あけ
おめこ
とよろ
新年一発目でございます。マガジンではアンケートハガキが廃止されて完全電子化されたり、目次ページが見開きになったり、いろいろとリニューアルされております。
まず、アンケート。漫画雑誌そんなに詳しいわけじゃないけど、かなり革新的なことだと思います。マガジンがんばってる。
んで、目次。まさかの見開き&縦書き。スペースが大きくなることで作者のコメントが長くなるかも‥‥という考えは本作のファンとは無縁であります。
あと、なんだかんだで講談社、今ちょーたいへん。
映画前売券の特典第二弾のお知らせ。今度はカレンダーだそうです。あのポスターがカレンダーになったヤツ。
巨大カレンダーの下部が前売券になっているそうだけど、これって「使いにくいから使わないでもう1枚別に買ってね」ということなのかな。まぁ、第二弾なことがある意味良心的なのかもしれない。
ということで本編。#407。扉は畑さん。前にも書いたし、何度も書いてると思うけど、畑さんは私服なだけでグッときてしまうのである。ある意味でずるいw
一本目から畑さん。今回はとにかく畑さん。
タカ兄、休日に畑さんとばったり。すぐに遭遇するワケだけど、タカ兄が独りでいるのってなかなか珍しい気がする。何をしてたんだろうか。
んで、「ヒマだったら付き合ってくれない?」と畑さん。異性にこんなこと言われたら童貞だったらパニクってモゴモゴしちゃうんですが、タカ兄はそんなことにはならない。童貞なのに。なので畑さんに付いていくと、その先でドッキリ。
このシチュエーションの時点で疑似カップルになってるワケですが、そこに「カップルですね」と確認してくる外部の人間が出てくるってのがオチ。関係ないかもしれないけど、入店時の店員さんがノリノリでちょっとかわいい。
2ネタ目でネタバラシ。取材のためにカップル限定の店に行くの巻。タカ兄と会わなかったらどうするつもりだったのだろうか。ただの休日のつもりだったが、せっかくなのでカップルネタの取材を今やっちゃおうみたいな感じか。だとしたら取材道具持ってる畑さんさすが。
ということで、1つ目はカップル限定のカフェ?ケーキ屋? ケーキの注文がカップル限定ではなく入店がカップル限定なのってどういうメリットなんだろうか。店内みんなイチャイチャしてるからイチャイチャしやすくなる、みたいな? この号の桜才新聞読みたくなってきたw
オチとしては、カップル限定でしか出来ないことを畑さんが提示。悔しいことに「そりゃ確かにカップル限定だな」という謎の納得を感じてしまった。てか、畑さんはタカ兄がツッコまなかったらこの後行くつもりだったのだろうか。まぁ、「この人はツッコんでくれるから」みたいな信頼はしてそうだけど。
同店に例のカップル、ヨシくんナオちゃんの姿。こういう店は当然のようにチェックしてるのなw
てか、畑さんの場合、この2人のゴシップも副産物として狙ってるのかも‥‥みたいなことを考えてしまうな。計算高いというか、「そんくらいしてそう」みたいな強キャラ感。
んで、畑さんがナオちゃんの「あーん」を我流で再現。カップル限定の取材なんだからカップルらしいことをやらなくては、という取材魂が感じられる。そういう意味では、一般的なカップルの例、という役割が誰よりも似合いますね。ヨシくんナオちゃん。
畑さん流の「あーん」に対するタカツッコミ。珍しく長ったらしくて笑った。やけに説明くさいというか、いつもとは違う味わいがある。なんだったんだろう、説明しにくい事柄だったのか、畑さんの予期せぬ言動に動揺してしまった、みたいな感じか。
このまま2人のデートが続くかと思いきや、ここで会長たち登場。まぁ、「この状況を誰かが目撃すれば間違いなくおもしろくなる‥‥!」という感じは読者にもあったと思います。もしもカエデちゃんだったら、とかも想像するの楽しいじゃないですか。ムツミでもおもしろそう。コトミもいいなぁ。
