北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年41号の感想

週刊少年ジャンプ(41) 2020年 9/28 号 [雑誌]

 明日は『ドラクエ10』のアプデ、明後日は『生徒会』新刊、週末は『テネット』公開。楽しみの波状攻撃!!(ジャンプ土曜発売マジやめて)

表紙

 新連載。黒の中に赤が映えるってのは吸血鬼ものだと定番だと思うんですが、その中で兄弟2人の目の色。どちらも赤なんですがよく見ると弟の方が赤が濃い。兄貴のネクタイ、弟のリボンタイを見比べても弟の方が赤が濃い。それはつまりどういうことかというと……本編を読めば分かる。
 てか、色の濃さの違い演出はモノクロ本編でも描かれてますね。

読者プレゼント

 制作は福田。「どすごい玩具がちゃんこ盛り」。ここだけ見るとショボいんですが、各グッズ紹介のところをちゃんこの具でダジャレしててかなり好きです。別にダジャレとしてうまい感じではないんですが、とにかく手数。うまい系だと「グッズぁんです!!」が好きです。

巻頭カラー『ぼくらの血盟』かかずかず

 新連載。読切版の記憶が割とハッキリ残ってる(と思うだけで実際は違うかもw)ので、その比較が多くなります。第一印象として、本作で作者が最も描きたいであろうショタの魅力。この方向性がかなり変わったと思います。連載版の方がポップで可愛い。作品全体にも言えるけど、読切版の方がもっとダークというか、闇が深いというか、兄弟のBLっぽい関係性にちょっと依存の雰囲気もあったと思うんですよ。読切版ではヒロインが出てきたものの、実はその子が裏切るという衝撃の展開があって、「読切なんてこんなもん」と斜に構えてる人ほど驚かされる仕掛けで面白かったんですが、それによって必然的に「女はクソ! お兄ちゃん大好き!」みたいなホモソーシャル感があったと思います。それがなくなりましたよね。棘の部分が個性であり面白かったんですが、まぁ「Aを好きと表現するためにBを落とす」というのは少し安易で暴力的でもあるので、この変更は理解できる。そつなくなったというか、バランス良くなった感はある。
 何にせよ、読切版よりマイルドに、ポップになったのは間違いないと思うので、「これは担当の入れ知恵」とか意地悪なことも想像してしまうんですが、とはいえ作者が目次で割といかついコメントしてるので案外そうではないのかもしれない。
 そんなショタ。弟。影がなくなってかなりライトな存在、ポップな魅力が前面に出るようになったと思うんですが、正直これはこれで大好物。個人的にグサァァッと来たのはラストの肩車の場面、弟が兄の背中に抱きつきながら脚をピンと伸ばしてるのがめちゃくちゃ可愛くないですか? 守りたい!! この笑顔!! ってなるの必至だったと思います。
 話戻りますけど、女性キャラ。読切だと女性からモテる描写があってそれを踏み台にしてたんですが、それが丸々カット。とはいえ、次回以降女性キャラが出るのは間違いないと思うので、その子がどういう扱いになるかはかなり興味があります。完全に悪役は女!! と振り切るのもアリだとは思いますが、まぁ当面のラスボスは男っぽかったので違うか。
 ヒロインの代わりに出てきたのが今回の被害者。というか、今回の実質的な主人公は彼ですね。兄弟の隠された真実というのが終盤に明かされる関係もあり、一般人である彼の目を通じて物語が進行する。これも良かったと思います。彼が次回以降出てくるかはちょっと怪しいラインなので、ひょっとしたら今回が序章で、次回が本当の第1話みたいな感じにはなるかもしれません。兄弟のどちらかの語りになるんだとしたら。もしくはまた新たに語り手となるキャラが出てくるかもしれませんね。それが女性かもしれない。
 そんな彼を救う話になるんですが、吸血鬼に家族(主に親)を壊された彼を救うことで主人公兄弟は自分たちの過去を思い出す、という形も良かったです。ここですごい感動的な良い話としての強度があるのが本作の雰囲気を大きく変えたと思います。共依存的な暗さがかなり緩和された。
 被害者視点で物語が進行するので、兄弟の秘密が終盤に明らかになる構成になる。読切版と同じなのでまぁ知ってたオチなんですが、それでも事前のフリが丁寧で、そこが本当に良かった。 “血のつながりがないことを” “なんでそんなに気にするの?” “同じ人間のくせに” この3つ目「同じ人間」ってのが味噌ですね。子供の屁理屈で勢い任せに出たセリフかと思いきや、自身のことをそのまんま吐露してる場面でもあった、と分かる。コップで血を飲むしか血の繋がりがない、という彼らの現状をそのまま反映してる。そこでキレた弟がその血をぶっかけるのも「血の繋がりを喰らえ」という意味で象徴的だったと思います。まぁ、冷静に考えると「正体がバレるからやめなさい」って話なんですがw
 『仄見える』でもあって、最近何か多いホラー展開。こっちも負けじと良かったと思います。幸せな食事を用意されて感動してると、実は太らせて食べるため、となる希望からの絶望の流れが良い。まぁ、食事のフリは割と古典的だとは思いますが。
 んで、バトル。いきなりビームが出てきて面食らったんですが、まぁ全体的に大技ぶっぱで互いに一撃必殺な感じなので、攻防が楽しいみたいな良さはそこまではなかったかな。まぁ、これは今回の展開がたまたまそうってだけかもしれないので、今後は分からない。まぁ、吸血がキスシーンになってるのは定番だし、ショタの変身も可愛かったので嫌いではないです。読切版だと「急によくあるバトル展開になったw」みたいな落差も感じたんですが、今回は全体的にポップなのでその違和感も軽減してた気がします。
 終わり。面白かったです。やっぱ弟可愛いなぁとグサグサきた次第。あとは今後女性キャラがどうなるのかが楽しみです。
 あと、作者が仲間先生と母校が一緒らしいのでそこも気になりますw どの学校が一緒だったのかしら。まぁ、どのって言われても仲間先生の学校遍歴知らないんですが。

