北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

COMIC X-EROS(コミックゼロス)#73 の感想

 よその雑誌が12月号とか1月号とか言い出す中、ゼロスは違うので安心します。
 連載も途中参加で全部拾っていこうと思ったんですが、あまりに長期でKomifloのバックナンバー的に限界を感じた場合はスルーします。話が見えないとさすがに。
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COMIC X-EROS #73 2019年 1月号

COMIC X-EROS #73 2019年 1月号

「表紙」森島コン

 乳首があるからゼロスは良い。水着越しでシルエットだけ見えるのと丸見えのと両方あるのも良い。
 あと、感動したのは下の方でして。ホースで勢いよく当ててて要するにオナニー中だと思うんですが、水の反射で肝心のものが見えないんですよね。修正避け表現ですよね。これすごい。こんな発想、こんな方法があったとは。強調してるし、気持ちいいことにもなってるんだけど、だからこそ見えない。
 ちなみに、このキャラが出てくる読切は次次号に掲載されるそうです。その時に表紙やればいいのでは……と思うのは素人。

『宿世の待ち人』武藤まと

 フルカラー8ページ。前号で予告みたいなのが載ってた作品ですね。1ヶ月という待ち期間はちょうどよかったかもしれません。それこそ映画館でやってる予告編みたいなワクワクがありました。今時ネットで映画の予告って先に見ちゃうから「この予告面白そうじゃん!」という感動って実はないんですよね。そういう意味で、本作は新鮮でした。
 前回も書いた気がするけど、ロリキャラのデフォルメに見えて、ケモ要素も間違いなく混ざってる感じのデザインがすごいと思います。絶妙。顔とか、ケモ耳を除けばフツーのロリキャラ……なんだけどよく見ると、特に横顔とかのシルエットが人間離れしてる。ショートなので文字による説明とかにも限界があるんですが、絵だけで彼女の人ならざる者感はバッチリですね。
 ケモ耳も可愛いんですが、個人的にはシッポも好きでですね。あんま全面には出てこないなぁ……と思ってたら最後の最後に結構大々的に描かれたので満足です。自分のシッポがソファーみたいになってるのも面白いです。飛び込みたい。

『酔猫』いづれ

 フルカラー3ページ。3ページまで短くなっちゃうと物語要素は薄くして絵によるエロに頼ることが多いと思うんですが、本作はガッツリ文字を多用して物語る。すごいですね。たった3ページで物語って作れるんだ。それもエロマンガだからセックスは不可欠じゃないですか。すごい。
 物語にするため1ページ目は説明に終始。なんだけど、エロも入れない余裕もないので、コスプレ。まだやってないけど、絵としては十二分にエロい、というところからスタート。スタートダッシュすごいw あと本物のケモ作品を読んだ直後に、コスプレのケモ耳、アナルパールのシッポが出てくるのも面白いです。これはこれで良さがありますね。特にシッポの方は「どんだけエロいんですか」という衝撃になるので、それが彼女のキャラクターの説明でもあり、物語の土台。
 んで、本番としては2ページ。誘う、入れる、気持ちいい、イク、とものすごくスピーディーにコトが進行していくんですが、必要なものはすべて描かれてるのですごい。ちゃんとアナルも強調されるショットが入るのも見事ですね。
 しっかし、アナルも修正入るの、解せないよなぁw 白塗り修正よりはマシですけど、隠す必要あるのかぁ。てか、あの黒線、一体何を隠してるんだ、みたいな気もしてきますね。アナル、それも穴が埋まった状態ってどこ隠せばいいんだw

『無口さんには事情がある』守月史貴

 ムクチではなくナシグチさん。
 30ページと少し長めなこともあるんでしょうが、物語的な要素が非常に多くて面白い。主人公が罰ゲームでガラの悪そうな無口さんに告白することになるだけど、実は彼女は……という話。罰ゲームで告白って最低ですけど、一応主人公が最低であることを自覚してるのが良いですね。しかも、その断りきれない、けど周りに気を使える性格こそが無口さんがホレた要因だった、とオチがつくのが見事すぎる。『酔猫』はたった3ページで最小限度の物語を構築する実験のような作品でしたが、本作は逆にその10倍のページ数あるので、あれもこれもと物語が濃くなっていくのが楽しい。
 物語的に考えると、最初のお漏らしが突拍子もなく感じられるんですが、一応あれは、我慢しようとしてたけどついに限界を迎えてしまった……という無口さんの心理状態をエロ的に表現したものなんでしょうね。特殊プレイすぎるのでちょっと驚きますけどw ただ、最後に、無口さんが彼にホレたエピソードが語られますけど、その時もお漏らしに似た状況になってましたね。細かいとこまで良く出来てるなぁ。
 無口さんは母親によって強制的に高校デビューさせられたわけですけど、男主人公の方も二面性があるっぽいというのがうっすら描かれるのも面白いです。エロが盛り上がってくると荒っぽくなってましたよね。素が出てしまったことを自覚し反省してましたが、要するに「溝谷くんにも事情がある」みたいな話なんでしょう。不良なのかは知りませんが、そういう系の人種から大人しくなろうと高校デビューした感じなのかな。そんな努力を無口さんは気づいていて、そこにホレた、というドラマも感動的です。

