雑誌の定額サービス、サブスクリプションサービスを最近始めたんですよ。なかなか快適で気に入っております。
ただ、ジャンプの電子版に手を出すかというと、話はまた別です。電子版も便利だとは思うけど、『ニセコイ』ケンティーの写真見たいし……(大嘘)。電子版に手ぇ出したらブログの更新がさらに1日か2日遅れると思います。紙と電子両方買うのも1つの考えなんでしょうけど、貧乏性なのでめちゃくちゃ抵抗ある……
dマガジンと楽天マガジン、果たしてどっちが良いのでしょうか(前者にしちゃった)。ジャンプ39号スタートです。
- 背表紙
- 表紙
- 第13回金未来杯今号より開催!!
- 読者プレゼント
- 『ぼくたちは勉強ができない』
- 『約束のネバーランド』
- 『ONE PIECE』
- 『呪術廻戦』
- 『僕のヒーローアカデミア』
- 『Dr.STONE』
- 『鬼滅の刃』
- 『ハイキュー!!』
- 『仄見える少年』後藤冬吾 松浦健人
- 『ブラッククローバー』
- ジャンプキャラクターアレンジデザイングランプリ結果発表
- 『アクタージュ act-age』
- 『アリスと太陽』
- 『火ノ丸相撲』
- 『食戟のソーマ』
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 『銀魂』
- 『田中誠司』
- 『紅葉の棋節』
- 『キミを侵略せよ!』
- 次号予告
- 目次
- 愛読者アンケート
- 総括
背表紙
2002年。赤バック、黄文字、青フチ。めっちゃベーシックな印象。毎年変えてるのにコレまだ残ってたんだ、みたいな気すらする。
ちなみに、表紙からの切り抜きは文理のお2人。表紙では2人が特別目立ってる感じはなく、うるか嬢も含めたスリーショットという感じでしたが、無理矢理この2人を引っ張ってきた感。泣ける。
そんな2002年。2002といえば、ですよ。ワールドカップじゃないですか? トゥーサンザントゥーって死ぬほど聞いた気がする。コリアジャパンですね。日韓ですね。複数国開催はまだコレが唯一ですけど、2026年にアメリカ、カナダ、メキシコで開催されますので完全敗北。まさか3国でやるとはw アメリカだけでええやん。てか、移動とかめっちゃ大変そうですね。日韓は海挟んでるけど、どうせ飛行機だから関係ないよね。時差も大変そう。
そんなワールドカップ。盛り上がりましたねぇ。ベッカム、イルハン、アンジョンファンですよ。調べなくても書ける。なつけぇ……(懐かしすぎると落ち込む性格)。
あと、ゆとり教育が始まったのも2002年。週5日ですね。土曜は休み。まさか蔑称として定着するとは思ってなかったです。
映画。サムライミの実写『スパイダーマン』が公開。ゲキアツ。原点にして頂点……とは一概に言えないのかな。『2』が傑作なので。とはいえ、未だにスパイダーマンというとこのイメージ強いんじゃないですかね。その後も何度も作り直されてます(リブート)。リブートの代名詞的キャラクターですね。今年、さらに新しいスパイダーマン映画が誕生します。「スパイダーマン何人いるんだよ!!」と思っちゃいますが、実際に「何人いるんだよ!!」というような内容の映画になります。ちなみにアニメ。めっちゃ楽しみです。スパイダーマン映画の新作のニュースが出ると「どうせレオパルドンは出ないんでしょ??」と言い出すファンが発生するのが定番ですが、今回はマジで出るかもしれないから恐ろしいw
ゲーム。『キングダムハーツ』でしょうか。今年との関連も強いですね。まだ終わってねぇんだ、という感じもあり、数多のハードを行き来してるので「手に負えねぇ」となったファンも多いでしょう。ワタシもそうです。追っかけたい気持ちはあるんだけどね。とはいえ、新作のニュースを見るだけでニコニコしてしまうのも事実です。
誕生年。久々にやります。藤井聡太とザギトワ。マサル世代ですね。てか、日韓ワールドカップの年に生まれたのかあいつら……。
音楽。KICK THE CAN CREWが「マルシェ」が紅白でました。すごいよね。同年にはRIP SLYMEが「楽園ベイベー」だったりして盛り上がってます。両方とも2002年に日本武道館いきました。東京武道館じゃないよ(それはBAD HOP)。キングギドラが活動再開して「公開処刑」とかありました。BOY-KENとは同意見。日本語ラップがめちゃくちゃ流行った一方、「ラッパーのビーフ文化ってやぁねぇ……」となったファンも多かったのではないでしょうか。
ちなみに、ケツメイシは傑作『ケツノポリス2』をリリース。改行したからな。ヒップホップ扱いするとめんどくさいグループだからな。本人もファンも重々承知のやつだからな。まぁ、とにかく『ケツポリ2』です。ファン投票したら一番人気になると思います。個人的には「手紙~未来」「わすれもの」が好きですねぇ。「よるかぜ」もいいよねぇ。最高。シングルでは「トモダチ」「花鳥風月」です。「トモダチ」ですよ。やばいっすね。こっちは武道館の代わりに音楽の教科書いきました。
表紙
『勉強』です。tvアニメ化発表です。1周年ちょいでアニメ化ってのは目安になるかもしれませんね。『ゆらぎ荘』もそんな感じでしたし。しかし、浪人はアニメ出るのだろうか。元気にピースしてるが。
第13回金未来杯今号より開催!!