Dr.STONE

 上下の戦い。「知らない」から勝つ、としたラストシーンは普通にかっこよかったです。まぁ正直言うと上空の戦いにおける「知らない」強みってのがイマイチ分からなかったのでラストシーンありきのコジツケな気もしたんですが。普通に千空と龍水が賢くて、より「知っていた」から勝ったようにも思うんですよね。別に新(石)世界ならではの強みではなかったと思う。マシンガンないから上に行って爆撃ってのは分かるけど、そもそも高度なマシンガンあったら後ろ取った時点で勝ってたと思うし、ジンキングも時間稼ぎにしか思えない(その後の逆転の勝算が語られない)。マシンガンがないから上行って爆撃してるに過ぎないので、それを「知らないから勝てた」と言うのは違うと思うんですよね。マシンガンあっても(知ってても)普通に勝てたと思う。
 んで、下の方のマシンガン。見せるだけで効果があるはずなんだけど、非石化組は知らないので恐れない、という理屈は面白い。まぁ彼らだったら知ってても恐れないと思うんですがw 知ってたらマシンガン見ただけでガクブル、とあったけど、上空でのジンキングがガクブルと呼応してるのはめちゃくちゃオシャレでした。うまい。

ONE PIECE

 カイドウ周辺の動物園バトル。マンモスとか顕著ですが、大技どん!! って見せ場はあるけど、細かい攻防とか振り付けが難しそうなので興味ある。まぁ、ルフィたちいないのでそこまで描かれないのが残念なんですが。イヌネコ変身バトルもおそらく人型でしょうし。まぁ、一番の大ネタである龍モードのカイドウが残ってるので、そこが楽しみです。
 ドレーク周り。大看板への挑戦権の話がナシになるので、「話がややこしくなるだけで無駄だったな」みたいな意地悪なことも感じたんですが、ラストのドレークとの合流は素直にアガった。あのためというなら、まぁ分かる。ここに来てルフィたちに動物キャラの増援が来る、それも恐竜ってのが熱い。巨大ロボと恐竜が揃ってしまう。麦わらの男子メンツがまたワクワクしてしまいそうだ。
 ルフィのギア4はまるで明王。正直言って、ギア4を初めて見たときは「ONE PIECE歌舞伎かよ……」とイマイチな印象も隠しきれなかったんですが、今回の明王は腑に落ちるというか、「たしかに見えるw」と面白かったです。まぁ、ワノ国が実際に出てくることを考えるとギア2の四股とかの和モチーフがちょっと気になってくるんですが。
 ドレークがルフィを頼る理由としてコビーの姿がフラッシュバックするのはめちゃくちゃ熱かったんですが、それに対するルフィのリアクションが “はァ!!?” はなのは笑った。いや、ルフィは何も知らないし、突然のことだから仕方ないんだけどw

センターカラー『高校生家族』

 2話やるかと思ったら短めのが1話だけ。意外。まぁ、これは巻末に直行パターンなのかな。楽しみです。
 クラスでの論争。妹がリコーダー持って参戦するのがかっこよすぎてちょっとホレたんですが、その後の “あたしたちの青春に一世代まざるんだよ!?” で笑った。一世代というワードチョイスが強いw
 ラスボスはやはり母親。ゼリーは気持ち悪いw 想像するだけで「うええっ」と拒絶反応が出てしまうインパクトある。
 そんなゼリーがなぜか受け入れられるんですが、ラストカット、あのクラスで唯一ゼリーに手を着けなかった人がいて……となるのもうまかったです。ゼリーを映すだけでこれが誰のゼリーなのか一目瞭然w