『イジラレ』愛上陸

 「最終章中編」。すごい長い連載。1年以上続いてるので余裕でKomiflo殺し。5話までフツーにナンバリングしていって、6話目は「最終章前編」。そこで次回完結って言ってたけど、今回の7話目は「最終章中編」。なかなか終わりませんね。どんな事情で予定が変わったかは知りませんが、描きたいことが尽きない、みたいな感じがしてちょっと好きです。
 全部は読めてないんですが、いじめられてた主人公が催眠によって復讐する、みたいな感じですよね。たぶん。セックスすることが嫌がらせになると催眠をかけることで、イジメという形式のエロにふける。5話までは「催眠がバレたかも……それも催眠でしたー」みたいな展開なので主人公の無双状態のまま続いてたと思います。んで、最終章はいよいよネタバラシ。妊娠までしちゃったところで認識だけ元に戻す。んで、今回が中編。それまではヒロインは高圧的な態度なんだけど、主人公はご満悦、という捻れ現象が面白かったんですが、最終章はネタバラシしたのでその関係が崩れますね。理性では嫌がるんだけど、催眠によって逆らえず、段々落とされていく、という話。中編になるとタイトルの「いじられ」についても語られるし、主人公が “絶対屈服させてやる” と本音を隠さないようになるので、いよいよクライマックスという感じありますね。 “あ…あたしの中に…はいってくるなぁ…っ” のセリフとか心と体、どっちの意味にも取れるので面白いですよね。この物語はコレが描きたかったんだろうなぁ、という感じある。
 んで、中編ラスト。何とか耐えきって形勢逆転……かと思ったらやっぱり催眠で先手を打たれてた(主人公が打っていた)でエンド。大体同じ展開が繰り返されてるんですが、しっかり面白いから見事ですね。特に今回のツイストは良かったと思います。この2話でじっくり描かれてたのと同じことが残りの2人に対しても行われていた、というのは驚きますし、2人の場合はどうだったのか、想像しやすく、想像したくなる感じが見事だと思います。
 んで、次回最終章後編。「エピローグ」とか称してまだ続く可能性もあるんじゃないかしら……とか変なことも考えてしまいますが、楽しみですね。このまま主人公が勝ってもいいけど、今までの感じだともう一捻りとかある可能性もありますね。
 ……ここまで「主人公=男」と書いてきちゃったけど、逆かもしれませんね。

『童貞弟と3人のビッチ~まほちゃんの巻~』東鉄神

 シリーズ2作目……かと思ったら3作目なのかな。『童貞弟と3人のビッチ』というタイトルは2作目だけど、他に姉弟だけの話が1本ありました。タイトルは違うけど、同じ人。ターン制で続くんですかね。だとしたらもう1作は確定?
 1作目に出てきた姉の友達のビッチの話。ケンカする姉弟をよそに年下の魅力にやられちゃってる残り2人のギャル、という構図が面白かったんですが、その年下好きのギャルが本作のメイン。姉は出てこない。3人目のギャルも出てこない。ただ、タイトルの「3人のビッチ」は最後の場面で成立するので、本作だけ読んでもあのタイトルは正解ですね。うまいことやるわ。
 姉不在ということもあり、印象的なのは “まほねぇ 本当は弟が欲しかったんだぁ” “こんな風にユキちゃんみたいに弟とイチャイチャしてみたかったのに” というセリフ。今回、彼女は前回以上に暴走することになるんですが、その理由がコレ。年下好きであり、主人公の姉への嫉妬もあって暴走が加速する。姉を気にすることなく好きなだけ……ということですね。人数は減ってるんだけど、よりハードになってらスゴイ。
 そんなハードさの極北がポッキー責め。ひえぇぇぇ、怖い。痛そうってのもあるけど、専用の器具じゃない、ただのポッキーなので「途中で折れたら……」という恐怖がヤバイ。後先のこと深く考えないギャル怖い。ギャル強い。
 バイト先のカラオケがヤリ部屋になってるんですが、バイト仲間もみんな同類。なので、当然みんな参加してきて……という当初の「姉とその友人2人」というコンセプトからどんどん世界が拡大されていく感じが面白いです。最初に入ってきた女性、カラオケの制服着てるから分からないけど、おそらくですが年上ですよね。今までは姉とそのの同級生しか出てこなかったんですが、まったく別の世界の人へと進出してしまう。次回作があるとしたら、どうなってしまうんだ……

