- 背表紙
- 表紙
- 読者プレゼント
- 巻頭カラー『Dr.STONE』
- 『ONE PIECE』
- 『呪術廻戦』
- 『僕のヒーローアカデミア』
- 『アオのハコ』
- センターカラー『地球の子』
- 『PPPPPP』
- 『僕とロボコ』
- センターカラー『死神に願う』地下すい
- センターカラー『SAKAMOTO DAYS』
- 『あかね噺』
- 『マッシュル-MASHLE-』
- 『高校生家族』
- 『あやかしトライアングル』
- 『アンデッドアンラック』
- 『ウィッチウォッチ』
- 『逃げ上手の若君』
- 『夜桜さんちの大作戦』
- 『ドロンドロロン』
- 『守れ!しゅごまる』
- 『アヤシモン』
- 巻末解放区!WEEKLY週ちゃん
- 次号予告
- 目次
- 愛読者アンケート
- 総括
ワクチン打ったし、免許も更新した。偉い。副反応は最高37.5度でした。記録更新ならず!
背表紙
「このキャラだ~れだ??」。ニコで正解。
次回はデクですね。デク2回目じゃん、と一瞬思ったが、私が千空をデクと誤答しただけだった。あれはマジで最難問じゃった……。
表紙
『dr.stone』。宇宙四天王なんだけど、最近本作を読んでなかった人はスタンリーの抜擢が謎だろうな。そもそも誰か分からない可能性。タバコもないし、服装も違うし。他の3人に比べると特徴が弱め。
読者プレゼント
スパイダーマン。権利関係にビビったのか、実写の写真に原型ないんですが、ダジャレ要素は相当すごい。ダジャレの数、種類の豊富さで言ったら余裕で年間ベスト級だと思う。担当者がスパイダーマン好きなんだろうなぁ、と伝わってくる。スパイダーマン関連用語の数がとにかく多い。
個人的には「MJで」が好きですね。うまくはないんだけど、「どうしてもMJ入れたいんや」という情熱を感じる。
巻頭カラー『Dr.STONE』
ホワイマンとの直接対決。交渉バトル、舌戦ということなんだけど、正直かなり期待外れ。やっぱ人智を越えた存在との交渉、対決ってのは面白く描くことが難しいんだろうな。『約束』でもパッとしなかったので、その分本作に期待してたんですが、稲垣先生でも難題だったらしい。気の利いた展開、ロジックが全然感じられない。上辺だけのサスペンスが描かれた後、アッサリ決着が付くので「そんなもんかねぇ」みたいな冷めた印象。
ただ、これは来週から始まる新展開がめちゃくちゃ面白くなったら「直接対決とかどうでもいいじゃん!」となる可能性は高い。本作全体を総括するクライマックスみたいな感覚で読んだからガッカリだっただけで、この後別の盛り上がりがあるならまた話は変わってくる……と思う。まぁ、これは1話ずつ感想書いてると限界を感じる部分でもある。てか、下手すりゃ来週終わってもおかしくない。だとしたらイヤだなぁ。
一応ホワイマンにも知的好奇心(そそる)の種が根付いたという話なんだけど、超格下の生命体に「ひょっとしたら成功するかも」と期待するのは別に知的好奇心ではないと思うんですよね。石化装置を1つ置いていくのは保険をかけるような結論であって、彼(ら)にとってはめちゃくちゃ無難な判断なのではないか。好奇心みたいな話とはかけ離れてるのでは。
『ONE PIECE』
ヤマト、モモ、小紫がどうなるのか興味がないとは言わないけど、キッド&ローによるマム打倒を見た後だとどうしても見劣りもしてしまう。複雑化しすぎた『ONE PIECE』話法の限界を感じるワノ国編であった……とか考えてしまうほど。
ただ、ルフィ抹殺指令の話からのルフィvsカイドウという流れは大変良かった。「また細切れですか」とか一瞬思ったんだけど、細切れの話法がメインイベントの盛り上げとして機能してる。
