北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2017年11号の感想


 当ブログについての質問。先週の質問が票数少なかったので閉じこもりますw
 こないだやった記事の長さについての質問の延長ですね。基本的に「全部読んでる人はほとんどいないだろうなぁ」と思いながら書いてるんですが、せっかくなんで質問。
 試験的に投票期間を約1週間にします。今までは水曜くらいには切ってたんですが、よく考えたら週末にジャンプ読む人もいるんじゃないか、という風に思えてきたので。多分、時間経過と共に票数がほとんど伸びなくなると思いますが、まったく伸びないのか、1人2人現れるのか、というのが気になる。
 投票期間が終わらないと投票してない人は結果が見れないので、申し訳ないです。来週の記事で報告したいと思います。

 先週の質問。新連載6連弾の中で、3話以降のカラーを最速でゲトるのはどれか。藤巻先生と「その他新人3作品」が同数でトップでした。藤巻先生が勝つのは前作の人気が一番抜けてるからだと思うんですが、新人3作品の票が伸びたのが個人的には謎。「3つあるからどれか頑張るやろ」みたいな感じなのかしら。あとは、『勉強』がかわいこちゃん系の作品なのでかわいこちゃん補正でカラーが早めに与えられる可能性ってのもあるのかな。投票したくれた人がそんなことを考えたかは知りませんが。
 3位が田村先生、4位が稲垣先生でした。この差は、稲垣先生の今度の相方『アイシールド』ちゃうし、ってことだと思います。多分。まぁ、ここらへんは順当なのかな。
 てか、票数が少なかったです。結構関心度の高い話題だと思ったので伸びると思ったんですけどね。史上最低記録叩き出しそうな勢いでした。ビビった。やっぱ「まだ始まってないから知らねぇよ」ってことなのかなぁw 申し訳ない。
 票数が伸びるのは、既にファンが多数存在している作品についての質問の時ってことなのかな。まぁ、今後は当ブログについての質問も多くなると思います。こないだそこそこ多かったので楽しかったです。

 はい、ジャンプ11号。新連載6連弾の2発目。

週刊少年ジャンプ2017年10号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • 「ナミ登場」で予想通り。まぁ、これは絶対くるから毎週待ち伏せしてればいつかは当たるヤツなんですけど。
    • 次。ウソップまで飛ぶか、その前にバギーが来るか。それともゾロの時みたいに、ゾロの入団を受けたルフィのリアクションになるか。もっかいナミってのもあり得る。ただなぁ、ナミの場合はアーロンパークで大ネタ控えてますからねぇ。そこで「助けて」か「当たり前だ」のどちらかが当確だと思うんですよ。そう考えると、ナミはそこまでお預けで、やっぱルフィになるのかな。
    • ということで、次はルフィ。
  • 表紙
    • 新連載。新連載の表紙は特に感想が浮かばなくて困る……んですが、今回は浮かんだ。今までに発表されてた本作のキービジュアルって、主人公の小指から糸が伸びてるものだったと思うんですよ。バトルモノの予感もしますが、「小指から糸」ってのはどう考えても運命の赤い糸ですよね。本編を読んだらやっぱ出てきました。
    • が、今回の表紙。糸は糸でも、小指要素はない。表紙の中央に垂直に伸びた糸を主人公が掴んでます。これを運命の赤い糸を読みとるのは無理があると思います。これは多分『蜘蛛の糸』モチーフだと思うんですよ。地獄に伸びた救いの糸、とかそんなニュアンスなのではないでしょうか。初回の内容もディストピアの紹介みたいな感じだったので、カンダタが掴む糸というデザインは納得できると思います。カンダタって言っても魔法の迷宮で粗品くれる人じゃないですよ。元ネタの方ですよ(『ドラクエ10』脳)(てかコレが言いたかっただけ)。
  • 「ヒロイン大集合」SPポスター
    • バレンタイン特別企画。佐伯先生が現連載陣のヒロインちゃんを描き下ろします。今週の目玉でしょう。ぶっちゃけ、ここだけ感想書けば今週は終わりでいいんじゃないかな、という感じが少しあります。
    • バレンタインということで、チョコを渡す、というのがテーマ。なぜか学園縛り、制服というドレスコード。制服信仰は異常だし気持ち悪いから少し気をつけた方がいい、というのがここ数年個人的によく考えることなんですが、今回も見事にそれ。まぁ、ただね、ジャンプの連載作を考えると学園モノは多いので、何か服にテーマを設けるなら制服も合理的とは思います。とりあえず、水着よりは断然おもしろかったと思います。
    • 個別の話に行く前に、先週も言ったこと繰り返しておくと、今回はミウラ師匠が担当すると思ったんですよねぇ。佐伯先生でショック、とは言わないけど、意外。まぁ、『ゆらぎ荘』が50話記念で単独ポスターという企画が裏でやってるので、それと同時にバレンタイン企画もやらせるのは酷だろう、という話かもしれません。
    • 扱いがどうなるか気になってた、新連載6連弾。全部スルーでした。『勉強』も『U19』もナシ。まぁ、英断かなと思います。誰コレ案件になりがちですから。それと『勉強』どっち出したらいいのかマジで分からんw
    • では、個別に拾っていきます。なんとなく横書きの順で行くけど、どこで改行かは怪しいのでテキトーです。
    • BORUTOーボルト-』
      • 今回のサプライズ枠。まさかのサラダ。この手の集合企画には不参加なことが多いので今回もいないと思ってました。サラダ好きなので嬉しいですよ。サラダのおかげでメガネが2人。
      • BORUTO』に制服はないので、サラダの制服は佐伯先生デザインでしょう。「このキャラにはこういう制服かなぁー」と考えたんでしょうね。絶対水着の時よりもやりやすかったと思う。
    • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
      • 幽奈さん。佐伯先生が、ミウラ師匠のキャラを!!と感動ですね。今週は絶対目次コメントこの話だと思ったんですが、違ったw
      • 元々佐伯先生とミウラ師匠は似た路線なので、佐伯幽奈さんに違和感はないですね。フツーにいつも通りかわいい、という感じ。それよりも裸足なのが気になる。どっか特定の回を参考に描いた、とかそんなんかしら。
    • 僕のヒーローアカデミア
      • お茶子。幽奈さんとお茶子、ジャンプが誇る二大ふわふわヒロインですね。今回はそこにサラダが加わって制空権を争ってます。まさか空に3人もいるとはなぁw
      • 堀越先生特有のムチムチ感を佐伯先生が再現すると、なんかエロいw 服の皺とか「お茶子そんなんちゃうねん!」みたいな感じあって楽しい。
    • 左門くんはサモナー
      • てっしー。前回のヒロインポスターの時にはいなかった新進気鋭のヒロインだと思います。劇中における完璧美少女扱いは照橋さんと比較するのが正しいと思います。そんなワケで、今回の目玉キャラだと思ってたんですが、意外と小さい扱いであった。まぁ、よく考えたら集合ポスターでキャラを立たせにくい個性ではあったのかな。ツッコミとか無理だし。
      • サラダ、幽奈さん、お茶子という3人は少し分かりにくかったけど、今回のポスター、佐伯先生かなり各作品を再現してます。かなり気合い入ってる。水着ポスターの時はどれも佐伯色が強かったと思うんですが、今回は丁寧にそれぞれの画風に寄せてる。水着よりも個性が出しやすいのも関係してるのかな。とにかく「佐伯先生どんだけ器用なんだ……」とドン引きしました。
      • そんな佐伯てっしー。光沢感ある髪とか(ちょっと堅そう)、目とか、すげぇ沼っぽい。メチャクチャ寄せてるのが分かると思います。ただ、沼タッチの個性が強力なんでしょうね。佐伯感と沼感が妙に食い合わずちょっとだけ違和感が残ってると思います。ある意味、佐伯感が一番弱い。
    • 『青春兵器ナンバーワン』
      • 委員長。アンヌ隊員ドンマイw
      • 割と鬼門だと思ってたんですよ。デフォルメの度合いが強すぎるでしょ、『青春兵器』。なんだけど、実際に見てみて、奇跡的に噛み合ってるじゃないか……。めっちゃ可愛いし、それでいて原作の感じもすげぇ再現されてる。今回最も「佐伯先生バケモンかよ!」ってなったキャラの1人です。
      • 巨大すぎる髪飾り。原作だと「絶対コレ目印だよね」と思ってたんですが、当然今回のポスターでも目印として機能してます。ぶっちゃけ顔だけでも分かるんですけど、物的証拠として髪飾りが機能してると思います。こういう記号を付けるのって大事なんでしょうね。
    • 『歪のアマルガム
      • 弥生……って字が違うか。変換めんどいねん。彌生。個人的には今回の没個性グランプリ優勝なんですけど、真っ赤な髪のおかげで一目瞭然ではありますね。てか、今回ね、前回の水着ポスターの時みたいに「えっ 誰だろうこれ……」ってなるキャラが1人もいなかったんですよ。どれも一目で分かりました。しゅごい。
      • 没個性とか言ったけど、やっぱ何だかんだでいい感じに再現されてるんですよね。1人だけ少しだけデフォルメの入ってるのは佐伯先生の逃げなのか、キャラ立たせてあげようという優しさなのか。
    • 『デモンズプラン』
      • ナミじゃない人……っていうの本当に失礼だな。本編の感想ならともかく(それもダメだよ)。サルビア
      • 『歪』と並ぶ誰コレ度の高い案件ではあると思います。ただ、劇中で青い髪であることがセリフで出てきたこともあって、「あーアイツか」ってなりました。個人的にはこの色の髪を見ると渚くんを思い出して悲しくなるんですよね……
      • ちなみに、制服は佐伯オリジナルです。とはいえ、まぁ無難かな。
    • 約束のネバーランド
      • エマ。今一番勢いのある作品ではあるんですが、エマの魅力でグイグイ引っ張っていくようなタイプの作品ではないので、意外とこういう集合企画でパッとしないことが多いと思います。ただ、髪の感じとかすげぇ再現されてるので誰だか分からないことはないと思います。物的証拠として、首の番号もありますし。首の番号はねぇ、目印的な記号としては強力なんですけど、本編のことを考えると「こっちの世界でも家畜なのか……」って少し落ち込みますw せっかく佐伯オリジナルの制服でおめかししてるっていうのにね。
      • 原作では顔と同じ高さくらいあるアホ毛が、佐伯版ではちょっと控えめ。地味に難しかったポイントなのかな。
      • どうでもいいけど、一番パンチラが危ない。てか、幽奈さんにパンチラさせてほしかったですねぇ。師匠キャラということで気負ったか。
    • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
      • わたりん。若手作品じゃないけど少し鬼門だったと思います。つっちーほどじゃないけど、地味です。あと、チカ子と微妙に被ってる。多分この問題は佐伯先生も気を付けたんだと思います。チカ子は例の口で葦原感を出してます。一方、わたりんは、競技ダンスのポーズ。ああーこの感じ、合併号の集合表紙でつっちーがよくやる手法だw
      • ただ、いい感じに再現は出来てるので、ポーズで強引に「わたりんですよー」と主張しなくても大丈夫だったと思いますね。やっぱチカ子との兼ね合いなのかなぁw
    • 『オレゴラッソ』
      • 女マネ……だからそういう呼称よくない。花森さんですね。
      • 若手作品は没個性になりがちなんですが、個人的にココは密かに期待してました。目印的な記号も強いし、他と一線を画す美少女感だと思ってたんですよね。なんだけど、割とフツー。もうちょっと跳ねるかと思ってました。まぁ、猫目な感じとか丁寧に再現されてるあたり、さすがですよね。
    • 火ノ丸相撲
      • レイナ様。今回一番笑ったのがココ。磯兵衛よりも笑った。1人だけガラ悪すぎるよw レイナ様はレイナ様でもかなり初期のレイナ様だよ。底意地の悪さが全面に出ちゃってる。これはやられたなぁ。いいじゃん、もっと可愛く描いたって。レイナ様だって本編でそこそこデレてるんですよ。
      • そして、今週の『火ノ丸相撲』本編、まさかのレイナ様大活躍なのでさらに笑った。
    • 食戟のソーマ
      • えりな様。最前列は譲るけど、ほぼセンターですね。佐伯先生の配慮が見えます。
      • 「うまいこと寄せたなぁ」と感動してばっかりのポスターの中だと、いつも通りのえりな様見るとなんか安心しますね。ほっとするw
      • 逆に言うと、今回も佐伯先生が担当したせいで、えりな様は他作家に描いてもらう機会を逃した形になるんですよね。まぁ、ミウラ師匠が担当しても画風近いからそこまでのオモシロにはならなかったかもしれませんが、ちょっと残念ですよね。
    • ワールドトリガー
      • チカキャノン。サラダほどではないけど、ちょっとだけサプライズ枠。しばらく学校来てなかったアイツの姿を久々に見た、みたいな感動があります。
      • ワールドトリガー』自体がサプライズなんですけど、チカ子という選出も少しだけサプライズ。前回の水着ポスターではキトラだったんですよね。まぁ、その後のアニメ化ヒロイン集合ショート漫画ではチカ子だったんですが。
      • てか、葦原感の再現ヤバイですね。めっちゃ葦原キャラしてるんですけど、佐伯キャラ的な可愛さも立っててスゴイ。『青春兵器』もそうだけど、淡泊すぎるデザインは意外と相性いいのかもしれませんね。
      • ワールドトリガー』は出席だけど、『HUNTER×HUNTER』は欠席。首が痛いはセーフ。腰が痛いはアウト。まぁ、『HUNTER×HUNTER』は出席したとしてもヒロイン誰やねん、という問題はありますね。今だとチードル?(自分で言っといてアレだけどねーわw)
    • 鬼滅の刃
      • パントマイムねずこ。カゴ&猿ぐつわという記号が強すぎるので佐伯先生的には楽勝だったと思います。むしろ伸び伸びと遊べたのではないか。猿ぐつわをチョコに置き換えるというネタもアイディア賞だったと思います。
      • カゴに入っててほとんど見えないけど、一応制服がオリジナルですね。まぁ、シンプルなブレザーです。わたりんのリボンをネクタイに代えたら大体同じ。
    • 斉木楠雄のΨ難
      • 照橋さん。個人的に水着ポスターの時には「照橋さん完璧美少女なのに意外と没個性やん……」と衝撃でした。よく考えたら、キャラデザ的な個性はそんなないんですよね。シンプルな美少女ということなんでしょう。
      • が、今回は制服のせいもあってか、一発で照橋さんと分かりますね。前回はそもそも照橋さんと認識するのに時間がかかったんやで……。『斉木』の制服に特別なものを感じたことなかったんですが、こうして並んでみると個性がしっかりあるんですね。
      • あと、照橋さん、チョコを渡す顔が若干ドヤってますね。ドヤってるというか、高圧的というか、圧倒的な自信が窺えます。照橋さんの裏の顔が透けて見えるようで最高だと思います。こういう再現も見事ですね。個人的な好みだけど、照橋さんはデレデレしてるよりもこういう方が魅力的だと思いますね。最近減ったけど。
    • ブラッククローバー
      • ノエル。最前列でございます。ジャンプヒエラルキー的には『ヒロアカ』が最前列で然るべきなんですけど、お茶子は空中という特別枠なので除外です。
      • 非常にツンデレ感が出ててノエルっぽいと思います。こうして並びで見ると、意外と正統派なツンデレって少ないですね。ツンデレ感あるのは、あとえりな様かしら。レイナ様はツンデレというよりヤンデレ(ヤンキー的な意味で)。
      • ファンタジーの住人なので当然制服はオリジナル。最前列なのでほぼ全身が見えるので割と誰コレになりかねない案件だと思います。ただ、真っ白な髪が強烈ですね。画風の再現も見事。そして決め手はやっぱツンデレ感あるチョコの渡し方だと思うんですよ。あのツンデレ感を見たら「あっ ノエルだ……」ってなると思います。佐伯先生マジ器用。
    • ONE PIECE
      • ナミ。オレンジの髪とかログポースとかナミならではの記号はしっかりあるんですが、「一番でかいのがナミで決まりや」というのがあるので迷うことはないですw
      • ポスターを占める面積も大きいけど、胸も大きいです。2016年はいろんな有名作品が終わりましたけど、それは同時に麗子や織姫といった巨乳キャラがいなくなったことも意味してたんですね。今やジャンプを支える巨乳はナミくらいなもんかもしれない。えりな様、幽奈さんもエロ枠として健闘してると思いますけど、巨乳イメージというのはそんなに強くない気がします。
      • 多分今回の企画は「誰からチョコもらいたい?」ってワイワイ妄想するのが正しい楽しみ方だと思うんですけど、ナミからは絶対にチョコもらいたくないです。凄いお返しを要求されそうで怖いw
    • 銀魂
      • 神楽。なぜか異常にハマる佐伯神楽。相変わらず超かわいいです。ハシカンで実写化するのも納得です。
      • そして、本ポスターで唯一、チョコを食べちゃってるんですよね。こういうキャラの立て方もうまいよなぁ。アニメ化ヒロイン集合のショート漫画を『食戟』コンビが担当した時もそうでしたけど、異常に神楽の扱いがうまい。チョコ喰ってるのもそうだけど、上目遣いになってるのもポイント高いですねぇ。神楽はこのメンツでも珍しい年下キャラなんですが、それがしっかり活かされてる。なぜか佐伯先生の異常に愛されるジャンプヒロイン、それが神楽。ハマりすぎである。
    • ハイキュー!!
      • 潔子さん。過去の佐伯ワーク的にドハマリしてるジャンプヒロインが神楽の他にもう1人いて、それが潔子さん。アニメ化ヒロイン集合ショート漫画の時には『食戟』の世界を舞台にしておきながら一番エロい、という扱い(てかオチ)を任されたキャラなのである。そんな佐伯潔子さん、相変わらずクッソエロい。唯一の完全横顔というのも潔子さんのキャラクターとあってると思いますね。
      • ちなみに、潔子さん、完全にジャンプヒロインNo.2の座を保持しております。その証拠が今週のジャンプ表紙。最上段。バレンタインポスターの紹介文が、「ナミが!? 潔子さんが!? Jヒロイン集結!」になってるんですよね。いつの間にか登り詰めてる感ある。まぁ、ジャンプヒエルキー的にもNo.2は分かると思います。ヒエラルキー的に『ハイキュー』と並ぶのは『ヒロアカ』『ブラクロ』なんですが、お茶子やノエルは作中で美少女扱いをあまりされてないって差もあるのかな……と潔子さんファンが言っても説得力ないですね。
    • ということで終わり……じゃない。この手の企画では常にダークホースになってしまう『磯兵衛』。看板娘ちゃんでも母上でもなく、まさかの磯兵衛人形でした。佐伯のヤロウ、逃げやがったなww さすがに浮世絵は扱いに困ったか。ガン無視して完全佐伯風にするのも手だと思いますけど、それだと誰だか分かりにくくなっちゃう可能性ありますもんね。看板娘ちゃんもそれほど個性の強いヒロインじゃないし。母上だったら例の穴から顔出せばアリだったかも。
    • といういことで、終わり。サプライズ選出あり、サプライズ不選出もあり、大充実の内容だったと思います。とにかく佐伯先生の再現っぷりがエグい。水着ポスターの時とはクオリティーが段違いだと思います。とにかくよかった。ありがとう佐伯先生、さようなら冨樫(オチにすんな)。
    • 優勝とか決めたくなるんですけど、どうなんでしょうね。難しい。とりあえず、新キャラ部門はノエル、前回からの上昇率部門は照橋さん、再現部門では委員長とチカ子かなぁ。違和感部門ではてっしーで。
    • 総合優勝は、やっぱ潔子さんと神楽の2択になっちゃいますねぇ。過去の経験もあってか、扱いがうますぎるんですよ。ここだけ佐伯先生にハマってるのが明らかじゃないですか。マジ最高でしょ。可愛すぎるよ。この2人で『食戟』ヒロイン皆殺しに出来そうなレベル。
    • うーん、総合優勝悩みますねぇ。どっちも最高ですからねぇ。……じゃあ、優勝はレイナ様で!!(オチにすんな)
  • 「幽奈さん」SPポスター
    • 佐伯ポスターの裏はミウラ師匠の描き下ろしバレンタインポスター。一応50話突破記念でもあります。ツイッターの方では連載1周年の件に言及してたので、多分誌面上で1周年記念がどうこうという話は出てこないと思います。表紙はない、センターカラーでもない、けど特別カラー企画は巻頭である、という不思議な結果でした。これは予想できないでしょ……許してつかぁさい……
    • んで、ポスター。こちらは制服の上からコート着ててこれまた可愛い。そーいや、浴衣ではない。個人的には浴衣好きなんですけどね。最近本編でも少な目な気がする。まぁ、単純に舞台の影響なんでしょうけど。
    • ちなみに、パンツ見えます。こういうちゃんとした場で、晴れの舞台で堂々とパンツ出してくるのがミウラ師匠の良い所だと思います。佐伯ポスターでもパンツやってほしかったなぁw
  • 読者プレゼント
    • 異常事態発生である。パッと見で「なんか雰囲気違うなぁ」とかボンヤリ思ったんですが、よく見てみたら東宝シンデレラらしい。「東宝シンデレラかみやあまねに選バレンタイン」である。か、かみやあまねって誰や……。
    • 早速ググる。どうやら今回の東宝シンデレラには「集英社賞」というのが創設されたらしく、その中には各雑誌の賞に分かれてるらしい。受賞者はその雑誌デビューが約束される。んで、少年ジャンプ賞に輝いたのが、神谷天音嬢。13歳という年齢に軽く引きました(老いを感じる)。
    • ものすごく失礼な話になるんですけど、集英社賞の中における少年ジャンプ賞、ハズレでしょ。雑誌デビューできるって言われて出てくんのココかよ!!って話ですよ。スクジャンのツイキャスに出た方がおいしい気がする。他の集英社賞、ノンノとかセブンティーンとか少女漫画雑誌ですよ。ジャンプ系だとヤングジャンプもある。ヤングジャンプはグラビアあるからなぁ。グラビアをやるかは分からないけど、読者プレゼントページよりはマシだと思う。ただし、今回のこの人はノンノ賞も同時受賞してるので安心である。つまり、ジャンプでの出番はもうなくても大丈夫。来年以降はまた心配。
  • 『U19』木村勇治
    • 新連載。アンダーナインティーン。今回の6連弾の中では割と普通の新人さん、という認識です。『ニセコイ』のスピンオフやってたり、金未来杯優勝はしてない。まぁ、読切はやってるので熱心な読者の中にはファンいると思います。個人的には植物ゾンビみたいなヤツ覚えてますよ。
    • 巻頭カラー。子供が大人に支配されてるディストピアモノということで、開幕のカラーで坊主にされる女子高生。先制パンチとしてはなかなか強烈だと思います。ケガを負わせるワケではないし、血が出るワケではないけど、それと同レベルに許し難い行為ですよね。これは良い胸糞。
    • カラー扉。新連載あるあるですけど、若干のネタバレ。「あーメガネくん仲間になるんだ」とか分かっちゃう。まぁ、仕方ないですね。てか、本編だけ読んでも怪しかったからおkやで。
    • カラー扉。主人公チームと思われる5人の髪の色がキレイに分かれてる。ちょっとしたゴレンジャー感あると思います。
    • 本編。舞台は茨城県日立市。まさかのガチ地名である。学校の名前は遠山高校。ジャンプ連載作におけるダジャレ校名率は異常、と常々思ってるんですが、本作は割とフツー。多分ダジャレではないよね。今後なんか出てくるかもしれないけど。
    • 学校に置いてある銅像が象徴的。マッチョな大人が子供を抱き抱えてる。こういうディストピアモノに出てくる皮肉な銅像って好きなんですよねぇ。『第9地区』のアレとか。キレイゴト感あるのが最高ですよね。
    • 歴史の授業で設定の説明。割とよくある手法ですけど、効果的だと思います。先週が説明ヘタクソだった印象があるので余計に。「歴史の授業→大人(先生)が理不尽なタイミングで黒板を消す→急いで書くために左利きの人がペンを持ち替える→左利きを叱る」という流れとか見事でしたよ。めちゃくちゃ自然ですよね。「立派な大人」というのが偽善であり、ただの支配であることがもう分かると思います。左利きの矯正という何の意味もないけど、とりあえず支配、という馬鹿馬鹿しさですね。多様性の否定という意味ではトランプ政権を連想しちゃいますね。ディストピアを地で行くアメリカさすがだわ(日本も笑えません)。
    • んで、委員長がメガネ。素晴らしい。優等生、ガリ勉はメガネをかける、常識ですね。そこに本作の設定が加わると、「支配者の犬」というニュアンスも乗っかります。ただ、あまりに絵に描いたような優等生かつ犬っぷりを発揮してくる。同級生に陰口言われてたりして、ポイント稼ぎなのが見え見え、というのが描かれる。ここでこの優等生っぷりは演技なんじゃないか……と怪しくなってくると思います。まぁ、扉がネタバレっぽいんですけど、それがなくても充分怪しく描けてますよね。そうだとすると、このメガネは変装とか仮の姿の象徴になるワケで、『BLEACH藍染パターン。まぁ、コイツの場合は、本性を明らかにしてもメガネ外さないと思いますけどね。じゃあ、『ONE PIECE』のクロ。
    • 前時代的暴力教師の象徴、バケツを持って廊下に立っとれ。個人的には『ドラえもん』のイメージ強いですねぇ。そんな罰に対して、「廊下に立ってる間授業受けられないじゃないですか」という指摘が正論すぎる。そりゃそうだ。要は支配したいだけですよね。本作とも非常にマッチしてると思います。正論を言わずにはいられない、という主人公の説明にもなってていい感じ。やはり説明がうまい作品はそれだけでエンターテイメントになり得ますね。
    • 20歳になる時に子供はランク付けをされて大人になる……という説明の場面で、黒板の文字がすげぇ汚い。手書き感は満載ですけど、教師だったらもうちょっと字キレイだろ、という気もしてくる。超どーでもいいですけどね。まぁ、インチキ教師なので字が汚い、という演出である可能性も……なくはないけど考えすぎだろうなぁw
    • 巻頭カラーの坊主ちゃんにウィッグのプレゼント。ウィッグというのはすげぇ良いと思うんですけど、落ちた髪の毛拾い集めたのか……と思うと “ナニ怖っ!!!” ってなるのも納得しちゃいますね。いや、すげぇ優しいのは分かるんだけどw
    • そんな学生だけの時間の駄話。意外と楽しそう、ってのが素晴らしいです。ディストピアなんだから徹底的に暗い話だけ描いてもいいんだけど、そんな世界でもたくましく元気に、何ならそれなりに楽しく生きてますよ、というのがすげぇリアルに感じます。大人の支配ぶりがかなり極端でちょっとギャグっぽくも見えかねないんですけど、この案外明るくやってる姿を見ると急に世界観に説得力を感じました。ホントにこの世界は回ってるんだな、という実感。すごくいい。
    • リビドーとかいう超能力。若干「結局能力バトルかー」とか思っちゃいました。少し残念。ただ、よく考えたら鬱屈した思春期を過ごしてる少年が超能力に目覚めて世界をメチャクチャにする……というのは鉄板の設定ですよね。『キャリー』とか『クロニクル』とか。『AKIRA』も似た並びかしら。そう考えると、ちょっとワクワクしてきました。
    • 貧困層ブルーカラーを虜にして勢力を拡大した大人党。だけど、政権を握ってからも彼らが豊かになるワケではなく搾取するだけ……ってマジでいよいよトランプだな。これはさすがに狙ってるだろ。いや、絵に描いたようなディストピアを地で行っちゃうトランプのヤバさが異常って話かもしれないんですが。
    • ちなみに、ヒロインの父親はメガネ。とにかく父親はメガネかけがち、という法則ありますねぇ。『ヒロアカ』爆豪家、『ゆらぎ荘』宮崎家もそう。メガネ率異常。
    • んで、起承転結の転。遺伝子検査。ちょっと分かりづらかったんですが、従来の大人査定に健康状態におけるランク付けもプラスしたもの、ということだと思います。もちろん裏の思惑は別にあるんでしょうけど。血液検査で大人ランクが計れる、ってのがちょっと飲み込みづらかったです。無理でしょw
    • ということで、ヒロインの転校が決まって、主人公が超能力に目覚めようとした所でエンド。おおっ、マジか。初回で大体それなりに完結するものだと思ってたんですけど、ガンガン続くんですね。2話か3話で序章としてワンセットという感じなのかな。目覚めようとしてる超能力が血液検査によるものなのか、単にストレスなのか、微妙に分からない。多分後者なんだろうけど、右手なのが気になるんですよねぇ。
    • とにかく、初回終わり。初回単位での評価としては先週より遙かに好きですねぇ。説明がうまいですよ。ディストピア設定の魅力ってのもなくはないけど、その世界観の見せ方が自然なので引き込まれました。特に何だかんだ言っても子供たちは楽しく暮らしてる、という描写が白眉でしたねぇ。奪われる日常、というよりは世界観の厚みの部分だと思います。あの描写があるだけで「あっ 本作は違う」という感じがありました。来週以降はもうちょっと身構えて読まなくちゃなぁ。
  • ブラッククローバー
    • アスタ覚醒かと思ったら、精神世界でアスタの中の悪魔みたいな人と出会う。食欲の悪魔ですねw もしくは斬月のオッサン。
    • 要するに、覚醒展開としてはおもっくそベタです。ジャンプのレジェンドたちが通った道なので本作に対してちょっとイマイチに感じたんですが、読み進めると、それに対してギャグ的なリアクションを重ねるアスタに魅了されました。やっぱいいなぁ、アスタのこのノリw 本作の魅力はアスタの魅力であることを改めて痛感しました。
    • んで、いつものアスタの脳筋なノリ、熱血なノリで進むのかと思ったら……“オレの魔法だ” の見開き。ごめん、ゴチャゴチャ言ったけど、超カッコよかったです。読んでてフツーに声漏れたわ。かっけぇ……。
    • 精神世界から現実に急に戻った印象ありますけど、アスタの意識という視点で考えたら途切れることなく一続きなんですよね。精神世界で諦めなかったから身体を支配されることなく現実で意識を取り戻した、ってワケですから。
    • んで、魔女王からの説明。アスタが選ばれし者ではないから覚醒できた、という話ですね。これはうまい。明らかに昨今のジャンプ漫画における主人公選ばれすぎ問題を意識してますよね。本作はベタをてらいなく真っ正面から全力で描くことが魅力だと思ってたんですが、意外とベタへの外しもやってのけた。よくある覚醒展開とか言いましたけど、理屈が全然よくないんですね。これはうまいなぁ。見せ方にも痺れたけど、理屈もいいなぁ。片翼とか「セフィロスかよ」とか言いたくなるくらいベタだし、中二全開なんですけど、その周囲が一捻り入ってるのでクッソ燃える。やばい、おもしろすぎる。ワタシは『ブラクロ』のこと結構評価してる方だと思ってましたけど、全然足りてなかった……。
    • “オレはどいつもこいつも蹴落として登って来たんだ!!” というカズレーザーがアスタと対照的になってる、ってのもイイですよね。序盤にあったアスタの “お陰で見上げて駆け登れるぜ” とも呼応してるワケですね。当然直後の “高め合ったオレの方が強い!!!” もそう。あかん、アスタさんかっこよすぎ……(ウットリ)
  • ONE PIECE
    • 先週サンジに一蹴された始末屋さん、意外とカッコよかったw まぁ、カッコイイんだけど、こういう時にホウレンソウを怠るのはマム一味の悪い点ですよね。こういうの多いですよ。まぁ、マムの統制が悪いんでしょうね。
    • チョニキ一行のブルック救出。寝てる巨人の手元から何かを奪う、っていうの、すごいおとぎ話みたいで好き。明確に元ネタある気もするけど、それっぽいってだけでもすげぇ満足。
    • んで、マムのベッドを守る雲、太陽、帽子。帽子から剣が飛び出てましたね。そうか、そうやって攻撃するのか。割とパッとしない印象もありますけど、寝てるマムとは別個に動く、マムの意識とは別に完全オートで戦う、ってのは厄介なんでしょうね。
    • ブルックの偽物を用意して、ブルック奪還戦。偽物とすり替えるってのはちょっと『レイダース』っぽいかも。とにかく、「CHALLENGE 1」と出た瞬間に失敗が分かるので、一気にギャグテイストになるの、楽しいですね。マムを起こさないように……という状況は緊張感溢れてるんですけど、実際はギャグベース。
    • んで、写しは入手済みだったブルック。有能すぎるのに笑える、という不思議な語り口w まぁ、よく考えれば、ブルックは早業の達人なんですよね。なので、この手の仕事が常人離れした速さでも不思議はないのかもしれない。そして、ソルソルの実との相性の良さ。さらには、骸骨の頭部に写しを隠してた、というブルックにしか出来ない隠蔽方法。これらすべてが奇跡的に合致したことで、ミッションクリアした、というワケですよね。マムに見つかる前に写しは入手してた、というトリックみたいな語りは見つかっても、裸にされても隠し通せるブルックだからこそ成立したんですね。これはやられた。
    • そんなブルック奪還と平行的に描かれてたサンジのルフィ捜索。要するに麦わらの一味が次々と合流してる、というワケですね。んで、ラストにルフィ発見。腹ペコでミイラ寸前です。やっぱあの弁当で足りるのか心配になってくるw 来週以降なんか理屈用意してくるのかな。
  • 読者プレゼント応募のきまり
    • いつもはスルーしてるページなんですけど、今週は4コマが面白かったんですよ。懸賞の中のオススメを紹介するものなんですが、プロジェクターの使い道が親父のAV、という結構ギョッとする開幕から引き込まれます。そしてオチも見事でした。ジャンプでは非常に貴重な4コマが楽しめるページなんですが、今週は特によかったです。
    • どうでもいいけど、今マガジンって4コマが3作品も連載してるんですね。極端に分かれすぎやろw
  • ハイキュー!!
    • センターカラーは3年ズ。おさげ潔子さんが尊い。佐伯潔子さんもいいけど、やっぱり本家もいい。潔子さん最強説。
    • 本編。今日もカップルがかわいい。笑ってる1コマしか出番ないけど、多幸感ある。
    • 旭さんサーブ。“80%…” と心の中でつぶやいてる場面のバトル漫画っぽさすごい。いや、別に現実でもあることだと思うんですけど、数値化されるとバトル漫画連想してしまう。なんだろうな、この感じ。なんだかんだいって数値化するバトル漫画好きなのかな。
    • サクサクと点が進み続けるんですけど、日向の囮に釣られてる描写がチラッと入る感じとかイイですよね。今までの蓄積があるから最低限の描写で「日向やるじゃん」ってなる。
    • んで、相手校の意地。“そこは「俺が取る」って言ってほしいよね 3年的には” というやり取りの直後に意表を突いたツーを決めるのが別の3年、ってのがイイ。ただ単にツーを決められるでも「くそぉおおお!」ってなって楽しいけど、そこ前にちょっとしたやり取りを入れることでドラマを感じる。
    • 影山とツッキーの無言会話。ツッキー勝手に決めつけてキレてて笑った。そしてそれは合ってるw 影山のコミュニケーション不足、意志疎通不足問題を感じる場面ではあるけど、無言で会話が成立する程度にはコミュニケーションが取れてる、というバランス。伸びしろですね(ホンダ)。
    • そんな1年のすれ違いを予期してたのが大地さん。烏野の3年もスゲェんだぜ、というドラマですよね。繰り返しになって申し訳ないけど、ホント1話単位の完成度がヤバイ。そして、そっからのスガさんinでエンド。センターカラーが3年押しだったのはこういうことだったんですね。
  • 約束のネバーランド
    • 扉。笑顔の子供たちの集合図。最終回感あって少し笑った。ただ、よく見ると、ノーマンがいない。エマが中心であることを考えてもこれはノーマンから見た視点ということなんでしょう。
    • 本編。レイのママに対する “ババァ!!”。ちょっと笑った。やっぱババァって言葉は生理的に好き。まむちゃんイズム。このレイのババァ呼びは単なる蔑称ではなく、ママの存在ががグランマに近づきつつある、ということを暗に示している可能性もあるのかな。若干コジツケ感あるけどw
    • エマ怪我、ノーマン出荷。ということでレイが燃える。ママに捨てられたことで吹っ切れたってのもあるのかもしれません。レイが珍しく熱血です。めっちゃ能動的な発言を繰り返す。やっぱババァが発端のような気もする。
    • エマとノーマン。自身の出荷は二の次で計画のことを喋るノーマンと、「そんなことよりテメェの心配しろよ」なエマ。そんなエマを察知してノーマンが凹む、というのが印象的ですね。あくまでもノーマンが凹むスイッチはエマ。そっからやっと生への執着が生まれる。単に死にたくない、ではなくエマと一緒にいたい、という気持ちが強いんでしょうね。
    • そんなノーマンのイビツさに気づいてるのがレイ。逃がしたいけど、ノーマンにその意志がないのが最大の問題。エマも狂気抱えてるけど、やっぱ一番の狂気はノーマンだよね、というのを再認識しました。半見開きの今週の決めシーン、ノーマンが右手に持ったコップの水面にノーマンの顔が映り込んでる。カメラ、コップ、顔という位置関係的にあり得ないショットだと思うんですけど、そんな違和感があるからこそ印象的に見える、とうい感じなのかな。当然ノーマンの二面性を象徴してるのでしょう。こういうショットをさらっとやってのけちゃうのは本作の強みですよねぇ。
  • 食戟のソーマ
    • ソーマパパの無茶振りに動揺するえりな様。えりな様のギャグ顔好きだわぁw ひょっとしたら一番好きなトコかもしれん。
    • 連隊の件を知らされる十傑たち。もも先輩が将棋をしてるのが印象的です。ももの歩!!(言いたいだけ)
    • そんな十傑の中で、すっかりオモチャとして定着してる叡山先輩。いいなぁ、愛されキャラすぎる。対決の時から顔芸を突き詰めてるキャラでしたけど、オモチャにされても顔芸、という新境地開拓。「なんだかんだ言ってもお前ら仲良さそうだなw」って感じ、この手の敵幹部集合シーンの魅力の1つかもしれない。敵で不気味だし、怖いんだけど、ちょっとほっこりする。
    • 場面はソーマくんたちに戻るけど、今回のメインはえりな様。えりな様覚醒回でした。無言で無茶な料理に付き合わされることで、えりな様の呪縛が解ける。これはうまいですね。なるほど度高い。このルールを誰が設定しましたか、って話なんですよ。じぃじの愛を感じる。
  • 『ぼくたちは勉強ができない』
    • 2話目なのでセンターカラー。今後唯我くんがカラーをもらうことはあるのだろうか。
    • サブタイは、「天才の憧憬は[X]である」。Xシリーズが続くようですね。容疑者が献身するしかない。
    • 本編。学園のかわいこちゃんツートップに囲まれて羨ましがられる主人公。そして、「よく考えたらメッチャかわいいやんけ!」となる主人公。結構ココってポイントだと思います。『ニセコイ』や『ゆらぎ荘』に比べてもかなり露骨に羨ましがられてるし、役得を認識してる。まぁ、「なんで教育係なんてやらなきゃいけないんだ」という文句を言い続けるのは無理あると思うので、むしろ誠実だと思いますけどね。設定的にそりゃそうやろ、というバランス。
    • “精神的ハードル高え” という今週のキーフレーズ。ぶっちゃけ少し飲み込みづらかったです。おもしろフレーズを頑張って絞り出してる感。言い回しを変にこねくり回しすぎてる感というか。こねくり回すのは文系ちゃんの個性だと思うので、唯我くんは普通でいいと思うんですけどね。
    • 重箱チクチクするようですけど、文系ちゃんが “ちょっぴり気持ち悪い感じの顔色だったけど大丈夫かなって” ってセリフ、なんだかとっても国語力低そう。コンセプト的に違う気がする。「感じ」って避けた方がいいって昔習った気がするよ。あの教えがあるおかげで、見事「感じ」を連発するブログを書くようになりました。
    • そして、ターン制で、「この子実はめっちゃ良い子やんけ!」となる。まずは文系ちゃん。理系を目指す理由は星が好きだから。死んだ母親の星を探しちゃう、からの星に興味が。死んでも星になんてならないよ!!と言うのはいくらなんでも野暮かな。ワタシは『プリンセスと魔法のキス』で号泣したことがあるのであまりツッコめない。
    • ただ、ただですよ。先週の感想と通じるんですけど、3年のこの時期まで志望学科のボロボロな成績を放置してた問題。先週の段階では「3年になって急遽目指すようになったのかもしれないから文句は言えないけど……」という感じだったんですが、全然違った。小さい頃からずっと星が好きだったそうです。それなのに3年まであの成績だったのか。才能が文系に全振りなせいで超苦手ってのは分かるけど、基礎もまったく出来てないってのは才能とか苦手とかそういう問題ではないと思うの。マンガ的な誇張ってのは分かるけど、ちょっと乗れないなぁ。
    • この問題に関しては、理系ちゃんもまったく同じです。「小さい頃から」とは明言されてないけど、数年前から文系を目指してたっぽいのは確かだと思います。まさか2人ともとは……。意地悪な言い方だけど、目指してるとか言いながら3年であの成績は怠慢だろ、って思っちゃう。
    • 意地悪な物言い続けると、ボードゲームで勝ちたいから心理学ってのも何だかなぁ、と。むしろ持ち前の理系スキルでカードカウンティングを極めてポーカーでボロ儲けしようぜ!!とか言いたくなる(追い出されます)。
    • ただ、“私に勝つおつもりですか” この勘違いギャグは面白かったです。あの場でああいう発言をしたら相手がどういう風に受け取るか、というのが彼女が理解できてないんですよね。ギャグでありながら、文系が弱いという表現にもなってて二重にうまい。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • 職員室。オールマイトとその他先生のやり取りがなんか新鮮でした。ここまでのボケ&ツッコミが繰り返されるのは珍しいのかな。ありそうなもんだけど。他の先生たちデク大好きだな!!って感じするけど、多分オールマイトの逆言いたいだけな気もするw
    • オールマイトはサーと会うの気まずいけど、ミリオ曰くサーはいつもオールマイトの動画見てる。めっちゃ嫌われてるって感じではなんですかね。ちょっと意外。顔も見たくないとかそんなノリを想像してたんですが。
    • んで、校長がすすめてた後継者はミリオで確定。「ミリオと見せかけて実はー??」みたいな深読みも出来たと思うんですが、ミリオ。思わせぶりな語り方されるとファンが必要以上に深読みしちゃう、っていう現象ですね。ちょっと分かる。
    • サーは笑いが大好き。とにかく笑ってるオールマイトと共通点が1つ見えた気がします。そして、ミリオが登場の度にクソつまらない(失礼)ギャグのようなことをしてるのはこのせいだったのか……と合点。
    • 『トリコ』ばりの読者投稿。まぁ、『トリコ』ほど量産はせず、コンテストの受賞作だけ採用って感じなんでしょうけど。とりあえず、痴女やないかい!!と思った。サーのセクハラを疑ってしまう……と思ったらハケ水車してるし、デクは帰ったら通報しろよ。
  • 鬼滅の刃
    • 善逸の語りでスタート。可愛いしのぶちゃんの元で機能回復訓練してくると炭治郎とイノシシマンはげっそりして帰ってくる……というエロしか連想させない説明。完全に搾り取られてる。何の機能を回復させるんですかねぇ……
    • んで、善逸が訓練参加。訓練内容はベッドイン&お座敷遊びなので善逸おこ。キレるのは分かるが、問答無用でブン殴るのはやりすぎだw
    • エロパワー無双をするが、カナヲ嬢には勝てない。何やっても勝てない。反射速度が違う。目が違う。炭治郎は鼻、善逸は耳、イノシシは触覚、ということで次は目、視覚なんでしょうね。視覚特化からの反射速度となると、予備動作を見極めて次の動きが読めるとか……ってこないだ『歪』でやってたなw
    • ロリたちにモテる炭治郎。マジかよ。いよいよ善逸に殺されるんじゃないか不安になる。まぁ、アレか。モテる理由は長男だからか。長男だから子供に慕われるんだろう。
    • んで、ヒント。1日中スーパーサイヤ人で過ごす。炭治郎ちゃんが不良になっちまっただ!!とチチが嘆くヤツですね。セル戦の前のアレ。
  • 火ノ丸相撲
    • センターカラーは火ノ丸くんの勝利を迎え入れるダチ高一同。ホタルがいないのは治療中だからか。
    • 本編は迎え入れられる天王寺くんで始まる。扉と対になってるようですね。扉の使い方こんなんもあるのか……と驚きました。
    • んで、ダチ高。喜びまくる一同の中1人だけ決勝を見据えてピリピリしてる火ノ丸くん……を誰よりも早く察するレイナ様。やるやんけ。一歩引いたトコにいるからこそ気づける、ということですね。やっぱ佐伯ポスターのドヤンキーとは違うw
    • マダオ土産選べてない」かと思ったら「まだお土産選べてない」でした。ちょっとビビった(どうでもいい感想)。
    • ということで、レイナ様が違和感に気づく。ヘラヘラの正体、問題に気づく。気づいたキッカケが大好きなお兄ちゃんの情けない発言ってのがイイですね。お兄ちゃんの背中を叩いて「何言ってんのじゃボケ」って今までのレイナ様だったら絶対に出来ない。明らかにダチ高相撲部に入って変化してる。すなわち成長ですね。
    • んで、レイナ様の啖呵によって気合いを入れ直す一同、というのを盗み聞きしてた火ノ丸くんとハカセ。ここで「今出たら気まずいから少しジッとしてようか」ってならないのがイイですね。聞かれてたことに気づいたレイナ様が恥ずかしがるけど、1ページぶち抜きで赤面ショットを描いたりしないのがイイですね。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 扉。魔法少女こゆずちゃん。なんか狭霧の時にこんなんありましたね。「別の作品始まってんですけど……」みたいなヤツ。
    • タヌ子じゃなかったら絶対にパンツ見せてたポーズ、構図だと思うんですけど、パンツはパンツでもカボチャパンツなのでセーフ。結構こういうトコは気にしますよね。「ガチロリやないか!」というネタは仕込まないミウラ師匠有能。
    • 猫が妙に凛々しくて可愛い……とか思ってたんですが、本編読んだら夜々だったw 言われてみれば表情とか面影ありますね。
    • 本編。ニチアサ魔法少女を堪能するこゆず&夜々。こないだ雪だるま作ってる風のネタが仕込まれてましたけど、仲良いんですね。どうでもいいけど、“ななるんのまさかの裏切りには痺れた…!” というプリキュアの内容が気になるw
    • んで、変身。ぽこるんとややるん。夜々がノリノリなので笑った。めっちゃ夢中やないかw
    • てか、ぽこるんとややるん、独特のグルーブあってイイですね。特にややるんが小ネタ的におもしろ行動してて超かわいい。狭霧たちを狙ってる時にはぽこるんのシッポにしがみついてるし、ぽこるんがコガラシくんに叱られてる時は座布団の上でくつろいでるし、朧のターンではコガラシくんの足の裏をチョンチョンしてるし、呑子先生のターンではぽこるんと抱き合ってるし。やだ、猫って可愛い……と痛感した回でありました。そーいや、猫神様も背景でちょっとした動きしてるのが可愛かった記憶あります。そういうのがうまいのか。
    • んで、ぽこるんの変身コレクション。仲居さんは茶巾縛り(違)。ちょっと「アグネスココヨー!!」という感じあってヒヤヒヤしました。まぁ、パンツのようなものが見えてますけど、描き込みが明らかにチカラ抜いてるんですよね。ただの線でしかない、というノリ。
    • 狭霧は裸にリボン。「プレゼントはわ・た・し(ハート)」というマンガとかで見たことあるヤツですね。驚くほどに似合ってて笑った。そして、よく見たら乳首まったく隠れてないw ぽこるん配慮が足りなすぎる……
    • てか、狭霧のリボン姿に偶然バッタリしたコガラシくん、というリアクションが超小さいコマで処理されてて笑った。そこはテキトーかよw
    • 朧はシックスナイン。コガラシくんに顔面騎乗するのは過去に何度も描かれてきたことだと思うんですけど、逆にコガラシくんの股間に女性キャラの顔が近づく、というのは結構珍しいことだと思います。朧が “おお!” と喜んでて笑った。まぁ、よく考えたら子作りするには一番大事な部位なワケですので、興味津々なのは当然ですかね。
    • あと、シックスナインの時に、コガラシくんのトランクスの隙間からチンチラしそうでハラハラしました。多分だけど、ややるんの位置からは見えてたと思う。しかも、脚とケツの境目が丁寧に描き込まれてるのとか笑うわ。男女問わず丁寧に描き込むミウラ師匠、ジェンダーフリー!!(どこがだ)
    • んで、呑子先生。セーターの伸縮性やばい。ハルクのズボンかよってレベル。むしろ、あの後コガラシくんが抜けたらセーターだるんだるんになっちゃうんじゃないか、と不安。あとやっぱマネして抱き合ってるぽこるんややるんの姿がクソ和む。
    • んで、ドロドロな3人が揃っての人物画の課題。当たり前のように幽奈さんが参加してるのがなんかイイ。けど、幽奈さんを描いた雲雀ちゃんは提出しても「誰この三角頭巾……」ってなるよねw
    • コガラシくん絵うまくてステキー、とはなるけど、誰も呑子先生に協力を求めないのが笑える。コガラシくんは絵に困ってないし、困ってるドロドロ三人衆は絵に興味ないw
    • てか、コガラシくんと雲雀ちゃんの絵がすげぇいいバランス。コガラシくんの絵は確かにうまいけど、なんか違う……という感じあるし、雲雀ちゃんのはいい感じにヘタクソ、という説得力ある。あと、コガラシくんの絵が発表される時の「バーン!」は絶対笑い誘ってると思うの。
    • んで、大オチ。スケッチしやすいように裸にぽんぽこるーん。1人だけ奥を向いてる雲雀ちゃんは単行本でも乳首が出ない。逆に残りの2人は出る……が、それと同じ理屈で煙が消えるんだったらコガラシくんの股間の煙も消えるはずだと思うんですよ。今度の単行本ではチンコ解禁決定や(違)。まぁ、マジレスすると、スケッチボードで股間は隠せばいいと思うんですよ。位置的に近いし。なのにわざわざ煙で隠したってのはやっぱりギャグ感を出すためだと思うんですよね。コガラシくん股おっ広げてるし。
    • んで、ぽこるん説教タイム。“えーハダカなんて何回も見られてるのに…” という言い訳が自然と出てくる環境に笑った。確かにそうだけどw
    • こないだの雲雀ちゃんを励ます呑子先生もそうなんですけど、今回の年上として反省するややるん、というのもちょっと感動した。“夜々がちゃんと止められればよかった…” と反省してるんですよね。振り回されてるようだったけど、ちゃんと年上として、保護者として振る舞うべきだったという自覚があった、という。なんかこの年上感がイイんですよねぇ。やたら丁寧なんですよねぇ。その後、言い訳を続けるぽこるんに目で謝るよう促してるのとか、超感動する。やべぇ、ややるんメッチャ大人やん……。んで、ぽこるんの謝罪を受けたら笑顔で受け入れるコガラシくんもめっちゃステキ。からの、魔法少女に変身するトコ見てみたいです!” とフォローに入る仲居さんね。さすがすぎる。年の功を感じる。てか、マジで急にいい話すぎてビックリですよ。マジなんなの、最高やんけ……(この2ページだけ)
    • んで、オチ。保護者責任ということで、ややるんが罰ゲーム。ケツからシッポが生えてるのがすげぇエロいと思います。シゴきたい。
    • それを受けて大オチはコガラシくん。今日はコガラシくんのチンコネタ多いですねぇw それと見た一同のリアクション、呑子先生と朧だけ喜んでて笑った。
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • 最終回です。カラーではなく、大増ページ。カラー行くと思ったんですけどねー。
    • 最終回は、わたりんモノローグで開幕。性格がうんこなワタシとしては「先週の目次コメントがなかったらもう少し感動できたな……」と思ってしまいました。そう思った一瞬後に「うんこ野郎だな……」と落ち込む。
    • ついに語られるわたりんの思惑!!みたいに大々的に迎え入れるのもいいけど、今までのドラマが根底からひっくり返るような真実が明らかになるワケではない。「まぁこんなんだよね」という感じ。ただ、そういう極端に劇的ではないバランスが本作らしくてイイんだと思います。
    • 最終回はとにかく、わたりん。徹底的にわたりん。最終回ってオールスター興行になりがちだと思うんですよ。とりあえず主要キャラ全員顔出しさせようか、みたいな。だけど、本作はわたりん。ほぼ全てのコマ、わたりんの視界の中の出来事なんですよね。せっかくの大増ページだけど、ものすごくミニマルな視点。今まで数話にかけてエピローグを描いてきたのが活きてます。この一見地味とも言われかねない、ミニマルな感じは本作らしいですねぇ。現行最も地味な主人公だと思われるつっちーを擁する作品なだけあります。
    • ということで、ラストダンスが始まるところでエンド。静かだけど独特の味わいのある、個性的な最終回だったのではないでしょうか。……あっ、ラストダンスじゃねぇか。ラスト大会だ。
    • とにかく静かな最終回。去年はとにかく大型作品が軒並み終わった1年でして、大がかりな最終回に対して少し慣れが発生してる状態だと思うんですけど、そこで本作みたいな最終回はかなり沁みたのではないでしょうか。そっこー打ち切りでもなければ、ジャンプの看板級の超大型作品の最終回でもない、というのは意外と珍しかったんですよね。多分『ものの歩』以来。ただ、『ものの歩』よりも人気も連載期間もあるのは明らかだと思いますので、やっぱり異例だと思います。
    • 繰り返しになりますけど、エピローグ突入でカラーやるんだったら最終回にカラーあげろよ、とは思ってしまいますw
  • 左門くんはサモナー
    • 左門くん転校。一瞬でも「まさか本作も終わるのか……?」と思ってしまった自分が恥ずかしいですw
    • ということで、怒濤の『トリコ』パロディー。ベヒモス先輩との食い合わせの良さ異常ですねぇ。ここまで丁寧かつ徹底したパロディー回を見ると「左門くんもジャンプを背負うギャグ漫画なんやな……」と妙に感慨深い気持ちになりました。パロディー回やって初めて一人前というのは極端ですけど、ギャグ漫画らしい風格を感じます。
    • てか、出オチ的なパロディーかと思ったらめちゃくちゃ手数が多いんですよね。しかも、そのどれもが気が利いてる。「そうそう『トリコ』ってこんなだよなw」というツボを見事に押さえてると思います。修羅ックマとかうますぎるでしょ。もちろん五連釘パンチも爆笑だったけど、修羅ックマは「こいつ『トリコ』分かってやがる……!」という感じある。捕獲レベルが控えめな感じもいいですよね。『トリコ』への敬意なんだと思います。
    • サンマグロ。“説明フワフワすぎて全然味のイメージ湧かねえ” も笑った。『トリコ』あるある。んで、やってみたら意外とできちゃう特殊調理食材。食運無双な感じも懐かしいなぁw
    • んで、極めつけが、“あと1つってとこかな”。よく見るとちょくちょく普通のメニューが入ってて笑う。あと、この場面で「お前は トリコ?」を敢えてやってないのがまた絶妙ですねぇ。
    • んで、転校についてクソオチ。クソオチだけど、よく見返してみると、てっしーが気にしてたベヒモス先輩とブーやんってのはバンドのメンバーだからフリとしては丁寧なんですよね。そして何より、左門くんが柄にもなくカッコつけまくった言い回しをしてるのはバンドモードに入ってるから、というのがまた納得なんですよね。
    • そして、“それから後 暫くお弁当を作ってくれない九頭龍くんであった” というオチ。ただの夫婦じゃねぇか、という感じで最高です。
  • 銀魂
    • ジロチョン今週はかっこいいターン。まだ語る過去があるとは少し驚きました。オールスター興行だから顔出すだけでも全然成立するのに、しっかりすぎる回想が入るとは。当然それはお登勢の過去でもあるので、非バトルキャラであるお登勢にもスポットライトが当たる、という見事なバランス。
    • んで、辰羅は集団戦術が得意、ということを口酸っぱく描いてからの、ジロチョンの配下たちが見せ場。歌舞伎町の王なワケですから、1人で戦うだけじゃないのは当然ですよね。下にいっぱいいるから王なんですよね。かっこいいバトルを繰り返してるだけのようだけど、ちゃんと流れがあってドラマになってる、ってのが見事ですよねぇ。こういう理屈の付け方、超一流だと思います。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 投稿標語が『君の名は』ネタなので、扉も丁寧すぎる『君の名は』パロディー。例の階段ですね。いい感じに木漏れ日が当たってるのが似合わなすぎて笑ってしまう。本編とは関係ない部分でこんなんをサラッとやってのけちゃうのはさすがですねぇ。
    • 本編。バレンタインでごわす。予知夢さんの話。下駄箱に食べ物入れるのって汚くね?というのは正論すぎますね。リアルにやろうとしてる人がどれだけいるかは知りませんけど、やめた方がいいと思うw
    • 衛生問題をクリアするためのはずの宝探し方式が中二思考を刺激して効果抜群、というネタは笑った。これはうまい。こういう作戦がうまく行くことで笑えるって結構すごい。
    • んで、ラブレターが思わぬ形で暗号文になって盟友エンド。「わ」と「た」を抜く暗号文なのに、抜くのが3ヶ所しかなくて笑った。暗号文としては出来が悪すぎるw(暗号文ではありません)
  • 『歪のアマルガム
    • サブタイは「草葉の陰で髑髏は笑う」。クサバだけに!!(うーっくっくっく)
    • 予備動作を見極めるんだけど、自我がなくなったからノーモーションで読めない、って部分がちょっと飲み込みづらいです。意識がどうこうじゃなくて筋肉の動きとかを見てたんじゃないの? 人体じゃなくなったから動きが読めない、とかのが分かる気がする。
    • 不老不死のボスキャラって倒し方をどうするかって問題があると思うんですけど、本作の「ブラックホールでどうや」という結論はなかなかよかったと思います。納得度高い。まぁ、よく考えると「射出ってなんだよ!」とか、「化け物になっちゃった悲哀がドラマなのにアッサリ射出かよ!」ってなるんですけど、不老不死問題に関してはフツーに納得しちゃいました。
    • そして、回想の中にぶっこまれるバレンタインエピソード。ま、まさか本作が時事ネタを放り込んでくるとは……。マジで感動しちゃいました。最近のジャンプは時事ネタ不足が深刻ですからね。打ち切り作(おそらく)が時事ネタに気を回してくれるとは。
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • 夏休みということで、遠出。なんだけど、今回のスゴイ。ページをめくる度に超展開で笑わせてくれる。7回あるページめくり全てですよ。すげぇ、コンセプトを徹底してる……。
    • てか、北斗のヒゲが雑すぎて笑った。なんで口髭だけ伸びるんだよw
    • 話が進むに連れて北斗の心が死んで、リアクション役が零一だけになるの面白いですね。ツッコミ放棄すんじゃないよ。北斗が死んでるから余計に零一が焦る、という加速度的な笑いが素晴らしいです。
    • んで、ハチに保護されてハッピーエンド……かと思ったらハチが真っ黒になって何かムカつくw
  • 『オレゴラッソ』
    • ストライカーはフィールド上で唯一ゴールから逆算して動く存在。バンバは何も出来ない&バカなのでたまたま逆算してました、という話がうまい。奇しくもストライカーの資質を備えちゃったワケですね。バンバが都合よく頭よくなったりせず、バカなまま、バカだからこそ輝けた、という理屈が見事。
    • そんなバンバの逆算に対して最も恐ろしさを感じるのがゴールキーパー。。先週までに恐怖は染み着いてるワケですからね。そこに逆算という新たな要素が加わることで、「いよいよヤベェな」という存在感が生まれる。展開が丁寧ですよね。ちゃんとサッカーやりながら理屈もドラマも丁寧に用意しててスゴイ。
    • んで、バンバちゃんシュート。ここはアクロバット大喜利みたいな部分ありますけど、まさかのソバット。やっぱ絵的なカッコよさ、空中での止め絵のカッコよさってのは本作の魅力ですねぇ。サッカーの常識外の発想なのが絵1枚でパッと分かる、ってのがイイじゃないですか。
  • 『デモンズプラン』
    • 「腕2本に戻っちゃってるじゃないですかww」とか笑ったんですけど、よく考えたら初見殺しの技だから不意打ちを狙ったのか。意外としたたかですね。
    • んで、案の定ドンドン生える腕。最終的には8本です。さらに倍してドン!
    • 腕が8本になっちゃうと絶対後ろの方の腕とか使い道がないと思うんですけど、多分見た目のインパクト優先なんでしょうね。そういうの、嫌いじゃない。そもそも4本腕の時点で結構怪しいよねw
    • んで、合体技。風で飛ばされつつ傷つけてもらって鎧をパワーアップ。理にかなってますよね。せっかくの鎧なのに顔丸出しじゃアカンよ、とか思ったし、ロブリオンさんも的確に顔狙ってたけど、これはデザイン的な問題なのかなぁ。割とこの手の鎧における顔隠すかどうか問題ってのは根深いですよね。本作に限らずいろんな作品で見られる問題だと思います。映画ゲームマンガとかいろいろ思い浮かびます。まぁ、あと、本作の場合は頭部から大量に出血したら死んじゃわない?という理由もあったんだと思います。危ないよね。
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。今週のかわせんりきさん。アイドルとベーゴマに興じておりました。アイドルに○ンコ巻きさせられるのも超投稿生の特権(やめなさい)。
    • 今週の蝉麿。結構引っかけ的なキャラの配置が多いのが特徴です。過去の傾向から「ココじゃない?」というトコに別のキャラが顔を覗かせてる。屋根の上とかが顕著。んで、本物は駄菓子屋の奥から顔を覗かせてます。右端、「新感覚」の「新」と「感」の間の左。
    • ケミストリな人々
      • 草を得た獣さんの、う○こ。作戦としては理に適ってるんだけど、机上の空論で実際には逆効果、という負の連鎖っぷりがヤバイ。リアリティーというか説得力がある。
      • かわせんりきさんの、先生のルーティン。ああぁあああ、これは笑った。ここまで複雑なルーティンの先生はいなかった(気づいたことはなかった)けど、こういうやたら特徴的な先生ってありがちですよねぇ。すげぇ分かる。先生も死ぬほど繰り返す行為だからルーティンが生まれちゃうのも分かるんだけど、生徒もそれを死ぬほど見るワケでそのうち気になるようになっちゃう。このルーティンを完コピできたら3年間通用する一発ギャグになると思うw
      • ようかさんの、「おはだけ」。もっと料理がうまくなれば脱げるはずだ……と必死に料理の勉強とかし出したら超かわいいw
      • SABOさんの、目次コメント。ジャンプあるあるという視点も素晴らしいし、「勿論漫画家じゃないアイツ」という言い回しの妙もあって見事すぎる。こういうね、あまりスポットライトは当たらないけどあるあるってのは指摘されるだけで笑っちゃいますねぇ。
      • 照りさんの、甘いモノ苦手アピール。人間には2種類いて、バレンタイン直前に甘いモノ苦手アピールするヤツと、甘いモノ好きアピールをする2種類。ワタシは前者ですねぇw 予防線って意味もあるし、勝手に恥ずかしくなっちゃう。
      • 高野豆腐さんのイラストネタ、ドッジボール。これまた学校あるあるとして強度高いw かわいい子だから嫌われたくなくて、という場合もあるけど「うわっコイツめんどくせぇ」って理由で避けられる場合がある気がする。後者だと空気が悲惨なことになります。
    • 0の幸式
      • 小双葉虫さんの、ああああ。ゲームの名前、めんどくさいですよねぇw めっちゃわかる。最近はキャラメイクとかもあるのでホント困る。デフォルトのまま始めようかと思うけど、このネタみたいな事態が怖くてしばらくゲームが始められない。
      • せんべえさんの、カラオケ。採点があまあまだっただけ、というオチ。徐々に恥ずかしくなってく感じがイイですね。周りのみんなも「アイツすげぇ喜んでたけど……」って変な感じになるw あと、やっぱこのコーナーはネタに数字が入ってると味わいが増して好きです。
      • ほくほくほくろんさんの、通販。納得して買ったし満足もしてたんだけど、事故的に知っちゃう悲劇ですよね。リアル店舗の買い物だと買った後はその商品の値段確認しないけど、通販だとつい目に入っちゃうことが多いってのが罠ですねぇ。
      • カフオレさんのイラストネタ、肉まん。あるあるネタとしても楽しいんだけど、イラストの魅力が後押ししてる感じがあって好き。2つの絵がリアル寄りとデフォルメ多めでギャップになってますし。
    • ぼんやり食物連鎖
      • 最終回。立人さんの手塚治虫がコーナー全体のオチになってて笑った。これは校長の仕業だろw
      • ユーリさんの、サラマンダー。「マウスで描いた?」みたいなぼんやり感あるんですけど、うまいこと特徴を捉えてて超かわいい。なにこれ萌える。
      • モンハナシャコさんの、超巨大プリン。シンプルすぎるプリンに太陽を添えるだけで「超巨大」という要素が加わるマジック。
    • 新コーナーのおしらせ
      • 自由なコーナーと、スク女いじり。前者は数学が苦手だった人にとっては朗報かも。自由すぎてどんなネタが集まるか想像できないんですけど。後者はツイキャス見てないとスク女のキャラ分からないだろ!とか思いつつ、このコーナーを通じて彼女たちのキャラクターを伝えていこう、という校長の策士っぷりですね。
    • ツイキャスのまとめ
      • ジャンプ作品の裏話が聞ける過去配信の日付を紹介。なるほど、これは大事。そのうち作者登場……とか妄想しちゃいますねぇ。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 大金をもらっても卑しいと思われるのが嫌で素直にもらえない磯兵衛。このダメ人間の手本みたいな感じ、すごい分かるわぁ……。悲しいけど分かる。共感はできるけど、好感度が低いという例(最近個人的に考えてたテーマ)。自分の中にあるけど見たくない部分を体現してくれちゃってる。
    • んで、逆わらしべ長者。本の段階から磯兵衛が完全に諦めてツッコミ放棄してて笑った。本と牛を交換する時の磯兵衛の顔と姿勢がヤバイw
    • 鉄腕DASH』0円食堂ばりに、出会った一般人が集結して大団円。1日しか経ってないのにみんな大成功してる、という雑さである。医者になった子供の雑描写とかホントひどいw
  • 次号予告
    • 目新しいのは『食戟』のweb人気投票の結果発表でしょうか。web投票いいと思うんですよねぇ。もっと広まってほしい。
    • あとは、『鬼滅』がセンターカラー。既刊全巻重版記念だそうです。めでたいですねー。
  • 目次
    • 間違い探し。3つ中2つが文字ネタってどうなのよw 担当者の悲鳴のような気がする。

