- 背表紙
- 表紙
- 巻頭解放区!WEEKLY週ちゃん
- 読者プレゼント
- 巻頭カラー『SAKAMOTO DAYS』82話
- 『ONE PIECE』1056話
- 『僕のヒーローアカデミア』362話
- 『あかね噺』25話
- 『呪術廻戦』193話
- センターカラー『こち亀』
- 『ブラッククローバー』333話
- 『ウィッチウォッチ』73話
- 『僕とロボコ』100話
- センターカラー『ロクの冥約』外薗健
- センターカラー『アオのハコ』64話
- 『逃げ上手の若君』73話
- 『アンデッドアンラック』122話
- 『PPPPPP』44話
- 『高校生家族』97話
- 『マッシュル-MASHLE-』119話
- 『夜桜さんちの大作戦』141話
- 『すごいスマホ』14話
- 『ALIENS AREA』10話
- 『ドロンドロロン』34話
- 『地球の子』24話
- 目次
- 総括
秋はジャンプ関連のアニメがあれこれ放送開始になりますが、私は『モルカー』一択!!(そもそも一択にする必要がない)
背表紙
「このキャラだ~れだ??」。前回はモイちゃんの角。たしか劇中でも言及されてたので「モイちゃんといえば」というイメージは読者の間にもあると思う。たぶん。
今回の問題。これまた黒髪の頭部のアップでむずいはずなのだが、これは筆致で分かりやすいですね。たぶん過去のリストアップとかなしでも当てられたと思う。
表紙
合併号なので集合。夏祭り。それっぽいアイテムがドレスコードという感じか。そんなにバリエーションないと思ったけど、意外とダブりは少なかった印象。個人的にはラッキーの吹き戻しが好き。音楽ネタあったか。
巻頭解放区!WEEKLY週ちゃん
今年のジャンプで一番驚いた。サンダーキャットが誌面にいる。謎すぎる。
コーナーの関係上不可避とはいえ、「ジャンプ好きのアーティスト」へのインタビューで最初に出るタイトルが『とんかつDJアゲ太郎』ってのもすごい。それがサンダーキャットって。
巻末にもインタビュー延長戦と解説が載ってるんだけど、あの荒い印刷にサンダーキャットの写真が掲載されてることの不思議さよ。
巻頭カラー『SAKAMOTO DAYS』82話
合気道めっちゃ強い。『夜桜さんち』に遅れて同じネタ出すのやめてくれぇぇ、と思ったが、まぁあれはあれで全然独自のものになってるから平気か。女性の強キャラは合気道使いがち、という傾向ありそうですね。
まさかのマフユ。これ巻頭でやる話じゃねぇな……。まぁ、巻頭に何のありがたみもなくなった高みの作品、ということなんだけど。
推し変は笑った。そういや、たしかにスラーはやたら美形に描かれてたし、「ひどいことしてニコッ」に特別な魅力があるのはちょっと分かる。
『ONE PIECE』1056話
めっちゃワノ国の残務処理してる。最終章始まった感がまるでないな。休載明けの最終章開幕宣言って大人の事情で決まっただけで、尾田っちの制作意図とはちょっと違うんじゃないかしら。普通にワノ国編のエピローグでしょ。映画があると忙しくて予定も狂うんだなぁ。
大出世のバギー。映画の『STAMPEDE』って「ルフィの周りには自然と人が集まる」というのがテーマだったと思うんですが(だから敵がガシャガシャの実の合体人間)、それと同じ資質をバギーも持ってるのかもしれない。もしかしたら海賊王に最も必要な資質かもしれないので、そういう意味ではルフィの真のライバルと言えるのかも。てか、ミホークが入った時点でバギー一味との対決は不可避ですね。じゃないとゾロの物語が終わらない。
船出。モモがいなくなったルフィたちを探すくだりはかなりベタという印象。てか、2年後以降はセルフパロディみたいなことも多いので、あえてのベタってのはありそうだよなぁ。
『僕のヒーローアカデミア』362話
生物由来のプラズマキャノン、めっちゃ気になる。ただ、話の流れ、描写の感じからしてガチ勢は何となく推測できる理屈なのだろうか。全体のシルエットがエビっぽいのでシャコの衝撃波が核になってそうなイメージ。テッポウエビか?