一応サブタイ的に今回のメインは小紫なのかもしれないけど、どう考えてもラストのルフィだと思う。カタクリ戦での大成長、カイドウへの敗北、リベンジ、覇王色の戦闘利用といろいろと積み重なったドラマがついに……と激アツ。やっぱ『ONE PIECE』はバトルなのだなぁ、と当たり前のことを改めて。ただ、正直ここまで盛り上がってしまうと「もうカイドウ戦以外どうでもよくない?」という極論が脳裏によぎるのも少しあるかな。カイドウ戦以外にも物語的に重要なのは多いんだけど、どう処理するのかしら。
『呪術廻戦』
新たな敵の謎の能力を扉で何となく提示してるの面白いですね。バトル中の描写もかっこいいけど、扉みたいな一枚絵の魅力も捨てがたい。
“なんで自分なんかのために必死になるんですか?” 。良い! めちゃくちゃ良い!! 乙骨のヒーローとしてのスタンスを明確に示す名場面。直前の『ONE PIECE』ではルフィが “お前らの野望なんか関係ねェ!!! それでまた この国の奴らがメシ食えなくなるんだろ!?” と言っててこれまたルフィのヒーロー性を象徴するセリフだったわけですが、こういうセリフ持ってこれるのは強いよなぁ。このめちゃくちゃヒーローらしいセリフを乙骨がキョトン顔で言ってるのが可愛いし、彼の過去のドラマを考えると「あのスーパー卑屈野郎がその考えのままでヒーローになるとは……」という感動もある。映画でやってた話と完全に地続きのキャラクター。
からのリーゼントキャノンわろた。『ONE PIECE』のイラガムとほとんど同じなんだけど、本作は圧倒的に辛気臭い雰囲気の中で放たれる。まぁ、イガラムも彼としては辛気臭いドラマを背負ってたんだけど。
『僕のヒーローアカデミア』
ギャグにも見える間の抜けた描写でデクが拉致られる。もちろん冷や水ぶっかけられるような絶望感でもあるんだけど。1ページ目に出てきてるので「トガちゃんの仕業かな?」と何となく察せられるようになってるのも良い。
んで、各ワープ。『ヒロアカ』の歴史を振り返るような名所ツアーになってて熱い。オールマイト像の使い方とかも最高の極みでしたわ。あの像、映画『バットマンvsスーパーマン』が元ネタ(の一つ)だと思うんだけど、あの像を使って「尻拭い」というドラマを描いたのは映画より面白いと思う。
言われてみれば当たり前なんだけど、エンデヴァーはAFOに当たるのですね。そりゃナンバーワンなんだから当然だったんだけど、勝手に息子とぶつかると思ってた。まぁ、今後何らかの展開を経てそれも実現するかもしれないけど……って期待しすぎも問題あるかも。
『アオのハコ』
女バス宿舎。バドと違ってチームスポーツなのでこういう「明日に向けて」みたいな話が全然違う内容になるのが面白いですね。これと真逆(完全に個人)に位置するのが雛ということなのでしょう。
“だんご虫のナツ!!!” 。大喜視点のドラマだとなかなか見ることのない一面ですね。女バスの視点に振り切ったことのメリットを感じる。
雛の話題で出てからの、「すき」シュート成功からの、雛登場。もう泣けるな。ちょっと意地悪すぎるのではw
センターカラー『地球の子』
カラー扉。子供をおんぶした旦那とのハグ。すげぇ良い。現実ではやらなそうなのも含め良い。
本編。 “waste… ごみ…” と最速で反応するの面白いな。一応別の言葉の略なんだろうけど、作者がゴミの意味を込めたのは明白……からの劇中のキャラが最速で反応。『ヒロアカ』のダジャレ人名を聞いて「つまり○○系の個性持ちか……」と劇中のキャラが反応する、みたいな。
記憶が消えない特異体質っつってんのに主人公のことを凡人凡人言うのはちょっと無理がある。凡人が頑張る話にしたんだったら特異体質以外の理屈で記憶が残るようにした方が良かったと思う。とか思ってたら今週も特に理由なく記憶残ったし、そもそも組織の技術力に疑問が生じるレベル。
本人の同意なしに記憶消去するのはいくらなんでもやりすぎというか、もう完全に、100%悪じゃないですか。それなのに良い顔しながら “いい伴侶を得たんだな” とか抜かすのでビックリ。もう組織全体に対する信頼がゼロ。というか、「地球の敵はコイツらなんだろ」くらいの感覚なんですが。作者、主人公以外のキャラクターに興味が1ミリもないのかな……。