というわけでお陰様で完走です!読者の皆様とキャラ達に感謝を!さて次何描こう?
(『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』)

    • 尾田っち「また一緒に連載しましょう。すぐ」

有名人にお会いした。セパちゃん。ジャニオタさん。ヒゲちゃん。感動した。
(『ONE PIECE』)

    • やだこのコメントtbsラジオ臭い……
    • この中だったらセパちゃんが一番羨ましいです。シカマンの頃からファンです。

JC2巻ゲットした?我々は既に3巻の制作に着手している!お楽しみに! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)

    • 出水先生の謎テンション。

筒井先生連載開始おめでとうございます! 最近はオセロにはまっています! <俊>
(『食戟のソーマ』)

    • 新連載名物、人間関係が見える目次コメント。筒井先生はココと繋がるのか……なんか意外。
    • そして、ボードゲームネタを入れてくる佐伯先生の有能っぷりが怖い。

佐伯先生にねずこ描いていただいた…!嬉しい〜!そわそわが止まらない!
(『鬼滅の刃』)

    • ねずこは佐伯先生からしても「やりやすかったで」という案件だと思う。

VR、カメラで翻訳、線画に自動着色…どんどん未来になってきて震えてます
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

少し休めた年末年始で、Siriさんと仲良くなりました。今も関係良好です。
(『歪のアマルガム』)

    • えっ、Siriって使用量とか内容によって関係性が変わるの? そんなんハマりそうで怖いわ……(泥ユーザー)。
  • 愛読者アンケート
    • 大問1は新連載について。「セリフまわしが面白い」の選択肢があって少し意外。そこポイントだったのか。
    • んで、大問2は少年マガジンとサンデーの連載で読んでるヤツ。重箱ですけど、「サンデーとマガジン」じゃないんですね。個人的にはこの順番なイメージが強いんですが、序列が変わったのか。とりあえず『生徒会役員共』が大好きです。10周年&映画化おめでとー。

 総括です。
 今週の文字数。ちょっとエグすぎて現実を直視したくないです。こんなに長いのも全部佐伯先生のせいや……。
 てか、マジでうちのブログ全部読もうとしないでね。数字見たらホント申し訳なくなってきた。

 今週のベスト作品。今週はホントなら最終回だったアレにしたいんだけど、困ったことに大ハマリした作品が他に複数あるから困る。まぁ、とりあえず、佐伯先生のポスターかな。
 作品じゃないとダメだっていうなら、うーん……『ブラクロ』。
 次点は、初回としての魅力が充分だった新連載、最終回としての個性が作品の個性とリンクしてて良かった『競技ダンス』、怒濤の『トリコ』パロディーが最高だった『左門くん』、そしてなぜかチョコを渡してた『歪』ですね。この順で。

 では、最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こちらは次点から。

  • レイ 『約束のネバーランド
    • とにかく感情をむき出しにするレイが魅力的でしたね。子供らしい一面が見えたような気がして可愛く思えてくる。元々レイは好きだったし、3人の中でも一番好きだったと思うんですけど、今回またグッと好きになっちゃいましたねぇ。
  • レイナ様 『火ノ丸相撲
    • ダジャレではないです。たまたまです。
    • 単にレイナ様覚醒回としても感動的なんだけど、兄離れという要素も少し扱ってて良かったですねぇ。あと、もちろんポスターとのギャップも最高ですw

 今週のベストキャラはこの人。

  • ややるん 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 猫モードがすげぇ可愛いってのもあったんですが、それだけだったら次点レベル。本当によかったのはラスト、こゆずに対して年上としての責任を感じるトコですよ。一緒になって遊んでたけど、保護者として振る舞うべきだった、と反省してるのがもう最高でしょ。あのアイコンタクトとかもう……。
    • 先日の呑子先生の時にも少し思ったけど、ミウラ師匠は自身のキャラクターたちに自己投影したり、感情移入してるのではなく、親心のようなものを抱いてるんじゃないですかね。だからたまぁーに出てくるこういう場面が異常に輝くし、得も言われぬ説得力が生まれてるんじゃないでしょうか。

週刊少年ジャンプ2017年12号の感想 - 北区の帰宅部

with‥―第6回東宝シンデレラ写真集

with‥―第6回東宝シンデレラ写真集

トリコ 43 (ジャンプコミックス)

トリコ 43 (ジャンプコミックス)

君の名は。 B2ポスター 2017カレンダー 壁掛け

君の名は。 B2ポスター 2017カレンダー 壁掛け

セパタクローボール 緑

セパタクローボール 緑

『生徒会役員共』411話の感想

『生徒会役員共』410話の感想 - 北区の帰宅部

 前回の記事に「来週はフツーの本編ないかもよ」とか書きましたが、ありました。フツーにありました。まことに申し訳ありませんでした。ごめんね。

  • 目次コメント
    • 劇場版はすごいボリュームらしいです。楽しみですね。短めのネタが無数にあってすごいボリュームなのか、長編的な話がしっかりあってすごいボリュームなのか、気になります。
  • バレンタイン4コマ
    • バレンタイン直前のマガジンの特別企画。連載中の4コマ作品、3作品が巻頭カラーに描き下ろしです。マガジン4コマが3作品もあるってスゲェな。読んでみたらどれも作風全然違うし、4コマって奥が深い‥‥
    • とにかく『生徒会役員共』のカラー4コマ。バレンタインは先週の本編でやったのでどうなるかと思ったら、会長とウオミーの友チョコ。先週のウオミー登場ネタより後の話になるんでしょうね。まぁ、整合性とか無視の番外編でも全然いいんだけど。
    • ウオミーのチョコに会長が動揺してエンド。あそこまで動揺したのは、多分チョコの中身がタカクリームと思ったとか、あるかもしれない。もしくは、友チョコが嬉しくて下ネタが飛んでくる心の準備ができてなかった、とか。
    • ウオミーと絡むとどうしても受けに回ってしまう会長かわいかったですね。ボケられてリアクション役に回りがち。どのキャラと絡むかでパワーバランスや立ち振る舞いが変わるのってイイですよね。キャラクターの深みに繋がると思います。
    • ちなみに、カラー企画に参加の他の2作品は4コマが2本あるんですが、『生徒会役員共』は1本だけ。ちょっと残念ですね。まぁ、大御所だからね‥‥という風に解釈しておきましょう。
    • カラー複製原画のプレゼントあるらしいですよ。
  • 劇場版のおしらせ
    • 「全ラ」の再放送が決まったそうですよ。復活も少しだけ匂わせてますね。ワタシは聴いたことないんですが、これを聴いてみるのもアリかもしれない。聴き方わからないけど、多分ブラウザ上で聴く感じですよね。
  • #411
    • フツーに本編あります。カラーでの4コマがバレンタイン回の後日談のようなノリなので、先週の段階でバレンタインをやっておきたかった、ということなんでしょう。的外れなこと言っちゃってすみませんでした。
    • 扉は小山先生。なんというか、目が虚ろですね。垂れ目がちというか。雰囲気が違って見えます。まぁ、扉で小山先生見ることが少ないので、そういう違いかもしれないんですが。
    • 小山先生に付されたアオリが「ド○ン○イじゃない方の先生です!」。一瞬わかんなかったです。なんか難しい専門的な用語かと頭を抱えてしまいました。が、多分ドヘンタイか、ドインラン。横島先生、散々な扱いである。ただ、大体あってるw
    • 1本目はまさかの先週の1本目とシンクロ。トイレに行きたいアリア。週を跨いだ続きモノとかは全然ありますけど、こういう繋がり方をするのはかなり珍しい気がします。すげぇ新鮮でした。トイレに対するアリアの意識の高さというか、こだわりの強さを感じます。「どんだけトイレ好きなんだよw」っていう。
    • 2本目は横島先生と小山先生のいつもの漫才‥‥かと思いきや轟さんが乱入してきてビックリしました。珍しい組み合わせ。まぁ、轟さんの下ネタレベルの高さを考えたら横島先生と絡むのも不思議ではないですねw
    • フリとなる横島先生の下ネタ発言に対してツッコミ放棄でスルーしてる小山先生。慣れたというか、「またか‥‥」みたいな領域に達してしまったかw そこに轟さんが入ってきて、いよいよ看過できない事態に、というボケの加速っぷりが楽しいです。轟さんがボケ、横島先生がそれを肯定し、小山先生がやんわりと否定、という構図。ボケとツッコミという単純な構図にはなってないのがイイですね。この3人のネタ、また見たいかもw
    • 七条邸でのアリアと出島さん‥‥と思ったら橋高さんがツッコミ!! マジか‥‥直前の轟さん乱入もそうだけど、それ以上にありそうでなかった3人目、という感じが素晴らしいですね。橋高さんあんなツッコミらしいツッコミできる人だったのか。「そこまでですぞ!!」という唯一無二のツッコミワードが魅力的すぎる。かわいい。
    • 出島さん、毒味と称してアリアにキスを迫って‥‥という4コマ目、よく見ると迫ってきた出島さんに対してアリアが引いてるように見える。効果線が3本あるだけですが、多分引いてると思う。先週のネタもそうだけど、シンプルにキスしようとする(される)ってのにはアリア弱いのかもしれませんね。
    • 再びアリアと出島さん。今度は生徒会の3人も同席。出島さんの新作ケーキに対してアリアが、「出島さんの腕で口に合わないものなんてないよ」と言ってるのが印象的でした。下ネタ言い合ってるイメージが強すぎるけど、こういう当たり前に信頼してる感じ、そしてその感情を照れもなく言えちゃう感じ、すごく良い。理想的な関係な気がする。
    • からの出島さんの下ネタに、まさかのアリアツッコミ。タカ兄からツッコミの不出来をツッコまれてて笑った。橋高さんのツッコミもそうだけど、今週は意外な役割が多いですね。てか、生徒会がいない普段のアリアと出島さんの会話はこんな感じのまま続いてるんでしょうね。下ネタだけど何だか微笑ましいw
    • ウオミーと森さん。そーいえば、森さんってバレンタインどうしたんだろうか。先週のウオミーの様子からして、タカに渡すチャンスはなかったと思います。わざわざ渡しに行く、という感じもしないんですが、森さんのバレンタインネタってものすごい勘違いを生みそうでちょっと興味あるw
    • ウオミーのハグが減ってることに気づく森さん。このコマの百合妄想喚起っぷり凄いと思います。ハグがなくなって逆に意識するようになる森さん‥‥みたいなのが容易に浮かびました。本編はまったくそんなことないんですがw
    • んで、ハグが減った理由がオチ。呆れながらツッコミを入れる森さんがステキでした。割と勢いよくツッコむことが多い人だと思うので、余計にマジで呆れてる感があったと思います。
    • てか、2コマ目でウオミーが読んでる「昔の小話」という本が気になる。もしもこれが「北風と太陽」だったらハグの自重がウオミーの作戦ってニュアンスが出て面白いんですけどね。
    • ラストページはまさかの8コマ。次回への布石。まさかまさかの映画化である。アニメの劇場版を踏まえたネタとしか思えませんね。ひょっとしたら高校生クイズキングの時みたいに長期スパンの話になって、最終的にこの映画編が終わるのは、リアルで劇場版が公開される時期になるのかもしれない。
    • 映画の話を持ち込み。「えっ ナオちゃん!?」って驚きましたけど、そういえば、昔も映画のネタでナオちゃん出てきましたっけね。忘れてた‥‥。
    • 映画の主人公&ヒロイン役を生徒会に依頼。映画部の役者不足が深刻ですね。まぁ、見てくれのいい人を映したかった、みたいな感じかもしれません。ナオちゃん充分かわいいと思うけど、作中における評価は分かりません。
    • 最初は断るも、タカ気遣いが発端でヒロイン争奪戦に。来週に続くのである。放送部のラジオドラマとかを思い出しますね。それのグレードアップ版という感じか。誰も選ばないとか、3人とも選ばれるとか、無難に会長、とか想像できますけど、ラジオドラマの時はアリアが選ばれたんでしたっけね。そう考えると、意外とガチで答えが出るのかもしれない。順番的にスズが有利な気もするけど、映画であることを考えたらタカスズの身長差は避けたい問題かもしれない。まぁ、そんなリアルなことが出てくるかは少し怪しいんですけど。
    • 各最下段における会長。映画に出るのは恥ずかしいと断る時と、タカの相手役やりたいと名乗り出る時、両方とも同じように頬を染めてるのがおかしいですね。逆にアリアは名乗り出るときはサッパリしてる。スズは、スズヘッドで見えないw ‥‥ひょっとした断る時は平常で、名乗り出る時だけ頬を染めてるのかも。

 ということで、終わり。カラーだったり、映画ネタだったり、なんだか忙しい週だったと思います。いや、マジで本編で映画の話になるとは思いもしませんでしたよ。メタ視点はほとんど入らない本作ですけど、何とかして劇場版にちなんだ話を盛り込んできてる感じありますね。
 話的に衝撃的だったのはラストの映画で間違いないし、『生徒会役員共』の作品史的にもかなりの大ネタになる予感なんですが、橋高さんのツッコミもかなり衝撃的でしたw ちゃんと橋高さんにしか出来ないツッコミになってたし、もう最高じゃないですか。

『生徒会役員共』412話の感想 - 北区の帰宅部

週刊少年ジャンプ2017年10号の感想


 ちょっと無難な感じで。最速打ち切りはどれだ、みたいなのは意地悪なのでやめた。てか、やってる人いそう。まぁ、これもやってる人いそうだけど。
 せっかくの6連弾なので何かやりかった、というのが本音です。
 過去にヒット作を持つ作家の新作はたとえ20週打ち切りでもカラーはもらえることが多いので、そっちのが断然有利と判断しました。なので、新人3つはまとめちゃいました。ファンの方はごめんなさい。

 先週の質問(長くなります)。
 当ブログの長さについて。票数10行くか行かないかかと思ってたら、まさかの31。えっ、多い……。ありがとうございます。ちょっとした学級会みたいな規模です。質問内容的にブログ読者しか答えないと思うので、それが31もいたというのは驚きです。かなりの収穫。今後の参考になります。
 逆に考えると、当ブログの読者だけで31のポテンシャルがあるなら、今までの票数少なかったヤツは一体……という話ですね。無視されてたw そうか、つまらなかったか。まぁ、分かる。
 回答内容。長いことに対して肯定的な人が圧倒的多数。ワタシとしてはもうちょっと意見がバラけると思ってたのでホメ票の多さに驚きました。基本的には非常にありがたいんですが、この手の質問を自分でして、ホメを集めてご満悦、というのはちょっとオナニー臭いので反省もあります。ぶっちゃけ、他人がこういうことしてたら「チンコにティッシュついてんぞコラ」とか思ってしまうw 好意的な人がこんな多いとは思ってませんでした、二重に申し訳ないです。
 割と関心が高かった選択肢としては、「読み飛ばすからどうでもいい」。投票した人がどのような意図を持っていたかは分からないので勝手に解釈するのもアレですが、個人的にはこの意見はありがたいです。興味ないトコは読み飛ばしてほしい。逆にいうと、読み飛ばされてもいいからどーでもいい話をしたいw
 1人だけいたのが、「実は長くない」。毎週2万字も書いてるんですけどォォォォ!!とか思いがちですが、多分これは「読み飛ばす」との複合なんだと思います。これも勝手に解釈するのはアレなんですけど、例えば『ONE PIECE』の感想だけ書いてるブログとかあるじゃないですか。やっぱ掘り下げた話も多いですし、結果的にボリュームたっぷりの記事になると思います。それに比べたらウチの『ONE PIECE』感想は非常に貧弱、という話なのではないか。多分そうだと思います。「3万書けや」とかだったらつらいw
 結論。31票も集まったので、今後も当ブログについての質問はしてみたくなったんですが、ホメ票を集めてシコシコ、みたいなことにはならないように気をつけます。この投票機能、誰がどれに投票したとか、自己申告しない限り絶対わからないから好き勝手に入れていいんですよ。