『呪術廻戦』

 派手な大技ぶちかますけど、最終的にはワンパンに行き着く真人が良い。本作らしいバトルのバランスだと思う。フィジカルの比重がめちゃくちゃ大きい。
 真人の煽りがちょっと意地悪すぎて見ててつらいレベルなんですが、それに対して虎杖が冷静さをキープするのがすごい。だからこそ強い、だからこそ次の一打では勝てた、となるのが良い。
 ナナミンの “後は頼みます” が呪いになってしまってるんですが、そこから “俺は” “呪術師だ” となり、ナナミン譲りの冷静さ得る、という展開が熱すぎる。

センターカラー『BURN THE WITCH』

 最終回。「シリーズ連載」という謎の言葉が使われていたんですが、要するに今度シーズン2として帰ってくるそうです。知らない言葉を使ってからのドヤ展開にはちょっとイラッとも来るんですが、それはさておき、『HUNTER×HUNTER』ってどうなるんでしょうね。やってることは完全にシリーズ連載でしょ。単行本1冊分描き溜めてから連載(掲載)して、また休みでしょ。シリーズ連載じゃん。気になる……。
 本編。ドラゴンが予想外に大物だったので敵と共闘。二転三転する展開に楽しさがないとは言わないが、特にお馴染みでもないボスキャラが出てきて敵対、からの共闘になってもあまり燃えない。というか、話がブレブレでなんか気持ちがついて行かないというか、いまいち盛り上がりにくい気がする。
 童話竜。7つの童話モチーフらしいんですが、「レッドドレス」は赤ずきんってことでいいのかしら。あと「バンドオブアニマルズ」はハーメルン
 童話の中でも大ネタ感のあるシンデレラが今回のドラゴンってのは分かるんですが、ぶっちゃけシンデレラ感がよく分からない。夜だけ本当の姿を現すからって言うけど、シンデレラはむしろ夜になると姿が戻るという方がメインじゃない? まき散らす爆弾粉末がどうシンデレラなのかもよく分からなかったです。ドレスのキラキラ感ってこと?
 正直本作に対しては、剣じゃなくて銃なのでバトルが『BLEACH』ほど盛り上がらない印象もあったんですが、今回銃以外の必殺技出てきてすごい良かった。スプレーでドラゴンの羽に魔法陣描くとかかっこよすぎてチビりました。からのグラフィティアートモチーフの大技も最高。冷静になって考えると「今見たいのはお前の活躍じゃない」みたいな気持ちにもなるんですが、とはいえあの絵にはやられた。かっこよすぎ。
 んで、斬魄刀出てきて狙撃して終わり。からの予告。何も終わらなかった……。これは読切のときの感想の繰り返しになりますが、もう『BLEACH』はいいからまったく別のやってよ……という気持ちが強い。なので『BTW』がまだまだ続くというのは嬉しいような悲しいような。まぁ、今回はそんな『BLEACH』感ないまま終わったし、そもそもこういう形じゃないと作者に漫画描く気ないのかもしれないので、それなら本作には満足だし感謝もしますけど。
 風呂敷広げて、特にまとまってないまま「続くよ!!」と勢い良く終わる感じはジャンプだと珍しいので新鮮ではある。「長そうだなぁ」と少し気乗りしない部分もあるんですが、まぁ海外ドラマとかの終わり方とかそういうのに近いのかもしれない。
 予告のあとに『BLEACH』20周年企画のスケジュールが載ってるんですが、来年の8月が20周年らしいので、そこらへんで『BTW』のシーズン2か3、もしくは4以降が掲載されて、そこで大々的に『BLEACH』世界との絡みを大放出、みたいな気がする。

