ドラクエ30周年記念号。これを機に『ドラクエ10』始めてみようかなーという人がウチの読者に1人でもいれば……いるとは思えないんですが、ワタシは今『ドラクエ10』の思い出話がしたいのです。
興味ない人に話す体裁だと、とりあえず本編、ストーリーがおもしろいですよ。特にver.2。『ドラクエ10』は定期的にアップデートを重ねてメインストーリーが追加されていきます。今も続いててもうすぐアプデがあるので『ドラクエ10』界隈はざわついてます。ちなみに今はver.3の途中。まだストーリーの方向性とか、目的すらボンヤリしてますw
んで、ver.2。やっぱ『ドラクエ10』はver.2ですよ。ver.1もいいけど、やっぱ勇者が出てくるとアガります。ちなみに『ドラクエ10』では主人公は勇者ではありません。勇者の盟友というポジション。MMOだからプレイヤー全員を勇者にするワケにはいかなかった、とかそんな大人の事情を感じますねw
ver.2のストーリーは1本筋の通った物語なので楽しいんですよね。ぶっちゃけ当時は「続きまだー?」とか、「今回のもう終わりかよw」「また引き延ばしww」みたいな感じもあったんですが、まとめて一気にやるんだったらこんなにおもしろいものはないと思います。まぁ、今はプレイヤーが強くなる要素が当時よりも増えに増えてるので、当時感じた「闇の衣強すぎ……」みたいな難易度的な楽しさは弱まると思いますが。まぁ、『ドラクエ10』は「困ったらレベル上げすれば楽勝」みたいには行かないので、難しすぎるよりは簡単な方がいいんじゃないかな、とは個人的に思います。ソロでも余裕、というバランスでも話がおもしろいからいいよ。またやりたい。そこまで進めるのめんどいけど。
そんなこんなでジャンプ25号。ジャンプ的なドラクエ30周年企画の目玉が『ドラクエ10』の出張漫画ってのは結構嬉しかったりします。
- 表紙
- 『僕のヒーローアカデミア』のターン。デクだけ、というのは少し意外でした。こういう時ってオールマイト重宝がられてるイメージだったので。
- 亀スポ
- 田畠先生。むむむ、そう来たか。そっちか。堀越先生のが先に来るとか思ってたんですけどねぇ。てか、予想をマジで当てようと思ったら毎週堀越先生言ってれば絶対に1回は当てられるんですよね。むむむ、じゃあ、やめるか。つまらんもんな。まぁ、当面気になるのは、池沢、吾峠先生、及びミウラ師匠あたりが登板することはあるのか、ってトコかなぁ。一番怪しいのは吾峠先生ですかね。先週始まったばかりの井谷先生はないと思う。まぁ、今年中に表紙を飾るレベルの大ヒットをしたらあると思いますけど。あーあとはあの人だ。冨樫先生。わざわざ描いてくれるイメージ湧かないw けどなぁ、大物だから絶対に描いてもらいたい、という気持ちはあると思うんですよね。
- 読者プレゼント
- 『僕のヒーローアカデミア』
- カラー扉。最近はデクがオタクだとか基本無個性出身ということを忘れがちなんですが、今回の扉は「あーデクってこういうヤツだったわ」というのを感じさせてくれました。ポーズ取れバカw
- その他のポーズではやっぱシッポの人が好きです。個性使ってるの唯一だし。あと、かっちゃんが何気にスゴイことやってる。
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- 本編。かっちゃん、デクを見てもキレませんでした。意外。「またお前かぁぁぁああああ!!」みたいになるかと思ったんですけどねw まぁ、「かっちゃんなら論理的に考えてに考えて来てくれる」という理屈が描かれたのでそこらへんうまいっすわ。
- んで、驚くほどにうまく行ったデク作戦。先生だったら動けないまでも存在には気づいてました、みたいな感じで対策打ってくるかとも思ったんですが。まぁ、とはいえまだ安心できる感じじゃないですね。ヤオロッパイ置いて逃げてるし。
- 先生の強制発動。基本的には、既に説明のあった能力を使うので「ココでそう使うかー」という気持ちよさがありますね。物語映えする能力ですわ。磁力を帯びてモテモテになる破綻JKかわいい。あんな状況『ドラえもん』で見たことあるわw
- 今回の事件はさ、事前に「最悪なことが起きますよー」と散々煽られたじゃないですか。だから読者の中で「オールマイト死ぬんじゃねぇ?」みたいな想定をした人いると思うんですよ。そしたら意外や意外、先生がいかにも死亡フラグ的なセリフを吐いておられました。そっちか。そう来るのか。まだ死ぬか知らねぇけど。オールマイトと先生がコインの裏表なのは当たり前すぎて言うだけ恥ずかしいレベルですけど、そっちなのか。オールマイトじゃなくて先生という線もあったか。完全にやられた。
