講談社にもコロナ鍋の影響出てきて怖いです。マガジンはどうなるのでしょうか。
#564
扉は横島先生。衣装が本編にも出てくる、を通り越してオチに関わってくる。全身が映るコマは別にあるんですが、ここまで大映しなことに意味がありますね。すましてポーズ取ってるのが本編とのギャップも感じる。
そんな横島先生と小山先生。後に通勤前と明らかになるんですが、電話してるとかホント仲良い。仕事の連絡なのか、車で一緒に行く約束なのか。素敵すぎるでしょ。
そんな友情に水を差すのが横島先生の下ネタ‥‥なんだけど、ちょっと違うｗ いや、下ネタではあるんだけど、便秘。前回も逆立ちの話題でちょっと出ましたけど、女性の永遠の悩みとしての便秘。この距離感ちょっと独特ですよね。横島先生がいつものボケのテンションにならない。今回、横島先生回なんですが、彼女が自発的にボケるネタは非常に少なく、わずか1本。その開幕として「ボケないのか！」という驚きのあるネタはふさわしかったと思います。
ということで便秘のまま通勤。カーシェア的な感じなんですかね。便秘で大変そうだからと急遽小山先生が車を出した可能性もあるけど、日常的に一緒に通勤しててほしい気持ちもある。学園との位置関係も関わってくるんでしょうが、交互に車を出すとか妄想してしまう。
そんな小山先生の車の中、というのがオチに関わってくる。便秘で出ないのはつらいけど、今出るのも別の意味でつらいｗ 自分の車で自分が運転してるのも集中力の問題で大変だけど、人の車ってのも最悪の事態を想像するとイヤだｗ
ドライブ。限界が近いので揺らさないよう安全運転。横島先生が小山先生に頼るような発言、そして頼られてる小山先生というレアリティーが嬉しい。やっぱこの2人の関係性良いよなぁ。女子同士の仲良し感だと他のキャラにもいくつも組み合わせあるんですが、その中でも唯一無二の魅力を放ってると思う。
安全運転からの揺れ。運転とは関係なく、車の外から揺れがやってくるというオチ。この無情感が笑えるんですが、普段だったら意識しないレベルのことなんだけど、というバランスが良い。工事に出くわしても片側交互通行とかじゃない限り関係ないし、意識なんてしないじゃないですか。それが便秘で、限界が近い状況だと新たなアンテナが立ってしまうｗ
到着、からの生徒会が初登場。園芸部の手伝いでしょうか。肥料からの直球の下ネタ。清々しいまでの直球ｗ 余計なボケ発言してないで早くトイレ行けよ、という感じなんですが、それでも言いたくなってしまうのが横島先生のサガなのでしょうか。もしくは学校着いたことで少し余裕が生まれたのか、もしくは逆にヤケクソ感からの発言なのか。
サブタイの「たっぷりあるよ」がこれまた酷いので笑った。出した場合の話をするなｗ
からの校内。もうあとはトイレ‥‥と思ったらまさかの横島先生の善行。これこそ今週イチのギャップ萌えだったかもしれませんね。たしかに、ボケることを除けばちゃんとしてる人なのかもしれない（生徒にはだらしないけど）。
てか、このネタを見てからだと、先ほどの生徒会への提案は100％善意だった可能性もありますね。困ってる人が目の前にいて、自分が何か出来るんだったらほっとけない、みたいな。
「もう少しだ ふんばれ私」「いや今ふんばったらマズい」というフリからのあのオチが良い。ふんばりの方向性が違うｗ
ラストページは8コマ。「ジャー」の音と共にお花。そのままズバリな描写で笑ってしまった。
生徒会の女子たちに共感、同情されつつ5、6コマ目のぶち抜き。おそらく視線を下に誘導する意味で隣にスズがいたと思うんですが、しっかりススヘッド的な切れ方をしてるので笑いました。いや、正確にはマユくらいは入ってるんだけど、いつもの「この辺にスズ」の下の部分が見れる新鮮味を感じてしまう。
なかなかドキッとするネタであり絵面なんですが、しっかりシャツでパンツは隠れてる、という健全さが良い。フワーリとは別でこういう展開が来るのが意外だったんですが、一瞬「ん？ 何かが違うけど何が‥‥」みたいになってからの7コマ目で決定的になるという構成が良いし、ちょうどその右隣である3コマ目がまったく同じ構図になってるのでビフォーアフターの違いをより分かりやすくしてるんですよね。8コマ漫画の使い方が巧みすぎる。マジで奥が深い。
とはいえ女子同士なのでささやかなトラブルだよなぁ、という和やかな雰囲気の部屋にタカくんが突入しそうになってオチ。タカくんのすっとぼけ発言が間抜けで笑えますね。横島先生としては便秘の問題に比べたらこれくらい大した問題ではないんでしょうが、スズと会長あたりが代わって慌てる感じになるのかな。
終わり。ちょっと1本目の「今お暇ですか？」は新型コロナウイルスによる外出自粛ネタかと思いました。まぁ、そんな殺伐とした話をするわけないですね。
今週のお気に入りとしては、8コマの使い方も良かったんですが、「下からくる」かな。横島先生と小山先生の関係性萌えとしても美味しかったし、オチで車内の様子が見えないまま終わる感じも良かったです。ドタバタ的な面白さもありつつ、どこか微笑ましい雰囲気も感じてしまいました。本人はそれどころじゃないんだろうけど、だからこそ。
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