北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年49号の感想

週刊少年ジャンプ(49) 2020年 11/23 号 [雑誌]

 『鬼滅』観てきたぜ。

表紙

 『ブラクロ』。シンプルにアスタのアップなんですが、いろんなことがあったので様々な蓄積を感じる。最初からこのキャラデザだったら「ちょっとゴチャゴチャしすぎ」とか言われると思う。

ROCK THE JUMP

 4回目。今回はフレンズ。おおっ、初めて知ってる人が出てきた。積極的に曲を聞くグループではないけど(そもそもロックとかバンドを聞かないのでこのコーナー向いてない)、初めての知ってる人たち。動いてる映像も観たことある。ちょっと感動だわ。

読者プレゼント

 制作は福田。テーマはバレエ。バレリーナのイラストがメインなんですが、隅の方に実写(男)もいる。撮影する回の頻度あがってきてますね。これは朗報。
 最近の特徴だと思うんですが、各グッズにお題に沿ったダジャレが用意されてる。が、今週特に酷いと思うw そもそもメインの文章も今回かなり強引なんですよね。まぁ、強引でもいいから数はこなす、という姿勢は評価します。
 「すわんばらしい」はちょっと好きです。そもそも「すんばらしい」が砕けた表現なのに、そこともうまく掛かってないw

巻頭カラー『チェンソーマン』

 田畠先生随分と絵の雰囲気が変わったなぁ、と驚きました(大嘘)。珍しいですね。たぶん企画の告知とかカラーでやりたいから巻頭にしたんだと思うけど、それなら表紙もやれよってなりますね。表紙は安牌の『ブラクロ』になるあたりが謎い。てか、もう『チェンソー』も表紙それほど驚かないと思うんですが。100話とか周年で表紙ぶち上げる計画でもあるのかしら。
 本編。先生好きー!! とか前回思ってたんですが、今週のメインはコベニちゃんだったでござる。まぁ、マキマから離れたところでデンジに指示を与える大人がいるのには変わらない、というのが本話のテーマだったんでしょうね。そのためにデンジに近い立場のコベニちゃんが役に立つ。
 デンジが「不幸自慢なら負けへんで」とマウント取りに行ったらコベニちゃんに一蹴されるくだりは痛快でした。価値観が反転するようでハッとする場面でもあるんですが、コベニちゃんのネガティブ思考が頼もしく感じてしまうから面白いw
 んで、チェンソーマン大人気でエンド。バーガーショップでの殺戮がバレたらこの人気一瞬で消滅すると思うのでそこが気になる。ちょうど今週の『ヒロアカ』がエンデヴァーのスキャンダルの話だったけど、あれにはさすがに敵わないまでもヒーローのスキャンダルという意味では同じと見て問題ないと思う。

僕のヒーローアカデミア

 そんな『ヒロアカ』。マキアが到着して大ピンチかと思ったら、メインはその背中に乗ってた人なので笑った。そっちかい。いや、これは今週の感想のメインとも関わる話で、エンデヴァーのスキャンダル発覚はたしかに衝撃で、前から「エンデヴァーを可愛いおじさん扱いにしていいの?」とか思ってた身からしても「やめたげてよお!!」となったんですが、正直それよりも弔、AFO、マキアとの戦いの方が気になるかなぁ、なんて。今じゃなくて良くない? とか思った。エンデヴァーへの同情的な意味ではなく、戦闘の大局的な意味で。AFOとか普通に「何やっとんじゃボケ」とか思ってそうで怖い。
 あと、これは個人的な好みだけど、テレビとネットに映像を流すって方法がやや陳腐にも感じた。まぁ、今のバトルは激しすぎてマスコミが近づけないレベルだからああいう形にならざるを得なかったのかな。
 エンデヴァーと同じ、過去に笑えないレベルの罪を抱えながらいつの間にか愛されキャラになってる人と言えばかっちゃんなんですが(さすがにエンデヴァーと同列にするのはアレですがw)、彼もその罪と改めて向き合って今あんなことになっちゃってるじゃないですか。たぶんそことタイミングを合わせたかったんでしょうね。