カラーの告知ありました。事前にやってたイメージだったけど、記憶違いかもしれん。まぁ、どっちでもいいですね。告知やらないんだとちょっとアレだけど、やるなら何でもいいです。
んで、メンツ。当たり前だけど、知らない。たぶん。
ビジュアルとちょっとした作品説明。バトルっぽいのもあるが、ガチバトルみたいなのは1本だけかな。ギャグかスポーツじゃないならとりあえずバトル要素入れとく、みたいなのは多いと思います。
あと、メガネは2人。今週と3週目。楽しみです。
読者プレゼント
テーマは哲学者。「アテナイの学堂」だけ注釈ついてます。ダジャレが充実してて結構好きです。充実って手数がですよ。
『ぼくたちは勉強ができない』
巻頭カラー。アバンはなし。その代わりにtvアニメのビジュアルとか制作とか監督の発表。こんな格好してたっけ??とは思った。白シャツなんてあったっけ。あった気もするが、なかった気もする……(自信ないw)。原作の方はとにかく「ええっシャツ黒いの!!?」って衝撃が強くて。まぁ、パンチ強すぎるのでその変更もやむなしだと思いますよ。てか、服の色くらい好きにすればいい。むしろ、このくらいの方がファンにとっては区別がつきやすくて便利だと思いますし。ファンアートとか見た際、「はいはいアニメファンね」とか一瞬で分かるじゃないですか。
筒井先生コメント。相変わらずすごいな、この人は。「放送日は、ぼくと一緒にテレビにかじりつきましょうね!」とかよく言えるわ。可愛すぎてすごい。
アニメの話。多分1クールで終わると思うんだけど、その場合、浪人は一体……。かなり怪しいと思う。『ゆらぎ荘』のアニメで最近「どうやら雲雀ちゃんは出ないっぽいぞ」と感じてますが、それと同じパターンになりそう。ファンは泣いていい。まぁ、1期の人気次第だから応援はしような。
カラー扉は、5人娘(1人大人)。唯我は死んだ、もういない。てか、何だっけ。この格好。袴なんだけど。大正なんちゃらみたいなやつ。『ばんからさんが通る』みたいなやつ。じゃねぇや、それは空知だ。
まぁ、師匠が一番ハマってると思います。カチューシャとリボンでゴチャゴチャしてる感もあるけど、一番『はいからさん』感あると思う。ただ、こういう企画は似合わない方がコスプレ感あって魅力的、というのはあるので、一概に師匠優勝とは言えないと思います。
本編。まさかのうるか嬢のターンであった。全員が揃うお祭り回になるかと思った。『ゆらぎ荘』みたいな……ってあの作品はやりすぎな気もする。とはいえ、珍しく「勉強」がテーマで、物語がガンガン進行する内容なので、正直テンション上がってます。めっちゃ面白いよ。学園祭より全然いい。
とにかく、うるか嬢。学生スポーツを特集した雑誌って見たことないけど、あんなグラビア載っちゃうもんなの?? ちょっと可哀想というか、心配になってしまった。とはいえ、水泳中の写真だけじゃつまらないからああいうショットもあり得るのかな。マジか。テレビで特集されるレベルの美女アスリートとかだとああいうの分かるが(可哀想ではある)、今回のうるか嬢は学生スポーツとしてすごいって程度ですし。パンパシとか出るほどじゃないよね。
パンパシ出てる女子高生とかマジでいるから連想してしまったけど、うるか嬢はアレですね。ガタイがしょぼい。水泳選手ってあの独特のフォルムをした体、筋肉が美しいと思うんですが、よく考えたらうるか嬢はただの美少女キャラだ。まぁ、そりゃそうやろ、と言われたらそれまでの話ですがw
んで、うるか嬢のドラマが、勉強のドラマが信じられないほどに進行する。マジで驚きましたよ。ここまでちゃんとした話になるとはw(失礼) てかさ、これ、うちのブログの内容をそこそこ記憶してる人だったら「キタクさんやったね!!」と思ってくれる内容だと思うんですよ。ワタシ、うるか嬢に対して「勉強する意味がない」「からドラマが弱い」「都合のいい愛人扱い」みたいなことを言ってきました。愛人は比喩ですよ。ともかく、せっかくの人気キャラなのにドラマが弱い。ドラマがなくても人気取れるんですねー、とかちょっといじけるレベルだったんですが、ここにきて、うるか嬢のドラマブーストきました。筒井先生、あんたはやってくれる男だと思ってたぜ……(嘘)(文化祭で一度見損なった)。
とにかく、めっちゃ面白いです。うるか嬢がやっとせっぱ詰まって勉強をするようになった。英語の意味もバッチリ。しかし、彼女は勉強すればするほど学業以外の面で損をする。うへぇ、面白すぎるやんけ。師匠もリズヘッドも牛蒡抜きする勢いで面白い。あいつらは単に苦手な科目がんばるってだけの話だからな。
よく考えたら、留学するのは大学で、まだ合格もらってないのに交換留学のこと考えるって不思議な話ではありますね。スポーツ推薦とか全然知らないから実際にあるのかもしれないけど。なんか違和感、不思議。
『約束のネバーランド』
100話じゃないか。キリ番なのにカラーもらえないとかマジ謎。なんでや。どう考えても現ジャンプにおける次世代エースですよね。四天王の次くらいに位置する作品だと思うんですけど、100話記念がない。なんでや。
本編。場面が一気に変わって、フィル。フィルか。残された側の話やるか。
特に序盤、ページをめくる度に「おおっ!!」と思わせる展開が待ってます。これなぁ、うまいよなぁ。うますぎてちょっと憎たらしくなるレベル。そりゃフィルのドラマは溜まってるよね。主人公のそばにいないから時間は割けないけど、描くべきドラマは蓄積してる。それを一気に放出するんだから面白くないわけがない。フィル強い。
出荷のくだりで何も出来なくて泣き崩れるのとか、ずるいよなぁ。表面的には別れを惜しんで泣いてる子供にしか見えない感じとか、ホントずるいw
そんなフィルが頑張れる理由。 “でも 僕は約束したんだ” ですよ。ここで「約束」というキーワードをさりげなくぶっ込んでくる。うまいよなぁ。強いよなぁ。憎たらしいよなぁw
んで、アンドリューさん。めっちゃ怖い場面なんだけど、ちょっと笑えてしまうのは『青春兵器ナンバーワン』の呪いです。
『ONE PIECE』
扉。ベラミーがしっかり更生してて笑った。更生したけど、ビジネスとして海賊と関わってるのも面白い。バネバネまったく関係ない仕事なのは意外。
本編。身分制度のあるワノ国。士農工商かしら。今この4文字を見てもなんか高校の名前みたいな気がしてしまいます。