オールマイトのサインがどうのって話は映画『アベンジャーズ』オマージュですね。コールソンならタヒチで復活したらしい(ほとんど観てないから詳細は知らん)(配信で観れるけど長すぎてしんどい)。
『あかね噺』25話
あかねの落語の真骨頂。『食戟』や『PPPPPP』ほど飛び道具的なものではなく、あくまでも落語の没入感として正統派って感じか。言わんとすることは分かるのだが、正直今までの落語描写で全然いいし、この手の笑いを扱う作品で最大のネックとなる「劇中で起こる爆笑についてけない」の現象は少しあった。
上手さが分かりやすい声優とのコントラストで話として言わんとしてることは分かる。その理屈は納得だし、そこは実際面白いんだけど、「どっ」とか「わっ」って言われると、それを冷めた顔して読んでる自分に意識が向いちゃう。
『呪術廻戦』193話
手が生えたのは少し日和った印象あったけど、基本的には「めっちゃ速い」だけで相手を圧倒するので異形のままのバトルスタイルとしては全然成立してると思う。術式もあるけど、まぁそこまで重要じゃないというか。ここらへんのバランス感覚、本作はマジで絶品だと思う。設定は複雑でごちゃごちゃ言ってるんだけど、まぁとりあえず面白い。
マッハ3。これは『空想科学読本』の領域ですわ。『シンウルトラマン』でアンサーがあったのには感動しました。
そんなマッハ攻撃のインパクトの瞬間が描かれないのはちょっと残念ではあるんだけど、見ることなんてできないし、認識することすらできないほど速い、という表現なのはまぁ分かる。まぁ、強めのかめはめ波食らったくらいのダメージで原形保ってる真希さんがどうかしてるという話でもある。
センターカラー『こち亀』
帰ってきたぞい。今年といえばロシアのウクライナ侵攻もしくは某暗殺だと思うんだけど、ネタにできるわけがない。つれぇわ。
ということで、今回、驚くほどに「いつもの『こち亀』」だったと思う。日常回とまでは言わないけど、そこそこ気合い入ったエピソードくらいの感覚。
横スクロールの巻子本漫画。これは普通に面白そうだし、このフォーマットに順応した漫画独自の演出とか見てみたくなってくるレベル。縦スクロールはあるけど、あれっていかにも横書きメディアって感じじゃん。日本の漫画だとやっぱ縦書きだから巻子本はマジでハマると思う。
人生ゲーム。中川と麗子がリアクションに徹する感じめちゃくちゃ懐かしいな。こういう内容は連載終了後は珍しいのではないか。全話完全に覚えてるわけじゃないけど。
『こち亀』が帰ってくる度に思うけど、『こち亀』には『こち亀』でしかない読書体験というか、読んでる際の気持ちよさがあると思う。読みやすさでもいい。話として面白いとは別に、話を追ってる瞬間の染み入るような快楽がある。
『ブラッククローバー』333話
ラスボスとの対峙。相手が言ってることは「世界征服」と要約して差し支えないんだけど、その説明に “最後の魔法帝としてね” と入れたのが良い。あくまでもアスタが魔法帝を目指す物語、そのラスボスとしての立場を強調する。ここらへん見事だよなぁ。あらすじがどうこうって面白さではないんだけど、最終章開幕を徹底して「魔法帝」にこだわってるのが良い。そういう意味では『ONE PIECE』の最終章より全然好き。てか、『ONE PIECE』は最終章らしさを全然出せてない問題があるんですが。
『ウィッチウォッチ』73話
モイちゃんの代わりにモモチがみんなの面倒を見る。前回もあったけど、年上女性ならではの色気の表現がとてもうまい。一枚絵としてセクシーってわけではなく、話の中に漂うフェロモン。そして母親のような安心感もありつつ、人をダメにする要素が過剰でギャグになってるのも良い。
この中では比較的まともに思えるミハルきゅんは年上母性女性との組み合わせにマジックが生じすぎてるので事情が変わってくる。学校のみんなに見せてあげたいな。喜ぶ人多いだろ。
『僕とロボコ』100話
100話なのに特に何もないのが意外。ただ、話としてはボンドパパについてで大ネタ感ある。しかもロボコの出自についてネタではなくマジで言及されるのですごい。普通にビックリしちゃった。それが1話でアッサリ終わったのも含め、驚きっぱなしというか、驚いてる間に1話が終わった感。
親が帰ってこれなくて子供がショック、バッドモード突入というのは『マグちゃん』思い出してしまったな。あのエピソードは屈指の名作だと思う。チヌに次ぐレベルなのではないだろうか。
センターカラー『ロクの冥約』外薗健
ひえっ、作者の漢字がめっちゃむずい。「外」が飛び出てる。なんじゃそりゃ……と思ったけど、作者のツイッターはふつうに「外」なので外でいいです。旧字体って奴?
あと、以前にショートフロンティアで掲載されてたけど、そのときはまったく気づいてなかった模様。それどころか、「健」の字間違えてたでござる。ごめんなさい!!!!