『デリバリーフレンド』さんじゅうろう

 タイトルの通りデリ嬢の話。よくある客(嬢)が知り合いだった、という話なんだけど、本作はそれだけじゃなくて面白い!! 客は嬢の友達の彼氏で、写真を見せてもらっただけなので知ってるのは嬢だけ、という一方通行。ここがまず良いですね。引け目も感じるし、男も最低じゃん……と思ってたら彼にも同情する余地はあって、と続いていくのも良い。男の方が必死に迫ってくるのもちょっと納得してしまうし、かわいそうなのがちょっと可愛く思えたりして、だけど知り合いだから恥ずかしくて……みたいないろんな感情がグチャグチャになってマジ最高。これは設定の勝利ですわ。特許とれる。
 男の方は夢中になってるんだけど、嬢の方だけ葛藤があって……というコントラストが最高。いわゆる一線を越える話なんですが、その一線を感じてるのは嬢の方だけですね。一途な気持ちで(浮気だけどw)迫ってくる男にほだされて徐々に気持ちが落とされていき、次第にプロとしての技を披露するようになって……というドラマが最高。プロなんだけど、知り合いという特別な関係ですよね。友達が意地悪してるのが悪いので、その罪滅ぼしみたいな言い訳も彼女の中にはあるのかもしれませんね。ただ、彼女もちょっと乗り気になってきちゃうので、最終的には次呼ぶ時はホテルで……となるのがまた良い。家だと最悪の可能性が否めませんからね。

『続・初姦』蒼井ミハル

 続き。図書館で見つけたショタを食べる話だったんですが、今回はそれを自宅につれてきて、さらには図書館で居合わせたショタの友達も連れてくる。自宅につれてくることで、その場限りの関係ではなくなり犯罪臭は強まりますね。
 てか、自宅行っちゃったらタイトルが「図書館」とのダジャレになってたのが崩れちゃいますね。まぁ、漢字の意味としては全然通るのでいいんですが。
 犯罪臭が増すって言いましたけど、個人的には前作の方が「ショタがかわいそうだよ……(けどエロい)」的な引け目は強かったです。前作のメインのショタが完全に性的に落ちきっていて、主人公のことを受け入れてるのもそうなんですが、今回から加わるもう1人のショタがポイントですね。彼はまだ主人公に喰われることに慣れてなくて、疑問視もしてる。なんだけど、エロへの関心は強そうなので全否定って感じでもなくて。前作のメインのショタは悲壮感もあったんですが、今回加わる方はもう少しカラッとしてるので読み味としてかなり違います。
 あとは、やっぱ3Pの件。ショタが2人ということで、2人を比較するような描写が最初に丁寧に描かれるのが良いですね。すべての3Pかくあるべし、と言いたくなってしまいますw 2人には違いがあって、その違いが両方とも愛おしい。チンコの個体差って話なんですが、本作はショタなので、大人への成長具合の違い、ってニュアンスが生じますよね。そのグラデーションこそがショタの真骨頂なのでしょう。たぶん。
 前作に比べると物語的な展開はほとんどなくて、ひたすらやってる。知らないショタを捕まえて徐々に落としていく、みたいな要素も前作の方が丁寧で、本作は最初からいきなりフルスロットルです。前作の続きというよりは、ボーナスステージみたいな感じかもしれませんね。確変状態。

