北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2025年21号の感想

 ネットフリックスの『新幹線大爆破』、信じられないほど面白いです。今年の実写邦画で一番面白い可能性がある。邦画全体だと『ドラえもん』。

表紙

 新連載。になぜか全連載作の主人公が添えられてる(描き下ろしではない)。来週合併号なのでややこしい。というか端的に意図が分からない。「今年度の新連載はみんなこうです!」ということならまぁ納得はするけど、普通にイヤだな。
 ……全連載作ではなかった。『アストロ』『星線』『エンバーズ』がない。『シド』もないか。ここはセンターカラーもやってるので謎なところだ。マジでこの線引き何だったのだろうか。新連載どころじゃなくなっちゃうだろ。

読者プレゼント

 アインシュタイン相対性理論。今回は賞品が2つ組み合わせで当たるようなんですが、結構雑な組み合わせがあったりして楽しいです。個人的にはクオカードと図書カードの組み合わせが、一瞬違和感ないけど、微妙に噛み合ってなくて好きです。どっちかでいいだろ。

巻頭カラー『NICE PRISON』すがぬまたつや

 新連載。十年以上戦士のすがぬま先生がついに初連載なのですが、作者の紹介にツイッターでのインプレッションといいね数が書いてあって意外。ジャンプの作家でこういう誇示をする人初めて見たかも。とはいえ、赤塚賞出身者にSNSでのウケの適正があった、というのは結構興味深い話かもしれない。
 本編。スーパー模範囚が刑務所の平和を守る。いかにも赤塚賞っぽいノリ、めちゃくちゃ良い。何だろ、短い尺の独立したギャグが矢継ぎ早に飛んでくる感じか。あまりに無数にばらまかれてた混沌、という話になってるのも面白いし、ちょくちょく刺さるネタがあるので思わず気になってしまう。エアリアルヨガからのスパイダーマンはマジで良かったw
 説明パート入ったと思ったら、特に中身のない説明なのも好き。スーパー模範囚のくだりもそうだし、図解も良い。とはいえ、『ONE PIECE』の七武海みたいな設定とも言えますね。
 ナンセンスなギャグが無数に続くと思ったら、意外とちゃんとした情報も紛れ込んでた、みたいなのも良い。ちょっとやりすぎると伏線のドヤ感が出ちゃうと思うんだけど、そこまで大層なもんではないのが良い。
 卒アルに載ってる生徒の名前が寿司チェーン由来なんですが、魚べいがあるので嬉しい。個人的にくら寿司と魚べいの二強です。有料の高級ワサビがうまい。もちろん無料のもあるけど、買った方がいい。。回らない寿司が食べたくなったら魚べい。王道もうまいし、色物系もうまい。魚べいいつもありがとう……。
 ポケモンボールも笑った。ツッコミでポケモンと示されてから読み返すと、「カチッ」のコマがもうあの動きとしてキレイに脳内再生される。謎の気持ちよさがあるよね。
 ということで終わり。面白かった。こういうのが常に1つくらい連載してるジャンプであってほしいものです。来週はセンターカラーらしいですが、巻末固定になる気がする。

ONE PIECE』1146話

 ナミとウソップのバトルが楽しい。かなりシリアスな場面ではあるんだけど、程良く緊張感がない。それでいて矢印の厄介さ、謎の復活能力などと情報で引き込まれる部分もある。
 んで、お偉いさんたちの狙い。世界の終末に向け、大きな戦いが起こるらしく、そこに巨人を使いたいらしい。巨人たちをボコしながら「巨人が戦況を大きく動かす」と言ってるのが矛盾っぽくて面白い。その舐め腐りが天竜人らしくて良いですね。いや、胸糞ですが、胸糞な悪役としては良い。

『あかね噺』155話

 からしDTMやるらしい。曲作るんか。すごいね。DJマスタードじゃん。
 本編。今に至るまでのからし。テレビ界を含めてからしの成り上がりが語られてるので面白い。お笑い界の例として最初に出てくるのがエンタっぽい芸人なのがめちゃくちゃ良い。あの「いそう」感すごいと思う。あまりの精度の高さにちょっと感動しちゃった。
 先週、ひかるの成長を一剣師匠がコントロールしてたように、からしもコントロールされるのかと思ったら、彼の場合はお説教もすべて最初から織込み済みで、自分で成長ルートを設定してるっぽい。からしらしくて良かったし、ひかると同じ話の繰り返しになってないので良かった。
 R-1準優勝で順調に名前は売れたが、異色扱いも強くなっちゃったので、その対極と言える決まり事メガネの大会にエントリーする、という流れも良かった。正直ひかるの話より全然面白かった。