身分制度。こういうの好きですね。尾田っちの中で明確に入れたいテーマなのでしょう。鎖国してるワノ国でも結局外の世界と大差ない。世界の暗部、人類の闇といったらコレ!!という感じなのかもしれませんね。尾田っちの中で。もちろん『ONE PIECE』における海賊は「自由」の象徴ですので、その敵として描く上で、というのはあるんでしょうが。それにしても身分制度多い。
狛犬の絵が荒い。『銀魂』だったら「お得意の下書きか」って思ってしまうが、狛犬の場合は画風ギャグみたいな要素もあるので難しい。どれを完成とするか難しいんじゃないかしら。
お菊をさらわれるルフィたち。いくらなんでも2人目はずさんすぎる、実力では圧倒してるのに話の都合でミスしてるようにしか思えない……とか思ってたら、今度はお菊の見せ場なので良かった。ゾロの「裸の男は斬れない」を踏まえての「じゃあマゲならおk?」という結論は気持ちがいい。
『呪術廻戦』
安定して超前の方ってすごい。始まる前から「下々はいいぞ」とか思ってたけど、ここまで成功されるとさすがに「そこまで実現するとは思ってなかった……」というのが正直なところw いや、嬉しいですよ。ワタシの好きな作品が当たるのホント珍しいですし。
本編。「ミミズ人間」って『ムカデ人間』が元だと思うんだけど、だとすると “2もさ 一見1や3と変わらないんだけど” ってのがおかしいんですよね。『ムカデ人間』は『2』だけ白黒だし、話もメタ的で作品ですから。てか、映画オタクの好きなマニアック映画の代名詞的存在になりつつありますね、『ムカデ人間』。ワタシは観たことありません(ないのかよ)。つながろうニッポン。
ふとした瞬間に連絡の話になってビクッとなるコミュ障。うっわ、めっちゃ分かるわ、この感じ。やばい。距離の詰め方がスムースすぎて脳がパニックになるんですよね。めっちゃ身に覚えある。パニックすぎて「ごめん今ケータイ電池切れで……」とか断ったことすらありますよ。マジ体験。あの時はホントごめんよ。怖かったんや……
順平ママ登場。あっかーん、めっちゃ好き。タバコという記号もグサグサくるけど、この子にこの親という関係性、「ネギ似合わない女」というキラーフレーズ、もうどれもがキレイにハマる。非行気味の息子に「タバコやめてって言ってるでしょ」と言われるとかもう最高すぎて……。美少女じゃない美女、もはや美女じゃなくてもいい魅力的な女性を描ける作家は天才と思ってるんですが、本作もまさにそれ。『ヒロアカ』のデクママ好きなんですけど、それと似た路線ですね。タバコって記号の一致だと『BOZEBEATS』も思い出しますなぁ。
ナナミン生きてた。伊地知の “私の馬鹿!!” でナナミンの洞察力の良さを見せてからの “あの呪霊は子供だ” と繋がるの、良いよね。
再び順平ママ。息子とその友達との夕飯だってのに酒フツーに飲んでバカ笑いしてるとか、最高やん……。ワタシも年なのか知らんけど、人妻って良いよね、と自然に思えるようになってきました。属性としての人妻ですよ(知り合いにも人妻いるので言い訳が必要)。
『キャストアウェイ』くらいは観ておこうな……とマジで思ったけど、今思うと、今わざわざ観るほどの映画かというと微妙なラインではあるのかな。中途半端に「昔の映画」に入っちゃうと競争が熾烈すぎるので。
そんな順平ママに対して順平がタオル?かけてあげる描写とかが入ってくるのが良いんだよね。彼も母親のこと好きなのが伝わってくる。家庭の中では順平は至って幸せ。
順平と閉鎖空間の話。順平ママの “学校なんて小さな水槽に過ぎないんだよ” が彼女の言うとおり名言すぎてヤバイ。学校という狭い世界が地獄だからって、世の中すべてが地獄なわけじゃないんですよ。学校通ってるとあそこがこの世のすべてだと錯覚しがちだけど、マジで違うからね。どうでもいいと割り切るのもアリだし、学校から逃げるのもアリですよ。正確に言うとそれは逃げじゃないよ。
そんなたった1話で魅了されまくった順平ママの元に……あぁぁ……そうなっちゃう……? イヤですねぇ。よりによっておっぱいを大量に搭載してる呪霊ってのがアレですわ。母性の象徴としてのおっぱいですね。これは『HUNTER×HUNTER』にもあったし、『火ノ丸相撲』ラブホ編でもあったネタ。
『僕のヒーローアカデミア』
心操くん。口を隠すようなデザインは「喋ったら死ぬぞ」的な象徴的で意味でカッコイイなーとか思ってたんですが、もっと即物的な意味のあるものでしたね。「それアリなのかよw」とビックリしました。強すぎ。
体育祭の時にも言った気がするけど、持たずに生まれたデクとは対照的に、持ってしまった呪い、みたいでめちゃくちゃ面白いよね。心操くんの能力とその悩み。 “悪ィことし放題じゃんか!!” って出てきたけど、よく考えると大抵の能力がそうなんですけどねw まぁ、不信感とか生まれて怖い、みたいなのは分かる。
相澤先生めっちゃ気に入ってる。武器までお揃いとか贔屓しすぎだろ!!……とか思ったけど、それ言い出したらデクの立場ないわw
学校特有の「じゃあ4人グループ作ってー」からの1人除け者。5人グループにはメリットもデメリットもある、って話は面白かったです。メリットだけだと除け者の1人が逆に可哀想になってくるというか。
んで、組み合わせ。一瞬「えっこれ全部やんの?」と思ってしまったのは内緒です。最初と最後が心操くんで、最後にデクも出てくるので、まぁ他はお察しなのでしょう。何気に最後の組に入ったモノマネくんは運命に選ばれしエリート。彼が心操くんの能力をコピーするってのも面白そうですね。「その能力めっちゃ良いじゃん」って言われるみたいで感動的です。
ビーストの彼、エースのために捨て身みたいな感じだったけど、フツーに彼がエースでもおかしくないですね。索敵も出来て、戦闘力も高いとかフツーに優秀。戦闘中は頭悪くなるっぽいのでそこがネックか。
てか、能力の代償としてちょっと頭が悪い人が心操くんの最初の餌食になるってのも面白かったですね。次はそう簡単に行かないかもしれない。まぁ、次決まらなくても存在するだけでチームワークに悪影響を与えるレベルなんですけど。
『Dr.STONE』
センターカラー。どうせ来週は表紙だから2号連続カラーですねー、とか思ったら違った。えっ、マジで??
