- アーティスト: ケツメイシ
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2014/07/23
- メディア: CD
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- アーティスト: ケツメイシ
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2014/07/23
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DVDの方を買ったんですけど、今うちのプレイヤーが具合悪くて読み込みが出来ないんですよね。すげぇ観たいw
まず、ジャケ。ブラジル食堂だそうです。やっぱワールドカップの意識ってことなんですかね。前作の海外進出から考えたら随分とこじんまりとしたチョイスなんじゃないでしょうか。まぁ、「そんな期待されても‥‥」という現れなのかもしれません。
けど、瑞泉門ネタは今回もしっかりあるんですよね。メンバーたちが行くことは今後あるのだろうか。
シングル『RHYTHM OF THE SUN』との連動抽選応募券。まだなんの応募か発表されてませんよね? ツアーだといいなぁ。
てか、アルバム開く時に「ツアーの告知入ってるんじゃね?」とかソワソワしてしまいました。ライブで聴きたい曲も多いんで、ツアーやってほしいっすねぇ。
んじゃ、以下曲の感想。
- 「カリフォルニー」
- まさかのシングル始まりでした。これは結構意外。「出会いは成長の種」「脳内解放」と最近のアルバム1曲目は名曲揃いだったので、変な期待もしてたんですが、シングル。いや、フツーに大好きな曲ですけどね。
- 「脳内解放」はアルバムの世界に引きずり込む強烈な曲だとするならば、「カルフォルニー」は緩く誘うようなノリでしょうか。「Come follow me」ですし。
- 「FUTARIDAY」
- 新曲1発目。これを聞くと「カリフォルニー」が1曲目だったのがよくわかりますね。「FUTARIDAY」との繋がりを意識しての位置なんでしょう。ラブソング版「カリフォルニー」という印象です。どっちも南国の雰囲気ですからね。‥‥「カリフォルニー」はアメリカ西海岸ですけど、たしか曲の発想はハワイだった気がします。
- 「カリフォルニー」も「FUTARIDAY」もダジャレ的なネーミングですよね。サビに入る「二人で」の合いの手がなかなか心地いいです。
- ラストの間奏にある女性の笑い声が妙に耳に残りますw
- 「逆転の発魂」
- 今年の夏フェスなどのライブ客演時のセトリに入っている曲。PVが作られるリード曲は別だけど、ライブに持って行くのは「逆転の発魂」なのですね。
- 曲名が発表された時はなんて読むのかわからなかったタイトルですけど、「はっそう(る)」なんですね。「soul」ってことか。うまいw
- フェスは全然行ってなく、ライブ時のパフォーマンスがわからないので、ステージの上ではどうなるのかが気になる曲ですねぇ。ツアーやってくれませんかね‥‥?(さっきも書いた)
- クレジットが「music:ケツメイシ」になってるのは今回のアルバムで本曲が唯一です。河野のトラックってことなのかしら。
- クレジットといえば、YANAGIMANが参加してますよね。これはファンとしては嬉しい名前じゃないですか。柳さんっていつ以来になるのかしら。当たり前のようにいた人だからいまいち不在期間がわからない。
- 「Made in JAPAN」
- 最もヒップホップ色が強い曲なのかな。多分ファンの中でも人気高そうなイメージ。シンプルにループするトラックもそうですし、亮さんと大蔵がそれぞれラップしてる時に合いの手(コーラス?)入れてるのとか、めちゃくちゃ珍しいんじゃないですかね。初めて聴いた時すげぇ新鮮で驚きましたよ。
- 歌い出しが「あの焼け野原から立ち上がった」ですけど、これはちょっと直前の「逆転の発魂」とも通じる話ですよね。そんな歌い出しを踏まえたような亮二のラストサビ前「全ては悲しみから生まれてきたのだから」ってフレーズが秀逸です。
- シングルの『カリフォルニー』が発売された時に「スーパーマンになりたい」を聴きまくったせいで、本曲のある亮さんの英語がタガログ語なんじゃないか?という錯覚に陥ってしまいましたw
- 「RHYTHM OF THE SUN」
- 日本のこと歌ったあとにポルトガル語である。そこらへんを意識した曲順のなのかなぁ、とか妄想。やや強引ですけどw
- 「Make & Break」