本編。謎のマスコットと延々だべってると思ったら、「仕事とは」「相棒とは」について明らかになる。この転換が最高でしたね。スロースタート(ただ飽きない工夫はしっかりある)ならではのアゲ感。あらすじに要約しちゃうとめっちゃシンプルな抜け忍モノなんだけど、それがこんだけ面白くなるんだから物語ってすごい。カメラのアングルをちょっと変えるだけで……と抑制が利いたまま衝撃の事実が明らかになるのがかっこいい。
親父は平然と嘘をつく。悪役としての胸糞悪さがバッチリだし、序盤の「心が読める」がラストに活きてくるのも痛快。悪魔と契約したことで、今までは何度も騙されてきた手口に打ち勝つ……いや、打ち勝つという劇的な雰囲気すらなく通用しない。
親父も日本刀で戦うのかと思ったら銃で不意打ちパン、というのも最高。決して多く語られたキャラクターではないと思うし(作品全体が情報量少なめ)、バトルキャラとして何か個性があるわけでもないんだけど、こんだけキャラの立った憎たらしい悪役になってる。個人的には本作で一番好きなキャラだし、最も本作を面白くしてるキャラという気もする。まぁ、そんな嘘にあっさり騙されてしまうことで主人公の良い奴感が浮かび上がってくるのも良いんだけどね。
いやしかし、ショートフロンティアの際は本当に申し訳ありませんでした。
センターカラー『アオのハコ』64話
カラー扉は各々の文化祭コス。気づいてなかったけど、千夏パイセンがメイド服なのにスニーカーっていうの、めちゃくちゃ良いな。本格メイドでも、メイド喫茶的なものでもなく、あくまでも文化祭という良さ。本編のときに見過ごしてたのが恥ずかしくなってきたわ。
本編。白雪姫が序盤に王子と出会う。そこで恋心が芽生えていて、というアレンジ。『ドラクエ5』のリメイク版で子供時代のフローラと出会う場面が追加されてるのと同じ発想だ……ってこれ以前にもまったく同じこと書いてる気がしてきた。
ギャルだー!! 『アオのハコ』にギャルが出てきたぞー!!! 正直ギャルの新キャラにここまで心ときめくとは思わなかった。それもこれも本作にギャルというギャップ。ギャルが出てくるとは思わなかった。本作が他のキャラと同じ精度でギャルを描いたらどうなるのか、ワクワクが止まらない。かなり大々的な登場だったし、それなりに重要な役になりそうですよね。そこらへんの少年誌ラブコメだったら大喜の真面目気質に「面白いじゃん」みたいに興味を持って、ギャルの方からアプローチしてきて大喜がタジタジ、みたいな感じになりそうだけど、本作は絶対ないだろうな。いやマジで楽しみ。初登場演出がルーズソックスというのも最高。瞬間速度という意味では今一番楽しみなジャンプ作品に躍り出たかもしれない。まぁ、本当に楽しみだったらとっとと次号のジャンプ読めばいいんだけど。そういうこと考え出すと「そんなことよりブログ書けよ」と落ち込んでしまう……。
キス。第一印象としては「歯ぁ痛そう」。よく初々しいカップルのファーストキスとして歯をぶつけちゃって痛がりつつ、互いに見つめ合ってそのことを笑う、みたいなのがあるけど、今回の衝突はもっと勢いがあるというか、「まず歯に傷がないか確かめた方がよくない?」とか心配してしまうw
あと、キスの見開きで「おめでとう!」となるので笑った。『ジュラシックパーク』感ある。
JURASSIC PARK (1993) DP: Dean Cundey | Director: Steven Spielberg pic.twitter.com/jN0i3HuEVK
— One Perfect Shot (@OnePerfectShot) 2016年11月16日
『逃げ上手の若君』73話
敵陣営が変人ばっか。ここまで極端な方向に振り切れるのはちょっと意外。今までの変人とはまたちょっと違うというか、今回の突き抜けてる、変な方向に。まぁ、主人公の周りには若年層が多いので、ああいう類の変人は置きづらかった、という事情はあるかも。
「痛鎧」の類はひょっとしたらマジであったかもな、と思えて好き。あの「美少女が得意なアシスタントが描きました」全開な感じも好きよ。
『アンデッドアンラック』122話
“人間のせいにしたいんです” は名言というか、本作のテーマをずばり言い表すセリフって感じね。神による理不尽を打倒する物語としてこれ以上ない分かりやすさだったと思う。
「今の皆」という話が出たのも嬉しい。実現するのは意外だが。『ドラクエ11』でもこの「今の皆」問題はあったけど、あれは放置されたまま終わっちゃったからね。本作のが誠実。
『PPPPPP』44話
考えることがないミーミン。メロリとの因縁は強調されたけど、とりあえず一区切りついた話なので、テーマがない。まぁ、「考えてそう」が2人いるのとか雑で笑ったんですが。雑さだけどまぁ合ってそうだし、その雑さがミーミンらしい。