センターカラー『アオのハコ』193話

 あけおめ。初詣でいろんな人と予期せぬ出会いを果たす。基本は菖蒲が中心だが、 “なんて後輩力の高い挨拶…” の兵藤妹もめっちゃ良かった。良い子すぎて笑ってしまうというか、好感度はあるはずなのだが、逆に不自然というか違和感も抱いてしまうというか。兄を追いてこちらに駆けてくるのが後輩ポイント高いんだけど、兄と一緒に同い年の遊佐弟もいるのがまた面白い。一緒に行けよ。からの戦闘民族みたいなこと言ってる兵藤兄も良かった。ただの体育会系とはまたちょっと違うノリが魅力的ですね。
 匡と菖蒲の話をやってからの、高砂くん。イエス! 脳破壊!! 高砂くん良いよなぁ。さっきの後輩力と似た感じで、派手ではないが理想ムーブしかしない感じが逆に胡散臭くもあり、それでいて彼の理想ムーブはすべて「好意を口に出して伝える」なので匡と対極になってるのが良い。
 高砂くん、変にダークサイド見せずにそのまま胡散臭いくらい光の存在でいてくれ……と謎にハラハラしながら読み進めてしまった。菖蒲と分かれたあとに男友達との会話の場面が始まった際は「これはダメなパターン!!」とマジでドキドキしたw 普通に健全なので安心したが、そもそも登場シーンで十円玉拾ってたのに、菖蒲が来たら靴紐結んでたと小さな嘘をついてるのが気になる。というか、あの小さな不穏さが良いな。高砂くんで一生「大丈夫だよな……?」とハラハラしていたい。
 んで、高砂くんが匡をブッ刺していくんですが、言われて傷つくのは間違いないが、かといって高砂くんがギルティというわけでもない……と絶妙。ギリギリのところで確信を持たせてくれない高砂くんのことが好きでぇ……。
 口に出さないのが不健全すぎる匡ですが、とはいえ、ダメージ喰らったという半分くらいギャグっぽく大喜と雛に表明できるので多少の前進は感じる。そんな匡を救うべく大喜が別の恋を思いつき、カメラが意味深に雛に寄って終わるんですが、大喜が言い出す流れはちょっと感じが悪すぎるので笑う。まぁ、この場面は実際のところ、大喜の提案(別の人を好きになる)を大喜に振られた雛が勝手に受け入れて真剣に考え始める、ということですね。まぁ、だからといって大喜の感じの悪さがなくなるわけではないw というかこのグループで連んでたらもうそうなるのは仕方ない話ではある。こういう地獄人間関係が形成されてしまうから、「今の関係が壊れるのが怖くて……」と告白を躊躇するラブコメ作品は多いわけだ。
 それはさておき、雛のマフラーの結びが可愛いのですが、『名探偵コナン 隻眼の残像』でコナンくんが似た感じのやってました。もちろんあっちは蝶ネクタイ風。たぶん蘭姉ちゃんの仕業。

『カグラバチ』76話

 チヒロが妖刀の能力知ってる件、「やべっ忘れてた……」なったんだけど、たぶん初めてじゃないと思う。三半規管がどうのってのも事前に分かってたからの対策か。ただ、今回は昼彦の使い方がチヒロの想像を超えていたのでビックリ、という要素が良かった。死体の再利用、作戦として効率的というか、理にかなってて良い。まぁ、よく考えたら、死体ごと動かすメリットはそれほどなくて、刀だけ飛ばせばいいんじゃないかな。
 んで、先週気になってた「サムラに見せるべき幻覚は自分の死じゃないんじゃねぇの?」の件、早速やってたきたので良かった。ちゃんと他に、具体的な殺す方法が整ったときに満を持して見せるのですね。んで、幽のコスすぎる情報戦はこの日のための布石だったと。回想で印象的だった自殺妄想の場面を持ってくるのもうまかったですね。幻覚体験として分かりやすいわけではないが、情報を整理できずに混乱する感覚としてはものすごく迫力ある。
 対チヒロ。時間稼ぎとして、ホテルの廊下の向きを変える。廊下をぐるぐる動かすと言えば映画『インセプション』だし、おそらく今回の縦長のコマもそれを意識してると思うんですが、ぐるっと変わる向きが『インセプション』と違う。こないだの『AKIRA』もそうだけど、ただ、似た絵を持ってくるだけでなく、そこに少し変化を入れてくるのがナイスだぜ。