『流され部活動視察』山田こう

 生徒会長は流されやすい。映像研究会に流される話。
 完璧よりもちょっと隙のある方がモテる、とかよく聞きますが、本作がまさにそれ。完璧な生徒会長と思われてるけど、実は流されやすい。隙だらけ。この知らず知らずのうちに男を誘惑してるというか、期待させてる場面が面白かったですね。 “この流れでヤれるんじゃ…” の場面。彼女は流されやすいのもあるけど、その前に無意識的に男を期待させてしまう。男に限らないんでしょうが、この可能性ってのがやっかいですよね。「ヤれる」という確信もいいけど、「ヤれるかも」という期待の段階の方が気持ちの高鳴りは大きいと思います。それを自然と発生させてしまう、という話。魔性の女とは違うんだけど、天然のファムファタールみたいな感じありますね。近くにいると狂わされてしまう。
 映像研究会ということでカメラが出てくる。本作はハメ撮りなので当たり前ですが、定点カメラ演出って最近よく見る気がします。流行ってるのかしら。定点カメラって大体の場合時計を映して「どんだけ長いことやってんの……」というのを表現するんですが、本作は時計の代わりにバッテリーの減りで時間の経過を表してたのが良かったです。単に数字で見せるよりも説明臭くなくて良いかもしれませんね。いろんな方法があるなぁ……と感心してしまいますw

『ひ・み・つ』あきのそら

 再び生徒会長。あちらとは対照的にこちらは積極的、自覚的な変態。露出狂。仕事熱心だから最後まで校舎に残ってる……最後だから脱げる、という冒頭のロジックが見事でしたね。彼女の真面目さと変態性を表裏一体として描ききってる。
 あとは、序盤の露出プレイのくだりが1人芝居を見てるような面白さがある。校舎というロケーションが良いですよね。ちょっとしたステルスゲームみたいな味わいがある。当然、絵としては常に全裸なのでエロい。
 一番良かったのは、竿役の3人と初めてエンカウントした際に、急いで影に隠れたコマ。すぐそこにいる全裸、という異常性も楽しいし、脚の影に白く光る垂れたマン汁、というのがめちゃくちゃキレイ、かっこいいんですよね。ちょっと芸術的な味わいすらあるというか。
 んで、恐れていた(期待していた?)通りにバレる。ここで、野郎3人のリアクションが誠実というか、意外とフツーに心配してるだけってのが良いですよね。彼女の妄想みたいに即レイプなんてことはない。見た目が一番チャラそうな彼が真っ先に助けの手を伸ばす、ってのも良かったです。んで、結局のところ、一から十まで彼女が誘って行為開始。ただの変態、というか彼女が暴走しただけですね。フツーに頼めば黙っててくれたと思うよw

『藪を突ついたら蛇が出た!?』らま

 漫画家と担当。漫画家モノってエロマンガで異常に多いと思うんですけど、これを担当に見せてOKもらったりNGもらったりするの気まずくないのだろうか。もう一大ジャンルだから気にならないのかな。
 セフレみたいな関係だったけど、担当の方に彼女が出来たので関係の解消を切り出す……が、飲み込めない作家。最初は担当の方が手を出したって結構闇の深そうな事情がサラッと語られて怖いんですけど、とりあえず今では作家の方が担当のチンコに夢中。人柄はさておきチンコ。
 そんなチンコの描写がすごい。デカい。長い。曲がり方も禍々しいし、何よりスジがすごい。こういう時ゼロスの修正は助かりますね。基本的に白塗りでもかまわない派ですけど(シルエットを守ってくれれば何とか)、スジの表現は白塗りじゃ台無しです。ゼロス万歳。いや、マジでチンコすごい。人間とは別の動物のチンコなんじゃないかってくらいの迫力というか、まさに「こんなの見たことない」状態。本号のベストチンコは決まりです。

『とある若妻事情』溝口ぜらちん

 夫が単身赴任中、悶々としてる中、便利屋を頼んだらまさかのヤングなボーイ。ヤングなボーイという言い回しが最高に好きなんですけど、ヒロイン24歳だから別にオバサン表現というわけではないですよね。単に面白い人か。独りでの生活が長くて独り言、考え事が変な形で加速しちゃった果て、という感じかな。
 便利屋。どんなことでも500円。もうこの時点で嫌な予感しかしないんですが、当然のようにそうなるw 反社会的なことでなければ何でも、ということだけど、人妻に手ぇ出すのは反社会的じゃないのかよ!! 冷静さ取り戻してw
 本作もチンコがすごい。若々しいチンコという感動ですね。やっぱスジが見えるのが良いなぁ。白塗りの雑誌に慣れてしまってたけど、やっぱ無修正が理想ですね。何ならチンコだけでも。
 24歳でオバサンキャラみたいになってるのは違和感もあるんですけど、夫の単身赴任でこじらせちゃった、ということなのかな。便利屋の若さに感動してたけど、24歳ってめちゃくちゃ若いからね。むしろ無敵な時期ですよ。まぁ、とにかくヒロインのキャラクターが非常に魅力的で、エロ以外の楽しさもありつつ、エロとしても大変良い。便利屋のことを勝手に童貞と決めつけてるのが楽しいです。特に否定もされなかったら正解ってことでいいのかしら。便利屋で肉体労働もしてるだろうから体力に自信のあるヤングなボーイ……最高なんだろうなぁ、とヒロインの興奮を通じて感じてしまいます。