 はい、ジャンプ10号です。早くも2ケタ突入です。早すぎて意味わかんないんですけどw

週刊少年ジャンプ2017年09号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • まさかのルフィ。ここでまたルフィかよ。タイトルは「ようこそゾロ」。もう5分の1が終わったワケですけど、こんなんで大丈夫なの? グランドライン突入で背表紙企画完結、とか全然ありそうw
    • まぁ、今回が前回の予想よりも前の場面だったので、もう予想で新しいことは特にないです。
  • 表紙
    • 新連載。6連弾の1発目。勉強モノということで、黒板をバックに主要キャラが揃い踏み、というもの。新連載の表紙って基本的につまらなくなりがちなんですが、そのことを踏まえるとまぁ及第点的な感じなのかもしれません。「どうやら勉強するらしい」「かわいこちゃんで勝負するらしい」という2点が伝わればいいんじゃないでしょうか。伝わってると思いますよ。
    • 両ヒロインに付けられた「機会仕掛けの親指姫」「文学の森の眠り姫」という二つ名。おとぎ話モチーフとか……と少し落ち込みました。ありきたりってのは別にいいけど、この手の作品だと『パジャマな彼女』で見たことある。マジ見たことある。
  • ドラクエ10』ver.3.5のおしらせ
    • いつになるか分からないver.3.5だけど、期待はしてるのです。そろそろver.3の物語も終盤ですからね。まぁ、終わりに向かってる感がないというか、ボスとかが見えてないんですけどw
    • やっぱ一番気になるのは神獣でしょうか。どう見てもカムシカです。フウラちゃんがライドオンして微笑ましいドラマが繰り広げられること必至です、ありがとうございます。てか、フウラちゃんさぁ、今年のバレンタイン企画に参加してないじゃないですか。マジ萎えたわ。誰に投票したらええねん。
    • てか、風の領界。フウラちゃんは出てくるはラグアスくんは出てくるわ、という激萌え領界なんですよね。ちっこい2人が神獣と戯れてるだけでいいから早く入れてくれよ。あーあと、アンルシアも出てくるっぽいんだっけか。いや、嬉しいんだけど、その影響でフウラちゃんの出番が減るのはマジ勘弁ですよ。たのんます。ただなぁ、超久々のアンルシアとの共闘とかあったら多分感動しちゃうわw
    • 領界のビジュアル的に気になるのは、遠くに見える大きな翼でしょうか。あれがナドラガ神の翼になるんでしょうね。炎が頭、氷が背骨、闇が……なんだっけ? あかん、マジで忘れてもうた。ついでに水も分からん。アプデ感覚が長くなるのはある程度仕方ないとは思うけど、ストーリーとかこういうの忘れてしまうのは困るんですよねぇ。テキストで軽いあらすじは振り替えれるけど、全然足りないし。
  • 読者プレゼント
    • まさかの『イッテQ』。このクソパロディーの餌食になるような人気番組だったんですね。ある意味すごい。このページがすごいワケではない。
    • コスプレ的な要素はイモト、宮川、手越の3つ。若干の謎チョイス感ある。手越だけコーナーじゃねぇし。まぁ、コスプレしやすいって意味では分かるけど。
  • 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
    • 新連載でごわす。『ニセコイ』のスピンオフ描いてた人なんで『ニセコイ』の正当継承者感あると思います。まぁ、『ニセコイ』が終わった直後に始まった『ラブラッシュ』にも「もろ後釜やん……」とか思ったんですがw 一応関わりの強さでは本作の方が強い。てか、どいつもこいつもヒロイン2人おっ立てて、って手法取ってますね。どんだけ好きなんだw これも『ニセコイ』の功罪……と言うにはありきたりな構図か。
    • 先週も書いたけど、スピンオフ任された作家がこういう形で抜擢されるのはなんかイイ話ですよね。この考え方でいうと、『ハイキュー』が終わればレツ先生が帰ってくるのか。『ハイキュー』早く終わってくれ……とは言いづらいから複雑。
    • スピンオフという話でいうと、筒井先生が担当した『ニセコイ』のスピンオフ、期間限定で全話公開中だそうです。全話とか太っ腹すぎて笑った。全全全話。どのくらいの話数あるか知りませんけど、一気に読み切るのも結構大変だと思います。ジャンプ本誌は一度買えば逃げないんだから、無料公開の『マジパテ』読んだ方がいいんじゃない? 全話無料とか凄いじゃない。
    • 巻頭カラー。開幕1コマ目に登場する父親の写真、光が反射して顔が見えない。こういうのって大体後に明らかになる重要な意味があると思うんですけど、そこまで重要なの?と不安になる。せっかくのカラー、せっかくの開幕1コマ目なのに、不自然なんですよね。
    • んで、カラー扉。文学の人の方が大きい……とかいう感想、なんか『ニセコイ』を思い出すなぁw 特に初期の頃。
    • すげーどうもでいい話だとは思うんですけど、男主人公が持ってる単語帳「12×14=」がすげぇ気になる。単語帳ってそういう使い方するの? 意味なくない? 暗記するものでもなければ、暗算する必要もない気がするんだけど。まぁ、ワタシは受験に関する知識が乏しいので、ちょっと自信ないんですけどね。ひょっとしたら「こんくらいは暗算できるようにしておこう」みたいな考え方が一般的なのかもしれない。
    • 本編。先週の予告の感想で書いた主人公の名前問題。「唯我独尊モチーフじゃ『ワールドトリガー』と丸被りだよ!!」と不安がってたんですが、ちょっと違いました。唯我成幸でした。よかったw
    • とにもかくにもメガネ。主要キャラ3人のうち2人もメガネという異常事態なのです。まぁ、このメガネは勉強の象徴なのは明らかですよね。ガリ勉、みたいなイメージも強いと思います。そういうイメージをビジュアルだけで伝えてるワケですね。
    • 逆に、3人中1人の非メガネが気になってくるワケですよ。非メガネは文学得意の眠り姫。リアルな話すると、授業中に居眠りする際、メガネは非常に邪魔です。メガネをかけたまま寝ようとすると、寝る格好がかなり限られます。ワタシの場合はオデコに手を当ててうつ伏せ、という感じでした。起きるとオデコが赤くなります。どうでもいいですね。
    • じゃなくて、非メガネ。なぜ彼女だけメガネをかけてないのか。勉強が得意ならかけたっていいじゃない、という話ですよね。彼女だけかけてないのは文学が得意、という点と関わってくると思います。今回の描写から察するに、彼女は文学的センスを圧倒的に持ち合わせてる、というニュアンスですよね。決して勉強して手に入れたものではない、というのが窺い知れると思います。“とにかく埋めないと…!” と言って書いた小論文が完璧な内容だった、という場面が顕著だと思います。彼女にとってはテキトーにやったものが100点の回答だった、という感じ。とにかく、文系はセンス、というイメージが強いと思います。本作に限らず、そういうイメージを持ってる人は多いのではないでしょうか。ワタシもそうです。ただ、実際はそんなことないと思うので、文系科目が得意な人に対して努力してないみたいなイメージを抱くのは失礼なので気を付けましょうね。マンガの中なら大丈夫だけど。
    • てか、そんな文系ちゃんの小論文を読んだ教師が “おっふ!!”。それは『斉木』やろ。ジャンプに連載する挨拶的なことなのかもしれないけど、そうだとしたら使い方ちょっと違うし。まぁ、もちろん「おっふ」が『斉木』の専売特許とは思いませんけど、やっぱジャンプでこの3文字を見るとどうしてもw
    • 「いい小論文で読んだら号泣するもんなの?」とか、「10分で書き上げるとか速筆スキルの方がやべぇんじゃね?」とかそういうのはこの際置いておこうよ。
    • 主人公はガリ勉。メガネはやっぱりガリ勉の象徴。理由は特別な推薦をもらうと大学にタダでいけるから。主人公は貧乏なので超欲しい。ガリ勉なのは分かる。そんな彼の前に現れた2人の天才が邪魔で仕方ないってのも分かる。ちょっと無理あったのは男友達にノート作ってあげてるトコですよ。すべては推薦のために、という人だったら友達のために余計な時間を割くのはおかしいよね。ちょっと「彼は教えるのが得意ですよー」という説明のための説明になってる気がする。まだ彼が自分用に作ったまとめノートが超わかりやすいので、男友達が「今回も見せてくれよー」とか言ってた方が自然だったと思う。ノート作ってあげるにしても、人に教えた方が理解が深まるから、みたいなあくまでも自分のためにやってる、みたいなネタが欲しかった気がする。
    • まぁ、とにかく教育係に任命。ここらへん「とにかく設定なんで急いで説明しますね」みたいな駆け足感ある。まぁ、1話はある程度仕方ないと思うけど。頭でっかちというか、ゲームでいうチュートリアルパートみたいなダルさある。まぁ、チュートリアルの段階で「もうダメだ これクソゲーだわ」って判断を下す人はいくらなんでも早漏だと思います。本作もそう。説明がかったるいけど、「こりゃ2話以降も期待できないな」という風には思わない。1話がヘタなだけだと思います。スタートダッシュしない作品が駄作とは思いません。割とどうでもいい部分。特にワタシの場合はどんなにクソだろうとどうせ来週以降も読むワケですし。
    • 説明要素以外でちょっとキツかったのは女の子の方の変人ネタみたいな部分かな。特に文系の子。変人設定が上滑りしてる印象ありました。文系オバケだから言葉遣いが変わってたり、やたら凝った比喩表現をするってことなんでしょうけど、イマイチだったかなぁ。ひょっとしたら一番のマイナスここかも。他はまぁ難癖みたいなもんですし。
    • ということで、文系オバケは理系、理系オバケは文系志望。なので教育係が必要。そのまんまの意味で捻りの部分。たしかに面白い、何でも80取れる器用貧乏みたいな主人公にも存在価値が出てくるし、天才とバカは紙一重という感じも楽しい。得意科目と苦手科目がある、ってのは学生なら誰でも身に覚えがあることだと思うので、それを極端にデフォルメした設定は共感できる部分も大きいと思います。ただ、こっからまた難癖付けます。いや、高三までこの状態でいて「理系(文系)の大学に行きたいの」はちょっとワガママじゃない? 逆の科目が得意って設定にごまかされてるけど、本人には苦手科目の方しか興味がないワケで、それを高三まで放置したのは無理がある。意地悪なこと言うけど、いくら苦手だろうとある程度のレベルまでは頑張れば何とかなるもんですよ。所詮は高校ですもん。それに対して教え方が悪いとか、“やっぱりあなたも見捨てるんじゃないですか” とか言って怒るのは完全に逆ギレ。得意科目を捨ててそのザマってのは主人公の立場だったらムカつきますよ。宝の持ち腐れ。その宝が欲しくてどれだけ苦労してきたか、って話。
    • まぁ、この難癖に関してはワタシが早漏な可能性もあります。てか、結構濃厚。今後、高三のこのタイミングで苦手な大学を目指すことになった、みたいな事実が明かされたらこの難癖はすべて泡に帰ります。無意味。逆にいうと、そういうのがなかったらいよいよ本作ヤベェぞって話ですね。設定のための設定で無理がありすぎる、ということになります。ないと思うけど、万が一そうだったらマジで、救えねぇ……(急にコアラ)
    • オレは難癖を付けるのが第一になっているのではないか、みたいな疑問が我ながら浮かぶんですけど、主人公が彼女たちを見捨てなかったことを示す例のまとめノート。苦手な人にも分かりやすくって割にはどの参考書にも載ってそうなことしか書いてない気がするんですよね。あんなもん塾とか予備校行ったら初回の授業で教えてくれるよ。あんなんで感動するのはチョロすぎる。教育係の前任者なにやってたん、ってなっちゃう。
    • ただ、我ながらやっぱり難癖すぎる気もするんですよ。「文句ばっかり言ってるけどここで説得力ある勉強法を提示されてもお前興味ないだろ!」って言われたらアウトですし。ぶっちゃけ興味ないです。「なんか頑張ったから彼女たちにも伝わるノートができたんだよ」という抽象的な理解で全然いい気もします。まぁ、できないが理解できる主人公ならではの答え、みたいなのが見れれば最高なのは間違いないんですけど。うーん、判断に困る。
    • んで、疑似プロポーズ。連載中の作品だと『ゆらぎ荘』がそうだと思うんですけど、1話で疑似プロポーズする話って結構好きなんですよ。好きなジャンルと言ってもいいかもしれない。ぶっちゃけ、告白に勘違いされるように無理矢理言い換えてるのが露骨だったりするんですけど、それを越えるくらい好きなパターンだったりします。なんだかんだイイもんですよ。疑似プロポーズは。まぁ、やっぱり告白に勘違いさせる強引さは目立つので、見開きでの赤面ありがとうに付いていけない……ってのは少しあった。「でっ……でけぇぇぇ!!」って驚いてしまった。感動とコマの大きさが釣り合わなかったw
    • ラスト、唐突すぎる風呂シーンで爆笑してしまった。やっぱアレだ。結論としては、1話作るのが得意じゃない。設定の説明とかゴテゴテしてて説明書みたいだったし、そのせいで感情や感動が全然付いていけなくて見開き赤面シーンは割とポカーンでした。そんで、最後の最後になって「やべぇエロい場面も入れとかなきゃ!!」って焦ってシャワーシーン入れた、みたいな印象です。マジでチグハグだったでしょ。各要素、各設定、各説明がそれぞれで完結しちゃってて、他のものと特に結びつかない。箇条書きみたいな印象なんですよね。物語の流れとしての感動とかが生じない。
    • それぞれが説明で終わってるのでキャラクターの魅力とかが特に見えてこないってのも大きかったと思います。ビジュアル的だけでかわいいとかはそりゃ人によってはあるんでしょうけど。そんな話運びとしてのチグハグさ、キャラクターの描き込み不足というのがラストの風呂に現れてたと思うんですよ。噛み合ってないから「急に裸!!」ってなっちゃう。
    • まぁ、前述した通りですけど、チュートリアルだけでそのゲームを判断するのは早漏って話ですよ。1話のイマイチだと2話以降もイマイチになるとは限らないし、本作はマジで1話が極端にヘタなだけだと思うので、来週以降が本番だと思います。
    • 1話って作るの難しいんだね、となぜか思い知らされたそんな週でした。これから6本も新連載が続くワケだし、1話という難関をどう処理するか、というポイントに着目してみるのは楽しそうですね。本作ほど四苦八苦してゴチャゴチャーってなっちゃう作品はそうないと思うけど、多分どれも難しいんだと思います。説明ばっかりでゴチャゴチャする部分をうまくごまかすのが勝負なんだと思います。
    • ……あっ、今思い出したけど、親指姫と眠り姫のくだり完全に放置設定でしたね。やっぱ設定のための設定、説明のための説明なんですよ。常時寝不足とか、低身長コンプレックスとかいかにもマンガチックな話なんだからいくらでもネタに出来ただろうに。
  • ハイキュー!!
    • 開幕から例のカップル。今週もクッソかわいい。てか、天井サーブの恐ろしさを理解してるってやっぱこの2人経験者だよね。天井サーブって端から見たら「あんなゆっくり上がってる球くらい取れよー」ってなりがちだと思う。
    • んで、天井サーブ2本目。これまた失敗。失敗にいちいち理屈を付けてくるのが『ハイキュー』クオリティー。2本目を打つ直前に実況が烏野コーチの説明を入れてくるんだけど、この場面でコーチが “見上げると周りが見えなくなるから声な” って言ってるんですよね。んで、2本目のレシーブ失敗のトコを見ると、視野が狭くなってるのが分かる。声による確認も遅い。そのため失敗。
    • 3本目。取るこた取ったけど、完全に崩されて失点。影山おこで笑った。「高ければあとは何とかするんで」っていうのは影山なりの譲歩なんだろうけど、ブチギレにしか見えないw
    • 4本目。後頭部が透明化するという突然の演出。効果の1つは「こっから姫川くんの視点ですよー」ってのがあるでしょう。頭が真っ白になった感、烏野の守備を見てビビった、集中してる頭の中に雑念が入った、みたいな感じもあるのかな。んで、味噌なのがそのコマに映ってるノヤ。舌ペロしてるんですよね。まぁ、よくやるヤツだと思うんですけど、3人中1人だけペロっとしてるのはやっぱ目立つ。気になる。んで、ビビった姫川くんのサーブは吸い込まれるようにノヤの元へ……という流れですよね。んで、パニクってると相手はもう走り出してて、もう思考が追いつかない、というのも見事ですね。
    • ちなみに、解説が言ってたオーバーとアンダーのレシーブについての解説を踏まえて2ー4本目を見返すのもなかなか一興ですよ。
  • ONE PIECE
    • ナミ組とチョニキ組が合流。バラバラに動いてたのがドンドン集まってきますね。本章もいよいよクラマックスに近づいてきてる感あってワクワクします。
    • ブルックサイド。どうやらプロメテウスに結構な有効打決めてたらしい。「ブルックやるじゃん」と思うと同時に、あくまでもソウル相手には超強いってのが強調されてる感じなんじゃないですかね。どうでもいいけど、太陽が絆創膏自分で貼ってるのなんか可愛いw
    • んで、マムとプリンちゅわん。プリンちゃんフツーに三つ目でした。やっぱあれは真の開眼ではないんですね。まぁ、当たり前か。
    • マムの口から結婚式での襲撃について語られる。これでレイジュに話した襲撃計画はウソ、の線が消えました。いや、マムの記憶操ってたら……みたいなの考え出したら残るんですけど。記憶操作はマジでキリないんで、考えるだけ無駄です。と、ワタシは思う。無駄は言い過ぎだけど、そこまで面倒見れない。
    • 幹部会議。ニワトリがニワトリのままで笑った。やっぱ戻れないのかしら。それとも予断を許さない状況だから一番強い状態を維持してるのか。何かがキッカケで戻るとは思うんですけどねぇ。
    • ルフィとナミの脱獄の噂はウソ……というウソ。どうやらマムの恐怖政治の弊害っぽいです。自ら言っても殺される、言わなくてもバレたら殺される。この2択だったら後者を選びますよね。万が一でもバレない可能性に賭けたくなります。少しでも長生きできる方、ってのもあるし。
    • ラストはサンジの弁当。あっ、やっぱこれをルフィに食べさせる感じか。腹ペコのルフィはあんなんじゃ足りないと思うけど、そこらへんどうなるんですかね。気持ちでお腹いっぱいになるタイプとは思えないんですよw
    • 弁当に手つけただけで蹴られちゃう人、ちょっとかわいそうよねw サンジと知らずに手出したワケだし。そんな彼の “ここで…何してる……!!!” がサンジに響く。サンジの背中を押すのが思わぬ人の思わぬセリフってのが面白いですね。彼としては別になんてことはないセリフなんだけど、サンジにしてみれば「ここじゃねぇだろ!」みたいなことを言われてるように感じてしまうワケでw これはいいサブタイだったなぁ。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • センターカラー。先週ラストのオーバーオールさん(違)。すごい意地悪なこと書きますけど、表紙にある『ヒロアカ』センターカラーのお知らせのところには「インターン戦白熱&JC12巻発売記念」って書いてあるんですよね。嘘乙w
    • 本編。インターンなんて始まらず、手の人が極道くんとご挨拶。極道くんはオールマイトと先生の不在を機に成り上がろうと狙ってました。組織運営なら慣れてるから任せとけ、というノリですね。手の人には悪いけど、正直ちょっと分かる。悪のカリスマとしての資質はあるかもしれないけど、今後ヴィラン連合が大きくなればなるほどまとめるのが難しくなりそう。まとめるノウハウってのは今までに培ってきたものとは別な気もせんではない。
    • んで、こじれる。ヴィラン連合が巨大化する流れになるのかと思ったら、ヴィラン業界はヴィラン業界で大変、という話でした。これで極道くんの傘下に入るんだったらこっちもインターンって感じになりますね。意外とあるかもしれない。
    • 磁石の人の話。意外なんですけど、この手の作品でオカマが「なんか見た目が面白い人」だけじゃない扱いでした。マイノリティーとしての被差別がヴィラン道に繋がっていった、みたいなドラマが垣間見えていい感じ。
    • いい感じかと思ったら死んでもうた。マジか。触ったら?傷つけたら?穴あけたら破裂、って感じなんですかね。触ったら破壊という手の人とよく似た能力だと思います。ヴィランは一撃必殺系の人多いなぁ。これよく先生に奪われなかったよな、と少し不思議になってくるレベル。まぁ、よく考えたら雄英にも能力消す人とか、返事したら動き止める人とかいて充分チート級ですねw
    • トゥワイスさん、仲間を殺されておこ。珍しく素直なことしか言ってない。結構仲間思いな人なのかしら。
  • 鬼滅の刃
    • 本編前にコラム。結構ちょくちょくやる感じなのかな。嬉しい。ただ、今回のは柱の簡単な紹介なだけでコラムとしての個性はまだそんなに感じない。単におさらい。表紙以降読み始めた人も少なくないと思うので、そういう層をこぼさない意図かしら。
    • 扉。しのぶちゃん……じゃなかった。今回も見事に間違えてしまった。そうだ、しのぶちゃんの部下がめちゃんこ紛らわしいんだった。
    • 最近は本作の扉、割と大人しいですよね。その回のキーパーソンのイメージショットみたいな漠然としたものが多くなってる気がします。まぁ、一時が凝りすぎてただけとは思いますけどねw あんなんがずっと続くのを期待するのはちょっと酷だと思う。
    • 霞柱の人、石をチマチマぶつける。あれが彼のバトルスタイルなのかは分かりませんけど、とりあえず霞感はないので多分違う。どうでもいいですが、個人的には『バビル2世』思い出します。あの石とばすヤツ。
    • 炭治郎に対して下っ端部隊ブチギレ。いいですねぇ、ああいう目立つ部隊から離れたら急に本音を爆発させてくる感じ。人間味のない人たちかと思いきや、とんでもないw
    • んで、入院。と思ったら善逸いた。懐かしいなぁ、あのやかましい感じ。「女の子だらけでよかったじゃん」とか思ったけど、気の強い子はやっぱダメかw
    • そして、久々のイノシシマン。寝たきりなのにイノシシ被ってて笑った。そんなんを無視してガチ感動してる炭治郎。やっぱりこの2人は感情がすれ違うのである。
    • 単なるギャグかと思ったけど、イノシシマンは落ち込んでるからイノシシ被ってるのかな、みたいな余地があって面白いですね。顔見られたくないとか、1人になりたい、みたいなのが窺える。
    • 決め顔でねずこ寝不足。ちょっとココらへんは狙いすぎてる感あると思う。自分が面白いのに気づいちゃった感。もうちょっと「これ狙ってやってんの?」って不安になりつつ爆笑、ってバランスが好きなんや。もうちょっと抑えてほしい(ワガママです)。
    • んで、しのぶちゃんの機能回復訓練の宣言でエンド。おおっ、修行だー。ポニョ、修行シーンすきー! まぁ、修行の他にリハビリもあるんでしょうけど。
  • 食戟のソーマ
    • 説教されても喋り続けるソーマくん&えりな様。はよ黙れやw
    • タクミくんの研修。“サラサラの金髪が艶っぽいじゃないか〜” “けっ ハーフねぇ… なぁんか気取ったツラしてやがんな” ってあるから、タクミくん坊主になってるのかと身構えちゃったw 短髪でよかったです。たしかに坊主はやりすぎですね。
    • まぁ、とにかく選抜でのふがいない結果に割とマジで精神的にヤバそうだったタクミくん。自己破壊に走るってなんだか自傷行為みたいで不穏な感じあります。そこらへんソーマくんとの違いか。
    • んで、そんな燃えるタクミくんの姿を見て、ようやくスイッチが入るソーマくん&えりな様。タクミくんはソーマくんに合図送ってるのに、ちゃっかりポーズ取ってるえりな様がかわいいw
    • 自分のチーム内での無言コミュニケーションが取れなくて困ってたけど、相手チームのタクミくんとは目と目で通じ合う、ってのが味噌よね。「リーダーがワケ分かんないアドリブで来るならアドリブで返すまでやで」という回答例を見せられたワケで、それがソーマくんたちにとって取っかかりになる、ってのも結構理屈の通った話だと思います。
  • 『ブラッククロバー』
    • センターカラーはノエルのバストアップ。寒い中で水出したら、出したそばから凍るのかな、とか考えてしまう。最近ホント寒いっすからね。寒い上に風強いから地獄ですわ(地域差ある話をするな)。
    • 本編。命乞いするカズレーザーと断固拒否するアスタ。このノリ楽しいなぁ。「あんなベタな命乞い意味ねぇだろ」って思うんですけど、それに対して全力すぎるアスタの回答で笑ってしまう。相手の強さを認めてるから抜かない、ってのもアスタなりに筋が通った話なのもイイですね。一応考えてた。
    • んで、カズレーザー。ファナにケンカ売って返り討ち……を頂く。確かにああいう形で迫られたら対抗策思いつきませんね。なかなか合理的な作戦だと思いますよ、カズレーザー。さすが高学歴芸人(違)。
    • カズレーザー復活。手がツメになってるのちょっとカッコイイ。
    • んで、アスタが覚醒してエンド。ピンチになったら覚醒ってのはクッソありきたりで安易な展開ですけど、今回の場合、魔女王が何やら悪さしてるということで、うまいこと理屈付けてると思います。
  • 火ノ丸相撲
    • 天王寺くん戦、最後の攻防。決まったかと思ったら天王寺くんが最後の投げを仕掛け、火ノ丸くんの左腕が悲鳴をあげたと思ったら……というね。サポーターのところから「ビキッ」って音がした時は割とマジで絶望しました。そんな左腕で最後の最後の執念を見せる、というツイストが最高ですね。天王寺くんが投げられながら投げてきたということは体勢が変わったということなので、それならば左腕の置き場所も違うよね、という感じでとてもイイ。引きの作戦の時もそうだけど、「まさか……」と騙してくれる。まぁ、引きの時よりもケガがある分、マジで騙されちゃったんですがw
    • んで、決まりの見開き。改めてですけど、2人の体格差やべぇな。火ノ丸くんちっこい……というのを痛感させられるけど、そんな火ノ丸くんが投げてる、という快感。
    • 「次号、新章突入!!」らしいんですけど、新章なの? フツーに決勝じゃないんだ。ちょっと想像がつかない。決戦前のあーだこーだが入るのかな。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 扉。呑子先生のマンガを読む朧と解説する呑子先生、そして覗き込む仲居さん。そんな横で寝てるネコとタヌキ……という幸せすぎるゆらぎ荘の日常風景という感じが最高すぎるのである。多幸感……
    • 本編。サブタイの通り今週は「狭霧さん」のターン。ver.2.0に突入した『ゆらぎ荘』ですけど、メインキャラを丁寧に一巡していく形なんですね。
    • ファミレスで女子会。幽奈さんの前にだけ水が置かれてなくて泣ける……。
    • 雲雀ちゃんに感化されてザキミヤさんも告白するのかと思ったら違った。よく考えたら告白未遂の件知らねぇわ。
    • とにかく、ザキミヤさんが何か言い出そうとしてることをいち早く察知する雲雀ちゃん。まだ何も起きてないのにわちゃわちゃリアクション取るのが雲雀ちゃん、何も気づかずにパフェを堪能するのが狭霧さん。似てるようで全然違うのがイイですね。
    • ということで、雲雀ちゃんと狭霧さんのコンボ。雲雀ちゃんが何かに気づいたことを勝手に告知する狭霧さん。地雷原にズケズケと突っ込んでいきやがったw いい迷惑ですね。空気悪くなってて笑った。
    • 報告会。こうして比べてみると雲雀ちゃん頑張ってるな。「自覚しました」な幽奈さん、「ごめん私も」なザキミヤさんに比べると一歩動いてる。一歩目で転んだけど。そして、いちいち何も知らない狭霧のリアクションが味わい深い。リアクション要員として理想的すぎる。能動的な参加者としてのリアクション役が雲雀ちゃん、受動的な観察者としてのリアクション役が狭霧さん。いや、ホントは狭霧も参加者なんだけど。自分の気持ちに気づかない、認めないという旧態依然なスタンスなのである。そこがいいじゃない。
    • どこまでもマジメな幽奈さん&ザミキヤさんに対して、リアクションがいちいちギャグ感全開な雲雀&狭霧。ザキミヤさんにブチ切れる雲雀ちゃんにトイレで1人シャウトする狭霧さん、それぞれ笑ったわ。すげぇ笑えるんだけど、言ってることは何も間違ってないのがまたイイ。幽奈さんが恋心を自覚しちゃって、話が、作品全体がマジメになりすぎるかと危惧してたんですが、そのマジメさはキープしたままギャグも放り込んでくれる雲雀&狭霧。マジ有能。
    • んで、神出鬼没のコガラシくん。「お前だけは近づいちゃイカン」というサスペンス。ただでさえパニクってるのに余計な仕事が増えてしまった狭霧さん同情するわw
    • 修羅場の方は幽奈さんが切り出して勝手に解決。ということで、オチはやっぱり狭霧さん。リアクションは雲雀ちゃん。これ立場が逆だったら、狭霧が「まぁ事情があるのだろう」って察しちゃうからダメなんですよね。あの状況で雲雀ちゃんがリアクションだから笑える。修羅場がやっと落ち着いたと思ったら狭霧テメェ何やっとんじゃボケ、というワケでw
    • 次週、連載50回記念バレンタインSPポスターです。こないだやった「1周年で表紙くるか」予想レースの結果として受け取っていいのか非常に困る。いや、1周年とは言ってないけどさ。仮にだとしても、表紙でもない、センターカラーでもないという結果に困惑を隠しきれないのである。新連載6連弾もあるし、表紙ないのかな……
  • 銀魂
    • 次郎長のターン……なんだけど、ギャグかましてきて笑った。あんなにカッコよく登場したのにw マンビラとの親子漫才おもしろすぎるだろ。ジロチョンw イメージダウンだけどイメージアップだわ。やっぱこういうシリアスとギャグの緩急がうまいよなぁ。両極端すぎるのになぜか成立しちゃってる。フツーだったら全部が台無しになってもおかしくないですよ。まぁ、2人が当たり前のように親子らしいやり取りをしてるってのも、よく考えたら感動的なのかもしれませんね。めちゃくちゃ笑えるけど。
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • 飼育係の委員長。やはり『ニセコイ』の正当継承者はこっちかもしれない……(どうでもいいよ)。
    • ということで、まさかすぎる形でNo.5登場。威厳皆無で笑った。ただ、メタ的な感想になると、委員長と関わりの強い新キャラが出てくるってのは采配としてうまいと思いますね。アンヌ隊員が登場するだけでひとオチ作れるほど強力なボケキャラになってる現状、どうしても委員長のキャラが弱く感じてしまうと思うのですよ。それを補強するかのようにNo.5が登場。委員長最大の武器である「何があっても気づかない」というボケがこの上なく活かされてますね。“幻聴だとしてもうれしかったな…” は爆笑したわ。言葉を聞いても無理なのかw
  • 約束のネバーランド
    • センターカラー。ノーマン単独。主人公じゃないキャラだけでカラーが終わるってのが贅沢な話ですね。なんでノーマンなんだろう……と思ったら今週の本編が完全にノーマンでした。
    • 本編。ママのっけから全開。隠す気がない。全部バレた上で制御するつもりなんですね。いよいよクライマックスという感じがあります。
    • 平静を装ってたエマが、ママの “一体それのどこが不幸だと言うの?” で崩れる。やっぱエマは死とか、それを管理する欺瞞さに対して敏感ですね。レイとの話でもそう、シスターとの話でもそうだったと思います。エマの判断基準はそこにあるっぽい。
    • レイの「下見を強行しろ」という願いの通りの結論になるエマとノーマン。エマが足止め、ノーマンが下見。が、エマが瞬殺される。一切の迷いなく、ノータイムで脚折ってきたのはビビったわw 強さもそうだけど、判断の早さ、思い切りの良さ。おいしいのは脳味噌だから脚は追っても大丈夫ってことなんですかね。脚折ればエマはもう動けないし、骨が折れた音がノーマンに聞こえればそっちの足止めにもなるかもしれない。
    • んで、ノーマンが明日出荷。ひょっとしたらエマとノーマンが逆の役やってたら、ママも脚折るみたいな極端なことは出来なかったかもしれませんね。脚折れてたら見栄えも悪いだろうし。
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • 元2年ペアの出場する大会、海外派遣選考会。ゾノきゅん関連のテレビ番組を通じて見ることで、大会の概要をざっくりと、手短に説明してるのがうまいですね。あと、ゾノきゅんを折ったドキュメンタリーとしてでしかテレビ放送されない競技ダンスという種目のマイナーさが改めて意識させられました。ちょうど今やってる『ハイキュー』は春高ですので、テレビを見てるかつての敵たち、というのが出来るんですよね。ここらへんやっぱマイナースポーツ漫画の面白さだと思います。
    • ゾノきゅんは敗退、の陰で元2年ペアも敗退。これはテレビ放送されないからつっちー達は敗退を知らないまま……ってのが虚しいですね。やっぱこのゾノきゅん番組を通じた視点、すげぇ面白い。
    • ということで、つっちー達が全国大会に行くということでエンド。来週は大増23ページだそうです。あっ、これは終わる……。プロにボッコボコにされる感じとかすげぇ面白かったから2年後編あるならかなり興味深かったんですけどねぇ。まぁ、こんなだけエピローグを丁寧にやって終わる作品も珍しいので、残念とかそういう感じはないのかな。キレイに終わらせようって感じがビンビンですし。(一応まだ終わったとは決まってません)
  • 左門くんはサモナー
    • てしパパ回。てしパパ回の冒頭1ページ目、同僚や部下に尊敬されるてしパパ、という一幕なんかすげぇ好きw
    • てし家に居座る左門くん。彼氏呼ばわりとか普段なら死んでも嫌がりそうなのに、てしパパの前では嬉々として受け入れる。左門くんさすがのカスっぷりだw
    • 台所に居座るベヒモス先輩。ぶっとい指を猫の手にして野菜を刻むベヒモス先輩かわいい。和む。
    • 謎の修行シーン。部下まで巻き込んでの謎熱血修行わろた。意味あんのかあれw
    • んで、決戦。「まるで『ドラえもん』みたいなドカンやな……」とか思ってたら、ホントに『ドラえもん』であった。名作「さようならドラえもん」。あくまでも一般人であるてしパパをいじめる左門くんはやっぱりカス。いつもよりもカス感あって最高ですね。そんなカス感が完全にジャイアン……という作者の手の上。
    • ということで、日本で最も有名な「弱者が強者に勝つ方法」。パロディーとして秀逸なだけにいつもの『左門くん』節のあるナレーションが余計なようにも感じました。まぁ、サクサク話を進めるための方法でもあるんでしょうけど。
    • んで、勝利。努力した人がしっかりと報酬(てしの愛)を得る、ってのは気持ちのいい話ですね。のび太よくやったよ……。そして、“ビズりすぎだよ” というツッコミがいつも通りキレッキレなてっしーであった。さすがw
  • 『オレゴラッソ』
    • 悪くない掲載位置。6連弾の代償として本作が終わるのではないか、みたいな予想がされてるワケですけど、終わる作品の中では本作が一番生存に近かった作品なのは間違いないんじゃないですかね。『競技ダンス』は計画的に終わるっぽいので除外。となると、終わる順番は本作が最後になるのではないでしょうか。たまぁーに2作同時に終わることもありますけど、今回はないんじゃないかなぁ。
    • 本編。冒頭3ページ目、市野に対して発せられたセリフ、“上手いだけ!! 怖さは無い!!!”。「怖さ」ってのは今週のラストに明らかになるキーワードなんですよね。つまり、このさりげないセリフがちょっとした伏線みたいな扱いになってる。小さいセリフなんだけど、超うまい。
    • クロスはキーパーが取るに決まってるので、早く次の攻撃へ切り替え……と思ってる背景でバンバがオーバーヘッドのモーション。初のオーバーヘッドだから大きく見せてもいいんだけど、ここは我慢。むしろそこまで大コマじゃないのが話とも合致してますね。「背景になんか変な人いますけど……」みたいな感じw
    • 市野に注目が集まる中、主将と市野はバンバの活躍に気づく、ってのがイイですね。そして一番痛感してるのが相手キーパー。そんなキーパーが抱いた恐怖がチーム全体に伝染していって……「怖さ」の話に、という流れが圧巻じゃないですか。やべぇ、おもしろいやないか。初試合。やっぱ終わるの惜しいよなぁ。今週の本作は2回読むと丁寧な話運びがよく分かります。痛感しました。それだけに、終わってほしくないよなぁー。けど、代わりに終わる作品ないし。なんで6連弾なんて極端なことやったんや。田村先生だけでよかったのに(超ワガママ)。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 投稿標語。斉木の超能力をどのように使えば、通学時の信号をすべて青にできるんだろう。本編じゃなくて標語のコーナーだからそこまで深く考える必要ないんだけど、出来そうなんだけど具体的な手順が全然想像できないので気になってしまった。兄貴なら容易に想像できるんですけど。
    • 本編。トリツカ回。寺の息子が性にだらしなさすぎて問題起こしまくり……狩野英孝を連想してしまったw
    • 『ふたりエッチ』62冊くそわろた。今そんなに冊数あるのかw どんだけヤリまくりなんだよあの夫婦。
    • おっぱいが肉まんな理想の女、正直エロい。あの状態で肉まんにかじり付くとかフツーにアリだろ。エロい。いや、食欲と性欲は同時に働かない、みたいな話も聞いたことあるので、実際にやったらどっちも中途半端でイマイチかもしれないんですが。
    • 斉木さん降臨。トリツカが言いなりなのをいいことに思う存分クズ行為。今週のジャンプは左門くんといい、ギャグ漫画の主人公がクズすぎるw ただ、左門くんは善人に対してクズ行為をしているのに対し、斉木はクズに対してクズ行為をしている、という大きな違いがありますね。積極的クズと消極的クズ。トリツカを懲らしめる意味も少しはあるんだろうけど、単純に楽しいからってのも大きいんだろうなぁw
    • んで、ラスト。ケガを治す方法が体の時間を戻すことなので、修行のつらさがリセット、というオチが綺麗。単に綺麗ってのもあるけど、この能力、ちょうど先週使ってたんですよね。だから今週「ケガを治すために体の時間を戻したから修行の効果がなくなってしまった」みたいな説明臭いセリフが一切なくても成立してる。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • センターカラー。テーマは仕事。「無類の働き者 仲間りょう」ってなってますけど、今月もいろんな雑誌に出張するらしいです。仲間先生マジ馬車馬。死なないで……。てか、スピンオフをなんで本家が担当してるんだよ、って話ですよね。すげぇ今更なツッコミですけど。
    • 本編。バイトする花岡。理由は闇が深すぎる家庭環境にある。相変わらず花岡の父親がクズすぎてほとんど笑えない領域に達してると思うの。左門くんも斉木も裸足で逃げ出すレベルのクズ。いかにもギャグ漫画調に語られてるけど、クズ行為がリアルすぎて笑うというより何か怖い……
    • 源くんの文字焼き、うぐいす。“ホーホケキョが聞こえんのだ!!” で笑った。目とかどうなってんだよ、ってうまさですけどね。食べたい。
    • んで、もんじゃ焼き完成。華屋与兵衛の回にも通じる運命に導かれながら……という割には運命さんがゴリ押しすぎるオチ。当人たちは何も気づいてないけど、というのが妙ですね。
    • そして、花岡父が本当のオチ。文無しになって帰ってくるとばかり思ってたら、まさかの大勝。そうか、花岡がもんじゃ焼きでそれなりの稼ぎを手にしてきたワケだから、父が文無しになってもそれほどツラくはないということですね。むしろ、ここで大勝ちしたことで「また調子に乗ってしまう……」という地獄が待っている。花岡家、闇が深すぎる。本当は怖い『磯兵衛』、という感じすらある。
  • 『歪のアマルガム
    • 重力マンをどうやって打倒したか、というかどうやって着地したかについて言及されてました。おおっ、これはもう無視されるもんだとばかり思ってたので朗報ですわ。浮いてる部屋に強烈な重さがかかったら術者は気づいたり、そもそもホネ部屋揺れない?とか思ったけど、まぁ些細なことなので何でもいいや。説明があったことが大事。駆け足かと思ってたけど、全然丁寧。
    • 「駆け足だけど丁寧」って言った直後だけど、突如としてセリフの中だけに登場する記憶を操作する能力に「やっぱ駆け足じゃん……」ってなりましたw ここらへん打ち切り感すごい。「せっかく準備してたんでセリフだけでも出しときました」感。
    • ONE PIECE』のプリンちゃん、『斉木』の記憶消す能力もそうなんだけど、記憶の操作はちょっと強力すぎるんですよね。正直最強すぎると思います。作者が手に負えなくなるか、「全部ニセの記憶でしたー」みたいな安易なビックリ展開になりがちな気がする。記憶を操る条件とか分かりませんけど、それ六道にやっとけばすべて解決だよね、とか思っちゃう。ヒロインに対してやってもいいし。強力すぎるので、使われてない現状が逆に気になってしまう、という。
    • 対象自体は殺さずに周囲の人間を拷問して殺していく、というのは映画『沈黙』でたくさん観ることが出来るのでオススメ。火炙りも怖いけど、それ級に怖いのがバンバン出てくる。日本こえぇw(この段落まるで無意味)
  • 『デモンズプラン』
    • 4本腕って止め絵ではカッコイイんだけど、それがカッコよく、強そうに動いてるのがなかなか想像できないってデメリットが少なからずあると思います。『ドラゴンボール』も割とすぐに終わっちゃったし。
    • んで、本作。意外とよかった。って言うと失礼なんだけど、「4本腕アクションいい感じじゃん!」とマジで驚いてしまいました。まぁ、よく見ると「その動き2本でも充分だよね」というのがほとんどなんですが、見た目がイイんですよね。ぶっちゃけ先週の段階では「いやぁ……そんなカッコよくないよ……?」って感じだったので、上げ幅で感動してしまったのかも。とにかく良かった。天津飯も『ドラゴンボール超』でやってほしい。
    • んで、4本腕の真相。彼の能力は超再生でした。あっ、やばい。正直わかんない。ど、どういう理屈で超再生から4本腕になったのだ。回復でも増加でもないって言ってるんだけど、回復と増加にしか見えない。“俺はこの肉体を自在に再生させることが出来る” って説明が分からない……ふえぇぇぇ、恥ずかしい。マジでどういうことなんや。去年の『HUNTER×HUNTER』ヒソクロ戦みたいな「ちょっと待って 考える時間ちょうだい」ってなる。んで、考えた結果、わかんない……
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。テーマはバレンタイン。女が男にチョコを渡す、みたいな不平等感はなく、男女共にただチョコを楽しむ場になってるのが最高ですね。優しい世界。
    • ちなみに、蝉麿は校長が放ったチョコの放射線のちょうど影の部分。スクジャン女子でいうと……ええーっと、秋本の上にいる。スクジャン女子の名前覚えられん。とか思ったけど、この人はフツーにアイドルの人だっけか。『ブラクロ』の人か。
    • そして、「よく知らない人がいるんですけど……」とか思ったら、かわせんりきさんでしたw そうか、今月は扉に出てくのか。これは楽しみ。しかし、かわせんりきさん特集ページより先に扉に登場するとは思わなかったんだぜ。
    • ハイテンション九九(七の段)
      • 校長のコメントにあるように、ポンde獅子さん、一般人代表さんのネタは九九の音を踏まえてるのがイイですね。声に出して読みたい……って完全に校長と同じ感想だこれ。誤字成語の九九版みたいに味わいがあって大好き。
      • パセリ男さんの、ナムル片手に夜逃げ。七六でナムルは強引にそのまんまな感じあるんですけど、四十二で夜逃げってのが痺れました。うまい。四二で夜逃げ。
      • SABOさんの、奈々坂49。最小限の文字数で九九すべての数字を拾ってるからスゲェ。ここらへんの秋元康グループ詳しくない身としては「えっ これ実在しないの?」という感じがしてまた楽しいです。
      • 目塚富士雄さんの、南無三。南無三は七六三かと思ったら、序盤の「泣く」で七九なのですね。南無三ってワード便利だなぁw
      • 七の段のマンガ。蝉麿ワークを堪能できるコーナー。イッちゃってる目の女子高生が可愛いです。
      • 草を得た獣さんの、バナナがない。端的な文章ながら数字はすべて踏まえてるのがスゴイ。それでいて、マンガの導入としては力強くて引き込まれますねw マンガの方向性がここで決まった。
      • フェノメノンさんの、「無し」「ニヤニヤ」。うまーい。マジか。語呂合わせとしてのクオリティーめちゃくちゃ高いのに、日本語として違和感のない単語になってる。すげぇな。
      • 函峰明治さん。「南無」出たわ。南無三じゃなくて南無。「死人」もうまいですね。ナムルからの南無、夜逃げからの死人、って比較も楽しいw
      • ホルアクティさんのジョイマン。懐かしすぎて笑った。ジョイマンネタを丁寧に作りながら九九もしっかり押さえてるのが見事すぎる。個人的には二、三本イビョンホンが好きでした(脱線)。
    • カンジるジャンプ
      • 最終回でごわす。すごい久々だと思ったら終わるので驚きました。
      • 校長コメントと被るけど、えるかさんの轟くんは圧巻でしたね。真ん中に漢字を縦断させて、その左右に2つの顔を描く、という構図が見事すぎる。やっぱり言ってることが校長と同じ……違う、違うんや、パクったワケじゃないんです。言おうと思ったことが既に書いてあっただけなんです。刑事さん信じてください。
      • パセリ男さんの前髪昆布。まったく考えたことなかった視点なので新鮮でした。ちょうど今週の本編に出てきたし、本編の方も見てみます。
    • 超投稿生スペシャル名鑑
      • 記念すべき第1号はかわせんりきさん。予想よりスペースが小さくてショック。ジャン魂はよかったなぁ……とか思ったけど、今月は毎週扉に出てくるから悪くないか。
      • ペンネームの由来がステキすぎて泣いた。今まで何度も見てきた名前にそんな意味が……
      • インタビュー。超ナンバーが01じゃない件。第1号だから絶対01選ぶと思ってたんですが、違った。誕生日ナンバーかぁ。末広がりだし、いいよなぁ。オレ誕生日ナンバー3ケタになっちゃうから無理だわ(知らんがな)。
      • かわせんりきセレクトの好きなネタ3つ、校長セレクトの好きなネタ3つ。おおっ、これはいい企画。やっぱ校長有能だわ。そうそう、こういうのが見たいんですよ。また校長のセレクトを載せてるのもニクい。1つだけ、誤字成語のネタが被ってるのもマジ最高ですね。2人のセレクトが被ってどんだけ秀逸なネタやねん……ってなりますよね。
      • 個人的には校長セレクトの「自転車通学のヘルメット」が印象深いです。よく覚えてる。
      • んで、今日のツイキャスでかわせんりきさん情報を扱ったそうです。これは観たい。録画でも観れるので、興味ある方は是非(既に観た人もいると思うけどw)。てか、録画じゃねぇか、タイムシフトだ。原始人かよ。
  • 次号予告
    • バレンタイン直前ということで、佐伯先生とミウラ師匠の描き下ろしポスターあるぞい。こ、これは嬉しい……。
    • 佐伯先生は横長で、全ジャンプヒロインがチ○コ渡してるヤツ。ミウラ師匠は縦長で幽奈さん。あれっ、意外。この手のヒロイン大集合企画、次は絶対ミウラ師匠が担当すると思ってたんですけどね。佐伯先生続投なのか。まぁ、前回は水着でいろいろとやりにくい部分もあったと思うので、今度のも楽しみですけどね。とはいえ、ミウラ師匠だと思ったわ。こうなると、堀越先生のヒーローポスターもまた新しいのが来るかもしれない……?
    • てか、両ポスター、既に小さく見えるんですよね。印刷が潰れてるんで、詳しくは見えないですけど。潔子さんがデカイ。あと、ねずこも結構わかりやすい。猿ぐつわ系ヒロインは便利だなぁw まぁ、とにかく楽しみですね。申し訳ないけど、新連載5連弾くらいよりはこっちのが楽しみ。前回からメンツがかなり変わってますからねぇ。
    • てか、新連載6連弾の途中のタイミングでこの企画ってヘンじゃない? 新連載のヒロインとか扱い難しいでしょ。そして、『腹ペコのマリー』が入らないじゃないですかー!!
  • 目次
    • 間違い探し。吹き出しの形は笑った。そこは手出しちゃダメだろw あと、頬の傷は今後も複数回使われそうなネタな気がする。黒目の大きさは、「ルフィの黒目って意外と小さいよね」というデザイン上の特徴を気づかせてくれるので良い間違い。

JC2巻、発売中です。まず帯が!!家宝!!秋本先生有難うございます!! <カイウ>
(『約束のネバーランド』)

    • 秋本御大が帯書くってよ。人にもよるのかもしれないけど、これは冨樫より嬉しい……

7号の磯兵衛がソーマ的な回で嬉しさと刺激を感じた。仲間先生有難うございます! <祐斗>
(『食戟のソーマ』)

    • 刺激ってのは「直接見えないのにエロい……」って部分かなw
    • あっ、てか、来週コメント佐伯先生か。これはミウラ師匠について聞けるかしら。久々だから楽しみ。

焼き芋が好きな兄が焼き芋フェスに行って来たそうです。そ、そんなフェスが…
(『青春兵器ナンバーワン』)

    • 笑った。そんなフェスがあるのかw
    • 暑くて1コ喰うのに時間かかるし、お腹にたまるから量食べれないし、あまりフェス向きじゃない気がするんだけど、どうなんだろう。1コ丸ごとは食べないとか、そういう感じなのかしら。

妻が感受性豊か過ぎて次週のネーム1ページ目読んで泣き出した。いい読者だ。
(『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』)

    • ごめん、ちょっとこれはキツい。性格ねじくれてる身としては素直に「マジかよ楽しみ!!」とはなれない。

作業終わりにテレビから「STAND BY ME ドラえもん」が流れてきてビックリ
(『左門くんはサモナー』)

    • 運命だw
    • ただ、成し遂げプログラムとかいうクソ設定ない分『左門くん』のが正しい『ドラえもん』だと思うよ。

いくらの醤油漬けを大量に貰ったのでごはんにのせて食ってるがさすがに飽きた
(『斉木楠雄のΨ難』)

    • パスタ作りたい(彼女かよ)。

アンパンマンの映画をスタッフさん達と観る。脚本も作画も凄くてみんなで感動
(『デモンズプラン』)

    • ジャンプ連載作家の中で謎の鑑賞率を誇る『アンパンマン』。作家同士が仲良いか、担当経由で広まってる感じかな。
  • 愛読者アンケート
    • 新連載について。ヒロインどっちが好きですか、という質問の不穏さったらない。『ニコセイ』『ラブラッシュ』に比べると2人が完全に並列な扱いになってるのが特徴ですかね。主と従では決してない。ここらへんは今後読む上でもポイントになるかもしれない。そうか、なぜかアンケート葉書で気づかされたわ。ありがとうw
    • 大問2は電子書籍サービスについて。有料無料ごちゃ混ぜだけど、基本的にはお金を払って読むことを想定した質問なのかも。
    • まぁ、ワタシはジャンプ+だけだなぁ。理由はオリジナル要素があるから。紙もあるなら紙がいいです。最近エロマンガ読み放題サービスが話題になってましたけど、あれはいいかもしれない……と結構マジで思ってしまった。見放題サービスとかよくありますけど、ジャンル限定での「○○放題」ってなかなかナイスな着眼点だと思うんですよ。
    • まぁ、今のタブレット、古いためメモリが貧弱で長いマンガ開くと落ちちゃうんですw なので現状は電子コミックに手を出すのは無理。ジャンプ+でKAITO先生の新連載始まりましたけど、あれも読めなくて泣きました(その後パソで読んだ)。エロマンガ読み放題を含めた、電子書籍に関しては、タブレット買い換えたら少し考えます。エロマンガの奴はたしか月千円とかだったかな……ジャンプ代と同じか。そう考えると高い……のか? 安い?

 総括です。
 今週最大のトピックは、『ゆらぎ荘』1周年企画がないかもしれない問題ですよ。これはビビった。まさかの50話記念。しかも、表紙でもない、センターカラーでもない。選択肢ミスった……。絶対どれかは当てはまると思ったんですけどね。本当に申し訳ないです。許してつかぁさい。

 今週のベスト作品。今週は『ゆらぎ荘』ですねぇ。マジメな話をやる横で雲雀&狭霧がギャグテイストを維持する、という素晴らしいバランスになってました。『ゆらぎ荘』がどんどん好みの作品になっていく……
 次点は『オレゴラッソ』と、『銀魂』。前者はフツーに超おもしろかった。後者は先週あんなにカッコよかった次郎長をギャグ的に落としてるのが最高でした。

 では、最後に今週のベストキャラ決めます。こちらは次点から。

  • オーバーホール 『僕のヒーローアカデミア
    • 容赦なく躊躇いなくブチ殺す感じがよかったです。潔癖なのと能力って関係あるのかしら。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • 委員長 『青春兵器ナンバーワン』
    • もちろん新登場のゴローも最高だったんですが、それよりもゴローの存在によって引き出される委員長のボケキャラとしてのポテンシャルというのが光ってた回だと思います。どこまでも気づかないギャグがグイグイ加速してる感じが爆笑でした。

週刊少年ジャンプ2017年11号の感想 - 北区の帰宅部

ウボンゴ 並行輸入品

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ハイキュー!! 25 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 25 (ジャンプコミックス)

『生徒会役員共』410話の感想

『生徒会役員共』409話の感想 - 北区の帰宅部

 もうバレンタイン回かよ!と思ってカレンダー見たらやっぱり早かったです。来週がバレンタイン直前にあたります。
 それと関係あるのが、来週の巻頭カラーで行われるバレンタイン企画に『生徒会役員共』が参加するらしい。細かい内容は想像するしかないんですが、カラーで4コマが読める、もしくはショートが読める、ってことだと思います。
 ただ、それだったら余計に来週バレンタイン回のがよくない?という話になるのですよ。なので、来週の『生徒会役員共』は番外編的な内容になるのかな、と。番外編的な内容がバレンタインにちなむのかは分かりませんが、とりあえず本編でもバレンタインはやっておきたい、というのが今週の内容なのではないか。
 まぁ、来週には結果が出るのでウダウダ書いたところでナンセンスだと思うんですけどねw とりあえず来週、「カラーは嬉しいけど通常の本編ないじゃねぇか!!」とガッカリしないような心の準備はしておこう、という話でした。

 #410。扉はウオミー。
 マガジンのアンケートが完全電子化されたのでアンケート出したんですよ。最後にフリーコメント欄があるんですよね。アンケートが気軽になるとこういうのも書きやすくなるのも大きなメリットだと思います。んで、何が言いたいかというと、本作の話数が誌面上と単行本で1つズレてる、という本作ファンではお馴染みの問題について書きました。「これで改善される可能性が0.1%でも上がれば‥‥!」とか思ってたんですが、よく考えたら、この問題の根深いのは「絶対に気づいてるのに放置されてる」という点なんですよね。まぁ、なのでもうこのコメントはしませんw(2週連続で書いてから気づいた)
 なんか今週、本編の感想以外の話が長いな。申し訳ない。

 1本目。開幕からバレンタインの宣言でございます。サザエさん時空の本作は同じイベントを何度もやることは少ないんですが、その例外の1つがバレンタイン。それだけ「バレンタインは是非ともやりたい」ということなんでしょう。分かる。ファンとしても読みたい。
 バレンタインは男女共にソワソワする日。ある意味一番ソワソワしなさそうな人物であるアリアがソワソワしてて、その真相が明らかになってオチ。もちろんこのネタだけで完結、独立してて充分おもしろいんですよ。ただ、今週の3本目、生徒会のみんなでタカにチョコを渡すネタを読んだら、「アリアがそわそわしてたのはこの渡し方を考えてたからか!」と分かるんですよ。分かるというか、そういう風にも見える。詳しくは知りませんけど、口紅型のチョコって自作するもんじゃないですよね。買うものだと思います。なので、味見という話はアリアの照れ隠し‥‥なのかもしれない。

 スズ編。わざわざチョコに「義理」と銘打つのが何ともスズらしいですね。後で分かるけど、生徒会の3人は一緒に渡すワケだから、「義理」と明言するのは予防線としては過剰すぎると思います。まぁ、要するに冷静じゃなくなるほど文字と心が乱れてる、という話。
 スズの文字の乱れを受けた会長がオチ。両親ネタでした。先週天草邸に行き、貴重な両親の話が飛び出したと思ったら、翌週いきなり両親ネタ。やっぱり下ネタなのである。当然のように下ネタw 父親も下ネタ側の人間かぁー、とか一瞬思いましたけど、そういう判断を下すのは少し早漏かもしれない。夫婦ならそういう行為があるのは当然のことですし、特別変態なプレイをしてるワケでもない。その話を漏らしたのが母親の方だとしたら、母親のボケ要素が強すぎるだけ、という話になる。母親だけ下ネタに傾いてる、というのは過去にも何度も出てきたパターンなので、天草家にもその可能性は充分に残ってると思います。

 んで、渡す。3人仲良く。シノスズアリアという三段オチ。「3人で作りましたー」という1つのチョコではなく、3人で話し合ったけど3人それぞれで作る、というのが特徴ですかね。あくまでも自前でチョコは用意したい、という思惑があったのではないか。特に会長とスズ。
 オチはアリア。今日も七条先輩のボケはヘビーだぜ‥‥と思いきや、いつもと違う。1人だけ直接的なネタをぶっ込んできたかと思いきや、アリアが照れる。アリアにもそんな一面があったのか!! その場にいない出島さんに助けを求める感じとか、アリアの新しい一面が見えて非常にありがたい。
 てか、アリアの恥じらいの基準は何なんでしょうね。いつもの下ネタではなく、あくまでもキスというエロに振り切ってない行為だから慣れてなくて逆に恥ずかしい、ということなのか。もしくは、いつもは机上の空論的な、耳年増的な下ネタだけど、今回は直接的な行動なので恥ずかしかった、とか? アリアはタカアナルを直接狙ってるような行動もしたことあるので、割と本作の下ネタキャラの中では行動派な方だと思ってたんですがね。まぁ、そこらへんのいろんな感情が入り交じって、ということなのでしょう。

 ムツミの場合。こっちは1人なので渡し方を悩むのである。相談相手は中里さん。3人揃って渡すのもイイけど、この悩む感じともとてもイイですね。いじらしい。中里さんはタカにチョコ渡すほど近くない(であろう)ってのがまた味わい深いと思います。轟さんだったら渡しててもおかしくない、気がします。
 そして、サラッと背景的に描かれる中里→柳本チョコ。まさかのネタで驚きました。まさか誰が誰にチョコを渡す、というネタで驚くことになるとはw まぁ、確かに最近は柳本くんと中里さんの接点は増えてきてるように思いますので、渡すのもまぁ納得という感じはあると思います。ただ、あの時あの場所に柳本が居合わせてなかったら絶対チョコもらえてなかったっぽいですよね。単にポッキーをシェアしただけですから。先週、無関心エロってネタありましたけど、今回の中里さんは無関心チョコですねw
 話は戻って、ムツミのチョコ相談に対して轟さんが横やり的にオチ。下駄箱チョコに疑問を抱く中里さんに対して轟さんが逆転の発想。そんな轟さんのボケに対してムツミが見当違いなリアクションをして、それに対して中里さんがツッコミ。いいなぁ、この3人。中里さんじゃなくてスズの時もありますけど、それとは微妙に味わいが違いますよね。スズはムツミと轟さん両方と同じくらい仲良いけど、中里さんだと少しムツミ寄りというニュアンスが加わってると思います。だから轟さんのボケにツッコむのではなく、あくまでもムツミにツッコんでる。

 教師編。横島&小山先生がコンビでチョコ作り。桜才の女性教師はこの2人だけだから、とか思ったけど道下先生とかもいるワケで、女性教師が足並み揃えてという意味ではなさそう。この2人が仲良すぎるだけ。小山先生、途中から登場したのにすっかり腐れ縁感ありますねw まぁ、ともかく職場のチョコは学生とはニュアンス違うよなぁ、というのが垣間見える一幕だったと思います。
 トッピング担当の横島先生がネタ元を明らかにしてオチ。小山先生が何も知らなかったので笑った。作ってる時はフツーに楽しくやってたんでしょうね。そっからの時間差攻撃w
 横島先生のオチ。若干アリアのチョコネタと通じるものがある気がする。チョコをどこに塗るか、という点。なぜ人はチョコを人体に塗りたがるのか‥‥(新書のタイトル)

 ウオミー編。学校が違うのでどうしても渡すのが遅れてしまう‥‥という逆境を乗り越えるアイディアに笑った。「既に渡していた‥‥だと‥‥」みたいな。
 ウオミー的に、タカ君とは家族ぐるみの付き合い、そしてシノっちとは姉妹ぐるみの付き合い。アリアもその気あるけど、なぜか皆タカ君をシェアしたがるのよねw 誰のものでもない現状が居心地いいから、ってのがあるのかもしれない。まぁ、アリアもウオミーも特殊な嗜好の持ち主なのでアレですけど。

 ラストはチョコ実食。コトミに「じーっ」されたので分け与えるタカ兄。この光景前にも見たことある!!と思ったらラスト、まさかのツイストなので笑った。気にしすぎてみみっちいことをしてしまう会長も会長らしいし、そんな会長のことを高みの見物するコトミもコトミらしいですね。そして何も知らない、気づかないタカ兄、というトライアングル。いや、ひょっとしたら会長以外にもスズとかムツミに報告してるのかもしれないんですが。
 てか、コトミが会長になんて報告したのか分かりませんけど、「チョコ私にくれましたよ」とか言ったら会長ショックですよねw


 ということで、終わり。バレンタイン回ということで、いろんなキャラのチョコ事情が見れて最高でした。どれもよかったですよねぇ。キャラ萌えとしてもそうだし、ギャグも高レベルだったと思います。その中でも突出した最新情報としては中里さんのチョコなのではないでしょうか。まぁ、完全に小ネタだけどw 大ネタとして驚きだったのはアリアになりますかね。アリアは主要キャラの中で一番心境の変化が大きいキャラなのかもしれない‥‥みたいなことを考えてしまいました。

『生徒会役員共』411話の感想 - 北区の帰宅部

週刊少年ジャンプ2017年09号の感想


 作品名が入ってると票数が増える傾向がある、というのが分かったので、逆におもっくそ少なくなりそうな設問。
 増えた票数の出所はツイッターで作品名で検索してる人だと予想するので、それらを弾く形になると思います。5-10票くらいかなぁ。

 そんな先週の結果。『ゆらぎ荘』1周年で表紙来るかどうか。ぶっちゃけ「そんなもん来るに決まってるやろ」という気持ちはあったんですよ。近々正解が分かる予想クイズをやりたかったんですが、難易度が低すぎたと反省してました。……が、来週から新連載が6本も始まるじゃないですか。どれも表紙を飾るものと思われます。となると、『ゆらぎ荘』の表紙はその先になるのか? もしくは、1周年はセンターカラー以下の扱いなのか? 一応新連載ラッシュの間に1号だけ休みがあるので、そこで来る可能性もあります。てか、6本終わってから1周年記念表紙が来る可能性も残ってます。ジャスト1周年は次号なんですが、まぁ、2ヶ月くらい遅れても別に問題はないでしょう。
 とにかく、簡単すぎると思われたクイズが思わぬ展開を見せてるので、個人的には「意外とおもしろくなってきた……」という感じですw まぁ、表紙やってほしいので複雑でもあるんですが。