『SAKAMOTO DAYS』210話

 シシバとオサラギに対して、槍で2人をジャンプさせ、その隙にトーレスに地面を砕かせて、下にいる手下たちに殺させる。なかなか良いコンボで感心したんだけど、正直モブ殺し屋にORDER殺せるとは思わないよな……。あと、仮にあの乱戦で2人を殺せる殺し屋が出たとしても、乱戦のドサクサなので新ORDERにふさわしい実力とはとてもじゃないが思えない。
 んで、タカムラ起床。起動の方がニュアンス近いかも。シシバの首もとに日本刀が迫る……と思ったら飛んできた銃弾のエフェクト。漫画でしか成立しない引っかけで面白い。アニメ化不可能だと思う。
 ということでカミハテ登場。たしかに現在が気になる人ではあったけどw 存在自体がギャグみたいな人なのと、室内の開けたバトルフィールドと食い合わせが悪すぎて面白い。そもそもどうやってここまで来たのか、とか。あと、この位置関係だと頼もしいのかどうかもよく分からない。まぁ、逃げる手助けとかなら活躍の余地はあるかもしれんか。ぶっちゃけ「シシバが死ぬかと思ったら瞬間に予期せぬ助けが入る」というラストは前回とまったく同じなので、普通にやったらそれほど効果的じゃないと思うんだけど、前回と違ってギャグでもあるから面白い。助けに来るとしても、わざわざあそこまで近づく意味がないというか……。

『魔男のイチ』31話

 毒舌バクガミ様が可愛い。ので、正体を現してめりょめりょするのは余計だったというか、可愛いまま不穏な言い回しで煽ってくる方が怖かった気がする。とはいえ、殴られてクゥ~ンとなってるバクガミ様は可愛い。
 あと、ゴクラク身体改造が一度母親から反対されるくだりを持ってきたのが良い。ピアスとかと同じ話だと思うんですが、それが家族を守るために暴走してしまう。『アオのハコ』の遊佐弟みたいに、DNAに対する反抗としてピアスとかを持ってくるは割と定番だと思うんですが、家族愛として自分の体を傷つけるというのがものすごく良かった。
 んで、理不尽ルールを押しつけてくる魔法に対して、ゴクラクが無視してパンチ。そうだったそうだった、ゴクラクはこういう人だった。男だから対象外なんだけど、対象外だからこそルールを無視して自由にできる。それに対して、魔法がルーレットを完遂しようとこだわってるのがちょっとおかしかった。別にルーレットとか無視して指名すればいいと思うんだけど、一度言ってしまったルールは変えられないってことなのかな。
 ラスト。ルーレットの矢印がイチを指す。正攻法で勝負するかは分からんけど、ここまでシンプルに「イチさんあとはオナシャス」となるのは意外だったな。ゴクラクのドラマが熱かっただけに。あと、魔法具の活躍がまだ全然少ない。

『ウィッチウォッチ』199話

 バン、解雇。当たり前すぎる話なのに「そんな急なこと言わなくても!」と思ってしまった。すっかり騙されてた気分。
 んで、モイちゃんを怒らせない試験。バンの初手が「ニコを脅す」なので笑った。ここまでクズだったっけこの人……。
 ということで、魔法。怒りが体から抜け、頭上に雷雲を作る。カミナリが落ちるまではかなりの猶予がある。バンが調子に乗り、ニコが気づいたときには時既に遅し、という話の展開も含めて『ドラえもん』の「まあまあ棒」ですね。わさドラになってから既に複数回アニメ化されてるので、かなりお馴染み感がある道具。ちなみに、「まあまあ棒」でツイート検索したら本作だけでなく、『サザエさん』最新回への言及も多く、どうやらあちらでも似たような話をやってたらしい。謎のまあまあ棒ブーム到来。
 オチはさすがに本作オリジナルというか、本作らしいオチになってて良かったんですが、オチとして良かっただけなので、「それはそうと解雇は確定じゃない?」という話ですね。同情の余地が1ミリもないまま終わってしまった。春は別れの季節……。

