北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年31号の感想

週刊少年ジャンプ(31) 2020年 7/20 号 [雑誌]

 ユニクロのマスク買いました。まだ使ってないけど、エアリズムの布切れ1枚のが良かったと思う。

表紙

 新連載。だけど集合表紙なので笑った。店で手に取った際に吹き出しそうでヤバかった。この手があっったか……。
 しかし、このアイディアって宮崎先生のものって認識でいいのかしら。表紙デザインは業者から案が届くみたいな話も聞くんですが。
 そんな集合扉。日向がちゃんとプロ編になってて偉い。
 衣装でいうと、案外太陽あたりが一番没個性なのかもな……と今更思った。そもそも学ランって感じじゃないし。画一的な絵による集合なので気づいた。
 従来の集合表紙と明確に違うのは『勉強』。師匠のみ。デリケートな話題だと思うんですが、おそらく本編が今師匠ルートだから、ということなんでしょう。
 あとは新連載組。『モリキング』以降は集合表紙初。こんな形でw
 『あやかし』は女体化状態では初の表紙。表紙に出し惜しみするからこんなことに……。
 あと、『マグちゃん』組。2キャラ選出でした。かなりレアですね。今号は『勉強』が1人なので『ロボコ』を除けば唯一……ただ『アンデッド』のクロをカウントするとこちらも2人。

ジャンプGIGAのおしらせ

 7/27発売のやつ。最後の『ゆらぎ荘』が載るやつですね(最終巻の内容知らんけど)。
 「完結記念&超クライマックス」と称して『鬼滅』『ゆらぎ荘』『約束』そして『ハイキュー』が目玉企画になってるんですが、これ、あと数週したら、もしくは実際の誌面では4作すべて「完結記念」になってるんじゃないかしら。さすがにここでのネタバレは避けないといけないから無理矢理に宣伝文句足しただけで。

読者プレゼント

 制作は橋本。テーマはUMA。『アンデッド』は関係ない。ウルトラミラクルアイテムでUMAなんですが、今週すごいのは各アイテムの紹介を有名UMAのダジャレで済ませてる点。これはかなり良かった。イラストへの比重も大きくてモデル不在体制ならではの楽しさも感じる。今週はかなり傑作回だと思います。

巻頭カラー『僕とロボコ』宮崎周平

 新連載。『お約束』で名前をあげた宮崎先生が堂々凱旋。まぁ、その前に短期連載とかしてますね。結構前。
 巻頭カラー。メイドロボ。宮崎先生、可愛い子は普通に可愛いのである。ただ、劇中で可愛いものとして扱われてる段階で「これはフリだ……」と分かってしまう。そういう意味ではエマは絶妙なバランスだったかもしれませんね。劇中での扱いは特定の個人からのみ可愛いと連呼される。
 巻頭カラー。ママが普通に包丁持ってるので見返して笑いました。本編での扱いを見て「まさか」と巻頭に戻ったら案の定持ってたw 前回のイルカもそうだけど、扉にネタを仕込みがち。
 本編。完全に『ドラえもん』。何のてらいもなく『ドラえもん』。ただし、ジャイアンブタゴリラ。そのまんますぎるのでちょっと引いたんですが、 “確かに笑い事じゃないか…” で爆笑。寓話とはいえ、のび太へのイジメって今の価値観だとほのぼのギャグとして受け取るには少し飲み込みづらさあると思います。それの現代版アップデート。というか、読者が『ドラえもん』を連想した頃にそれを裏切ることで笑いを取る。
 ママ。今週のMVPかな。雑なデフォルメとして包丁を持ってるのかと思ったら、いつまでたっても包丁を放さない。なかなかツッコミが入らないので「これは狙ってるのか? 作者がテキトーなだけか?」と不安になっていると、翌日になってようやくツッコミが入る。マジ笑ったわ。包丁キャラって意味が分からなすぎるw
 んで、ロボコ。ジャンプでいうと『呪術』が好き、というのが興味深い。連載陣の中でもガチのバトル漫画だからメイドのイメージとギャップがあるってことかな。とはいえ、『呪術』女性人気も普通にあるみたいだけど。まぁ、とはいえ、女性人気があるからどうこうとか、何々だから女性人気あるみたいな考察がほとんど意味ないんですかね。脱線するけど、こないだ『名探偵コナン ゼロの執行人』を観て思いました。女性人気爆発とか言われるけど、内容がゴリゴリの警察内幕ものだったので。ほとんど「『相棒』でやれや!」みたいな話だったと思います。男向け、オッサン向けに偏りすぎと言われてのもおかしくないレベル。脱線終わり。『呪術』は面白いよねー。
 メイコの理想とロボコの現実。たまに正しく萌え仕草をするのが笑えるんですが、段々「メイコが可愛いことしててもムカつかない?」とは思えてきた。結局顔が良いから可愛く感じる程度の仕草ってそれほど憧れるか? みたいな。
 んで、トラック。軽率なトラック展開はあまり好きじゃないんですが、主人公が小学生だと「マジでありそうで怖い……」と印象が一変する。心配しながらブチギレたくなるやつ。
 そんなトラックを破壊するロボコ。スローモーション演出をフリにしたトラック破壊は笑ったんですが、よく考えると宙に浮いたロボコにぶつかったトラックの方が壊れる、ロボコは微動だにしない、というのは少し気になる。スーパーパワーで踏ん張ったとかなら分かるけど、宙に浮いてるのであれを実現するにはロボコに巨大な質量を与えるしかない……と思うんですが、くられ来てくれ。
 んで、ホラーオチ。笑ったけど、マジ怖い。てか、可愛いメイコが来てても怖いですよね。むしろそっちのが闇が深そうというか。
 あと、ラストのコマ、ママが包丁持ってないので作画ミスだと思います。
 終わり。良かった。すげぇ面白かった。ぶっちゃけ表紙が面白すぎたので逆に心配みたいなのもあったんですが、好き。最近は『お約束』以外でも間違いなく面白いので鉄板の作家という印象。

