北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』505話の感想


 新刊の告知が意外な部分にあるので驚きました。1年ぶりだからいつも以上に熱が入ってるってことなのかな。

#505

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は小山先生。柱の人物紹介では「常識人(一応)」とか言われてるけど、扉のアオリでは「随一のまともキャラ」。小山先生への理解が深まってる‥‥
 マグカップ両手持ちは良いですよね。ひょっとしたら白湯なのかも、と本編との関連が感じられるのもとても良いです。

 サブタイ「会長とカイロ」。ボケるわけでもない、ツッコミが入るわけでもない静かなネタ。特別なことは起きない『生徒会』世界の日常という感じが良いですね。何気ない会話の向こうに少しだけ会長らしさがチラつく。
 スズが気づくけど、特に言及するわけでもなく、そっと心に秘めておく。同じ女子だと気づけるのだなー、とちょっと感心しちゃいました。会長も気づかれてるとは露とも思ってない感じですよね。だから独り言を気にせず漏らしてるわけで。

 小山先生と白湯。白湯の習慣を始めたばかりなので、「何を飲んでるの?」と聞かれたときに「白湯ですよ」じゃなく「お湯ですよ」と答える感じが妙にリアルだと思います。白湯って最初聞いたとき、ただの水だろ、と少し抵抗があったというか。馴染みがないと自然とその言葉は出てこないというか。
 そんな「白湯」ではなく「お湯」という言葉を横島先生に使ったのが敗因でしてw 横島先生の「はいはいお湯飲むよねー」とまったく別のお湯に飛躍していくのが面白い。しかも、ここ学校ですからね。学校で横島先生の言うお湯を飲むためには持ち歩かないといけないわけで、その場で飲むよりも数倍おかしなことになってしまうw

 会長とアリアに肌の調子をほめられて嬉しそうにする小山先生が可愛い。「フフフ 何でだと思う?」とポーズ取って応えちゃうとかヤバイでしょ。小山先生可愛すぎだよ。白湯の効果が出たと気分がアガっちゃう小山先生ヤバイ。最高。
 「お湯」と言えば誤解され、「何でだと思う?」とはぐらかしても誤解される。小山先生に逃げ場がないw 横島先生のときとは違って、会長とアリア、2人ですので「それかー」と2人の間で会話が完結してしまうのも良かったですね。横島先生は横島先生で厄介だけど、2人相手も厄介。

 コトミとタカ兄。それを傍観するトッキー。今回タカ兄は事情(コトミの思惑)を知らないのでツッコミが出来ないんだけど、それを見たトッキーが代わりにツッコむわけでもない。この距離感。オイオイとは思うけど、わざわざ絡みには行かない。めんどくさいんだろうなw

 古谷さんとスマホ。オールドネタで、お母さんとかお婆ちゃんになってるんですけど、「それマジー?」と言葉遣いは若い、というギャップが可愛い。
 てか、あの天真爛漫さは精神年齢が高いのか低いのか分からなくなりますね。そのことを何の疑問もなく会長に言えちゃう感じも可愛い。「えっ声出てた?」とかではない。

 畑さんネタと思いきやアリア。聞き違いネタだけど、今回は同音なので、なぜそっちの意味だと思ったんだ、みたいな感じありますね。アリアなら仕方ないか‥‥みたいな感覚も少しありつつ。
 最後のタカツッコミが結構ノリノリなので笑った。されたいみたいな気持ちも少なからずあるのだろうかw
 本ネタでのスズ、理想的なスズヘッドなのですごい好き。セリフはないけど吹き出しはある、みたいなバランス、良い。

 轟フィギュアに虫が。スズの動じないけど何もしてあげない(あげれない)感じ、良いですね。すごくスズっぽい。これが自室とか生徒会室だったら「津田はよ」みたいな動揺あったのかもしれませんが。
 からの轟さんがたくましさを発揮してオチ。虫の発生に驚いてたのはいないはずのものがいないはずの場所に、という単純な驚きであったのねw スズの心配して損した感も好きだし、ツッコむ気力も失せてる感じが好き。スズと轟さんのネタのこの空気、良いよね。


 終わり。今週はやっぱ小山先生が印象的でした。ネタとしては横島先生のネタが好きだし、キャラ萌えとしては小山クイズが最高でした。

gohomeclub.hatenablog.com