北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年51号の感想その1


 ツイッターでしたジャンプの話題はなるべくブログでも蒸し返しておこう企画。ある日回ってきたハッシュタグについて。まぁ、myジャンプのサービス開始時期にブログでまったく同じこと書いたと思うので、その再掲。
 ただ、当時は8本しか決まらなかったので、今になって残り2本埋めました。正直やっつけ感ある。『ゆらぎ荘』好きだけどそこまでか?とか我ながら疑問に思う。まぁ、けど今のジャンプで最も楽しみにしてる作品の1つではあるから意外と妥当だったりする。
 十選が最近のに偏ってるのはアレですよ。ブログを始めてからの方がジャンプを真面目に読んでるからですね。
 こん中でベストを選ぶとするならば……うーん、『キルコ』か『アイアンナイト』で悩む。その日の気分でコロコロ変動する気がする。このツイートをした時は『キルコ』だったんでしょうね。頭になってる。
 おまけ。1年前のツイート。私的マンガオールタイムベスト。ただし同一作者からは1本。
 こっちの十選はね、我ながらうまいことハマったと思うんですよ。今見ても納得できる(知らんがな)。作品自体の新旧もそうですけど、ワタシが読んだ時期の新旧っていうのもいい感じにバラけててよく出来た十選だと思う。特徴としては、サ行が異常に多いw
 こん中で1本選ぶとしたら『サイボーグクロちゃん』になりますかね。最近新装版も出たんで秋の夜長に是非。まぁ、もう寒いし冬かw