『ドメスティックラヴ』至室

 姉弟。姉のムチムチ感も可愛いけど、弟も可愛いです。なんて愛しいカップルなの。姉の方が暴走気味なんですけど、弟にも秘める想いはあって……というのが良いですね。我慢してた弟可愛い。
 本作のチンコ。本作もチンコ表現が1つ、展開上のキーになってるのでした。本作のチンコは、包茎。ショタチンコといえば、ですね。そうか、修正が白塗りじゃないと包茎も絵として見せることが出来るのですね。白塗りだと言葉で伝えるしかないので、作家としては虚しいものがあるのでしょう。多分ですが、統計取ったら白塗り修正の雑誌は包茎チンコ少ないと思う。
 『続・初姦』もショタの包茎でしたけど、包茎の良さは「皮をむく」というアクションが、展開が1つ加わることだと思うんですよね。女性だと陥没乳首が似てると思います。単純に陥没乳首が好きで描いてる人もいるだろうけど、エロマンガ的に便利だから描いてる人も結構いるんじゃないかしら。想像だけど。
 髪型がほとんど一緒な姉弟なんですが、性格、エロへの積極性が少し違うので、その違い表情に現れてるのが良いですね。明け透けで暴走気味な姉と、ちょっと抵抗はあるけどいざ始めたら必死になる弟。2人のコントラストであり、2人の関係性ですね。ぶっちゃけ話的にはそんなボリュームはなくて、すぐにエロが始まるタイプの作品なんですが、その中にも2人のキャラクターがしっかり息づいてるから素晴らしいですね。

『大丈夫だよおちんぽケースちゃん』いつつせ

 勢いがありすぎて困るタイトル。「くん」「ちゃん」で締めるタイトルってのは定番ですが、何なんだこれは……
 どういうことかと思いましたが、1ページ目で大分想像がつく。待ち合わせに来た彼女が開口一番 “お願い… 何でもするから…! ぶたないでぇ!”ヤンデレというか、闇が深いというか、要するに過去にひどい男にひどい扱いを受けてきたわけですね。異常に自己評価が低く、その極端な例として「おちんぽケース」。闇が深すぎてちょっと怖いですが、それと同時に「俺は違う」「守ってあげたい」的な感情も湧くんじゃないでしょうか。それは主人公も同じ。まっすぐに愛することで彼女を救おうとする。分かるぞ。偉いぞ。
 なんだけど、こっから本作面白くて、エロが始まると彼女の「おちんぽケース」としての魅力、というか魔力が現れ始めるんですね。悪魔的な存在に性的に堕落させられる話ってのはエロマンガにおける1つの定型だと思いますけど、本作もそれに近い。誠実に愛していたはずなのに、彼女を「おちんぽケース」として扱いたくなってしまう罠。ヒロインが無意識的に発する性的な刺激という意味では『流され部活動視察』とも通じるものがあるのかな。
 Komifloのコメ欄に「もしかして元彼のせいでこうなったんじゃなくてこの娘の影響で元彼がそんな人格になったんじゃ…」ってあったんですが、ものすごい鋭いと思う。正解かはさておき、その可能性が残るのが本作の面白さであり、彼女の魔性だと思います。
 んで、最も闇の深いものとしてタトゥー。割とドン引きなんだけど、そこでドン引きしないのが主人公。おちんぽケースの魔力に落ちてしまったか……と思ったら、そうではない。 “俺の唯一のおちんぽケースだッ!” という結論。おちんぽケースとしては否定しないけど、彼女のことは愛する、この矛盾した2つに対して完璧な解答なのではないかw そっから例のタトゥーに対しても見事な解答を出してくるし、ロジカルな展開としてもめちゃくちゃ面白いじゃないか……
 めちゃくちゃ面白かったんですけど、マスクのフェラはちょっと苦手でした。汚いよ……