ONE PIECE

 麦わらの大人組の変装。かっこ悪い意味で似合ってるので笑った。雑兵でああいうのいそうw しっかり元のキャラだと認識できるのに圧倒的な「弱そう……」感。
 モモの処刑。オロチは一刻も早く殺したがってるし、オロチの合理性を考えると早く殺すのが正しいので、ここでチンタラすると都合の良さを感じて引いてしまうんですが、カイドウの邪魔が入って時間が稼げる。結果的に主人公サイドに都合のいい展開なんですが、あまり違和感がなく、オロチも焦れてるだろうなと想像できるバランスなので良かった。
 んで、ヤマト。前回もヤマトで引いたのに、今回もヤマトで引くのかよ、とは少し思った。まぁ、いろんなところでいろんな話が進んでるから仕方ないのも分かるんですが。それにヤマトの話はほとんど進まなくても顔を見せただけで「おおっ!」と驚けたので一定のオモシロは確かにある。おでんの日誌が出てくるのも面白かったです。あの過去編、特徴的な語りだったんですが、このためだったんですね。
 あと、おでんの死に様を見てカイドウがちょっと感化されるみたいな期待をしてたので今のカイドウが普通の悪党で少し残念でもあったんですが、カイドウの子供が感化されていた、という展開は良い。ぶっちゃけ、おでんの格好付けってあまり好きではないんですが、話としてこういう影響が生まれるのは当然だよな、と納得。

僕のヒーローアカデミア

 最悪は相澤の死。デクは感情的に言ってるんだと思いますが、対弔の戦いのことを考えても “先生を失う事!” が最悪なのは納得ですね。合理と感情が一致してるのが面白い。
 んで、戦闘開始。弔くんが「勝たなくてもデクさえ奪えれば」と気づいた直後にエンデヴァーがかっちゃんに “デクを守れ!!” と指示を出してるのが気持ちいい。この判断の早さ、プロっぽい。
 そんなエンデヴァーの指示に感動してたので、かっちゃんがガン無視しててマジ笑った。してやられた感もあるけど、「いやダメだろw」ともなる。守ってあげてw
 ラスト。Mt.レディが踏ん張ってエンド。大怪獣バトルはマジ熱いんですが、ぶっちゃけマキアの圧勝だろうなぁ、という印象。レディが戦力差をどこまで把握してるかは知りませんが、今この場でアイツと戦うべきなのは、戦えるのは自分だけ、と判断して戦いに挑んでるのだと思うとなかなか感動的。マッチメイクとしてそのまんますぎるんですが、それだけにプレッシャーもあるだろうな、と。

Dr.STONE

 石化前夜。直前までNASAのゼノも研究していた、設備の分ゼノにアドバンテージがある、というのは面白かった。優秀なメンツも揃ってるし、石化した際の対策も伝達済み。都合良くチームが完成してるのが現状なんですが、それは必然であった、という説得力。非常時なので納得です。言われてみれば当たり前なんだけど、話としては重要な土台作りになってるから面白い。
 プラチナの指輪の件は「いや普通にポケット入れるだろ」と思うのでちょっと結果ありきな強引さも感じるけど、美女の近くにはプラチナがある、という部分は面白いです。苦労してゲットしたプラチナが近くに転がってる、というゼノのアドンバンテージ。
 頭脳バトルの強さの基準となるのが石化からの復活時間。同レベルらしいです。あとは環境の差ってことになりますね。まぁ、改めて見ると数千年頭を動かし続けるって不可能すぎる気もするんですが。千空と大樹だけだったらまだ飲み込めたけど、方法が分かってれば割といける、みたいな感じになると「数千年だよ??」と疑問も感じる。

『森林王者モリキング』

 ペットコンテスト。いや、虫はダメだろ普通……。対決内容が完全に犬を想定してると思う。なので「ペットはペットなんだけど主催者かわいそう」というギャグが成立しない気がする。まぁ、男2人なので変態対決になってて面白いんですが。オオムラサキの暑苦しさが今までの変態ギャグにさらに拍車をかけてる。
 子供がひかれそうになる。『ロボコ』で見たばっかりなので笑った。ガキンチョどんだけ飛び出るんだよw 本作のケースは教習ビデオでよく見るタイプのやつですね。あとシミュレーターとかでもお馴染み。子供のせいで急ブレーキを踏んだら後ろの車にぶつかられました。私は悪くない。

ハイキュー!!