 新連載については後でまた書きます。来週から大変そうで気が重いっすわw

週刊少年ジャンプ2017年08号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • ゾロの「お安い御用だ 船長」でした。そっか、これも名場面ですわな。個人的に想像or予想してたのは三刀流解禁の場面で、あのモブ海兵の攻撃を一気に受けきるコマですね。なので、ちょっと違った。ハズレ。まぁ、けど近いか。惜しかった。頑張る。
    • 次。ゾロはもう終わりかなぁ。コビーもこのままないだろう。モーガンもない。となるとやっぱナミか。「ナミ登場」とかになるんじゃないかしら。バギーも怪しいけど、初登場ってどっちが先だったっけか。漠然とした順番は覚えてるけど、細かくは覚えてないっすねぇ。まぁ、記憶力ゲームとしては結構楽しいので、楽しみなコーナーです。
  • 表紙
    • 銀魂』ざんす。13周年おめでとー。果たして14周年はくるのか、みたいなこと考えちゃいますよね。最終章だから。まぁ、『銀魂』の最終章は「やりたいネタ全部出し切っちゃってよ」みたいな心持ちで読んでる部分があるので、14周年なっても、15周年を迎えるのも全然アリかな。ただ、最近のオールスター展開、各キャラのターンが意外と短い印象なので、「最終章まだまだでしょー」とか油断してると驚くことになっちゃうかもしれない。やっぱ予断は許さない状況だと思う。この物語とは別の次元にある謎の緊張感。最終章あるあるかもしれないw
    • 表紙。デザイン自体はシンプルなんですよね。まぁ、単に13周年ってワケだし、という感じ。13回も周年やってるともう特別なこと思いつかない、みたいな。
  • 読者プレゼント
    • テーマはフィギュアスケート。うーん、ダジャレがいまいちな気がする。どうしたんだろう、最近調子悪いんじゃないかしら。人が変わった? もしくは同じ人が続いてるせいでネタ切れ状態か。
    • ポケモンの『サン』と『ムーン』が両方もらえるって割とよく分からないプレゼントですね。両方やるって人はかなり少数でしょー。まぁ、友達にあげる、とか出来るからいいのか。
  • 銀魂
    • 巻頭カラーの見開き扉。オールスターっぷりが楽しい。とりあえず現段階で最終章に登場済みの主要キャラ全員集合って感じですかね。これでも充分多いのに、これからまだまだ増えるのである。
    • さっちゃんのウキウキ感すき。
    • 本編。お登勢のターン、だけど歌舞伎町のみんなで時間稼ぎという感じか。七三が完全にギャグのノリで出てきて、笑えるんだけど「これはやっぱりあの人が……」みたいなワクワクが生じてると思います。まぁ、お登勢の時点で怪しいってのはあったんですが。
    • んで、歌舞伎町関連の有名キャラは非バトルで活躍、という采配。文字通り時間稼ぎをしてた、というオチですたね。んで、出てくるのはやっぱりあの人。
    • そんなあの人。次郎長。最終章はオールスター興行ですので、大事になってくるのは各スターの登場場面だと思います。ちょっとした登場場面大喜利みたいな趣も強いと思います。同じような登場を繰り返してたらせっかくのスターキャラのありがたさが薄まっちゃいますからね。その点で今回の次郎長。侠客らしい口上がクッソかっこいいのである。かっこつけた自己紹介が成立してしまうキャラってのはずるいよなぁ。こんなんハマるに決まってるw
  • ONE PIECE
    • 扉。バルトロメオかわいい……とか安直なこと思ってたら、号泣するウミガメがかわいいのである。ちょっとこれは予期してなかった。予期してなかったタイプのかわいさ。いや、『ONE PIECE』の動物キャラ、てか尾田っちの動物キャラが魅力的ってのはお馴染みすぎる話だと思うんですけど、あのカメの号泣顔ってのはなんか新鮮でしたねぇ。一応産卵の時に泣いてるから「号泣といったらウミガメ」ってことなんでしょうけど、泣き顔が似合う。かわいい。
    • 本編。マムvsブルック、終わってた。まぁ、マムの勝ち。そりゃそうだ。勝利の秘訣はゼウスとプロメテウス……だけじゃなかった。帽子はナポレオンでした。そこにも魂入ってたのか。確かに顔になってるけどw 雷雲と太陽ってのは攻撃方法わかるけど、帽子って何するんだ……。攻撃どころか、どんなアクションがあるというのだ。
    • まぁ、とにかくそんな帽子、雷雲、太陽はマムの魂を分けた存在。なので強い。ブルックでも支配できない。魂を分け与えると聞くと、なんとなく『ハリポタ』のヴォルデモート連想してしまいました。分霊箱ね。まぁ、マムの場合は魂を分けてるから不死身、みたいな話にはならないと思いますけど。
    • んで、マムとプリンちゅわん。「第三の目」「真の開眼」「稀少な三つ目族」とキーワードがぶっ込まれて、ぶっ込まれたまま終了。この感じ、とっても『ONE PIECE』っぽいですね。気になるワードや言動を呈示して、一旦放置。そして、あとで拾いにくる。
    • 今回、マムの前でプリンが三つ目を隠してる(?)のが気になりますけど、「真の開眼」って言ってるくらいですので、第三の目が物理的に開くことは「真の開眼」ではないのでしょう。てか、マムの初登場場面で、プリンと思われる人物、三つ目だったし。今回三つ目を出してないのは隠してるワケではなく、基本的にあんま好きじゃないから、とかそんなんでしょう。多分。見られたくないとしても、それはマムに見られたくないのではなく、マム以外の人に、ってことだと思う。
    • んで、ヒヨコ子爵。誰と戦ってんだよwとか一瞬思いましたけど、タマゴが割れた成れの果てか割れる度生まれ変わる悪魔の実だそうです。タマタマの実のタマゴ人間。生まれ変わったら変身しっぱなしな気もするんですけど、変身した状態に名前が付いてたり、部下たちがお馴染みみたいな反応してるので、ヒヨコやニワトリになった後でもタマゴに戻ることはあるのでしょう。時間で戻るのか、本人の意思なのかは謎ですが。てか、タマゴ男爵、ハンプティダンプティモチーフだと思ってたんですが、もう原形とどめてないw
    • ペドロ自爆。“囮冥利に尽きる” というセリフのかっこよさもあって、マジで自爆したのかと思っちゃいました。てっきりペルパターンかと(生きてたけどw)。そしたら、チョニキたちとの連携だった、というオチで納得。これはうまいなぁ。ペドロが持ってた自爆用の爆弾、そして鏡の国のチョニキ、という既存のネタの組み合わせによる格上キャラへの対抗策、として非常に納得度が高いと思います。
    • ルフィとレイジュ。ファーストキスの相手とのご対面、みたいな話になるワケない。
    • サンジはプリンのことを知ってる、と聞いてルフィ安心。ということで、約束の場所でサンジを待つことに。話が振り出しに戻った感ありますね。事態がいくら複雑化してもルフィはそれを単純化して大事な一点だけを見つめて動く、というルフィらしさがよく出たラストだったと思います。ルフィっていつもそうよね。
    • ルフィが落下したのがお菓子の家ってのも面白いです。食べようと思えば食べ物はあるんですよね。けど食べない、というのが改めて強調される。てか、これはアレか。サンジがプリンちゃん用に作った弁当か。今どうなってるか知らんけど、アレ怪しいっしょ。まぁ、ルフィの空腹状態を満たすには心許ない量ではありますがw
  • 鬼滅の刃
    • ひえーw 掲載順たっけぇ。マジか。そんなにか。そりゃ表紙もやるわな。
    • 扉。ねずこのパンツは見えそうだけど、見えない(どうでもいい情報)。
    • 本編。先週、盲導犬にエサ見せて我慢する特訓みたいなこと言いましたけど、やっぱその印象が強い。炭治郎「ねずこ!待て!」不死「ほれほれー」ねず「くーん」 みたいな。
    • まぁ、とにかく我慢できました。ヨダレだらだらで「結構きつかったのね」というのが分かる感じがいいですね。ただ、この我慢。ねずこの理性が勝った、みたいな感動を抱きがちですけど、基本的には鱗滝の催眠or暗示なんですよね。かわいいので忘れがちだけど、ねずこの意思による善行ではない。ただのいい話では終わらない飲み込みの悪さ、本作らしいと思いますよ。
    • 炭治郎の決意表明をお館様スルー。これには柱も笑ってはいけない状態に。ココなぁ、笑いをこらえてる人が出てきたのが本作としては結構新しいと思います。おかげで笑い所が分かりやすくなってる。平たく言うと、作中にツッコミが入ってるのと同じ。ひょっとしたら作者、「ギャグが人気っぽいね」と自覚してしまったのかもしれない。だとしたら少し寂しいなぁ。まぁ、元々自覚的にギャグやってた、というのがベストだし、多分そうだと思うんですが。
    • んで、お館様は1/fゆらぎを持ってる、でエンド。1/fゆらぎお館様、略して『ゆらぎ荘』……
    • そんな1/fゆらぎ。個人的な勝手な感想になるけど、「キバヤシ漫画で見たことある……」という感じでした。そこでも大ボスみたいなキャラだったんですよね。接点のなさすぎる作品と繋がったので驚いてしまいました。キバヤシだったらすぐ「ヒトラーの演説はー」とか言うんだぜ。すぐヒトラーの例出すから、あの人。てかあのマンガ。まぁ、「呼吸」がキーになってくる本作と相性のいいネタだとは思います。1/fゆらぎ。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • 14巻についてくるOAD。完全新作らしいです。堀越先生描き下ろし新キャラが出る……らへんまでは「あーはいはいオレはいいや」みたいに冷めてたんですが、それよりも気になるのは、「梅雨ちゃんの親友・万偶数羽生子さんたちが雄英にやって来て合同演習をすることに!」 という説明文。ま、まさかのマングースハブコ……これは気になる……
    • ミリオ無双。バトルはとてもいい。超好き。通り抜け目潰しとかアイディアとしても面白いですし(よく考えたら意味ないけど)。あと、やっぱ沈んだり、顔出したりという描写が楽しいんですよね。カッコよくもあり、ギャグ的でもある。とにかく圧倒されるけど、攻撃は全部筋肉によるもの、ってシンプルさもなんかイイと思います。
    • んで、瞬間移動の謎解き。こっちは正直イマイチ。というかガッカリ。先週から今週にかけては「どういう個性なんだろう?」というのが引きになってたと思うんですが、その答えがテメェしか知らない謎ルールってのはいくらなんでも……という。超能力のある世界をリアルに考えてみました、という話なんだけど、いくらなんでも無理がある。全然リアルじゃない。空気は質量あるよ。あと、光も透過するから能力発動中は盲目っていうんなら、他人からも見えなくなっちゃうよ。透明人間になっちゃうよ。アルシンドになっちゃうよ。
    • まぁ、いいや(よくないけど)。とにかくミリオが強くなった秘訣は予測。デクのブツブツイズムと通じるものがありますね。こういう一致は好き。だけどなぁ、肝心のなぁ……(しつこい)
    • んで、新たに出てきた「サー」。多分オールマイトの元サイドキック。「先生」に続く敬称強キャラシリーズという感じでしょうか。まぁ、今一番重要な情報は、メガネをかけてるということですね。
  • ハイキュー!!
    • 姫川葵とかいう『べるぜバブ』感ハンパないピンチサーバー。まさかのアンダーハンドでした。体育の授業でやろうとしたら怒られた記憶あるわ。アンダーじゃないと入らんねん。体育のバレー本当嫌いだったなぁ……変な記憶の扉開いてしまったw
    • そんなアンダー。第一印象としては、ビビったから安全に入るアンダーを選択した、でした。後頭部ヒットがギャグっぽいのでそっちに気を取られてアンダーの是非は語られなかったんですが、これはうまかったですね。最後にアンダーの謎が明かされるスンポー。
    • 後頭部ヒットをギャグ的に処理する相手校。それに対する是非が客席で語られる。「ヘラヘラしてるだけマシでしょ」と言うのが例のカップル。やっぱり最高……(ウットリ)。こういう時は意見があうカップル最高すぎる。やっぱあの2人、バレー経験者だったりするのかなぁ。
    • 烏野、1セット目を終えての軽い反省会。ここで1コマだけ天井の高さについて描かれるんですよね。これが伏線。いや、伏線の確認みたいな感じか。ここで直接「天井の高さ慣れないよなー」とは言わないんですよ。ここがイイ。天井を見上げて “まーだ感覚掴めない感じあるよなー” と言うだけ。これ見よがしに「天井」というキーワードは出さない。サラッと思い出させる程度。
    • 再びのピンサー。ピンサー哲学みたいなのを監督が言ってくれるのイイですね。嘘も方便で、気持ちを高めてくれる。てか、椿原いいチームすぎるでしょ。どんだけ雰囲気いいんだよ。羨ましいわ。『ハイキュー』の「実際に入るならどのチームがいいか」グランプリがあったら、ひょっとしたら優勝する。
    • ということで、アンダーハンドの真の狙いが明らかになってエンド。謎解きが気持ちよすぎて泣いた。射精した。天井のくだりがこんなトコに繋がってくるとは。そうか、椿原は前回も春高出てるから初戦の天井の怖さを知ってるんですね。だから初戦のピンサー専門の選手を用意したと。ちょっと『火ノ丸相撲』のホタルっぽい作戦。1試合でしか通用しない騙し討ち。ホタルは決勝まで取っとくけど(結果的に準決で使っちゃった)、こちらは逆に初戦限定。それも相手が初出場(選手が)に限る。持たざるものが春高で活躍するにはここまで絞らないといけないのか、みたいなシビアさを感じますね。
  • BORUTO-ボルト-
    • 今回もセンターカラー。今回が9話目。アニメが始まる頃は11話12話あたりでしょうか。そんなに早くアニメ始めちゃって大丈夫なのか心配になります。まぁ、アニメが追い越すのも承知なのかな。知りませんけど、『ドラゴンボール超』もアニメが連載を追い越してるんじゃないかしら。
    • 本編。「ボルト来て何すんの? 活躍する余地なくね?」とか思ってたんですが、あった。明確にあった。消える螺旋丸が唯一無二の個性でした。騙し討ちなので、どんな格上の相手でも成立する。これはイイですね。「息子なんだからついて行ってこい」みたいな感情論ではなく、あくまでも「コイツは使える」という判断があったワケですね。弟子の秘めたる資質に気づいて、それを活かす作戦を考えてくれるとか、サスケェいい師匠してますね。……てか、サスケェってネットスラング的にしか知らないんですが。
    • 騙し討ち専門なのでボルトの出番はもう終わり……かと思いきや、パパがアシスト。こ、これは、親子かめはめ波じゃないですか。セル戦。他人が作った玉を借りて、という意味ではベジータ戦のクリリン元気玉みたいな感じもあるかも。そこでも最後に決めるのは息子キャラの悟飯でしたね。偶然だけど。
    • 親子かめはめ波の際にフラッシュバックされる映像、全然知らないんですけど、なんか感動できてしまうから人間ってチョロい。「これ絶対泣けるヤツやん……」という芯のない感動。この点においては親子かめはめ波を越えてますねぇ。親子かめはめ波にはない要素ですんで。
    • ベジータ戦のクリリン元気玉と同じで、どうやって当てるかが問題。最後の決め手は分身の術でした。おおっ、これまたうまい。そうでしたね、ボルトは分身の術はうまいんですもんね。あくまでも手持ちのカードの組み合わせでうまいことハメる、というのは納得度高いですねぇ。見えない螺旋丸もそうだけど、基本的には騙し討ちに徹してる、というのもリアルですよね。格下が活躍するには不意打ちしかない、という説得力。
    • んで、ラスト。ボルトとナルトが重なって見えてエンド。コマ割りで2人が徐々に重なっていくの、超カッコイイです。ボルトが右腕を負傷したのも相まって超カッコイイ見せ場でしたわ。てか、この場面ってマンガ的演出がこれでもかと活用されてますけど、映画だとどうなってるんですかね。このコマ割りの感じはマンガならではだと思うんですが。
  • 約束のネバーランド
    • 扉がクソカッコよくて笑った。前回のカラー扉も相当でしたけど、ひょっとしたら今回のが上なんじゃないかしら。扉職人っていうと最近は『鬼滅』のイメージが強かったんですけど、本作も相当だなぁ。慣れてきたのもあって『鬼滅』は最近大人しい印象も少しあるので、『約束』派に傾いちゃうかも。まったく別のベクトルによる面白さだと『ゆらぎ荘』も毎週扉が楽しみな作品ではあるんですけどね。あれはほとんどギャグだから比較してもしょうがないw
    • 本編。ママが動く。そしてレイの顔芸。あんなに焦って表情崩してるレイ珍しいなぁ。ちょっと子供っぽく見えてくるから面白い。ママの前では所詮子供、というのを痛感する。
    • 裏切り者でもそれを含めて制御できてればおkでしょ?というレイの主張。この「制御できてればおk」というのは先週出てきたグランマの考え方だったんですね。それが脈々とママへと受け継がれてる。
    • レイの表情でヤバさが伝わってくるという話したけど、それが崩れるのがドンの登場。緊張と緩和の落差が激しすぎて笑うわ。てか、ドンひでぇ顔してやがるw
  • 『阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ』マツキタツヤ 宇佐崎しろ
    • 読切でごわす。2人ともゲロ若い。特に絵の方(しろ)が引くほど若い。「18歳が売りだったのに19歳になっちゃった……」と残念がってる担当のコメントで笑ったわ。てか、担当の頭がハンガーだ!! 好きな漫画に『左門くん』をあげてるだけのことはある。
    • センターカラー扉。何気にパンツが見えてるのがポイントである。『ゆらぎ荘』に負けへんで、という気概を感じる。感じたけど、本編読んだら別にパンツで勝負するような作品ではなかったのである。なんでパンツ出したんや。謎パンツ。
    • 本編。開幕1ページ目は正直サイコーだと思うんですよ。やたらと男を連れ込む母親と部屋に閉じこめるための道具として映画と出会う、っていう主人公の原点みたいなものが1ページに集約してると思う。トドメが、“前観たやつだ” ですよ。何を観せたかも母親は把握してないっていう地獄っぷり。
    • んで、10年後。「世は正に大○○時代」って言えばジャンプ漫画になると思ったら大間違いやぞw まぁ、これは軽いギャグってことなんだろうけど。
    • 鹿高競技ダンス部へようこそ』とまったく同じフォーマットのタイトル。このタイトルにするからには学園モノ、「映像科」という特殊な世界を面白おかしく見せるのがメインの作品になると思うんですが。思うんですが、ならなかった。大ざっぱにまとめると、少女が売れない映画監督の元に弟子入りして映画を撮り始める話じゃないですか。まったくもって学校関係ない。たまたま入った映画館で監督と出会って、とかでも成立しちゃう。なんだかなぁ。ここは残念でしょ。オタクくん(当然メガネ)とか、役者上がりの子とか学園モノとして面白くなりそうな要素はあるのに、特に活躍はない。背景で終わっちゃう。まぁ、勝手に学園モノを期待して学園モノじゃなかったから文句言うってのも酷い話だとは思いますけど、チグハグだと思うんだよなぁ。せっかく面白そうなのに師匠と弟子という狭い話で終わっちゃう。
    • “暗闇の中で観客皆がスクリーンを見上げ これから始まる物語への期待でしんとなる この瞬間がたまらなく好き…” すっげぇ分かる。映画館あるあるだと思う。あのルーティンじゃないけど、映画の世界へ入る儀式みたいな謎の工程いいよなぁ。ただ、このシーン好きなんですけど、よく考えたら冒頭の映画好きになったキッカケの場面と話が合わないんですよね。冒頭の場面では家でレンタルビデオですから。いつのまにか映画館好きになっちゃってる。まぁ、これは逆に言うと、うまいこと展開させてるということなのかもしれませんが。
    • まぁ、なんだかんだあって主人公の映画。映画とは自分をさらけ出して云々、みたいな話からすると正しいし、いい話だと思う。自分の劣悪な家庭環境を映画にすることで客観視することにも繋がって……みたいな副産物もあると思う。だけど、てかだからこそ、映画撮ったらいつの間にか母親とも仲直り、みたいな安易な解決はダメなんじゃないかなぁ、とモヤモヤ。だって、あそこでカメラを回すことと母親が「今までごめんね」ってなることに因果関係ないじゃない。都合よく改心しちゃうのはダメでしょ。むしろ何も解決してないけど、初めて向き合うことが出来たって方が感動的な気がするし。そもそも、フツーに考えたらあそこで母親ブチギレだよね。スマホ没収とかなるやろ。なんで撮らせてくれたんや。
    • どんな映画撮りたいのか自分でも分からないって問題は、映画に限らず誰もが抱えてる問題だと思うんですよ。学生あるある。いや、学生に限らず人生あるある。その問題に対して「自分をさらけ出せばええんやで」という明確すぎる解答を出してくれたのはとてもイイと思います。その通りだと思うし、映画として形に残るのはマンガ的にもドラマチックで感動的。だからといって家庭問題が解決しちゃうのはずるいというか、別の話だよねぇ……(しつこい)
    • ということで終わり。授業が始まるトコで終わりました。うーん、メガネと朝ドラちゃんはマジで背景だったのか。無駄にキャラ立ってる。いや、魅力的なキャラがいるのはいいことなんだけど。
    • まぁ、いいや。終わり。新春の読切3本企画の中では先週の『GOLEM』が頭一つ二つ抜けてたかな、という印象です。特別悪いトコがなかった、そしてすげぇ良いトコもあった、ということで。先週の段階ではそこまでハマってるつもりなかったんですけど。トータルで見るとすげぇ上の方だったな、と。
  • ブラッククローバー
    • カズレーザーの「世界の半分をおまえにやろう」。ここで「アスタ騙されないでー!」なんてハラハラする読者は1人もいないと思いますw ただ、そっから「海賊王におれはなる!」に繋がる感じとか、正直嫌いじゃないです。若干の様式美感。
    • 吸収魔法のカズレーザーは他人を利用して自分の利益に繋げることしか考えてない。アスタのアンチ魔法や反射と似た類の魔法だと思うんですけど、それがカズレーザーの人格と密接に関わり合ってて、というのイイよね。キャラクターと魔法が関係ないのだど、ただの魔法博覧会みたいな感じに見えかねない。
    • アスタ対策は徹底して遠距離攻撃。空間魔法とのコンボがなけりゃまったく怖くない。アスタにはもう打つ手がない……と思ったら、あったw “こんなクソ重い剣をこの高さまでただブン投げただけ!?” で爆笑してしまった。脳筋すぎる解決方法。やべぇ、最高に『ブラクロ』って感じありますわ。『ブラクロ』であり、実にアスタっぽい。カズレーザーとしては、「そりゃ選択肢としてはアリだろうが 選ぶなよぉ……」って感じだろうねw(シンゴジ)
  • 食戟のソーマ
    • 200回記念のセンターカラー。料理の皿に数字が書かれてる、という過去にも何度か見たことあるようなアイディア。この手法好きねw 表紙のデザインは別のデザイナーさんがアイディア出すみたいな話も聞きますけど、初出が表紙だとすると、佐伯先生がそれをいただいた形になるのかな。初出がセンターカラーとかだったら、ごめんなさい。
    • 本編。堂島パイセンとソーマパパの漫才が楽しすぎる。この2人も学生だったんだな……というのをしみじみと感じるw
    • んで、チーム戦。チームワークの修行なので、声によるコミュニケーション禁止。
    • 堂島チームは田所ちゃんとタクミくん。前者はホスピタリティーモンスター、後者は普段からコンビで料理してるので無言でも連携は得意。言われてみれば……という展開気持ちいいですね。そして、田所ちゃんが手渡しするだけのシーンを見開きにするの、感動的なんだけどなんか少しだけ笑えてしまう。田所ちゃん1人で緊張と緩和。かわいいけど若干のコント感ある。
  • 左門くんはサモナー
    • 受肉プラモわろた。「1/1大量生産しとけよ!!」とか思ったけど、倉庫がホラーになるので受注生産のがいいかw
    • んで、ネコ少将。『こち亀』で見たことある。若手ギャグ作家の「両さんの後はオレが引き継ぎます!!」的な熱い宣言……と勝手すぎる解釈をするのも楽しい。
    • 橋下っちゃんなついw 左門くんのネコ好きエピソードとしては、やはり橋下っちゃんということか。
    • ということで、チョロい左門くん。喜ぶ顔がほとんどショタである。ネコの前ではイノセントに戻るのか。まぁ、ネコと会話できるんだったらあそこまで溺愛するのもちょっと分かる気がする。言葉が分からないことで最低限のコミュニケーションで満足してる、というブレーキあると思う。「てっしーおらんやないの」の人は、てっしーネタがお馴染みすぎて能力忘れてたw
    • てか、ネコ化する、という話を作る際、てっしーとのキャッキャウフフや『ToLOVEる』的なネタを用意しないあたり、やっぱ本作はそういうの好きじゃないってのが出てる気がする。
    • オチ。「ネビロスこのやろー!!」的な感じになるかと思ったけど、左門くんは左門くんでネビロス相手にデレデレしてしまったことが黒歴史なんですね。なるほどw
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • 「恋」とかいうクソダサい選曲きたーw てか、2年後なのに2016年末のヒット曲ってどういうことなんだよ……って、連載始まったの約2年前だからそんなに変じゃないのか。むしろ連載期間とのタイムラグを埋めた形になってるのか。
    • 2年男子の彼。登場からたった2コマで「あーはいはいこういうキャラね」というのがバッチリ理解できたのでスゴイw 八巻部長のオラオラした時期に入ったものの、部長交代に対処しきれずにいる、というある意味でかわいそうな子。少人数の部活はこういうことありがちかもしれませんね。まったく描かれてない八巻部長時代がなんとなく雰囲気だけでも掴めたのでちょっと感動だわ。いや、1年前も多分彼空回りしてたと思いますけどw
    • んで、鹿高競技ダンス部の継承について語られてエンド。先週は八巻メインが多かったので、今週は土井垣のターン多め、とかそんなんでしょうか。
    • 新連載6連弾のせいで急に本作の終了が気になってきたんですけど、とりあえず来週はセンターカラーじゃないのでセーフ。本作は最終回カラーもらえると思うんだけど、怪しいラインなのかしら。いやー、けど、カラーでしょー。終わるとは決まってないです。決まってないし、なんなら2年後編すごい楽しみなんだけど。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 秘湯を満喫の巻。こういう超能力のくだらない使い方好き。想像力が貧困なワタシとしては「超能力あったら何するかなー?」という妄想をすると、すぐにくだらないことになってしまうのです。
    • わざわざゲルマニウムリングの選択肢を潰す説明を入れてるけど、その説明がかなり苦しい。いや、ゲルマニウムの存在をなかったことにしないのは誠実とも思うんですが。
    • 秘湯で災難。ネームドキャラは斉木のみ、超能力がキッカケで災難に巻き込まれ、超能力を駆使して回避していく、という本作の原点のような話ですね。こういう回好き。もちろん主要キャラがばんばん出てくるのも楽しいけど、シンプルな回だと本作の地力が感じられるというか。追い炊きも憑依もアイディアとして面白かったし、温泉の評判を気にするあたり斉木らしい人の良さが出てて見事だったと思います。
  • 火ノ丸相撲
    • 天王寺くんの言い分も火ノ丸くんと同じで、“仲間達が俺を最強にした!!”。ちょっと違うけど、仲間のおかげで、という部分が同じなんですよね。似た者同士である。他人との関わりの中で自分が強くなる対照的な2人、という意味においてはちょうど今週の『ブラクロ』ともよく似た話なんですよね。天王寺くんをカズレーザーと一緒にするとなんだかショボくも感じるけど、ザックリまとめると似てる。
    • ずいぶんと放置されてた堀ちゃんインフォメーション。天王寺くんの弱点かと思いきや、火ノ丸くんの伸びしろでした。左右に揺さぶれば揺さぶるほど技の威力が増す。後ろに下がることで選択肢が無数に増える、というのと同じでシンプルなワンアイディアなので、それに気づきさえすれば即パワーアップという説得力がありますね。決してまったく新しい必殺技とかではない。それだとそれ用の修行が必要になってしまいますから。-- 堀ちゃんも役に立ったし、当然レイナ様も大事。具体的には語られてないけど、八宝菜の修行の際、レイナ様は必要不可欠な存在でしたので、火ノ丸くんの成長にレイナ様は密接に関わってますね。今回の作戦だって八宝菜の修行の応用ですから。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 扉。雲雀ちゃんは今日もパンツ。スカートを押さえてパンツ隠そうとしてるけど何一つ隠れてない、といのがポイント高いと思います(謎のポイント制)。こないだのセンターカラーから何も変わってない……と思ったけど、今回は本編と密接に関わった扉なのであった。まさかしましまパンツについてのドラマが語られるとはw
    • 本編。コガラシダイブのない朝を雲雀ちゃん視点で描く。このネタ引っ張りますねぇ。『ゆらぎ荘』第2章という感じマジである。てか、寝てる時の髪型チェンジ。多分だけどファンは嬉しいことでしょう。個人的には「毛量えぐいな!!」という印象が強い。
    • 小ネタ。登校シーンの背景にチラッと映る雪だるま。ネコとタヌキになってて、誰が作ったのかが何となく分かる。ひょっとしたら前回までに雪だるま作成が背景で描かれてたのかも、とすら感じる。
    • 本編に戻りまして、幽奈さん2.0。雲雀ちゃんも異変に気づく。具体的な異変とは、パンツw パンツで心境の変化を表現するのか。すごい、すごすぎるよ『ゆらぎ荘』……
    • 学校にてザキミヤちゃん。こちらも2.0なのでヘアピンをチェンジ。これは間違いなく幽奈さんの実体化を気づいてもらえた、というのに憧れてのことだと思うんですが、そのヘアピンに真っ先に気づくのはコガラシくんではなく、幽奈さん。もの凄くほのぼのとしたシーンですけど、実は少し残酷だったりしますね。ザキミヤちゃんとしては「お前に気づかれたいんじゃないわボケェ!!」という感じなのではないか。恋心を自覚した2.0への変化、ザキミヤさんもパンツで描けばいいんだけど、彼女のパンツ(下着)は元々フリフリなんでしょうねw なので仕方なくヘアピン。
    • 悩む雲雀ちゃん、の元に現れる呑子先生。この「今週はギャグ回やな」という圧倒的安心感。そもそも雲雀ちゃんがマジメに悩んでる時点で「はいはいどうせ……」な感じあるのに、呑子先生が出てきてトドメw
    • 幽奈さんのパンツに危機感を抱いたなら雲雀ちゃんもパンツ変えればいいじゃない、という話。漫画家とタヌ子が揃うと完全に「着せかえカメラ〜(ドラえもんの声で)」。
    • そして語られる雲雀ちゃんのしまパン愛。なるほど、しまパンはオシャレに目覚めた小学生が選ぶ可愛いパンツ、ということなのか。パンツにもドラマがあるんやな。そして、パンツにドラマを込められる作家、それがミウラ師匠。マジリスペクトだわw
    • そんなしまパンを全肯定する呑子先生。散々ギャグめいた感想書いてきてアレだけど、ココすげぇ感動しちゃった。“そういうなんでもない思い出や… がんばったり悩んだりしてるコトぜぇ〜んぶが 雲雀ちゃんを形作っていくんだしぃ アタシはぁ そぉんな雲雀ちゃんカワイイと思うわよぉ〜” って名言すぎるだろ……。呑子先生マジ大人。成人キャラがちゃんと大人として描かれてる。子供を見守る大人ってステキやん。メチャクチャ優しいし、マジその通りだと思います。しまパンを穿いてるかどうかは大して重要じゃなくて、なんでしまパンなのか、なんでしまパンじゃダメだと悩んだのか、という部分が重要なワケですよね。やばい、今週のジャンプで一番感動したのパンツの話だ……
    • ということで、ラスト。告白を決意するも、うまく行くワケがないw さすが雲雀ちゃんや。安心する。
    • 雪に足を滑らせて、というのはちゃんと先週のザキミヤ回を踏まえてるのが皮肉ですね。大雪によってザキミヤちゃんは一歩前進するけど、雲雀ちゃんは妨害されるw
    • んで、オチ。何度目だ顔面騎乗、という感じなんですが、同じ顔面騎乗でも今までよりも一歩進んだ顔面騎乗になってるのが雲雀ちゃん2.0という感じか。コガラシくんが完全に『変態仮面』です、ありがとうございます。いや、『変態仮面』はいいんだけど、あれ女性器見えちゃってるだろ。いくらコガラシくんでもそれは行き過ぎなんじゃないのかい……とか心配になるレベル。まぁ、近すぎて見えなかったとか? とはいえ、完全に**ニ状態……
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • 遊園地。遊びに来てるってのに私服なのはたった1人なのである。
    • うんこ誘発兵器としてのフリーフォールってのも笑ったんだけど、「天城越え」なのでもっかい笑った。あなたと越えたい。
    • ちなみに、ジェットコースターは「九十九折り」、ウォータースライダーは「浄蓮の滝」、お化け屋敷は「隠れ宿」。徹底して石川さゆりなのである。やだこの遊園地、渋すぎるだろ。あなたを殺していいですか……
    • アンヌ隊員のポンコツ日記。今週は割と大人しいけど、うんこ発言を注意されました。今週一番笑ったのあそこかもしれない。「天城越え」ネタを除けば。
    • んで、No.12さんが出てきて腹パンでエンド。No.13といい、なぜ2ケタになると途端に投げやりなキャラになるんだw
    • いや、ただ、水爆数千倍のパンチを食らったにも関わらず、バイバイキーンみたいに吹っ飛ぶだけで済んだというのは、No.12さんの防御力が異常だったことの証拠なのかもしれませんね。ひょっとしたらNo.12さんが攻撃を受ける際に相殺してくれたのかも……(ネーヨ)
  • 『歪のアマルガム
    • まさかの馬琴。こういうハッタリ歴史講義すきよ。とにかくハッタリ。「マジかよ馬琴かよ 馬琴が言うなら間違いないな」みたいな気持ちになる。こっちから乗りたくなるw
    • ラスボスらしく今までのボスの能力全部盛り。悲しいことに今までのボスの数が少ないんですが、それは作品のせいというよりはジャンプのシステムのせいですねw いやただ、「万に一つなら100万回でも試せばいいじゃない」という発想はすごい良かったと思います。た、たしかに……という納得度。途方もない時間かかるけど、時間の感覚が我々とは違うんだろうなぁ、とか窺い知れる感じもイイ。
    • ラスト。六道登場でエンド。カッコよかったけど、重力の人の倒し方は省略か。ちょっと悲しい。まぁ、最強ボスキャラが紹介された後に見せられてもイマイチに感じるだけだったのかな。
    • ものすごーくどうでもいい話をします。多分当ブログのこの記事を読んでる人の中には1人も共感してくれる人いないと思う話。去年末に公開された映画『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』という映画があるんですが。重力攻撃、ラスボスが全部盛り、人類強制進化計画という3点がドカブリしてるんですよね。2つまでは黙ってようと思ったけど、まさかの3つ目で我慢できなくなりました。まぁ、どれも特別目新しいネタではないので、別にいいんだけど、3つも被るとちょっと運命とか因縁のようなものを感じてしまう。そのうちNetflixで公開されるから観てみてね。いや、『サイボーグ009』知らない人は観てもつまんないと思うから観なくていいやw
  • 『オレゴラッソ』
    • 随分と落ちてきました。一時は『デモンズプラン』と明確な差がある感じだったんですが、気づけばケツ争い。そして来週から始まる新連載6連弾。えっ、両方とも10週ちょいで終わっちゃう感じ? いつも思うんですけど、20話以上を想定して作った作品を10話打ち切りにして正当な評価なんて出来るワケないと思うので、『デモンズプラン』も本作も、不運だなぁという同情しかしません。こんなんだったら最初から短期連載とかにしてくれればいいのに。読者としてもそのが読みやすいよ。急に終わられて「打ち切りだから駆け足なのは仕方ないね」みたいな感想抱いてもマジ不毛じゃないですか。なんだかなぁ……(まだ終わったと確定したワケじゃない)
    • サブタイが「Lose Yourself」。エミネムですね。『8マイル』ですね。ブリタニー マーフィーきれいだったなぁ……
    • 本編。何も知らない相手選手から見たバンバ。体格はいいし、やたら迫力あるから勝手に恐れてたら……というのが笑える。クッソベタな笑いなんですけど、基本的にみんなマジメにサッカーやってるので笑えてしまう。
    • キャプテンがボールを奪って、バンバへパス。すべての攻撃は守備から始まるってのはうまいこと言ったもんですね。キャプテン、バンバ、市野と3人しか出てきてないけど、サッカーの攻撃のワンパターンが一通り描けてるんですよね。市野がボール拾えたってのも、あの中で一番バンバのことを理解してるから「どうせまともなパス出せないでしょ?」と予期してたから、な気がしますし。なかなかキレイな試合展開。
  • 『デモンズプラン』
    • 急に『真 三國無双』みたいなバトルフィールドになってビックリなんですけど。マジか、こんなバトルもやる作品だったのか。もうちょっとタイマンのケンカばっかになると思ったんですが。まさかの無双アクション。
    • ガケで動きを封じてジャーンジャーン。するつもりだったけど、“ロブリオンがあの中にいない”。ちょっとココ淡泊すぎない? 落石でうまいことハメました→やったぜ→いない……って急すぎるというか。直後すぎるので「落石の前に気づけなかったかな?」とか意地悪なこと思ってしまう。落石作戦の後に「リーダーがいたらこんなにパニックにならないはずだ……」みたいなワンロジックがあればまだマシだったと思うんだけど、落石作戦の後じゃないとロブリオンの存否を確認できない、という理屈がないので非常にアレ。
    • ボロくんの “お前が倒さねぇといけねぇのはあいつらか?” “ロブリオンだろ”。ものすごーくルフィっぽい。本作の『ONE PIECE』フォロワーを隠そうとしない姿勢むしろ好きよ。健全なジャンプ漫画、ジャンプ作家な気がする。
    • んで、ロブリオンさんがカイリキーと化してエンド。「ドン」ならぬ「バン」
    • あっ、カイリキーよりもジャンプ的には四妖拳か。四妖〜拳〜♪(崎陽軒のメロディーで)
  • 追記
    • 漢字あってるか不安になって「四妖拳」でググったら気づいたんですけど、『ドラゴンボール』の四妖拳の場面、擬音が「バン」なんですよね。ま、まさかオマージュ……
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。テーマは節分。女性が鬼の格好するとラムちゃんにしか見えない、という呪い。他誌だっちゃ。
    • 蝉麿。校長の右、「新感覚」の「感」の左にいますね。最初、豆を入れた枡の中にいるんじゃあと疑いましたが、外れた。
    • 文学サンド(「おい地獄さ行ぐんだで!」)
      • 白馬の馬糞さんのゆりかもめ。「行ぐんなら」というサンドが秀逸ですね。ゆりかもめという近代的なイメージ、そして「宙に吊らされてんじゃん!」という地獄との落差がおかしいです。
      • 駄犬さんのずっと言いたかったこと。一瞬いい話になるのかと思ってからの地獄オチで笑った。サンドの位置とかは割とシンプルなんですけど、それだけにサンド内容で勝負してる。そして勝っちゃってる。
      • ゆーtpさんの行ぐんだっでよ。何度もサンドを繰り返すことで現代語っぽく組み替えてるので笑った。急に田舎の学校の日常風景っぽくなったw
      • マッキィさんの「おい」を「おっぱい」にしてしまう強引さ、最高でしたw
      • 目塚富士雄さんの遅刻遅刻。いっけなーい、地獄地獄w
    • 誤字成語
      • ひょっとしたらスクジャンで一番好きなコーナーかもしれない。他のコーナーと同じ基準で「このネタ好き」って選んでくと多すぎてビビる。
      • キーマカレーさんの「ドリル中」。五里霧中を「五里霧」「中」で分割するのが最高ですよね。字面を見ても分からないんだけど、声に出して読んだら五里霧中だと気づくあの感じ、とても気持ちいい。
      • 照りさんの「オリオリオ冷や水」。オリオリオが面白すぎるので、後半の残してある冷や水が余計におかしく思えてくる不思議。冷や水を変えるのも手だったと思うんですけど、残すセンス。
      • 焼き肉役太郎さんの「思人に口なし」。何かキッカケがあればこの言葉が広まってもおかしくないんじゃないか、ってくらいうまい。一目見て意味が分かるし、その状況があるある過ぎるので使い勝手よすぎる。
      • 小双葉虫さんの「地獄のサタンも彼氏だい!」。「彼氏だい」が面白すぎてツボ。関係ないけど、サタンが彼氏と聞くと『サウスパーク』のフセインを思い出してしまうw
      • どこぞのオタクさんの「ダイキ反省」。くだらなすぎてヤバイ。ダイキくんとか知らんがなww
      • かわせんりきさんのイラストネタ「草って重たい」。今週の声に出して読みたい誤字成語チャンピオン。ちょっとイントネーションが変わるだけで、音はほとんど変わってないのが秀逸すぎる。
      • みゆぽんさんのイラストネタ「けがの豆苗」。『ブラックジャック』ばりにグロくて鳥肌立ちましたw 文字だけ見ると全然笑えるし「うまいね!」とか思ったんですが、イラスト見たら鳥肌w
    • ぶったぎりジェイソン
      • ゆーtpさんの寝癖。ジェイソンがツンデレしてて笑った。再現不可能なのがまた味わい深い。
      • SABOさんの何回も振り返るアイツ。これは気づいたら俺がアイツに惚れてるパターンですわ。学校あるあるw
      • マッキィさんのイラストネタ「チ●コ」。スクジャンの下ネタ許容ラインが分からないんですが、勃起はアリだったのかw 思春期、疲れ、居眠り、近くにいる女子、ありあまる性欲、と勃起する要因は無数にあるから困りモノですね。てか、エレクチオンをイラストにするんじゃないよw
    • 成績発表
      • かわせんりきさんに続く10単位到達者が意外と出ない。初の10単位争いは僅差だと思ってたんですが、意外とかわせんりきさんがぶっちぎった形なのね。
      • そんなかわせんりきさん特集がついに来週あります。やべぇ、超楽しみ……。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 『沈黙』公開記念、キリシタン弾圧の象徴とも言える天草四郎回。『沈黙』観ると、徳川幕府ゆるさん” って気持ちがすごい理解できるのでオススメです。フォーギブミーパードレ(窪塚洋介風に)。
    • 聖徳太子みたいなノリで「天草四郎って実在しなかったんじゃね?」みたいな説が先日テレビでやってました。天草四郎が実在しなかったら美輪明宏はどうなってしまうんや……(前世が天草四郎らしい)。
    • 本編。矢が刺さった状態でも女性に人気なのは元のカリスマ性が残ってるのか、元の顔の作りがイケメンだから間抜けになっても可愛く見えるからなのか。
    • 『沈黙』を観た後だと、モブ子供の “ころんでしまいましたよ〜” というセリフがもの凄く重く感じるのである。転びキリシタンの暗示である可能性が濃厚(そうか?)。
    • そんな子供の足を治す奇跡、に付された擬音が「メシァッ」。メシアだw そのまんま擬音は大体おもしろいけど、メシアという高尚すぎる言葉だと一際おもしろいな。
    • んで、再び矢が刺さる音も「メシァッ」。ちょっとこれはメシア関係なく音として収まりがいい気もするw
  • 次号予告
    • まさかの新連載6連弾。これはビビった。いろいろと考えが巡ってしまう。
    • まず最初に考えたのが『ワールドトリガー』。6本も始まる異常事態の要因の1つは間違いなく『ワールドトリガー』の不在にあると思います。代わりとなる連載が始まるとなると、『ワールドトリガー』の再開はまだまだ先になる? えっ、そんなにヤバイの? 怖い……。
    • 次に考えたのが『競技ダンス部』。先週の段階では「2年後とか思い切ったことやりやがったなコノヤロー!!」としか思ってなかったんですが、新連載が6本も始まることを考えると、あれっ、終わるのかもしれない……。マジかよ。2年後もすげぇ楽しみにしちゃったんですけど。ショックじゃないか。
    • その次は、打ち切りが怪しい現若手作品群。『歪』『デモンズプラン』は完全にカウントダウンが聞こえてる。ただ、6本も始まることを考えたらそれだけじゃ全然足りないでしょ。となると『オレゴラッソ』もヤバイのかなぁ、と。『オレゴラッソ』はぼちぼち調子いい印象もあったんですけどね。6連弾と聞くと話は別。怖い。
    • 以下、新連載6本について。
    • 第1弾。『ニセコイ』スピンオフの人でありました。ジャンプのスピンオフ商法ってのはジャンプ+の出現とともに加速したと思うんですけど、スピンオフで名前を売って、本誌連載に繋げる、というのはスピンオフ商法の1つの理想型なのではないでしょうか。特にこの作者みたいに、かわいこちゃんが作品の武器になるようなタイプって顔を覚えてもらうのがメチャクチャ重要になってくるでしょうし。
    • まぁ、個人的には3人中2人メガネなことが気になりすぎるんですけどねw どうやら受験勉強がキーになる作品っぽいので、勉強=メガネという話なんでしょう。メガネキャラが主要キャラの過半数を占めるって相当なことですよ。
    • 主人公の名前が「唯我」。おそらく唯我独尊なキャラなのでしょう。『ワールドトリガー』でそんなキャラいたようなw
    • 第2弾。今回の6作の中では、作者に特別な肩書きがない作品だと思います。まぁ、これがフツーなんですけどね。
    • 第3弾。金未来杯の優勝者がようやく。公務員じゃないよ。その前。『ブラックジャック』みたいなヤツ。タイトルは違うけど、幻獣みたいな要素は残るんだと思います。「変えんなよチクショー」って言う人よくいるし、その気持ちも分かるんだけど、金未来杯って別に優勝作をそのまま連載するって賞ではないんですよね。連載しないといけない決まりもない。ただ金未来杯という名誉があるだけ。なので、まぁ自由にやってください。この回の金未来杯は個人的な推しと優勝が珍しく一致した回だったと思うので、結構楽しみですよ。
    • 第4弾。こっからが目玉。過去に大ヒットかました作家の凱旋。まずは『べるぜバブ』の田村先生。ついに来たかー!! ポニョ、田村先生すきー!!!
    • てかですね、ここ1年間くらいずっと「大型連載が軒並み終了するからそろそろ人気作家の凱旋あるんじゃない? たとえば田村先生とか藤巻先生」って言ってたんですよ。長いことウチのブログ読んでくれてる人はひょっとしたら覚えてるかもしれません。それがついに実現した……。先見の明がないことでお馴染みの当ブログですけど、久々に当たったw
    • そんな田村先生の新作。『タイガー兄とドラゴン』じゃないのか、と思ったんですが、主人公の名前はタイガなので、あれが下敷きになってるのは間違いないっぽいです。ただ、現代が舞台になるみたいですね。『タイガー兄』相当おもしろかったので残念な気持ちもあるんですが、ぶっちゃけ「田村先生は何やってもおもしろいから」という信頼感があるので大丈夫。生理的に大好き、というタイプの作家。あの人、ワタシの好みを熟知してますから(倒錯)。
    • 第5弾。『ドラクエ10』コロシアムガチ勢でお馴染み……じゃなくて『アイシールド21』でお馴染みの稲垣先生がバッカゲン。漫画の方の人も調べてみたらフツーに凄い人でした。間違いない布陣を揃えた感じですね。
    • 第6弾。『黒子』の藤巻先生バッカゲン。これは川田先生の目次コメントが楽しみw 作品は弓ではなくゴルフらしいです。『競技ダンス部』が終わるかどうかは定かじゃありませんが、終わったとしてもマイナースポーツ漫画枠はすぐに埋まるのかw 『オレゴラッソ』が終わると仮定したら、「やっぱジャンプはメジャーよりマイナースポーツだな」という風潮が強まると思いますw まぁ、ゴルフをマイナー呼ばわりしていいのかは怪しいんですが、学生スポーツとしては充分マイナーだと思います。まぁ、藤巻先生もおもしろいと思います。『黒子』後の読切がフツーにおもしろかったので。
    • まぁ、とにもかくにも田村先生ですよ。俺得な布陣だなぁ。一昨年は平方先生、去年は屋宜先生、今年は田村先生。ワタシの中の三種の神器みたいな作家が3年連続で新連載。ありがたい話ですわ、マジで。
  • 目次
    • 間違いな探し。アップのコマは間違いが作りにくいんだからやめればいいのにw
    • まぁ、そんな間違い。今週は3つとも面白かったと思うんですよ。担当がコツを掴んできたのかもしれないw 「ニソ」とか笑ったわ。

新年会、タクシーの中でネームやってたら気持ち悪くなって飲まず食わず。
(『銀魂』)

    • タクシーの中とか想像するだけで気持ち悪いっすわ。てか、そんなに時間がなかったのか。新年会とか余計なことしやがって、とかそんな感じか。

新年会、沢山出会いがありました!!友達作るぞ!! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)

    • 新年会コメントは今までに何度も見てきたけど、この切り口は新鮮w

新年会でいただいたドローンを初フライトで破壊しました。泣きそうです。
(『青春兵器ナンバーワン』)

    • 相変わらず豪華なプレゼントである。

新年会のビンゴでVRいただきました!すごい嬉しい!PS4持ってないけど!
(『歪のアマルガム』)

    • ミウラ師匠ファンとしては、「あまってるならミウラ師匠にあげてー!!」という気分w

ダイソンのドライヤーが凄い!髪がツヤツヤになってる気がします!
(『デモンズプラン』)

    • ダイソンのドライヤーとか高いだけやろ、ブルジョワめ!!……とか一瞬思ったんですが、多分これも新年会なんでしょうね。
  • 愛読者アンケート
    • 読切について。よくある「この作品を連載で読みたい」「この作者の別の作品を読みたい」とかあるんですけど、原作と漫画が分かれてるので、それぞれ選択肢あるんですよね。どっちか一方に偏ったら悲しすぎる……。もちろんコンビって選択肢もあるけど。
    • もう1つはMyジャンプについて。読んでるか、いないか。読んでない理由。個人的には「よく分かんない」が一番大きいかもしれません。まぁ、有料サービスの時点でナシなんですけど。そこまでの情熱ない。
    • ツイッターで見かけただけなので、実際に出来るかは分からないんですが、少年ジャンプで読みたい作品が10作品しかない、という人はMyジャンプで読む方が安上がりに済む、というパターンもあるとかないとか。よく知らないので興味あったら各自調べてください。ワタシは全部読むのでジャンプ買った方がいいです。電子版で除外されるページも読みたいので紙一択です。まぁ、早売りってのが現状一番デカイかも。
    • ラスト。使用してるマンガアプリについて。「こんなあるのか……」と驚きました。ジャンプレジェンドとか頭の片隅にもなかったわ。ごめんね。

 総括です。
 文字数。20kこえたかな。こんな調子で新連載6連弾を迎えると……地獄。どうしよう。「おもしろかったです」とかで済ませたい気がしてきてきた。いやけど、それだったら感想書く意味ないんですよねぇ。感想書く作品絞ればいいじゃんって話ですけど、全作品扱いたいって気持ちはブログを続ける上で強いんですよねぇ。困った。

 今週のベスト作品。今週も結構迷うんですけど、『ハイキュー』で。天井サーブというオチが気持ちよすぎた。
 次点としては『BORUTO』『ブラクロ』『斉木』あたりかな。

 では、最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こっちは次点から。

  • 田所ちゃん 『食戟のソーマ
    • トレーを渡してパァァァァってのが可愛いんだけど、なんか笑える、という不思議なバランスでよかった。
  • 次郎長 『銀魂
    • カッコイイ登場大喜利と化してる『銀魂』最終章において、真っ正面からカッコつける、という次郎長の姿にしびれた。

 んで、今週のベストキャラはこの人。

  • 呑子先生 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 今週最も感動したのが呑子先生のしまパン肯定のくだり。マジで「こんな大人になりたい……」と思いましたよ。大人の姿として理想的すぎる。
    • じゃあ、『ゆらぎ荘』がベスト作品なんじゃねぇの?と言いたくなったそこのアナタ、気持ちは分かります。自分でも基準がよく分かってませんw

週刊少年ジャンプ2017年10号の感想 - 北区の帰宅部

α波 1/fのゆらぎ?雨音のモノローグ

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盗んだバイクで天城越え

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CYBORG009 CALL OF JUSTICE

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『生徒会役員共』409話の感想

『生徒会役員共』408話の感想 - 北区の帰宅部

 マガジンのアンケートが電子化された件。超簡単になったと思ったけど、実際にやってみたら案外時間がかかりますね。分かりやすさは申し分ないんだけど、答える質問数の割には時間がかかるというか。まぁ、徐々に改善されていくものだとは思います。

 #409。扉はスズ。だが、本編的にはスズとは別に、大事件なのである。

 工事がうるさい、からの会長の「俺んとこ来ないか」。ビビった。マジか。本作に残された最後の秘境というか、謎みたいな部分じゃないですか。たまに「偶然出てないだけかも」とか思ったことありますけど、今回の様子から察するにどうも意図的に隠してたっぽいですね。満を持して、という感じが全体的にあったと思います。
 天草邸と同時に、これまたレアな会長の親。母親が言及されました。いたのか‥‥(そりゃいるだろ)。そして、やっぱり母親は下サイドの人間なのでありました。いや、まだあの発言は会長がテキトーに言っただけのネタ、という可能性も残されてるか? うーん、ややこしいだけだからやらない気がする。

 んで、ついにインダ天草邸。「ついに‥‥!」みたいな気持ちで読んでると8コマなのである。ここらへん、作者も「ついに出しちゃうよー」みたいな感じあると思う。
 オチとしては、タカ兄と会長のやり取りをセリフだけで聞いてみると‥‥という内容。アリアは事前にああいうセリフが飛び出ることを予想してたというワケですね。人の部屋の感想はアレと酷似する、という知識を持っていたのでしょう。うますぎて笑った。8コマなのでフリが長く、最後にたった1コマですべてがひっくり返るようなオチが快感なんですよね。
 てか、アリアのボケで中和されてますけど、タカ兄と会長のやり取り、相当イチャコラ感ありますよね。スズはそっち怒った方がいいけど、ボケに気を取られた感じかな。

 明かされる会長の両親の真実。まぁ、仕事でいません。定番っちゃ定番なんですけど、会長の方でそれやってくるかー、みたいな驚きもありました。大体主人公よね。
 部屋が防音になってるって結構スゴイことだと思うんですけど、ひょっとしたら両親の仕事と関係があるのかもしれない‥‥とか思ったけど、多分違う。
 鍵っ子にポジティブな印象を持つ会長。そりゃ鍵っ子なんだけど、言葉の響き的に子供っぽい印象が強いので、そこらへん会長っぽさあると思います。コトミとは違った幼さというか。イノセントさというか。まぁ、たまに中二みたいなネタは重なることもあると思いますが。
 そんな鍵っ子発言を受けて、アリアがオチ。アリア強い。そしてこのオチは一際強烈なのである。女子に前立腺ないだろw
 全然意味違うから強引さで笑ってたんだけど、よく見たら、読んでみたら、意外と遠くないので再び笑った。「あっココいい」がツボだわw

 会長のぬいぐるみ。アニメだと亀甲縛りが定番になってますけど、こちらでは気にせずゴーイングマイウェイ。まぁ、そりゃそうだ。フリねぇし。
 ぬいぐるみ。アヘマルシリーズだそうです。アヘ顔アニマル、略してアヘマル。驚くことにスズが言ってるんですよね。アヘマル。この世界じゃ当たり前の存在らしい。「そこツッコミないのかよ‥‥」と面食らいました。世界観がボケてきた。
 アリアの発言で会長が追い込まれる。今週はアリア大活躍ですね。やっぱ会長の部屋ということで、仲良しのアドバンテージが大きいのでしょうか。一番緊張してないってのもあるかもしれませんが。

 ラストページは宿泊の話。正直このメンバーで誰かの家に行ったら「どうせ泊まるんじゃない?」みたいな感じも出てきたと思います。もうそろそろ驚きがない。ただ、今回は天草邸なので話は別。泊まりが決定するまでに思い切りが必要なのである。会長はいつもお邪魔する側だったってのもあり、妙な緊張があるんでしょうね。
 いつも泊まってばかりだからお返しがしたい‥‥という理由で泊まってほしいワケではない会長。てか、今週の冒頭で、「うち防音だから来ない?」って言い出したのもコレが理由だったのかもw

 泊まるということで3人がお手伝いを分担。この「ただでは泊まらねぇぜ」感、スゴイ。アリアの家に行く時は例外だけど、誰かの家に泊まる時って大体この感じになりますよね。なかなか出来ないよ。
 タカ兄は雑用として風呂掃除。流れ的に余り物みたいなノリありますけど、女子に風呂掃除任されるってなかなかな事態だと思うの。フツーだったら。タカ兄は変なことはしないし、なんなら会長の方が変なことしないか期待してそうな気もするw
 最後にもう1つサプライズ。まさかのシノママ登場。マジか!! 盛り沢山すぎる。そして、そのご尊顔は‥‥秘密。まさかの津田家システム。やっぱり主人公っぽいですね。最近はタカママはセリフとか出るし、後頭部くらいなら出たことありますけど、シノママは完全に無。極端な話、今回の登場も会長が独り芝居してるだけ、という解釈も出来る(んなワケねーけど)。
 てか、単純にオチがすげぇキレイで好き。フリの段階ではまったく気にしてなかった風呂掃除というシチュエーションが思わぬ形でオチに繋がる。多分普段の会話で津田という男が副会長で仲良くしてるらしい、みたいな知識はシノママも持ってるだろうから、「ついにか!!」みたいなこと思ったかもしれませんねw


 ということで、終わり。今週はとにもかくにも天草邸。その時歴史が動いた、な1話でありました。おまけにシノママという新キャラまでぶっ込まれたからなぁ‥‥ホント驚きましたわ。
 今週は衝撃的だったのでどれも印象的なんですが、1つ選ぶとしたらやっぱ8コマのネタになるかなぁ。「会長の部屋に入るのか‥‥」という読者も抱く緊張感が本編とシンクロしてました。7コマじっくり見せてからの最後にドーンというオチも素晴らしかった。

『生徒会役員共』410話の感想 - 北区の帰宅部

『沈黙-サイレンス-』の感想

 2106年は映画の感想が散々だったけど、今年は頑張ります。いや、頑張りたい。観た映画全部は無理にしても、週イチが目標かなぁ。年で50……あれっ無理な気がしてきたw
 そんなこんなで、2017年鑑賞映画の初感想ざんす(『バイオハザード』は去年末でした)。初鑑賞は『コンサルタント』なんですけどね。

  • あらすじ
    • カイロレン「マスターを助けに行くぞ!」
    • クワイガン「日本こわい……」

 たった2人のキャストの一致でネタにするのもアレなんですけど、アダムドライバーの顔面の個性が強すぎて引っ張られた気がします。
 あとは、リーアムニーソンが和装するとやっぱジェダイマスターにしか見えないw ホントはあのシーン、「日本に飲み込まれてしまった……」みたいに絶望感のある場面だと思うんですけど、正直「やっぱクワイガンかっけー!!」と少しアガってしまいました。主人公にとっては一番つらいトコだったのかもしれないんですけどね。

 キャストネタでいいますと、アンドリューガーフィールドくん。前スパイダーマン。俺は『アメスパ2』死ぬほど好きだよ……。
 そんなガーくん。オスカー主演男優賞ノミネートですね。おめでたい。まぁ、本作じゃないけど。メルギブソンの新作『Hacksaw Ridge』。内容としては、敬虔なクリスチャンであるガーくんが日本で酷い目に遭う……って同じやないかw

 アメリカ映画でここまで日本語に溢れた一流の作品が観れるとは……みたいな感動は少なからずありました。しかも、ハリウッド映画における日本描写、日本人役者の使い方がもう理想的なんですよね。フツーに日本だし、日本の役者がフツーに凄い。予算の関係でロケの大半は台湾らしいですが、『ラストサムライ』みたいにヤシの木が生えてたりしないので、まったく気にならなかった……てか知らなきゃ気づきませんでした。まぁ、ここは知識量によっては違和感抱く人いるのかもしれませんね。
 一番感動したのは日本語かもしれません。ハリウッド映画に出てくる日本語って聞き取れないことが多かったりして苦手なことが多いんですが、そんなことありませんでした。まぁ、日本でも超有名な役者がやってるんで当たり前っちゃ当たり前なんですが。
 多言語映画としての『沈黙』。主に英語と日本語が出てくるんですが、片方は字幕、もう片方は完全に理解できる、というのが新鮮な映画体験でした。特によかったのは浅野忠信パートでしょうか。役柄ってのもあるんですが、浅野忠信だけメッチャ英語うまかったじゃないですか。英語を喋る主人公に感情移入してるんでネイティブに近い英語を話す日本語を話すキャラが出てくるだけでちょっとした安心感が湧いてしまったんですよ。そしたら、直後に浅野忠信が、「あいつは転ぶよ」と日本語でヘラヘラしながら言うじゃないですか。ものすごい絶望感でした。あの英語力とヘラヘラ顔、という意味で浅野忠信サイコーでしたね。
 日本人キャスト、一番評価されてるのはイッセー尾形でしょう。オスカーノミネートは逃しましたが、有力視されてたと思います。浅野忠信と違って英語はうまくないんですよ。いわゆるカタカナ英語。ただ、そういう役なので違和感はありませんでしたね。むしろ、カタカナ英語が不気味さにも繋がってた気がします。そしてやっぱあの甲高い声ね。最初は「なんじゃこれw」と笑いそうにもなったんですが、徐々にバケモノのような恐ろしさに変わっていきました。そんな声で日本語と英語を行き来する感じがまた怖いんですよね。
 窪塚洋介のキチジローはある意味一番おいしい役ですよね。イエスの化身みたいな役だったと思います。転んでは「許してよー」と迫ってくル感じはゴラムっぽさもあったかもしれません。窪塚洋介の只者ではない感がいい感じにハマってたと思います。イケメンすぎる気もしますが、この世のものではない感と考えれば全然アリ。
 あと、日本人視点としては、「加瀬亮もう死んじゃうのかよ!!」みたいな驚きもあって楽しかったですね。あの首の作り物感凄かったですけど、『アメリカンスナイパー』の赤ちゃんに比べればマシかw

