しみですね。そもそもチームではないんだけど、とりあえずは協力しよう、とかなる気がする。
 あっ、呑子マトラの所だけ惚れ薬興味ないか。まぁ、マトラがかるらに献上パターンか、単純に勝ちたいとかそんな感じになるのかしら。惚れ薬無視で2人でバトルもあり得るが、個人的には2人が背中をあわせながら共闘する絵が見たい……って求めるものが完全にバトル漫画。
 ラスト。幽奈さんが本気モード。やばい、銃をかまえてTシャツ破くのが好きすぎる。発砲美人めっちゃ好きなんですよね。それに、絵面がカッコイイという理由だけでなく、水着になることで発射威力が増す、という設定的にも理にかなった行為ってのが面白い。

鬼滅の刃

 今週もコラムあり。本章でキーになってる刀について特集されてて、コラムとしては王道というか、全うに役立ちますね。ハガネヅカをここで説明しちゃうと本編で出てくるサプライズが弱まるんだけど、本編で出てくるから説明が必要ってのもあるので悩ましい。扉とか面白いんだけどね。
 本編。刀もらっちゃいなよ、の件。炭治郎が「俺だけの手柄じゃないし」って謙遜するのは分かるんだけど、そもそも刀をあげる話を勝手に決めていいのか気になるってのはある。
 んで、ハガネヅカ。イベントで刀を手に入れるのは正直アガるけど、「付き合い長いのにハガネ捨てるの?」ってマイナスが生まれちゃうと思います。そこを、手に入れた刀が錆びてるからハガネに任せる、ってしたのは見事ですね。うまいこと折り合いつけた感。こういう理屈を整える感じ好きよ。ただ、ナレーションがボケてくるのは嫌い。

Dr.STONE

 村の施設が増えてきた頃の感想で「施設は増えたけどそれ使う時に人が必要だから一度に1つしか出来ないよね」みたいなこと書いた気がするんだけど、その問題が蓄電で解決。良かったけど、逆に言うと、やっぱあの時は施設があるだけで実用性はない、って扱いだったのね。ハッタリw
 電気できて今までの施設がすべてパワーアップ、からのイルミネーション。正直クソの役にも立たないんだけど、逆にそれが余裕を感じるというか。いや、夜も明るいとか、オチで出てきた洞窟探検とか使い道はいくらでもあるんだけど、最初にクリスマスイルミネーションってのを出したのが味噌ですね。ホント何の役にも立たないw だから良い、って話。

『いにしえの滅び紋』椎橋寛

 センターカラー。ジャンプ50周年記念読切。ええーっと、第4弾になるのかな。作家としては5人目。多分。
 前回も書いたけど、和物バトルですよ。椎橋先生の代名詞出もあるけど、今のジャンプ、謎の和物バトルキャンペーン中ですからね。不思議なマッチ。今週号、和物バトルが4本も掲載ですよ。やべぇ。さらには、もうすぐ『ONE PIECE』がワノ国。やべぇ。
 本編。家紋が化けて出てくるのでそいつを倒す……じゃなくて捕まえる。なるほど、『ポケモン』だ。よく知らないけど『妖怪ウォッチ』でもいいんだろう。家紋と化け物のビフォーアフターを見比べられるので、「コレをああするとはねー」みたいなモンスターデザインという部分が楽しめるのが個人的には好き。別にオリジナル家紋にオリジナルモンスターだったら何でもありじゃんって話にもなりかねないんだけど、それでもこの作中世界での歴史とか由縁みたいなのが感じられるような気がして楽しいんですよ。さらに、その家紋の呪われた歴史みたいなのが語られるのも良い。今回はモンスターの性質とその歴史があんま関係なかったから単純にハッタリだったけど、ハッタリって良いよねw(単純) 一瞬でも「おおっなんかすごそう」って思った時点で負けです。
 あと、忘れてたけど、大人数が集まった場面でのワイワイガヤガヤ感、これは明らかにこの作家の武器。ぶっちゃけ、今回のエピソードにあんな大人数いらないんだけど、ワイワイガヤガヤそれ自体がちょっとしたサービスシーンみたいになってると思う。湯浴みよりサービスを感じたよ。
 主人公。由緒正しきエリートなんだけど、苦労してて相棒に嫉妬してたりするのも良かったですね。まぁ、もろに「読者ウケを狙いました」みたいな計算が見えるんだけど、そこにお手製の武器って要素を加えたのが特に良い。あのDIY精神ね。泥臭い努力を端的に示すのがDIY。まぁ、弓とかは無理だけど、もうちょっとレベルの低いものだったら今週末みんなもマネできんじゃない?みたいな感じね。妖怪退治(じゃないけど)と一般人をうまい具合に結びつけてる。
 あと、スーパーどうでもいいけど、「ちるは様」って名前、かわいい。なんだろう、字面も良いし、あまり耳なじみのない響きも良い。
 ということで、終わり。良かったと思います。まぁ、『呪術』と『BOZE』好きなんでしばらく連載に来ないでくれると助かりますw どんなに早くても来年以降、せめて来年の春以降。