『キミをもっと知りたくて』コーモ

 義理の妹はイラストレーター(エロ)。
 序盤の、妹の誤解が二重三重に連続するくだりが最高に面白かったです。 “ウソッ… この程度じゃ満足できないと!?” じゃねぇよw この場面で2人は完全に一線を越えてしまうんですが、この場面こそタイトルの『キミをもっと知りたくて』ですね。兄が妹に対して「キミの仕事が知りたい」と言ってるのに、妹はエロの方に勘違いしてしまう。この時点で秀逸なタイトルだったと思うんですが、最後の最後。今度は妹の方が “もっと男性の身体を研究したくて…” と再び『キミをもっと知りたくて』になってエンド。2人の気持ちが双方向になってるのは良いですね。劇中にも「不公平」という言葉が(エロ的に都合よく)使われてますけど、最後の最後に2人は公平になる。
 互いに好きだからエロ的に暴走してしまって……という話ではないのが面白い。本号だと『ドメスティックラヴ』がそれで、それはそれで愛おしいんですけど、本作は(特に兄は)好きだからこそ誠実に接しようとしてて、だけどあまりのエロさに理性が徐々に崩壊していって……というドラマがとても良い。
 マンコが「ヤリタイヤリタイ」と喋るコマには爆笑しました。なんだあれw

『アニキが(あたしのキモチに気付かなくて)ウザイ』のなかたま

 2ページ目の冒頭、タイトルの出方が秀逸。理想的というか、完璧なオープニングなのではないか。
 彼氏の影響はウソで、兄の気を引くために兄の趣味にあわせてギャル化した妹。ギャルは頑張れば外見だけは再現できるけど、精神性はまったくギャルになれてなくて、というギャップが良いですね。その二面性はタイトルとも通じるものがありますし。エロマンガだと処女ビッチとかよくいますし、こういうギャルもよくある話なんですが、本作はそこに彼女の努力、彼女の物語を組み込んだのが魅力ですね。見た目と中身が釣り合ってないけど、その見た目は彼女の努力の結晶であり、その気持ちはとても尊い
 基本的に妹のドラマであり、妹の心情しか描かれず、兄はぶっちゃけただの心のない竿役……だと思ってたら、妹の日焼け跡を見る場面で兄が覚醒。黒ギャル好きにおいて並々ならぬこだわりを持っていたw ギャグっぽい場面ですけど、ここを境に兄が主体的に動き出すので、物語的にも重要ですよね。それまで妹からの一方的な愛だったけど、ここで兄が一線を越える。
 エピローグは再び日常に戻ってエンド。あれだけやって戻るんかい!!と叫びたくなりましたが、そんな鈍感すぎる兄がウザイ、ということで再びタイトル。好きの裏返しとしてのウザイですね。妹的にはウソを1つなくしたわけで、大きな前進と言えそうですね。まぁ、あんだけ好き勝手暴走しといて日常に戻る兄の図太さはちょっとどうかと思いますがw まぁ、妹が幸せそうで何よりです。

『バーテン女子は逆レイプがお好き』ミカリン

 バーテン!! 私バーテン大好きなんですよ。職業コスプレ、制服コスプレの中で一番好きだと言える。メイドカフェよりバーテンカフェに行きたい……(ただのバーです)。世間的にそこまで人気のあるジャンルではないので虚しかったんですが、ついに来たぜ。
 そして、黒ギャル。黒ギャル2連発ですが、こっちは本物のギャルといか、タイトルの通り完全に強者。先ほどの作品は外見だけでそのギャップが魅力でしたが、その直後に本作を見ると「本物のギャル見せてやんよ」みたいな風格を感じますねw
 バーテン好きとしては、正直「脱ぐの早すぎぃぃ!!」と思っちゃったんですが、とはいえバーテンという設定が死んだわけではない。個人的には残念ですが、店を仕切る存在としてのバーテンであり、あの店は彼女にとっての城、そして蟻地獄、もしくは蜘蛛の巣ってことですね。まんまと店には行ってきたおじさまを美味しく頂く。
 ずっと一方的におじさんが攻められる話。完全なワンサイドゲーム。ここまで極端なのも珍しいですね。おじさんが「負けてられるか」と奮起しそうなもんですが、本作は違う。ただ、おじさんがただの竿になってるかというとそんなこともなくて、劇中に “あわてるおじさん可愛いぃ~” とセリフがありましたが、ホント可愛いんですよw ここが良かったですね。 “止めなさい 君みたいな若い子が” と言いつつされるがままなとことかマジ可愛い。
 そんなおじさんの可愛さもそうなんですが、本作の特徴は逆レイプと言いながら癒しという側面も持つ点。もちろん逆レイプなのは間違いないんですが、日々の鬱憤を彼女によって解消させてもらう、みたいな雰囲気ありましたよね。レイプなのに優しい味わいもある……不思議だw