センターカラー『しのびごと』30話

 試験。アオイさんが補習。勉強ダメだったのか。充実した学園生活は送れてない子だけど、勉強もダメだとつらいな……。
 敵幹部の会合。近代的なビル、それも巨大なのが意外だった。あのビル全部が敵組織なのか、間借りしてる(空き部屋勝手に使ってる)のか。
 敵幹部。そこそこ既出の人もいつつ、新キャラも出てきて、というバランス。なかなか魅力的なキャラが揃ってるな。カス扱いのツバメが良い。粛正されずにまだ一緒にいる、というのが結構珍しかったと思う。潜入してたから彼の情報は未だに貴重ってことなのかな。

『悪祓士のキヨシくん』41話

 棺くんと冷気バリア魔王。最初はバリアをどう破るか。続いては敵も遠距離攻撃してきて、そのまま近距離攻撃に移行する。幸先は良かった棺くんが徐々に追いつめられてく展開が良い。最初はバリアを破ることを念頭に置いてたのに、気づけば敵が近づいてくることが恐ろしくなって……。何なら本章の魔王戦で現状一番面白いかもしれない。
 そして例によって『アストロ』とは違う意味で「『ONE PIECE』ですか?」という場面が連発するのも楽しい。それが最終的に行き着く先が「ギア2」なので最高である。「自分に熱湯を撃ち込む」というアイディアの内容込みでギア2っぽくなってるのが良いですね。ギア2も蒸気機関車だけど、棺くんは電子レンジ。

『ひまてん!』39話

 猫を飼う。一時的に預かる話かと普通に飼う話なのでビビった。即日決断するんじゃないよw あと、猫飼いの実態をよく知らないのでリアリティが分からないんだけど、高校生の一人暮らしが猫を飼うのって可能なのかしら。ひまりみたいに金に糸目をつけないタイプだと割とイージーだったりするのかな。巨大ゲージのくだりには笑いました。デカさのスケール感が予想外。
 猫を挟むことでひまりと殿一が子持ち夫婦っぽくなる。元々殿一は専業主夫みたいなもんだったけど、そこに子供の代わりが加わった形。ワンエピソード限定なら分かるけど、普通に今後一生(猫の一生)続くわけで、急にめちゃくちゃデカい変化が生じましたね。ちょっと未だに受け止め切れてないところがある……。

『鵺の陰陽師』95話

 次々と新キャラが出てくるので驚く。展開、新要素が多すぎてついていけないギリギリのところなんだけど、思いの外夫婦のコンビが魅力的というか、もうすっかり魅力が定着してる感あって自分でも驚く。彼女もこないだ出たばっかなんですけどね。学郎への溺愛キャラだけど、一旦嘘とはいえ結婚してるので学郎へのアピールという要素がなくなり、サポートだったり、ギャグのフリだったりと役回りがものすごく良い。ツッコミではないのが本作の独特のギャグバイブスを強めてくれる。リコーダーのくだりとか良すぎる。もう本当に夫婦でいいんじゃないかとちょっと思ってしまった。それはさておき、学郎の告白どうなった。。
 サウナ対決。学郎がメガネを奪うことで勝利するのが良かった。その際学郎のサウナハットが落ちてるのも良い。互いに裸になることで2人の間の壁がなくなる、的な。関係ないけど、世の中にはサウナ用のメガネが存在らしい。普通のメガネでサウナ行くと人間は火傷するので気をつけてね。たぶん今回の学郎も熱かったと思う(わざわざサウナ用にはしてないイメージ)。
 姉が出てきたと思ったらサウナ行って、サウナで勝ったと思ったらまた話が進んで最後には鵺さん召喚まで行くのでビビる。君のいない世界のスピードについてゆけない。