ぼくたちは勉強ができない

 台風の時は傘は諦めましょう(マジレス)。どうせ濡れるし、危ないだけなのでデメリットしかないです。外を歩くなら杖として使った方がマシなレベル。
 んで、師匠の闇深実家事情。なぜか師匠だけエピソードのトーンが違いすぎるw まぁ、前もあったからお馴染みってことなのかな。ただ、今回は謎が提示されるだけで、突っ込んだ話にはならないのでラスボス、大ボス感すごい。ただ、変にぼかしたせいで「どんだけ闇深いの……」と過剰にイメージが膨らんじゃう気はする。意地悪な見方とかじゃなくても、瞬間的には「まさか性暴力……?」とか思っちゃうじゃないですか。あんな煽り方したら。すぐに「いやいや本作でそれはないw」ってなりますけど。
 師匠と映画。国語力、読解力モンスターである師匠が映画観たらどうなるんだろう、と期待してたら “あ 今のゾンビの人ノーメイクだー” である。そっちかよw 読解力じゃなくて観察力じゃねぇか。B級ホラーだと思ってたら、「資本主義に疑問を投げかけるテーマが面白かったね」とかそういうの欲しかった。んで、唯我が「そんなちゃんとしたメッセージあったの?」とか、ギャグになるやん。まぁ、リズヘッドとの対比ってのがあったから、まぁ仕方ないんだけど。
 最後に。描いてる最中に間違いなくあったであろう「最近のコンビニってイートインできるお店増えましたよねー」という担当からの助言、疑問をガン無視する筒井先生のストロングスタイルに感動しました。筒井ワールドにそんなもんはない。

『ジガ-ZIGA-』

 味方と模擬戦。すごい、ものすごい『ワールドトリガー』っぽい。急に出てきた要素なのでビックリしました。そうか、そうなるのか。考えてみれば、設定が似てる部分は多かったですね。むしろ気づくのが遅かったくらいなのかもしれん。『ワールドトリガー』は早々に切り捨てちゃったけど、元々あの作品もモンスターと戦ってるんでした。いつの間にか人型としか戦わなくなったんですが。初回の頃は「どうやって怪獣と戦うのかな? やっぱ巨大ロボ? イェーガー??」とか思ってたけど、『ワールドトリガー』路線をまず最初に考えるべきだった。『ワートリ』初回って311モチーフだと勝手に決めつけてるんですけど、311モチーフって怪獣モノとしては全う、そのまんまな話ですね。怪獣は災害のメタファー。
  “また誰か目の前で大事な人間が死なねえと全力出ねえのか?” は辛辣ながらその通りの指摘ですね。それでいて、「それじゃダメだろ」という気持ちが裏側にあるので、彼の決意や優しさも感じる。良いセリフ、良い場面。
 幻覚として出てくる彼女w オラオラ系の主人公だからこういう内省的な描写ないと思ったけど、あるんですね。どうも精神の話が多い。やっぱ自我なのか。あんま好きな話になる予感がないので嫌なんですがw