『僕とロボコ』

 新連載は「ぼく」。本作は「僕」。ややこしいことになってきましたね。まぁ、『勉強』はもうすぐ終わるか。
 待望のガチゴリラ回。冒頭から “お前のモノはオレのモノ…” と元ネタでお馴染みの話……からのツイストで笑った。もうお馴染みの存在なので「どうせ……」と予想はできるんですが、予想してたよりもさらに良い奴w
 ガチゴリラ家。妹が普通に可愛くて驚くんですが、なぜベレー帽してるのだろう……と一瞬でも疑問に思ってしまったのが悲しい。元ネタやんけ。実写化したら前田敦子(古い)。
 てか、名前がガチルリなんですが、ガチロリってことなのだろうか……。
 母親。お世辞を言ったらおやつが出てくるんですが、ブルボンの鉄板シリーズなのでおいしそうw どうでもいい細かいところが生々しいので何か笑えました。エリーゼ食べたい。
 『お約束』実写化からの “フジテレビおバカなんですかね?” も最高。フジテレビ見直したわw
 映画館ということで、背景に架空の映画タイトルが羅列。しっかり確認できるのは、「のびえもん」「ルパン8世」「金魂」。一部欠けてるのを予想で埋めると「迷探偵(こなん)」「全沢直(樹)」「親戚の巨(人)」。アニメ多いな。映画関係ないタイトルもあるし。
 今まで謎だったガチゴリラが頑丈すぎる謎ですが、 “長男だから大丈夫ウホ!” と解明されました。本作にしてはベタなネタやってきましたねw

『仄見える少年』

 メインの2人が打ち解けてきた、というか本性がバレたのもあって漫才チックなやりとりになってますね。ギャグ顔も多いし。さらには第三者が加わることで2人の関係性が普通ではないことも強調されたと思う。ギャグの側面が強くなったことで、ギャグメインで見ると少し物足りない、みたいな部分もあるとは思うけど、個人的には本作が前より好きになったと思います。あまりに目立たない新キャラの扱いとか少しどうかと思うけど、彼がいることで2人が面白くなったのも確かなのが興味深い。
 「うん」のくだり。ホラー場面における漫画的な仕掛け、まさか毎回やるつもりなのかしら。たまにやる飛び道具かと思ったら律儀に入れてきたので意外。たしかに面白いので、これが続くようだと本作の魅力になると思う。今度はどういうの来るかな? みたいなワクワク感。ぶっちゃけ、今回の「うん」は今までのに比べるとインパクト弱いというか、トリックのお手軽さが目立った気もするんだけど、律儀にやってくる好感の方が大きい。
 倒した相手をコピーできるといういかにもバトル漫画的な設定。それだったら初回以前にも倒したヤツが無数にいるはずなのでそっちも気になってくる。とはいえ、突然知らないヤツが出てきて勝利、とかされると萎えるかもしれないので難しい。というかワガママ。それはさておき、敵を倒す際の “何度も呼ばないでくれよ” “初対面だろ” みたいな捨て台詞が個人的にかなり好きなのでこのシリーズも今後楽しみです。ちょっと中二臭いかもしれないけど、そこが良い。今回は「名前を呼ぶ」が物語のキーになってるのでそういう意味でもうまかったですね。

センターカラー『ぼくたちは勉強ができない

 お、終わらないのか……。カラーだし、絶対終わると思った。というか、付け焼き刃的、その場しのぎに思えるような展開を繰り返してるので相変わらず「どこに向かってるんだ」感ある。その状態で「終わらないのか」なのでちょっとアレ。
 温泉。筒井先生に動物を与えるのはダメ。
 秘湯混浴からの生徒乱入で唯我が隠れる。修学旅行で女湯に間違えて入るみたいな展開の再現なんだろうけど、大人で、秘湯だと唯我には何の非もないのでそもそもシチュエーションとして成立してない。隠れる必要がない。悲しくなってくる。
 さらに言うと、水中にいるはずの唯我が他の3人の会話を聞いてる描写も気になる。聞こえないでしょ普通。せっかく息継ぎする描写があるんだから、息継ぎのタイミングで最悪な話題が飛び出しちゃった、みたいな話でいいのに。
 まぁ、そもそも息継ぎをする場面が事前にあることで終盤のキスシーンでも「さっきみたいに息継ぎすればいいのに」となってしまう話ではある。急に潜る違和感がデカすぎて普通にバレると思う。ただ、キス時の2人のポーズが地上での「やだ積極的……///」みたいな感じになってるのは好きです。
 父親が来る。ごめん、『BTW』と同じで「続くのか……」みたいなガッカリは正直あった。

チェンソーマン』

 ご都合展開を揶揄する言葉である「主人公パワー」を劇中で悪役が利用してるってのは面白いんだけど、その後のチェンソーマンの真相、というか設定みたいなのはイマイチ。一番大事である「食べたら消える」のくだりがチェンソー関係ないので、納得感がない。まだ「ビームが食べたら」の方が飲み込めた気がするw
 あと、これは偶然によるマイナスだけど、概念レベルで出たり消えたりするって話が『アンデッド』とそっくりなので壮大でハッタリの利いた展開にそれほどワクワクしないってのもある。私が知らないだけで漫画業界っで流行ってる話なのだろうか。
 んで、歴代食べて消えてきたものリストの中に、リアルの歴史では存在しないものの名前が混じってる、食べて消えたから歴史から消えてる、みたいな部分は面白かったです。私が知らないだけで存在したらごめんなさいw まぁ、だとしてもナチスとか全然我々は覚えてるので矛盾する話ですけどね。全部がフィクション災厄とかだったら「ふーん知らねぇw」となっちゃうので難しいところではある。