 受難モノというジャンルがあるかは分かりませんが、あるならば本作のその一つだと言えると思います。とにかく徹底的に受難。前半は肉体を責める拷問が多くて、「こんな拷問が160分続くのかよ……」とビビってましたw
 実際は、中盤から主人公の心を責める方向にシフトしていきましたね。肉体的に傷つけられる恐怖はなくなったけど、徹底的に心を折りに来るので余計に怖いですw わざと充分な食事を与えて、身なりをキレイにし、かつての相方に見せる、という部分は「悪魔かよ……」とドン引きしながら、「なるほどーうまいこと考えたね」と少しだけ感心もしてしまいました。ドン引きしながらの感心。感心してしまったので「これは敵わない……」みたいな絶望になったと思います。

 ラスト、踏み絵が喋るじゃないですか。ああいう宗教観に馴染みがないので新鮮でした。冷めた見方になっちゃうけど、拷問の果てに幻聴が……とも見えなくもない。
 よく見たら後ろにいるリーアムニーソンの口がパクパクしてる……ってなるとただのコントか。

 ということで終わり。宗教観に馴染みがないとか、有名な原作だけど全然知らないとかあるんですが、面白かったです。やっぱ日本描写と日本人役者の活躍は、物語とは少し離れてしまうんですが、感動しちゃいましたねぇ。
 オスカーでほぼスルーされたのは残念です。イッセー尾形いったら最高でしたねぇ。

週刊少年ジャンプ2017年08号の感想


 『鬼滅』『約束』と初回以来の表紙が続いてるので、次に怪しいのは『ゆらぎ荘』じゃない? ということで。ちなみに、『ゆらぎ荘』は10号に始まりました。次号の次号予告がちょうど1周年。ただ、キッカリ1周年で何かをやるとは限らないので、次次号ではなく「1周年記念」を冠したカラーや企画が行われた時、で判断します。
 たまには、近々必ず正解が分かる予想クイズみたいなのもやってみたかったんですよ。こういうのを毎週思いついたら楽しいと思うんですが、なかなかネタが見つからないのです。
 具体的な作品名を出した方が票数が伸びやすい、という傾向があると思うので、「なら作品名1つだけならどうや」という実験でもあったりします。

 先週の投票。ジャンプのアンケートはハガキがいいか、電子化がいいか。それぞれ積極的賛成と消極的賛成で計4択。2択でよかったんだけど、4択に増やしたのは単に貧乏性なだけです。なんかもったいない気がしてw
 結果としては電子化の圧勝。「ホラやっぱりな! ハガキとかクソなんだよ!!」とか言うつもりはないです。そもそもブログとツイッター上でこの質問を見るワケですからね。そりゃハガキよりはネットのがいいって人が多くなりますわ。
 ジャンプのアンケートも「いずれは」必ず電子化すると思います。ジャンプはこの先も長く続くと思いますので、さすがに時代の波に飲まれるでしょう。一番近い転機は今度の4月。その次は郵便ハガキが値上げする6月。電子化したらワタシもアンケート送るようになると思います。多分ブログに回答内容のせると思う。まぁ、その頃ブログを今のボリュームでやってるかは分からないんですがw
 あっ、そうそう。票数少なかったです。途中でRTされて伸びましたけど、それまでは過去最低レベル。やっぱ作品名がないと引きが弱いんですかね。とはいえ、ウチはコメントが10コも来たら「千客万来じゃぁぁぁあああああ!!」って大騒ぎになるような規模ですので、10票も入れば万々歳なのかな、という気もしてきました。
 なので、もうすぐもっと引きのなさそうな質問に移行すると思います。当ブログについての質問とか。「おもしろいですか?」って質問で「結構おもしろい」「おもしろい」「超おもしろい」「抱いて」の4択とかそんなん。

 はい、ジャンプ8号。前から思ってたけど、投票ツイートで遊ぶようになって確実に枕がデカくなってしまった。当初は枕をおもしろくするつもりだったんですが、今はどう考えても「邪魔だなぁコレ」状態。ツイート埋め込みのせいでページ開くのも数秒遅くなるし、良いことナシです。

週刊少年ジャンプ2017年07号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • ONE PIECE』名場面。まさかの「ゾロを守るルフィ」でした。えっ、そこなの……。確かに印象的な場面ではあるけええど、50巻以上ある『ONE PIECE』という作品の中から約50しか選べないという時に選ばれる場面とは思ってもいませんでした。
    • あっ、てかコビーが初登場だ。そういう兼ね合いもあるのかな……ってねーよ。
    • この企画、予想する余地があって楽しいっちゃ楽しいんですけど、困るのは外れた時ですよね。予想が外れると、次の予想が前回の予想の繰り返しになっちゃう。前回はゾロの三刀流って予想したんですけど、まだその手前ですからね。外れて、その先に行ってくれると別の予想できたんですが。困った。まぁ、予想はやっぱり三刀流の場面かなぁ。今回みたいな場面が選ばれるならいける気がする。
    • ただ、この企画がルフィ優先で選ばれる傾向があるんだとしたら、三刀流の場面は怪しいかもしれない。いや、けどやっぱ三刀流だわ。
  • 表紙
    • 約束のネバーランド』でござい。見事23話目にしてのゲット。快挙と言っていいと思います。今年はもうこういうの見れないと判断してもいいかもよ、というレベル。まぁ、理屈としてはあり得るんですけど。
    • 3人と、エマが持ってるランプの中にその他の子供たち、というデザインがなにやらオシャレ。こういう気の利いたショットが似合う作品ではありますよね。扉とか凝ってること多いですし、カラーの時にも印象的なの出てきがちだと思います。まぁ、今回の表紙のデザインが誰のアイディアで、誰の功績なのかはハッキリと断言できるほど詳しくないので放置でいいです。
    • あと、後ろにママの目。ママでいいんだよね? シスター? 大穴でグランマ? まぁ、ママだろうな。
    • 「まぁママ」って文字列すげぇな。
  • サンジクソ名場面シール
    • お年玉企画だそうです。来週もあるよ。
    • まぁ、とりあえずサンジの名場面が11コ選ばれてるので、その選出を確かめるだけでも面白いと思いますよ。
    • 個人的には「これは恋の試練」が好きですねぇ。カッコイイのに超バカってのが最高です。まさかのツッコミ込みのシールってのもイレギュラーですし。
    • 選ばれなくて意外だったのは「女のウソは許すのが男だ」と、「タバコの火ィ欲しかったトコだ」ですかねぇ。まぁ、ぶっちゃけると、今回の11選は結構テキトーなんじゃあ……みたいな気もします。偏りが凄いのよね。11コしかない割にはボケ選出みたいなのも多いし。
  • ジャンプ+新連載のおしらせ
    • 8つも始まるってよ。多い。タイトルと作者は分かるので、気になる人は是非チェックをば。個人的には第2弾のKAITO先生のが楽しみです。これは読む。あの人は大丈夫、という信頼感ある。多分どんなに滑っても一定のレベルは出ると思う。まぁ、「純愛物語」とか書いてあって正直興味ないんですけどw とはいえ、きっと純愛物語にはならないと思ってます。いやなんとなく。
    • てか、本誌連載経験ある人は1人だけなのに第2弾なんですね。なんでや。第1弾の水川あさみみたいな人誰やねん(言いたかっただけで興味があるワケではない)。
  • 読者プレゼント
    • テーマはこたつ。まぁ、寒いですし、分かる。ただ、ダジャレの手数が少ないのが個人的には不満です。「クソみてぇなダジャレしてんじゃねぇよ」と文句が言いたくて毎週チェックしてるワケですし……(クズ)。
    • ポテチ用のマジックハンドみたいなヤツがあります。発売当初そこそこ話題になってた気がします。なんだけど、「箸でよくねぇ?」って凄く思う。箸ほどコンパクトで、自在に動かせるアイテムとは思えないんですよね。
  • 約束のネバーランド
    • 本編がシスターとママで終わった所なので巻頭カラーがどうなるかと思ったら、「それは置いといて」みたいなアバンタイトルが出てきました。まぁ、そうなるか。1話の再現みたいなことをするってのも定石なのかな。
    • んで、扉。エマがやたらカッコイイ。本編でまだそんな活躍したことねぇじゃねぇか、とか少し意地悪なことを考えてしまうくらいカッコイイ。これだけ見て「この子カッコイイやんけ!」ってなった人が単行本1巻呼んだら「あれっ……」ってなりそう。
    • 本編。やっぱりシスターとママ。せっかく記念すべき表紙初ゲットの回だってのに残念ですね。とか最初は思ってました。だけど、最後まで読んだら「表紙号にふさわしい回だったな……」と大満足。脱獄に向けた戦いが始まってからは初めての死者が出ましたね。それを超盛り上げて描いてくる。さらにはシスターのデレですもんね。ゲキアツやん。凄いなぁ。先週の『鬼滅』もそうだけど、絶対表紙号を意識した内容になってますよねぇ。大変ですねぇ。想像するだけで投げ出したくなるw
    • ママに対して “このアマ!” って言うのはちょっとしたギャグだと思うの。違うけど。
    • んで、グランマ登場。“でも制御はできているのでしょう?” というセリフがイイですねぇ。このセリフに彼女のキャラクターが集約されてるような印象を受けます。競争社会で揉まれてきたシスターとは根本から考え方が違うんでしょうね。完全にママ寄り。
    • そんなグランマの “かつての私のように” のコマに出てきた子供は今のママってことでいいのかしらん。ママの識別番号とか忘れちゃったから確信はないけど、あそこで数字を見せてるのはママであることをの提示だと思うんですよねぇ。そこまで言うなら参照しろよって話なんですけど、本号以外のジャンプ読むのめんどいからパスやで。
    • ということで、シスター死亡。まさかわざわざ鬼が出てくるとは。絵的な盛り上げ以外に意味あるのかしら。殺すだけなら人でもいいもんね。せっかく殺すならすぐ食べたい、とかそんなんかしら。ちょうど直後に “いただきます” なんて意地悪極まりないセリフが配されてるし。
    • んで、“このクソみたいな世界をブチ壊せ” とかいう本作にしては珍しくドストレートに熱いシーン。いよいよ第1章もクライマックスやな、という感じありますよね。これはさすがにワクワクしてきますわ。さっきも書いたけど、これ表紙号に持ってくるんだもんなぁ。やってくれるわ。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • ビッグ3のご挨拶。あれっ、ちょっと滑ってない? ちょうど先週の『鬼滅』と同じ曲者すぎる幹部の紹介シーンなんですけど、曲者感がそんなに楽しくない。ギャグ混じりにこういうのやるの本作うまいイメージあったんですけどね。てか、先週の『鬼滅』には「なんかフツーやなぁ」とか思ってたんですが、割とよかった方なのかもしれない。
    • 劇中で “何やらスベリ倒してしまったようだし” ってセリフがあるからセーフと思わんでもないんですが、劇中ではスベってるけど、それをマンガとして読むこちらとしては充分楽しい、ってのは全然あり得ると思うので、やっぱりイマイチだと思う。いや、イマイチは言い過ぎかもしれない。「もっと楽しくなりそうだったのに……」とか。
    • 本作の定番。おもしろ擬音。今回「WTF」がありましたね。略語アリなのかよ。ワッザファック。まぁ、けど、よく考えたら「OMG」とかはあっても違和感ないかも。てか、過去にあったかもしれない……ってレベル。
    • ということで、いきなり戦うことに。これは助かる。顔だけの人、戦うトコが想像できなかったってのもあり、やだぁー興味あるぅー。
    • んで、パワー発揮してエンド。トオガタミリオのダジャレはよく分からないけど、とりあえずすり抜けるそうです。個人的には『マトリックス リローデッド』のツインズを思い出しちゃいますねぇ。大好きなんですよねぇ、アレ。てか、バカにされそうで言いづらいんですけど、『マトリックス』シリーズで一番好きなんですよねぇ。『リローデッド』。
    • そんな彼、プロ含めてNo.1に最も近いそうです。エンデヴァーさん涙目。高三なのにプロ含めトップクラスかよ。高校生Jリーガーとかは聞きますけど、高校生で得点王とっちゃうようなもんじゃん。ゴイスー。まぁ、散々トッププロを出しちゃった後なのでこういう歪なことになるのもやむなしだよね、みたいな大人の事情も感じなくはないです。ただ、本作は『アカデミア』なので、オールマイトを除く最強ヒーローが学生ってのは収まりがいい気もします。世界狭い気もするけど、学園だけで完結してるのも学園モノとしては問題ないのかも。
  • ブラッククローバー
    • エピローグ的なイチャコラでほんわかしたかと思ったら、カズレーザーどーん。生きとったんかいワレェ。ぶっちゃけ不死鳥の方が強そうだったから「本章最強の敵ではないよね」とか思ってたんですが、ファナが思わぬ形で敵陣営からドロップアウトしたので、繰り上げで最強。なるほど。しかも不死鳥のチカラも吸収してるっぽいので、より最強。強さの序列が結構律儀に組み立てられてるので納得しやすいですね。
    • 吸収とアンチ魔法の対決。今まで考えてなかったけど、なかなか対照的な2人だったんですね。なかなか燃える。吸収されずに攻撃できるって意味でもアスタは最適ですし。
    • まぁ、大体の難敵は「アスタが最適」ってなりがちなんですけどねw ホント便利だよなぁ。こういう便利設定って敵の強敵感を出すための都合で変に弱体化されたり、扱いに困りがちだと思うんですけど、本作の場合はいつまで経っても「アンチソード超便利じゃん!!」ってのが継続してるからスゴイ。
  • 火ノ丸相撲
    • 掲載位置たっか。やっぱ準決勝盛り上がったんですかね。ホタルあたりの回で「本作ヤベェ!!」って改めてなりましたもんねぇ。ホント改めて、なんですけど。
    • 本編。天王寺くんはすべてを飲み込む闇。掲載順マジックでアスタのアンチソードと重なりますねw
    • んで、火ノ丸くんが引く。『火ノ丸相撲』というタイトルを否定するかのような展開ですね。相撲哲学を曲げることですから。が、なんですが、その本来ならあり得ない発想こそが、ダチ高相撲部に入ることで得た成長なんですよね、という決着なのでうまい。後ろに下がるのとかホタルっぽいよなぁ、とか感じちゃいました。どうやらそこは違うらしいんだけど。
    • てか、先日負けたばかりの天王寺くんと再戦して勝てるワケないじゃん、という問題がありましたよね。先週、刹那もありゃ充分、みたいな話あってすげぇカッコよかったけど、カッコイイけど理屈としては弱い。そこで「引く」というワンアイディアですよ。これによって今まで持ってた火ノ丸くんの手が何倍にもなるじゃないですか。たった1つのアイディアで強さが数倍にもなる、という理屈としてはメチャクチャうまいと思います。あくまでもアイディアなので、特別新しい技術とかが必要になるワケでもありませんからね。これはうまいよなぁ。マジで感心しかない。
    • 引くだけで攻めのパターンが一気に増える。攻めのパターンが増えるってのは八宝菜の修行とも通じる話でもあるってのがまたイイですよね。「引く」というネタが1つあるだけなのに、今までの強さと掛け合わせるとスーパーサイヤ人ばりのパワーアップに説得力が出ちゃう。
  • ハイキュー!!
    • センターカラー。あんま意識したことなかったけど、谷地さんって日向よりも小さいんですね。「チビといえば日向!」みたいなイメージあったのでなんか意外というか新鮮。まぁ、よく考えたら当たり前なんですけど。そりゃそうだよなぁ。谷地さんにでかいイメージあるワケでもないし。
    • 本編。相変わらずの嗅覚を見せる日向。みんなツッキーのワンタッチにホメてる中、ツッキーだけが日向のことを意識してるってのがイイですね。多分心の中で舌打ちしてるw
    • んで、ウシロマイナス。カッコよすぎて笑った。スガさんやるやんけ。まぁ、「まんまじゃねぇかw」って気もするけど、初めて聞いても意味わかる、と考えればむしろポジティブな評価にも繋がりますし。まぁ、とにかく、ボール拾いとウシロマイナスのおかげで後衛でも日向が活躍できる感じ出てきましたね。
    • 実況席によるウシロマイナス解説。日向の凄さは空中で影山の変態トスを「待てる」。おおっ、まさかの『オレゴラッソ』。まぁ、バレーなんで毎週空中戦やってるんですけど、「待てる」という言葉がこのタイミングで出てきたのは偶然にしちゃ出来すぎですねw まぁ、どちらもジャンプ(する)漫画なのでその説明がかぶるってのは別に不思議ではないんですが。
    • んで、木下くん。ピンポイントで起用されるサーブということで山口くん連想不可避だと思います。山口くんの初起用と何が同じで、何が違うのか、というのが大事だと思います。結果としては、失敗。ここらへん運が都合いい方に働かないフェア感ありますね。割と本作はそういうトコしっかりしてると思う。まぁ、スポーツ漫画はどれも気にするポイントだと思うので、みんなしっかりしてるんでしょうけどw んで、初めての時、逃げた山口くんと違って、ボチボチのサーブは打ててヘラヘラしてる木下くん。が、直後にもっと出来たやろ、となるのがイイですね。山口くんの初めての時と違って「失敗したけどお前は大丈夫」みたいな感じあります。まぁ、山口くんの時みたいにドラマチックに描いてもクドいだけだから、みたいな大人の事情もあるんでしょうけどね。
    • んで、相手チームのピンチサーバーが投入されてエンド。木下くんが割と淡泊に済まされたのはここへの助走、という感じがあったんでしょうね。
    • てか、「姫川葵」とかいう『べるぜバブ』感ハンパない名前はなんなん。めっちゃ引っかかるわw
  • 鬼滅の刃
    • 扉でお館様でちゃった。「そこで出しちゃうんかい」という気もするけど、1ページ丸々使って顔面を描けるのは扉ならではなのかな。「顔の上半分やべぇな」ってのと、「目見えない?」ってのが印象的ですよね。んで、後者は本編入ってすぐの小さな描写で確信に変わる。
    • 知性も理性も感じられなかった柱の皆さん(酷い評価だw)、お館様を前にすると超しっかりしてる。「お館様リスペクトが凄いんやな」とか思ったんですが、お館様の炭治郎とねずこはセーフ、という判断を拒否するようなリアクションを取る人がいてすげぇ面白い。そこは引かないのか。お館様に対しては完全イエスマンみたいになるのかと思いきや、ですよ。これはイイなぁ。お館様リスペクトはやばい、けど鬼に対する納得できない判断に対しては余裕で拒否。単純化されてないキャラクターの深みみたいなものを感じる。すげぇイイ。ぶっちゃけ先週の柱紹介回は「割とよくある幹部登場回やな」って印象だったので、今週のが断然おもしろい。今週のが柱への興味が湧いた。
    • んで、鱗滝さんからの感動のお手紙。てか、元柱だってよ。やっぱ水柱だったのかしら。
    • 腹切ってくれる件。ギユーさんもメッチャ優しかったのである。まぁ、今回の柱裁判で「やっぱ鬼は殺そう」って結論になったらギユーさんも有罪で死ぬことになるから、ギユーさんが責任取って腹切るってのも変な話なんですよね。まぁ、ここらへんは手紙特有のタイムラグである。てか、この場面で重要なのは腹切りそのものではなく、腹を切ってもいいと言ってくれる2人の気持ちですね。
    • 無惨遭遇の件。柱は誰も会ったことありませんでした。マジか、そんなレアな経験だったのかアレ。なんで炭治郎会えたんだっけ。鼻のせいだっけか。だとすると、炭治郎の柱に対する明確な長所は嗅覚ということになる。ついでに、触覚と聴覚の2人も相当凄いってことになりそう。
    • ラスト。不死身っぽい人が献血してエンド。ねずこが人を喰わないことに2人命懸けてるから喰うって言うならそれなりの覚悟を見せないと、という件とも通じますね。バカっぽいけど、結構筋は通ったやり方だと思う。まぁ、やってることはアレですね。盲導犬の特訓する時にエサとかで誘惑して我慢できるかチェックする、みたいな感じ。ラブラドールレトリバーねずこ。
  • 食戟のソーマ
    • 回想終わり。現在のアザミン、ウッキウキである。まぁ、あのショタ感ある過去を見た後だとこのウッキウキも納得ですね。メインはソーマパパだけど、アザミンの過去を知れたという意味でも有意義な回想であった。
    • そんな昔話で居眠りするソーマくん。ザ・少年漫画の主人公、という感じある。悟空とかルフィとかそのラインだよね。この話何度もした気がするけど、久々に感じました。本作及びソーマくんの圧倒的王道感。この感じ、今のジャンプ作品の中でも珍しいと思いますねぇ。『ブラクロ』アスタもその気あるけど、ちょっと違いますよね。脳筋とかバカって要素は一致してるけど、アスタはもうちょっとマジメというか、体育会系なノリ強いと思う。体育会系とはちょっと違うんですよねぇ。もちろん悟空にもルフィにもそのノリがなくはないんですけど。
    • そんなソーマくんのサイヤ人精神に感動するソーマパパ。やっぱゲテモノ料理をガス抜きとしてやってない、ナチュラルでゲテモノやってるソーマくんは違いますね。失敗、敗北にへこたれない。むしろ成長材料として取り込んじゃう。本作は律儀なくらい、一貫してますね。
    • ということで、紅白戦の宣言がなされてエンド。修行パートながらバトルが描ける、という一挙両得。まぁ、個人的には『ベストキッド』のワックス掛けみたいな修行が一番好きなんですけど、今回の修行はそんな時間なさそうだし、そんな悠長なことやってられないのかなw
    • てか、堂島パイセンの「3」。親指、人差し指、中指を立てて「3」。ドイツ式ですね。まぁ、多分「こっちのがカッコよくね?」程度の意味しかないんでしょうけど。個人的に最強にカッコイイ「3」は、中指、薬指、小指を立てるokサインみたいなヤツです。あれ超カッコイイと思うの。
    • 脱線。脱線のまま終わるのでもう読まなくていいです。
    • アメリカ式(いわゆるフツーの奴)の「3」が少しだけ難しいんですよ。もちろん出来るけど、ちょっとだけ気合いを要する。小指にチカラが入る。なのでドイツ式の「3」好きなんですけど、ドイツ式は困ったことに「4」がエグいんですよね。小指だけ曲げる。なので、「3」はドイツ式、「4」はアメリカ式、みたいな指の折り方すること結構あります。ファミレスで「何名様ですか?」って聞かれた時とか。
    • ただ、ファミレスはファミレスでまた問題があって、ドイツ式の「3」ちょっと恥ずかしいんですよね。「うわぁなんか敢えてのことやってるよ……」とか「出川哲朗かよ」とか思われそうで。
  • 『GOLEM HEARTS』大須賀玄
    • 読切デース。本作の前日譚とも言える短編読切がジャンププラスで読めるようですよ。過去に描いたヤツってことなのかな。ただ、ややこしいのが、ネタバレ注意。本読切を読んだ後にジャンププラスの方を読むのがオススメらしいです。前日譚なのに後に読むのか。なんやそれ。『ローグワン』かよ。
    • 本編。ヒロインの口調が気持ち悪い。無理して丁寧語にしてる→何かを強制させられてる、というのを表現してるのは分かるんだけど、単純に各文章が2段落ちになってるのがすげぇ気持ち悪い。声に出して読んだ時に明らかにあり得ない口調になってると思う。もうちょっとうまく出来たやろ。不器用か。
    • 主人公の “同意すると嘘をつくコトになるし 否定すると傷つけると思って沈黙してた”。はい、こいつゴーレムです。なるほど、前日譚だけどネタバレ注意ってのはそういうことか。あくまでも本作は「なんとゴーレムでしたー!」というオチが重要になってる、というワケで。
    • 同意も否定もできない件。これは要するにアシモフロボット三原則みたいな話ですよね。読んだの凄い昔だから細かくは覚えてないけど、似たようなエピソードあったと思います。ある質問に対して正直に答えるとその人を傷つけることになるけど、ロボットなのでウソもつけない、否定もできない、なので結果的にエラー、みたいな。壊れちゃうとかそんなだった気がする。まぁ、とにかくそんなロボット三原則のジレンマみたいなネタが本作では伏線として機能してる、というワケですね。さりげない会話に仕込んでたり、後になって「あの時のあのセリフはそういうことだったのか!」みたいな仰々しいフラッシュバックがないのもナイス。
    • 最初はヒロインのクソみたいな口調が「日本語ヘタやな……さてはゴーレム!!」とか思ったんですよ。そしたら、その直後にあのセリフが出たんで「そっちかい!」ってなりました。ゴーレム設定が大々的に掲げられた時点で『シックスセンス』的なオチを身構えてしまいました。
    • 悪役である領主の名前が「プディ カリオ」。謎のディカプリオ臭。そしてゴーレムの名前がレオナルド。なんだろう、ノリかな。「面白い名前だったのでつい……」とかそんなんかな。とりあえず念願のオスカーおめでとー。来月末の授賞式ではきっとプレゼンターやるんでしょうね
    • そんな悪役のデカプー。少年をはべらせて触ってるので「男のショタコンかよヤベェな」とか思ったんですが、どうやら女の子だったそうです。か、勘違いだった……。勘違いして勝手に喜んでたわ。勝手に喜んで勝手にガッカリしてしまった。ちなみに、現実のデカプーは、ちょっとあり得ない確率でモデルとばかり付き合ってます。
    • ということで、16歳にしか興味がない本作のデカプー。妙にリアルなロリコン嗜好なので笑うわ。英孝ちゃんかな?(あれは17歳)
    • まぁ、マジレスすると、本作の世界観における年齢の価値観、成人の年とかが分からないので、16歳に対する偏愛が変態なのかどうか、ってのが微妙に判断できないのがマイナスですかね。まぁ、17歳になったらサヨナラってのが充分変態なんですけど。
    • 領主がかわいこちゃんを捕まえて淫行する、ってのは『デモンズプラン』と丸被りで、「他に悪行思いつかないのかよ……」とか少し思ったんですが、16歳至上主義があるおかげで本作の方が少しキャラが立ってると思います。変態チックですよね。『デモンズプラン』と違って直接的に淫行を臭わす描写はないんですよ。ただ、16歳設定があるおかげで「あっ この人変態だ……」ってのが分かるので、「ヤバいことされるんだろうな」と自然と想像できる、ってのが良かったと思います。
    • んで、泣きながら “行きたくない……”。完全に『ONE PIECE』である。ナミの「助けて」であり、ロビンちゃんの「生きたい」。まぁ、この手の展開が『ONE PIECE』オリジナルとは思いませんけど、『ONE PIECE』という作品が巨大すぎるので、どうしても連想してしまう、という呪い。
    • ルフィの場合は「お前はどう思ってるんだよ」という男気なんだけど、本作の場合はゴーレムだから人間の命令を確認してる、ようにも見えるんですよね。ここらへんが面白い。ちゃんと決めシーンにゴーレムらしさが隠れてる。まぁ、ぶっちゃけ間違いなく『ONE PIECE』フォロワーだとは思いますけどね。フォロワーだけど表面的にマネするだけじゃない、ってのがイイ。
    • ONE PIECE』フォロワーって話だと、主人公とマスターの回想シーンはちょっとチョッパー感あると思います。
    • ということで終わり。全体として特別つまらなかったとかそういう感じはないんですけど、いかんせん冒頭のヒロインの口調が嫌いすぎてなんかマイナスの印象が強くなってしまう。ド頭だったからなぁ。「実は主人公もゴーレムでしたー!」というオチで勝負する作品である上で、主人公のゴーレムらしさが各所に見え隠れする、という部分は丁寧でよかったと思うんですけどね。冷静に考えるとよかった気もするんだけど、パッと思い出した時に「口調クソだったな」というのが最初に出てきてしまう。複雑。まぁ、『ONE PIECE』フォロワー丸出しな読切ってのはジャンプだとそこそこの頻度で出会うと思うんですけど、その中では相当よかった方だと思います。マネするだけじゃない、ってのが感じられました。
  • 銀魂
    • ツッキーの “なんじゃ もうおしまいか”。若干だけど、読者の声とも一致する気がする。先週そんな感想書いた気がする。
    • そんなツッキーの出番は後出し。女、子供の話してからの、出発の儀式。なるほど、後から出番を増やすというやり方もあるのか。本章では今後もオールスター展開が続くと思われるので、その方法論としてはなかなか面白いです。毎回同じような登場の仕方じゃ飽きちゃいますからね。
    • んで、ツッキー九ちゃんの女子会。いいなぁ、こういうの。今まであまり接点のなかったメインキャラ同士が絡むと思わぬ共通項(女らしくない女)で盛り上がる、っての。オールスター興行の魅力だと思います。
    • ラスト。お登勢のターンが来てエンド。バトルキャラ以外にも見せ場が来るのか。マジでオールスターっぷりが徹底しててヤバイ。そっからの流れで四天王とか次郎長らへんのキャラが出てくるのかしら。だとしたら休みなさすぎてスゴイ。
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • センターカラー。13話目にして快挙である。この手のギャグ作品は不利になりがちなのかなぁ、とか勝手に思ってましたけど、そんなことなかった。人気あるらしい。うれしい限りです。マジで。
    • カラー扉。イチ、ハチ、北斗、アンヌの4人。主要キャラ集合だけど、委員長はナシ。まぁ、選出基準は変人かなw
    • あ、そうそう。アンヌ隊員ってあんな色してたんですね、という驚きがありました。ハチは至って想像通りだったけど。
    • カラー裏は零一の解剖図。ブリーフで笑ったわ。そして、コーヒーをブラックで飲むと爆発する、とかいう「それ本編でやれよ」感ある情報も気になる。
    • 本編。まさかの選挙。タイミング的にアメリカですよねぇ。就任しちゃったよ……
    • そして、ポピュリズム。完全にトランプじゃねぇか。トランプが大統領戦に出てきた時も最初はあんな感じで笑ってたんだよなぁ。それがいつの間にかこんなことに。これからの4年どうなっちゃうの……。
    • んで、アンヌが対抗馬になって選挙戦。トランプの相手が女性ってのがなんとも。
    • やっぱ本作はアレですね。北斗がボケに回るようになると加速度的におもしろくなりますね。本作の魅力を特別なものにしてるのは北斗なのかもしれない。アンヌ隊員のポンコツぶりも楽しいけど、やっぱ味方にすら振り回された挙げ句暴走し出す北斗がキーになってると思うの。
    • 委員長の “生徒会長になりたいかー”。先週の尾崎ネタもそうだけど、「それ今の高校生知らねぇだろ」というネタ。なんだけど、もしかしたら意図的でオッサンホイホイしてる気がしてきました。「今の子知らないだろw」と言わせる接待。先週まんまと釣られたわ。
    • 早押しクイズ対決。マッポのやり方が外道すぎて笑った。アンヌ隊員こんな時だけキリッとしてんじゃねぇよw
    • てか、そもそも舞台上でドンパチやりすぎですね。隠す気ゼロだ。いや、よく考えたらこの学校の人たちはあの光景を見ても気づかないのかw
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • まさかの2年後。とんだサプライズである。『ONE PIECE』じゃねぇかwって気もするけど、まぁこの「2年」という設定はつちわたが鹿高を卒業しないギリギリの数値ってことですね。じゃないとタイトルがおかしくなっちゃいますから。
    • そんな2年後。驚いたけど、ちょっと腑に落ちる部分もあったりします。ここ数週ずっと同じような感想書いてたと思うんですけど、つちわたペアが順風満帆すぎてつまらないんですよ。つまらないは語弊あるかもしれないけど、「もうドラマ生まれようがなくない?」という感じ。なので大会終わったらどうやってドラマ作るのか気になってたんですが、まさかの2年後。そ、そうきたか……。確かに一気に3年になって部長になったらさすがにドラマ生まれますわ。うまいことやりやがりましたね。いや、うまいことというより、思い切ったことか。
    • 連載を追いかける形で感想書いてるとたまにこういうことあるんですよね。後になってから「あの時の感想なかなか的を射てたやんけ!」という驚きと感動。うん、悪くなかったよ。毎週同じようなグチばっかで申し訳ないなぁとか思ってたんですが、悪くなかったですね(自画自賛)。
    • 2年後ということで、キャラデザが変化。まぁ、『ONE PIECE』ほどの大改変は行われてないですけどね。グッズ展開とかが激しい『ONE PIECE』であれだけの改変をやったのは改めてスゲェ話だと思います。『ONE PIECE』に比べると変化がおとなしい本作ですけど、まぁ、現実的に考えたら2年ってあんなもんですよねw そこまで劇的な変化はないですよ。中学デビューとかするような人なら「誰だよコレ!」みたいなことになるんでしょうけど。
    • 小さなネタですけど、八巻パイセンがボンボン問題に言及してたのが印象的です。見開きでチャリンコどーん!!やってましたけど、あれは要するに貧乏人が競技ダンスをガチでやろうとすると超大変、というのを示す象徴的なショットだったワケで。学生の部活動だったらまだごまかしも利いたけど、プロになるともう容赦なく金銭面がキツイ、という話。これまた昔「部長のボンボンパワーに頼りすぎだろ」という感想書いたことあるので、やるじゃん!!(自画自賛)
    • ということで、かゆいところに手が届くような新章の開幕でした。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 扉はザキミヤさん。本編と一致した人選ですね。先週のはカラーだから特別だったのでしょう。
    • てか、背景にチンアナゴっぽいクッション?ぬいぐるみ?が置いてあるんですけど。臨海学校での一件で触手に責められることに目覚めてしまったのか。触手がないと眠れないの、的な。ザキミヤちゃんマジか……(マジじゃないです)
    • 本編。突然の大雪でコガラシくんとザキミヤちゃんが2人きり。これは悪神の「止めろ」の一声で解決するパターン。
    • てか、コガラシくんの格好がイジられてて笑ったわ。『ニセコイ』でもそのノリあったけど、こういう作品って男性キャラの服装描写はないがしろにされがちですよねw 女性キャラの場合は「コートかわいい!」「露出は少ないけどそこがイイ!!」とかなりますけど、野郎のファッションに対しては冷淡。逆に少女マンガのイケメンはファッションとかも凝ってるのかなぁ、とか思ったらちょっと興味出てきました。
    • 突然の雪。2人きりにするためのご都合展開、のようにも見えるんだけど、リアルでの寒波を考えると「あり得ない話じゃない……」という妙な説得力がある気がする。最近ホント寒いですね。死にそうだわ。まぁ、本作の舞台は東京じゃないと思うんですけど。
    • ザキミヤ回ということで、お決まりのコガラシくんに対する妄想。ワタクシが本作で一番好きなキャラは妄想の中でやたら迫ってくるコガラシくん、と言っても過言ではないです。マジで好き。いい顔してるだけで笑ってしまうわ。
    • ということで、ザキミヤさんの「先にシャワー浴びてこいよ」で開幕。ダンディー宮崎。男女逆である。
    • 恋心診断チェックリスト。今回はザキミヤちゃんの恋心自覚回というワケですね。ぶっちゃけ前回幽奈さんのついでに自覚したと思ってたんですが、単独で1話用意されるんだからザキミヤちゃん凄い。まぁ、幽奈さんの時に比べるとかなりギャグテイスト強いんですけどね。さすがにあのノリ2週はキツイ、ということなのかしら。
    • シャワーを浴びる時のオノマトペが「シャワァァ…」。クッソベタなギャグだと思いますけど、すげぇさりげなく使われてるので笑ってしまった。ギャグにするならもうちょっと仰々しくやれよw
    • ということで、妄想コガラシくん劇場。俺得すぎる。全裸ザキミヤが堪能できるエロシーンでありながらギャグもしっかり効いてる、というのが素晴らしいバランスですね。“全部冬のせいにしちまえばいい…!” ってJRかよw(それは雪) 歴代CMでは本田翼が一番好きですね。その年のコピーじゃないけど。たしか川口春奈の年だったっけか。とにかく『ドラクエ10』ガチ勢の本田ウイングさんが最強。欲しいものは呪速装備!!
    • ザキミヤさんの男性不信。女子力モンスターとして生まれてしまった呪い、という感じで面白いですね。場合によっては嫌味に聞こえかねない悩みですけど、確かに深刻な問題だと思います。通りすがりとかですんごい美人見かけると「マジかよーラッキー」とか思いながら目で追っちゃいますけど、ああいうのがいけないんですね。なんか申し訳ないです。反省ですわ。
    • 男性不信だったので、女子力を隠すために昔はメガネ。おおっ、個人的にツボすぎるネタが出てきました。いいよいいよぉ、そういうの好きよ。まぁ、「宮崎さんって地味に見えるけどすげぇかわいいよな」「よく見たら巨乳だぜ」みたいなことを言われて余計に地獄だったんだろうなぁ、とか想像すると同情しますけど。
    • ということで、男の視線が怖い。“今でも… ちょっと怖い” というコマで出てきた男の目線は本話冒頭で告白してたテニス部の彼。告白時のコマを目だけ改変して使ってるんですね。ザキミヤさんにはああ見えてた、ということで。芸が細かいなぁ。
    • コガラシくんの男前大喜利が楽しめることでお馴染みの本作ですが、今週は珍しくコガラシくんのクズ言動。寝言に別の女の名前が出てくる。典型的なクズ男エピソードである。これはひどいw せっかくザキミヤさんがおっぱい押しつけたのに手柄は夢の中の幽奈さんがかっさらうのである。不憫だw
    • 恋心診断チェックリスト。めちゃくちゃ芸が細かくて感心したんですけど、中盤にチェックリストがすべて確認できるコマがあるんですよ。そこを見ると、その中に「夢に彼がよく出てくる?」ってのがあるんですおね。完全に今週のコガラシくん。すごいなぁ。明確ではないものの、コガラシくんの気持ちは幽奈さん寄り、というのが示すと同時に、そのチェックリストを知ってるのはザキミヤさんだけ、というね。寝言で幽奈さんの名前が出てくることは二重にショックなワケですよ。うまい。単純接触の件の時もそうだったけど、こういう恋心診断みたいなネタを描くの超うまいですね。
    • まぁ、コガラシくんの場合は少し特殊で。毎朝起きると幽奈さんに抱きつかれてるので夢を見ても仕方ないって気もします。なのでコガラシくんが恋に落ちてるかどうかの判断はまだ早漏なのかな。とはいえ、今回大事なのはザキミヤさんが「幽奈の夢見てるかいボケェェ」と落胆することなので、そういう意味では重要な描写ですよね。
    • てか、『ゆらぎ荘』マジメ展開もかなり見応えあって驚いてます。マジか、おもしろいやんけ……。
  • 『Whim』黒木渉
    • 読切。完全に勘違いなんですけど、赤塚賞のヤツだと思ってたら手塚賞でした。ギャグだと思ってたから「完全に『斉木』やんけ……」とか思ってしまった。全然違う。
    • 本編。主人公は神様。こういういい加減な「神」という言葉、どういう意味なのかがボンヤリしてて、ボンヤリしたまま終わる。超人類的な意味なのか、創造主なのか、それとも神話とかに出てくる系なのか。まぁ、本作を読む上では「斉木っぽいヤツ」で大体いけると思いますw
    • 「どうせ死ぬつもりだったんだから車にひかれればいいじゃん」とか一瞬思ったんですけど、実際に造作もなく車を吹き飛ばすチカラを持った状態で考え事してたらあんな反応してもおかしくないのかな、と少し思います。ほぼ反射でやったからこそ、その後になってから「やべぇ見られた……」ってすこし焦る、という。神様のみみっちい思考が妙に人間臭い。
    • んで、ずっと笑顔の朝原さんを見てるうちに神様が「おっふ」。正直斉木がおふった時よりもよっぽど理解できる。未だにあの斉木納得してない。
    • 隕石で死ぬって日に見るプラネタリウム。人工的に再現した星の光を神様が見て楽しむ、ってのもかなりおかしい行為ではありますよね。心底ナンセンスに見える。だけどなんかキレイだった、というのが味噌か。
    • んで、隕石破壊の見開きはこのリウムの再現になってるワケですよね。リウムに連れてってくれたお返しとも言えるかもしれない。
    • バカっぽく見えた朝原さんがやたら核心を突いてくる寿司。神様の自殺願望というか、転生願望を止めた直接的な要素は間違いなくココ。“面白くない” と言ってのける朝原さんやたらイケメンなのである。
    • んで、死ぬ人ではなく死なれた人のことを考えてみようぜ、という朝原さんの教え。神様は死んだ後、転生することを考えてたけど、これが自分が死ぬこと。んで、死なれる側、残される側ってのも神様なんですよ。朝原さんが死んだ後、転生して(多分記憶残ってる)のは神様だけだから。それは面白くないなぁ、という結論になるのは結構わかる。それに対して “それ告白?” と言ってのける朝原さんはやっぱりイケメン。サッパリしすぎやろ。
    • んで、オチ。どうせみんな死ぬからいっか、で済ませてた車の事故のツケが回ってくる、というのはその通りですよね。やっぱ死ねばよかった、とか思ってそうw
    • といういことで、終わり。『ゴーレム』がつまんなかったワケではないけど、今週の読切2本だったらこっちかな。やっぱ絵的に一番盛り上がる隕石破壊のシーンが話的にも盛り上がって、リウムというフリも効いてるのがよかったかなぁ。ああいう一番大事なシーンがしっかり盛り上がるのってイイよね。
    • 隕石でみんな死ぬということで『君の名』ネタで遊ぼうかとも思ったんだけど、先週も『君の名は』出てきたっけ……と思いやめましたw
  • 左門くんはサモナー
    • アンリのリア充旅行後編。これは先週思いつくべきネタだったんですが、アンリは零一と仲良くできそうですよね。どっちも青春ベタに憧れてる。
    • んで、ババ抜き。アンリが「ババア抜き」に反応してて笑ったわ。ババアって呼ばれることに慣れてるのかw
    • ババ抜き最強のてっしー。アルカイックスマイルわろた。偽善のしすぎて微笑みがデフォルトなのか……(逆かも)。
    • んで、てっしーが接待ババ抜きに興じるも、左門くんひねくれてるので逆効果。勝手に敵意剥き出しにしてリフトで隣座っちゃう先週のアンリのようなマヌケさである。そして、トランプのババ、ババアじゃねぇかw
    • コイバナ。コイバナ的に本命と思われたネビ夫がオチ扱いされててナイス。たしかに受肉年齢で考えても狩野英孝みたいな年齢差である(もうちょいマシかも)。
    • んで「嫌い」言われるてっしーと、「好き」と言われるアンリ。よく考えたら、人外と学園のマドンナという2択、『ゆらぎ荘』と一緒なのか。なにこれ、トレンドなの?
  • 『オレゴラッソ』
    • すげーどーでもいい部分なんですけど、“楽しみで昨日なんてスパイクと一緒に寝たからな” “スパイクは寝ないけどな” ってやり取り、超好き。てか、市野の返しが好き。
    • 作者、DFだったらしい(柱情報)。なるほど、だから主人公チームは守備的なのか!!(違います)
    • んで、キックオフ。バンバはベンチなので特にすることなし。なので、マネちゃんがいろいろと説明。「試合前に説明しとけよ」とか思いますけど、初めての試合がある程度進んでからマネちゃん解説が入る。「アタッキングサード」とか、当たり前に使うシーンが描かれてから、何も分からないバンバに説明するマネちゃんが描かれるという順番。「枠外解説するなら最初にやっとけよ」とか思いがちですけど、そうじゃない。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 扉と投稿標語。「斉木はツッコミじゃなくてボケ役だろうが」とか思ったんですが、よく考えたらツッコミすることも多いか。なんでだろう、ツッコミのイメージあんまなかった。
    • 本編。斉木ママ、37歳。超若いやんけ……。初めて生んだの十代ってことですよね。なんかイメージ違ったわ。十代で生むのはアレンの人生プランとかそういうイメージが強い。
    • んで、ママたちの息子トーク。互いに我が子のことを誤解したり、互いの子のことを誤解しながら繰り広げられるのが楽しい。そして、すべてを知ってる斉木がツッコミ。……あっ、やっぱ斉木ツッコミだ。
    • んで、斉木ママがうっかりポロリ(誤解誘発)。ポロリが怖いから今回はくーちゃんが見守ってたって言ってるけど、斉木ママってそんなに人付き合い珍しいのか。じゃないとおかしいですよね。いつも見守ってないとおかしい。あんだけ明るいけど、家にこもりっきりなのか……闇が深いな。多分気のせいだけど。
    • 「センテンススプリング」はちょっとネタが古すぎる気がする。PPAPとか恋ダンスという2016年の年末ネタやった後なのに、2016年の年始ネタやられても……みたいな。
    • んで、ラスト。謎シリアス。まぁ、本作はやめようと思ったらいきなり火山ドーンとかやればいいから便利ですよねぇ。多分火山で最終回はやらないと思うけど。ともかく「急いで話畳んで」と言われても対応しやすい作品だと思います。
    • てか、そんなことよりも、“一応後で記憶消しておくか” って発言が気になるんですけど。記憶消す能力って本作における黒歴史とか、「あの設定なかったことにしたい……」というネタだと思ってたので、超意外。マジか。記憶消すのアリなら、今までの災難の9割が解決しちゃう気がする。なかったことにされてるとばかり思ってたわ……
  • 『デモンズプラン』
    • 正義くんは風使い。えっ、正義と風ってどういう関係が。○○欲と能力の内容って関わりがあると思ってたけど、気のせいなのかしら。だとしたら勝手にガッカリだわ。
    • 回想終わり。聞き終えたボロが、“お前は何も悪くねぇ 悪いのはロブリオンって奴に決まってんだろ” と結論を出してたので好印象。超当たり前のことしか言ってないですけど、どうやら世間には「余計なことしたせいで人が死んだ」と責める人がいるらしいので(見かけた)、こういうのを明言するのは大事。
    • んで、今からそいつを殴りに行こうか。この段階では、「なんで妹と一緒におらんねん!」とか思ったんですが、ちゃんと理屈が用意されててよかった。
    • 街に入る時にナミから「絶対にケンカしちゃダメよ」。相変わらず本作の『ONE PIECE』フォロワー感は楽しい。
    • ということで、今話の味噌、「妹ババアやんけ!!」の件。妹の写真って言われてかわいこちゃんが映ってる写真見せられて、実際会ってみたら「ごめんババアの方だったわ」って、状況が状況ならブチギレてるなw
    • まぁ、それは冗談で、この56年前トリック、すげぇよかったと思いますよ。楽しい。先週の回想がそんなにハマってなかったってのもあるけど、今週のトリックで一気に引き込まれた感。まぁ、週を跨いだら突然○年後、ってのは奇しくも今週の『競技ダンス部』と被ってるってのも含めて面白かったですよ。被ってるけど年数で勝ってるのでセーフ(謎基準)。あーあと、「実は○年後」トリックっていうと今だと『***は』が超有名ですね……ってネタバレだこれw いや、有名だからセーフやろって気もするんですが。
  • 『歪のアマルガム
    • 地上1,000mでパラシュートなし。どうやったら助かる? の答えは「パラシュート持ってるヤツに抱きつく」でした。映画『ハートブルー』でお馴染みですね。去年リメイクされたけど『X-ミッション』はほとんど別の作品ですよ。オザキ8って何なんだ……オノオザキって両方ファミリーネームだし……。
    • んで、一方マッドサイエンティストの方。首チョンパならぬ指チョンパでした。『ワールドトリガー』の穴埋めは俺に任せろ、的な気概を感じます。よっしゃ、がんばれ。
    • いや、ぶっちゃけると、「あの状況で指だけ切るのってムズすぎない?」「腕とか手首切れよ」とか思ったんですよ。まぁ、指チューからの指復活、というショットがやりたかったんでしょうね。さすがに手首くらいの太さでアレやると、アゴ外れちゃうw
    • んで、マッドサイエンティストの正体。悪の組織のトップだけど、組織の戦力を削いでくれてる。マジか、悪の組織が勝手に弱体化とかちょっと萎えるわ。もちろん組織の科学力とかを利用してあの女がより強力に……みたいなこともあるんでしょうけどね。倒すべき敵が勝手に減ったみたいでアレや。「えーっと今何話だっけ?」ってなる。
    • とか思ってたら、いきなり首チョンパ済み。飛ばしてんなw 髪長いので首チョンパしたら髪も一緒に切れて、首がくっつくと髪も一気に伸びる。髪は短いままの方がビフォアアフター感出ていいんじゃない?とか思ったけど、よく考えたら首チョンパが再生するのに髪が再生しないのもヘンですねw
    • まぁ、とにかく人魚ですよ。今のジャンプで人魚っていったら『ゆらぎ荘』じゃないですか。意外な所でネタが被るなぁw(人魚と人魚姫は別物です知ってます)
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。蝉麿はしょう先生が持ってる海図にいます。横向き。今週は最初に「ココ怪しいんじゃない?」と漠然と思ったトコにいました。こういうカンが3回くらい外れると「今週はヤバイかも……」とビビりだしますw
    • いじんのいちげき!(コロンブス)
      • 照りさんの新大阪。文字ネタの内容も面白いし、陽気なコロンブスの絵も笑える。あのウキウキ感はなんなんだw
      • カツヒサさんのコロンブスイッチ。コロンブスの最後の1文字しか使ってないんだけど、なんか食い合わせいい気がして笑った。なんだろう、この妙な違和感のなさは……
      • グレン15さんのコロンブス。コロンとブスでコロンブス、という言葉遊びが見事。そこで切ったことはなかったw
      • ウニドン¥130さんも「コロン」ネタなんだけど、こちらは完全に絵による笑いがすごい。元の絵の上に描き加えてるだけなのにコロンブスが口開けててスゲェw
      • ジャミラさんの料理研究家。絵見たらなんとなく納得できてしまったw
      • すずきQ太郎さんの両さんマユゲ。アイディアも凄いんだけど、しょう先生の「40周年は終わりましたよ!!」で笑ってしまった。うまい。
      • てか、親子の投稿生がいたらしい。マジかよ。何とも凄い話だ。一瞬「校長それ勝手に言っていいの?」と不安になりましたけど、自主的に申告しないと親子だと断定することは出来ないと思うので大丈夫なのかな。もしも、申告してなくてジャンプ誌面上で知ったらちょっと面白そうですけどねw 「おっ 親父……!」ってなる。
    • おたよりコーナー(仮)
      • オーディションで「ジャン魂」の名前が出たのは素晴らしいことだと思うんですが、1人しかいなかったのか……という気も少しだけするw
      • そして、後半は校長のポンコツぶりが露呈。人が増えるとこういうことも生じますねw 正直「高一も高二も同じやろ!」みたいな感じはちょっと分かるかも。
      • あと、サラッと校長が「つぶ子の文章」とか言ってて笑った。いや、知ってたけどw
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 母上様(クソババア)の超人的能力は忍術だったのか……。謎が解けてスッキリな気もするけど、「謎のままがよかった……」みたいな気もせんではない。ママだけに謎のママ……
    • ということで、母上が臨時教師。教師をする時にはメガネをかける。常識ですね。
    • 分身の術とか変化の術とかイメージしやすい忍術から始まったと思ったら、いきなり “時を戻したというのか…” なので笑う。まぁ、確かにそんくらいしてきそうだけどw
    • 何気にオチが超キレイ。ラスト2ページ、突拍子もない展開が連続してるようだけど、どれも「よく考えたらそりゃそうだよなぁ」ということしか起きてないからスゴイ。
  • 次号予告
    • 次号は『銀魂』13周年で表紙&巻頭カラー。なぜかマヨネタである。本編関係ないのになんでや。
    • そして読切のタイトルの『鹿高競技ダンス部へようこそ』感がヤバイ。最近は「○○さんは××(動詞」みたいなタイトルがトレンドになってて門外漢なワタシとしては区別がつかないんですけど、「○○へようこそ」はそこまで流行ってないだろうになんで丸被りなんや。
  • 目次
    • 間違い探し。銃弾が少ないと、和道一文字が黒いってのはなかなかうまい間違いだと思ったんですよ。んで、残りの1つ。分かりましたよ。コビーのメガネの線が太いんでしょ?
    • と思って答えを確認したら、「コビーがマスクをしている」だって。わかんねぇよ……