『僕とロボコ』230話

 体育の二人一組で揉めるガチモツ。3人グループの友達はこれがきついですね。ものすごく基本的な苦難なので「今までどうしてたんだよ」と思わざるを得ない。急に当たり前の学校生活あるあるが出てくる。
 そんな2人の勝手すぎる心理戦を傍観の立場からツッコむボンドが面白いんですが、よく考えたらボンドは部外者じゃなくてゴリゴリの当事者ですよね。お前のせいとは言わないが、どっちと組むかはお前も少しは気にしろよ。そこは放置のまま話が終わってしまったので消化不良……とは言わないが、まさに “何コレ…?” という着地であった。着地した風なだけで何も着地してないという。無からトラブルが生じ、解決して無に戻る、という感じか。まぁ、小学生の友達関係なんてこんなもん、と言ってしまえばその通りかもしれない。

センターカラー『キルアオ』98話

 2周年記念。表紙巻頭はいけなかったか。あと、今週の特殊集合表紙に一応選抜されてはいるものの、センターカラーなので選ばれたと判断していいのかは少し怪しいところ。ただ、2周年で扉のアイディア募集企画始まったので、まぁ安心ですな。
 本編。占い。女子の占い好きを面と向かってバカにする十三がクソすぎるので笑った。クソなのだが「オッサンっぽい(事実オッサン)」という扱いで済まされてるのでラッキーである。普通に嫌われちゃうよ……。
 からの占いにドハマリする十三。財があるだけに急に何かにハマると加減がバカになっちゃう。(無趣味の)オッサンあるあるって感じで怖いw 「氣」とか使い出したら黄色信号というか、正直かなりヤバいのでよほど近しい人じゃなかったら見捨てた方がいいかもしれないよ。しょうもないギャグだし、極端なギャグではあるんだけど、妙な精度が高いので面白すぎる。リアルだったら政治的な陰謀論にハマってると思うw
 んで、生徒会書記が占い部の部長。即殺し屋バレしてエンド。普通の話だったら来週ごまかすことになるだろうけど、生徒会は日頃殺し屋の相手をすることもあるらしいので、殺し屋の存在自体は確信してるわけで、そう考えると十三が認める線もあり得るのかな。分からん。

『逃げ上手の若君』200話

 扉。突然過去作キャラが出てくるので困惑したが、どうやら話数の話。『暗殺教室』は既に越えて、あと2話重ねると『ネウロ』を越えて歴代最長になるらしい。「最長になったタイミングでやればよくね?」と思わざるを得ないんですが、次次号は巻頭予定なのでそういう内輪ネタがふさわしくないってことなのかな。……と思ったら次次号は新連載が控えてますね。じゃあセンターカラーとか。とにかく不思議な扉であった。並ぶか越えたタイミングだよなぁ。もう越えるのは確定なんだから。松井先生が不祥事起こして即連載終了とかない限りは。
 あと、『暗殺教室』だったらとっくの昔に完結してる、という事実にはやはり驚く。今のジャンプだと該当する作品がないほどのヒットだったと思うんだけど(余裕で『SAKAMOTO』以上でしょ)、登り詰めるまでに時間を必要としなかったのですね。『鬼滅』とか、180話だとそこまで人気じゃなかった気がする。まぁ具体的に180話時点でどんな話をしてたかとか記憶してないんですが。

追記(2025/04/25):『鬼滅』180話、普通に人気絶頂でした。テキトーなこと書いてしまい申し訳ない……。

 本編。みんなで仮装。「多少の盛りはあっても案外ほんとにやってそう」と「さすがに盛りすぎ」が良いバランス。たぶん人選はテキトーにやってると思うんだけど、実際(?)の人選も気になる。
 「かつての敵とチームアップ」というオモシロを描く際に、こういう「一緒にふざけた作戦に興じる」というイベントをやったのがすごく良かった。単なる戦闘ではない共同作業。
 説得力の後押しとして、「そういう説が出てしまうほど元々落ち目だった」と持ってくるのも良いですね。まぁ、そんなこと言い出したら何でもアリになってしまう無敵論法な気もするけど。