ブラッククローバー

 ユノの出自。前にも書いたかもしれないけど、主人公でここまで盛り盛りの設定をやられるとさすがに引いちゃうと思うんですが、それを主人公の親友&ライバルにしたのは良いバランスだと思います。頼もしくもあり、ライバルとして見た場合はめちゃくちゃ厄介。
  “ちょっともう黙っててくれる…?” のくだりは「別に今溜めなくてもいいじゃない……」と思うので冷静になるとちょっとアレ。骨野郎と対峙するまでずっとあの状態をキープするなら納得できるけど、あんな風が常時吹いてたらいろいろ不便だと思う。
 んで、懐かしのエルフエンド。パワーアップの儀式として納得もあり、意外でもあるアイディアなので良かった。ヴァンジャンスの話のときにチラッとエルフたちのことが話題にあがったのも布石として見事でしたね。これ見よがしじゃないバランスで、彼らのことを思い出さされてた。

『あやかしトライアングル』

 メガネ画家。本性を現すとレンズが透けて瞳が見える。定番の演出ですな。
 ニノクル、すずにホレたらしい。あれっ。何か激しく誤解してたらしい。安易に恋に落ちない関係性が良い、みたいな感想書いた気がするんですが、撤回です。リスペクトはするけど、好きなのは祭里、って方が面白いと思うんだけど。先入観によってブレてるのかしら。

『アンデッドアンラック』

 本作が45号、『マッシュル』が46号の表紙になる。なんか謎の予告、キャンペーンが告知されててびっくり。珍しいパターンですね。表紙は1回しかやらないけど、ファンの間で1ヶ月間お祭りしてもらおう、みたいな魂胆なのかな。
 てか、同時期に始まって、同時期に表紙ゲットとなると、『マッシュル』も「次にくるマンガ大賞」1位で良かったんじゃないかしら。
 本編。クエスト発表。よりによって『チェンソー』が名前を消すって話をやってるときにw いや、本作のが先だから別にいいんだけど。
 ユーマレボリューションは言葉としてダセェよ……と正直思ったんだけど、まぁこれも別に何も悪い話ではないですね。四季の話から公転に繋げたのはむしろ自然であるとも言える。現実だと、公転があるから四季があるって理屈ですよね(厳密に言うと地軸の傾きも必須だけど)。
 てか、公転がなかったら「年」がないし、年齢もないし、学年もない。西暦もない。そこらへんの折り合いをつけるつもりはあるのだろうか。そこまで本作のこと信頼してないんだけど。たぶんいろんな他のUMAで無理矢理成立するようにしてるんだろうけど、だとするとそれは「公転も1年もある世界」を前提に、それを再現してるに過ぎないので、結果的に公転のない世界を否定してる気がする。本作ハッタリが強いだけで「○○がない世界」がどういうものか、描写が全然ないからイマイチなんだよなぁ。言うのは簡単ですよね……みたいな気分になる。
 グラサンの裏切り。裏切りが発覚するとグラサンが外れ、素顔オープン、髪型チェンジによって本性が明らかになる、という極めて王道メガネ演出が行われてるので個人的に面白い。というか、ちょっとベタすぎるかもしれないレベル。『BLEACH』の藍染と同じパターンですね。本作だとグラサンによって目が見えないのでよりその演出意図が強まってたと思います。盲目がどうこうみたいな話もあったっけ。
 あと、「核ぶち込もうぜ」を完全に悪役の言い分としたのは良かったと思います。議論をするのも馬鹿らしい、というバランスなのが良い。

J金未来杯開幕のおしらせ

 来週からやるってよ。前にもあったと思うけど、掲載経験のある人が普通に参加してるのはフェアじゃないとは思う。既にファンがついてる可能性あるじゃん。まぁ、そこまで厳密な公平性を求められる企画ではないだろうけど。
 まだ全然分かんないので予想だけど、5作品がどれもジャンルが別々のような気がするので、ごった煮感あって楽しそうではある。

電子版限定連載のおしらせ

 またやるんだそうです。私は紙版なので縁がない。ほとんど常設するくらいの勢いなんですかね。面白い試みだと思うし、活躍の場が生まれるのはいいことだと思います。
 作者の名前、覚えてなかったんですが、2017年に一度本誌にも掲載されてるらしい。自分のブログ内検索したらいました。手塚賞準入選だそうな。あと、誕生日が私と同じらしいので電子版の人は応援してあげてください。逆に連載が面白かったら私のこと応援してください。