カラー裏でおさらい。司ちゃんがドヤってるけど、もう彼のこと「不人気キャラなんだよなぁ」みたいな目でしか見れなくなってる。あの結果は呪い。
本編。刑務官? 警察官? 富田林の人ですね。タイムリーで笑った。いや、笑えないです。怖い。
あの人、バカっぽくてあまり怖くないけど、人殺し経験あるっぽいのはフツーに怖いですね。
クロムに対する原始人差別。とってつけたように始まったけど、言われてみればあってもおかしくないですね。今まで出てきた現代人が変わり者だったので、偏りはある。
枝ゴシゴシはバカでも思いつくけど、実際は現実的でない。クロムは却下した案を現代人が信じ込むってのは良かった。悪役が都合よくバカになってない感もちょうどいい。ワタシもあの場にいたら「はいはい枝ね」って納得しちゃってたと思いますw
千空と同じ科学に辿り着いたのは感動的だけど、勘違いだからなぁ……とはなった。ドヤってかっこいいけど勘違いだからなぁ。まぁ、海水の代わりに汗ってアイディアは膝ポンだったし、絵的にも楽しいのでトータルではめっちゃ良かった。
『鬼滅の刃』
恋柱のウネウネソード。『ONE PIECE』の空島に似た奴いたよね……って前に書いた気がする。
そんなウネウネソードを操る恋柱は新体操のリボンみたいですね……って前に書いた気がする。どっちか書いてなかったら困るからまた書く。
炭治郎アドバイスが遅い。柱きて安心したのか、耳やられて喋りづらかったのか。あんなに速く首に到達すると思ってなかった、もあり得るか。
んで、やたらと丈夫な恋柱。なーんでだ??という考察から過去へトリップ。当然過去の話にもその特異体質については出てくるのでうまい。ただ、 “走馬燈を見た” のナレーションはいらないと思う。
とにかく恋柱オリジン。また家族の話なんでしょう?ヤーネー??とか思ってたら違った。いや、結婚とは家族になることなのでこれも家族話の亜種か。新鮮で良い。
それよりも新鮮なのが、困難を抱えた人が社会に自分を認めさせる男性神話的な話ではなく、社会に否定された自己を肯定していく女性神話的な話になってる点。これは新しい。平たく言い換えますと、「ありのーままのー姿見せーるーのよー♪」です。『アナ雪』の例えで行くと、今回の走馬燈は、戴冠式くだりですかね、そこらへんでブツッと終わります。ヤケ起こしてエクストリーム引きこもり決め込むあの映画最大の見せ場の前で終わってる。残念ですね……じゃなくて。むしろ幸せ。戴冠式の場面において最もつらい思いをする寸前のところでレスキューが入るのです。こっちのアナ優秀。鬱に理解がある。炭治郎たちがギャグっぽく描かれてますけど、あそこでの彼らの主張は「あんただけが頼りなんだから助けてくれ」ですね。エルサでいえば「あんたの氷が必要なんだ」と言ってるに等しい。これは感動的です。ものすんごい全肯定。あれだけ忌み嫌ってた8倍筋肉が誇らしく思える瞬間。
『ハイキュー!!』
クソションベンスパイク笑った。「クソうまい」と同じくらい謎だけど、勢いは理解できる。
とにかく、クソションベンスパイクが逆にうまくいく。都合良く覚醒→新必殺技にならない感じがリアルで良いです。「今のめっちゃ良さそうだからもっかいやってみようぜ!!」みたいなワクワク感。それを試合で躊躇なく実行できるマジキチ感。
パニックケンマ。日向は動くスペースをギチギチに縛られてたけど、ケンマは思考を縛られてる感じがあって面白いですね。ネコマの脳が鳥かごに捕まった感。
んで、パニック思考の中導き出したのが「日向は高いトス苦手」。からの回想で、ブッブーハズレー。よりによって日向のバレーの原点とも言える経験が出てくるとは意外でしたね。日向はフツーの出自を持つバレー選手ではないからこその意外性。
ということで、大成功ジャンプ&スパイク。ジャンプの描写がヤバイですね。「ド」でのコマ割も面白いけど、足下のショット、何であんな向きにしちゃうの。かっこよすぎて怖いw
んで、ケンマ。脳がパニックでどうしようもないかと思ったら、開き直りにも見える解答。Aペチしかねぇ。やるしかねぇ。それが奇しくも “オープンはむてきの必殺技じゃない 何度もは決まらない” という影山の自己評価と照らし合わせとも大正解なんですよね。
日向のブロックは低身長だからこそコツがいる、という話からの、ネコマの日向キラー投入。キラーというかチェイサー? 策じゃなくて個人のチカラで何とかしようってのがAペチ感あって良いですね。
『仄見える少年』後藤冬吾 松浦健人
読切。金未来杯です。1本目。どうやらホラーらしいです。夏休みももうすぐ終わりだし、夏っぽいネタ入れとこう、みたいな意図なのかな。いや、順番の理由知りませんけど。
センターカラー。扉。初見時気づかなかったけど、しっかり姉さんもいるのね。2度目、感想書きながら見てたら気づいてなんか嬉しくなったw