先週も好きだった念動力描写。今週のはホラー感全開で良かった。まぁ、首以外はダサかったけど。
首締めが怖すぎて100点なんだけど、冷静になって考えたら「赤ちゃんが殺意を抱いても絞殺はしなくね?」とか重箱の隅感想も脳裏によぎった。意地悪に考えると、首締めが攻撃を意味すると知ってるということは虐待の可能性が……みたいな(そんなわけはないです)。
『PPPPPP』
ロシアという単語が出てくるとちょっと体がこわばる。
マスコミの使い方が極秘情報のリークというめちゃくちゃ俗っぽいものなので笑った。そりゃ効果は絶大だし、演奏を通じて伝えるという本作らしさもあって面白いけど。「文春にメール送る」とほとんどやってることが変わらないw
あと、本作世界におけるファンタジーがどのような認識をされてるのかも気になる。みなさんご存知みたいなノリだったらある程度証拠能力(的なもの)が発生するけど、さすがにそこまでは行かないのかな。マスコミの中に「証拠はないけど……」という大きな疑惑が蔓延するだけでも大迷惑だし。
『僕とロボコ』
雲母坂先生じゃん!!! とマジで思ったけど、おそらく雲母坂先生のことなんて1ミリも考えてないんだろうな……と気づいてしまって悲しい。いや、どちらかというと怒りに近い感情が少し。
“わーい 女の子だー♡” じゃねぇよ、小学生女子来てんだよ、というのは考えない方がいいんだろうなw
『バクマン。』の時代も無理があったのかもしれないけど、漫画家が無理して原稿やって、終わったら死んだように眠る……みたいなスポ根エピソードを素直に良い話をして受け取れなくなった。みんな健康には気をつけてくれ……。
センターカラー『死神に願う』地下すい
読切。手塚賞準入選。作者の好きな漫画が『初恋限定。』なのがすげぇ気になる。只者ではない感がすごい。好きな漫画イキリをしようとしても出てくるタイプのタイトルではないよなぁ。
本編。死神が現れて2年後に死ぬと告知される。代わりに1つ願いを叶えてくれるらしい。願いが何なのかの興味で引っ張るのは確実に面白いし、 “変更はなし” “昨日伝えた願いのままでいい” と願いが既に履行済み(履行中)と明らかになるのも面白い。面白いが、「まさか友達が欲しいとか言うんじゃないだろうな……」と危惧した通りのオチだったので少し拍子抜け。ショートフロンティアだったら普通に凡作だったと思う。ひとつなぎの大秘宝が仲間とか旅の思い出とか言うのと同じじゃないですか。そうとしか思えない話運びなので変な意味でヒヤヒヤしながら読んでました。
まぁ、「オチが読めたわー」と全否定するつもりはないです。ショートフロンティアだったらしてたかも。ページ数が倍近くあるので、2人が徐々に互いを理解して友情を築いていく、その過程の方が見応えあった。むしろオチがバレバレなのは狙いだったのかもしれない。
あと、個人的な好みもあるんだけど、黒いモヤモヤのみで表現される死神がマスコットのように描かれててぶっ刺さった。ああいうキャラクター造形弱いんじゃあ。表情豊かになったり、帽子被ったり、椅子に座ったりプリティすぎる。ラストの涙もクソベタではあったものの、涙の描写がそれ以前のマスコット表現に比べるとかなり控えめになってるのも見事だったと思う。ちゃんと「よく見たら泣いてんじゃん」になってるというか。
父親との回想の場面で主人公が黒いマフラーをしててこれが将来得る親友のことを示唆してるのとかも面白い。それと、人生で唯一後悔したもの、それを自分が欲しいと望むのか、隣にいる息子に望むのか、とかそういうことも考えた。だったら良い話的な妄想も混じるんですが(物的証拠はないと思う)。
終わり。読み返したらオモシロが倍増したので良い作品だったと考えて間違いないと思う。冒頭の場面で既に泣いてるのとか普通に見逃してたし。あと、親友が他人から見れないってのもかなり好き。