 「妖怪世代」という今週のキーワードが1ページ目に出る。そんな妖怪世代の一巡するんですが、そこで彼らが横断幕を背負う、という演出が良かった。いろんな化け物が次々出てくる感としてこれはうまい。
 本作だと割と定番だから今回取り立ててヤバいってわけではないんですが、木兎サーブの場面、コマの進行、視点の進行とボールの動きが一致してるのがすごい良かった。本作、当たり前に出てくるけどホント面白いよなぁ。右下から左上にサーブが飛ぶってのが成立するのがすごいw あり得ない向き。
 稲荷の横断幕。ここらへんから演出の度合いがさらにオシャレになる。稲荷の横断幕だけど、ボールの先には日向がいるので烏野に向けた盛り上げにもなってますね。さらに日向の前には影山まで現れて、という。
 ロメロが決めて再びデュース、かと思ったら日向。ちゃんとロメロが隙間にボールを落とそうとするコマに日向が見切れてるのが良いですね。コマの外からやってくるようなずるいことはしないw
 んで、来週から2号連続カラー&増ページ。来週は巻頭。こ、これは……。終わるだろ。「巻頭→センター」の連続カラーによる最終回は『こち亀』とかそういうレベルを除けば最上位の最終回ムーブだと思います。終わってほしくないけど、疑う余地があまりないのでぐうの音も出ないというか。

センターカラー『灼熱のニライカナイ

 2話でカラー。パパ上(人間フォルム)がカラーデビューですね。
 本編。チャコ!! チャコがとにかく可愛い!! やったぜ。前回はイルカのショックで埋もれてた感あるけど、やっぱりチャコなんだよなぁ。頭かち割られたい……と思ったらガチ警棒なので笑った。ダメだろw いや、そういうことを考えるなら子供が2階からジャンプしてるのが一番ダメなんですが。リアリティーの基準がギャグの勢いによって徐々に下がり、それによって一番の問題であるジャンプが有耶無耶になる。マジ危ないから良い子はマネしちゃダメだよ。
 話の脇道にそれるような小ボケが今週も楽しい。ハロウィンもそうだし、託児所のくだりは冒頭の場面で “電波よわ” と「田舎すぎて不便」とフリが利いてるのでうまい。
 コナンを思わせるチャコの探偵ごっこからの爆弾テロ。コナンといったら殺人よりも爆弾ですね(劇場版派の発想)。
 海洋犯罪の最前線。かっこつけてるだけで意味不明なギャグかと思ったら、そのまんまの意味なので笑った。よく考えたら前回の「イルカに育てられた」もそうだったかw
 ラスト。かっこいい異形の変身シーンが描かれるけど、それに引きのツッコミを入れてエンド。パパ上が爆破してしまったので、話についていける人がチャコしかいないw

『マッシュル -MASHLE-』

 七とか三とかややこしいな……と今更思った。そういう定番の設定に対するツッコミも劇中であったからいいんだけど。
 1本だけどシルバ先輩より強い。言わんとすることは分かるけど、今回みたいなワンアイディアで勝負がつく話でやられても、シルバより上という強さがいまいち伝わってこないので悲しい。言うだけだったら簡単だからね。まぁ、あいつも自称してるだけで実は大したことない、みたいな可能性もあるのかな。
 そのワンアイディア。単なるウソなので面白かった。禁じ手のようにも感じるけど、まぁダメな理由もないですわなw とはいえ、ハッキリと「罠」とは言わずに “条件付きの魔法” と厳密にはウソは言ってないバランスにしてるのが興味深い。たぶんだけど、キャラの性格がどうこうというよりは、漫画としてアリなのかどうか、みたいな悩みがあったんだと思います。
 ただ、踏んだら爆発と思ってるマークに囲まれた状態のまま攻撃してるのはちょっとあり得ないとも思う。攻撃中はまぁ分かるけど、拘束に成功したらジャンプして囲いの外に出るのが普通だと思う。ムカついてるから早く倒したかった、とかあるのかもしれないが。
 決めゼリフの “8回死ね” が時限爆弾の数なのは良かった。……よく考えると1発目が攻撃になってないので7回しか死なないと思うんだけど。まぁ、そこは死体蹴りでもう1発爆破すればいいのか(人としてダメw)。

『あやかしトライアングル』

 本作関係ないけど、寝ながらスマホの充電する人いるじゃないですか。映画とかでもよく見かける描写なんですが、個人的には絶対やらないというか、見てるだけでも「バッテリーの寿命縮まりそう」とむずむずする。充電なんて2時間くらいで終わるじゃないですか。6時間寝たとしたら4時間無駄に電気注入しっぱなしってことですよ。すごい抵抗がある。まぁ、勝手にすればいい話なんですがw
 共同生活。ジジイとネコの落ち着いた会話が良い。長年のライバルだけど、今は戦わない。敵対してるが妙な絆のようなものも感じる。
 すずだんご。髪の毛とか爪、皮膚の欠片とか入れたらネコは喜ぶと思うw あと、「我輩まっしぐら」は笑いました。
 んで、回想。ハゼレナもしくはカザミでしたね。カザミはヒロインだったのかもしれないw あと、アイドルの例えが出てましたが、アヤカシたちを統率してる様がアイドルっぽいのでうまかったですね。巫女をアイドルに置き換えると分かりやすくなる。祭里が好きだけど手を出せずにいる状況もまさにアイドル的、で良かった。
 今度の敵は人間。アヤカシを使役するらしい。仲良さそうなのもいれば奴隷扱いっぽいのもいる。なんかますます『ミタマ』『ボーン』じみた話になってきたな。特に後者は割と真面目に扱ってるメインテーマなのでネタかぶり勘弁してほしいw

