北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』605話の感想

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 20巻特装版に付属するアニメブックが具体的にどのような代物なのか分かってない。けど楽しみ。

#605

 扉は会長。横向きで可愛い。あとなんかアオリが頑張っててちょっと楽しい。

 スマホを胸ポケットに入れるのは危ない。 “破損の原因になるからだよ” と指摘するスズのコマが若干スズヘッドになりかけてて可愛い。あまり意識したことなかったけど、この見切れ具合って過去にもあったのかしら。すげぇ良い。
 そんなスズの指摘に対してなぜか会長も感心してて、会長は別の理由で胸ポケットの危険性を説いていた、というオチ。何気に今現在性感に溺れている会長の姿が真正面から描かれる。本作にしてはかなり過激な場面と言えるのかもしれない。まぁ実際のところ、多少大げさにやってふざけてるみたいな解釈もあるのかな。会長ってのが微妙なライン。

 雨の日の頭痛。サブタイが「いつもの」なんですが、これはアリアにとっての頭痛が「いつもの」である‥‥かと思ったらいつもの聞き違いオチなので笑った。会長が “それは「天気痛」ってやつだな” と指摘し、そこから天気痛でアリアがオチ。もう字面にヤバさしかない聞き違いで笑ったんですが、具体的に何を指す言葉なのかは分からなかった。こういうときググるのが少し怖くなるw(アリアの造語で何も出ませんでした)

 津田兄妹。コトミからテレビ電話。タカ乳首の危機!! と勘ぐってしまうんですが、そう誘われてる気がするw
 話としては、片言で話してくるコトミがその意図を明かしてオチ。単なる中二ネタとは違う、コトミの遊び心というか、タカ兄(ツッコミ)に甘えてるとも取れるおふざけが少し愛おしくもある。これと同じことをトッキー相手にもやるのかどうか。こういうボケはタカ兄限定な気もします。

 お昼ご飯の前に手洗い。コロナ禍の話ではないが、会長たちは普段から手洗いしてそう。アリアの “シノちゃんはしっかり者だね” を受けて、会長が親に教え込まれた内容を話してオチ。それも大事だけど!! という内容で笑った。コロナ禍の今だと余計に説得力を感じるというか、絶対に手を洗わなきゃいけないやつだw

 横島&小山先生。美容のために卵を毎日食べてる小山先生。からの横島先生、卵がもたらす恩恵について語ってオチ。普通ならデメリットなんだけど、メリットになってしまう横島先生の世界。
 てか、このオチ、この話が出た時点で小山先生は毎日卵を食べ続けている状態なんですよね。つまり、今の小山先生はアレが‥‥と妄想が膨らむ。

 トッキーとパリィ。珍しい組み合わせ。パリィが様子を窺いながら接近する感じが良い。2人の距離感が鮮明に感じられる。話しかけられたトッキーに戸惑いがあるようにも見えました。ここらへんの機微が非常においしい。
 からのトッキーのドジがパリィに共感されてオチ。私が通ってた高校、上履きがなかったのでこのオチを理解するまでに一瞬の間が生じてしまいました。本題は絵のみで語るが故の理解までの間。

 ラスト。サブタイが「さいしょのつづき」で、そのまんま1本目の内容を踏まえたオチ。本作、特に最近はこういう前の方の内容を拾うような構成になることが多いと思うんですが、わざわざ「さいしょのつづき」と言ってくるのが面白い。
 畑さん。スズへのインタビュー中、紙のメモと、パソコンへの打ち込みを同時にこなす。つまり畑さんは両利き。からの会長が「さいしょのつづき」でオチ。タカツッコミが入るのではなく、黙って口を塞ぐアクションで静かに終わるのが独特。「さいしょのつづき」で分かってるからこそ直接のツッコミではなく、ボケの阻止。てか、このまま指フェラ突入の可能性もあるんじゃないか? とか余計なこと考えてしまいました。


 終わり。日常回ならではの充実がありましたね。中でもお気に入りとしては、パリィとトッキーのネタ。この2人の組み合わせが珍しく、その2人ならではの空気になってるのが感じられて非常に良かったです。いわゆるボケとツッコミとは少し違ったニュアンスがありましたよね。
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