Dr.STONE

 先週は気にならなかったけど、地理学者が現れるまでは千空がオールジャンルの知識を持ってるという前提で読んでいた気がする。科学以外の知識もあったでしょ、過去の活躍的に。地理学者が活躍するときだけ千空が知らないフリしてるような感覚も少しある。まぁ、本話における彼女の活躍は地理学関係ないのでその点は問題ないんだけど。
 レーダーで位置しか分からないスタンリー側の視点で「なぜなんだ!」と煽ってからの見開きで「HELL」どん!! は面白かったです。ゼノが解説に回り、千空が人材の紹介をする、という流れも好きです。ゼノやっぱこっち側に来て良かったな。悪役でドヤってるときより全然好き。

『マッシュル-MASHLE-』

 先週、ドットくんが説明口調すぎて酷いみたいな話したんですが、今回の「魔返しの鏡」のくだりにおける説明口調は面白かったです。あんなん全読者「それは大丈夫です」と一瞬でなるじゃないですか。それを懇切丁寧に説明し、全力で怯えてくれることで笑いが生じてたと思う。こういうのは好き。別に前回のが帳消しになるタイプではないけど。
 ということで、鏡が粉砕したと同時にマッシュの嘘がバレる。ここでネタバラシ。ドットくんの説明口調のくだりもシリアスとギャグの案配が面白かったんだけど、それと同じでネタバラシの際の “ファンタジーだろ それはもう…” も最高でした。前にもこういう同じセリフをギャグとシリアスそれぞれの住人が言うギャグあったけど、めちゃくちゃ面白いと思う。同じリアクションしてるのに温度差で笑ってしまう。
 最後から2ページ目。マッシュの “ありがとう みんな…”吹き出しの向きが間違ってるよね。立ち位置と喋る順番が違うからこんなことに。

ブラッククローバー

 悪魔と同化したらアスタはアンチ魔法を100%引き出せるらしい。アンチ魔法に10%も100%もないだろとか思うんですが、どういうことなんだろう。範囲内の魔法をアンチできるようになる、とか? 領域展開感あるな。
 ちっちゃくなったリーベが可愛い。ナハトの周りにいる奴も可愛かったけど、こういうことだったのか。元々可愛い悪魔、もしくは可愛く変身したのかと思ってたけど、契約したら可愛くなる。システム上の話であった。見た目が怖い悪魔でも従魔契約したら可愛くなると思うと、ちょっとグッとくるものがある……。
 ナハトの戦闘。悪魔の魔法が複数あって強そうと思ってたけど、逆で、悪魔の特性に影魔法を付与する。そんで今回は「群れ」。ちょっと黒ベタが過ぎるかな。見にくい……とか反射的に思った。影だから黒ベタにするしかないってのも分かるんだけど、ジャンプの限界。

センターカラー『ぼくたちは勉強ができない

 カラー扉。またハロウィンかよ。先週の『アンデッド』『マグちゃん』ですら遅れてたのにw まぁ、今は本編的にカラーじゃないと扉で遊びにくい、みたいな感じもあったのかな。先生編始まったばかりだし。
 あと、定期的に感じることだけど、本作のタイトルを「We Never Learn」と訳すのはふざけてると思うの。学べよw
 本編。修学旅行。あれ、唯我たちって修学旅行どこ行ったっけ。別の場所だよね。こういうのって生徒が旅行先で問題行動起こさない限りとは毎年同じとこ行くイメージなんですが(母校での経験w)、数年の間に何か改革でもあったのだろうか。もしくは予算削減。
 先生になって見回る側になっても布団の中に隠れてドキドキ。生徒側の定番イベントを大人になっても繰り返すというのは面白いんですが、大人同士で寝ながら頭ツンツンして恋バナの誘いは正直キモい。修学旅行の雰囲気に大人が童心に戻ってはしゃぐってのは分かるんですが、頭ツンツンは先生が隠れてる状況ありきの行動だと思う。そもそもギャグだからいいだろって雑さで2人以外がみんな舞台装置みたいな扱いになってますね。本作は元からそういう傾向あるけど、終わりも近づいてきた残務処理みたいなエピソードなのでいよいよ他キャラへの愛情が皆無というか、いくらでも雑に扱える、という思い切りの良さを感じる。ほめてないよ。