考えることがない、そして自由。イコールであるような気もするけど、同時に「これで大丈夫なのか?」みたいな不穏さもある。順調に演奏は始まったようにも思えるが……という終わり方が良いね。
『高校生家族』97話
テニス部、関東覇者とぶつかるの巻。麗しき高校、キャーキャー言われてて「いけ好かねぇ」となるのかと思ったら光太郎が普通に憧れてるので笑った。素直かよ。
試合。絶望的なまでの実力差を前に……劇的なことは何も起きずに終わる。声援のくだりとかスポーツ漫画でよくある逆転展開だと思うんだけど、現実はそう甘くない。劇的なスポーツ路線はバレー部で十分描けてるので、テニス部では弱小校の地味で小さなドラマを描く、というのはかなり新鮮。複数の部活を扱う作品だからこその魅力と言えそうですね。バレー部もテニス部もそれぞれ主人公ってのがめちゃくちゃ独特。
『マッシュル-MASHLE-』119話
フィンくん覚醒。ここまでシンプルに、ここまでストレートに覚醒展開やるとは正直思ってなかった。寿司職人の修行が実を結んだと言えるので、突拍子もない話ではないんだけど、ここまで派手になるとはなぁ。線増えちゃったし。まぁ、フィンくん自身が直接戦うわけではなく、サポートの対象も関係性の濃い人ということで、気持ちの強さがそのまま戦闘力に変換されることに違和感はそれほどない。
『夜桜さんちの大作戦』141話
内通者展開っぽい衝撃だけど、理屈としては全然違う。何より、百の行動原理を考えれば子供を洗脳するのは「そりゃそのくらいするよね」と腑に落ちる。驚きはあるけど、納得もして気持ちいい。
あとビジュアルがガラリと変わるのも分かりやすくて好き。イケメン&美少女ぶりにも驚く。まぁ、シリアス時は元からそうだったんだろうけど。
『すごいスマホ』14話
まほ姉ちゃん死す(たぶん)。ここまで泣き方向に煽ってくるのはちょっと意外かな。ここまで来ると藻裏用に作られた人格というのは考えづらいかも。まぁ、藻裏の検索履歴によってターゲット広告のように人格が形成された、とかならあるかも。そう考えると今回のまほ姉ちゃんが一番良識的な存在だった可能性もありそう。
SNS。あー、そうか。このステージアップはかなり順当。グーグルのSNSと言ったらググタスですね。歴史の敗者よ……。
『ALIENS AREA』10話
日常業務が終わり、バトル……だけどその準備。
別の班の新人と班長。みんな良い人だけど、それぞれ変人なのでギャグは生じる。主人公の根が真面目なところも含め、『鬼滅』っぽい感じかな。まぁ、『鬼滅』だと第一印象が悪人みたいな人も多かったので、本話みたいな「良い人なのは間違いない」みたいな2人はこれはこれで魅力だと思う。てか、熱血真面目、だけど超絶良い人で暑苦しさより好意が上回っちゃう感じ、『モンハンライズ』のウツシ教官を思い出してしまう。最近のエンタメ界の流行だったりするのかな。
まぁ、とにかくこういう方向性の良さが来るとは思ってなかった。もっと地味な日常業務が本作の代名詞みたいな印象になりつつあったから、急にこういう分かりやすいキャラモノで来るのでビックリ。こうなると写楽の班、普通の人ばっかに思えてくるw
『ドロンドロロン』34話
今回もラスボス前に因縁のある敵幹部戦。こっちもワンパンで終わるんだけど、ちゃんと自爆トリックについての話が律儀にあって良い。前回の戦いについての分析をより深くしてる方が勝つ。相手をどのようにしてメタるか、が焦点なのでワンパンなのは納得。
んで、ラスボス戦。正直実力というか、単純火力では話にならないレベルの差があると思うので、そこをどう整えてくるかが楽しみ。
『地球の子』24話
サブタイがうっせぇ。「これぞ神海作品」という気持ちと「やっぱこのノリ苦手だわ」が同居する。
そんなサブタイに象徴されるように、ひたすらくどい。とにかくテンションが高い。そして、その割に話としては大したことない。てか、意地悪な読み方かもしれないけど、ぶっちゃけ前回と話の内容は同じだよね。誘惑する地球JKと、家族の思い出でそれを振り払う衛。もちろん、具体的な思い出が描かれたり、母親が思い出に執着する理由を衛が知ったりするくだりはあってそこも重要なんだけど。
最終回は地球から翼が生える過去作セルフオマージュ説を唱えたい……と思ったけど、もうこの先4号が既に公開済みなんだよな。こういう話をしづらいのも問題だわ。
総括
終わった。とはいえ、やっぱ週に2本更新するのはきつい。けどそうでもしないと借金がなくならない。どうしてこんなことになってしまったんや……(モンハン)
今号のベスト作品。週ちゃんですね。そらそうよ。
次点、読切と『こち亀』と『アオのハコ』、あと『ブラクロ』かな。
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