食戟のソーマ

 アニメ再会告知のためにわざわざ描き下ろしが1ページあるのでビビった。本物。贅沢やんけ。まぁ、それだけ放送中断が痛いってことなんでしょうね。
 んで、内容。コロナで中断したので当然そのネタ。料理関連といったら!! という内容ですごく良かった。クソシリアスな雰囲気が台無しになるギャグなんだけど、放送中断がまさにそんな感じですよね。

電子版短期連載のおしらせ

 やるらしい。またやるのか。しかも稲岡先生。普通に読みたいやつだった。ちくしょう。

センターカラー『ド級編隊エグゼロス』きただりょうま

 アニメ化記念でスクエアより出張。だけど、もう始まってるんですね。地域によるけど。まぁ、最近は配信で見逃しチェックみたいな形式も一般的なのかな。
 本編。HEROはHとEROで出来ている。これ『レディジャスティス』の単行本の帯かなんかでも言ってたよね……ととんでもなく懐かしい作品のことを思い出しました。こないだ公式でマーベルの漫画描いてましたね。なかなか感動でした。
 改めて本編。ヒロインの名前が雲母なのでちょっと笑った。『ボーンコレクション』描いてそう。雲母坂先生美少女説出てきたな!!(違うよ) まぁ、よく考えたらキララは女の子の名前ですね。漢字があるのが衝撃だったんですが、案外いろんなところで使われてたw
 余計な話ばかりになってしまって申し訳ないんですが、いやマジで何が何だか分からないまま話が始まって、何も分からないまま終わったので困惑しかない。カラー裏の作品紹介のところも分かったようで全然分からないし、出張本編の中にある説明パートみたいなところも説明してる風で何一つとして分からない。ファンが見たら「いちいち説明してるね」となるのかもしれないけど、分からない人が読んで理解できる内容じゃないです。ヒーローの仕組みも分からないまま本編では掘り下げられないし、ラブコメもそれっぽいだけで終わるし、エロも遠慮してるのかぼんやりしてる。説明することが多くて大変なのかもしれないし、そもそも面白い出張版を作る技量は漫画家にとって本来必要なものではないとは分かるんだけど、これはマジで分からない。バトルの代わりに火事があると思うんだけど、そこで主人公がピンチになるくだりも雑展開の極みで何なのこれ……。何もないまま死にそうになるし、敵も出ないし、変身もしない(そもそも変身しない?)。そもそも最初に説明があったエネルギーを使う場面がない。よく分からないままなんかキスして終わる。人工呼吸だったら火事じゃなくて水難事故の方が良かったんじゃないかしら。『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のフォースヒーリング的なノリなのか? それならキスする理由は分かる……ってあのキスシーンはダメだと思いますがw
 回想もいきなり事件の事後から始まるので突然キスし出すのがよく分からない。出張版の語り口や、出来るエロの限度に苦労しまくった結果チグハグな感じになってるのか、普段からこんな語り口なのかが。いや、普段はこんな真面目っぽい話はなくてエロネタに終始してる、という可能性もあるのか? 分からん……。
 終わり。とにもかくにも分からない。「分からん」しか感想がない。なんかオチも性急だったし。マジこれ何だったんだろうか。説明してる風なのに何も説明してない。その説明と関係ない話が展開される。そもそも火事ってヒーローの仕事じゃないっぽいし、敵とも戦わないし、なんかすぐ死にそうになってるし。そもそも主人公が死にそうになった理屈(ヒーロー関係なく煙が危険)だったらヒロインも普通に危ないし、裸になるのも本作の設定関係なくただの火が燃え移っただけ……だと思う。この出張版はかなり失敗だと思うんですが、ここまでよく分からないと本作の評価が下がるというよりは「さすがに本編はちゃんとしてるはず」と逆と信頼が生まれるから不思議。アニメ化される人気作なので一定の出来は間違いないはずですし。ただ、近年稀に見るレベルの珍作だったと思います。出張版は。

『破壊神マグちゃん』

 やっぱ流々ちゃんの語りの方が好きだな。ただのツッコミではない視点が楽しい。新キャラのナプタくんに対して一切動じなかったり、普通に友達扱いする感じ。ツッコミ的でもあるが、同時に2人を振り回すボケ的でもある。マグちゃんとは付き合いがあるからまだ分かるけど、初対面のナプタくんの扱いがうまいのが良いよね。コミュニケーションがあまりにフラットなのでなぜか対話が成立する。
 アサリ集め対決。流々ちゃん優勝なので笑う。邪心相手に小ずるい方法で勝利するw 流々ちゃんはイノセントだからこその強さなんだけど、純粋たる善でもない。ナプタくんの狂乱の咆哮を食らった際も、最初は「流々ちゃんは欲がないから効かない」とか思ったんですが、単純にガス欠で不発。どうやら流々ちゃん相手にも効くらしい。
 からのヒトデのクロールでエンド。単純に絵面として面白い。ナプタくんもマグちゃんとは別の方向で可愛いのが見事ですね。異形キャラでこんだけ魅力的なの連発できるのって普通にすごいと思う(特別オリジナリティが強いデザインとも思いませんが仕草とかキャラで結果的に可愛い)。