とにかくシノアリスズ。迷わず突撃。何となくなイメージですけど、会長はすぐ突撃するけど、スズはこっそり尾行しそうな気がする。尾行するけど、畑さんはそれに気づいて、気づいてるけど泳がして‥‥みたいな。妄想楽しい。
とにかく突撃、するも失敗。ここで1ネタ目に出てきた店員さんである。今度は非デフォルメ。モブなのに二度登場していて、なかなかおいしい。
カップル限定なので入れないかと思いきや、会長とアリアがほぼ同時に同じ発想。片方が言ってもう片方がビックリ、とはならないのがこの2人らしいですねぇ。長年の蓄積を感じる。
ポリティカリーコレクト的に店側は断りづらい、って感じですね。まぁ、そういうの関係なくわざわざ客を一組追い返すメリットがありませんけど。そんなことを考えると会長とアリアは入店できたと思うんですけど、どうやら入店はしなかったっぽい。まぁ、スズの活躍ですなw
場所は変わって映画館。カップル限定の映画館ってどういうことなのかマジでわからん。暗い中黙って観るだけなんだからカップル限定もクソもない気がするんですが(軽く調べてみた感じリアルでは存在しないっぽい)。
てか、ナオちゃんと思われる人物の肩が見切れてますね。2組のデートコースが完全に一致。
本作では珍しいガチのキスシーン。作中映画だけど、結構驚きました。そういう描写は避けるタチな気がしてた。
2人によるそんなキスに対する感想戦。これまた新鮮。便に意識してドキドキ‥‥する暇もなく下ネタが飛んでくる優しい世界。いや、畑さんは気まずくなるのを回避するために下ネタをぶっこんだと解釈する可能性はあるかも。
映画の次は足湯。これまたカップル限定にするメリットが分からないんだけど、地元に住んで定期的に通ってるお一人様みたいな客層を弾くことが出来るのでカップルとしては嬉しい、みたいな感じだろうか。映画よりは理解できる(こっちは結構ヒットする)。
当然だけど、こちらにもナオちゃんヨシくん。本当は畑さんは現地に行く予定はなく、2人に体験してもらってその話を元に記事にするつもりだったのかも‥‥とかいらんことを考えてしまう。まぁ、偶然のほうが好みではありますw
んで、タカ兄の「ずっとこうしていたい」でドキッ。割と定番なシチュエーションだと思うんですけど、畑さんのドキッが超白々しいので笑った。タカ兄で遊ぶ気満々。まぁ、あの発言は少々誘い水だったと思わんでもないです。
2人の頬が少し高調してるのは足湯効果なのかな、みたいな部分まであるので細かい。
記事完成。ここで会長たちへネタバラシ。真相を知っても「なんだよかった」とはならない会長かわいい。取材協力という体裁でもいいからデートしたいんでしょうねw
んで、新聞記事に載ってるタカ発言についてアリアがぶっかまし。これは笑った。とにかくうますぎる。足湯ならではのネタである。
てか、よく考えたらボケを誘ってるような気がして来るレベル。そのくらいうまい。畑さんがボケを誘う余地を作るために文章を少し変えたのかとも思ったんですが、ラストのタカ兄のツッコミ的にそのままっぽい。
ということで終わり。ラストのネタが好きですねぇ。メチャクチャうまい。足湯がまさかあんなネタに繋がるとはw 入店条件のネタもそうなんですけど、事前にフリがあるネタはおもしろいですよね。4コマなので各ネタが独立してるかと思いきや、という。
あとは、畑さん回に見せかけたナオちゃんヨシくん回でもあった、というのが面白いですよね。これといったセリフがあるワケでもなく、畑さんたちと絡むワケでもない。ただ、背景にやたら出てくる。ファン向けの小ネタみたいな感じなんですかね。