センターカラー『SAKAMOTO DAYS』
カラー扉。あれ、晶、普通に胸あるな(あるように見える)。もっとどっちつかずなまま進行すると思ったんだけど、見当違いだったかしら。
本編。中二くんの映画ディス、 “ってか 映画って長げーのにとばせねーし音でけーし” 。いかにも若者が言いそうな映画否定論のように見えるけど、同時に鈴木先生の映画好きな一面が垣間見える。映画って長くてとばせなくて音でかいから良いんだよね。映画の良いところを羅列してるだけに思える。映画好きの会合とかで「映画のどこが好き?」って聞かれた際、この回答をしたら「分かってるねぇ」って思われる可能性が高いと思う。
未来を見てるはずなのに相手の目がこちらを追いかける。これは映画『ジャスティスリーグ』におけるスーパーマンがフラッシュを捉える場面が元ネタだと思う。今週スーパーマン映画の話よくしますね。
ついでに言うと、最後のセリフは『アベンジャーズ』ですね。擦られすぎてパロディということを忘れてしまいそうだけど。
先週も書いたけど、ORDERさん、いろいろ殺しすぎで問題あると思う。
『あかね噺』
扉が『ONE PIECE』フォーマットじゃん。いや『ONE PIECE』に限らないかもしれないんだけど、馬上先生にこういうことされると『プロモブ』的なメタが飛び出るんじゃないかと身構えてしまう。
本編。今週はぐりこと店長が視点役。3話になってもあかね視点にはならないのか(少しはある)。すごい珍しい話だ。まぁ、いきなり超すごい人みたいなスタートになるので、すごい人視点になると嫌味が出ちゃうとかそういうこともあるのかな。
初高座。まずは技術的な観点で見守り、その後で何の演目をやってるのか説明。このちょっと捻った構成も効果的だったと思うし、「怖いフリしてるだけ」で最後にうまいオチがつくのも見事だったと思う。まぁ、構成の妙が光ってた(目立ってた)ので逆にオチは読めた部分もあるんだけど、オチが読めるからつまらないという話ではない。さっきも書いたか。
連載開始からの3話の流れとしてはかなり理想的というか、完璧という印象。あかね視点にならなかったり多少変則的ではあるけど、王道とかそういう迫力、貫禄を感じる。3話セットで渾身のものを作り上げてきたと思うので、そういう意味で今後に期待ですかね。
『マッシュル-MASHLE-』
ドミナは倒すべき相手ではなく救うべき相手、みたいな話をここ最近やってるわけで、その流れを考えると今回のドミナは予定通りの展開なんだけど、お涙頂戴になりすぎない……けど熱いみたいなバランスが本作とてもちょうどいいと思う。マッシュの “うるさいわ” とか理不尽な暴力っぽくて少し心配にもなるんだけど、そっからのマッシュの言い分が感動的。マッシュのヒーローとしてのスタンスを明確にする。それを受けてのドミナが乾いた笑いをあげ、 “無条件で愛されてきたお前には分からないよ” とキレる。マッシュに反論するのは今まで通りなんだけど、ここで初めてドミナが自分を下の立場に設定する。マッシュに対して「羨ましい」になる。このドミナが折れた瞬間が適切で気持ちいい。だからこそ、ここで初めてマッシュが殴る手を止める。互いに歩み寄る形で握手することになるのが感動的ですね。
マッシュが許す際の言い分が “僕のおじいちゃんは” なのも良い。マッシュとおじいちゃんの関係性と同じロジックで、マッシュとドミナの関係性が発生する。
『高校生家族』
夜に家族といると特別感が薄れる、という特殊あるあるかと思ったら委員長!! めっちゃ切ないことしてくるやん。別に関係性とか気持ちの矢印に関しては既存のものなんだけど、夜とか雪のエモさもあって普通にビックリしてしまった。
母による詰め寄りも単独ではいつもの楽しいギャグなんだけど、本話の中で読むと「その話はしないで!!」みたいな気持ちにもなる。本作のこと、本格ラブコメ作品として楽しむのも全然アリなのかもしれないな(今更かも)。そうなるとマジで『アオのハコ』との類似ジャンルぶりがすごいことになってくるw