- んで、オールマイトのカラータイマー。顔半分がトゥルーフォームに戻るの、新鮮でイイですね。
- そして引き。先代ワンフォーオールって女だったんかーい!!というオチ。たしか継承の儀式の時ってDNAを取り込む(食べる)んだったと思うんですけど、異性だと途端にアレな雰囲気出てきちゃいますね。髪の毛食べるって完全に『HUNTER×HUNTER』のあの人やん。まぁ、ロマンチックにやるんだったらキスで唾液ってのがありそうな話なのかな。母乳プレイとかでもいいよw
- まぁ、てなワケで、異性ということで恋愛的な要素が出てくる可能性があるよねー、というのがほとんどの人の感想だと思います。ちょっと『暗殺教室』っぽいですね。教師と生徒の伝承の話でここまで被るのか、ってのは興味深いです。やっぱ継承の話だと上の世代の恋愛を描いて、下の世代は彼らの子供、みたいなニュアンスを込めるのが常套手段なんですかね。ぶっちゃけ話の組立だけで考えたら、『僕デミア』じゃ『暗殺』に勝てる気がしない、というのが現状の個人的な印象です。あれよく出来た話だったからねぇ。
- まぁ、妄想を根拠に話を進めすぎました。
- 『ONE PIECE』
- 扉。ペローナちゃん可愛いなぁ。あんなんずるいわ。
- 本編。やっぱ船が電伝虫にしか見えなかった。けど、その件については言及なし。むむむ。
- んで、サンジに見えた人。本作の仲間を見間違えるギャグ好きだったりします。逆に「そこでしか識別できねぇのかよ」系のギャグも好き。フルボッコウソップの鼻を見てようやく気づく、とか。
- んで、ヨンジ。ひどい名前だwとか思ったけど、イチロージローサブローと大差ないか。未だに政治家だとこの手の名前による効果ありますけど、要するに「ビンスモーク家の四男ですよー」と外に向けて発信する目的があるのかもしれません。長女はレイジュで「イチじゃねぇのかよ!」とか思ったけど、長男がニジ(仮)だとややこしいから、みたいな感じかも。まぁ、レイジュの次に女が生まれたらどうすんだ、って話なんですけど。
- 各兄弟にはイメージカラーが付いてるっぽい。これは最近のアイドルでよく用いられる手法……ではなく戦隊ヒーローなんじゃないかなぁと。政府のプロパガンダでは悪役だったからその裏返しとか。
- ジェルマは科学戦闘部隊。カイドウが最強の生物で、その配下が人工ゾオン軍団だったことと対になってる気がします。ビッグマムは生命を与える系の能力の予感なので、そっちとの対かもしれませんが。
- ルフィの唇が奪われた件。このシーンを写真に撮ってハンコックに送りつければ勝手に潰してくれそうな気がする。てか、ルフィのキス(的なもの)って初だっけ? ノーカンだろうけど、一応ファーストキスになるのかしら。
- んで、魚人エンド。やったージンベエだー。ジンベエかわいくてカッコいいから好きー。てか、ジンベエってビッグマムの所に筋通しに行ってたんだっけね。今回出てくるのも不思議じゃないのか。好きなのに忘れてたわw
- 『食戟のソーマ』
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- 本編。アザミンの料理。喰うのオッサンだけど、当然のように全裸になる、ってのが本作の良心。からのアザミンフェイス。これまたギャグ的な描写だけど、「顔の見える料理」を究極とする価値観からしたらドストレートな描写なんですよね。こういうのうまいわ。単なるギャグになってない。
- んで、えりな様の夜這いエンド。「えりな様が単身ソーマくんの部屋に向かいました」というだけの事実を描くのに用いたページ、なんと4。なんとも仰々しいですね。まぁ、2人の絡みはそれだけ重要ってことなんでしょうよ。とにかくビジュアル的な魅力だけが詰まってる、というのが不思議なバランスの4ページでしたね。「心情とかは察せよ」というのは、ギャグ漫画的なことをやってたトコからの振り幅がヤバイ。
- 『ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ 特別編』中島諭宇樹 堀井雄二 スクウェアエニックス
- ドラクエ30周年おめでとー、ということで出張。『ドラクエ10』ですね。まぁ、読んだことないんでアレですけど、数ある『ドラクエ10』漫画の中でも一番正統派な作品だと思います。4コマとか、『ドラクエ10』をやってる男女の話とかじゃない。