センターカラー『アクタージュ act-age』

 セピア? なんかフィルターのかかったような映像をカラーページで再現してるのが面白い。これはカラーならではの遊び。まぁ、実際は撮影前の場面なので厳密には演出意図としておかしい気がする。
 とにかくカラーが面白かったので扉はいらない……と思ったらあった。カラー3ページでした。扉では歴代の夜凪キャラが羅列。作品名もしくは役名をすべて言えたらあなたも夜凪マニアだと思います。私は無理。
 本編。皐月の計画図。最終的な目標が「ババア見たか!! 泣いて詫びろ!!」じゃなくてババアとアリサが仲直りするだったので優しい世界。良い子じゃないか……。
 演技プラン。皐月を主軸にする。環を軸にするのが一番合理的だと思うんですが、1人の人生のことを考えると皐月の方が正しい。30代の完成に向かって子供時代を過ごすわけではないので。面白そうっつってるけど、たぶん普通に考え方としては正しい(子役にそんなの無理ってのは別として)。ただ、それよりも、そんな大事なこと役者が勝手に決めていいの? みたいな。監督なりがコントロールすべき領域な気がするんだけど、いいのかしら。
 いざ鎌倉。真波プロファイリング対決は面白かった。子供のマウント合戦というしょうもないバトルとして見せたことで俳優の役の研究が分かりやすくなってる。鎌倉に来たから安易に観光(海)ではないのも良かった。 “分かってることは正確に解釈しましょう” はホント大事。役者以外でも陥りがちな罠だと思う。

『呪術廻戦』

 逃げる伏黒。唯一のアドバンテージとして家入硝子を紹介したのが面白い。ぶっちゃけ蔵出しの情報だと思うんですよ(今回の戦いでは)。今後も戦況に大きな影響を与えそうな情報をこういう緊迫感溢れるバトルの最中に処理するのがうまい。
 「タイミングを外せば死……」の演出、タイミングを外す演出なんだけど、実際は伏黒の思惑通りになってて面白い。ホントだったらかっこいい演出が先行してダメになっちゃったパターンだと思うんですが、今回に限っては伏黒は落とし穴作戦なので、パパ黒が突っ込んでくるタイミングは外れても大丈夫。問題は足を取られたパパ黒に対して即座に反応できるか。
 バトルが始まる前から「勝てるわけないよなぁ」だったんですが、戦況が好転することなく終了。自殺。主人公サイドに都合のいい展開ではあるんですが、そもそも駅構内から次の標的(その場にいる最強)を選ぶ際に伏黒を選んだ時点でおかしかったんですよね。あの時点でパパ黒個人の意志が強く主張してる。なので、バトルを通じて伏黒の術式を見て疑惑が確信に変わってあのオチ、というのもまぁ納得かな。個人的には「伏黒」じゃなくて「恵」に反応して何かあると思ってたので、そこらへん予想外でした。

ブラッククローバー

 ブラックホール攻撃。かっこよかったんだけど、ちょっとランギルスの空間魔法による攻撃とも似てた、かな? なんとなくの記憶で具体的な絵の一致とかは分からないんですが。
 まぁ、ブラックホール自体が防御不可能な攻撃ってだけじゃなく、周囲のものを何でも吸い取ってしまうので、ダンテ本体による重力攻撃が加わるともうどうしようもない。このコンボ、理屈も通ってるんだけど、説明セリフは一切なく、絵だけで「強すぎるじゃん……」と絶望できて良い。やっぱ本作のバトル、良いよね。なんか「『ブラクロ』は脳筋バトルだけど○○は頭使っててー」みたいなこと言ってる人をこないだツイッターで見てちょっとイラッと来たんですが、『ブラクロ』なめんな。
 説明描写は少ないんですが、本話の中に「マナゾーン」「黒月」と必要最低限なワードは事前に出てくるので、オチのプルスウルトラも見てて気持ちよかったと思います。団長が押し潰されそうになるコマでも団長の上に黒月があるので、あれ使って何とかなるってのは理解できますし。
 んで、ラスト。普通にダンテの死体(?)がグロいのでビビりました。黒ベタだからパッと見あんまグロくない印象もあるけど、普通にやばいw

『タイムパラドクスゴーストライター

 謎解きをさせたいのは分かるけど、それがミステリーじゃなくてただの脳トレクイズにしか見えないのが残念。個人的に嫌い(物語の中に出てくるのが)という偏りもあるんでしょうが、かなり興味がない。本作に対する興味もぶっちゃけ下がる。『名探偵コナン』の映画がさ、謎解きと称してこういう脳トレクイズみたいなものでお茶を濁すことが多くて結構イヤだったことあるんですが、『コナン』とか本作に限らず物語エンタメの世界に色濃く存在する問題だと思う。
 ただ、面白かったのは “私は認知している”ホワイトナイト由来の収益に手を着けないことを知ってる誰かがこれを送ってきてる、ということですよね。どこまでミステリーにしたいのか分からないけど、ホワイトナイト連載スタッフもしくは担当の誰か(あの焼き肉に参加した誰か)ってことになるんじゃないかなぁ。あと佐々木本人。イツキチャンの可能性も捨てられないかも。
 佐々木的にはゴーストライターを続ける口実、続けることが人助けになるという口実が非常に都合のいいものなんですが、それに対して “俺が勝手に始めた事だ! 俺の責任だ!” と言い切ったのは偉い。ここ普通に良かった。
 んで、ゴーストライターとして死に物狂いで動き出してエンド。 “主人公サイドのピンチを読者の知らない新情報で切り抜ける…という展開は今まで無かった… アイノイツキはご都合主義に見えてしまう展開はあまり好まないのかもしれない…” 、これすごい大事なセリフだと思う。こんなセリフを出してる『タイムパラドクスゴーストライター』が後出し新情報のご都合主義展開をやるわけにはいかないじゃないですか。要するに「ヒントは隠されてるからみんな過去の描写から未来を読み取ってくれよな」という作者からのメッセージというか。 “まだ正体は知らないけど実は今までの話の中にヒントがあって…それを思い出して気づく…?” ってのはホワイトナイトの話だけど、本作についても当てはまるのでしょう。挑戦とも取れるけど、所信表明だと思う。