本編。トータルで面白かったというのは先に言っておきます。その上で、男主人公のキャラクターが、特に序盤、クッソつまんなかった。かっこつけてる感なのは分かるけど、とにかく滑り倒してて「うわータチの悪い中二病だー……」という印象がヤバかった。
質問に直接答えず、回りくどいこと言ってくるのもウザい……というかダサいし、そのくせ聞いてもいない霊怪の説明をベラベラ始めるくだりもかなり、かなーり痛かったです。ぶっちゃけ少年マンガの主人公なんて意地悪な見方すれば中二病で括れる人多いとは思うんだけど、多分その見せ方がよろしくなかったんでしょうねぇ。ギャグセンスもそうだけど、説明下手だったのかなぁ。設定の説明と、キャラの説明。
そんな悪印象が積み重なった腕、右手で持ったケータイを左耳に当てる、とかを見ると「アイタタタタ」みたいなことにしかならないです。ああいう嫌味が少ない作品だったら、別に絵的に決まってるとも思えた可能性あるんですけどね。
そんなことはどうでもよくて、メガネ。メガネですよ。メガネがいたらもう他はどうでもいいです。かなり大きめのメガネを、かなり下に垂らしながらかけてる。レンズが瞳に半分くらいかかるような感じですね。これは多分 “霊ね……ね” “見えるし” “見えない” のセリフと関わってくるんだと思いますよ。見えてるようで見えてない、けどいるのは感じる、という境界線上のグラグラ感。どっちとも取れない曖昧さの表現なのではないでしょうか。
メガネの拡大解釈。姉さん。完全に目を隠してる。これは逆説的に「見えすぎてる」の表現ですねえ。厳密には違うし、メガネキャラ好きからは好ましく思われないだろうけど、メガネキャラが2人いると言っていいと思う。
んで、帰り道だったり、猫じゃなかったりして崖っぷちに追い込まれる。ここで面白いのが、メガネなんですねぇ。姉さんが「助けなくてもいいんじゃない??」と煽ってくる場面で印象的に描かれるのが、床に落ちたメガネ。右のレンズには主人公が単身、左レンズには主人公と他にレンズの橋にろくろ首に捕らわれたヒロインが写り込んでる。コレね。超良い。しびれた。言うまでもないけど、彼女を助けるか助けないか、という二者択一をメガネで描いてるのですよ。これは良い。メガネとは2つのレンズが1つになったモノである、というメガネ解釈。これは痺れたなぁ。メガネにこんな使い方があったとは。ジャンプを定点観測してて良かったです。あれだろ、女性キャラのメガネを属性としか認識しないメガネ好きからするとメガネを落とした時点でクソなんだろ。違うんだよなぁ。こちとら女性よりメガネの方が興味あるから。
んで、必殺技ワンパン。ぶっちゃけ本気出せば何にだって勝てたって話だから「なんだよビビって損した」という話ではあるんだけど、変身シーンの絵的な魅力はバッチリだったと思います。ぶっちゃけ今回の金未来杯でこれ以上のものは期待できないだろうな、と思ってしまうレベル。
ということで終わり。一部非常にマイナスな部分もある。あるが、良いところもあり、メガネ使いに関してはかなり好印象です。ぶっちゃけメガネを意識的に使ってくれるだけで個人的には嫌いになれません。金未来杯、3本目にメガネキャラ出てきますけど、間違いなくメガネ使いは本作の方が上だと思います。そんなことを言いたくなっちゃうくらい良かった。
『ブラッククローバー』
団長なら何とかしてくれそう、と漠然とした安心はあったけど、具体的にどうやって転生の問題をクリアするのかと思ったら、今回はスルー。そうか、さすがに無理か。団長なら気合いでクリアしそうな気もしてたんですがw
悪役会議。社会が混乱すると刑務所が壊れて……というのはあり得そうで怖い話。富田林も怖いですが。
そんな2人。2人ともふてぶてしく、悪意を溜め込んでてかっこよくも見えたんですが、すぐにムキになる。ちょっとこの小物感いいですね。いや、小物でもないんだけど。
あと、地味に、2人がイヤミを言い合う時に互いの能力を説明してるのも親切で良い。久々の登場だからね。そんな2つの能力を組み合わせると、鬼強い。まぁ、直接的に強いというよりはハメ性能特化なんですけど。とはいえ、あれはチートだよなぁ。相手の強さ関係ねぇもん。
ジャンプキャラクターアレンジデザイングランプリ結果発表
カタカナが長すぎて読みづらい。
そーいやあったねーこんな企画、という気持ちとともに結果。とても良いです。面白いです。
ただ、気になったのは作品の偏り。最優秀が1つ、優秀が4つ発表されてるんですが、『ONE PIECE』と『鬼滅』と『ヒロアカ』。それぞれ2-2-1。『鬼滅』大人気ですね。作品のファンが多いのか、デザインの元ネタとして優れてるのか。『ヒロアカ』からはトガヒミコなのもちょっと面白かったです。デクとかオールマイトじゃないんだw いや、何となく分かりますけどね。トガヒミコは強い。絵的に強い。
『アクタージュ act-age』