『ぬくもりのちはれ』ザシャ

 ゼロスでの前作めっちゃ好きでした。
 いわゆる家出少女を保護したら、という話なんだけど、彼女の不釣り合いなエロさの事情とか謎に包まれたまま終わるのが良いですね。性格と格好もアンバランスですし。自然と男を誘惑してしまう天然のファムファタール気質なのかと思いきや、割と積極的に迫ってきたりもするんですよね。彼女のことがよく分からないまま「けどエロい」と溺れていく感じが素晴らしいですね。気弱な少女を演じたビッチみたいなことも考えたんですが、それだったらネタバラシ的なオチもつくだろうし、タイトルもちょっと違うよなぁ。エロ的な素養を持ってしまっただけの少女、という感じなのだろうか。あのエロへの境が異常に希薄な感じがエロくもあり、少し不気味というか。過去にどんなことが……とか考えてしまいます。オラオラ系のギャルよりもこういう子の方が男にモテるというか、男を魅了するチカラは大きいのではないか、みたいな。終盤の風呂場でのセリフとかヤバイでしょ。あんなん言われたら溺れるって。天然で言ってるのか計算なのか疑ってしまうけど、天然なのかなぁ。だとしたらそれはそれでスゴイというか、もはや超人とかそういう域に達してるのではないか。

『森の屋敷のお嬢様』奇械田零志朗

 わーい、ショタだー。おかっぱっぽい髪型から短パン、サスペンダーと何から何まで可愛い。
 そんなショタが度胸試し(いじめ)として森の屋敷にやってきたら、そこには不思議な少女とメイドがいて、まぁ喰われる。彼女たちの正体が謎のまま終わるのが後を引きますね。終わり方が奇しくも『初姦』と通じるものがあるので続編もあり得そうですが、別に本作だけでも充分キレイに終わってると思います。目的すら分からないまま終わるってのが良いじゃないですか……と思いつつ、詳細が分かるならそれはそれで楽しみですw
 アナルもそうなんですが、乳首の開発もされちゃうのが壮絶。そもそも基本としてのエロも何も知らない状態なのにそんなとこまで……という。若い男の精を搾り取るのが目的だったら乳首の開発ってまったく意味がないですよね。不思議なチカラの存在は明白なので、人ならざる者みたいな感じなんでしょうが、分からない。この分からなさが主人公のショタとシンクロするようで良いですね。
 それと、本作、サブストーリーがサブにしとくにはもったいないほどに面白い。冒頭に出てきた主人公をいじめてた少年が実は本当のいじめっ子に逆らうことが出来ずにあんなことをしてしまっていた、と分かるんですが、泣かせるんじゃないよ。最後の最後に主人公に謝りに来て、発端となったストラップを返しに来るのとか「よかったねぇ……よかったねぇ……」と号泣してもおかしくないw なんだけど、あの場面の主人公は屋敷の2人にめちゃくちゃにされた直後で。『続・初姦』みたいに2人とも喰われるのもあり得るし、アナルと乳首開発されてたので何なら2人がってのもなくはないですよね。まぁ、男同士が雑誌的にあり得るのかは知りませんが。

『母性的な彼女』ありのとわたり

 Komifloのコメント欄ってたまに作者が降臨するんですよ。本作のコメ欄も降臨してるんですが、なぜかそれ以前のコメント内容がアゴ出汁で、なぜか作者もアゴ出汁について返事してて……「なんでなんだよ!!」と大声が出てしまいそうでした。せっかく作者きたのに、せっかくめっちゃ良い作品なのに、なんでアゴ出汁w 我慢できないので私もコメントしてしまいました。そしたら作者から返信もらえました。やったぜ。ありがとうございます。
 看病される話。最高ですね。シチュエーションとしてこれほど燃えるものはないかもしれない、ってくらい好き。この魅力は男女問わないと思うので、全人類に通じるネタなのかもしれない。
 ただ、本作は看病というネタに、タイトルの通り母性が加わる。母性というか割と直接的に「お母さんっぽい」という表現が出てくる始末。さすがに恋人を母親に重ねるのはどうなん……と個人的には思うんですが、そこまでの意味でもないのかな。主人公が言った “オカンかよぉ” は悪い意味とか冗談ですし。あとは、むしろ彼女の方から「どうせ私は」みたいな感じで言及される。世話焼きな性格を日頃「オカンかよ」と言われてて開き直ってる感じなんですかね。
 あとは、やはり病弱状態でのエロ。体温が上がってるのと、頭がボーッとしてるのが相まってめちゃくちゃエロそう。まぁ、当然そんな経験はないんですが、絶対普段よりエロいやつでしょ。ちょっとトリップしちゃう感じとか最高に見えて仕方ない。
 それに、恋人としての思い出話を持ち出すくだりも最高なんだよなぁ。それを彼女がキスで中断するのが最高にエロい。最高なのに、コメ欄ではアゴ出汁……