巻頭!ありがとうございます!この先も楽しんでいただけるよう頑張ります! <カイウ>
(『約束のネバーランド』)

か……カラー…?カラー!!ほげえええええええええ!!頑張ります!!
(『青春兵器ナンバーワン』)

    • 白井先生と長谷川先生のテンションの高低差わろた。

一、二、三年生、何なら登場人物全員主人公だと思ってます。現実がそうである様に
(『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』)

    • 「全員が主人公なんやで」という表現って割とよくあると思うし、ある程度は「なるほどな」と思うんですけど、少しだけ「そんなワケあるかい」って気持ちにもなってしまいます。『ワールトトリガー』も似たようなこと言ってた気がしますけど、「どう見てもオサムとユーマやろ」って思っちゃう。
    • まぁ、言わんとすることは分かるんですけどね。『競技ダンス部』の場合は特に今話で一、二、三年キャラがバラバラになったってのもありますし。
  • 愛読者アンケート
    • 読切2本について。ここまでシンプルなのも珍しいですね。特に変わった質問もないし。
    • ただ、「ゴーレムが可愛い」という選択肢を見て、あの作品のゴーレム不足に気づきました。ゴーレムが当たり前にある世界観の割にはゴーレムがあんま出てきてませんよね。マスコットみたいなの1体出てきましたけど、どこを見ても当たり前にいる、という感じが弱かった気がする。

 総括です。
 文字数。20k越えたと思います。おかしい、なんでや……と思ったら今週読切が2本もあるのか。そのせいか。『ワールドトリガー』帰ってきておくれ……。もしくは『レッドスプライト』延長戦でもいい(絶対ない)。

 んで、今週のベスト作品。かなり悩む。4つで悩む。巻頭にふさわしい内容だった『約束』、○年後ネタが光ってた『競技ダンス』『デモンズプラン』、そして読切はこっち派『Whim』。
 うーん、どうしよう。多分今週は『競技ダンス』って人が多い気もするんですよねぇ。だからひねくれて『デモンズプラン』って気もするんだけど……ここは敢えての『約束のネバーランド』で決まりや!!(超普通)

 では、ラストに今週のベストキャラ決めて終わりにします。次点から。

  • 菅原 『ハイキュー!!
    • 「ウシロマイナス」というネーミングがとても良かった。カッコよくね?と勝手に悦に浸ってる感じも良かった。
  • 通形ミリオ 『僕のヒーローアカデミア
    • 全裸ギャグと関わりのある能力でいて、すげぇ地味だけど使いこなせば超強い、というバランスが素晴らしかったと思います。
    • ただ、ビッグ3の残り2人がちょっと滑ってたと思うので、ミリオと愉快な仲間たち状態になってるのがちょっと心配。まぁ、今後能力の発表とかで巻き返したりするんでしょうけど。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • シスタークローネ 『約束のネバーランド
    • まぁ、ベスト作品を考えればそりゃそうよね、という感じ。
    • シスターの活躍といえば、今までは顔芸が印象的だったんですが、最後はメチャクチャ熱血展開で魅せてくれた、ってのがツボでした。かつての強敵が応援してくれるとかクッソ燃えるやん。頭脳戦がメインの作品なだけに熱血展開が超楽しい。

週刊少年ジャンプ2017年09号の感想 - 北区の帰宅部

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歪のアマルガム 1 (ジャンプコミックス)

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青春兵器ナンバーワン 1 (ジャンプコミックス)

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『生徒会役員共』408話の感想

『生徒会役員共』407話の感想 - 北区の帰宅部

 宣伝とはいえ、目次コメントが饒舌なので驚きました。公開直前になったらどんなコメントが見れるのだろうか‥‥と今から楽しみ。

 #408。扉はコトミ。おどけた感じというか、ポーズ取ってる感じはコトミならではの魅力ありますよねぇ。あの感じが出せるキャラはなかなかいない。

 1本目。まさかの前段2コマがモブであった。先週もそうだけど、やけにモブが印象的。作者の中でモブブームでも来てるのだろうか。いつもと違う顔描きたいねん、みたいな。
 そんなモブたちがスマホ。ワタシが学生の頃はそこまでスマホ全盛じゃなかったので、リアルなイメージは出来ないんですが、「そりゃ多いだろうなぁ」というのは分かります。人と話す、勉強する、以外は全員スマホでしょ。高校だと禁止のところも少ないでしょうし。
 そんなスマホに寛大なタカ兄。その理由とは‥‥で会長がオチ。「無関心エロ」という言葉は初めて聞きましたけど、「それ絶対いいヤツじゃん‥‥」という謎の確信がありました。想像するだけでグッとくる。エロのジャンルとしてどこまで一般的なのかは知りませんが、新たなチャンネルが開いた感ある。
 まぁ、無関心エロにグッとくるのはM的な嗜好なんでしょうね。だからライトMなタカ兄が、お前こんなん好きやろ、と決め付けられたのでしょう。

 小山先生が落ちた弁当のおかずをヒョイパク。横島先生に勢い良くたしなめられて驚く小山先生がかわいいのである。下ネタ耐性はある程度ついたでしょうけど、あの手のぶっ込みは慣れにくいのでしょう。
 ということで、横島先生がクリーン精神を発揮。垂れた醤油差しは笑ったわ。例えがうますぎるw それに、あるある的な意味でも強度高いですねぇ。筋力とかも関係するんでしょうけど、たまにどうしようもなく垂れる時とかあると思いますし。
 それに対して小山先生は醤油差しに口を付けること自体を疑問視。小山先生はフェラ否定派の可能性あるな(関係ねーよ)。
 どうでもいいけど、咥える前に洗うという工程もアリだと思う。

 生徒会。何かの当番をかけてジャンケン勝負。会長がアリアに3回勝負であることを告げるとアリア歓喜。3の意味はサブタイを見れば分かる、という構造。初回はブレザーでしょうから、2回勝てば大満足ですね。そういう意味ではフツーの3回勝負と大差ないのかもしれないw
 アリアのエロ的嗜好を共有下時の喜び方はなんか独特というか、人より重きが置かれてる感ありますよね。後のネタでスズとの3Pが出てきますけど、あれも似たノリだと思う。
 そして、そんな会長とアリアを尻目にツッコミコンビは黙々とジャンケン。温度差で笑ったわ。仕事放棄すんなw
 これは無関心エロならぬ無関心ツッコミなのかもしれない‥‥(意味不明)

 柔道部。格上に勝利するの巻。前段、フリとして行われるムツミと中里さんのやり取りが非常に味わい深いというか、ボケが一切発生しない平和な感じが新鮮。ムツミは単体で大好きですけど、中里さんとの組み合わせはまた格別ですわ。もちろん中里さんがツッコミに回ることもあるんですが、基本はただ単に超仲良い2人、というのがあってとてもイイ。
 そんなムツミを見てコトミがボケ。当然トッキーが受ける。ムツミの涙の発言がベタすぎてシチュエーションによってはボケとして成立してもおかしくないと思うんですが、コトミは遙か上を行く。そんなコトミに対して慣れ切っちゃってるトッキー、というのが最高に魅力的でしたね。トッキーはそこまでツッコミ意識が高くないというか、積極的にツッコミしたがらない印象があるんですが、そんなトッキーの個性が炸裂してたと思います。

 荷物を運ぶスズとアリア。荷物系だと男手という意味でタカ兄が出てきがちだと思うんですが、今回は珍しい。
 思い荷物の運び方についてスズの豆知識。軽いものを下にすると持ちやすいそうです。やってみたいけど、下の荷物が潰れないか少し心配ではある。まぁ、状況によるか。
 そんなスズの豆知識をいつも通り台無しにするアリア。ただ下ネタをぶっ込むだけでなく、しっかりスズのことを巻き込んでいくのがイイですよね。そしてやはりアリアは共有したがる。どんな展開を想定して話してるんだw

 若干のレア感がある会長とカエデちゃん。寒いと猫になる、という有益情報である。なるほど、冬最高ですね。もっと寒波来い。
 猫になるカエデちゃんも当然魅力的なんですが、前半の平和に会話してる感じも個人的にはなかなか眼福でした。なんだろう、会長とカエデちゃんの適度な距離感ってのが新鮮だったのかな。アリアとの関係性ほど超仲良しってワケじゃないけど、フツーに会話はするし、友好的、みたいな感じがなんかグサッときました。いいなぁ。
 オチ。猫化したカエデちゃんに対して会長が‥‥ボケるワケでもなく、ただほっこりする、というのが最高。なんだあの会長の表情はw カエデちゃんもボケられたワケじゃないんだけど、ボケられてないからこそ、マジで訂正しないとヤバイ!という緊迫感のようなものが出てたと思うんですよね。何か不思議なタイプのネタだったなぁ。あまりなかったようなタイプだと思います。

 ラスト。壁ストレッチするコトミに対してタカ兄が余計な一言。タカ兄の根っこはズボラな感じが出てた発言だと思います。コトミもそう思うでしょ?という感覚が前提にあると言うか。
 てか、壁ストレッチしとるやん。スズに教えてもらったヤツだ。まさか実行してるとは‥‥(失礼)。やっぱ壁まんぐりで一気に興味湧いたんですかね。壁まんぐりからの派生としての壁ストレッチ。
 んで、コトミに怒られた件を会長に報告。寒波が襲来したこの時期らしいボケでしたw てか、会長、津田兄妹にどんなイメージ持ってんのよ‥‥。

 ということで終わり。特にハマったのはラストの2本ですかねぇ。カエデちゃんのネタは独特の味わいありましたし、「水を差す(物理)」もうまくて笑った。
 あとは無関心エロという新たなジャンルに驚いた回でしたw

『生徒会役員共』409話の感想 - 北区の帰宅部

週刊少年ジャンプ2017年07号の感想


 「次に表紙くるのはどっち?」という2択にするつもりだったんです。『ゆらぎ』『約束』で。先週の記事を上げたくらいのタイミングで「次回はコレでいこう」と決めてたから、今号の予告を見てショックw
 いや、ショックってのは語弊があるけどさ、マジかよってなった。
 ということで、別の質問。意外と思いつくもんである(今のうちやで)。

 説明が必要なんですけど、少年マガジンのアンケートが変わりまして。完全電子化。ハガキ廃止。これには驚きました。登録不要で「すぐ終わるよ!」というのが売り。
 個人的にはものすごく理想的で、「あーあ天下のジャンプ負けちゃった」という感じです。個人的に、というのを何度も書きますけど、個人的にハガキはない。懸賞という側面があるとはいえ、ただアンケート送りたい人が金銭的に負担するのがどうも受け入れられない。
 セコいだけ、というよりは、無駄な金が発生してるのが気持ち悪くて仕方ない、という感じ。無駄でしょ。無駄な52円と無駄な郵便屋さんの手間。
 アンケート採るってのに事前にワタシの意見をゴリゴリ主張するのも誘導になりかねないのでアレな行為なのは分かってます。けどね、誘導にはならないから大丈夫です。今までの傾向的にワタシの意見が反映されたことなんてないから。かなしいなw
 一応、電子化にも弊害はあると思います(とりあえずマガジン形式の話)。一番大きいのはスマホ、ケータイからしか送れない点。「誰でも」という点においてはハガキは相当強いと思います。お金かかるからキッズ勢はハードル高いのかもしれませんが。あとはpc不可らしいのでそこらへんで難色を示す人もいると思います。ケータイの普及率的にそのくらい別にええやろ……と言いたくもなるけど少数を切り捨てるのはやはりアレ。

 まだ話続くんかい、という感じですが、先週の投票ツイートの結果。2016年最大のニュースは?(終了以外) 『左門』表紙、冨樫、葦原ダウン、『遊戯王』の4択。
 葦原ダウンが2位のダブルスコアでぶっちぎり。これは何となく分かる。他の選択肢に比べるとファンの熱量が高い選択肢だったと思います。
 2位『遊戯王』。これが意外。てっきり冨樫だと思ってました(何ならトップ争い)。あと、面白いことに、『遊戯王』は一時トップになってたんですよ。そのくらい急激に伸びてた。これはRTされた後の現象なのでRTしてくれた人のフォロワーは『遊戯王』ファンor世代が多かったんでしょうね。しばらくするとブーストが止まり、順調に伸び続けた葦原優勝。
 んで、ビリは『左門くん』表紙。個人的には断トツでこれだったんですけどね。相変わらず趣味があわない。いや、別にいいんだけど、この投票の中の少しはうちのブログ読者だろうから、その人と趣味があわないのって大丈夫なのか?と少し不安にはなります。つまんなくない? ワタシは好みが乖離してる人の感想敬遠しちゃう傾向あるんですけど。
 まぁ、とりあえず言えるのは、ありがとうございます(やんでくれて)。

 表紙系のニュースが連発してるジャンプ。まずは7号『鬼滅』が表紙。

週刊少年ジャンプ2017年06号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • やっと1話目からの卒業。
    • 5回目の今回は「ゾロ登場」。砂糖おにぎりでお馴染みのあのシーンですな。やっぱりコビーは外されましたw
    • 次回予想。ナミが来るのか、ゾロでもう1コくらい来るのか。結構悩みます。ただ、1話目に4回も費やしたことを考えると、ゾロで来る気がします。だとすると、三刀流の場面になるのかな。さすがに砂糖おにぎりはないと思う。モーガンもないと思うんですよねぇ。コビーもアルビダもなかったから。うん、三刀流で勝負や。
  • 表紙
    • 鬼滅の刃』だよー。めでたい。1周年を前に表紙ゲットです。2016年組最大の出世やで!!とか思ってたら……次週の表紙で笑った。2016年組の出世頭あっちだったわ。まぁ、若手が頑張ってる、というのはいいことだと思いますね。
    • てあ、今号のカラーって巻頭『鬼滅』、センター『左門』『ゆらぎ』なんですよね。わ、わかい……。非常にフレッシュです。まぁ、来週のカラーも相当フレッシュなんですけどね。個人的には一番嬉しいサプライズだったのが来週のアイツ。『鬼滅』も『約束』も嬉しいし驚いたけど、「やってくれると思ってたで」という気持ちもあるので、来週のアイツとは違った種類の驚きでした。
    • 脱線でした。表紙の炭治郎。記念すべき表紙ということもあるのかあ、炭治郎いつもより凛々しい気がします。渾身の一枚、というのを感じる。刀は折れてんのにあの凛々しい表情ってのが炭治郎らしさ、ということなんでしょうね。てか、炭治郎、刀折れてるんでしたね。助かったりとか柱とかで本編だと忘れてましたわ。打ち直す話になるのかな。とりあえず温泉だな(それはチャン一)。
  • ONE PIECE』サンジクソメモリアルポスター
    • 3週連続『ONE PIECE』お年玉企画だそうです。今週からお年玉なのか? 遅いやろ。
    • とにかくサンジ。まさかの単独で特別企画なので驚きます。まぁ、それが実現しちゃうのも『ONE PIECE』ですねぇ。他じゃなかなかあり得ない。てか、今の本編って「サンジ奪還編」だったんですね。「マム編」とか「ホールケーキアイランド編」だと思ってました。
  • 読者プレゼント
    • まさかの『オズの魔法使い』。なぜ今だし。そして、ダジャレもうまくないw
    • まぁ、宙に浮くスピーカーとかマジシャンセットがプレゼントにあるから、ということで『オズの魔法使い』なんですかね。
    • 1人だけデフォルメ度合いが低いライオンで爆笑してしまいました。世界観違うやろ……
  • 鬼滅の刃
    • 巻頭カラー。当然、柱のみなさんがカラーで。この号に向けて調整してきたんだろうなぁ、というのは正直感じます。先週とか駆け足だったと思う。
    • そんなカラーでの柱のみなさん。まさかのヘアカラーが2人もいるので驚きました。黄&赤、ピンク&緑。特に後者、なにそれ感すごい。和菓子でありそうな組み合わせである。
    • 柱全員集合かと思いきや、3人は出し惜しみ。せっかくのカラーを逃す。そのうち1人は今回の本編に出てくるんですけどね。カラーはお預け。ドンマイやで。
    • 本編。クセの強すぎる柱メンバーがそれぞれ個性を爆発させながら裁判。それぞれの個性が強すぎて話がかみ合ってなくて笑える、というのはあります。あるんですが、「さすが『鬼滅』のオフビートなギャグは唯一無二やで!」という感じではないんですよね。この手の幹部登場回では結構見たことある。いや、もちろんおもしろいんだけどさ、『鬼滅』のギャグのオモシロが既視感あるってのがなんか新鮮で。謎のハードル上がりすぎ感。
    • 恋柱の人に「可愛い」言われてるんで炭治郎イケメンなのかと思ったけど、誰にでも言ってましたw 名前の通りがスイーツである。……まぁ、すぐカワイイカワイイ言うのは正直見に覚えがあるんですが。1人ぼっちギユーかわいいは結構わかるよw
    • てか、柱のみなさん、名前が『ヒロアカ』ばりにギャグネーミングである。急にどうしたんだ。ギユーさんとかフツーなのに。……いや、よく考えたらイノシシマンとかそのまんまな名前してたか。作品全体にそのノリあるのかな。
    • 「お館様」って名前すげぇイイな。「親方様」ではないのね。響きのオモシロは当然あるし、字面も結構好き。ひらがなが混じっちゃう感じ好き。
    • 不死身っぽい人登場。柱の中でも一目置かれてるっぽい。べらぼーに強いのか、群を抜いて奇人なのか。
    • んで、今週最大の見せ場だと思われるのが、不死身さんによるねずこ突き刺し。なかなかショッキングである。箱越しなのは直接描くのをためらったんじゃないか、とか余計なことを考えてしまう程度にはギョッとした。ただ、箱越しに刀をブスゥってやる絵面はちょっと「マジックショーみたいだな」とか思ってしまったりも。マジックと違って血が垂れてくるので再びウヘェってなるw
    • そんなマジックショーねずこを見て怪訝な顔をする柱が3人。ギユー、しのぶちゃん、そしてスイーツ。前の2人はどんな人か分かってるのでイヤな顔するの分かるじゃないですか。ただ、スイーツがドン引きみたいな顔してたのがちょっと意外。ニコニコしながら見守るのかと思ったらそうでもなかった。この人は割と良心的なのかもしれない。カワイイカワイイ言うのは狂ってるからじゃなくて、マジでみんな大好きだから説。
    • 本編の直後にはコラム新設。やったぜ。コラム大好き。その名も「鬼殺隊報」。変換がだるい。
    • 甲、乙、丙……という序列。丁までしか知らなかったので10まで行くので勉強になりました。裁判の判例とか読むと登場人物をこの甲乙で示すんですけど、大体丙までしか出ませんからね。いって丁。なのでドンドン続くので驚く。一部干支みたいなのが出てきたけど、全部が干支ってワケではないんですね。干支と紛らわしいですね、この数え方。「十干(ジッカン)」っていうんだってさ。気になった時に毎回調べることになると思う。絶対覚えられないw
  • ブラッククローバー
    • おおっ、『ONE PIECE』より前だ。やっぱすげぇ。『鬼滅』が表紙だけど、『ブラクロ』パイセンはもっとすげぇんだぜ、という感じある。
    • 本編。マルスの炎回復魔法で消し炭回避。マルスがこの状況でこの魔法を、というのがイイですね。アスタが何も知らずにのんきなこと言ってるのがさらにイイ。
    • アスタとマルタが互いに「コイツはすげぇ」。右ページがマルスのアスタ評、左ページがアスタのマルス評なんですが、コマ割りが左右対称になってるのがオシャレですねぇ。いろんな意味で2人が対になってる。マルス完全に裏主人公である。そのポジションはユノじゃなかったのかw
    • アスタが止めるも、失敗。からのマルスがトドメ。アスタが “終わらせねえ”マルス“まだ始まってない”。もう2人ったらホント仲良いんだからぁー、という感じありますね。てか、ファナとマルスのやり取りは、「マーちゃん 俺たちもう終わっちゃったのかなぁ?」「バカヤロー まだ始まっちゃいねぇよ」になってますね。完全に『キッズ リターン』。てか、マーちゃんまで一致するので我ながら驚きました。ネタ的に書くつもりだったけど、マーちゃんの偶然が奇跡的すぎるので、ひょっとしたら狙ってるのかも……とか思わんでもない。まぁ、偶然だろうけどw
  • ONE PIECE
    • ジンベエの助太刀によってルフィ&ナミが脱出。脱出方法は、まさかの火。完全にリトルガーデンである。てか、劇中でナミが言及しちゃってるレベル。新世界編はそれ以前のセルフパロディーみたいな要素が多いとは思ってましたが、劇中で「なんか見たことあんだけど」みたいなセリフが出てくるとは思いませんでした。まぁ、今回はそれだけ一致度が高いってことですね。一致度でいうなら、ナミは下着姿になってくれると嬉しいんですがw(当時はかなりドキドキしました)
    • んで、レイジュによって語られるサンジの出生。想像以上にママン大活躍でありました。出来損ないだと思われたサンジが実はママンの願いを受け継いだ存在であった、というツイストはうまいっすねぇ。やられたわ。これは感動しちゃう。レイジュがやたら優しい件、ジャッジがやたらサンジに厳しい件が一気に納得できますね。
    • 爆弾ブレスレットなんて端からなかったんだよ、というまさかのオチ。まぁ、という記憶をレイジュが植え付けられてる、とか考え出したらキリないんでやめときます。ちょっとねぇ、記憶の消去&改竄は便利すぎるのよねぇ。可能性が無限すぎる。発動条件とか厳しいからバトル中とかには無理なんでしょうけど、一回拘束されてるからルフィとかナミも記憶イジられてる可能性はあるワケですよね。まぁ、キリないので考えませんw
  • 僕のヒーローアカデミア
    • 扉は久々の解体新書。今回は梅雨ちゃんでした。「あれっ まだなんだっけ?」という印象すら抱いてしまいます。それくらい梅雨ちゃんはいつの間にか巨大な存在。
    • 本編。体育祭の参照が3巻なことに驚きました。懐かしいというより、アレまだ3巻だったのかよ。アニメ1期って3巻以下の内容しかやってなかったのか。これまた驚く。アニメって3巻あればワンクール埋められるんですね。マジかー。じゃあ『アイアンナイト』も可能だな!!(無理だよ)
    • んで、雄英ビッグ3が出てきてエンド。アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーの3人……ではない。
    • 顔だけマンの能力、こすい戦い方しか思いつかないんだけど、ビッグ3なんですね。とりあえずパンツは覗き放題だと思いました(峰並感)。
  • ハイキュー!!
    • あったりなかったりする扉。今週はある。マンガチックな飯がなあんとも笑えます。一応「成長期」というサブタイにあわせたことなんでしょうけど、『ギャートルズ』ばりの骨付き肉に、冗談みてーな魚の丸焼き。『ONE PIECE』とか『トリコ』とかそういう世界。
    • 本編。日向の成長に気づくノヤ。“わかってあそこに居たぞ” のコマ、すげぇワクワクウキウキしたような顔してるので最高。「ノヤがここまで……日向すげぇじゃん!」みたいな印象にも繋がりますね。
    • んで、田中先輩を経由してツッキー。それぞれ成長してると同時に、誰がその成長に気づいてどんなリアクションをするか、というのも見所になってますね。『ハイキュー』は必殺技を覚えるようなマンガではないので、成長が地味で小さなものになりがちです。そんな小さな成長を気づくことが出来るのは誰だ、というのが重要になってくる。気づけるというのはその2人の関係性が濃いということになりますよね。成長そのものをカッコよく描いてるってのもそうなんだけど、それ以上にその成長に対するリアクションに重きが置かれてるのが面白いですねぇ。
    • ぶっちゃけ今回のツッキーの成長って端から見たらマジで地味の極みだと思うんですよ。なんだけど、それにみんなが気づいて感動したり嫉妬したりしてる、という。ツッキー愛されすぎで笑う。
  • 左門くんはサモナー
    • センターカラー。てっしーとサモ雪だるま。一瞬左門くんが雪だるまの中に埋められてるのかと思ってしまいました。『金田一少年の事件簿』の読み過ぎ。てっしーは雪夜叉ではない。
    • よく知らんけど、「この新人がすごい!2017」に選ばれたそうです。マジでよく分からん。作品ではなく作者なんだ。
    • 調べてみたら「このマンガがすごい!」の中のワンコーナーみたいな感じらしい。じゃあ、すげぇんだと思います。多分。ジャンプ表紙を速攻でゲット、という系譜で考えるならば『約束』もなんか賞取れるで、きっと。
    • 本編。やたらと久々の登場がネタにされるアンリ。13話ぶりとか別に大したことないやろ、とか思うんですが、それだけ本作におけるヒエラルキーの高いキャラクターということなんでしょう。まぁ、確かにてっしーと対になるようなキャラクターですもんね。サンジとかを引き合いに出してはいけないよ。
    • 大人の事情を考えるならば、マステマ編にアンリ出てきたらなんかギャグのノリで勝てそうで困る、とかそんなんかも。
    • とにかくアンリ不在の間に盛り沢山だったサモ&てっしー。親への挨拶は笑ったわ。間違ってないけどw そもそもあの回は勘違いがネタになってたと思うんですが、あの回自体が勘違いされてる。ややこしい。
    • 不在の間の差を埋めるためにスキー旅行。ゲレンデは三割増しのくだり、バカすぎて笑ってしまった。なんの捻りもなくて「それはギャグと呼べるのか」ってレベルなんですけど、アンリだとなぜか魅力的に見えてしまうw
    • 逆に、リフトのくだりは素直に笑った。うまいw
    • うまく行かないので力業で遭難するアンリ。あの調子で何やってもうまく行かないギャグになるかと思ったら、という展開。左門くんが男を見せるのである。カスだけどカスなりに。一瞬「ついにデレたぞー!!」とか思ってしまったんですが、よく考えたら左門くん、アンリに対しては基本デレデレなのであった。そうだったそうだった、そこが左門くんとアンリの魅力だった。左門くんが男色に目覚めない限りはアンリ最強なのである。目覚めたらクズに負ける可能性。
    • んで、まさかの温泉見開きでエンド。そして続く。続くのか。てっきり1話完結だと思い込んでましたわ。左門くんとてっしーではお風呂をろくに描かないけど、アンリメインだと見開きでドーン、なので意外。あくまでも女湯のリアクション役はアンリ。
    • てか、入浴時のアンリの髪型どうなってるんだろうか……とマジで思ったんですが、この感想ってすげぇ童貞臭いですね。童貞を殺す服と同じ理屈な気がする。髪(服)の構造が理解できないw
  • 約束のネバーランド
    • シスターとの質問戦による敗北をレイに報告。負けてお通夜モードだったけど、レイが離れた位置から振り返ることで冷静になってる感ありますね。やっぱレイ好き。あれはあれこれはこれ、と割り切ってる感。
    • んで、レイによる反撃。面と向かったらシスターには勝てない、というのが前回の内容でしたが、レイは顔を出さないので勝てる。シスターも知らないママの一面を知ってるってのもありますし、なんだかんだレイは強い。
    • ラスト。殺す……と見せかけて殺さない。けど、手紙の内容が不穏なのできっと実質的に殺してる。じゃなきゃあの1ページだけの引っかけ意味ない。
    • てか、来週巻頭カラーだってのにママとシスターで終わるのよw
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • 万年帰宅部なので分からないんですけど、部活に残るし大会には出るけど部長の座は譲る、という状態を「引退」と言っていいのだろうか。「退部した時じゃないの?」って思ったんですが、いかんせん帰宅部。経験に基づく知識が何もないのである。泣ける。
    • んで、つちわた。悩んでる風だけど実はこれっぽっちも問題ではない、といういつものアレ。この2人の空気は独特だし、主人公がこのノリはマジ新鮮なんですけど、たまに不安になる。彼らの外には波風あるけど、2人の中に波風がまるでない。凪。いいのか……って毎週こんなこと書いてるなw(実は感想が書きづらい作品だったりします)
  • 『忌の重倶郎』伏見航介
    • 読切。バッテリーはビンビンではない。
    • センターカラーの扉。本編読んだ後に見て気づいたけど、重苦労(誤字)の全身像が見えるのである。なかなか貴重。本編だとアップばっかなので。ローラースケートが重苦労の足で、それが本体に付くと全身になる、ってことなのかな。普段足がないのは幽霊だから。まさかの扉の感想が本編の感想っぽくなるとは。。
    • 本編。主人公はただの高校生、じゃなくて祟られてる高校生。そんな彼が通う高校は普通の高校、じゃなくてドの付くヤンキー校。この超ヤンキー校設定が特に前触れもなく出てくるので面食らいました。『べるぜバブ』とか『暗殺教室』最終回とかそういうレベルで治安悪いのね。もっと普通の学校だと思うじゃない。そんな世紀末チックな高校で地味な主人公がひょんなことから覇権争いに参戦する、みたいなのが本作全体のあらすじと言えるかもしれない。本作の続きが連載になったら間違いなくそんな感じ。しょぼいけど性格はいいので人を引きつける、みたいな部分は『三国志』の劉備的なイメージなのかな。中国でたとえるなよ、って話なんですが。まぁ、何が言いたいかというと、そういう作品だと理解するのがすげぇ遅かったのですよ。最後の最後にようやく分かる。特にアレがしたい、みたいなタイプの主人公でもないので、余計につかめないまま読み進めることになりました。
    • まぁ、ヤンキー校なのに普段はヤンキーが静かにしてる感じとか、分かりにくくてどうかと思います。まぁ、リアルっちゃリアルなんだけど、読切だからってのもあるのか「突然物騒すぎるんですけど」って混乱する。急に「パロろーぜ」とか言われたアレを思い出します。
    • モジャモジャはスクールカースト底辺の象徴、みたいな表現は『ヒロアカ』を連想しちゃいますね。モジャモジャといえば『銀魂』もあるけど、あれはまたちょっと違うと思う。
    • 底辺な主人公だったけどクラスのマドンナがたまたまオタクだったせいで仲良くなる……という童貞の妄想みたいな話。こっちは特に何もしないけどあっちから近寄ってきて、勝手に気に入られるとか夢のようだな。まぁ、非常にアレだけど、気持ちは分かる。あと、マドンナが男勝り感のあるキャラクターってのも新鮮でかなりよかったです。男勝りというか男前感ですかね。多分ヤンキー校なのとも関係があるんでしょう。結構好きですよ。ヒロイン周辺。
    • んで、パコさんを彷彿とさせる世界観ブレイカーな悪役。素敵アゴヒゲ。読切だから短時間で「こいつヤベェ」って思わせたかったとかそんなだと思いますけど、世界観ブレイクしてる。倒すためだけに登場してきた悪役って感じですかねぇ。重苦労とかフィクションレベル超高いのにこの人の悪人感がリアルよりなのでチグハグってのも大きいと思います。そして、アゴヒゲが超人的に強いとかそういう話も出てこないので、幽霊のスーパーパワーを使ってボコるのは正直どうなのよ、という問題もあると思う。あれは「さようならドラえもん」ののび太ばりに凡人が根性だけで何とか勝利を収めるみたいな展開の方がよかったんじゃないか。主人公がが成長したっていうドラマが弱いでしょ。
    • ヒロイン以外文句ばっかりですけど、本作最大の長所はやっぱ重苦労だと思うんですよ。あのマスコット感。必死すぎる顔芸。正直好みです。可愛い。まぁ、『ドラえもん』型の物語なのでドラえもんが可愛ければとりあえず合格点だよね、という気もせんではない。まぁ、ドラえもんが好きだから逆にのび太の魅力のなさ、成長のなさがキツイとも言えるんですけどね。主人公が重苦労と仲良くなる描写とか弱いし、感謝する場面もないんですよね。バディ感が足りない。残念。底辺キャラなのに主君の風格、みたいなのが全然描かれないので「ホントにこいつでいいのか」みたいな気がしてしまう。
    • ということで終わり。一番大事な重苦労はよかったけど、他がダメ、というどう評価していいのか分からないような感想です。いや、全体的にはイマイチだったんだけど、「ドラえもん可愛いから別にいっか」とか割とマジで思ってしまう。まぁ、けどやっぱドラえもんの魅力を主人公との絡みでもっと引き出すべきだったからやっぱイマイチなのかな。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 謎人気を誇るおじいちゃん回。「そういうのが人気なのか……」と勝手に乖離を感じてしまうのである。個人的にそういう部分はそこまでハマってない。トリツカが人気皆無でジーサン大人気ってのは正直引く。別にトリツカ大好きなワケでも、ジーサンが嫌いなワケではないんだけど。
    • 塚田農場は笑った。今まで無思考で受け入れてたけど、都会に農場は確かにヘンだなw
    • んで、ジジイvs照橋。「くーちゃんは渡さない!!」みたいな対決になるのかと思ったらまさかの意気投合。そっちなのか。ちょっと残念。まぁ、斉木にとってより迷惑なのはどっちか、って言われたらそりゃ意気投合だわな。
    • てか、照橋さんが何の打算もなしに老人を助けるとかイメージダウンなんですけど。道路の向かいにクラスメートがいてかわいそうな老人を助けてる姿を目撃させる、とかそういうのがないとダメでしょ。照橋さんそんなことする人じゃないでしょ(酷いイメージ)。
    • 一方、ババアvs占い。これは意気投合わかりやすいなw 占いは斉木の理解者でもあるので別に意気投合したところで迷惑とか1ミリも発生しない気がするんですが、おもしろいので別にいいか。初対面の黒ギャルと秒で仲良くなるバーサンとか嫌だなぁw
    • ラストの柱アオリ。占いが「愛嬌たっぷり能力者ギャル」って書かれてるのが違和感。秒で打ち解けたのは別に愛嬌たっぷりだからじゃないだろ。バイブスが一緒だっただけ。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • センターカラー。今回の餌食は雲雀ちゃん。しまパンでした。驚くことに本編と関係のない人選なんですよね。「次のカラーは雲雀ちゃんでパンツ行ってみようか」みたいな選出理由なのかな。「カラーでパンツ出して初めて一人前だよ」みたいなそういう。
    • 本編。寝起きに抱きついてもポルダーガイストが起こらない朝。これでセックスできますね(しねーよ)。
    • ちくわ幽奈さんかわいいw なんだろう、何とも説明しがたい魅力がある。ちくわがいいのか? ちくわと幽奈さんの相性がいいのか? 謎だ。なんかすげぇ好き。
    • タヌキのしっぽをわしゃわしゃ。やべぇ、超やりたい。めっちゃ気持ちよさそうやん……とこういうことを書くとアグネス案件なんですが、別にオスでもいいからセーフですよ(関係ない)。しっぽが好き。しごきたい。
    • そんなタヌ子、葉っぱを幽奈さんに変身させる。こ、これはラブドール……!! ではなくて、それに幽奈さんを憑依させる。「憑依とかしたら何でもアリじゃん!」って感想書いた記憶があるんですが、ホントに何でもアリになってきた。
    • ということで、幽奈さん(物理)。なんか雰囲気違うな……と思ったら頭部のフワフワがなくなってるのか。逆にいうと、幽霊か否かの判断はあの頭部のフワフワであり、三角頭巾は関係ない。関係ないのかよw
    • とにかく幽奈さん(物理)。人魚姫モチーフの話が続いてる感じですかね。足が生えた状態。幽霊だから人魚と同じく足がないのか!!とか一瞬感心しかけたけど、幽奈さんは足のある幽霊でした。今回の話的に足がないタイプの幽霊の方がキレイだと思うんだけど、足ある方がエロいじゃん、みたいな大人な事情があるのでしょう。知らんけど。
    • 終盤に幽奈さんが “わたしは… コガラシさんが 大好き…!” って言うシーン、あそこでわざわざお湯の中に顔を沈めてるのが印象的ですよね。恥ずかしいから顔を隠してる、っていうのが表面的な意味なんですけど、当然アレは人魚姫と重ねた表現なのですよね。エロい絵だけじゃなく、こういう気の利いたショットも描けるからミウラ師匠は有能。……いや、左手で押さえつけられた胸がなかなかエロいってのはあるんですけど。エロいだけでなく泡が印象的に描かれてるので、若干の不穏さも感じさせますね。
    • 幽奈さんに対して「雲雀のヤローが調子乗っとるけどそれでええんか!!」とハッパをかける宮崎さん。ハッパの肉体だけに……(ごめんなさい)。
    • じゃなくてですね、割と大事なシーンなんですよ。ダジャレは思いついてしまったから台無しだけど。「このまま雲雀に取られてもええんかコラ!」という宮崎さんの言葉はは幽奈さんに向けられてるようで、宮崎さん自身にも向いてるのですよ。当然雲雀ちゃんが仲良くしてるのを苦々しく思ってるって件なんですが、さらには幽奈さんのことを応援してることに対して、という意味も含まれるワケで。秘めたる恋心よりも目の前の友情を優先するのはまぁ当然っちゃ当然だし分かるんですけど、「これでええんか」という葛藤が生じるのもこれまた当然ですよね。「幽奈さんは正妻だけど所詮幽霊だからw」という無意識的に感じていたアドバンテージがなくなった今だからこそ痛感する、というワケで。
    • 些細な変化に気づいてあげられる男、それがコガラシ。というイケメンエピソードでした。いや、こういう違いに気づいてあげるってのは理想の男性像としてかなり定番だと思うんですけど、それを幽霊に当てはめて……というのが本当に見事である。見事なのでコガラシくんのイケメンっぷりにちょっと感動してしまうのである。
    • ということで、呑子先生がたっだ1コマでオチをつけて終了。まさかの恋心を自覚する回でした。そうか、そんなマジメにロマンス描くのか。意外だわ……(失礼)。正直マジメにやられても個人的には好みではないので、ワイワイやっててほしい気もするんですが、今回の人魚姫を踏まえた水に沈む幽奈さんのショットとか、幽奈さんの背中を押すことで自分の気持ちも認識するようになった宮崎さんの描写とか、なかなか見応えはあったので悔しいです。個人的には「ミウラ師匠は土手をしっかり描きますね……」みたいな感想を書いてる時が一番楽しいんですけど。
  • 『オレゴラッソ』
    • ナイスシュートを決めたと思ったら脱げた靴でした、というクソベタなギャグを見た時に「本作のこと結構好きだったけど何かの気の迷いだったかもしれない……」とか思ったんですが、そっから靴を買いに行く、という話に流れていったので安心しました。話の冒頭に迫力のあるシーンが出てくるのも効果的だし、話の導入としても丁寧、それでいて靴が脱げた理由にもなってるワケですね。まぁ、一瞬マジでビビりました。
    • んで、部活帰りに3人でスパイク買いに行く。あっ、こういうの好き。帰宅部はこういうのに弱いのです。スパイク談義も楽しそうだし、市野のキャラクターも立ってるし、なかなか魅力的。
    • 回想。ジーサンが言ってた “人とは彫刻のようなモノなんだ” って話。昔、ラジオで町山智浩が言ってた気がします。多分よくある言い回しなんでしょうけど、個人的に初めて聞いたのは町山智浩。たしか宇多丸の番組で『サイタマノラッパー』について語ってる時だったかな。本作の作者もタマフルリスナーである可能性が濃厚なのでひょっとしたらその話も聞いてたかもな……と勝手な想像。多分あの時の町山智浩もどっかからの引用だと思うので、直接の元ネタとは思いませんけど。
    • “世界にゃテコンドーをやってた得点王も” いるんやで、と市野。イブラヒモビッチである。まさか作内で言及されるとは思わなかったんだぜ。そうか、別に公然の秘密ってワケではないのか。「テコンドー出身のサッカー選手とか斬新ww」とか言う気はサラサラないのか。誤解してたわ。
  • 食戟のソーマ
    • 銀さんによって語られるゲテモノ料理の真実。マジか、ソーマくんとはまったく別の意味があったんですね。変人だから、ではなかった。
    • 逆に気になってくるのはソーマくんのゲテモノ料理。あれはガス抜きみたいな意味合いはないですよね。そんなに溜め込んでない時からやってますもん。なので、あれは単に父親を真似てるだけなんでしょう。まぁ、ガス抜きが必要になる前からガス抜きをする癖がついてるソーマくんはある意味でソーマパパを越える資質を備えている、という考え方もできるかもしれませんね。
    • 骨折した足から骨が飛び出る。ぬわっ、まさかのショックシーン。さらには、ちぎれた足置いてっちゃってますね。まさか四肢破損描写が見ることになるとは。ああいうのは大体『ワールドトリガー』に限られるんだと思ってましたわw
    • んで、ソーマパパにスクールエスケープをすすめたのはえりなジジ。これにはアザミンおこ。なるほど、愛しの人を奪いやがってあのクソジジイ、という憎しみもあるワケですね。アザミンの暴走は私怨みたいなのが初期衝動としてあるのかもしれない。
  • 火ノ丸相撲
    • ぶっちゃけ相撲の技名をほとんど把握してないので今回の怒濤の技名連呼には「ファンのつもりだったけど本作のこと全然理解できてない……」と少し落ち込みました。まぁ、作者も全部の技名が完全に理解されると思って描いてはいないだろうけど……とこっちが勝手に言うのは欺瞞なのである。
    • んで、天王寺くんの新たな顔に名前がついてエンド。修羅戦黒だって。今週の掲載順で「修羅」と聞くとちょっとソーマパパを思い出してしまうのである。まぁ、「修羅」自体は本作にも前から出てるんですけど。今週は、という。
    • そんな修羅戦黒。そーいや、久世くんは白っぽかったですね。となると、火ノ丸くんの顔は何色なんだい、というのが気になってきますよね。まぁ、よく分からないので予想とかしませんけどw
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • 今週はNo.13さんとカラオケ。ハチの次に出てきたのが名前の由来が『ウルトラセブン』と思われるアンヌ隊員なので次はNo.6かとも思ったんですが、そんなことはなかったんだぜ。まぁ、不吉な数字だけど、No.1とNo.8を擁する本陣営からしたらショボいようにも見える、という感じが絶妙だと思います。
    • カラオケ選曲ネタ。バラードってダメかな?からの “僕が止めなければあなたの高校生活は今日で終わってました” で笑った。確かに終わってたなw そして、今の高校生は尾崎知らんやろ。
    • そして「前前前世」。うわぁ……クソベタ……という選曲なのも笑えるし、先に歌われる、というカラオケあるあるも楽しい。てか、ジャンプで『君の名は』ネタが出てきたのって意外と初めてかもしれない。スクジャン以外で。覚えてないけど、あったっけ? 忘れた。あってもおかしくないよな。
    • 前前前世」潰されたならもう1コのヤツ歌えばええんやで、とマジレスしたいけど、ちょっとタイトルが思い出せない。Mステでなぜか上白石萌音が歌ってたヤツ。個人的に上白石萌音といったら『ちはやふる』派。『ちはやふる』はいいぞー。特に『上の句』。てか、「FLASH」歌え。
    • ラストに零一が歌う曲は明示されないってのがうまいバランスですね。もはや曲名はギャグとしか機能しない流れになってますから。高校生が盛り上がる曲名を出されても、それがリアルであればあるほどギャグとしての強度が高まりますから。ちなみに、ワタシはああいうグループでカラオケに行ったら完全に零一タイプです。脳内シミュレーションはすげぇ行われるけど、いざ歌おうとするとビビる。てか、よく考えたら歌う曲ねぇわ。曲の好みが多様化してる時代に「みんなの知ってる曲」って概念は存続してることに驚きます。高校生にもなったらみんな好きなジャンルとか好きな歌手できてマニアックな方に進む気もするんですけどね。それとは別にカラオケ用の曲を準備してるのかな。高校生やべぇな。
    • そしてオモチャにされるNo.13さん。律儀に言うこと聞いてくれて良い人やw てか、キャラデザが完全に使い捨て感あるの笑える。出た瞬間から「どうでもいい人だ」というのが伝わってくるw
  • 『デモンズプラン』
    • 本作と『オレゴラッソ』は「どうせ両方とも短期打ち切りだろ」とかボンヤリ思ってたんですが、意外と離れた。マジか。『レッドスプライト』と『ラブラッシュ』みたいなことになるかと思ったんですけどね。
    • 本編。正義欲の人の過去。死んだことにされてたノーチェって人は村長の娘だと思うんですけど、いくら探してもそれが明言されてるセリフはないのね。村長の娘でいいんだよね? なんか不安になってくる。まぁ、別にどうでもいい部分っちゃ部分なんだけど、娘を差し出すって結構大事な部分な気がするし。娘のことを “手籠めにされるだけだ” って言っちゃうって相当キてんな、ってなりますし。
    • わざわざボディカウントをしてくれる悪役さん意地悪で好き。ノーチェ1人の犠牲で村が救われる、という天秤からの「お前が1人を救おうとしたせいで3人死んだ」っての最高に意地悪。
    • んで、正義欲の人が覚醒してエンド。特別正義欲が強いっていう感じでもなかった気がするのが残念ポイントでしょうか。1人の命は地球よりも重いって判断をしちゃうのは割と分かりやすいだけに、特別コイツが正義欲が強いって気がしない。数の大小でいったら見捨てる方が正しいけど、目の前の人を見捨てるワケにはいかないってのは結構誰でもある感情なんじゃないですかね。むしろ若僧とかそういうニュアンスが強い気がする。
    • あと、話の感じからいって妹も死ぬ(もしくは寝取られる)と思うんですけど、妹関連の不幸がない状態で悪魔覚醒するんですね。勝手に最も絶望した瞬間に起こるイベントだと思ったので意外。まぁ、あの領主の人を今でも恨んでるってことは正義欲の悪魔に目覚めても勝てなかった、って話になるんでしょうね。そんで妹がアレされちゃった、みたいなのが来週語られるのかな。って2週に渡ってやるほどの大ネタだったのか。いや、先週の段階で、正義欲の人結構好きだったけども。今回正義欲感がちょっと弱かったので少し残念です。
  • 銀魂
    • 九ちゃんが出てきて女の話になったかと思ったら、「(女なら)ここにいるぞ!」と馬岱チックなセリフを吐いて登場したのが、ツッキー。おおっ、そうか、この流れでツッキーか。確かに女子供の話からの登場は熱いな。やっぱこの手の屁理屈的な流れは『銀魂』は抜群にうまい。印象的な、その回におけるキーワードを明示しておいてそれを利用した展開を見せていく、という。
    • まぁ、よく考えたら、ツッキーの出番が意外と短いな、みたいな気もせんではない。九ちゃん以下ですやん。九ちゃんと同等かそれ以上みたいなイメージありましたわ。まぁ、ツッキーは割と最近のキャラなので最終章にわざわざメインのターン用意しなくてもそこそこ出番あったでしょ?ということなのかな。最終章は出さなきゃいけないキャラがマジでつかえてますしw
  • 『歪のアマルガム
    • 先週の増ページで「なんだ人気あったのか」とか思ってたら今週ケツ。ワケがわからない……。来週は『ナンバーワン』がセンターカラーだし。謎や。
    • 本編。長年見てきた幼なじみだから化け物になろうとアイツはアイツだと分かる。なんか今週の『ゆらぎ荘』と対になってるような話だなw まさかのシンクロである。ずっと見てきたから小さな変化に気づくコガラシくんと、ずっと見てきたから大きな変化があろうと見失わない彌生。まぁ、どっちも真理ですわな。
    • んで、敵は重力を操る。すげぇ勝手な話ですけど、先日観たアニメ映画に重力を扱う人出てきたので「またかよ!」みたいなことを考えてしまう。まぁ、そこまで斬新な設定ではないので、別にええやろ、って話なんですけどね。
    • ジャンプで重力使いっていうとやっぱ『ONE PIECE』の黒ひげが巨大ですかね。もしくは万有引力という意味では『HUNGRY JOKER』。懐かしいw
    • そんな重力マンに対して六道が “お前…手が…” って言うシーン。手がどうなってるのか全然わからないんですけど、ワタシだけ? 気になったので何度も注視してるんだけど、ハッキリとした描写がない気がする。何を見落としているというのだ……。前後の話の流れ的に狂人的な自己犠牲を見せてる、とかそういう感じだと思います。多分「ペリペリ」という擬音があるので、手を犠牲にブラックホールを生み出してるとか、そんなんだと思うんですけど、ブラックホールを出す条件とか特に説明ないので謎。
    • んで、重力マンの本当の狙いは部屋ごと1,000m上昇。なるほど、なかなかハッタリが利いてて好き。まぁ、「G感じなかったのかよ」とか思わんでもないけど、マンガ的なハッタリは充分なので楽しい。重力マンの初登場時のシチュエーションの再現にもなってますよね。そういう意味でもイイ。彼の能力の本質は重力による攻撃よいも空中浮遊だった、みたいな。
  • スクールオブジャンプ
    • 表紙。気になっていたつぶ子は、いない。うへぇ、予想はしてたがマジか。ショックだわ。そしてやっぱりエンドカードが毎週描き下ろされるワケでもない。つまり今週はつぶ子描き下ろしなし。なんか泣けてくるぜ。
    • 泣けてこようと蝉麿は探します。目次ページの間違い探しがクソなので、こちらの楽しさが染みる今日この頃。
    • んで、蝉麿は右奥のロッジ。スキー板の横から顔覗かせてます。「ひょっとしたらつぶ子も蝉麿化してるのかも?」と探したけど、見つかりません。てか、いません。ショックや……(来週あたりからはこの話なるべく減らそうと思いますごめんなさい)。
    • 0の幸式
      • 函峰明治さんの猫のイラストネタ。「ペットってあんな可愛いのになんであんなに汚いんや……」というのは割とよく思うことなので凄い分かる。ウンチとかはまだ猫から発生したモノなので「まったくしょうがねぇな」ってなる余地ありますけど、ノミだともう完全に別の生物ですし。
      • 照りさんのガムのイラストネタ。こっちはノミ以上に絶望的なネタでありました。これマイナス行かないのかよ、すごいw
      • 強力除菌さんの学校でのう○こネタ。誰にも気づかれずに、というプラスの部分が「誰にも助けを求められない」というより悲劇的な状況に結びついてるのでうますぎる。もはやちょっとした伏線。
      • ようかさんの新垣結衣。まさに0という感じがどのネタよりも強くて笑った。勝手に上がって下がっただけ、という自分の中だけのドラマ。
      • 駄犬さんの四つ葉のクローバー。無に帰すという意味で0感ある。ただ、洗濯物への被害も生じかねないのでマイナスかも?(そんな大きくないか) まぁ、四つ葉のクローバーが拾えた時点で幸運を得たみたいな感じあるので0は0ですね。
    • 独特判決
      • 新コーナー。蓋を開けてみれば蝉麿の仕事が多いコーナーでした。蝉麿ファン歓喜
      • 罪と刑が因果応報みたいな関係になってるネタは面白いです。それ系だとやはりメタボスライムさん大ネタは秀逸ですかねぇ。「他人に迷惑与えてることを知れ!」という感じがすごい。
      • りるむさんのオレオレ詐欺。因果応報系のネタに見せかけてただの「お金ちょーだい」な判決なので笑った。さっきのコーナーじゃないけど、プラスが大きすぎるw
      • ウニドン\130さんのエロ本。感情に任せて冷静な判断出来てなさすぎて笑った。物理的な被害と刑のバランスが悪すぎるんだけど、気持ちはわかるw
      • マッキィさんの仮病。一瞬どういうことかと思いましたけど、ケ病ということかww
      • かわせんりきさんの山手線始発から終電まで。最後の備考でやられたw まさかの豆知識。
      • うたうたえさんのエレベーター。完全にその場で自分が実行可能な刑なので「ネタじゃなくて体験談じゃねぇの?」感。好き。
      • 草を得た獣さんの立ち読み。店での立ち読みは苦に感じたことないのに家だとなんであんなつらいんだろう、というのが身に覚えあったのでハッとした。家で立ち読みはマジで集中できない。すぐ座っちゃう。
    • おたよりコーナー
      • こういうの好き。ホント好き。「ツイキャスあるよ!」って話なんだけど、誌面上でやるのもなんか好き。これはスクジャン女子が生まれたことのプラスだなぁ。つぶ子には真似できない。悔しいが認めます。
      • スクジャン女子に対しては呼び捨てなんだーとか新鮮に感じてたけど、よく考えたら校長だったw そらそうか。
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 仲間りょう版『食戟のソーマ』がOVAになったことを記念して『磯兵衛』の本編でも『食戟』回。
    • 正直言って、「うまいものを食べたら服が弾け飛ぶのって常識でしょ?」というのがジャンプの中では存在すると思うの。『左門くん』でもやってた。『食戟』がもたらした衝撃の大きさを感じさせますねw
    • ということで脱げる看板娘ちゃん。我々は『食戟』の例を知っているので、「本当にうまいもん喰ったら全裸……」というゴールが分かるんですよね。なので、そこそこうまくて部分的に爆ぜるのを見ると、「もっとだ……もっとうまいもんを用意しろ……」って気分になっちゃう。つまり超エロい。一気に全裸までいく『食戟』も当然エロいけど、「よっしゃああ!!スリット入ったぞおおおお!!!」という本作も相当エロい。
    • んで、ラスト。磯兵衛がやってくれた。看板娘ちゃんの「こんなの初めて」いただきました。せっかくの絶頂(違)なのに看板娘ちゃんの顔がちょっとギャグっぽくなってるのが本作最後の良心である。
    • とにかく、「どんずばああああ」で看板娘ちゃんのパンツが「ぱささ」。3人の心に降った白い雪ってのはやっぱザーm……ではなくパンツのことですね。はい、そりゃそうだ。
    • ということで終わり。『食戟』ネタでありながら、徐々に脱がしていくという野球拳的な要素があり『食戟』とは違ったエロさが堪能できる傑作回だったと思います。
  • 次号予告
    • 表紙が『約束』。これは今週の『鬼滅』に続いて2017年のビッグニュースだなぁ。『約束』の勢いが凄いってのは感じてたけど、ここまでとは。『鬼滅』のほぼ倍速で表紙ゲット。『左門くん』以来のスピード出世。
    • ちなみに、もうすぐ『ゆらぎ荘』1周年が来るのでそこで表紙来るかもしれません。『ゆらぎ荘』と『鬼滅』は同時期スタートなので、今週の『鬼滅』表紙は、『ゆらぎ荘』よりちょっと上、というニュアンスが込められてるのかもしれません。2週連続で1周年記念ってちょっと変だと思いますし。
    • 『約束』の表紙と同じくらい驚いたのが『ナンバーワン』のセンターカラー。すごい!! ちょっと感動してしまった。先週ほぼ同格で何ならちょっと下にいると思ってた『歪』が増ページだったので「やはりギャグは不利やで……」とか思ってたんですが、まさかのセンターカラー。これはめでたい。マジでめでたい。前作がヒットしたワケでもなけりゃ女の子かわいいが売りの作品ってワケでもありませんからね、完全に作品の人気によるカラーじゃないか。マジ感動だわ。同じトモヒロとして『レッドスプライト』の分も頑張ってほしい。
    • 『約束』は同期ということで『レッドスプライト』の分も頑張ってほしいですw てか、『約束』が人気ありすぎるから「じゃあ他の2本はもういっか」って判断が下された可能性もあるんじゃないのか……とか考え出すとダークサイド堕ちしそうだけど、まぁ『約束』も好きなので大丈夫です。『ナンバーワン』はもっと好き。
  • 目次
    • 間違い探し。「息遣いのエフェクトが多い」という正解の文章がなんか笑える。片目と血の量はこのコーナーにしては良い間違いだと思う。
    • 良い間違いってなんだ。