『シド・クラフトの最終推理』21話

 不殺の怪盗の殺人。これまた定番ですな。1ミリも信じられなかったんですが、だとしても本話のうちにネタバラシがされるとは思わなかった。まぁ、引っ張られても信じないので賢明な判断かもしれないけど。
 ということで、探偵と怪盗(あとその他)が夢のチームアップ。敵と協力して劇団的な演技に興じる、というのは直前の『逃げ上手』と同じですね。ただ本作は、怪盗とルルの一致を探偵たちは知らない、という本作らしい謎に入り組んだ情報格差。常にルルが一歩引いたところから全体を俯瞰してるのが今までの本作で、今回のエピソードもまぁその一環なんですが、彼女が最前線に立つという意味で新しいというか、新たなステージに踏み込んだ感があってなかなか面白そう。
 「探偵とルルとその他」にならないか、少し心配ではある。

『超巡!超条先輩』59話

 リリちゃんのオタバレ。何気に語られることのなかったリリちゃんの学校での日常が語られたので面白い。オタクに優しいギャルの派生として「オタクなギャル」くらいに思ってたけど、実状は「見た目以外まったくギャルじゃない」という話なので笑った。 “友達いたらこんなしょっちゅう交番来るかよ” という身も蓋もなさすぎる言い分は笑う。ぐうの音も出ない。
 超能力サポートを求めるリリちゃんと、断る超巡。というか大人たちか。ポンちゃんも普通にダメだと分かってたけど、超巡の場合はおそらく自分の経験から出た拒絶反応ですね。急に良い話に振れた気もするんだけど、超巡のキャラクター的には納得しかない。ネタの内容だけでなく、ちゃんと超巡たちが、それ相応の大人として描かれてる(描けてる)のが本作の良いところだと思います。
 リリちゃんを怒らせる一言。格ゲー界隈の悪しき文化ってことなのは分かるけど、ちょっとマーティ・マクフライみたいで面白かった。令和でもあのギャグ(?)やれるのか。
 んで、ライトなゲーマーだったのでバレても大丈夫。ディスコード繋いでオンラインで遊ぶようになったらしい。ニンテンドースイッチ2があれば、本体だけで通話が可能!!(無理矢理タイムリーなネタ) 今後はもっとライトなゲーマーでもオンラインで遊ぶ関係が作りやすくなるのかもしれないですね。まぁ、「のび太 カメラ持ってないのかよ」みたいなことはありそう。

『Bの星線』11話

 ベートーヴェンの子育て。そんなことがあったのか。ヤソーとの師弟関係が父子っぽくなるのは師弟モノの定番だけど、そのまんまかつて失敗した父子関係の代わりでありリベンジ。
 唐突に遊園地が出てきて「ここどこ!?」と驚いたが(後楽園みたいな都市型遊園地ではなさそう)、銃が出てくるシチュエーションが必要だったのですね。納得ですわ。祭りの射的もあるけど、もっと拳銃っぽいのが良かったんだろうな。
 んで、ヤソーの伸び悩みの原因。マスターの音を追求してるのが良くなかった説。音楽家として大成するためには人間性を捨てろ、みたいな話で面白いですね。音楽界(主にクラシック)のエリート思想みたいなものも関わってきそう。ベートーヴェンは今の人ではないが、当時の音楽観と今のクラシック界のそれはそう遠くなさそうなイメージ。偏見です。ごめん。

『エンバーズ』12話

 弾切れしないマシンガン。唐突なイメージで少し驚いたものの、ディフェンダーの活躍を無限供給される弾(攻撃回数)にたとえたのは普通にうまいというか、分かりやすい。あと、地味に灰谷と日影の詰め込み学習も成果を出すようになったので何より。単に「余計なことしやがって」で終わらないのが優しい。
 恩師との再会。JK監督は伝説の監督の孫でもあったらしい。要素が多い。伝説の監督の子供(孫)が今の監督ってのは『ハイキュー』と同じですな。ただ、その主人公の出発点である恩師が敵チームの監督に就任というのは分かりやすい親殺しの構図で熱い。漫画でいえば『巨人の星』ですな。最後のくだり。
 孫JK監督の喜怒哀楽が忙しく可愛かったんですが、敵監督という話が生まれちゃうと彼女の比重があり得ないほど大きくなるというか、ほとんど裏主人公くらいの位置に登り詰めた感。思ってた方向と違う感じになってきたけど、まぁ爺ちゃん好きなので結果オーライか。初回限定にするには惜しいキャラでしたよね。
 ラスト。「サッカーに握力関係あんの!?」とか思いましたが、握力は全身の筋肉量の指標になるらしいので、そこまでおかしい場面でもないのかも。