センターカラー。ヨナギとアラヤ。なんかヨナギの印象がいつもと違うんですけど、瞳の色かしら。分からん。
本編。読み合わせ。作り込み、というか全力ですごいアラヤ。ちょっと学校の国語だか英語の時間で1文ずつ読んでくやつ思い出した。めっちゃ本気で読む人いたよなぁ。ああいうのを笑うのは良くないと大人になってから気づきましたが、あの浮いてる空気、久しぶりに思い出した。
“俺まだ死んだことねーしな” そうか、あのジジイ、死ぬ前だからこの作品やりたいのか。今だから感じる死生観というか、そういうのを作品に込めたいのではないか。
んで、役が入れ替わってる説。暫定的には「分からない」で正解だけど、当然そのままじゃイカンのでさぁ困った。ヨナギ視点での悩みがメインではあるけど、当然アラヤの方にとっても困難であって、それをわざわざ与えてるのはあのジジイ。要するに、今回の劇を通じてアラヤをさらに成長させようとしてるのではないか。おいおい作品の私物化が過ぎるだろ、と一瞬思ったけど、それいったら黒山監督は死罪だわ。他人の作品でやってるから超タチ悪いw
『アリスと太陽』
司会がバナナマンだー、とか思ったけど、もうちょっと設楽似せれない??とも思うので怪しいか。設楽もうちょっとクセある顔してるでしょ。『ONE PIECE』のマルコのが似てるよい。
「どうせちゃんと歌えたら最強なんでしょう??」と鼻ほじりたくなるような状況なんですけど、ここでまさかの審査員の心理戦。そっちかよw いや、これは面白かった。戦いにハラハラする要素が1ミリもないと思ってたら、審査の方にあった。まぁ、ズルするにしては杜撰な気もしないではないが、こんなオモシロをぶっ込んでくるとは思わなかったので、ホント良かったです。
んで、アイドルちゃんが歌って、100点出そうな予感。なんだけど、あそこで100点入れようとしてる人、審査員3人の中で、音楽的には最も素人ですよね。いわゆるリリーさん枠(オイヤメロ)。しかも女性なのでかなり贔屓目が入っちゃってるのではないか。まだ完全に負けたとは分からないんじゃない??というラストだと思います。
『火ノ丸相撲』
火ノ丸くんのムッツリキャラ、板に付いてきたなぁ。こんな魅力的なものが高校時代に見れなかったとは。いや、作品で描かれてないだけで、夜寝る前にちょっと出てたりしたのかもしれませんけど。
データの紹介……なんだけど、火ノ丸くんがいっぱいいっぱいで何も見てなかったからであって本当は「おさらい」っていうのが面白いですね。当然読者に向けての情報開示なんだけど、そこへの言い訳。うちの火ノ丸が不甲斐なくてホントすいません、みたいな帳尻あわせ。
今更策を考えてもそんな劇的に変われるもんですかねぇ??という当然の疑問が劇中にも出てくる。ナイスチヒロ。そっからのシバキ山演説が解答として素晴らしい。これから急に強くなるのではなく、既に強いのにそれを出し切れてないから負けてる。まぁ、屁理屈って一蹴もできるのかもしれませんが、ワタシはこういう屁理屈が大好きです。
んで、次戦。ラブホで子作り、ダチ高の仲間と再会、この2つの流れを汲んでダチ高のメンツの兄弟、子供。ラスボス般若。
『食戟のソーマ』
『華麗なる晩餐会』が新刊に収録されるそうです。当時のアニメ化作品のヒロインが勢揃いして『食戟』のメシを食べる、という読切。当然『食戟』の2人が描いてる。めっちゃ面白いです。あの頃はチカキャノンも元気だったんだよなぁ……。まぁ、とりあえず潔子さんが最強。
本編。少女漫画チックな王子様アプローチを連発する鈴木先生。チックというかパロディー。少女漫画パロって割と安易にやられがちだけど、本作の場合はえりな姫が少女漫画好き、という前提があるから一味違いますね。ギャグっぽく見えてもえりな姫にはグサグサ刺さるし、それと同時に「知っててやってるのか?」という計算高さも疑ってしまう。てか、秘書子の顔がすごい。そんなに驚くかw
それに触発されたのがソーマくん。リベンジするためにはえりな姫をうならせないといけない、なのでソーマくんもえりな姫に熱烈アピール。このロジックはうまい。
女子たちで恋バナ。えりな姫、田所ちゃんに好きな人を聞いてたけど、鬼か。知らないからって言っていいことと悪いことがあるだろw 絶賛モテモテ中のえりな姫に聞かれるのはつらい。「お前のせいで散々だよ」感がすごい。いや、鈴木先生の方が原因ではあるんだけど。
んで、えりな姫の理想のタイプ。理想のタイプはあくまでもソーマパパ。年上が好きってことはー??ではない。これはむしろ、息子vs弟子のソーマパパの継承者争いってことですね。どっちがよりソーマパパ性を有しているか、という争い。
んで、その真相に田所ちゃんだけが辿り着くのも面白いですね。まぁ、寮生なら気づいてもいいと思うんだけどw てか、やっぱり田所ちゃんにとって耳が痛い話しか出てこない。
ラスト。学期末試験は海でなんかするそうです。リアルじゃ夏休み最終週だよ!!