- 曲のテーマ的に考えると、「逆転の発魂」「Made in JAPAN」にも通じると思うんですけど、間に別の曲挟んでるですよね。どういうことかしら。曲の構成が「Made in JAPAN」と似てるから2曲連続にするのは避けた‥‥とか? うーん、これも強引かなぁw
- 「リアリティー」
- 「事件は現場で起きている」が好きすぎる身としてはクレジットが「music:ケツメイシ & SHIGE」な時点で期待値マックスなのですよ。BUZZER BEATSのSHIGE案件。
- 曲の内容としては「フューチャートラックス」の現代版というか、コミュニケーションに特化した感じですかね。まぁ、具体的にいうと、二次元に対する性愛についての曲。ケツメイシの4人だったら二次元愛は結構強めに否定されるんかとも思ったんですが、意外とそんなこともなかったです。結構バランスよく否定してる気がします。
- 何が素晴らしいってサビで「乳首」言ってる点ですよねw 別にギャグ曲じゃないっていうのに。まぁ、乳首を触れない、舐めれない、って点を今回の答えみたいな感じですね。非常に明確でわかりやすく、納得するほかありません。触れたいし舐めたいですw 真実は1つ、おっぱいは2つ。
- 「EMERGENCY」
- BUZZER BEATSのSHIGE曲きたー!!(2連続)
- ちょうど『KETSUNOPOLIS 9』が発売された前日、フラゲ日に「脱法ドラッグ」の代わりの名前「危険ドラッグ」が発表されたんですけど、偶然ですかねw これってドラッグについての曲!?と思わせてからのオチがひどいwww EMERGENCYって人体が危険なのかと思ったら絶滅が危惧されてるってことだったのか。「鼻から一気に吸い込むと楽にな〜る」とかうますぎます。
- オチありき、一発芸的な曲と思われかねないんですけど、個人的には何度も聴いちゃう大好きな曲なんですよね。トラックもカッコよければ、ラップも超カッコイイ、さらには亮二のラップが聴けるんだから大満足ですよ。
- てか、昨日(発売から7日目)って土用の丑の日だったんですよねwww
- 「中年あるある」
- CDを買ってまず最初にクレジット見たんで、亮さんのソロ曲!?とぶったまげました。
- 蓋を開けてみたら「ポエムンベース」きたー!!!! まさかのファーストアルバム以来の朗読曲である。
- ということで、「ポエムンベース」を聴いてみたんですけど、比べてみると意外と違いはありました。「中年あるある」の方が遙かに曲っぽいんですよね。朗読っぽいとは言っても韻は踏んでますからね。リリックによるリズムが生まれてます。だから何度聴いても全然飽きないんですよね。
- しかし、オチの「孤独死したらどうしよう?」は初めて聴いた時爆笑でしたわ。
- 「Just for…」
- 「親父のメール」
- PVも作られた本アルバムのリード曲。シングル『RHYTHM OF THE SUN』のレンタル版に収録されてたりしますね。
- 初めてこのタイトルを知った時、子供にメールを送る曲なのかな?と思ったんですよ。親父目線の曲かと思った。「ハッピーバースデー」みたいな感じですね。そしたらこれが大ハズレ。
- 次に思ったのが、子供に対して普段は言えない気持ちをメールで伝える、という感じの曲。まだメール送るような年齢の子供いない人もいますけどね。まぁ、これもハズレ。
- んで、曲聴いたら驚いた。この曲って子供がまだいないし結婚もしてない男の歌なんですよね。ケツメイシの誰にも当てはまらない状況。これは意外でした。メンバーの現在を切り取ったものが曲になるんだと思い込んでましたから。
- 要するに作り話的な要素が強いんですよね。別に悪口じゃないですよ。大好きですから。メンバーが自分の現在のことを歌わないことで、ケツメイシの作家性が浮き出た形になったんじゃないでしょうかね。わざわざこんな設定を用意したってことはそれだけ歌いたい、作りたい曲だったワケですからね。
- てか、冷静に考えたら、この曲の主人公って多分20代ですよね。20代もしくは30代でしょうか。そんな年齢の人の親父って、今だったら普通にメール打てそうなイメージあります。こういう点でもフィクション性の高い曲だと思うのですよ。
- 「それぞれのライフ」
- 「親父のメール」の次にこの曲がある、っていうのだけで少しグッと来てしまいます。
- 亮さんがサビ歌ってて、亮二のラップあり、という2つの要素だけで人気出そう‥‥なんてイメージがあります。実際に超イイ曲ですしね。人気投票やったら本曲がかなり強いんじゃねぇかなぁ、とか。あとは「Made in JAPAN」とか「逆転の発魂」が強いかなぁ(まったく意味のない予想)。
