北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『96時間 レクイエム』の感想

パパ「避妊しろよ」

 大好きなシリーズの最新作。最終作って言われてますけど、どこまで信憑性ある話なんですかね。

  • あらすじ
    • パパ「ほらゲロ薬」
    • 娘「妊娠してるんですけど‥‥」

 一作目がサイコーってのは変わらないんですけど、シリーズモノとして非常に魅力的な映画だったと思います。既存のキャラの出番を増やしたことで、シリーズ全体の魅力が増したような気もしますね。
 特に、やっぱりパパの旧友、BBQ軍団がよかったでしょう。もしくはゴルフ軍団。今までは電話での遠隔サポートに徹してた彼らがついに現場で出てきたワケですから。パパの親馬鹿っぷりが好きなのはもちろんですけど、昔の話や愚痴をこびしながらBBQ焼いてるシーンも大好きだったんですよね。なので、彼らの活躍は本当に嬉しかった。ブライアンが困った時に頼るのが、男友達と一緒に作った秘密基地ってのがサイコーですよね。あんな秘密基地マジ憧れる!!
 旧キャラとは逆に、新キャラも出てきて、まさかのフォレスト ウィテカーなので驚きました。オスカー俳優出てきちゃったよ。すげぇな。悪い人ではないけど頭の切れる今まででは一番やっかいな相手、という感じがあってよかったです。やっぱ役者の力でしょうか。ベーグルの理屈はよくわかりませんけど、美味しそうにベーグル食べてるフォレスト ウィテカーの絵面がサイコーだったので文句ナシです。
 ともかく、家族外に魅力的なキャラが増えた、ってのはシリーズ的に大きかったと思います。

 家族内でおもしろかったのが、キムが大人になってる感じがしっかりあった点。今までの2作品では悪意はないんだろうけど超バカ、っていう感じだったじゃないですか。幼児性が強調されてる、というか。それが本作ではなかった、もしくは相当減ってたと思います。
 前作『リベンジ』におけるキムの初登場シーンって彼氏とイチャコラやってるトコなんですけど、要するに「パパにとってショッキングな事実」「大人になってしまってる」ということなんですよね。んで、本作『レクイエム』では、妊娠検査薬!! すげぇの持ってきたなww 万が一にでも次作が作られるとしたら、キムの初登場シーンどうなってしまうんや。
 キムの大人感というのでは、ラストシーンでファッジを食べてないのもそうですよね。『リベンジ』のラストにファッジ喰ってた店の前での家族会議ですから。
 他にもキムの成長というのは敵に人質にされた時に真価を発揮してましたね。盾にされた時は一瞬でいいから敵から離れる、そうすればパパが何とかしてくれる、ってのは一作目のラストから成長してる点ですよね。
 
 キムの人質のくだりもそうですけど、過去作への目配せ的なシーンが多いのも本作の魅力だと思います。シリーズ作品としてこういう小ネタがあると、ファンとして嬉しくなっちゃいます。
 キムの人質といえば、あそこで悪役であるスチュアートがチャーター機に逃げ込む、ってのも一作目オマージュですよね。一作目でスチュアートが唯一活躍したのがチャーター機を手配してパパをフランスに送ってことですから。スチュアートの切り札はいつだってチャーター機、ということで。
 小ネタとしては、やはり「I will find you」と「Good luck」でしょうか。予告でも使われてましたが、「今度はパパがグッドラックかよ!!」とテンション超上がりました。まぁ、ぶっちゃけ予告の方が使い方カッコよかったんですけど。
 「I will find you」はいろんなシーンでちょくちょく出てくるので、出る度にニヤニヤしちゃいますね。電話越しのシーンでこのセリフは完全に確信犯じゃないですか。


 ということで、終わり。スチュアートのキャスト変更が残念だったけど、それを除けばサイコーでした。アクション映画単体としても充分だけど、やはりシリーズ作品としての魅力が詰まってたのがものすごく好みでしたねぇ。
 90点。

 ヨーロッパコープだからってバカにしてると楽しくて土下座したくなる記念すべき一作目。電話のシーンは素晴らしすぎますな。

 監督がオリヴィエ メガトンに交代。とにかく細かく刻むカットというのはメガトン節なんでしょう。見にくい、と評判悪いですけど。ただ、『レクイエム』に関しては、肉弾アクションは意外と少ないのでそこまで嫌じゃなかったかな。カーチェイスは見にくかったですがw
 『リベンジ』の白眉はサウナでのラストバトルなんじゃないでしょうか。タイマンで最も苦戦した戦いであり、最も充実したファイトシーンだと思います。最初ちょっとガンカタっぽいことをするのが超カッコイイんですよ。