センターカラー『灼熱のニライカナイ

 面白い!! 来たぞこれ。田村作品の真骨頂。ギャグとバトルが同列にものすごい勢いで行き交う。ギャグがバトルに作用し、バトルがギャグに作用する。これが好きだから田村ファンやめられねぇぜ!! という感じで最高。
  “世界最速の海洋生物だ” の見開きからのパトカーとか面白すぎるでしょ。バトルキャラが3人いて、バトルステージも移動しまくり。チャコというマクガフィン争奪戦でもあるので、目的がハッキリしていて分かりやすいし、話がブレない。同時にチャコが脳天気に笑ってるので常に底抜けに明るい。た、楽しすぎる……
 てか、チャコ、水中でも普通に会話してますね。あのストローみたいな奴なくても大丈夫パターンか。やっぱり。こないだしてたと思うんだけど、ノリかなw ごっこ遊び感というか。
 からのパパ上が地獄先生みたいな右手を出してエンド。イルカの胸ビレの中にはちゃんと5本の指の骨があるんやで。
 本編後におさらいが2ページあるんですが、コラムが2ページもあるのは破格。これは人気の証拠ですわ……と思ったけどたぶん諸事情でページ余ってるからなんでしょうね。何でやろうなぁ。

『マッシュル-MASHLE-』

 覚醒パワーで勝つのつまらなかったので、敵に加勢が来て絶体絶命ってのは良かった。事前に紹介のあったキャラが登場するのもフェア感ある。まぁ、意地悪なこと言うと、覚醒しなくてもあと数分我慢してれば済んだ話、とはなっちゃう。
 からの味方サイドにも加勢。無数の剣ぶっ刺して即死……かと思ったら剣は外してあるのかな。吐血してるので微妙に分かりにくいが。まぁ、さすがに殺すのはやりすぎってことなんだと思う。何人生き残られても困らないくらい実力差が圧倒的って感じなんじゃないかしら。だから腹いせに蹴りを入れて終わり。
 魔力じゃない圧力ってのはよく分からないし、何なら魔力がなくて気配を悟られないのがマッシュの強みだと思ってたので残念でもあるんだけど、ある程度の実力者だと魔力でははかれない強さを感じ取ることが出来る、みたいなことなのかもしれない。まぁそれなら分からんでもない。
 からのバトル。強キャラとのバトルはワクワクするかもしれないけど、ぶっちゃけ目的から外れすぎてるし、寮的には味方なのでちょっと盛り上がりにくいかもしれない。てか、マッシュが会ったことのある人の中で最強(校長を除けば)だと思うので、本来のボスキャラが可哀想になってくる。そこはもうどうでもいいんで、みたいな話の展開を見せるなら全然いいんですが。

『破壊神マグちゃん』

 いざ中学。大人しい友達はメガネ。
 マグちゃん連れて来ちゃった件を3ページ目の終わりに拾う。10話もあったのに一度も学校行かなくて偉い、と先週感想に書いたんですが、それ。マグちゃんのいる狂った日常が当たり前のものになってる、という認識が流々ちゃんと読者の間で共有されてるからの、 “間違えたッ!!!”
 話としては、メガネじゃない方の友人。性格がクソというよりは幼稚。中二というより小二。もちろん実際に遭遇したら絶対にイヤな存在だけど(親戚とかなら可愛いかもしれないが)、とにかく精神年齢が低いという
設定が徹底してるのが面白い。いかにも頭の悪そうな表情を見せるのもうまいと思う。何気にこのバランスのキャラ、描くの難しいのではないか。
  “序盤のザコモンスター!!!” が面白すぎたんですが、その後の流々ちゃんの “色違いで終盤の強敵になるから!!!” もフォローうますぎるので笑った。流々ちゃんの切り返し天才かよw
 今週は流々ちゃんが完全にツッコミに回るんですが、唯歌があまりに幼稚なのでちょっと母性的なスタンスにもなってるのが面白かったです。絡むキャラによって少しずつ違う顔を見せてるのが良い。
 唯歌、最終的には木登り。子供すぎるw 危ない目に遭った際の “やだ!!!” “そいつより先にてっぺんまで登るんだ!!!” と泣きながらキレる感じもめちゃくちゃリアルでした。面倒な子供あるある。
 んで、「先にてっぺんまで登る」「触ったら勝ち」という互いの目的が合致する案をマグちゃんが出して一件落着。今週もキレイにまとまったな。話として理屈を整えるのもそうだけど、アクション的な見せ場になってるのもうまい。
 んで、新キャラが「ぼくらの血盟」になってエンド。