『フーリッシュガール』ひさぎ

 大学デビューしたら性的に堕落してしまう話。うわっこれ、可愛い絵柄も相まって堕落へのギャップがヤバイ。セックスの虜になっちゃって高校時代の友達を蔑ろにするのとか、見てて心が痛む。寝取られとも違うつらさというか。
 ただ、本作の特徴としては、彼女を堕落させた大学のサークルのクソ野郎……がクソだと断言していいのか少しだけ怪しい点。最初からいけ好かない野郎なのでそういう目でしか見れなかったんですが、直接的に何か救いようがないことはしてない、のかな? 変な話、薬とか使ったり、騙したりするようなことはない。酔ったところを誘ったので彼女が冷静が判断をしたのか怪しいけど、これはどうなんだろう……みたいなギリギリのライン。彼女にも彼氏が出来ることへの憧れはあったんですよね。あったからコロッと行っちゃったんですが、願いが叶ったとも言える……のか?? タイトルがそうですけど、彼女にも非はありそうな感じがね、つらいですよね。ああいう感じで極端に彼氏にハマってしまう子、いるんだろうなぁ……
 めちゃくちゃ可愛いし、めちゃくちゃエロいんだけど、つらい気持ちにもなる、という不思議な作品でした。大学デビューのくだりの健気さとかグサグサ刺さってただけに、そこまでデビューしちゃダメー!!みたいなw

『鬼教師のヒミツ』千翔

 ショタというほどではないかもしれないけど、ちょっとその気もあるのかな。あまり男らしくない陸上部の少年と、臭いフェチで体操着をクンカクンカしてしまう鬼教師の話。
 実際にショタかどうかはさておき、ショタっぽさは物語的に結構大事で、要するに彼が鬼教師の弱みを握りエロ関係になることで、彼が大人っぽく、男っぽくなる話なんですよね。弱みを握る場面から急に高圧的な態度を取るようになる。冒頭に彼のモノローグで “自分を変えたくて陸上部に入ったけど” とあるんですが、奇しくも彼の目的は達成されることになります。運動とはまったく方法ですが、彼は一変する。この手のイニシエーションが骨子になってる作品多いですよね。やっぱセックスとは切っても切れない関係なのでしょう。セックスを通じて大人になるけど、その大人の姿が決してホメられたものではない、という意味では『フーリッシュガール』とも似てるのかな。あれも悪い意味で大人になってしまった話ですよね。

『無自覚ビッチな虹瑠ちゃん』くじら

 4ページショート。断りきれないうちにいろんな男に好き勝手される話。ちょっと『流され部活動視察』も連想しましたが、あちらほど知らず知らずに男を誘惑してる感じでもないのかな。本作は利用されてるニュアンスが強い。
 エロマンガだし、ショートなのでかなりデフォルメされた話ではなるんですが、誰かに必要とされると途端に断れなくなってどんなクズでも受け入れてしまう女の子ってリアルにもいそうですよね。いや、男でもあり得る話ですが。結果的にダメ男ホイホイになる感じとかちょっと『嫌われ松子の一生』っぽくもあるのかな。松子はソープまで落ちたりもっとひどいことにもなったけど、この子もかなり危ない。

読者コーナー

 サバイバル刃先生のコーナー、好きなんですよねぇ。今回も編集部への恨み節全開なのが最高。このままでいいのか的な危うさは感じつつも、この編集とのケンカがエンターテイメントになってる感じが何とも言えない魅力になってる。

goo.gl

 Komifloは送れないんですがアンケート。送るんだったら3選は『無口さんには事情がある』『大丈夫だよおちんぽケースちゃん』『母性的な彼女』になるかな。
 面白かった理由のところに「アゴ出汁がおいしそうだった」とか書いちゃダメですよw(本号で一番衝撃的な思い出)
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