『あやかしトライアングル』
カゲメイ懐柔作戦。ジェネレーションギャップ(特大)ネタとしてケーキが出てきたのは面白かった。『dr.stone』で砂糖が出てきたときにも感じたけど、初めて現代の甘さに触れる大人、というのにはめちゃくちゃ興味がある。マジで飛ぶ級の衝撃でしょ。羨ましいわ。
裸に見えるの巻。カゲメイ自身どんな効果なのか知らないってのはなかなか面白いシチュエーションだと思うけど「祭里とっととトイレでも行って解いてこいよ」って話だからなぁ。オモシロ裸大喜利が主眼なのは分かるけど、そのお膳立てが雑なのは個人的に好かん。
『アンデッドアンラック』
「喉がカピカピならそのマスクとっとと着けろよ」とか思ったけど、鼻水ダラダラだとちょっとマスク着けたくない気持ちも分かる。マスクぐちょぐちょになると気持ち悪いよね。余計マスクが必要ってのは分かるけど。あと、大人(作者)の都合でマスク着けないってのも分かる。「実はこれが伏線デース」とかやられたら普通にキレる。本作のそういうとこホント嫌い(まだやってねぇじゃん)。
UMAだらけ、ルールだらけなので「縛りプレイ」という表現はめちゃくちゃ面白いと思うんだけど、それに「ハードモード」とルビを振る意味はなくない? 別に縛りプレイのままでいいと思うんだけど。ゲーム用語にゲーム用語重ねてるのもよく分からないし。
『ウィッチウォッチ』
文化祭。奇跡的に趣味が合致してやる気がでるモイちゃん。やる気になったら有能ってのはyoutuberの回とかで実証済みだけど、モイちゃんの好みとコンセプトカフェと相反するイメージなので意外だった。むしろ嫌ってそう。
ゴリラ登場は笑ったけど、それ以上に篠原先生が文化祭ガチ勢だったのが意外でそっちが気になっちゃった。文句言いつつ、実は内心憧れてるタイプだと思ってた。だから文化祭でバンドやるような話描いたんだと勝手に思ってた。マジで文化祭好きな側の人間だったのか。私は深夜ラジオみたいな漫画が読みたい……。
そういう人が描いてる漫画という風にしか見えなくなる呪い。文句言うキャラ出しても「文化祭好きな篠原先生はコイツを踏み台にバンドやるんだろうな」とか思ってしまう。てか、空知先生出したの普通に悪手だったのではないか。自分をさらけ出すのは立派なことだと思うけど、なんでわざわざ自己の主張の踏み台として師匠出すの……。こんなん読んでも「ゴリラのが好きなんで」になるだけじゃん。
『逃げ上手の若君』
バサラってあんな字なのか。めっちゃ女性じゃん。オシャレは女がするもんだから、みたいなことなのかしら。謎だ。
京都には強い公家もいるらしい。これ自体は面白そうな話だったので興味引かれたけど、ラストに強さの理由が説明されて少し気分が下がった。まぁ、すべてが尊氏に繋がるのは面白いのかもしれないけど、「京都にはいろんな人がいるのだなぁ」的な話だと思ってたので、「知ってる人かーい」みたいな。
あとはアレか、キス繋がりでこの流れみたいなことでもあるのかな。
『夜桜さんちの大作戦』
長男がどの程度勝算を見てるのかがよく分からないので「守ってるのではなく守られてる」の話の印象が変わる。「俺が死んでも夜桜家は骨抜きにならない」だったらイヤじゃないですか。かと言ってあれだけの数の敵に対して「まっ 楽勝でしょ」とか考えてたら別の意味で萎えるし。
見開きエンドだった本作の直後に「見開きの作り方」みたいな話が載ってるのはめちゃくちゃ面白いです。
『ドロンドロロン』
素直で良い奴であるドラとクサナギはヘイスケに刺さる。普通に「うまくやっていけそうじゃん」というだけの話なのに、キャラのおかげでギャグっぽくなるの良いね。慕われに弱い、というキャラでこんだけ転がるの意外だったわ。時代はSTW。