『森林王者モリキング』

 映画撮影。たぶん本来のキャストは逮捕されたとかそういう不祥事で降板になったんだと思う。大麻かな。
 監督もしくはプロデューサーがツッコミ役に回る。勝子はさらに一歩引いた立場からたまにツッコミ入れるんですが、メインとしては監督とプロデューサーだと思う。新鮮な気持ちで驚けるオモシロってのもあるし、あの主演2人に振り回されて被害が生じてるのも彼らなので勝子より適任だと思う。てか、このゲストキャラが意外なほど目立つバランスは長谷川作品では結構あるパターンですね。監督が最終的にボケに回るんだけど、それが彼自身の悩みから解放された瞬間でもある、という少し感動的ですらある話になったのも面白かったです。まぁ、ちょっと勝子の影が薄すぎるというか、パンチが弱い気がしてきてそこが少し不安でもあるんですが。彼女はたまに呆れのモードになることがあって、それが彼女の魅力だと思うけど、呆れちゃうとツッコミ放棄で活躍がなくなっちゃうから難しいですね。

『夜桜さんちの大作戦』

 オリジナルスパイ投稿、大好評だったらしいです。予想外に投稿が多くて急遽採用スパイを増員したそうです。45号で出てくるそうなので、それまでに連続性のある話を終わらせないといけませんねw
 本編。嫁血ドーピングの反動。極度の筋肉痛。嫁の「なぎはらえ」は笑ったわ。『ナウシカ』ですね。可愛い。
 というか、嫁血ドーピング。ここも『ぼくらの血盟』だw 本作の可愛い方の血をゴクゴク。可愛い子の血を吸いたいか、可愛い子に吸われたいか、哲学ですね……。
 回復アイテムを作る。もう少し失敗したらマグちゃんになりそうなので笑った。料理下手ギャグは定番ですが、そこに元々レシピがおかしいという要素が加わる。
 死と隣り合わせなんですが、本作だと割と気軽に試食とか出来るのも楽しい。長男のつまみ食いとか最高でしたね。さすがに同情するけど、六美に非は一切ないバランス。
 頑張る嫁尊い……と思ったら旦那が最強だった、となるノロケオチも良かった。冷蔵庫のくだりも好き。一応料理関連のアイテムを使ってるのが良い。

『AGRAVITY BOYS』

 ダクマタイト採掘。わ、忘れてたー!! 何度やっても1話完結のギャグ回やられるとすぐに忘れてしまうw
  “自然をそれなりに破壊していくだろう” のくだりもすごい良かった。これまた忘れるけど、この人たちプロフェッショナルなんだったw てか、前回のカワウソの話も「自然とどう折り合いをつけるか」という意味では一貫したテーマと言えますね。ちょっと感心したわ。
 ベイスターズと遭遇。野球ユニフォームの宇宙人、意外と違和感ないので好き。もちろんその後「そのまんま野球じゃねぇか」というギャグになるんですが、顔と格好が明らかになった段階では「意外と似合うね」みたいな印象になってしまったよ。
 んで、まさかの野球回突入でエンド。最近は知らないけど、ちょっと昔のアニメだとなぜか野球回やるのが定番でしたよね。「なんでこの作品が野球……」みたいな落差込みである種の伝統になってた感。個人的には『サムライチャンプルー』の「なんでだよ」感が記憶に残ってます。ジャンプだと『ドラゴンボール』もありましたね。アニメの『ドラゴンボール超』でもあった。ヤムチャが公式でイジられてた。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 4ページに増えました。なんでやろうなぁ……
 9/17はイタリア料理の日。なのでコンビニにおけるイタリア料理の紹介。ローソンの生パスタがすげぇおいしそうだったので、さっきローソン行ったときに買おうと思ったんですよ。明日の朝食べようと思って。そしたらなくてさ。売り切れじゃなくて、そもそも置いてない。すげぇショック。早く別のローソン行ってリベンジしたい。マジ食べたい。分かんないけど、たぶん冷凍だよね。冷凍以外のコーナーも探したけどなかったんだよなぁ。あのローソン狭いからポンコツなんだろうなぁ。優先して置いてくれよ……。