『アンデッドアンラック』

 忘れただけかもしれないけど、タチアナが何を否定するのかを隠す理由ってあるんだっけ。チームとして動くんだった情報を共有するのが合理的だと思うけど、幻影旅団みたいなドライな関係だったら隠してるのも分かるけど、ユニオンは最近正義の味方みたいな感じになってるのでベストを尽くせるように秘密とかやめた方がいい……が、そういう理屈は本作好きそうだから何かある気もするw
 だるまさんがころんだ。ここらへんで「あれっ 不治じゃないの?」となるのは良いですね。まぁ、前回、血が止まらないくだりがあるので人によるんでしょうが。そもそも今やってる章「11人目編」だったのですね。何も考えてなかったけど、それも今回の「そっちじゃないよーん」オチに向けたネタだったわけだ。
 死んだら移るらしい。そんな悪魔の実みたいなw てか、探す手間考えたら殺すのは普通に悪手だと思うんですよね。どういう理屈で移るのか分からないけど、移った人は元々英語喋ってるので探すの超大変じゃない?
 ガトリングでピンチなところをアンディ。あの大きさのガトリングで人を撃ったら人体がどうなるのかよく分かってないんですが、いくら再生するといってもグチャグチャになるから後ろの人を守るのは無理なんじゃない? ゴム弾だったとか?(実は殺す気じゃなかったみたいな)
 銃弾が貫通するより速く再生することで銃弾の貫通を阻止してる説もある? ただ、再生はあくまでも速度なので再生した肉体が硬くなるわけじゃないから成立しない理屈だと思う。
 てか、不治の自害はダメだけど、第三者介錯はokってのもなんか飲み込みづらい。アンディの自殺に対しては治るという結果込みで否定してるのが違和感。アンディの意志、意識までもがコントロール下ってのが。理屈っぽいのは本作の良さだけど、理屈っぽいが故に理屈っぽい説明に対して「どういうこと?」となりがちなのかなw

『夜桜さんちの大作戦』

 太陽のチラシ笑った。あの絶妙なダサさ、安っぽさが良い。
 ただの訓練にしては手間がかかりすぎてるんですが、実はタンポポ絡み。太陽は振り回されてるように見えるけど、長男として最初から最後まで敵を追いつめるように着実に一手ずつ詰めていた、と最後に分かるのが気持ちいい。自分を殺しに来た人たちを救えるか、といういかにもヒーローっぽい行為に気を取られるけど、長男としてはそこには一切興味がなく、狙いは2発目のミライルを逆探知して潜水艦の位置を炙り出す。太陽を遠くに投げ飛ばしたのは、1発目のミサイルで方向だけは分かってたからですね。まぁ、深さとかあるんでそう簡単に太陽が2発目のミサイルにぶつかるのも難しいとは思うんですが。

チェンソーマン』

 銃の悪魔が移動をするごとに無数の死者が発生する。あの死者リスト演出、今週が本番って感じでしたね。すごい効果的だったと思います。ゴジラが1歩進むだけで何人死ぬ、みたいなのが細かくデータとして確認されてるみたいな。
 怪獣バトルっぽさがあって楽しい。あの報告っぽい語りは少し『エヴァ』感もあるのかな。
 んで、マキマの反撃。いろんな悪魔使ってて楽しいし、他の悪魔を支配できるっぽいんでやっぱ『哭声』回は違う悪魔を使ったと思うんですがいろんな悪魔を使った割には銃の悪魔に対する攻撃がなんか普通の物量攻撃だったのは少し残念かも。未来と天使をあわせて使うとこうなり、そのあと罰と蛇とあわせて使うと……みたいなものを期待してしまった。『HUNTER×HUNTER』の団長みたいなイメージ。特にヒソカ戦の。

ぼくたちは勉強ができない

 卒業旅行。同じエピソードを別視点、別の歴史で語り直すってのは面白いんだけど、そもそもの問題として、このルートだとなぜうるかの告白を断ったのか、なぜ別に好きな人がいるのか、という点。たぶん説明がない。そういうのに関心がある作品、作者だとは思えない。うるかルートでうるかが勝利したのは中学の思い出があるからでしょ。けど、文化祭で歴史が分岐したと考えるならその過去は不変じゃないですか。そこをどう理屈を通すのかって部分にワクワクすべきなんでしょうが、どうせ理屈とかないんだろうなぁ……という気もするw だとすると本作にこのマルチエンド企画はふさわしくなかったのではないか、みたいな。まぁ、そういう雑さがあるから「マルチエンドありじゃね?」と判断したんだろうな(そもそもマルチエンドに懐疑的です)。
 せっかくハーレム構造のラブコメの欠陥とか、人を振ることの暴力性とかに踏み込んだ話になりそうで本作に対する興味、評価が上がってきてたんですが、なんかダメそうだな、と肩透かしでした。うるかじゃない理由があっさりすぎて。
 いやさ、師匠ルートがすごい面白そうだから「私は師匠派なのか? 師匠と結ばれてほしいのか?」とか少し考える部分もあったんですが、ともちげ。まぁ、師匠というキャラクターが完成して本作は面白くなったというのは今でも思うので、ある程度好きなキャラであることには代わりがないんですが。