『ゆらぎ荘の幽奈さん』
天弧さんちにお邪魔ー。とにかく風がすごいです。風がすごいので意味もなくパンツが見えます。話が真面目すぎてミウラ老師が照れておる。
風がすごいので、風を利用すればこゆずの霊力でも大活躍できる。たぬきがくま出して、たぬき女子高生が大喜びinきつねんち。動物園かよ。スズメもいますね。
実家へサツアイを前にやたら絡んでくる仲居さん。今の幽奈さんにとって最も「家族」と呼べる人は最古参の仲居さん、という理屈は納得ですね。まぁ、当然それがこの後の「ここは俺に任せてお前らは先に行け」展開への布石になってるわけで。しっかり登場キャラがそれぞれ見せ場と活躍をしてるからすごい。非バトル要員だから割と扱いづらいメンツが揃ってると言えなくもないんですけどね。うまい。
んで、師匠も登場。噂をすれば出てくるの心臓に良くないw そして、転送グラサンの人のキャラがどんどん立ってくるのが面白い。もはやモブとは呼べない。
逃亡劇の切り札は、密集した岩への突撃。ちょっと『スターウォーズ』で見たことある展開……と思ったら仲居さんが絡んできた。千紗希ちゃんマンさんがスーパーテクを見せつけるのも楽しみだったけど、まぁ理屈としてはこっちのが強いですね。そっから仲居さんの自己犠牲に繋がるのも非常にスムース。よく出来てらっしゃる。
何気にグラサンの彼女が仲居さんを助けに行ってるんですね。いや、トドメとか意地悪な見方もあるかもしれないけど、助けでしょう。多分。優しい世界である。いい人しかいない。
んで、復活してエンド。「知らない人に助けてもらう必要ないんで」と覚醒幽奈さんが自力で仲居さんを助けたのが面白いですね。とりあえず只者じゃない実力を見せつけられますし。逆に言うと、だったらグラサンが仲居さんを助けに行く描写なくても良かったんじゃない??という話でもあると思います。それでも助けに行かせる優しい世界。
最後に『ゆらぎ荘』あるある。めちゃくちゃ良い場面なのにパンツが見えててちょっと脱力。
『銀魂』
あと4回なのにまだゴリラ。が、やっと本筋に絡んでくる。しかも坂本。近藤と坂本を絡めるのはうまいかもしれませんね。最前線でウホウホやる感じというよりは仲間を信じてあとは任せろ的なキャラですし。
んで、ウホウホ翻訳ネタが坂本相手にも続くので笑った。もう広げようがないと思ったら、そうきたかw 通信不全と翻訳不全。 “急にウホウホになった!!” は笑った。
ゴリラがゴリラとして1つ成長した上で帰還してエンド。最後の最後までゴリラ尽くしであった。もうあと3回になっちゃうよ。
『田中誠司』
猫は液体を真に受けるやつがあるかw まぁ、バトル漫画解釈としては面白いです。そして、何よりも、この液体化の能力、疑いようもなく『ターミネーター2』ですね。T-1000。そもそも、未来から暗殺者と守護者がやってくる、という本作の設定自体がめちゃくちゃ『ターミネーター』なのです。『ドラえもん』でもあるけど、攻防があるのはやっぱ『ターミネーター』。それを踏まえた能力を持ってきたのはなかなかオシャレなんじゃないでしょうか。かなり好きですよ。先人へのリスペクトを隠そうとしないその姿勢。ちゃんと『ドラえもん』ネタも堂々とぶっ込んできてますね。このかけ離れた2つの作品を結ぶのが「猫は液体」。うまいなぁw このアイディア出た時、作者ニッコニコだったんだろうなぁ。「すごくない? うまくない??」って担当にドヤってたのではないか。たしかに、うまい。
あと、傘ライフルのポーズ、なんだかよく分かんないけど、かっこよかったです。どうなってんのか分からないんだけど。
『紅葉の棋節』
一手目に香はまったくのナンセンスって先週書いちゃったけど、違った。もちろんトンデモな一手目ではあるんだけど、一応意味はありました。これだから素人は……
百日紅オリジン。おじいちゃんよりも気になったのが、ウォークマン。おいおいウォークマンユーザーだったのかよ。仲間じゃないか。ヘッドホンは目立ってたけど、あの線が繋がってるのウォークマンだったのかよ。やっぱiPodよりウォークマンですね。生産中止するようなリンゴは信用ならんですよ(iPadは超欲しいですw)。てか、今考えれば、あのヘッドホンもソニーっぽいですね。途端にソニーにしか見えなくなってきた。
子供の頃から天才だったけど、天才故に相手が毎回悔しがるのを見てきて辟易。もちろん贅沢な悩みではあるんですが、この意外性は良いですね。今までにない苦悩であり、それが今の彼を形成したと思うととても腑に落ちる。主人公サイド、みんな暗くて重いもん抱えながら将棋やってるからねw 彼の生い立ち、彼の主張を知った後だと余計に死に物狂いで襲いかかってくる主人公に対して “もうやめない?” と言いたくなるのも納得してしまうというか。
まぁ、雑にまとめると、考えが違うって面白いですね。
『キミを侵略せよ!』
ひっそり隠れてスイーツを堪能(スイーツじゃないけど)。なんか『斉木』で見たことあるような話だな……と思ったら女体化までしたので驚いた。そんなに被ります? てか、ギャグ漫画としてそんなメジャーな話でもないと思うんだけどw
まぁ、普通を愛する主人公と、無意識的に見抜くド天然の組み合わせってのは『斉木』ですね。要するに、燃堂を美少女化すると相場さん。桑田佳祐が気に入るわけだぜ……(意味不明)。
そんな外枠の部分では『斉木』との類似が目立った今回ですが、『斉木』と決定的に違うのがアスマくんの存在だと思うんですよ。まさか本作の鍵を握るのがあっくんとは……。初登場時からかなり好きでしたけど、ここまで重要になってくるとは思ってもいませんでした。可愛いもオモシロもあっくんが最強かもしれない。電話無視されるのは笑ったわ。つらいのは分かる。
そんな弟のコミュ障あるあるネタの直後に姉のコミュ障お化けネタが飛び出たのも気持ちいい。いきなり後ろの席に話しかけるのはたしかに化け物だわw
