北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

今週の日記5

 『シンエヴァ』を観た話はするけど、内容には触れません。他はネタバレあります。

『パシフィックリム 暗黒の大陸』観たぞい

 今週のネトフリ。花粉の影響で集中力が激落ちくんですので、雑に観てもいいや、と若干ナメてた作品に手を出した。1話30分弱で観やすいってのもある。
 ナメてたら実は……ではなく、普通に想像したような面白さだった。要するに、ややつまらない。とはいえ、このアニメシリーズが続くことによって(今シーズンはクリフハンガーで終わります)、『パシリム』シリーズの寿命が少しでも延び、また実写映画が作られることがあればいいなぁ。チャーリーハナム帰ってきてくれないかなぁ。ドリフト中のウサギ役で菊地凛子も頼むよ。とかそういう感想。
 せっかくのアニメだから気軽に怪獣プロレスをどっかんどっかんやってくれると思うじゃないですか。やらないんですよねぇ。めちゃくちゃ地味。金なかったのでしょうか。悲しい。イェーガーを巡る人間同士の覇権争いとか、ドリフトを生かした物語展開とか、『パシリム』世界ならではのオモシロをやろうとしてるのは分かるんだけど、ぶっちゃけ巨大ロボvs怪獣のオモシロが第一で、そういう細かいSF的魅力は二の次じゃないですか。というか、ぶっちゃけドリフトに関しては「そんなめんどくさい設定いる??」とか思ったこともあります。
 とにかくなかなか戦わない。イェーガーに乗らない。それほど魅力を感じない人間キャラのあれこれを見せられてきつい。人間の描写が丁寧なわけでもないのにすげぇ雑にばんばん死ぬのでシリアスさが軽い。
 そして何より、本作でメインとなるイェーガー。訓練用ということで兵器を搭載してない。すげぇガッカリですよ。そんなイェーガーを巡って世紀末社会をサバイブしてる人たちとのトラブルに巻き込まれるとかスケールの小ささが泣ける。
 さらには世紀末状態の話、かつ荒野がスタート地点なので、都市部でのイェーガーバトルがない。これも悲しいですねぇ。一応最後には都市部で戦うのでおそらく作り手も「こういうのが見たかったんだろ?」と分かってるんだとは思います。だとすると出し惜しみが謎なんですが、やっぱ金ないのかな……。
 一応、過去作との関連はあって、そのネタがドリフトと交えて出てくる感じは面白かったです。まぁ、せっかくアニメでキャスティングのコストがないんだから普通に既存キャラで続きの話やってほしかった気もするんですが。
 あと、怪獣。メインとなる怪獣がいて、こいつがシーズンを通してボスキャラとして君臨し続ける。主人公との因縁もあってこれは素直に良かった。てか、映画にはなかった良さだと思います。「怪獣といえばコレ!」みたいな怪獣いないよね。一応ナイフヘッドなんだろうけど。あと、全体的に昼間のシーンが多いので怪獣の全容がよく見えてそこは好きです。チープっちゃチープだけど、怪獣自体は好きです。光ってて可愛い。
 イェーガー関連で良かったところ。訓練用で兵器を搭載してないガッカリ設定なんですが、その設定のおかげで「兵器ゲットだぜ!」というアゲ展開が発生する。これは組織によるバックアップがない本作特有の展開で面白かったです。冒険を通じて、思わぬ人に思わぬ形で武器をもらう。ちょっとゲーム的な印象もあって良かったです。「これでコッパーヘッドとも戦える!!」という展開は素直に良かった。
 ある意味一番のガッカリポイントなんですが、例の曲あるじゃないですか。DIY中に聴きたい曲ナンバーワン(たぶん)でお馴染みのアレ。それがない。毎話のエンディングでそれと似たような曲が流れて、おそらく作り手としては「こういうの好きだろ?」って感じなんだろうけど、逆に飢餓感が増すというか、正直パチモン的な印象も……。

『ワンダヴィジョン』観たぞい

 シリーズ完走。まぁ面白かったんですが、面白かったピークってやっぱサプライズゲスト、サプライズキャストのあの人じゃないですか。「ついに!!」「思ってたより早かった!!」「マルチバース時代到来!!」とブチ上がりまくってたんですが、その真相があまりに残念。今思い返すと虚しさしかない。楽しかったのは真相を知るまでの数週間でした。風呂敷を広げてるときが一番楽しい、というか広げてるときだけが楽しい。まぁ、テレビシリーズらしい内容だったのかもしれませんね。
 要するに『アイアンマン3』におけるマンダリンですよね。期待は爆発的にあるんだけど、その意外な正体に関しては「騙される喜び<ガッカリ」。
 まぁ、来週から「バッキー&翼」なので楽しみです。こっちは正統派だと思うので、そういうガッカリはなさそうだと安心してます。まぁ、ルッソ兄弟の手を離れた『キャプテンアメリカ』チームがどうなるのか、という意味では少し心配もある。

俺の膀胱がエンドゲーム

 『シンエヴァ』です。150分オーバーの作品は久々なので気合い入れて向かいました。『テネット』以来かな。『アイリッシュマン』は自宅で分割して観ました。ごめん。
 『シんエヴァ』当日。その日に飲んだ水分量とトイレの回数、その量を把握し、いざ決戦。結果としては、無事サードインパクトは避けられました。良かったね。鑑賞中に飲むのも控えてたんですが、これはちょっとよろしくなかった。単純に長くて疲れたってのもあるんだろうけど、上映終了後の疲労感がちょっとひどい。まぁ単純に花粉の被害で体力落ちてるってのもあるか。お薬キメキメなせいもありフラフラでした(やや誇張)。
 まぁ、映画に関しては、正直それほど思い入れがないのでネタバレしてまで感想を書いても仕方ない気もする。んですが、感想書きたい気持ちもあるので悩ましいです。『エヴァQ』より『巨神兵』の方が面白かったようなクソザコ『エヴァ』ファンなので書いてどうする、とか思わなくもないんですが。

終わるラジオ番組

 3月なので改編期じゃないですか。いくつか聴いてたラジオ番組が終わるんですよ。それが少なからずショックです。
 うしろシティの番組終わるじゃないですか。金子病欠のまま終わる。最終回にも登場しなさそうな予感。こうなると多くの人がアンタッチャブルを思い出すと思います。柴田不在のまま終わったので。ただ、一応言っておくと、金子が消える前に番組の終了は決まってたらしいし、アンタッチャブルの方も同時期に雨上がり決死隊の番組も終わったので柴田の消失が直接の原因ではないと思われます。ただ、どうしても結びつけちゃうし、なんかすごい残念な感じがしちゃうのは事実ですよね。好きだったよ。
 あと、松岡茉優の番組も聴いてた。これも終わる。こっちは放送期間が短いこともあり、うしろシティほど思い入れもなく、ショックの度合いで言えば劣るんですが、逆に言うと短すぎて不憫、みたいな印象。さらに言うと、去年の4月に始まったんだけど、コロナショックでまともな放送(スタジオ収録)をほとんどやらなかったですよね。何が通常運転なのかよく分からないまま1年の放送が終わりそうな予感。とりあえず筋トレとコロナが悪い。


 終わり。筋トレは悪くないです。