からの対戦。互いに変人なので、互いに様子を伺ってるだけでそれなりに面白いし、そっから見えてくるドラの課題も面白そう。ネクストステージに行くための前提条件みたいな。ドラとクサナギは2人で1人みたいなノリだったけど、今回は明確にドラだけに問題があると指摘されてるのが良い。まぁ、クサナギが鎧になって着るってのはどうだろうか……(違うと思う)。
『守れ!しゅごまる』
スカルのボス。裏切り者展開とか、内通者展開って最近の漫画によくあるけど、そこまで重宝するほど面白いのか疑問に思うところもあったので、それを茶化すような展開の本作が痛快だった。あと普通に小副ちゃんとの思い出が台無しにならなくて良かった。『進撃の巨人』の「いやー記憶消えてたんだわ」は普通に反則だと思うの(無関係)。
「誰?」からの「それはそうと気になる人出てきた」で次週に続くのもなかなか良い。同じ知らない人でもこんなにも印象が違うものか。読者の立場ながらちょっとした不条理を感じるw
『アヤシモン』
コットンの独自ルールでかっこつけてるけど端から見ると少しダサい(そこが可愛い)みたいなネタが好きなので、今回控えめで寂しい。まぁ、今回はたいまんという目的に向かって寄り道せずに突き進むからそういうネタ入れる隙間がなかったのかな。今後に期待。いくらでも出せそうなので。
からのバトル開始。よく考えたら、敗北を経験したマルオは「もう負けねぇ」という気合い以外に何をしてきたのかよく分からないんですよね。そりゃ不利になってやむなしだわ。まぁ、今後明かされるのか、もしくは即興で何か大きな成長、ネクストステージの戦い方に気づくのか。奇しくも『ドロンドロロン』と大体同じ話だ。
巻末解放区!WEEKLY週ちゃん
2/28がパリコレの日ということで、ジャンプ作品のファッションチェック。毎回思うけど、ファッションという切り口でジャンプのことこんなに語れるのマジですごい。普通に羨ましいです。そんな視点を持てることに。書いてあること半分くらい分からないんだけど、何となく面白そうな世界が広がってることは伝わってくる。
次号予告
来週も手塚賞あるのでショートフロンティアはお休みです。寂しい。けど感想が楽で助かる。
あと、『dr.stone』はマジで終わるのだろうか。正直今週の続きとして終わるのには全然期待できないんだけど。
目次
全ての肉は塩水につけるとやわらかくなる!!早くBBQでこの技使いたいー!!
(『ONE PIECE』)
ルフィが塩水につけた肉食べてたらイヤだわw まぁ、サンジがそういう準備するとかなら大丈夫かもしれんが。
鳥葬というものがあるらしい!!自分の時は猫葬で!!にゃんにゃ――――ん!
(『マッシュル-MASHLE-』)
猫に食べられるのって猫好き的に本望と言えるのか??
言われたい台詞③「ゴール前に伊原がいてくれたんで。後は渡すだけでした」
(『守れ!しゅごまる』)
私は「伊原を信じてゴール前で待ってただけです」のがいいな。性格出るね。
愛読者アンケート
読切についてと、ジャンプキャラクターズストアについて。利用したこと、ない。それ以外のどこでジャンプグッズを買うか。買ったことあったかな……。グッズ系はモルカー以外あまり欲しいと思わない。
総括
氏家ト全新連載発表があまりに嬉しい今日この頃です。生きる希望。総括ではない。
今週のベスト作品。『高校生家族』かな。今後について無限の可能性を感じた。
次点は読切と『ドロンドロロン』。
今週は珍しく「これは面白くないのでは……」という作品も多かったな。振り返りはしないけど。
今週のベストコマ。『地球の子』の首締め。念動力描写はマジで本作期待できる!! と確信できたのもデカい。2話中2話出てきたのは作者が本作のウリになると考えてるからだと思う。神海くんには頑張ってほしい(おまえが頑張れ)。
最後に今週のベストキャラ決めます。こちら。
- 乙骨憂太 『呪術廻戦』
- キョトン顔のくだりが本当に好き。乙骨の変人さ、と変人ながらめっちゃ真っ直ぐなヒーローしてるのが伝わってきて感動しちゃう。