むしろお色気を好まず硬派な担当さんがお色気要求侍と勘違いされてそうで気の毒
(『左門くんはサモナー』)

    • 火消しに走る沼先生やさしい、とか思ったけどそもそも出火原因は沼先生なんじゃないのか、という気がせんでもない。

モバイルスタジオプロ16、快適なのですが、早くスタンドが欲しいです…
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

    • おそらくデジタル作画におけるソフトの話だと思うんですけど、何言ってるのかサッパリ分からないので少し笑えてくる。
    • アナログ作画も詳しくないけど、デジタルになると余計に謎ですわ。ワタシの認識の中では念写でマンガ描いてるのと大差ない。

もし垂直に歩けたら、上空何メートルで満足するかな! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)

    • ワタシは多分2mくらいで怖くなると思う。ただ、『インセプション』ごっこはやってみたい。

実家が好きで近いのでしょっちゅう帰ってしまいます。ご飯が美味しいです。感謝
(『青春兵器ナンバーワン』)

    • ハライチ岩井の実家帰りたくなる話すき。
  • 愛読者アンケート
    • まずは読切について。重倶郎の印象について「かわいい/かわいくない」の選択肢がないのが信じられない。超重要な部分だと思ったんですが。まじかよん。
    • 大問2はお年玉。いくらもらったか、で10万まで選択肢あって笑った。どんな貴族だ。人数で稼ぐにしても、1人1万でも10人ですよ。『サマーウォーズ』ばりの大集合ですね。

 総括です。
 文字数。2万くらい。前回はそこそこ抑えられたのにまた増えてしまった。今週の方が書く時間作れなかったというのに。調整ができない……。

 んで、今週のベスト作品。今週は『ゆらぎ荘』かな。水に沈む幽奈さん、というショットにしびれた。
 次点はなんだろう、強いて言うなら『オレゴラッソ』かしら。スパイク買いに行くトコが個人的にはグッときました。ああいうの弱いんですよね。

 んで、今週のベストキャラを決めて終わります。こっちは次点から。

  • No.13 『青春兵器ナンバーワン』
    • 出オチでも言えるキャラだし、個性も特に見えてこないんだけど、とにかくおいしい役だったと思います。せっかくの13番なのにこの扱いw
  • アンリ マユ 『左門くんはサモナー
    • 久々に登場した、というネタが散々いじられたんですが、それがことごとくハマってた印象。久々に見たけど、アンリいいキャラしてんなぁ、としみじみ感じてしまいました。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • 看板娘 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 今週一番エロかったキャラ。間違いない。今のジャンプはエロはそこそこ充実しているんですが、いわゆる野球拳的な「あとちょっと……!」という小出しによるワクワク感あるエロというのは新鮮でした。やはり看板娘ちゃんはよその作品と比較しても充分戦える美少女キャラである。

週刊少年ジャンプ2017年08号の感想 - 北区の帰宅部

人魚姫―アンデルセンの童話〈2〉 (福音館文庫 物語)

人魚姫―アンデルセンの童話〈2〉 (福音館文庫 物語)

君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)

レッドスプライト 1 (ジャンプコミックス)

レッドスプライト 1 (ジャンプコミックス)

 遅ればせながら買いました。記事にするほどでもないのでココに感想書くゾイ。

  • 裏表紙
    • 帯を外すとフォールさんがエロい、という仕掛けで笑った。手に取ったら即外す、という人はちょっと待った方がいい。
    • フォールさん関連だと、裏表紙から繋がる折り返しの部分にエクスキャリバーの艦長がやたらデカくいます。「やっぱこの2人は訳ありだったんやな……」というのが感じられますね。かといって「ホントはこの2人はー」みたいなことを作者が言い出したりはしないバランス。さらに、描き下ろしイラストでこの2人の幼少期と思われる姿が描かれてるのでもう完全にアレ。
  • 目次
    • やたら迫力あるけどクッソ見にくくて笑った。
  • 描き下ろしイラスト
    • 一発目に出てくるモノちゃんが異常にエロいので今回のベスト描き下ろし決定。個人的にはフォールさん越えた。
    • 巻末には子供大将。撫でてる手はデュラン先生。思わせぶりなネタが多いので一瞬パパかと勘違いしちゃいましたw
  • 両さんマユゲ
    • まさかの残し。消されると思ってたw
  • その他描き下ろし
    • マゴニアとか、アルの武器である鉄塊についての解説が載ってます。打ち切りじゃなかったとしても直接本編に使われるネタとは思わないんですけど、背景としてここまで考えてたんだねー、と驚きます。
    • 設定の説明文がなんというか、中二臭いというか、個人的にはモンハンっぽいですよね。モンハン感というのは『アイアンナイト』の時にも感じたことあるので、作者の好みなんだと思います。直接モンハンが好きというワケではなく、ああいう感じが好きなんだろうね、という。
    • タツの父親とは明言されないけど、出生に関わりそうなネタがチラッと出されてて笑う。刀の説明からそっちに派生するするとは思わないのでなかなか驚きます。打ち切りなので結果的に「使えなかったネタ」にはなるんですけど、あくまでも刀の説明のついでに出してくるのがイイね。
    • マゴニアの説明、そしてアルの鉄塊の説明があるんですけど……これ多分『アイアンナイト』ネタですよね。『ドラクエ9』と『ドラクエ10』の関係みたいに、『アイアンナイト』の未来の世界が『レッドスプライト』なんじゃあ……という思わせぶりネタ。『ドラクエ10』とは逆に『レッドスプライト』では人間しか存在してないっぽいのが気になる。きっと闇が深い歴史があるんでしょうねw
    • アイアンナイト』ネタって言ったけど、3巻の描き下ろし部分に関わる話なので連載でしか読んでない人は『レッドスプライト』買ってもピンと来ないと思います。ついでに『アイアンナイト』も買おうぜ!!(宣伝)

アイアンナイト 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

アイアンナイト 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

『生徒会役員共』407話の感想

あけ
おめこ
とよろ

『生徒会役員共』406話の感想 - 北区の帰宅部

 新年一発目でございます。マガジンではアンケートハガキが廃止されて完全電子化されたり、目次ページが見開きになったり、いろいろとリニューアルされております。
 まず、アンケート。漫画雑誌そんなに詳しいわけじゃないけど、かなり革新的なことだと思います。マガジンがんばってる。
 んで、目次。まさかの見開き&縦書き。スペースが大きくなることで作者のコメントが長くなるかも‥‥という考えは本作のファンとは無縁であります。
 あと、なんだかんだで講談社、今ちょーたいへん。

 映画前売券の特典第二弾のお知らせ。今度はカレンダーだそうです。あのポスターがカレンダーになったヤツ。
 巨大カレンダーの下部が前売券になっているそうだけど、これって「使いにくいから使わないでもう1枚別に買ってね」ということなのかな。まぁ、第二弾なことがある意味良心的なのかもしれない。

 ということで本編。#407。扉は畑さん。前にも書いたし、何度も書いてると思うけど、畑さんは私服なだけでグッときてしまうのである。ある意味でずるいw

 一本目から畑さん。今回はとにかく畑さん。
 タカ兄、休日に畑さんとばったり。すぐに遭遇するワケだけど、タカ兄が独りでいるのってなかなか珍しい気がする。何をしてたんだろうか。
 んで、「ヒマだったら付き合ってくれない?」と畑さん。異性にこんなこと言われたら童貞だったらパニクってモゴモゴしちゃうんですが、タカ兄はそんなことにはならない。童貞なのに。なので畑さんに付いていくと、その先でドッキリ。
 このシチュエーションの時点で疑似カップルになってるワケですが、そこに「カップルですね」と確認してくる外部の人間が出てくるってのがオチ。関係ないかもしれないけど、入店時の店員さんがノリノリでちょっとかわいい。

 2ネタ目でネタバラシ。取材のためにカップル限定の店に行くの巻。タカ兄と会わなかったらどうするつもりだったのだろうか。ただの休日のつもりだったが、せっかくなのでカップルネタの取材を今やっちゃおうみたいな感じか。だとしたら取材道具持ってる畑さんさすが。
 ということで、1つ目はカップル限定のカフェ?ケーキ屋? ケーキの注文がカップル限定ではなく入店がカップル限定なのってどういうメリットなんだろうか。店内みんなイチャイチャしてるからイチャイチャしやすくなる、みたいな? この号の桜才新聞読みたくなってきたw
 オチとしては、カップル限定でしか出来ないことを畑さんが提示。悔しいことに「そりゃ確かにカップル限定だな」という謎の納得を感じてしまった。てか、畑さんはタカ兄がツッコまなかったらこの後行くつもりだったのだろうか。まぁ、「この人はツッコんでくれるから」みたいな信頼はしてそうだけど。

 同店に例のカップル、ヨシくんナオちゃんの姿。こういう店は当然のようにチェックしてるのなw
 てか、畑さんの場合、この2人のゴシップも副産物として狙ってるのかも‥‥みたいなことを考えてしまうな。計算高いというか、「そんくらいしてそう」みたいな強キャラ感。
 んで、畑さんがナオちゃんの「あーん」を我流で再現。カップル限定の取材なんだからカップルらしいことをやらなくては、という取材魂が感じられる。そういう意味では、一般的なカップルの例、という役割が誰よりも似合いますね。ヨシくんナオちゃん。
 畑さん流の「あーん」に対するタカツッコミ。珍しく長ったらしくて笑った。やけに説明くさいというか、いつもとは違う味わいがある。なんだったんだろう、説明しにくい事柄だったのか、畑さんの予期せぬ言動に動揺してしまった、みたいな感じか。

 このまま2人のデートが続くかと思いきや、ここで会長たち登場。まぁ、「この状況を誰かが目撃すれば間違いなくおもしろくなる‥‥!」という感じは読者にもあったと思います。もしもカエデちゃんだったら、とかも想像するの楽しいじゃないですか。ムツミでもおもしろそう。コトミもいいなぁ。
 とにかくシノアリスズ。迷わず突撃。何となくなイメージですけど、会長はすぐ突撃するけど、スズはこっそり尾行しそうな気がする。尾行するけど、畑さんはそれに気づいて、気づいてるけど泳がして‥‥みたいな。妄想楽しい。
 とにかく突撃、するも失敗。ここで1ネタ目に出てきた店員さんである。今度は非デフォルメ。モブなのに二度登場していて、なかなかおいしい。
 カップル限定なので入れないかと思いきや、会長とアリアがほぼ同時に同じ発想。片方が言ってもう片方がビックリ、とはならないのがこの2人らしいですねぇ。長年の蓄積を感じる。
 ポリティカリーコレクト的に店側は断りづらい、って感じですね。まぁ、そういうの関係なくわざわざ客を一組追い返すメリットがありませんけど。そんなことを考えると会長とアリアは入店できたと思うんですけど、どうやら入店はしなかったっぽい。まぁ、スズの活躍ですなw

 場所は変わって映画館。カップル限定の映画館ってどういうことなのかマジでわからん。暗い中黙って観るだけなんだからカップル限定もクソもない気がするんですが(軽く調べてみた感じリアルでは存在しないっぽい)。
 てか、ナオちゃんと思われる人物の肩が見切れてますね。2組のデートコースが完全に一致。
 本作では珍しいガチのキスシーン。作中映画だけど、結構驚きました。そういう描写は避けるタチな気がしてた。
 2人によるそんなキスに対する感想戦。これまた新鮮。便に意識してドキドキ‥‥する暇もなく下ネタが飛んでくる優しい世界。いや、畑さんは気まずくなるのを回避するために下ネタをぶっこんだと解釈する可能性はあるかも。

 映画の次は足湯。これまたカップル限定にするメリットが分からないんだけど、地元に住んで定期的に通ってるお一人様みたいな客層を弾くことが出来るのでカップルとしては嬉しい、みたいな感じだろうか。映画よりは理解できる(こっちは結構ヒットする)。
 当然だけど、こちらにもナオちゃんヨシくん。本当は畑さんは現地に行く予定はなく、2人に体験してもらってその話を元に記事にするつもりだったのかも‥‥とかいらんことを考えてしまう。まぁ、偶然のほうが好みではありますw
 んで、タカ兄の「ずっとこうしていたい」でドキッ。割と定番なシチュエーションだと思うんですけど、畑さんのドキッが超白々しいので笑った。タカ兄で遊ぶ気満々。まぁ、あの発言は少々誘い水だったと思わんでもないです。
 2人の頬が少し高調してるのは足湯効果なのかな、みたいな部分まであるので細かい。

 記事完成。ここで会長たちへネタバラシ。真相を知っても「なんだよかった」とはならない会長かわいい。取材協力という体裁でもいいからデートしたいんでしょうねw
 んで、新聞記事に載ってるタカ発言についてアリアがぶっかまし。これは笑った。とにかくうますぎる。足湯ならではのネタである。
 てか、よく考えたらボケを誘ってるような気がして来るレベル。そのくらいうまい。畑さんがボケを誘う余地を作るために文章を少し変えたのかとも思ったんですが、ラストのタカ兄のツッコミ的にそのままっぽい。
 

 ということで終わり。ラストのネタが好きですねぇ。メチャクチャうまい。足湯がまさかあんなネタに繋がるとはw 入店条件のネタもそうなんですけど、事前にフリがあるネタはおもしろいですよね。4コマなので各ネタが独立してるかと思いきや、という。
 あとは、畑さん回に見せかけたナオちゃんヨシくん回でもあった、というのが面白いですよね。これといったセリフがあるワケでもなく、畑さんたちと絡むワケでもない。ただ、背景にやたら出てくる。ファン向けの小ネタみたいな感じなんですかね。

『生徒会役員共』408話の感想 - 北区の帰宅部

『バイオハザード:ザ・ファイナル』の感想

 3D版で観ました。ポールWSアンダーソン作品及び前作『リトリビューション』の3Dはとても好みだったので期待してたんですが、イマイチ。もっと画面奥からゾンビがどーん!みたいな飛び出すようなのを楽しみにしてたんですが、全然ない。てか、カット割り過ぎで3D効果があまりなかった気がします。肝心のアクションシーンほど3Dが感じられず。

  • あらすじ

 前作が好きなんですよ。シリーズの中でも屈指のレベル。大きな理由は、ボスがウェスカーからレッドクイーンに交代したから、だったりします。どうもウェスカーにボスとしての魅力を感じないんですよ。レッドクイーンのが断然魅力的だと思います。
 とか思ってたら、『ファイナル』でまた逆転してたでしょ。レッドクイーンが味方、ウェスカーが敵。まぁ、前作の引きをガン無視してまったく別の話を始める、ってのは過去にも経験済みなので「またか……」という感じで我慢できました。なんとかね。それにウェスカーは敵とは言え結局のところ何もしなかった、というのもよかったかな。マジで好かんのです。レッドクイーンが味方になったのは残念だけど、「実はアリスとの間にのっぴきならない因縁があったんだよ!!」というナンダッテー展開があったのでよかったです。やっぱ一作目ネタに重きが置かれるのは好みです。
 レッドクイーンの正体についてですけど、アリスの過去と未来の姿、みたいなことだったのでしょう。年末公開だし、『クリスマスキャロル』ってことでいいんじゃないかな!(年末公開は日本だけです)
 とにかく、ババアリスとロリアリスの連携技でウェスカーをブッ殺す場面はすげぇアガりました。「やっぱウェスカーよりレッドクイーンのが怖いよね」という納得度も高いです。
 そんなレッドクイーンを演じるのがミラジョボの実の娘というのもポイント高い。「監督ニッコニコなんだろうなぁ」と想像して楽しむのもいいですし、あの正体的に娘キャスティングは全然アリだと思う(まぁ前作以前にも出てるキャラという点は置いておこう)(置いておくなよ)。

 アリスの正体もそうなんですけど、とにかく原点回帰になってるのが本作の良い所だと思います。舞台も一作目。世紀末的世界からラクーンシティを経由してハイブに戻る、というシリーズを逆行するようなステージの変化は楽しかったです。
 「ハイブ行くってことはぁぁ?当然アレが出てくるんだよね?」と思ってたらやっぱり出てきたぜ、レーザー。シリーズ名物……なんだけど名物すぎて途中からほとんどセルフパロディーみたくなってたレーザー。今回は一作目と同じ場所なので「よっ!本物!待ってました!!」みたいなノリあったと思います。1回ちょい見せしてからラストバトルで……という焦らしも良かったですね。
 とはいえラスボス戦で使ってくるとは驚きました。あの場所で戦うってのがなかなか新鮮だったと思います。両者共にレーザー自体は回避余裕、という強者感も出てましたし。

 迷走に迷走を重ねたシリーズだと思うんですけど、中でもトップクラスに謎だったのは、「アンブレラって人類滅亡させてどうすんの?」という問題。人類いなかったら金儲け出来ないじゃんって話ですよね。その問題に、ノアの箱舟計画という単純明快な解答を用意してくれたのは素晴らしかった。そこからアリスの出生の秘密に繋がる、というのもよかったです。
 ホントね、最終作としての側面は大満足なんですよ。まさかちゃんと完結するとは思ってなかったw(失礼)
 ただ、よかったのはあくまでも「あらすじ」でして。本作が全体的によかったかというと疑問が残ります。ぶっちゃけそこまで好きじゃないです。シリーズの中での好き度でいったら、中くらいかなぁ。一番悪いとは言わないけど(個人的には『3』『4』あたりがきつい)、トップグループに入ることは決してないです。
 敵の強さを見せるために仲間が次々死ぬんですけど、なんでアリスが生き残ったのか、の部分が弱いように感じたんですよね。「運じゃね?」とか「相手の機嫌次第だよね」みたいな印象が湧いてしまう。ハイブの歩き方はアリスが一番知ってるから、とかそういう要素がもっとあれば好きかも。
 あと、何と言ってもカット割りですよ。アホみたいに割りすぎでしょ。ヨーロッパコープかっての。『ボーン』シリーズの悪しきフォロワー的なカット割り。なーんにも分かんねぇんですよ。把握すんの無理でしょ。カチャカチャしてる間にバトルが終わるので消化不良感ハンパない。美女が銃持って戦うってのが本作最大の魅力のはずなのに肝心の美女も、銃も、戦いも堪能できないよ。マジもったいない。なんでこんなんなつまてしまったんや……。
 通気シャフトの場面でアリスが仲間を助けるじゃないですか。動き出したシャフト超怖いじゃないですか。そこにアリスが飛び込むからめっちゃハラハラしました。そしたら、ワチャワチャ画面が変わってる間にアリスがシャフトから出てきやがるんですよ。クローズアップマジックでも見てるのかな?という感覚でした。

 あーそうだ。ローラ。出てるのが目玉みたいな扱いになってますよね。ビジュアルも超カッコいいので、セリフ少ないのが逆に「寡黙な女戦士やべぇ!!」という感じありました。なんだけどー、特に何もないままお亡くなりになりましたよね。さしたる活躍もないとは……。まぁ、『バイオ』シリーズは日本での興収で成立してると思うので、タレント吹替の豪華版みたいな感覚のキャスティングなんでしょう。
 中島美嘉は凄くいい扱いだったんですね……(今になって)

 ラスト。アンブレラは倒した。ゾンビウイルスも時間が立てば解決する。死ぬと思われたアリスも何やかんやで元気。なのはいいんだけど、この後の人類、てか地球って大丈夫なんですかね。なんか不安になっちゃいました。元々アンブレラの計画では選ばれた人類が文明を再建するって話でしたけど、アンブレラの組織力、科学力がない状態で大丈夫なのかしら……と老婆心。頼りになりそうな人材は大体死にましたし。ジョン コナー的な「こいつが生きてる限りは人類の勝ち」みたいな指導者もいないと思います。アリスの、てか人類の明日はどっちだ。

 ということで終わり。残念な部分も多いしカット割りとか「もうアンタとは絶交よ!!」とか言いたくなるレベルで嫌いなんですけど、シリーズの最終作としては頑張った方だと思います。割とマジでここまでちゃんと終わるとは思いませんでした。
 あっ、そうだ。「なんかゾンビマラソン大会っぽい」という感想を書き忘れてた。

映画『バイオハザードV リトリビューション』の感想 - 北区の帰宅部
 本文にも書いたけど、『1』と『5』が頭一つ抜けて好き。

 ノアの方舟計画と聞いて思い出したのがこちら。続編ではコリン ファース復活するそうです。そこらへんも『バイオ』っぽいなw

 ダメな方アンダーソンの日本接待映画シリーズ第二弾は『モンハン』だよー。絶対公開時に嫁つれて来日するパターンやん。やったぜ。

週刊少年ジャンプ2017年06号の感想

 あけおめことよろ。

週刊少年ジャンプ2016年の総括 - 北区の帰宅部

 年末に2016年のジャンプ総括記事を書きましたので、よろしければ。
 ということで、投票は2016年印象的だった出来事について。どうせ『こち亀』が勝つので終了系は除外。
 個人的には『左門くん』が一番ビックリしました。

 前号感想でやった2016年の打ち切り作について。1位『レッドスプライト』でした。やったぜ。まぁ、後出しジャンケンなんですけど「きっと勝つだろうなぁ」というのは思ってました。なんとなく。
 2位『ラブラッシュ』、3位『たくバツ』、4位『バディスト』。『バディスト』については1本だけ極端に昔なので記憶の問題で「どうせビリやろ」というのはありました。案の定ビリ。意地悪だから外そうとも思ったんですが、短期打ち切りが多いことを表したかったので入れてしまいました。ファンの方は本当に申し訳なかったです。不快だった人もいると思います。
 てか、この順位、「単に記憶が新しい順になっただけなんじゃね?」と気づいてしまいました。『レッドスプライト』『ラブラッシュ』の2本が抜けて人気あって、その2本が僅差、というのが非常にアレです。まぁ、他に方法なかったし、仕方なかったんです。ごめんちゃい。少しでも「2016年ってこんなんあったね」となってれば幸いです。

 ということで、2017年一発目のジャンプです。 

週刊少年ジャンプ2017年04・05号の感想 - 北区の帰宅部

  • 背表紙
    • わ、忘れてた……。そうか、『ONE PIECE』を象徴する1コマといえばコレか。「海賊王におれはなる」だよな。そりゃそうだよな……。4号も1話ネタが続くとは思わなかったのですっかり除外して考えてたわ。
    • こうなると、ちょっとメインのキャラ関連の場面が多く選出されるようになるんじゃないかな、と新たな予想が出てきます。つまり、麦わら一味多め。これはコビー出ないかもな。じゃあゾロかな。
    • ……あれっ、初登場ってゾロよりナミのが早いんでしたっけ? ゾロだよね。アニメだとナミだったんだっけか。
  • 表紙
    • 新年度一発目も『ONE PIECE』。年末の合併号2つも『ONE PIECE』中心の集合。そして新年一発目も当然『ONE PIECE』。尾田っち死ぬなよ……
    • 酉年ということで鶏。尾田っちの描く動物って人気あると思います。ワタシもそう。いいよね。
    • てか、一味が全員描かれてないんですね。ロビン以降がいない。ちょっと意外。まぁ、大所帯になりすぎて描きにくいってのがあるのかな。
  • ひとつなぎSPポスターカレンダー2017
    • 新年らしい企画。表は一味がそれぞれ。裏は今週のカラー扉。
    • 表で描かれてるのは、各キャラの初登場時、という感じで場面が選ばれてるんですかね。各キャラを象徴するような名場面ではないけど、「なつかしいなー」という感慨はより深いと思います。こういうの見ると「ひとつなぎ」とは「人繋ぎ」なのかもなぁ……とか考察ガチ勢みたいなこと考えたくもなります。このタイトルはちょっと誘ってる気がするw
  • 読者プレゼント
    • 酉年ということで鶏。表紙とのクオリティーの差が激しい……。
    • ただ、「よりドリみドリ」「バーッド大放出」あたりのダジャレは結構好きw
  • ONE PIECE
    • 巻頭カラーの見開き扉は青で統一。こないだ赤だったので、単色ブームが着てるんですかね。まぁ、赤の時ほどシンプルではないんですけど。個人的にはウツボが奇跡的にかわいいのが好きです。ウツボはきもいはずなのになw サロメもそうだけど、かわいくデフォルメされたニョロニョロ系には何物にも代え難い魅力があると思います。
    • 本編。プリンちゃんの攻撃方法は銃。『ONE PIECE』って悪魔の実とか覇気があるので銃の武器としての価値が低い世界観だと思うんですけど、こういう儀式的というか見せしめ的なノリの場面では銃を好んで使いますよね。ドフラがローを撃ったってのもありますし。わざわざ「外骨格あっても大丈夫」という理屈を用意してて、銃殺にこだわってるように感じます。
    • プリンちゃんのモノマネショー。『ONE PIECE』では割と定番になってるギャグ顔でのリアクションを悪意を込めて再現してる、ってのが非常にアレ。意地悪。いつもは笑えるものとして描かれてるけど、プリンちゃんはそれを1つ上の立場から見下してくる。
    • モノマネついでに顔パックの件。レイジュ相手に顔パックの話をしてるのが味わい深いですね。パックを付けた女とはがした女。
    • んで、雨。この雨はサンジの心の涙を表してる、というのはいかにも教科書的な話なんですが、平静を装おうとサンジがタバコに火を付けようとすると雨によって火が付かない、というのがなかなかナイスだと思います。サンジの動揺を静かでありながら、この上なく描いてますよね。まぁ、雨に降られながら涙を流すのは「頭痛が痛い」「馬から落馬」的な話になるので悪手だと思いますがー。
    • ブルックが2ページだけ。マム相手にタンカを切るのがカッコイイですねぇ。マムのことを「お嬢さん」と年下扱いするのがブルックの個性とも繋がってて最高だと思います。
    • あと、攻撃モードのプロメテウスとゼウスがなかなか素敵。意外と怖い。
    • 再びプリンちゃん。メモメモの実でした。最初書き置き的なメモかと思ったけど、多分メモリー。記憶を映画のフィルムとして具現化するらしい。あの世界にはフィルムが存在するということ……か? その手の映像はすべて電伝虫とかそういう類に記録されてるイメージだった。まぁ、どうでもいい。とにかく、プリンちゃんは大物の海賊団に大体1人はいる超便利能力者枠。ドフラでいうシュガーちゃん、クロコダイルでいうボンちゃん。大物になるにつれて便利レベルが上がってる気がする。まぁ、マムのお気に入りも納得ですね。我が子じゃなくても手元に置いておきたいレベル。まぁ、そいつを殺して新たな悪魔の実を狙ったりするのかもしれませんが。
    • んで、ルフィ。ナミの “コワイコワイ 血がすごいもうやだー!!” がほとんどギャグ。その直前ではレイジュの血が描かれててあっちはシリアスなので、落差で笑える。ただ、見た目的な痛々しさはルフィのが全然高いという不思議。
    • ジンベエ来てエンド。やっぱりかわいい。逆八重歯がプリティーなのである。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • グレートティーチャーイレイザーヘッド“先に手ェ出したのは?” という怒り方が先生っぽくて笑った。よくある先生フレーズ。
    • 寮内清掃で掃除機使ってるのがなんか新鮮。学校関連の掃除ってホウキのイメージが強い。まぁ、これは時代ではなく、ホウキが適さない床って話なんだろうな。
    • 今週のモノマネくん。すっかりギャグキャラとして定着したけど、これは能力がチートすぎるのでギャグ的な扱いをしないとバランス取れないから、という説をワタシは推します。
    • んで、B組にマイリトルポニー。「あーあのケモナー御用達の……」という先入観は多分歪んでる。てか、しっかりアメリカ人なのね。アメリカはヒーローの本場らしいけど、マイリトルポニーはちょっと違うアメリカの一面。
    • 校長に対する “ものすごくどうでもよくて ありえないほど長え”。これは映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』をもじったネタですね。『ヒロアカ』ではお馴染みになりつつある意味のない映画ネタ。いや、あの映画には原作があるので映画ネタと断定することは出来ないんですけどね。ただ、本作には前科がたくさんあるので映画ネタと言って間違いないと思います。こないだレザボアドッグスも出てきたし。そもそもイレイザーヘッドも謎。
  • 鬼滅の刃
    • 扉で善逸治療済み。割と気になってた部分なんですがアッサリと済まされました。やっぱしのぶちゃん解毒も出来るのか。
    • しのぶvsギユーのシビルウォー……が意外と描かれない。なんと。これは意外。ちょっとショック。すげぇワクワクしちゃったよw
    • てか、今週場面がバンバン飛んでなかなかエキセントリックです。てか、なんか駆け足感ある。シビルウォーとかもっとやってもよかったでしょ。これはアレかな。来週の巻頭カラーに向けての調整なのかな……って来週表紙なのかよ!!(マジ驚きました)
    • 本編冒頭で善逸の前に現れたのはしのぶちゃんではなく、しのぶちゃんの部下。炭治郎&ねずこを襲ったのも同じ。割とマジで困惑しました。一回「ギユー足止め出来てねぇw」「死にかけ炭治郎に邪魔されるとかしのぶちゃんショベェw」とか勘違いで笑ってしまった。ごめん。
    • んで、幹部集合で見開きでエンド。うわぁ、すげぇ少年漫画っぽいw 本作は癖が強いというか、個性がメチャクチャ強くてそこが魅力だったと思うんですが、最近はよくあるバトル漫画っぽい要素が増えてきた気がします。良く言えばうまい具合にバランス取れてきた感。ギャグがおもしろいんでよく『BLEACH』と比較することが多いんですけど、『BLEACH』もこの手の幹部集合描写はお馴染みでしたね。

    • 酉年の新年号に鳥。やったぜ。ここ最近はかなりの確率で出てます。
    • 来年は犬か。簡単そうですね。狙うのも簡単狙わなくても出てもおかしくない。ただ、再来年は猪なので難易度高い。これが出たらほぼ確信犯と言える気がする。まぁ、干支モチーフのキャラは少年漫画ではありがちなので、そういう作品がその時にあれば別か。……あっ、『HUNTER×HUNTER』。
  • 背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
    • センターカラー。ドレスアップした鹿高のみんながカラーで見れるのはジャンプでは珍しいかも。1人ジャージだけどw
    • カラーページに歴代単行本の表紙がズラッと。列挙されて気づきましたけど、最終巻は多分ドレスアップしたつちわただと思う。1巻との呼応で。まぁ、今回のカラー扉みたいな集合写真的なノリもあり得るんですけどねぇ。気になってきた……けど、まだまだ終わらないだろうから終わる頃には忘れてるw
    • 本編。ダイジェスト処理で終わる2年ペア。ドンマイやで。まぁ、彼らが一番盛り上がった、咲本ペアに肉薄したのが前回のヤツ、ということなんでしょう。
    • んで、大会エピローグ。つちわたがメインに来たの久々ですね。ちょっとだけ「何やったんだっけ?」感ある。ここまで放置された主人公も珍し……くもないか。よく考えたらザラにあるわな。
    • てか、つちわたに関しては「大会終わったら何やんの? 現実的な目標あんの?」みたいな疑問が個人的にはかなりあるので、そういう意味では新章楽しみです。順風満帆すぎて他の人に比べてドラマがないってもあったんですが。大会で最終回迎えてもおかしくなかったよね、みたいな。まぁ、最終回にはなりませんし、つちわたが放置されるとは思いませんので、今後が気になる。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • センターカラー。照橋さんとタイムリープだけど、特に本編とは関係ない。
    • 本編……に突入する前にサブタイを確認したかどうかが結構大事。第一印象がかなり変わる。サブタイが「Ψレントお正月」なんですよね。扉の段階では「サイレントナイトじゃなくて?」とか思ってたんですが、本編に入るとガチでサイレントなのである。本編2ページ目あたりから「サイレントってそういう意味かよ!」と驚きました。サブタイ確認しない人はちょっと味わいが違ったんでしょうね。
    • そんなサイレント。お正月にサイレントといえば『イロモネア』……って別にアレお正月感ないか。こないだの『イロモネア』のサイレントはマッスルフォーの階段が超おもしろかったです。
    • 脱線した。『斉木』のサイレント。おもしろい試みだし、こういう自由なこと出来るのもギャグ漫画の特権だと思うんですけど、吹き出しは使わない方がよかったかなぁー、とか意地悪なことを考えてしまったりしました。実験企画が超おもしろいから、おもしろいだけに徹底してほしかった、みたいな贅沢。ちょっと作者の限界とは言わないけど、「ちょっとめんどい」というのを感じる。
    • PPAPネタとか恥ずかしくて出来ないけど、サイレントだったらこのくらい分かりやすいネタの方がおもしろいよね、というバランス。『イロモネア』のサイレントを観ても思いましたけど、サイレントって伝わるだけでちょっと完成してる感あるというか、伝わるだけでもう面白いんですよね。そういう意味ではPPAPとか恋ダンスとかパロディーの題材としてはクソほどつまんねぇというマイナスが見事に逆転してると思います。それに、PPAPネタに関しては「親がマネする流行のギャグってクソ寒いよね」というあるあるネタにもなってるのでギャグ強度高い。
    • お年玉が6万。そんな親族多くないことを考えると多いと思う。1人の最大額って1万なイメージあるんですけど、それだと計算があわない。誰が余計に出したんだろう。じーじかなw
  • ハイキュー!!
    • 敗者描写の丁寧さに定評があると思うんですけど、1年前の敗者描写を回想でサラッと描くことで彼らの覚悟や気合いを端的に表現する、というのはスマートよね。「今週は相手チームのターン」というのが一発で分かるし、何ならちょっと肩入れしてしまう。
    • 客席は変人速攻と影山の変態っぷりにすっかり魅了されてる……が、“我慢してリード・ブロック それは必ず相手のプレッシャーになる” と監督談。これって白鳥沢戦の烏野そのものですよね。奇しくも日向とウシワカが被る。
    • んで、反撃。実況が “決まったー!! 椿原最強のホットライン!!” と言うことで「あっこのチームはこれが売りなんだ」というのが分かる感じ、実況がいる試合おもしれーw 基本的にこういう場における実況の役割って盛り上げ役ってのが一番大きいと思うんですけど、ちょっとした情報提供も担ってる。
    • 今度はツッキー。当たり前のように敵チームから一目置かれてるのがマジ新鮮。新鮮だけど、「ウシワカを止めたんだから当たり前か」ってなる不思議なバランス。てか、敵として見るツッキー怖すぎて笑ったわ。目が怖い。漆黒に染まった瞳が怖い。そんなに見るんじゃないよw
    • そんなツッキー分析が破られる……と思ったら日向がいた。ボール拾いの成果ですね。あくまでもボール拾いなので、ボールがどこに来るかという嗅覚は鍛えられたけどレシーブの技術はまだまだ、というのがよく出てたと思います。まだ完璧じゃないけど成長の片鱗は見える、しかもそれが敵チーム視点、ツッキー、からの流れにバシッとハマる、っていうね。やっぱり『ハイキュー』は1話単位の完成度が異常なのである。流れ、構成がキレイすぎる。
    • そして、やっぱりモブカップルが超かわいい。ドキドキしちゃう彼女は当然かわいいんだけど、「お前さっきバカにしてたじゃん」とか意地悪なことを言う余裕がなくなってる彼氏の方も最高。客席の使い方がうますぎるので本当につらい。なんでこんなポッと出の名無しキャラがこんなに魅力的なんだ……
  • ブラッククローバー
    • 前号の段階からされてたと思うんですけど、TVアニメ化だそうです。ただ、お知らせがすげぇ小さい。TVアニメ化決定って表紙飾ってもおかしくないネタだと思うんですけど、なんでや。詳しくは知らないけど、単行本とかジャンフェスとか外部での発表が蔵出しなのでジャンプ本誌ではチャイチーな扱いってことなのかしら。
    • 本編。今週はほとんどマルスが主役状態。アスタは賑やかし。とはいえ、やっぱりアスタの単細胞的な発言やリアクションは楽しいんですよねぇ。マルスに対する「なんるでいるんすか!!」とか。マルスとファナの重い回想がチラッと入った直後には「あんたそんなキャラじゃないでしょ!!」とか。いい感じでバランス取ってる。
    • そんなアスタの “んなこと言ってる場合かァァァァァ!!”。ギャグでありながら「そりゃそうだよね」という正論でもある、というのがいい感じ。上辺だけで見ると完全にギャグなんだけど、あの状態でわざと攻撃を受けて死ぬようなマネが正しいワケがないですよね。まさにそんなこと言ってる場合じゃない。
    • んで、「幼馴染」というキーワードを受けてアスタのシリアススイッチが入る。基本的にアスタのスタンスは一貫してるし、そのまんまなことしか言ってないんだけど、要所要所で核心を突くようなことを言ってしまう。そんなアスタがやっぱり現状打破の鍵になる、というのでエンド。うまい流れだったと思います。マルス主役のアスタギャグからのアスタが良いこと言って、ラストに2人で「やったるぜ」でエンド。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 扉。完全にお正月仕様。「今年の目標はアニメ化」っていうアオリは呑子先生に付されてるので当然彼女の少女マンガのアニメ化という意味なんですが、当然『ゆらぎ荘』のアニメ化という意味にも取れる、というダブル。うまいっすね。これはいい仕事した。ただ、アニメかは『鬼滅』のが早くなりそうです。来年かなぁw
    • 本編。時系列的には文化祭が終わった9月末か10月のはずなんですが、すごろくをやることでお正月感を出す。こ、これはうまい。うまいってか、そこまでして時事ネタをやろうとするサービス精神がすごい。サザエさん時空じゃないのにマジグッジョブである。
    • そんなワケですごろく。すごろくを開始するとすごろくの世界に取り込まれちゃうヤツ。要するに『ジュマンジ』。完全に『ジュマンジ』。リメイク版が制作中だそうです。主役はドウェイン ジョンソン。ロビン ウィリアムズからイメージ違いすぎて笑った。
    • プレイヤーは、コガラシくん(竿役)、狭霧(おもちゃ)、雲雀(おもちゃ)、朧(コガラシいじり)、タヌ子という布陣。最後のタヌ子で「エロはだめぇぇぇ!!」ってなるスンポーですね。劇中キャラがアグネス的な危機感を抱いてるのが笑える。メタい、ようにも見える。
    • タコがエロに繋がるのは分かるんですが、子犬もエロなので笑った。何でもアリ感。そして、中央の白い子犬が迷わず股間に突っ込むので「よく躾られてるな……」という謎の感慨すら覚える。完全にバター犬状態。直接的すぎる。
    • んで、タヌ子。「アグネスココヨー!!」的なネタにもなりつつ、コガラシくん勃起の危機、という別のギャグにも繋がってるのでうまい。直接何かをするワケじゃないけど、タヌ子がいることで特殊な状況が生み出されてる。コガラシくんの危機感が増す。
    • 乗馬マシンという現代的すぎるネタがあるので笑った。もうなんか雑だなw 多分「今回は正月用に特別に作ったヤツなので」的なノリがあるんだと思います。番外編ではないけど、そういうノリ。
    • ということで終わり。番外編的なノリが強かった気がしますが、「女将さん」という今後気になるワードが出てきたのも楽しみですね。気にしたことなかったけど、そりゃそうか。女将さんいるのか。仲居さんしかいないのも変な話だわな。
  • 『デモンズプラン』
    • 今回の冒頭で時間軸が戻って、敵を倒す必殺技的な描写が入る……なんて期待もしてましたが、なかった。マジかぁ。ちょっと肩透かしだった印象強いっすわ。そんな状態で敵キャラに「本気出せば勝てたのに」とかいう評価下されても萎えるかなぁ。そもそも収納マンがボロに心動かされたみたいな描写も弱いでしょ。
    • そんな収納マンの1コマ回想。1コマしかないけど、何となくイメージだけ伝わってくる感じはうまかったと思いますよ。「いろいろ事情あんのね」程度には同情できるというか。ただ、薬指を切断して持ち歩いてることが美談になるのはちょっと理解に苦しむというか。えっ、どういうことなのマジで。フツーに怖くない?
    • ナミ(違)が仲間になったと思ったら新たなキャラが登場。話も聞かれずワンパンかまされてたのは笑ったけど、ボロの判断の早さがぶっ飛びすぎててちょっと付いてけなかったのも事実。せめて彼の殴られた痕がもっとギャグっぽく大げさに描かれてれば……とか余計なことを考えてしまった。
    • ただ、彼のヘタレキャラは結構好き。「すげぇ空気重くて入りづらかった」「女の部屋に忍びこむのは恥ずかしい」とか妙にマジメな部分も入ってるのが好みのバランスだったりします。
    • そんな彼、正義欲なんですね。なるほど、だから女の部屋に忍びこむのは抵抗あったのか。この設定いいですね。収納マンについてもそうだし、今回出てきた支配欲の人もそうだけど、「○○欲」と言われるだけでその人がどんな人かある程度想像できちゃう。○○の部分がその人物の根幹に触れる、という設定はいろいろ説明をすっ飛ばせて便利だなぁ、と思いました。本作最大の白眉はココかもしれない。ヘタレキャラなのに正義欲って言われるだけで、彼のことがちょっと理解できるじゃないですか。キャラクターの深みみたいな部分すら想像できちゃう。○○欲がそのキャラクターの象徴であり、それが同時にバトル的な超能力ともリンクしてる、というのはナイスすぎると思います。正義欲がどんな能力になるのか分からないけど、楽しみになってきましたね。
  • 火ノ丸相撲
    • センターカラー。完全に本編の盛り上がりを補強するためのカラー、という感じでイイですねぇ。天王寺くんの「顔」というのが気になるような作りになってるのも本編に沿っていて見事だと思います。
    • 本編。負けたバトが天王寺くんの顔を気にする。何度もくどいように繰り返される「顔」の話。本作はやっぱり顔マンガなのである。そういう意味では『Canvas』と同じ。
    • そんな天王寺くん。あくまでも横綱としての振る舞いを続けるのでした。高校スポーツにしちゃカッコつけすぎやろ、という気もしないではないですが、ここに「横綱」というキーワードが乗っかると横綱かくあるべし、みたいな説得力が出てくるのでうまい。
  • 約束のネバーランド
    • 冒頭がシスターの少女時代。エマたちの場所とは違った教育方針なんですね。ここまで極端に違うとは。多分死ぬことも全部告げられた上での徹底的な競争。こんなトコで育ったら他人の犠牲の上で自分がのうのうと暮らせれば満足、という感じに育つのも納得な気がする。
    • んで、シスターとの質問戦。聞きたいことだけ聞けばいいってワケじゃないのが面白いですね。そんなこたぁシスターも了承済み、という騙し合い。イヤな世界だw
    • 決定的証拠は与えなかったけど、今回はシスターのが一枚上手。話の辻褄は合ってるものの、その他仕草等の演技がイマイチ。これはきっとエマたちとシスターの教育方針の違いによるものなんでしょうねぇ。シスターは徹底的な競争社会で揉まれて育ったから対人戦に優れている、という感じなのでしょう。最近はすっかり愛されギャグキャラとして定着しつつあったシスターの「やっぱりシスターすげぇじゃん」という一面が見れたのでなんか嬉しい。ママとは違った能力を持ってるし、違った恐ろしさがある。
  • 『オレゴラッソ』
    • クッソ丁寧に教えてくれる主将わろた。めっちゃいい人やんw
    • 前回のディフェンスの凄さについてもそうなんだけど、空中戦のキーは「待つこと」と端的に説明してくれるのがナイスだと思います。別に今回の話を読んだだけで空中戦の極意が理解できるとは思いませんけど、なんとなく「りろんはしってる」というレベルにまでは一気に上がれる感じ。とりあえず分かった気にはなれる。サッカーに限らないけど、こういうのはスポーツ漫画として必要な部分だと思うので、かなり好感ある。
    • そんな「空中で待つ」。すげぇ当たり前な話ですけど、マンガという表現方法で空中戦を描くと、空中で静止した絵が入るんですよね。アニメじゃないから当然ですね。そんな表現方法と「空中で待つ」という今回のテーマが気持ちいいくらいに食い合わせがいいんですよ。『ハイキュー』もそうだし、こないだの読切のヘディス部もそうだけど、やっぱ空中で静止してるショットってカッコイイです。それがただ単に絵的にカッコイイだけでなく、「空中で静止できる(待てる)=空中戦がうまい」という作中の強さ表現、サッカーのうまさの目安にもなってる、ってのが面白いと思います。
    • んで、そんな空中戦の基本を学んだバンバが決めるんですけど、今回成功できた直接のキッカケはあくまでも変態クロスにある、ってのが現実的な落とし所でうまいと思います。ちょっと教わったくらいで勝っちゃったら「主将よっわw」ってなるけど、あくまでも隠し技だった変態クロスに虚をつかれた、というロジックが入ってるので「あれはしゃーないw」というくらいに同情できる。同情ってか納得できる。
  • 左門くんはサモナー
    • てしパパ初登場。他の家族と変わらずにどうやらモテる。だが、その本性は度を超して娘大好き……という意外性のあるオチ感のある話ではあるんですけど、「てっしーが娘だったらそうなるわなw」という謎の納得感があるので不思議。実はそんなに驚かない。
    • そんなてしパパ。似たようなキャラクターとしては『斉木』の照橋兄がいると思うんですが、あそこまで極端なギャグキャラにはなってない、というバランス。“天使ヶ原家よ永遠なれ” とか面白いことを言ったりはするんですが、それはあくまでも心の声。照橋兄みたいな露骨な行動はなかなか取らないんですよね。娘のことが大好きで、娘に彼氏が出来たと知って激しく動揺する、って表面だけ見ればフツーの父親あるあるですよね。内面に狂気を宿らせてるけど、外から見たら理想的な父親に見える、という感じ。そんな内面の狂気を左門くんが爆発させることに……というのが今回のあらすじ。左門くんは意図してやってないけど、てしパパの綺麗事的な外面を剥がして欲に忠実な姿を引っ張り出したとも言えるんですよね。実に左門くんらしい結果だし、『左門くん』という作品らしい話になってるのが見事。
    • 三者面談の場所がファミレス「カスト」。ガストじゃなくてなw カス的世界観にはピッタリすぎるので笑った。
    • てしパパと左門くんによるすれ違いコント。勘違いではあるんだけど、左門くんがカスであることは正解なので「いろいろ勘違いしてるけど……大体あってる」という感じになってるのが面白いですね。睡眠薬も違うんだけど、方法が違うだけなので「まぁそれでもいいや」感あるw
    • キレた野郎だと判断を下したてしパパのリミッターが外れる雨の中襲撃しようとすると、ここで猫。そうか、雨の中の左門くんと言えば猫だったか。これはファンだったら予想できたのかもしれない。ちょっと悔しいわ。『左門くん』愛が足りなかった。
  • 食戟のソーマ
    • ソーマパパの「次」トラウマ。要するに国の宝みたいな持ち上げられ方をしてしまったので気楽に作れなくなった、他人のために作らなければならないけど、具体的な目標が見えない、という徒労感なんだと思います。それが最終的に女のための飯が最強説に行き着くのでしょう。
    • もう1つ。顔の見える料理を作ろうの件。悩んで下を向くとそこには皿に映った自分の顔が……ってシーン超好き。こういうのイイよねぇ。こういう言葉じゃなくて絵だけで雄弁に語ってくるシーン大好きですよ。月に1回でもこういうシーンが出てくれればその作品は傑作だと思う。いや、各章に1回くらいでも全然いい。
    • てか、もうすぐ200話やん。表紙かカラー来るのかしらん。
  • 『はるよ、こい!』
    • 短期2話連載の後編a.k.a.「春編」。
    • 前回がクソつまんなかったんですけど、それは主に話、物語がまったくないからでした。一方今回のは、話あった!! すげぇ展開するよ。場面も変わるし、時間も動く、話もグイグイ進行していきます。ただ、全体的にダイジェストっぽくて駆け足感が否めなかったかなぁ、という気もします。とはいえ、前回よりは全然マシです。
    • 駆け足すぎて読んでて感情移入とか感情の高まりとかが全然起こらなかった気がします。もちろん前回みたいな工夫のないエロシーンだけ詰め合わされても無感動なのでそれよりはマシなんですけど。まぁ、東京03の言葉を借りるならば、「ちょうどいい奴いねぇのかよ!」という感じでしょうか。極端すぎる……
    • まぁ、これはアレだ。短期2話連載だけど、「前編」「後編」ではなくて「冬編」「春編」なこととも繋がってくるのかな。前後編ではなく別の話だから作品のテイスト、語り方がまったく別物になってる、なんなら別作品と言っても過言ではないレベル。そう考えると「冬編」「春編」の結構アリかもしれない。正直「しゃらくせぇなクソが」とか思ってたんですが、これは書いてなくてよかったw
    • はる姉という人物を語る上でキーになるのは「応援」。応援に失敗することで落胆するはる姉と、はる姉の応援によってチカラをもらったという主人公。デコとボコがピッタリ合致した瞬間ですね。よかった、こういうのが見たかったんや……今回も前回みたいな話だったらどうしようかとマジで心配だった……。応援に結果を伴わせるために勉強がんばらなくちゃ、と主人公が奮起する物語の転換点としては充分だったと思います。あぁ、よかった……物語の感動ってこういうことだったんや。前回がいけなかったんや。
    • ということで、勉強がんばる、試験本番、結果発表、というのが怒濤のペースで進行していく。冗談みたいなダイジェストである。まぁ、ページ数少ない2話連載だから仕方ないね……って同情したいんだけど、前回ページの無駄遣いしてるのであんまり出来ないw
    • んで、見開きで合格抱きつき。そこでパンツ。「すげぇいいシーンだけどパンツ出ててギャグっぽい」というのは『ゆらぎ荘』のも頻出するパターンなんですけど、このギャグに乗れるほど、本作のことをギャグとして認識できてないのが痛い。とはいえ、春編はエロ全然なかったからここで帳尻を合わせよう、みたいなのも少し分かる。勉強をマジメに頑張るようになってからは明らかにエロ描写をしないようにしてたので、合格したことでご褒美、みたいな意図もあったのかもしれない。それは分かる。好きとは言ってない。
    • ということで終わり。本作みたいなのが続くようだったらもう短期連載とか二度とやらなくていいんだけど、個人的に短期連載というシステムにはちょっと期待をしてたりもするんですよ。前にブログにも書いたと思うけど、新人に連載させて短期打ち切りにするくらいだったら元から短期連載にした方が健全だと思う。そういう意味では『ワールドトリガー』不在の間に短期連載をバンバンやってほしい気持ちもある。なんなら2話じゃなくて1月とかでも10話でもいいと思ってるレベル。
    • まぁ、そんなこんなであんま好きじゃなかったです。短期連載という形式ののデメリットばかりが目立つ作品だったと思う。
  • 『歪のアマルガム
    • 大増ページ。ぶっちゃけ謎である。なんでや。掲載順から察するに人気ないやろ。一体何が……と不思議なんですけど、この手の疑問は「はいはい葦原葦原」と言っておけば大体正解っぽく聞こえるのである。マジックワード
    • 本編。アメリカ人なんですかね、メチャクチャ臭いセリフの応酬が笑えます。ただ、これは本作がダサいのではないんですよ。吹替っぽいセリフを再現したいだけなんだと思います。まぁ、“OK fuckinだ まかせてろ” とか完全に、センスないなぁ……と思いますけどw いやけど、分かる。このノリは正直好物だったりします。
    • 久々登場なのに拉致があ神崎なヒロイン。いやまぁ、そりゃ拉致られるだろうなぁとは思うんですけど、これって主人公が組織に入る時に当然考慮されるべき事案だと思うんですよ。てか、あの時は「大丈夫だから」みたいなことが言われてた気もするし。あの時は大丈夫だと思ったけど、事態が変わって狙われるようになった、みたいな理屈が用意されないとちょっと茶番感があるというか。予防しなかったこちら側にも非はあるんじゃないかなぁ、とか意地悪なことを考えてしまう。
    • 耳がよくなったので壁越しでも喋れる。一方通行にしかならないと思うんだけど、どういうことなん。耳がいいのは上の会議が盗み聞きできるってだけで、六道との会話は関係ないのかしら。話の順番的に耳がいいから会話できるんだと思ってしまった。
    • まぁ、そんな会話によって「ヒーローとは」という問題を考えさせられる、というのは良かったと思います。そーいやアイツ露骨にヒーローヒーロー言ってましたね。怪獣映画が好きな話が冒頭のキングコングと繋がる……というのはそのまんま過ぎて正直ダサいと思うので別にどうでもいいです。まぁ、とりあえず『キングコング 髑髏島の巨神』は2017年大注目作なので要チェックや。
  • 『青春兵器ナンバーワン』
    • メガネの親代わり教官登場。まぁ、本作ももう11話目なんですね、凄い肩書きの人が出てきても「はいはいどうせ……」って期待しないようになりましたよw
    • と思ったら、意外とエージェントとしての才覚は感じられるままギャグが展開されてたので面白かった。世界で彼だけがまとも。自分以外の全員が狂っていたら果たして自分がまともだと言い切れるのだろうか……みたいな地獄w
    • 読者がすっかり慣れきってたけど、外部のまともな人を投入することでこの世界の日常がいかに狂っているかを再確認させてくれるワケですね。ハチは凄いヤツだし、当然ナンバーワンはもっと凄い。そして、なぜか教え子も様子がおかしい。アンヌ隊員は安定のポンコツ
  • 銀魂
    • 打撃武器の恐ろしさがイヤという程描かれててイイ。斬撃もスパッと切れて怖いだけど、打撃はグチャグチャになるからもっと怖い。というのが開幕1コマ目でバシッと伝わるので最高。「あっこれ死ぬな……」という絶望感が感覚的に伝わりますよね。まぁ、「生きとったんかワレェ」的な問題が生じてるとも思うんですが、うーん、これはねぇ、久々登場の懐かしキャラがちょこっと出てきて即ボロ雑巾ってなったらそれはそれでファン心理的にはつらいもんがある、ってなると思うんですよねぇ。難しい。死んだ方がいいと思うけど、死んだら死んだで困る。
    • んで、三方同時攻撃と見せかけての四方でエンド。やっぱり『銀魂』のアクションはええのぅ。振り付けが凝ってる。単に予期しなかった場所からの登場ってのもあるけど、この場面における丸太は女性たちの攻撃なので、九ちゃんが女性代表として戦ってる、みたいなニュアンスも加わってるんですよね。
  • スクールオブジャンプ
    • げえっ、表紙につぶ子おらんやん。マジか。スクジャン女子ちょっと恨むわ。実在女子と非実在女子は別枠だから共存してくれればいいのに。マジでショックだわ。
    • スクジャン女子が本格的に登場する初めてのスクジャンなので今回だけ特別で来週からはつぶ子復活……とかだったらいいなぁ。つぶ子の晴れ着見たかったのぅ。
    • まぁ、蝉麿はいるのでそこは安心。右下の門松にいます。闇に紛れる蝉麿w
    • ケミストリーな人々
      • 駄犬さんのイケてる男子とキス。なんかよく分からんけど突飛すぎる発想に笑った。「ほらほらイケメンと間接キスできるよ」っていうワケではなさそう、ってのがイイ。
      • かわせんりきさんの右手がカチカチの教頭。全員とやったのかw 途中で「やべぇ手痛くなってきた……けど生徒を区別するようなことは出来ないし……」という葛藤があったんでしょうね。
      • ようかさんのシークレットライブ。カッコよすぎて笑った。それでいてすげぇ分かりやすいネーミングになってるのが素晴らしいですね。
      • 照りさんのイラストネタ「フニャ●ン」。麺の固さ表現としてすげぇ分かりやすくて笑った。イメージしやすい……だけにイヤだw
    • ダジャレの窓(テーマ:丸いもの)
      • 新コーナー。レイアウトが見にくい気もしますが、慣れてないってのが大きいのかな。
      • ホルアクティさんの「おれナダル」。今週の背表紙企画と奇跡の一致w 口に出して言った時の違和感のなさが最高です。知らない人にコレ言ったら「おれはなる」で通じるんじゃないかってレベル。
      • 照りさんの「狼牙風風船」。狼の牙っぽい風船ってことですね。どんなだw
      • マッキィさんの「ゴルフボール」。強引すぎて笑ってしまった。字数も母音もガン無視という男らしさ。
      • むちむち花火さんの「サータアンダギー」。注釈がないとまったく伝わらないけど、口に出してみると「意外と似てる……!」と驚愕したネタ。
      • 懸念材料ホテルさんの『君の名は。』ネタ。日本中で死ぬほど行われているダジャレの題材だと思うんですけど、意味のなさとフォントの再現っぷりで笑ってしまった。あと、2ヶ所で遊んでるってのも地味にポイント高いです。
    • エンドカード
      • こちらにつぶ子が登場。つぶ子の出番はここだけになってしまうのだろうか……悲しすぎる。月替わりじゃなくて毎週描き下ろしだといいんだけど、1月使い回しも余裕で出来そうなのが怖い。
      • てか、「つぶ子のことこんなに好きだったのか……」と気づかされましたよw
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • 正月恒例の父上。1/4日暮みたいな存在である。
    • 当たり前のように室内にいる父上。“来た道戻れば!?” で笑ってしまった。電流イライラ棒かよw(たとえが古い)
    • 母上と父上、そして先生という超人ネタのラッシュ。さらっと追いつく先生がやっぱり笑えるのである。慣れねぇなぁこのノリw
    • ラスト。花岡の “オレこういう犬みたことありますよ…” で爆笑してしまった。アオリのババアネタよりも数段上である。2話連続で花岡が有能すぎる……
  • 次号予告
    • 表紙&巻頭カラーは『鬼滅』。おおっ、これはすごい。新年早々ビッグニュースである。これは年間総括記事でも絶対扱うヤツだわw 『ブラクロ』『左門』に続くのは『鬼滅』か。『ゆらぎ荘』負けたか。『ゆらぎ荘』の次のライバルは『約束』になるんでしょうねぇ。
    • 『左門』はセンターカラー&大増ページ。ちなみに『左門くん』は24話目にして表紙をゲトった猛者。『鬼滅』は45話目ですね。改めて『左門くん』の化け物っぷりが分かる。そしてその上に『ブラクロ』がいて、さらに上に『ヒロアカ』がいて……。まぁ、行きつくとこまで行っちゃうと「センターカラーとか数年やってねぇわー人気なさすぎてつれぇw」という『ONE PIECE』にぶつかりますw
    • あと、次号から3号連続で読切あります。それが終わったら『ワールドトリガー』が帰ってくる可能性も……とか何でも『ワールドトリガー』に結びつけるのはよくない。年末にバタついた感すげぇあったので、考え方がヘンになってしまいましたわw
  • 目次
    • ONE PIECE』間違い探し。効果線までネタにしてるのが笑える。3つも仕込むのが大変だったんでしょうねw
    • ボタンの大きさについては印刷の潰れなのか分かりにくい部分はありますが、前回の「どう考えてもムリやろ!!」ほどではないので全然おk。