- 本編1ページ目。『ドラクエ10』のあらすじを半見開きで。もうね、これがさ、最高なのよ。エックスくん(デフォ主人公)がイケメンで超アガる。割とエックスくんはネタにされがちなキャラですからね(へぇ〜イイネとか)。こんなに感情の込められたエックスくんを見るとそれだけで少し感動してしまいます。
- ぶっちゃけ『ドラクエ10』のストーリーって取り留めもないほど長くて端的に紹介するのが難しいと思うんですよ。そんな中でもこの1ページ目の取捨選択は見事ですね。個人的にはver.1のオープニングのオガ子がいるのを評価したい。超わかってるやん。『ドラクエ10』を象徴するキャラですよね。最初ドワ男で始めるつもりだっただけアレ見たらオガ子にしたわ。
- ver.2の部分、「勇者姫と大魔王の決戦を経て」の部分。姫がいるのは当たり前ですよね。んで、それと対峙するように描かれてるのが大魔王……じゃなくてゼルドラド。ややこしいなw 絶対知らない人は勘違いするヤツや。まぁ、ジャックポットおじさんことマデサゴーラの姿はver.2のラストまで引っ張られたネタなのでね、隠したかったんでしょう。
- てか、アレですね。今度の大型アプデではやぶさの剣改が投入されるので、また姫が強くなりますね。多分攻撃は姫に任せるだけでもジャックポットおじさん楽勝なんじゃあ……ってレベル。姫、道具、僧侶3みたいな構成で。あっ、闇の衣のトコで姫は攻撃しないから時間かかっちゃうのか。むむむ。
- ver.3の部分は主人公の兄弟姉妹とクロウズ。まぁ、まだ話の全容がサッパリですので、こちらもボンヤリしてますよねw 姫と違って全然出てこねぇしなあの2人。むしろ登場回数的にメインなのはエステラなんだけど、こちらは2ページ目に後ろ姿だけ。エステラもちゃんと見たかったなぁ。姫の築いた「課金を促す萌えキャラ」というポジションもありますからねぇw それだけあってよく出来たキャラだと思います。姫は妹で、エステラは姉、というのがね、『ドラクエ10』的には重要だったりするのですよ。
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- 気づいた。『ドラクエ10』の話がしたいだけだった。そうじゃなかった。ジャンプの感想だった。くそぅ。
- 本編。こっちの方で白眉だったのは最初に出てきた敵モンスターがゴーレムだった点ですね。今号はドラクエ30周年記念ですので、『ドラクエ1』への目配せになってるのは当然なんですが(セリフにも出てくる)、『ドラクエ10』的にもゴーレムってのは重要な意味のあるモンスターなのですよね。ver.1のオープニングで最初に出てくるのがゴーレムです。エックスくんが襲われたのを両手剣のオガ子がワンパンで倒す、という展開に一部のファンが歓喜しました。けど、あのオガ子を再現しようと思ってもうまく行かないんですよねぇw 髪の毛も微妙にはねてて違うし。てか、ホントあのオープニングはよく出来てますよ。『ドラクエ10』という作品の特性を端的に、網羅的に描いてて最高ですよ。好きすぎるから動画のリンク貼っちゃうレベル。
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- はぁぁ、やっぱりいいわぁ……(ウットリ)
- 今回『ソウラ』本編は出張版ということもあって説明に終始してる嫌いはありますね。そもそも『ドラクエ10』と『ソウラ』の2つを説明しないといけないんだから無茶な企画だw なんだけど、それでもやっぱドラクエのモンスターが出てくると「おおっ!」とテンション上がりますよね。やっぱモンスターの魅力は大きいですよねぇ、ドラクエ。そんなモンスターの魅力が主人公の魅力と直結してる、というのはマンガとしてよく出来た設定だな、と思いました。ばくだん岩とか超かわいいじゃないですか。萌えるわ。
- まぁ、難癖を付けるならば、きりかぶおばけとサンダーラットは『ドラクエ10』に出てきませんw ビジュアル的に魅力的なモンスターだとは思うんで、『ドラクエ10』に出て動くトコとか見たいですよねぇ。『ドラクエ10』のモンスターのモーションってのは異常にクオリティー高いですし。
- ということで終わり。本編の感想よりも『ドラクエ10』の思いで話の方が長いじゃねぇか、という部分は目を瞑ってください。そんなつもりじゃなかったんです……
- まぁ、「コイツわかってるな」と感じさせるには充分すぎるレベルの出張版だと思いましたよ。
今日はここまで。短すぎてページ数調べるのも嫌なレベル。今日はいつもより時間が多めに準備できたんですけど、貪るように寝てました。今すごい目が冴えてるw
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