- 曲の内容としては「オレの道オマエの道」の不特定多数版、という感じですかね。
- 個人的に本曲で大好きなのは大蔵パートのラスト。「皆違ってるが どこか繋がって 社会を担って 明日また光ってく」の部分。初めて聴いた時に大感動してしまいました。ナンバーワンよりオンリーワン、ってのはよく聞くフレーズですけど、それをも上回る全肯定っぷりですよ。今回のアルバムで一番好きなフレーズはココですかね。もしくはうなぎw
- 「少年と花火」
- 「親父のメール」はフィクション性が高いって言ったんですけど、「少年と花火」は物語性が高いと思います。その証拠に今回のアルバムでリピートがない曲なんですよね(「中年あるある」は除くw)。亮二のサビが3回ありますけど、それぞれ歌詞が違う。その違いで時間の流れが描かれてるんですよね。
- 1回目が、「君」と花火を見てる時のこと。「僕」はまた一緒に見ようという約束が出来なかった。2回目、「君」と見た花火の最後の思い出を「僕」が思い返している状況。おそらく何日か花火を見てきた、ということですよね。そして、その中の最後の思い出。そして3回目、「僕」が花火を一人で見ているという今。ここで「君」の死が示唆されますね。示唆っていうかほぼ明言っぽいんですけど。
- そんな「僕」にとっての「君」との思い出を歌った曲なんですけど、ものすっごいキレイじゃないですか。その場の状況が目に浮かぶような歌詞ですし、「僕」の心境が嫌というほどに伝わってきます。もうこの歌詞を元に短編ドラマ作れそうな勢いですよ。特に書き足さなくてもいいってくらい完成されてるでしょう。なんとかしてPV作ってくれないですかねぇ‥‥(無理)。
- また、亮さんと大蔵のラップがそれぞれ「君」との出会い、花火を見た前後の状況を歌っていてうまいんですよ。3人の構成も見事だし、マジで大好きすぎる1曲ですね。
- 「月と太陽」
- バディモノのドラマの主題歌だったし、曲の内容もそうなんですけど、2人の歌ですよね。コンビについての歌。それがここに配置されると「少年と花火」のことを思い返してしまうんですよ。あの曲の「僕」と「君」はこのコンビみたいになってたかもしれないのかなぁ‥‥とか思うとまた感動してしまうのです。
- 「嵐が去るまで」
- ラスト曲です。ツアーが行われた場合、(アンコール前)ラストに歌われる可能性が大きいですよね。「それぞれのライフ」も結構あり得そうだとは思うんですけど。ただ、やっぱ本曲ラストの合唱は締め曲感あります。
- 曲の内容なんですけど、つらい状況にある人を励ますような感じ。つまりは「少年と花火」の「僕」に救いの手を伸ばすような曲なんですよ!!(さすがに引きずりすぎ)
- やはり本曲の見せ場(聞かせ場)といえば、ラストの合唱でしょうか。ラストに2度サビを繰り返すんですが、2度目の亮二は気持ちよさそうに歌ってますねぇ。カラオケでこれ歌いたいですわぁ。誰か通常のサビ歌ってくれないですかね。まぁ、知り合いにケツメイシ好きいないんですけどw 独りでカラオケ行こ‥‥。
ということで、終わり。前作『KETSUNOPOLIS 8』がディスコグラフィー上でも異彩を放つ変わり種だっただけに、本作は得意ジャンルに戻ってきた感が強いんじゃないでしょうかね。
個人的に一番好きなのは「少年と花火」ですねぇ。ここまで物語性が強い曲は意外とめずらしくて、「門限やぶり」とかまで遡ってしまうんじゃないだろうか、とか。
ほぼ同列の次点としては、「EMERGENCY」。「少年と花火」は腰を据えてじっくり聴きたい曲だけど、こっちは何度も聴きたい曲。てか、単純に一番カッコイイっすわ。
往生際が悪く次々点を決めるなら、「それぞれ」「中年」「Made」かな。「リアリティー」も好きだなぁ‥‥これ続けたら全曲挙げそうなのでやめます。
ケツメイシのアルバム『KETSUNOPOLIS 8』買ったよ - 北区の帰宅部
- アーティスト: ケツメイシ
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2012/12/12
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ケツメイシのシングル『RHYTHM OF THE SUN』買ったよ - 北区の帰宅部
- アーティスト: ケツメイシ
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2014/06/11
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