あけましておめでとうございます!今年の目標は『人の目を見て喋る』にします
(『斉木楠雄のΨ難』)

あけましておめでとうございます。受験もラストスパート!応援してます受験生!
(『はるよ、こい!』)

あけましておめでとうございます!気合入れて漫画描いていきます!
(『僕のヒーローアカデミア』)

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!
(『ハイキュー!!』)

あけおめでございます!僕の人生のアニキ宮田先生がマガジンで連載中!激熱!
(『ブラッククローバー』)

あけおめです!出水先生の画集を買った。絵は勿論、後書き好きです。 <カイウ>
(『約束のネバーランド』)

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします精一杯頑張ります
(『青春兵器ナンバーワン』)

    • あけおめコメント。
    • 古舘先生の「よっしゃこれで1週サボれた」感本当に好き。ずるいw
    • 田畠先生。マガジンの連載作について言及してて「それアリなんだ!」って驚いた。まぁ、別にいいのか。
    • あと、『約束』作家コンビが互いのことを語ってるのって珍しい気がするので、今週はちょっと得した気分。こういうの大好きよ。

僕が子供をお風呂に入れると100%泣く。そういう子多いらしいけど、かなしい〜
(『火ノ丸相撲』)

    • 今週の目次コメント大賞。最高すぎる……

Aさんに先生は鼻クソ食べるんでしたっけ?と聞かれて困惑する。無実です
(『鬼滅の刃』)

    • 取った鼻クソをその辺に捨てるくらいだったら食べる方が良心的、という意見は聞いたことがある。すげぇ納得したけど、遅れて「いやティッシュ使えよ」ってなった。

体調を崩した僕に「ひたすらミカン食えば治る」と担当さんが力説してくる。
(『左門くんはサモナー』)

    • ワタシは「ひたすらポカリ飲めば治る」派です。
  • 愛読者アンケート
    • 2話連載『はるよこい』について。主人公についての質問がなく、ヒロインについての質問のみ。そういうトコやぞ。
    • てか、ヒロインについての質問の選択肢に「尻に敷かれたい/敷かれたくない」が入ってないのが納得いかないですね(こっちは冗談)。年上ヒロインについて語る時は大事なポイントだと思うんですよ。もしくは「下ろされたい/下ろされたくない」とか。
    • ……ここまで書いて気になったんだけど、ジャンプ現連載陣において「尻に敷かれたい」「下ろされたい」ヒロインって誰になるんだろうか。意外とすぐに思いつく人がいない。ジャンプの弱点見えたな!!(見えてない) まぁ、潔子さんとかになるんですかね。いや『ハイキュー』だったら冴子姐さんの方が強いか。別作だと竜胆先輩とかも路線としてはかなり近いかも。まぁ、どれも脇に寄りすぎな気がするw
    • 大問2つ目。増刊ジャンプクロスについて。買ったかどうか、買ったキッカケは何か。ワタシはまだ買えてないんですけど、『街コロ』が読みたいので絶対買います。
    • 大問3つ目。スマホのゲームアプリについて。やってる数ではなくて、DLしたことある数なのが面白いですね。そうか、スマホゲーの場合はそういう着眼点も大事になってくるのか。DLは無料なのが多いですもんね。
    • ワタシの場合は……って思ったけど、数えるのがめんどくさいです。どのくらいだろうか。2ケタは行かないと思います。現在やってるのはゼロです。好き嫌いというより、スマホでゲームする習慣がどうも身に付かない。

 総括です。
 新年一発目ですが、ちょっと急いで書きました。そのせいもあってか17kか18kくらい。読切とかなかったのでボチボチ短くなりました。まぁ、もうちょっとね、意図的にもうちょっと減らすことが出来たら楽になると思います。無駄話をする楽しみは残しつつ、文字数と所要時間を減らしたいというジレンマ。

 今週のベスト作品。「お前が時事ネタやるんかい!」という驚きに満ちていた『ゆらぎ荘』かな。やっぱ時事ネタは嬉しくなっちゃいます。今のジャンプ出来るのが少ないので。
 次点は『青春兵器』かな。三者面談わろたわ。

 んで、最後に今週のベストキャラを決めて終わります。こっちは次点から。

  • ブルック 『ONE PIECE
    • マムに気後れしないのがカッコよかった。何気にブルックの年の功を感じさせる描写って何度か出てきてますよね。うまい。
  • 正義欲の人 『デモンズプラン』
    • 単にああいうヘタレキャラが好きってのもあるんだけど、正義欲を司るとラストに説明された途端「なるほどこの人はそういう人なのか」と腑に落ちる感じが気持ちよかったです。

 今週のベストキャラはこちらー。2017年もよろしくー。

  • カラス 『鬼滅の刃
    • カァァ! 酉年おめでとう!!

週刊少年ジャンプ2017年07号の感想 - 北区の帰宅部

ONE PIECE 84 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 84 (ジャンプコミックス)

*1:週刊少年ジャンプ」2017年06号82ページ

2016年映画ベスト20

2015年映画ベスト - 北区の帰宅部

 大晦日になって急いで書いてます。急いで決めました。
 上半期ベストとは整合性ありません。

2016年映画ベスト10
  • 1. 『シビルウォー
    • MCU最強伝説。『アベンジャーズ』の衝撃を更新するかのようなオールスター興業。
    • 来年は『ドクターストレンジ』『スパイダーマン』『ガーディアンズオブギャラクシー』が控えているのである意味で今年以上に充実しているかもしれない……そうこうしてると『インフィニティ ウォー』がやってくるぜ。
  • 2. 『エクスマキナ
    • 1位にするべきかなぁ、と迷ったんですが、2位にしちゃうからダメなのである。
  • 3. 『エンドオブキングダム』
    • 今年のベストで一番「どこに置けばええんや……」となった問題児。楽しみ方が、感動の種類が違いすぎる。
    • まぁ、『エンドオブキングダム』より上の2作が今年はとにかく特別な作品である、という指針になってるのではないでしょうか(知らんがな)。
  • 4. 『ゴーストバスターズ
    • やっぱりブロマンス映画は最高だぜ、という感じ。1対1じゃないのがまたイイんですよね。物語の主軸は1対1だけど、その周りに魅力的すぎるキャラが揃ってる。
  • 6. 『ローグワン』
    • 去年の『フォースの覚醒』もそうなんだけど、シリーズに対する思い入れが強すぎるので、年間ベストを決める時に他の作品とどう比較すればいいのか迷う。映画の魅力に付随するシリーズの魅力をどう扱っていいのか悩むんですよね。まぁ、ベスト5の作品は特別なのでその下に、という感じで。
  • 7. 『海よりもまだ深く』
    • 年間ベストを決める時によくぶつかる「アレとコレどっちを上にしよう」問題。『海よりもまだ深く』と『永い言い訳』がそうでした。ぼんやりとした印象が似すぎてるんですよね。強いて上下をつけるなら『海よりもまだ深く』のが好きかな。
  • 10. 『ズートピア
    • 話も世界観も露骨なメッセージも好きなんですが、その上キャラ萌えもしっかりある、ってのが最高ですね。ワタシはベルウェザー副市長派。

 例年のように「10本に絞りきれない……」という感じだったのでベスト20までいきます。

2016年映画ベスト11ー20
  • 12. 『スーサイド スクワッド』
    • なんで人気ないのかよく分からない作品。超よかったじゃないですか。『バットマンvsスーパーマン』が嫌われるのは少し分かるんですが。「詰め込みすぎやろ」っていう。
  • 13. 『X-MEN アポカリプス』
    • とにかくシリーズの集大成としての魅力が素晴らしかったと思います。映画単体として評価すると低くなりがちってのは分からんでもないんですが、嫌いになれるワケないだろ!!(泣きギレ)
  • 14. 『ちはやふる 上の句』
    • 『下の句』は凡作、という印象です。前後編で1つなんやで、という声も聞きますが、個人的にはあんま思わなかったです。
    • てか、コンタックのCMの広瀬すずが好きすぎるんですけど、どうしたらいいんでしょうか。
  • 15. 『シン ゴジラ
    • ゴジラくるぅぅぅ!!」からの「何やねんこれ……」という蒲田くんの衝撃よ。そして、お馴染みのゴジラになってからの鳴り響く例のテーマ曲、というのでガンアガリですわ。
  • 16. 『ONE PIECE FILM GOLD
    • 個人的に『FILM GOLD』には届かなかった、という印象なんですが、あそこまで本編とがっぷり四つにならなかったのは逆に本作の魅力だと思います。『FILM GOLD』単体として完成されてるし、やっぱり超おもしろい。
  • 17. 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE
    • ここだけ3本の映画を1つの枠に入れてしまいました。あんま好きじゃないんですが、どう考えても1つの話を分割しただけだったので。
    • まぁ、珍しく感想書いた作品なので、そっちをよろしくお願いします。結構がんばったよw
  • 18. 『オデッセイ』
    • 年始に観た作品はマジでどう扱っていいか難しいんですが、本作はその中でも結構思い返せば思い返すほど「メチャクチャおもしろかったんじゃない?」って気がしてくる作品でした。その要素で『ウォーク』あたりを越えた。
  • 19. 『ファンタスティックビースト』
    • 『ハリポタ』シリーズは好きなんだけど、ハリーくんが嫌いだったり、子供がメインな部分が少しマイナスに感じることがあったんですが、そんなワタシにはピッタリな新作。今後もメチャクチャ楽しみですよ。ジョニデ捕まっちゃったけど大丈夫?
  • 20. 『この世界の片隅に
    • ラスト1枠ということで、気持ち的に「これ入れとかないってのもマズイかなぁ」という気がした作品。

 ベスト20から漏れたけど入れたかったなぁ、という作品は『ウォーク』『ファインディングドリー』『ペット』『デッドプール』『アーロと少年』あたりでしょうか。特に前2作はなぁ、絶対入れたかったんだけどなぁ。

おまけ

 「2016年何でもベスト」やります。ベスト20じゃ拾いきれないヤツを拾いたい。

  • ベスト3D映画:『ザ ウォーク』
    • これは『ゴーストバスターズ』と迷いました。『バイトハザード ファイナル』にも期待してたけど、意外と大したことなかった。
  • ベストガイ:ダースベイダー
    • 振り返りフォースチョークがかっこよすぎました。「ん? ちょっと聞こえなかったんだけど?」からの振り向き。しびれる。
  • ベストガール:ホルツマン
  • ベストジーサン:ルドルフ アベル
    • 『ブリッジオブスパイ』より。マーク ライランス的には『BFG』もよかったけど、やっぱこっち。
  • ベストバーサン:淑子
    • 『海よりもまだ深く』の最強おばあちゃん樹木希林。おじいちゃんと毛色が違いすぎるけど、「こんなんオスカー決定やん!!」という感じでは一緒。
  • ベストシーン:『ローグワン』ベイダー無双
    • 二冠。『エピソード3』以来の手練れのライトセイバー戦、ということでやっぱ泣くほどアガる。
  • ベストパロディー:『パディントン』掃除機
    • まさかの『ゴーストプロトコル』ネタで笑った。宙づりネタはよく見るけど、ドバイネタは新鮮。
  • ベスト絶望:『ドラえもん 新日本誕生』ラーメン
    • ゴジラのゲロも少し考えたけど、映画観ながら「アカン のび太死んだ……」とマジで思ってしまったのでこっち。死ぬワケないのに。そもそもリメイクだから助かるの知ってるのに。
  • ベスト長回し:『エンドオブキングダム』
    • 「『レヴェナント』のルベツキが凄いって言ってる奴がいたんですよー」「なーにーやっちまったな!! 男は黙って『エンドオブキングダム』」「殺しすぎだよー」(突然のクールポコ)
  • ベストキスシーン:『ファンタスティックビースト』
    • まさか『ハリポタ』のキスシーンで泣くとは思わなかったんだぜ……
  • ベスト「無茶しやがって…」:レオナルド ディカプリオ
    • 当然『レヴェナント』。お疲れレオ。
  • ベスト「前作よりええやん!」:『アリスインワンダーランド 時間の旅』
    • 前作はイマイチだったんですが、主人公が能動的になったせいか『時間の旅』好きな作品でした。上げ幅でいえば年間ベスト。
  • ベスト死んだ目:バットマン
    • ベン アフレック渾身の死んだ目。来年は『コンサルタント』でまた死んだ目になってるっぽいので超楽しみ。
  • ベスト「やめたげてよお!」:アイアンマン
    • シビルウォー』はとにかく楽しい映画だったけど、とにかく社長への負荷がエグい作品だったと思います。あの映画があんなに面白くなったのは社長が犠牲になってくれたおかげやで……
  • ベスト八代亜紀:『ファインディングドリー』
    • 八代亜紀です」が今年最もマネしたくなるセリフだったと思います。『ローグワン』もよかったけど、八代亜紀には勝てないよね。

 ということで、2016年終わり。『ドントブリーズ』が観れなかったのが心残りだよ。混んでて観れへん。

哀歌-aiuta-

哀歌-aiuta-

週刊少年ジャンプ2016年の総括

2015年の週刊少年ジャンプを振り返るよ - 北区の帰宅部

 タイトルの通りです。1年分を振り返ります。
 範囲は2016年05・06号から2017年04・05号まで。1ヶ月フライングする出版業界のことなんて知らないのですよ。そもそも05・06号が新年特別号ってのが意味不明すぎる(脱線ですね)。

 4つの部門に分けて進みます。「ベスト新連載」「ベスト読切」「2016年重大ニュース」「ベストキャラ」という4部門。重大ニュース以外は個人の好みによる所が大きくなります。飛ばしてもいいよ。

新連載ベスト7

 2016年に始まった連載は全部で12本。月一連載も短期2週連載も含めると、です。
 12本は去年と同じですけど、うち2本が特別なので「今年は新連載少なかった」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。大体あってる。
 最後まで順位を決めると角が立つので、今回はベスト7にします。まぁ、ワーストはあの小麦粉みたいな名前の作品かなー。
 1位から行くよー。

  • 1. 『レッドスプライト』
    • ワタシは屋宜先生信者ですので「ブッチギリだぜぇぇぇ!!」となると思ったんですが、意外とそうでもなかった。2位が意外と巨大な存在でした。
    • 前作『アイアンナイト』よりも面白かった……かどうかはどこに重きを置くかによると思うんですが、キャラ萌えという側面においては『レッドスプライト』の方が優れていたと思います。フォールさんの軍服姿にブヒブヒ言ってたファンも少なくないのではないでしょうか(ワタシです)。性別がよく分からないモノちゃんの触手うねうねに興奮したファンも少なくないのではないでしょうか(ワタシです)。
  • 2. 『ゆらぎ荘の幽奈さん
    • 思わぬドハマリをしてしまった作品。例年だったら年間ベスト間違いないレベルでハマりました。今、ジャンプを買ってきた時に最も楽しみな作品と言ってもそんなに間違ってない。
  • 3. 『青春兵器ナンバーワン
    • 2位との間にかなりの差はあきますけど、3位。すげぇ面白いです。前作も好きだったんですけど本作ほどはハマってなかったかなぁ、と思います。ギャグの精度かキャラの魅力が増してるんだと思います。
  • 4. 『鬼滅の刃
    • みんな大好き『鬼滅』。本作の魅力は隠れギャグ漫画な点だと思うんですよ。バトル漫画の皮をかぶりながらたまに出てくるギャグが凄い、という意味では『BLEACH』と重なるのではないでしょうか。最近はターン制後出しジャンケンになってたりもするので、そういう所も『BLEACH』に似てる。まぁ、本作のギャグはオフビートな笑いなので、『BLEACH』とは少し違うんですが。
  • 5. 『BORUTO-ボルト-
    • 月一連載。『NARUTO』は読んだことないんですが、面白いです。作品の魅力なんでしょう。正月に放送される映画は予約しました。観ます。
  • 6. 『約束のネバーランド
    • 今一番「初回以来の表紙」に近い作品はコレかもしれないです。掲載位置を見る限り絶好調。この作品は好みとかあんま関係なく、誰が読んでも面白いんじゃないですかね。始まってまだ日が浅いので単行本と満喫に置いてあるジャンプのストックで全話読めると思うので、冬休みにでもどうぞ。
  • 7. 『オレゴラッソ』
    • ゴリゴリに若い作品を1つ入れたいと思ったんですが、それならコレ。まぁ、まだ4話しか読んでないんで判断を下すのは早漏なんですが、おもしろいですよ。オーバーヘッド専門という設定もおもしろいし、それに頑張ってサッカーしてると思います。
読切ベスト10

 大体40本くらいありました。2週連続だったり、番外編だったり、出張だったりがあるので、どこを数えてどこを弾くのかで数値は変わります。
 今回のランキングには出張は入れました。番外編は入れない。『みんなのこち亀』も入れない。入れるなら田村先生の回がベストかな。もしくは松井先生、椎橋先生あたり。
 では、こっちも1位からいきます。

  • 1. 『Canvas
    • 名前にピンとこない人は読んでないだけです。じゃなきゃ記憶能力が結構ヤバイ。
    • 有名作家は1位にしたくなかったんですよ。なんだけど、コレを押しのけるほどの作品は見当たりませんでした。残念。仲間りょう最強説。
  • 2. 『二界梵骸バラバルジュラ』
    • タイトルを覚えさせる気がないと思うの。マジで覚えてなかったw
    • 金未来杯ノミネート作品で最後に出てきたヤツ。ヤンキーが怪獣とプロレスする話。怪獣についての世界観とか掘り下げようとすれば出来たんですけど、「とりあえずプロレスがしたんだよ!!」というのが優先した物語が素晴らしかったです。ヤンキーmeets怪獣というのが一発で分かる印象的なショットも最高でしたね。
    • ちなみに、ヒロインの足が太いことでお馴染み。
  • 3. 『私が甲子園に連れてったる!!』
    • ギャグ。コテコテのギャグ……に見せかけてギャグの種類や見せ方が次々に変わっていく話運びが素晴らしかったです。この作者が今までにジャンプ本誌に載せた作品はそこまでハマってなかったんですが、本作で一気に見る目が変わりました。今後も楽しみ。
  • 4. 『フライングダーウィン
    • ギャグ。今年の『ワールドトリガー』の代原部門におけるトップになります。
    • 1人だけ先に進化してしまった主人公の悲劇、という設定は面白いものの喋れるのが1人だけという難しいシチュエーションをはねのけてました。マジおもしろかった。
  • 5. 『頭突け!! 横浜謳歌高校XXxX部』
    • 許斐剛初のギャグ漫画……というツッコミ待ち過ぎる作品。
    • 例の許斐ギャグが炸裂するだけじゃなかったのがよかった。ヘディス部というウソみたいんだけど本当に存在する珍スポーツを題材にすることで、どこからマジでどこまでギャグなのか分からない不思議空間が炸裂してました。それでいて、ヘディングのシーンとか超カッコイイんですよね。
  • 6. 『しりこだま!』
    • 出張。たしか3話載りました。頭の方で1回と、年末に2話連続。年末の方がよかった。とにかく面白い。優しいことをするとカッパがアヌスに手を突っ込んでくる、というシンプルな設定を思う存分展開させてたと思います。何をやってもアヌス不可避、というしりこだま地獄な展開には爆笑しました。最強ジャンプ恐るべし……
  • 7. 『前衛のアーチャー』
    • 黒子のバスケ』の藤巻先生による読切。年始にありました。
    • ファンタジーバトルなんですが、ギャグがいいんですよ。ギャグが絶えなくて、それでいて物語がギャグに邪魔されることなく進んでいく感じがとても好みでした。本作じゃなくてもいいから本誌に藤巻先生帰ってきてくれればいいのに。
  • 8. 『地球人間テラちゃん』
    • お馴染み『ワールドトリガー』代原。2週連続掲載だったことが葦原先生の深刻さを物語っています。
    • 地球の化身であるテラちゃんとヤンキーの奇妙な友情……という友情の部分が結構本作の特徴だったと思います。ヤンキーだからそこまでベタベタしないし、当然のように恋愛にはならないんだけど、そこまでむげにはしない、というバランスがとてもよかったと思います。もちろん地球人間ギャグも最高でした。
  • 9. 『ボイス ビー アンビシャス』
    • 何度目だ『ワールドトリガー』代原のギャグ作品。首を痛めた人の代原の中に喉ギャグがあったのが個人的には思い出深いです。
    • 作者は元芸人という興味湧きまくる経歴の持ち主です。多才だなチクショー。
  • 10. 『殺せんせーQ!』
    • 今年何回出張してきたか分からない作品。とりあえず、出番多くてよく覚えてる、という意味で10位。いや、安定感あって面白かったんですよ。マジで。
    • 「ベスト10のほとんどがギャグじゃねぇかよ!」という指摘はしてもいいけど、「だってしょうがないじゃない」としか返事できません。それに2位に入れたやんか。てか、ギャグ以外がふがいないのが悪いんやで。あと、ギャグなら何でも好きってワケでもないですよ。こないだの有名ギャグ作家の読切とか正直ハマりませんでしたし。
2016年重大ニュース

 ここが本編でいいです。このコーナーを書くのが一番大変。

  • 新年号にバンビーナ登場
    • 申年らしいネタでよかったです。ちなみに、2015年にはちゃんと羊キャラ出ましたからね。酉年の新年号も楽しみです。鳥ならいくらでも出来るやろ。
  • ハイキュー!!』大忙し
    • すげぇテキトーな見出しなのは許してつかーさい。『ハイキュー』関連のニュースが多くてまとめたかっただけです。
    • ひょっとしたら今年一番働いた作家は古舘先生かもしれない(調べたワケではない)。とにかくカラーが多いんですよ。センターカラーも多い。表紙も多い。その他特別企画も次から次に、という。別紙に描き下ろししたり、読者選抜vs作者選抜とかいうダブル見開きのカラーもありました。あと、『シン ゴジラ』とのコラボポスターも記憶に新しいですね。多忙キングは本作か『ヒロアカ』か『ブラクロ』、という感じだと思います。まぁ、『ONE PIECE』も表紙の数が異常なんで大変だと思いますけどね。映画もやったし。
    • あと、テレビアニメ3期がありました。白鳥沢戦。ちなみに、本編では今年の頭に白鳥沢戦が終わりました。そんで年末にはアニメで白鳥沢戦が終わる。本編ではようやく春高始まりました。
  • 新連載『ゆらぎ荘の幽奈さん
    • みんな大好きミウラ師匠。だけど、一番好きなのは佐伯先生なのである。連載開始時の佐伯先生のウキウキ感最高でした。師弟ネタでいいますと、先日の『ゆらぎ荘』での文化祭に『ソーマ』キャラが登場してましたね。師弟でイチャイチャしてます。
    • 作品としては、7話目でセンターカラー獲得。23話目では巻頭『ONE PIECE』に次ぐ位置での掲載という偉業も達成しました。2016年新連載四天王の一角。
  • 新連載『鬼滅の刃
    • 四天王の一角。こちらも7話目でセンターカラーゲット。その後もセンターカラーをバンバン決めてます。エロ枠はカラー多めになりやすい補正がかかるイメージがあるので、それに負けず劣らない『鬼滅』すごい。先に表紙を取るのはどっちだ、という対立構造も面白そうですね。
  • 15話以下の短期打ち切りが3つも
    • 多い。『バディストライク』11話、『ラブラッシュ』13話、『レッドスプライト』14話。まぁ、最近は連載陣が無駄に充実してしまって切るのは新連載に偏りがち、というのがあると思います。もしくは、あったと思います。2016年は大型作品が軒並み終わった年ですが、そこらへんとの関係もあるかもしれませんね。
    • ちなみに、『たくあんとバツの日常閻魔帳』は20話打ち切り。こうしうて見ると「大人気やないか……」と錯覚してくるから不思議。
    • 打ち切り作の最終回については、『バディストライク』がヤケクソ的なギャグ回。作者は以前ギャグ作品をやっていた(目指していた)らしく、その素質が爆発した形だと思われます。『たくバツ』と『ラブラッシュ』は数話かけて話を畳むパターン。『レッドスプライト』は章の切れ目でそのまま終わり。打ち切りにもいろいろありますね。
  • バトよん終了
    • 読者ページの悲報。ただ、ひょっとしたらこのページは元から短期間であることを想定してたのではないか、という気もします。というのも即次の読者ページが始まり、それがどう見てもバトよんよりも予算多そうな豪華さなんですよね。バトよんの担当は編集部の新人2人ってのもありますし。
    • とにかく、大好きでした。
  • 暗殺教室』終了
    • ヘタすりゃ年間トップニュースになってもおかしくない大ネタだと思うんですけど、トップどころか2位も無理、というのが2016年のジャンプ。
    • 連載が終了するのと同時期に実写映画2作目が公開し、そちらも完結。ちょっと遅れてテレビアニメも完結、という完結ラッシュでした。松井先生の「殺せんせーは俺のもの」感がすごい。徹底的に支配、管理してる。
    • 連載終了後はすぐに番外編が4話連載されたり、とにかく『暗殺教室』の話題が尽きない1年でした。『こち亀』トリビュート企画の大トリも松井先生でしたからね。
    • とりあえず、渚くん愛してる。
  • J昇り竜キャンペーン
    • 『ブラクロ』『ものの歩』『左門くん』の3本を応援しようキャンペーンが行われました。「あれっ 最近もそんなのなかった?」って思う人いるでしょうけど、ありました。『ブラクロ』『左門くん』は両方に登場してます。間に挟まれた『ものの歩』は……終わった(残酷)。
  • NEXTでの『黒子のバスケ』番外編連載終了
    • 本誌外のニュースですけど、これはさすがに拾っときます。もうすぐこの連載分が映画になりますよ。元から映画にする予定だったんだと思いますけどw
  • 左門くんはサモナー』初回以来の表紙
    • マジで驚いた。今年一番驚いたといっても過言ではないかもしれません。あの作品の終了に関してはちょっとだけ「まぁそりゃそうか」ってのが少しだけあった。けど、このニュースは「1ミリも予期してなかったんですけど!!」。
    • 絶好調ですね。ただ、1周年では表紙は飾れず、センターカラーでした。まぁ、24話目での表紙ってのがとんでもなさすぎるで正直どうでもいいか。
  • ものの歩』終了
    • もうすぐ1周年……という所での終了。大ヒットでもなければ短期打ち切りでもない、という作品は今のジャンプにおいて本当に貴重。年に1本出るか出ないかというレベルで貴重です。
    • コラム企画始動、センターカラーも何度も、2号連続センターカラーも経験、電脳戦ルポ漫画という特別企画も任された、若手応援キャンペーンの対象にもなった。なのに終わった。世界は残酷。
  • ニセコイ』終了
    • 例年だったら「今年は『ニセコイ』の終了が衝撃的だったよね」となって然るべきなんですが、2016年だと終了作品の話題度でいうと4番手くらいにまで落ちてしまうのである。2016年は恐ろしい子
    • アンチからの関心が高いことでお馴染みの『ニセコイ』人気キャラ投票。今年もありました。千葉県のYさんは19位で、20位の作者を越えました。作者よりも人気のある読者w
    • ちなみに、最終回ではしっかりとYさんネタがあり、日本中のYさんファンがほっこりしました。まぁ、『ニセコイ』が終わることで、Yさんは人気投票企画での悪ふざけ票の象徴としての意味合いだけが残るんでしょうね。寂しい。
  • 僕のヒーローアカデミア』テレビアニメ始まる
    • 2期も決まりました。なぜかTBSから日テレにお引っ越しです。最近のアニメ事情は謎すぎる……
    • ジャンプヒエラルキー的には『ハイキュー』と同じ2番手グループ。2番手グループはこの2本しかないと思われるのでジャンプ御三家不可避。
  • ワールドトリガー』テレビアニメ終わる
    • 始まるアニメがあれば終わるアニメもあります。アニメの最終回はすげぇ尻切れトンボな終わり方だったんですが、2016年の『ワールドトリガー』はそれどころじゃないのである。
  • スクールオブジャンプ始まる
    • やったぜ、読者ページ。楽しいです。ヘタな連載よりも楽しみ。
    • 扉で行われる隠れコーナーの「蝉麿を探せ」。一時期難易度がゲキムズになりました。いい年した大人が「ふえぇぇ見つからないよぉぉ……」と泣き出すレベル。最近はちょっと落ち着きましたね。
    • あと、スクジャン的には「スクジャン女子」なるオーディション企画も行われました。先日結果発表されたばかり。個人的に関心は低いせいもあり、何がどうなるのかまだ全然わかりません。もうちょい様子見。
    • あとは、スクジャンにおける1つの到達点である10単位獲得というのが今年中に出ました。めでたい。また、その人もそうなんですが、スクジャンは十代の活躍がスゴイ。
  • 遊戯王』映画公開にあわせて読切
    • 前後編で載りました。『遊戯王』素人のワタシが触れるいい機会になりました。
    • ちなみに、その号では『斉木』と『磯兵衛』がカードゲームネタやってました。さすがw
  • HUNTER×HUNTER』再開&終了
    • いい感じに「あーそれも今年かー」となるビッグニュース。他にもいろいろありあすぎたのがいけないんやで。
    • ちなみに、掲載は11話でした。『バディストライク』と同じ。
    • 目次コメントは11週すべて腰痛ネタでした。すごい。
    • そしてやっぱり『磯兵衛』がセンターカラーの扉でネタにしてました。
  • 斉木楠雄のΨ難』テレビアニメ化&実写映画化続報
    • 4周年で表紙やったり、2号連続センターカラーやったり、いろいろと充実してた1年だと思います。ワタシは観ないまま終わってしまいましたが、アニメはいい評判を結構聞きました。
    • 実写映画に関しては、監督が『銀魂』と同じ。先に決まってたのは『斉木』なのに発表は『銀魂』が先、という不遇な扱いを受けてました。ひどいw
  • 新連載『BORUTO-ボルト-
    • 月一連載という非常に珍しい形での連載となりました。『NARUTO』の偉大さを思い知るばかりです。
    • ちなみに、3話目で表紙、そしてつい先日テレビアニメ化が決定しました。一概には比較できないけど、すごすぎる……
  • 影山in北区


*1

    • 特にこれといって付け足すことはありません。めんそーれ北区。
  • 映画『ONE PIECE FILM GOLD』公開
    • 当たり前のように超ヒットしました。メチャクチャおもしろかったので、『ONE PIECE』読んでる人は是非。
    • あと、仲間りょうが描く読切漫画もありましたね。
    • ちなみに、今年の『ONE PIECE』の本編に関しては、サンジがよく出た1年でした。つらい思いばっかりしてたけどw
  • 食戟のソーマ』テレビアニメ2期放送
    • まぁ、1期の終わり方が明らかに2期を想定した終わり方だったので既定路線感はありました。ちょっと見逃してしまったんですが、美作くんの見たかったのでマジで後悔。
  • 銀魂』実写化決定
    • 実写化以外にもニュースには事欠かなくてですね、テレビアニメの新シリーズも決定、銀魂展も開催、ととにかく充実した1年だったと思います。本編的には最終章に突入したのも大きいですね。過去の主要キャラが続々と出てくる展開に驚くばかりです。
    • ちなみに、小栗旬の指は6本ある。
    • ちなみに、今年行われた人気キャラ投票では新八が見事8位になりました。
  • BLEACH』終了
    • 誰もが今年最大のニュースだと確信したであろう出来事。違った。
    • 終わる前に「終焉まで●回」という謎カウントダウンが行われたのも有名です。直前に発売された単行本で「次巻完結」と宣言されたので、そっちを優先する大人の事情ですかねぇ。
    • 最終回に向けて2号連続センターカラー。そして次号完結という宣言もアリ、という「やっぱチャン一すげぇな」という感じの待遇でした。さらには、最終回時には実写化のニュースまで飛び込んでくる始末。やっぱすげぇ。
    • ちなみに、最終回に向けた語られなかったエピソードは小説で読めるよ!!というのがスンポーです。
  • ブラッククローバー』2号連続表紙
    • 『左門くん』や『競技ダンス』が2度目の表紙に喜んでる一方で『ブラクロ』は2号連続やってました。勝てねぇ……
    • 他にも2号連続センターカラーもやってますね。
    • 無理がたたったのか、2号連続表紙のすぐ後に本編の一部が下書き状態で掲載されていて話題になりました。「冨樫かよww」「いやいやこれは演出かもしれんぞ」と意見が分かれており、真実は闇の中です(単行本が出れば解決かな)。
  • 新連載『約束のネバーランド
    • 『ラブラッシュ』と『レッドスプライト』の屍から養分を吸って元気に育ちました(意地悪すぎる)。
    • 10話目でセンターカラーをゲット。その後もバンバンカラーを連発していて絶好調なのは明らか。マジで表紙来るかもしれない……という状況。
    • ちなみに、絵の方担当の出水ぽすかは画集も出してるらしく「誰やねんお前!!」と騒然となりました(ワタシが)。
  • こち亀』終了
    • 2016年は『こち亀』の年であり、2016年のジャンプに何があったかと言えば「『こち亀』が終わった」に尽きます。ジャンプの歴史上最大の出来事であると言っちゃって問題ないと思います。
    • こち亀』関連のニュースを挙げたらキリがないんですよ。40周年企画が大々的に行われてましたからね。終了を踏まえた上での企画だったんでしょう、とにかく超豪華な企画の連続でした。
    • ここで挙げたいのは『こち亀』エンドに関するジャンプ誌面上での箝口令。神田明神への奉納というイベントの方で発表されて、ジャンプ関係なく今年のビッグニュース十選には入る勢いで報道されたんですが、ジャンプ誌面上では終了に関しては一切なし。「来週終わるよ」もなし。あくまでも40周年のお祭りとしていろいろやるよ、というお知らせだけ。公然の秘密状態でした。そんな中、尾田っちが目次コメントにて『こち亀』エンドについてとしか思えない発言をしていました。しかも、完全フライングなタイミング。「やっぱ尾田っちはチゲェぜ……」という風にも思えるけど、ちょっとだけ将来が不安になりました。今はいいけど、っていうw
    • あと、『こち亀』の最終回は表紙&巻頭カラー。これも異例です。終了後『みんなのこち亀』という他作家によるトリビュート企画が行われたのも当然異例。どの回も傑作でした。
    • こち亀』の最終回に関しては、最終回から1つ前のゲパルトの時計の回がいわゆる「最終回っぽい」話になってて印象深いです。いい話であり、長すぎる年月を感じさせ、それは今後も続いていく、という話で完全に『こち亀』の最終回としての機能を備えたエピソードだったと思います。まぁ、「いやー最終回はギャグでしょw」というのが秋本御大の判断であり、そこらへんがやっぱ『こち亀』すごい。
  • 金未来杯
    • 前回の覇者『幻獣医トテク』が音沙汰ないまま今年も行われました。ジャンプ+では派生的な企画、金玉杯もあったりしましたね。
    • 優勝は何とか公務員。「やっぱバトルモノが強いよなー」とか思ってたんですが、掲載号が『こち亀』完結号と知り、「読んだ人が多いだけじゃね?」とちょっとだけ雑念が湧きました。まぁ、『こち亀』効果なしで勝っても不思議じゃなかったと思いますけどね。
  • J NEW ORDERキャンペーン
    • またもやあった特定の作品を応援する企画。今回の対象は『ブラクロ』『左門くん』『ゆらぎ』『鬼滅』。前の2作品が前と変わってねぇ……。『ものの歩』ドンマイやで。多分『ゆらぎ』『鬼滅』の2作品は『ものの歩』より長生きすると思う。この調子だと。コラムもないくせに生意気だよなぁw
  • 日本人のノーベル賞受賞のテーマが「オートファジー」
    • 世間のニュース番組が「オートファジー」の説明に躍起になってる中、ジャンプ読者だけは「オートファジーとか懐かしいなーw」と高みの見物を決め込んでました。しまぶーのおかげ。
    • ジャンププラスでは当時オートファジー回が無料公開されたりもしました。目次コメントでは当然しまぶーが言及。
  • 葦原ダウン
    • ワールドトリガー』が休載してギャグ読切が載る、というのはジャンプにおける日常風景……と思ってた頃にやってきた2週連続の休載、そして「再開未定」の4文字。再開することのないまま年跨ぎとなってしまいました。
    • そんな『ワートリ』ショックの影響なんでしょうね、年末のジャンプはやたらと読切が掲載される異常事態になってました。読切が2本載るのは当たり前、出張もありーの、短期連載もありーの、てんやわんや。
  • 『トリコ』終了
    • 増ページ→センターカラーでの完結という流れでした。2号連続センターカラーの『BLEACH』のちょい下、という扱いでしょうか。
    • 最終回から1つ前の増ページで描かれたトリコの結婚式エピソードはほとんどの人が認める大傑作回でしたね。2016年ジャンプにおける最高の1話はコレ、という人も多いと思います。
  • 2017年度は『ONE PIECE』イヤー
    • 20周年ということで、年間を通じてワイワイやるそうです。
    • 背表紙も『ONE PIECE』。目次でのミニコーナーも『ONE PIECE』です。合併号の集合表紙のテーマも『ONE PIECE』仮装だったりもしました。ただ、あれは仮装できないルフィが一番損してたと思うw
  • 短期特別2話連載
    • 『はるよ、こい!!』が2号連続読切ではなく「連載」として始まりました。短期連載は久々ですね。とはいえ年に1回くらいはやってるかも。
    • ただ、作者に対する特別措置なのか、『ワールドトリガー』の穴埋めとしての臨時の措置なのか、判断に困ります。年末年始に受験をテーマにした話をやるのもちょっと謎なんですよね。

 ということで重大ニュース終わり。番外編のジャンプ+ニュースとしては『エルドライブ』のアニメ化決定が一番大きいのかな、と思います。『とんかつDJアゲ太郎』に続く2作目。天野先生はジャンプでも珍しい複数作品アニメ化という偉業を達成したことになります。
 個人的なジャンプ+ニュースとしては平方先生が『街コロマッチ!+』の連載を始めたことが年間最大のニュースですね。本誌込みでも最大の朗報でした。超おもしろいです。市長がかわいいw

年間ベストキャラ

 いつもどおり最後はベストキャラ決めて終わりにします。ここだけ7位からのカウントダウン。

  • 7. 町山智浩宇多丸
    • それぞれ『BORUTO』、『殺せんせーQ』にモデルとした人物が登場しました。映画の『BORUTO』では2人が揃って出てるらしい。ただ、映画の中での扱いがカスな上、宇多丸を映画評論家扱いしててディス疑惑ありますw
    • とにかくTBSラジオリスナー歓喜な登場でありました。
  • 6. 茨木童子 『左門くんはサモナー
    • ワタシが考える世間で一番ウケたギャグキャラ。「!?」ネタが大ハマリしてました。まさかのマガジンネタで大ブレイク。年内最後の『左門くん』本編でもフィーチャーされてましたね。
  • 5. 大将優 『ハイキュー!!
    • 『ハイキュー』からは山本あかねとか、春高のモブカップルとか入れたかったんですけど、1作品からは1人まで、という自分ルールのせいで落選。今年は『ハイキュー』を象徴する人物は大将くんである。
    • 『ハイキュー』史上最もウザい戦い方をする大将くんは彼女持ちであった(かわいい上に幸せになりそう感)、というオチも見事だったと思いますね。『ハイキュー』では彼女持ち珍しいっていうのに、一番性格悪そうな大将くんがまさかの。
  • 4. 三虎 『トリコ』
    • とにもかくにもフルコースが衝撃的でした。特に肉料理な。今でも私の額に残るその感触、おやすみのキス……ってマザコンかよ!!!(と実際に劇中でもツッコミが入る)
    • そんなギャグキャラみたいな扱いをしたくなっちゃう三虎ですが、一時は「あれっ 主人公って三虎なんじゃね?」という印象を抱くほどに大活躍をしていたのも記憶に新しいです。さらには最終回直前の結婚式における三虎シーンは大感動なのであります。
    • けど、4位。
  • 3. 三ツ橋蛍 『火ノ丸相撲
    • 別に3位だから三ツ橋みたいな新八的な理由ではないですよ。
    • 2016年のジャンプにおけるベストエピソードは何かと聞かれたら、ホタルのエピソードを推しますね、ワタシは。マジで釘付けになったし、各展開に驚き、感動しました。
  • 2. 日番谷冬獅郎 『BLEACH
    • 今年は悩みました。真っ先にホタルが思い浮かんだんですが、その後トーシローを思いだし、「やっぱこっち」となりました。やはり、2016年を代表するギャグである「少し老ける」「ああそうだ! 初めまして!」の存在が無視できなかったんですよねぇ。どちらか1つだけだったらホタル勝ってたけど、まさか2つもあるとはねぇ……。
    • ちなみに、去年のベストキャラは「成程 チョコラテイングレスか」だったりします。『BLEACH』のいない来年って一体……。

 んで、2016年のベストキャラはこの人ー。2017年もよろしくねー、この記事は来年できる気がしないよー(疲れた)。

  • 1. マダオ 『銀魂
    • 上記の通り、迷いました。マジですんごい迷いました。「少し老ける」優勝だろう、と最後の最後まで迷いました。けど、奇をてらいすぎると嫌われる気がするので、ここはド真ん中ストレートな人選で。
    • マダオライジングの翌週に一応オチはつきましたけど、マダオが最終章突入を象徴するキャラクターであることは明らかだと思うんですよね。衝撃、感動、ギャグという三拍子が揃ってるので優勝もやむなし。

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*1:週刊少年ジャンプ」2016年28号48ページ