ジャンプは新年一発目が合併号なので2週目が休みだけど、マガジンはそんなことなくて良かったです。
そんな#310。どんなだ。
2人で窓拭きしてるのを見るとタカと会長のキスを思い出してしまうのですよ。未だにあの日の衝撃を引きずってますわ。
シノアリは左右の2枚だけど、タカスズは1枚を上下に分かれて。共同作業感あってイイかもしれませんね。てか、桜才生徒会の日常、って感じがあってすごく好き。
横島先生の個人レッスンは1時間300円。やすいw こないだのオカズといい、この手のネタは吹いてしまいますわ。横島先生にしか出来ないネタだよなぁ。
てか、この論法、大学でされたことあります。その時は結構な単価になったので「確かに寝るのはもったいないかもな‥‥」と思うと同時に、「そんな金取ってんならもっとおもしろい授業やれよ」と憤りを感じました。
3本目から3本連続でタカくんの勘違いネタ。勘違いとはいえ、タカくんが下ギャグを発する側になるネタがこんなに連続するのは珍しいですな。
会長編。先っぽだけ入れさせてください(ストロー)。他の2本にも言えるかもしれないけど、タカくんの行動原理は常に善意ってのがおもしろいですね。その善意がひどい勘違いを誘う、という。
スズ編。口でしてくれ(説明)。スズも充分耳年増してるじゃないですかww まぁ、それだけタカくんのことを意識してる、ということか。
アリア編。アリアが寝てると勘違いしたタカくんが上着をかけてあげるの巻。上着の段階でアリアが裏のない意味でドキドキしてるのがかわいかったです。あんまり見ることないですよね。まぁ、その分その後の勘違いネタがヘビーだったんですけど。「アリア以外だったらそんな勘違いはしない」という感じで見事でしたよね。「かける」が続いてるし、目つむってるからチャック閉めるのを開けるのと勘違いして‥‥と、計算され尽くされた印象でした。クオリティーが高いというか、濃い。
このタカくん三部作でおもしろいのは、最終的に勘違いは各人の胸にしまわれたままって点ですよね。勘違いの内容をタカくんに言って、タカくんがツッコむ、という形にはならない。会長はなってもおかしくない気もしますが。ツッコミで締める、という形じゃなかったのも含め、新鮮でおもしろかったです。
そんなタカくん三部作から続く最終ページ2本。例の上着の件に関して、3人が陰口の逆、ホメてるってのがイイですな。タカくんマジイケメン。
全員寝てたら、という実験の言い出しっぺがスズってのが少し意外。この件には結構ノリノリなんですね。
そして、実験開始。わかりやすくするためでしょうが、いつのもの席とは違って横一列になって寝てる絵がおもしろすぎました。「これが4コマ目でいいだろう」とか一瞬思ってしまうレヴェル。目をつむった人たちが並んで1人が○○な人に対してこっそりタッチする、という状況では全員にタッチor誰にもタッチしない、という心理ゲームになりがちですが、そういう邪心抜きに自然と全員を選んでしまうタカくんマジパネェ。その前の勘違いネタの時以上に「その後正解に気づいた時のリアクション」が気になりますよ。3人のうちのが誰かが最初に目覚めたフリして起き上がったら‥‥「マフラーかよ!」ってなるんでしょ。おもしろすぎる。
ということで、終わり。いろいろと秀逸な回だったのではないでしょうか。特に後半。それぞれの勘違いネタが単体として充分おもしろいのに、それが連続することでしっかり大きな物語が進行してる、ってのが見事でしたよ。
一番笑ったのはやはり最後のネタでしょうか。タカくん三部作もサイコーでしたけどね。