んで、小さなウソをつくと、それが雪だるま式に膨れ上がっていく。店員に見つかるくだりは見事でしたね。そっから相席するのは無理ある気がするけど、事前に相場さんのコミュ力お化けぶりを描いてるので「こいつは平気でこういうことする……」と納得できるというか。
あっくんのコミュ障あるある。とにかく女に弱い。やべぇ、マジあるあるだわ。心の中で「余計なことを」と姉を呪ってると思います。それと同時に「この距離で真正面に女??」と意識しまくる感じね、分かるわぁ。
忘れた頃にやってくるケーキの話。そうか、ケーキが主目的だったわ。てか、めっちゃうまいじゃん。ここで最初の話に繋げてくるとか。細かいギャグもきれいに連鎖してるし、今回なかなかの傑作回なんじゃない?? 一時期やたらと最後に落語的なオチをつける話多かったですけど、今回は1話全体を通じてうまかったと思います。
んで、あっくんが空虚な初恋をしてエンド。山口くんに相談して全力でイジられてほしいです。
次号予告
巻頭カラーは『ONE PIECE』……えっ? 『dr.stone』じゃないの?? アニメ化決定じゃないの?? 100%そうだと思い込んでました。えっ、マジで。『勉強』のが先にアニメ化すんの。いや、別に先にするから偉いとかもないんだろうけど、作品の人気&評価は『dr.stone』のが高いと思ってるのでマジで意外。ただのアニメ化ではないのだよ……って可能性もあるけど、『dr.stone』以上だと思われる『約束』がただのアニメ化だからなぁ。どういうことなんだろう。気になる。
あと、マックのハンバーガー無料券が付いてくるのにも驚きました。『ドラクエ』のスマホゲーでも最近似たような無料クーポン配ってましたけど、まさかジャンプとは。多分ハンバーガー100円だからジャンプが実質100円引きですよ。まぁ、100円あったらハンバーガーよりコーヒーが欲しいです。今年の夏は特に暑かったですが、避難場所としてマジお世話になりました。今のワタシが生き延びてるのはマックのコーヒーのおかげと言っても過言ではないです。
目次
読者コメント。どちらもジャンプと関係のない日常系のネタで大変好み。特に3千円落とした話、すげぇ好きです。前科あるんかい、という感じがとても良い。
いつもAに入ってくれている松浦さんが作画担当の読切が今号掲載。必読です! <しろ>
(『アクタージュ act-age』)
あの読切、まさかの『アクタージュ』組だったのか。宇佐崎師匠!!
剛力(ゴウリキー)さんはなにも悪くないし医大の件は大学側が100悪いとワタシは思うんですけど…
(『呪術廻戦』)
目次コメントでは珍しいタイプの時事ネタだ。まったくその通りだと思いますw
ミウラ老師のゲームネタは全般好きなんですが、最後にうまいこと言ってきたので驚きました。良いフレーズ。
前々号の目コメでタイショウさんがツイートを…!いつかFA(ファンアート)描きたい!多謝!!
(『田中誠司』)
タイショウさんって誰……と思ったらチューバーの人でした。実在か非実在かは知らない。「いつか描きたい」ってのは「週刊連載マジ地獄やねん」ということなんだと思います。がんばって。
ゲームはクソ! ミュージカルが最高!(今更あのネタ好きになってきてます)。
愛読者アンケート
金未来杯なので支持不支持の2択があります。まぁ、支持かな。メガネ良かったよ。
質問もそれが多いんだけど、最後にジャンプ購読歴。ワタシは10-20年ですね。細かい数字は分からないけど、20は明確にない。ジャンプ読み始めた時は既に『ONE PIECE』やってました。『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』『こち亀』を単行本で読んでて、その後にジャンプ本誌に手を出した形。
総括
うむ、水曜深夜。ダメですね。せめて火曜にしたいなぁ。むずい。ぶっちゃけ、今週時間はありました。無駄に使っちゃうんだよなぁw
今週のベスト作品。なかなか悩ましい。『勉強』『鬼滅』『侵略』の3択ですね。女、女、あっくん。うーん……女にしようか。どっちの女かっつーとこうなるとやっぱ『勉強』だよなぁ。前からブーブー言ってた点への全力の解答だったわけですし。
あと、次点は読切も追加で。
今週のベストコマ。今週は迷う余地なくて助かります。『仄見える少年』より、落ちたメガネのドアップです。2つのレンズに映ったものの違いが主人公の心情を雄弁に語っていて素晴らしかったです。
最後に今週のベストキャラ決めて終わります。ベスト作品と重なりが多いんだけど、今週は次点が多い。3人。
- フィル 『約束のネバーランド』
- あんなん久々に出てこられたら泣いてまうやろー!!案件。
- あっくん 『キミを侵略せよ!』
- 今週は屈指の傑作回だったと思うけど、その立役者はどう考えても、あっくん。ちなみに、今週のベストキャラも上から数えて、女、女、あっくん。
- うるか 『ぼくたちは勉強ができない』
- 次点その2。準優勝はうるか嬢。ベストも考えたけど、好きなキャラだと負ける。
ということで、今週のベストキャラはこの人。
- 吉野順平の母 『呪術廻戦』
- 人妻属性のチャンネルが開きそうになるレベルで良かった。グサグサきました。何気に本作、女性キャラがどれもめちゃくちゃ良いですね。連載始まる前から期待してた作品ですけど、ぶっちゃけ女性キャラに関しては「太股ですねー」くらいしか思ってなかったです。ここまで女性キャラで戦える作品だったとは。何ならその中でも一番好きになるかもしれないです。まぁ、出番の量的に長い目で見たら不利なんだけど。
- とにかく大人感、大人の色気がにじみ出てて素晴らしかったですね。それでいて酒入ってノリが雑になる感じも魅力的だし、映画ネタに一瞬でロウテンションになるめんどくささとか、もう最高。一応母ですけど、バブみではないのかな(あんま使い方分からないってのもある)。そこはネギ似合わない女目指してますし。
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