 9/15はアガサクリスティの誕生日ということで、ジャンプ作品からミステリ作家に紐付けて紹介。
 私の数少ない読書歴でいうと、一番お馴染みなのはジェフリーディーヴァー。『ボーンコレクション』でお馴染みですね(コレクターです)。そこから逆算すると私は『ヒロアカ』好きということになるのかもしれない。今回の8選だと『呪術』か『ブラクロ』のが好きなんですが。
 ジャンプ作品とのコジツケとして一番面白かったのは『勉強』からのエラリークイーン。作品は『Xの悲劇』。『勉強』といえば [x] という連想が鮮やかです。これはマジで唸った。『容疑者Xの献身』もあるけど、東野圭吾は『dr.stone』(ガリレオだから)。
 関係ないけど『折れた竜骨』の紹介がめちゃくちゃ面白そうでした。小説とか数年レベルで読んでないけど、久々に手を出してみようかな

 9/15はダーウィンガラパゴス諸島に上陸した日。記念日ではない。とはいえ、週ちゃんにネタにしてもらって天国のダーウィンも喜んでいるだろう。
 ということでジャンプ作品に出てくる島特集。こういうの好き。『ONE PIECE』を除くと意外と島出てこないのは意外でした。そういう意味では『灼熱』は島漫画界のホープですねw あと『勉強』も今ちょうど島やってるのも興味深い。
 ジャンププラスからの特別選出された『地獄楽』『サマータイムレンダ』も島漫画としてかなり王道な感じあるので面白かったです。巨大な閉鎖空間という意味ではミステリとの相性も良さそうですね。詳しい人に聞いたらいくつか出てくると思う。

次号予告

 次号は土曜発売。そうか、シルバーウィークか。今年はほとんど有名無実だと思うけど。おそらく月曜以降の更新になると思います。『ドラクエ10』やったり『テネット』観たり忙しいんやで。みんなも『テネット』観ような。
 あと、さっきも書いたけど、金未来杯です。

目次

 ジャンプマイベスト3。Boichi先生の好きな食べ物ベスト3。3位を「地球上にある全ての超カロリー高い食べ物全部」にしてオチ感出してるんですが、あくまで3位だから「地球上の全て」より好きなものが2つある、という少しおかしな状況になってる。まぁ、三段オチにしたい気持ちは分かるし、過去にもそういう人結構いますけど。

初めまして、よろしくお願いします。自分の美学をぶれずに描こうと思います。
(『ぼくらの血盟』)

 初対面でナメられないように牽制してくる感じ、いいぞー。めんどくさい主張のある作家珍しいと思うので頑張ってほしい。

やばい。気がつけば8月終わってる‥。作中ではまだまだ夏続きますがー!!
(『灼熱のニライカナイ』)

 本作と『マグちゃん』『モリキング』は秋以降どうなるか想像がつかない。『マグちゃん』が一番早いかな。

毎年秋を待ってる理由は秋刀魚がいるからです。楽しい希望があれば1年待てます 
(『Dr.STONE』)

 けど、秋刀魚は4位以下(意地悪)。

吾峠さんから葡萄頂く。娘が妻と庭でプール遊びしてるの見る。良い夏でした…
(『ブラッククローバー』)

 箇条書きだけどビッグネーム出てきたので驚く。たしか田畠家のワンコにメロメロ、みたいなコメントしてた気がする(いろんな人がしてますが)。

僕のマリオはなぜこんなに雑なんだ。近くで技を振り回すだけ…丁寧になりたい
(『森林王者モリキング』)

 マリオ35周年で話題ですが、スマブラの話です。

愛読者アンケート

 新連載について。兄弟の印象についての選択肢に「可愛い」がちゃんとある。今後読みたい展開についての選択しに「BL」はない。
 好きなお笑い芸人。57も選択肢があるんですが、コンビなのにそれぞれ別勘定されてる芸人とかいて興味深い。ウッチャンナンチャンとか。南海キャンディーズも別になるかと思ったけど、ここは一括り。
 まぁ、この中で好きな芸人を選ぶとしたらアンタッチャブルになるかな。またラジオやってほしい。

総括

 終わり。月曜の段階で進みがイマイチだったんですが、まぁ何とか遅くなりすぎずに終わりました。よかったよかった。

 今週のベスト作品。新連載ですね……と言いたいところなんですが、今週は『灼熱』が神回だったのでダメです。田村先生の一番好きな部分が出た回だったので、いくらショタが可愛くてもダメです。
 ということで次点は新連載。とはいえ、今期の新連載の中では断トツで好き。あと表紙も好きです。

 今週のベストコマ。『灼熱』よりパトカーで追いつくサメ。上段がかっこいい見開きになってて、その次のコマで落とす、という流れがマジ芸術的でした。

 最後に今週のベストキャラ。こちら。

  • 緋月コウ 『ぼくらの血盟』
    • ショタ可愛いです。兄貴に対してナチュラルにベタベタしてる感じがすげぇ良かった。これが作者のぶれない美学……!!(違ったらごめん)