『呪術廻戦』

 「バカでも分かるように」出た……。超嬉しいw 序列の説明したけど、出てくるのが一番上なので、ぶっちゃけあの説明はあんま意味ないんですよね。「とにかくヤベェ」という意味でしかない。あので余計に「バカでも分かるように」というパワーワードの印象だけが残る。まぁ、ここでの「バカ」は主人公のことなので『アクタージュ』みたいな「お前そんなこと言って大丈夫か?」みたいな不安はないですけどね。同じセリフだけど、実際は全然違う。最初にこっち見てたらこんなに流行語にはなってなかったw
 影絵ワンコ。登場したら早速、登場してたった2コマで、イタドリに「ヨスヨス」されてたので良い。やっぱ可愛いよね。撫でたくなるよな。すげぇ分かる。分かるだけでなく、緊張感が足りないギャグにもなってて、そんなギャグが後のワンコのサプライズのフリにもなってる。あんな可愛かったのに……という絶望ですね。泣ける。
 遺体を持ってく、置いてけ問題。ヒーローとしての究極の2択ですね。この手のネタまだ続くんですね。結構突っ込んだ部分まで、普通なら綺麗事でごまかしたくなるような部分までやってくれちゃう。
 都合良く名札のついた服を着てる、って件に理由があるのも良いよね。そんで、その理由が究極の2択に拍車をかけてくる。悪人でも救うのか、ってのはテーマとしてはベタなんだけど、その見せ方、順番ですよね。悪人はすべての角度から悪人に見えるワケではない、というのが最初に出てくるから面白い。ただ単に憎いだけの悪人だったら話は簡単だけど、世の中そうは行かないんですよね。
 んで、特級とエンカウント。動くことすらままならない中、ようやくイタドリを動かしたのが「人を助けろ」だったのも良いですね。とにかく彼の行動原理はそれ。ジジイの呪い。その前に救うという行為に疑問を投げかけられたので、余計にその呪いが強調されてる。
 てか、ラスト。クギサキさんのショットかっこよすぎるでしょ。なにこれ、このままポスターに出来る。マンガだと表紙とか扉か。セリフもなしで絵1枚どーん、っての最高やんけ。

僕のヒーローアカデミア

 デクの予測スキルを否定してくる相手の能力に対して、デクが逆境パワーで強引でクリアするのではなく、あくまでも冷静に、理論的にクリアするのが良いですね。そんで、その打開策ってのが相手の幕を逆に利用する。利用するためにはとにかく観察、分析ってのも良い。デクらしい作戦。それでいて絵としてめちゃくちゃハデだし、一瞬の攻防みたいなのもしっかり描かれてて楽しい。
 んで、ラブラバの能力。当たり前だけど、コンピューター的なものではないのね。なので、あれは全部ただの人間としてのスキル。めっちゃすごいやん。
 愛が深ければパワーアップも大きくなる。さっき、意地悪に「逆境パワー」って言葉使ったけど、このラブラバの場合は「逆境だからより強くなる」ってのが理屈が通るから面白いですね。まぁ、能力が他人のパワーアップってどうなん、とか思わんでもないんですが、オモシロもあった。

斉木楠雄のΨ難

 秋本御大からメッセージ&イラスト、と思ったら1ページ漫画。秋本御大、どんだけ麻生先生のこと好きやん。漫画家じゃないけど、ちょっと嫉妬したくなってくるレベル。ある意味で一番可愛がられたい偉大な先輩じゃない?
 んで、その内容。麻生先生による『こち亀』終了ネタのアンサーから始まるのが最高だよなぁ。両さんフツーに喋るだろって話なんですがw
 んで、本題としては50年やれよの呪い。まぁ、たしかにあの話が出てから『斉木』終了、早かったよねw 本気で思ってるワケないけど、このネタになるのは必至な気がする。
 果たして麻生先生は76歳まで生きられるのかは、つの丸先生が教えてくれます。まだ読めるか知らないけど。

ジャンプミュージックフェスタのおしらせ

 なぜか音楽イベントやるらしいです。謎だ。次号で参加アーティスト発表されるらしいです。十中八九、興味ないというか、知らない人が出るんだと思います。勝手にジェネレーションギャップを感じるパティーン。
 まぁ、マジメな話、ありそうなのはアニメで主題歌担当した人たちでしょうね。まぁ、全然ピンとこないというか、観たのいくつかあるけど、単に覚えてない。あっ、氷川きよし。1人思い出せた。まぁ、現連載陣じゃないから違うと思いますw
 ただ、主題歌ってだけだたと安直でつまらないので、多分関係ない人も出てくるんだと思います。ライブ中のMCで「なんで僕たち呼ばれたんでしょうね」とか言って笑いをいただくんだと思います。