 はい、ジャンプ51号。今週ははその1です。ごめん。

週刊少年ジャンプ2016年50号の感想 - 北区の帰宅部

  • 表紙
    • 新連載。本編読む前は「カードが出てくるんか?はえ遊戯王みたいやな」とか思ってたけど、本編読んだら箱でしたw 箱よりもカードの方がプランっぽいじゃない……
  • 殺新聞
    • 暗殺教室』の総集編映画には映画オリジナルの映像が付くらしい。大人渚くんと大人カルマが会うシーンっぽい。マジかー。興味あるけど、あるけどさすがにめんどいなー。そうか、最終回だか最終回直前に意味深に手繋いでた2人は渚くんとカルマくんだったかー、という腐女子歓喜な妄想。いや、実際の腐女子人気は知りませんけど、カルマくんみたいなオラオラキャラは人気あるイメージ。渚くんも受けっぽいし。まぁ、下克上する要素もあるか。奥が深いな……(そこかよ)。
  • 読者プレゼント
    • 今更ダブルチャンスの日本地図グッズの紹介が大きくなってる気がするんですけど、よく考えたらもうすぐ終わっちゃうからですね。今号を入れてチャンスは残り2号。来年度はこんなに面白くないんだろうな……という確信を得る程度には今年度のダブルチャンスいいよ。
  • 『デモンズプラン』岡本喜道
    • シンゴジラ』でも注目を浴びた名監督が新連載ですか?と思ったら1字違った。
    • 巻頭カラー冒頭からキャンペーンガールみたいな女の子で勝負してて笑った。謎の気概を感じる。エロが本分ではないタイプの少年漫画に出てくるお色気という感じなのかな。ちょっとおもしろい。
    • モノクロ本編。悪魔すげーんだぜというカマシから始まるワケですけど、「神じゃないの?」みたいに気になる。まぁ、逆に言うと「本作では神じゃなくて悪魔だよ」という説明になってるワケですが。
    • 若干ですけど、序盤が説明臭い。いや、説明臭いというよりは楽しみ所がないので興味が湧かないというか。まぁ、それが冒頭の悪魔すげーんだぜの部分なんだとは思うけど、ちょっとパンチ弱い気がする。
    • 地下収納に隠したコツコツ貯めた大金。「なんかナミがみかん畑でやってたな……」とか思ってると案の定奪われそうになるw いや、これは偶然というか、『ONE PIECE』のアレ自体が相当ベタなだけだと思います。『ONE PIECE』の作品としてのインパクトが強すぎて「コツコツ貯金が奪われる……ナミやんけ!!」ってなるだけで、別にナミにそこまでオリジナリティーがあるワケではないんじゃないかしら。
    • んで、クール系相棒が狂気をむき出しにする。この印象的なシーンで “欲張るなよ” というセリフが使われたのは超よかったと思います。後になって「欲」が本作のキーワードだと分かりますけど、その時に「あーそういえばあの時アイツが……」ってなるんですよね。別にセリフとか熱心に読まなくても印象に残る、という見事な案配だったと思います。
    • ちなみに、その「欲」というテーマが『左門くん』と被る……というのが本作最大の問題だと思います。いや、厳密には本作自体には問題はないけど、本作を読む上での問題。やっぱ思い出しちゃうじゃない。偽善的なワガママを言うのも「それも欲だよね」みたいな結論を出して悪魔(左門くん)が味方してくれるのとか、超似てる。あの屁理屈で何とでも言えそうなバランスがそっくりですよ。おそらく現状における本作最大のキーワードだと思われるので、ナミより深刻だと思う。
    • 「欲」のくだりは偶然だと思うけど、熱血主人公と才能溢れるクール相棒ってのは『ブラクロ』よね……というのは若干の意図を感じる。まぁ、直接『ブラクロ』の2匹目を狙ったというよりは「無才能熱血と才能クール……鉄板だよね!!」みたいな計算をしたら被ったということだと思いますけど。とはいえ、似てる。構図が似てる。
    • これは似てるって話とは違うんですけど、狂気の顔芸ってのは『歪のアマルガム』1本で飽きるほど見てて、あれはあれでやりすぎ問題あると思うんですけど、そんな影響もあって、本作の顔芸演出が若干萎えるというか。「またか……」「みんなそんなうまくないけど流行ってんの?」とか思ってしまう。まぁ、これも本作自体がどうこうという問題ではないですわな。むしろ顔芸がくどいって問題は『歪のアマルガム』の方がよっぽど深刻だと思う。まぁ、あっちはあっちで完全に狂気の悪役が出てきたので少しはマシになってると思いますけど。
    • 本作単独の話を全然してなくて申し訳なくなってきた。終盤の刑務所に行ったら既に全壊、からの超能力開花した相棒がドーンってところはすごくよかったと思います。ワクワクした。まぁ、冷静になって考えると「近づく段階で刑務所ないの気づくよね?」とか思いますけど、演出重視、ハッタリ重視のこういうのは正直大好きです。この場面はそれがハマってたと思います。
    • まぁ、その後は少しテンション下がったりもしたんですけどね。ちょっとあそこまでケンカするのが理解できなかったというか。悪魔に連れ去られるみたいな情報が分かりにくかったので、「断られたからって殴らなくても……」とか思ってしまった。あとから「ああ連れてかれるのか」って分かったけど。
    • んで、連れてかれたワケですけど、そこらへんのルールというか、目的みたいなのがよく分からなかったです。それまでの話は、相棒の間違った考えを正すためにブン殴る、というテンションで盛り上がってたワケですけど、ラスト3ページで急に連れてかれちゃう。急すぎて意味わかんないから描き文字シャウトの場面もあんま乗れない。んで、「待ってろよ」で終わっても、熱さに理解が追いつかないというか。なんかもにょる。
    • ということで終わり。なんかイマイチな印象が強かったんですが、説明的な話運びがうまく行ってなかったんだと思います。引っかかったのは主にそういう部分。だとすると、2話以降は「説明は終わりましたので本編いきまーす」という感じでおもしろくなる可能性も充分にあるのかな、と思ってたりもします。初回がつまんなくてそのまま「期待できねぇな」ってなる作品もありますけど、本作は初回がイマイチだったけど「次回以降は今回と似ても似つかない感じになるんじゃない?」という感じが漠然とあります。
  • ONE PIECE
    • ブクブクの本人間(多分)の登場シーンがカッコよすぎわろた。何あの下向きに開いた本にそれぞれ両足を乗せてるショット、最高すぎでしょ。このまま『ブラクロ』の世界に連れてったらボスキャラになれると思うw
