2020年19号の感想を書く前に。その中でやるには話が長く、ジャンプ本誌から関係なくなるので別個の記事にします。
19号にて『ボーンコレクション』の新連載が発表されました。去年の年間ベスト読切じゃーん、とワクワクしたんですが、このケースが史上初なのかどうか調べる。ここでの年間ベストってのは当たり前ですけど「私の」ですよ。年末か年始にそういう記事を毎年書いているのです。
調べたところ、どうやら2014年から年間総括記事を始めた模様。なので、『磯兵衛』とか『斉木』は入りません。あと個人的に大好きな『アイアンナイト』(前身『ゴブリンナイト』)も入りません。
結論から言うと、年間ベスト読切に選んだ作品がそのままのタイトルで連載になるのは『ボーンコレクション』が初。ちなみに『アンデッド』の読切も去年ですが、ベスト10圏外でした。要するに「先見の明あるじゃんスゲェ!!」と自慢したいわけではないです。
各年ごとに振り返ります。基本的には新人、初連載前の作品について。
2019年
2019年の読切ベスト。10作選び、その後連載化した作品は1位『ボーンコレクション』のみ。まぁ、ここは新しいのでこれから連載になったりよその雑誌で連載になる人もいると思います。『アンデッド』みたいに普通に「見る目あるの?」となる可能性もありますw
新人ではないけど『森林守護者モリキング』は10位。既に作者のファンなので低めに補正かけての10位。
2018年
ゼロ。若干この年の読切ベストは悪ふざけが過ぎる傾向にあってまともに新人とかを入れてなかったのもありますが、とはいえゼロ。
本誌連載だとゼロだけど、5位に『恋するワンピース』。同名の連載でお馴染みですね。
2017年
7位に『レイブンブライ』こないだ電子版の少年ジャンプで短期連載してたものの雛形と呼べる読切ですね(読めてないけど)。連載は『レイブン無頼』なのでギリ同名ではない。てか、2020年の頭に短期連載って寝かせたねー。
2016年
ここが惜しかったんですが、2位に『二界梵骸バラバルジュラ』。作品としては関係ないですが、『呪術』でお馴染み芥見下々。連載初期はよく言われてた「足が太い」ネタでもお馴染み。金未来杯で私のイチオシだったんですがコメ欄で「それ好きなのお前だけだからw」と煽られたのは当ブログでは有名な話(何度もしてる)。なんでそんなことで文句言われなきゃいけないのか分かりません。ナメられてたんでしょうね。
ちなみにこの年の1位は仲間りょう。なので新人としては実質1位!! だったんですが、そこで2位にしちゃうのがセンスねぇよなぁw
そして、8位に『地球人間テラちゃん』。のちにプラスで同名の連載、そして本誌で『ジモトがジャパン』、林聖二。『おはスタ』内とはいえアニメ化果たしました。ここを拾えてたのは嬉しい。
ちなみに3位という好位置に『私が甲子園に連れてったる!!』。後に『お約束のネバーランド』でヒットを飛ばす宮崎周平。先週載った読切における珍子はこの作品のキャラだった気がする(もっと前からのキャラでもある)。
2015年
4位に『幻獣医トテク』。現在『夜桜さんちの大作戦』連載中の権平ひつじ。金未来杯の覇者。その後『ポロの留学記』で連載になるんですが「『トテク』と全然違うやんけ!!」と当時話題になった記憶。
8位に『蠅庭のジグザグ』。「モアモアウレリンコ!」でお馴染み吾峠呼世晴。8位と低めですが、「去年の『肋骨さん』のが好きだよ!」みたいなめんどくさいファン心理の現れですw
2014年
この年はベスト15まで選んでて、なかなか豊作。
まず1位が『あばれ猿』。のちに『UBS』こと『Ultra Battle Saatellite』で連載になった打見佑祐。記憶媒体ではない(それはUSB)。『UBS』の前身と言って問題ないんじゃないですかね。私の年間ベストが連載化された過去では唯一の例。全18話でしたがプラスで後日譚(完結編)が載ったりはしました。プラスの宣伝を狙った可能性もあるので人気の指標になるかは分かりませんが。今思い返しても普通に面白かったと思います。あと『UBS』はヒロインの足が太め。
そして4位が例の『肋骨さん』。私にとっては初吾峠作品でした。『鬼滅』の前身と言えるのはさらに昔の作品らしく、後に読みましたが、個人的には『肋骨さん』がベストかな。
8位『本当にはなかったし別に怖くもない話』。再び宮崎周平。こうして見ると『お約束』でヒットするまで長かったですね……。この前に実は本誌で短期連載してたりするんですが、そっちはあまりハマらなかった記憶。
11位、新人ではありませんが『GAZER』。ミウラタダヒロです。今思うと低すぎたとは思います……。正直『恋染紅葉』はそんなにハマらないまま終わったので「思ってたより面白くない?」みたいな印象でした。元々ナメてたし、この時点でもまだナメてた。反省。『ゆらぎ荘』に連なる魅力、特に私が好きな部分ってのは間違いなくこの頃から現れてたと思います。新人を上にしたいってのもあったんでしょうが、11位は低すぎる……。
13位が『デビリーマン』。のちに同名で連載。その後『2人の太星』で連載になった福田健太郎。特に後者はめちゃくちゃ面白かったです。
14位が『ジェントルくん』。本誌ではないが『とんかつDJアゲ太郎』の小山ゆうじろう。本誌だと「週ちゃん」やってますね。今週は小山イラスト多めで大満足でした。
終わり。まぁ、思い出に浸るの楽しいので読切ベスト決めてる人は振り返ってみるのも一興だと思います。ツイッターだと期間限定して検索したりするの大変だろうけど。ツイログとかやってると楽。
ということで再来週の新連載楽しみです。『呪術』のアニメも楽しみ。それ以上に、GIGAでの平方先生の新作早く読みたい!!!!(この記事関係ない)