『ノアズノーツ』

 ループ時の人類絶滅は神の意志。あーなるほど、こういう人たちが出てくるのも分かる。あなる。単純に、繁栄してた人類が前触れもなくいきなり絶滅するなんて超常現象の極みみたいなものが起きるんだったら、そこに神を見出すのは何にも不思議ではないですね。さらに言うと、神による人類絶滅って、そもそも神を信じる人にとっては良いことだからね。某有名宗教とかだと。いわゆる審判の日。デデンデンデデン♪(それは『ターミネーター』)
 だとすると、教授がめちゃんこカッコつけて神様ディスってるのが的外れというか、狂犬ちゃんには何一つ響かない。言ってることは正しいし、説得力もあるんだけどね。話が噛み合ってない。まぁ、ギャルとか読者にカッコつけられればそれでいいんだけど。ただ、教授の語りの直後にギャルがカッコよかったフレーズをフラッシュバックするの、クソダサかったです。バカでも分かるように演出。
 んで、グングニルの槍は女人禁制。あーこれは大相撲ですわw 槍の女神が嫉妬するから女は土俵に上げちゃいけねぇんですわ。土俵の上で市長倒れたら死ぬしかねぇ。女児もNG。

食戟のソーマ

 ソーマくんの必殺。マンガ肉。前テレビでやってたんですけど、ああいうマンガ肉を出してる店でも、ミンチ肉とかを別の骨に巻き付けて作るらしいですね。それを聞いた時めちゃくちゃガッカリしたのでよく覚えてます。加工肉が骨の周りについてるガッカリ感、あるよね。
 ただ、ソーマくんの方は、その肉が単なる肉じゃなくて、パテだったってのが面白い。コンビーフのくだりが、ソーマくんのトンデモ発想力を経由すると、ああなる。あなる。作り物の肉であることを利用した料理になってて、ガッカリした店よりも興味ある。かじり付く意味、みたいなのがあったらももっと良かった。
 おさずけシステム。アザミンが直接リアクションしなくても「周囲が脱いだってことは」ってなるのが面白いですね。ぶっちゃけリアクションしちゃったら悪役としてはもう終わりですよね。それをうまいこと避けてる。うまかったけど、アザミンが崩れることはない。
 んで、ソーマくんの挑戦状。今はアザミンと戦ってるけど、やっぱ本作において一番倒すべき相手はえりな様だよね、という気持ちよさがある。学園で出会いを重ねることで成長する、ってのは本作のメインテーマというかルールみたいなもんだけど、ただ出会って仲良くなるだけでなく、出会って食戟を重ねることでってのが味噌だよね。殺し合いじゃないから何度でも戦える。食戟の良い所ですね。まぁ、そういう意味ではやっぱ田所ちゃんはマスコット的な意味合いが強かったんだなぁ、と改めて。

銀魂

  “なんか想定外のアンバランスなの出てきたァァ!!” は『キャプテン翼』アニメ開始記念のネタかと思った。前回の続きでパチでサッカーとかしてくれたら良かったんだけどね。残念。
 んで、神楽。橋本環奈が神楽だったんだよ!!と、こう書くと何の驚きもないですね。いや、驚きですよ。
 そんな神楽の場面から堂本剛の場面に移る際、爆発で繋げるからうまいよなぁ。オシャレかよ。なんかムカついてくるわ。アニメとか映画向きの演出じゃねぇかこんなん。
 んで、小栗と堂本大暴れ。水中入ってからセリフがまったくなくて絵だけで笑わせてくるの最高ですね。ギャグやってんだけど、バトルとしては進行してて。絵だけのバトルは本作名物だけど、今回はギャグが絵だけだからなぁ。やってくれる。