『ボーンコレクション』

 四天王2人目。「ヤベェ語尾」で笑った。ただ、ビジュアルはちょっと中二心をくすぐられて普通にかっこいいかも……と恥ずかしながら。眼帯だし、刀いっぱいぶら下げてるしなんか良いじゃないですか。刀の柄に風鈴ぶら下げてるし、ひたすら足し算したようなゴテゴテ感好きよ。ただ、正面のショットはさすがに刀ゴテゴテしすぎててダサかったと思う(夢から覚める)。
 あの多すぎる刀は「侍であれ」の考えが強くなりすぎた結果なんですかね。さすがに全部同時には使わないと思うんだけど、ゾロ越えをしてほしい気持ちも少しあるw
 侍ネタで面白かったのは部下の人たちが “獅々野…侍様” とか、 “阿部隊 獅々野隊は 直ちに島へ向かわれたしとのこと!!” とか彼に対してだけ侍を付けてた点。めっちゃ気ぃ使われてるw 内心「めんどくせぇなぁ」「けど抜かすと怒られるんだよなぁ」とか思ってそう。
 んで、カザミと白羅の騒がしい学校生活。カザミが早見さんに謝る際、 “すみません ウチの者がご迷惑を…” とウチの者呼ばわりしてるのが良かった。もう夫婦じゃん。いやペット扱いなのかもしれないけどw
 激ウマパンの山に頭突っ込んでる白羅可愛いし、早見さんにデレデレするカザミにキレるのも可愛い。 “ふん! ふんのふん!” とかマジ頭おかしいんだけど、これが成立する漫画を私は待っていたのかもしれない……(大げさ)。てか、 “最近のカザミ嫌いじゃ!” もちょっとどうかと思うくらいに可愛い。喧嘩の目的、カザミに言ってほしいことってのが “「愛してる… いつもありがとう…」” なのも最高。新鮮さを失った夫婦が陥るやつでしょこれ。コロナによる外出自粛で家で一緒にいる時間が増えてこういうトラブルが多くなってるとも聞きます。
 あれだな、感情の発露として暴力、アクションに全振りしてる感じが微笑ましいんだろうな。まぁ、アクション以外にも「すっとこどっこい」「やったろうやないけ」「このペッポコどっこいしょ」とか謎すぎるワードセンスが最強ってもあるんですが。
 電話終わりに喧嘩再開した際のカザミの顔芸も良かったし、サイバイマンにやられたヤムチャの再現も笑いました。後者は笑ったというか、突然すぎてびっくりしたw
 話は戻って早見さん。学校一の美女がメガネとか作者マジ信頼できるわ……。ぶつかってメガネを落とすんですが、メガネを外して「あら美人」なのではなく、メガネをかけ直したら “早見さん!!” となるのが偉い。
 んで、ラスト。先輩妖怪術師サン&ムーン。ポケモンかよ。太極図っぽくしたキツネもうまかったと思います。秋冬が元々妖怪術に興味があって研究してたので、その蓄積をカザミたちに伝授するという展開もスムース。秋冬が便利キャラすぎる嫌いはあるんですが、そもそも秋冬の方からカザミに目を付けてたので、と後付けで理屈が通るというか。
 いろいろあったけど、今週のベストは “「愛してる… いつもありがとう…」” “とか感謝の言葉を言えー!!” ですね。荒唐無稽な暴力ギャグからの急に所帯じみたリアルな悩みw

『ミタマセキュ霊ティ』

 三者面談。やはりミタマは彼氏ではなく父親。ドラえもんに甘えたがるくだりにはハゼレナの生い立ちの苦労を感じる。 “この子こんな子だったっけ…?” とギャグっぽく扱われてるけど、ああやって子供らしくワガママを言う機会がなかったんでしょうね。ミタマと出会うことでハゼレナが感情を露わに出来るようになる、という物語だと思う。まぁ、そう言い切ってしまうと終わってしまうんですが。
 んで、変態大集合。何が正常なのか分からなくなるけど、かろうじて言い分が正しいのは四天王だと思う。一応進路についての話だし。ちゃんとした組織の偉い人だし。総帥もいるし。
 ハゼルミが教室に到着するとぞろぞろと縦に並んでる。これは横に広がるように、という漫画的な都合もあるんでしょうが、やっぱハゼレナの背後霊を思わせる絵にするためですよね。気づけば霊以外にも集まるようになりました、という図。友達100人できるかな、的な。