    • ただでさえ童貞を殺すナミの服が破かれてて爆笑である。尾田っちさすがやなw
    • サンジの言い分をアッサリ飲むマム。「飲む」と「マム」で踏める。マムが「現お前の仲間」って強調してるのはジンベエを勘定に入れるか否かなんでしょうね。つまり、ジンベエは逃がさない。
    • 3将星、スムージー。女性だったとは。14女なのにこんな重要ポストに就けるのか。美女の生搾りジュースはいかにも悪役然とした振る舞いでありつつ、手下の若さを奪って飲むというのが魂を奪うマムっぽくてイイですね。同性なこともあってか、一番マム感がある。
    • んで、ポーネグリフ組のブルックペドロが出てきてエンド。割と真人間という2人なだけあって、頭が切れる感じが出てるラストがカッコよかったですねぇ。バトル的にはパンチが弱いんですけど、違った部分で「ここも楽しみかも」と思えるだけの魅力はあったと思います。
  • 最強ジャンプのおしらせ
    • 『ソルキチ』の人が読切……まったく想像ができない……。本誌よりも低年齢向けなギャグ作品だと思うんですけど、そんなことするような作家だったのか。謎だ。謎で気になるけど、本誌以外に手を出すほど気力は湧かない。そこまで好きじゃありませんからね。ファンの方は最強ジャンプを是非。12.2だよ。
    • ファン的には「そういう作品読んでみたかった!」なのか、ワタシと同じように「最強……ジャンプ……??」ってなるのか気になる。いや、どっちでも面白いけどw
  • ブラッククローバー
    • 火なら水だよねーということでノエル参戦。コンビネーションによるアスタ急成長というのは絶望戦で描かれてますけど、そーいやノエルもめちゃくちゃ成長してたよねー、というのを思い出しました。
    • んで、トラウマを打ち砕いてくれたのは脳裏に響いた声……と思ったら後ろの方でアスタが叫んでるだけでした、というオチ好きw アスタのこういう暑苦しいギャグは飽きませんねぇ。
    • もちろん、空耳では「君」、アスタは「オマエ」という違いがあるのでアスタじゃない説ってのが残ってますけどね。アイツってことですねぇ。とりあえず、表面上はアスタギャグなんじゃないかな。
    • んで、ノエルの “いえ… まだよ!!!!”。確か絶望戦でアスタが「まだだ」とか言ってたんでそれへのレスポンスでしょう。確か当時さんピンCAMPやっててそんな感想言った記憶がある。Mummy-D、田我流、アスタ、ノエルという系譜w
  • 『トリコ』
    • 最終回。センターカラー。先週の結婚披露宴が相当よかったのでやたらとテンション上がってます。まんまとw
    • 本編。小松と大竹の会話から始まって、小松がトリコとの待ち合わせに向かう。そこで1話の再現をやってみせてーという流れ。最近は長期連載の最終回をよく見るので、「やっぱ1話の再現は鉄板だよねー」みたいな不思議な感覚にもなりますw 最終回演出に対するアンテナが無駄にビンビン。『暗殺』も『BLEACH』もやってたよね。
    • んで、次なる旅に向けた講義タイム。新章に向けた説明ってのはお馴染みですね。ハッタリとインフレが利きまくった伝説について語られて、そこに向かっていく、で新章スタート。今回の場合は『トリコ』という作品が締め。
    • とにかく宇宙の話がスケールでかすぎて、正直ワケわからんくて笑えてくる……というこの感じ、すごく『トリコ』っぽいと思います。『トリコ』って強さのインフレの権化みたいに語られることが多くて、ジャンプ抜きにしてもマンガ全体の中でも代表格みたいな扱いがされることもあると思うんですが、ずっとインフレし続けてるんだけどインフレが楽しめるバランスを維持したまま終わったのは凄いことだと思うんですよ。インフレが続きすぎて強さの基準が分からん……みたいなことは意外と少ないと思います。インフレが続いた果てに世界最強キャラ同士の対決が連発したりして、インフレによるワクワクは持続してたんじゃないですかね。多くの人にとって。要するに、『トリコ』はインフレがうまい作品であった、と言えると思うのです。最終章で地球破壊レベルの戦いになって強さが臨海点を迎えたと思いきや、最終回では宇宙の話が出てきてまだまだインフレの余地を残してエンド。「まだインフレできたのか……」と驚きます。インフレ職人しまぶー
    • ということで終わり。前回の内容も最終回チックだったし、最終回として100点だったと思うんですが、今回の最終回はもうちょっとこじんまりとした印象ですね。前回みたいなハデな感動はないけど、『トリコ』という作品の雰囲気が感じられる1話だったと思います。何よりトリコと小松にフォーカスが当たったのがイイですよね。やっぱ結婚式で最終回だったら「小松のことは遊びだったのかよぉー!!」みたいな印象が湧きますw 今回リンをないがしろにして小松と旅行に出る、という感じの描写がありましたけど、やっぱアレが最高なんですよ。リンと小松を天秤にかけるような場面がチラッとあるとファン的には興奮しますw まぁ、夫としては最低ですけどね。まぁ、それは悟空の系譜になるのかな。
    • 本編後にお知らせ。来年4月発売最強ジャンプしまぶー新作読切決定。詳しくはまだ何も決まってない段階だそうですw こう考えると『ニセコイ』の地獄スケジュール笑えてくるな。あともちろん秋本御大。
    • んで、しまぶーからのコメント。そうか、『トリコ』くらいの作品になるとコメントが付くのか。ここらへんの大物感すきよ。まぁ、『BLEACH』はなかった気がするので、作者の都合とかも関わってくるんでしょうけどね。『暗殺』『BLEACH』に比べると『トリコ』はカウントダウンが地味めなので少し寂しかったんですが、こういう特別扱いがあるのは嬉しいです。よかったよかった。

 はい、終わり。今週は無理です。無理なので月曜の間にその1更新ということにさせていただきます。
 冒頭に無意味な文章ダラダラ書いてるから遅れんだよクソが、とお思いでしょうが、あの時間は大したことないので、回したとしても『みんなのこち亀』に届かないくらいだと思います。ご容赦ください。すみません。
 その2は火曜の24時までが目標……なんですが、少し不安です。けどがんばる。頑張れ炭治郎頑張れ。

週刊少年ジャンプ2016年51号の感想その2 - 北区の帰宅部

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