火ノ丸相撲

 センターカラー。特に意味はないです。盛り上がってるよね記念。
 そんなカラー。ガチガチに本編準拠の刃皇vs天王寺。間にカッコよく火ノ丸くんいるけど、要は観戦してるだけですね。
 カラー裏で解説席。火ノ丸くんと刃皇の対戦はいつか。「たぶん終盤戦ではない」。おいおいネタバレすんじゃねぇよ、とか思ったけど、そういうんじゃなくてシステム的な、慣例的な話ですね。一瞬ビビったわw
 本編。狙い通りの顔を引き出す天王寺くんに対して刃皇、2つの顔が同時に発露。いわゆる竹中直人状態。笑いながら怒る人。いや、読んでる最中はマジで面白かったです。顔でよくもまぁここまで理屈つけるよね。
 んで、決着。あくまでも花相撲としての空気は読んだ天王寺くんのプロ意識。それを見て「ワシなら」と捨て身の決意をさらに固める火ノ丸くん、という不穏さですね。まぁ、そもそも花相撲なのにマジになる殺伐とした空気作った張本人ですし、そりゃそう受け取るよな。この心強いようでもあり「なんか違うよな」って不安もあり、というバランスが面白いですね。火ノ丸くんも2つの顔が共存してる……ってほどではないか。

『アクタージュ act-age』

 劇中劇「デスアイランド」の説明から入るのは面白いんだけど、「Wi-Fiが繋がっていた」の文での脱力感すごい。つ、つまんなそう……。まぁ、最近のデスゲーム流行的にはこのくらいの年齢層向けなのかな、というのは感じる。ラノベ層というか。殺し合いだから子供向けではないけど、背伸びした子供向けの域を出ない感。まぁ、劇中でもそういう作品なんだろうから、だからダメとかそういう話ではないです。
 天使はNGを出さない。他人のNGすら許さない。なので撮影がすぐ終わる。女優としての凄さ、強さ、迫力を「予定より3時間早く終了」という数字で示したのは面白いですね。あくまでも少年マンガとしてのルックを整えてる感。ホホホ私の戦闘力は……感。まぁ、要は、バカでも分かるように。
 んで、幽体離脱の特訓。おおっ、まさかオモシロ修行が本作で見れるとは。シンプルな作業ながら理にはかなってる気がする説得力があって面白いです。今のままだと明日のシーンで絶対失敗する、というサスペンスであり目標の設定も分かりやすいです。ぶっちゃけ修行でだけ言えば『鬼滅』より好きかも。まぁ、修行の成果はまだ出てないから比較できないんだけど。

『ROBOT×LASERBEAM』

 敵キャディはなにやら異変に気づいてる。さすが策士。前回の煽り、メンタルコントロールも計算だったってのも面白いですね。ここで話がキャディに移る。トモヤにとっての試練。
 ロボの投身池ポチャ。ギャグでもあり、トモヤのシンキングタイムを生み出してる。ここで謎解きをしたり、ロボとの回想をしたり。回想も思考も試合を止めなくてもマンガ的には出来るんだけど、試合が止まることで作中の時間を感じるので、トモヤがひらめく説得力が増すというか。

『BOZEBEATS』

 回想。ショ環、変身ヒーローごっこしてて笑った。今と大して変わってねぇな。男心くすぐられ続ける人生。
 んで、母ちゃん呼びで母ちゃんの方が完全にほだされる。「呼ぶ」という行為で繋がりを感じた直後に2人に名前を授けるって流れが感動的ですね。当たり前だけど、カマイタチは「斬る」存在だけど、家族の繋がりを感じちゃって、人間に近づく。ここでまたタバコの話が出てくるのがうまいですね。やっぱあのタバコのくだり、めっちゃ良く出来てる。
 んで、ラスト。師匠が「斬る」話をやってきたのでお見事。環にとって母と父という構成になってるのも面白いですね。まぁ、そうなると狼も入れてあげてほしくなってくるけどw

『トマトイプーのリコピン

 フリーおっぱいで逮捕。元々全裸の生物がフリーおっぱいしたら捕まるのだろうか。まぁ、軽犯罪とかだから線引きは曖昧なんだろうけど。
 てか、改竄でモリカケ問題が再燃したの、大石先生的にはガッツポーズだったんだろうなぁ。「初回からやってましたー!!」とさぞ嬉しかったんでしょうね。
 受刑者の犯罪ネタ。ユーチューバーからの流れでおでんツンツンは笑うわ。何か通じるものを感じる。
 刑務所に娘のポスター貼っておくのはまずいと思うの。受刑者の慰み者になっちゃうよ。
 んで、脱獄。例のごとく伏線回収なんだけど、今回のラジオのくだりはちょっと伏線として苦しかったと思うの。ちょっと違和感ありすぎたでしょ。スルーするには目立ちすぎてたし、ツッコミが入らないのが気持ち悪いレベル。