『AGRAVITY BOYS』

 過去編。生主のピンチに馬に乗ったサガが現れる、という王子様展開をそのままギャグにしてるのが良い。馬が成立する世界ってそうそうないw
 顔が中性的だというのは自覚してるようですが、 “なんかタチカゼ君には素直に喋っちゃうな…” とか言うのはさすがに誘いすぎだと思うの。生主そういうとこだぞ。
 生主とサガ、2人の出会いが最初だと残りの2人が添え物みたいになっちゃってアレなんですが、2人の出会いに関わる内部生を襲うことでババが登場、というのは良かった。しっかり淫魔ババズラギっぽいのも笑った。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 7/6は第1回MLBオールスターゲームの日ということで、ジャンプの集合表紙特集。今週の『ロボコ』表紙と連携した特集……と思ったんですが、柱に今号は特に集合じゃない、みたいなコメントがあったのでまさかの偶然?? それはそれですごすぎるけど、なんか変な感じになっちゃうのも事実なので、週ちゃんドンマイw
 前から気になってた集合表紙のキャラ選抜。どうやら作者は関与してないらしい。表紙担当と担当編集が決めるらしい。表紙の感想でも書いたけど、今号の表紙はどうなってるのかが気になる。合併号の集合表紙ほど綿密に打ち合わせしてるとは思わないんですが。
 ちなみに『ゆらぎ荘』『約束』が終わって集合表紙から女性キャラが2人減ってしまったんですが、流々ちゃん、祭里が新たに加わったので帳尻は合います。どちらも作品の主人公という意味ではより濃くなったとも言える。気になるのはお盆で『僕とロボコ』がどうなるかですよね。ロボコな気がするが、ラブコメではないよなぁw
 週ちゃんから離れるけど、同じく人選が気になるのは目次ページにおける各作品の切り抜き。集合表紙と同じようで一部違う。目次では『勉強』が唯我、『AGRAVITY』は生主。ちなみに『あやかし』は男状態の祭里です。長期連載になったら「誰だっけこれ?」とかなりそうw

次号予告

 何と言っても『ハイキュー』。2号連続カラーで、来週表紙、そして「終章超クライマックス」。これは終わるわ。さすがに終わる。そして最終話の複製原稿プレゼント企画やる。「高校時代で欲しかった」みたいなファンはドンマイ。回想とかで高校時代が出てくるのに期待しましょう。
 あと『モリキング』がカラー。早かったですね。人気作家なのでここまでは既定路線という考えもあるけど、固定ファンも多そうなので普通に人気ってのもありそう。個人的にあの期は『ボーンコレクション』が圧倒的、歴史的大ヒットなので印象薄いけど、あれがなかったら普通に好きだと思う。その次の期に田村宮崎が現れたのでますます印象が薄くて巡り合わせ悪いなぁとも思う。

目次

 ジャンプマイベスト3。尾田っちのハマってるものベスト3。括りがざっくりしすぎているw うち2つyoutubeなんだからyoutubeで3つ選べよ、とか。
 てか、このざっくり具合からこのコーナーのお題は作者自身が決めてるという可能性が大きそうですね。要するに、尾田っちを止められないw

好きなARMSファイターはメカニッカ、アームはハンドロックです。ニッカニカ!
(『破壊神マグちゃん』)

 『スマブラ』落選ドンマイやで。ファルコンランチネタがやりたかっただけ説。

コロナ自粛での漫画制作スタイル。いつまでやればいいのかわからない。悩む
(『ONE PIECE』)

 早く戻したい、がリスクがあってどうしたらいいのか、という悩みが非常によく分かる。会社のクソ方針に従うのも大変だけど、判断しなきゃいけない側も大変ですね。

いつか宇野昌磨選手とマッチングする日を夢見て僕はメイトの荒野を走り続ける
(『森林王者モリキング』)

スマブラ対戦中の宇野君オリンピック並みの勝負師の顔で面白い。そして強い
(『夜桜さんちの大作戦』)

 長谷川先生なんの話か分かんないけどどうせ『スマブラ』なんだろうな……と思ったら本当に『スマブラ』だった。
 調べてみたらテレビじゃなくてどこかのチャンネルに登場したらしい。『スマブラ』ファン、及びフィギュアファン激震、というのが同時に伝わってくるw

田村先生の最新作がついに!べるぜバブのころから大ファンでした!やったー!
(『ボーンコレクション』)

 『ボーンコレクション』の作者が『べるぜバブ』好きってのは非常にしっくり来る。私が『ボーンコレクション』にハマったのは必然だったのか……

愛読者アンケート

 新連載。いきなり人気キャラ投票やってるので笑った。ひょっとしたらママの優勝も……期待してしまうw
 あと、キャラの候補にメイコを入れてるのも面白かった。ただの可愛い子を入れるなよ。これでメイコ優勝だったらどうすりゃいいんだよw
 あとは出張についてと、付録のシールについて。スタンプ風シールの「ちゃんとしてますね」は笑った。使い勝手よさそうw てか、リアルにLINEスタンプ売りに出てる可能性あるか。

総括

 結局長い。書く時間は短くなってると思う、思いたいのですが、文字数が結局長くなってる。もうちょっと簡素でいいんだよなぁ。余計な話が多いんだよなぁ。まぁ、書いてて楽しいならそれでいいけど。

 今週のベスト作品。読者アンケートの区分に従うならば、表紙。まぁ要するに『ロボコ』です。
 次点は『食戟』。

 今週のベストコマ。『呪術』の “よかったな” 。ある程度は予期していたパパ黒の光堕ち展開なんですが、予期していただけにあっさり薄味、それでいて唐突なバランスが良かった。号泣の感動の場面とかにされると引いちゃう(想像するだけで笑える)。

 最後に今週のベストキャラ。こちら。

  • 白羅 『ボーンコレクション』
    • 今週はメイコ、ヤマト、チャコ、ナプタくんと可愛いに事欠かない号だったんですが、優勝は白羅。まぁ、カザミとのペアでの魅力ってのも大きいんですが。ツンデレというほど捻れていない夫婦喧嘩って意外と珍しい気がする。100%素直だからこその喧嘩。ふんのふん!
    • 『ボーンコレクション』に偏るのも良くないのでママも考えたんですが、今週ほど魅力的なのは珍しいと思って。まぁ、珍しくない方が嬉しいです。

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