『願いのアストロ』50話

 急に精神世界行って、怒濤の勢いで本作の世界設定の土台の説明をしてくれる。無理矢理にでも説明を入れて終わらせるのは誠実だと思うんだけど、話の流れとしてはかなりイビツではある。打ち切りシステムの悪いところですね。とはいえ、本作の主軸となる物語で、最後に駆け込んででも語るべき話はシオウの話だと思ってたので、「別の子の話やるんだ」とはなった。まぁ、最終巻で続きの描き下ろしがあるらしいので、そこでシオウの件の解決(もしくは解決に向けた第一歩)を描くのでしょうね。描くんだと思う。たぶん。
 いや、本話でもその片鱗あったけど、各所の問題の元凶って大体金剛パパに思えるので、そっちの話をやる可能性はあるかも。天道が金剛のチカラを奪ったので、間接的に「打倒金剛」という話になるのかと思ったけど、あまり天道と金剛が重ね合わせる感じはなかったですね。
 ということでまぁ終わり。変な最終回でしたが、誠意は感じました。嫌いにはなれない。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 消印選手権の結果発表。第6回。第4回、第5回と同じ人が優勝してるので何となく予感はしてたんですが、見事3連覇。完全に攻略法を把握してしまった感がある。とはいえ、分かった上でも実行するのは大変だろうから、当然すごいはすごい。
 以前にも書いたことあると思うけど、ネタハガキ東西戦でもお馴染みの名前が本コーナーでもチラホラ見かけられることに驚きます。「こっちも強いの!?」っていう。

次号予告

 合併号ということで単独表紙はないけど、巻頭は『カグラバチ』。まぁ今後も表紙バンバンやるだろうからね。いいんじゃないでしょうか。
 先週まで9号連続読切やってたというのに、来週も読切がある。まぁ一応連載経験者なので豪華という扱い……かと思ったらけど9号連続にも連載経験者いましたね。謎だわ。

目次

 「ジャンプのオトモ」。三浦先生の作画のオトモ。『相棒』『名探偵コナン(アニメ)』『メンタリスト』とミステリー(刑事ドラマ)が連発するので意外。作画したことないから知らないけど、頭使う系は不向きな印象があった。まぁ、何度も観てるので頭使わない、という可能性はある。

赤塚同期すがぬま先生の新連載!必読です!また炒飯食べに行きましょうね!
(『僕とロボコ』)

 エモい。現在映画が公開中というギャグ漫画としては異例の大成功を果たした宮崎先生のこの言葉はドラマチック。2号連続でギャグ漫画が表紙というのもすごいですね。何なら今週のジャンプで一番感動したかもしれない。

愛読者アンケート

 新連載についてと、連載中の作品について。読みやすいと感じる作品とよみにくいと感じる作品。前者は『SAKAMOTO』『魔男』『しのびごと』。後者は『ONE PIECE』『逃げ上手』。
 それと、付録の巨大ポスター。マジで今年度のジャンプは電子版から紙版に引き抜こうと画策してる印象がある。もしくは新規の読者を紙に誘導してる。

総括

 3日で終わらせるのむずい(毎週言ってる)。いや、厳密に言うと、月曜にまったくやる気が起きず、月曜の進捗がいつも超悪いので、そこを改善すれば普通に3日で終わると思うんですよ。ただ、原因が分かったところで実行できるとは限らないわけで……。

 今週のベスト作品。新連載。お馴染みのタイプの面白さではあるんだけど、連載で読むのはかなり珍しい面白さなので良かった。
 次点は『アオのハコ』。不穏で好き。

 ベストコマ。『SAKAMOTO』より、シシバの首もとに迫る日本刀……ではなくかすめる銃弾。漫画でしか生じ得ない引っかけになってて本当に良かった。漫画の魔法を感じる。

 ベストキャラ。『アオのハコ』の高砂くん。クズじゃないと信じてるけど、クズであってほしい気持ちもあり、読みながら「気づけば高砂くんのことばかり考えてる……!」となったのでもうこれは恋かもしれない。
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