次号予告

 『dr.stone』が1周年で表紙。予告ページで表紙と断言されてるの久しぶりな気がする。まぁ、どうせ巻頭が表紙やるんですけど。
 んで、読切。卓球だってよ。また卓球か。好きだな卓球。どうでもいいが、タイトルの付け方に個性がなさすぎるのがちょっとつらい。作者が「タイトルとか興味ないんで何でもいいです」な人ならいいんだけど。

目次

 読者コメント。「チャレンジの問題」とかいうパワーワードがくっそ刺さった。いいなぁ、年齢出るよなぁ。チャレンジやったことないから少し憧れもありますよ。まぁ、勉強好きじゃないんでやらなかっただけなんだけど。
 んで、もう1つの方はどこまで自覚して言ってるのかが不安になれて、違った意味でめちゃくちゃ面白いです。自覚してたら安心だけど、無自覚でもそれはそれで面白いか。

モンデレラアドバイザーねこばやしぱらそる氏とは!?気になってます3週目! <カイウ>
(『約束のネバーランド』)

 最初の単語が1ミリも理解できないので思わずググってしまったが、プラスで連載してる『ハイリスクミッションセラピー』のことらしい。プラスは定期的に開くのでタイトルとアイコン?みたいな絵だけは知ってる。今打ってみて気づいたけど、すげぇタイトル長いですね。3単語で終わると思ったら4だった。

髪を切りに行ったら、生卵の実験を見せていただき、勉強になって楽しかった
(『鬼滅の刃』)

 こちらは逆。単語はすべて知ってるのに、文章としてまったく理解できないw

いよいよ『パシリム・アップライジング』が上陸!プラモ組みつつ公開待ち! <ロクロウ>
(『ジガ-ZIGA-』)

 この作者なら当然言及するよな、という話題なので安心。野球マンガやってんのに日本シリーズの間にその話をしないと不安になる、みたいな感じ分かる?
 どうでもいいけど、ジャンプは「野球」を出せばどの作品にも当てはまらないので便利ですね。

女の子を細く描くようになったのは明確な理由があります(まだ太いと言われた)
(『呪術廻戦』)

 一部の読者の間では気になってたであろう芥見ヒロインの足の太さ問題。もう話題になることはないかと思ってたんですが、出てきたw

仕事で友人の結婚式に行けず…(泣)旧姓片山さんご結婚おめでとう、お幸せに!
(『トマトイプーのリコピン』)

 こないだ平野先生が行けなかった結婚式に激しく反応したので「またかよ!」となりました。まぁ、身内に比べると友人ならまぁ……とはなる。が、よく考えるとつらい。

愛読者アンケート

 椎橋読切について。意外だったんだけど、今号の質問は全部それ。どんだけ深く知りたいんだよ。他のレジェンド読切の時どうだったか忘れたけど、今号だけ詳しいんだったらマジで連載考えてるとかあるのかもしれませんね。ファンは喜んでいい。

総括

 短め。遅め。今週は木曜くらいには終わるつもりだったんだけどね。気づけば金曜。金曜にも終わらず土曜。元気に『パシリム2』観てきてしまった。

 んで、今週のベスト作品。秋本御大の色紙ですね。絶対『呪術』だと思ったけど、越えてきちゃったw
 ということで、次点『呪術』。新章突入のインパクトあったんじゃないでしょうか。ただ、一番好きなのはグッボーイのくだり。
 その下くらいに、読切。『ハイキュー』も入れようかな。

 ベストシーン。今週は3つ。絞りきれないので3つ同率優勝。
 『ハイキュー』のラスト、『ゆらぎ荘』のラスト、『呪術』のラスト、それぞれ1枚ずつ。どれも素晴らしく大好き。選びきれないです。まぁ、このコーナーは緩くてもいいや。

 最後に今週のベストキャラ決めます。ここは1人。

  • 月島兄 『ハイキュー!!
    • 巻頭カラーで登場というおいしすぎる登場。今週ジャンプを開いて最初に目に入ってくるのが月島兄。次に頭に浮かぶのがレツ。

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