『夜桜さんちの大作戦』

 本格バトル漫画にシフトした感があって、回想ぶっ込むのもその一環なんでしょうね。ただ、こういう回想そんな好きじゃないので困る……と思ってた短めに終わったので良かった。いや、この手の回想展開もありきたりになってきたので最近の作品はみんな短めに終わらせる、みたいな流れもあるのかな。時代の移り変わりというか。数話にわたって太陽過去編どん!! みたいなの、本作以外でも少ない気がする。こないだの『呪術』釘崎も1話弱のボリュームだったし。『ブラクロ』リーベは主人公のルーツに触れるような最重要エピソードだった割にはこじんまりとしてたし。まぁ、『ブラクロ』は元からああいうの短いか。
 ソメイニンは感情に合わせてパワーが増減するのであの回想によって太陽にブーストがかかる、とちゃんと意味があったのも良かったです。まぁ、バトルに割って入るほどの話だったか? とは少し思うんですが、それは今後何かあるかもしれないし。
 主人公が逆境で限界以上のパワーを発揮する、という定番の展開にソメイニンの設定を交えて説明したのは良かった。良かったし、暴走状態の対処法も非常にロジカル、というか原始的で単純明快。すごい面白かったです。「血が濃すぎる」に対して「じゃあ血を減らします」というバカみたいな発想による解決。

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週刊少年ジャンプ」2020年49号151ページ

 今日のパパメガネ。その場に存在しない人の顔がレンズに映る。定番の演出ではあるんですが、ついこないだ似たような演出したばっかじゃねぇか、とちょっと笑ってしまいました。いや、個人的に嬉しいんですけどね。多くを語らないキャラとこの「物言うメガネ」が相性いいのでしょう。

『呪術廻戦』

 最近『鬼滅』の映画が人気なのでいろんなところで『鬼滅』評を見聞きするんですが、よく言われるのが戦闘中に喋りすぎ。これは私も思ったことなんですが、「原作が漫画だから仕方ないよね」みたいな言説にはちょっと違和感があります。あそこまで喋り続けるのは『鬼滅』もしくは炭治郎の特徴であって、少年漫画全般、ジャンプ漫画全般、バトル漫画全般の話にしないでくれ。そんなことを『呪術』の漫画やアニメを観て感じた次第。本作も説明的な語りはあるけど、あの心の声垂れ流し的な喋りは『鬼滅』の個性でしょ。『鬼滅』しかサンプルがないなら『鬼滅』の話だけにしとけよ。と最近よく思う。
 まぁ、今やってる位置交換バトルは言語的な説明が不可能かもしれませんね。絵で示すのが一番分かりやすいというか。いや、結構神経使わないと分かりにくいことをやってはいるんですが、よく見ると分かりやすい。
 2対1からの真人分裂。強い分裂と弱い本体だったら限界状態の虎杖が弱い方を担当すりゃいいだけの話なのでむしろ好都合なんですが、そこにさらに改造人間がプラスされるのでややこしい。まぁ、それも東堂が担当する他ないんですが、これが意外と強い。と思ったけどやっぱ東堂に比べると弱い。とはいえ、時間稼ぎはできる。このバランス。単純な実力では常に東堂が一つ抜けてる、という戦況を真人があの手この手でかき乱してるのが面白い。
 てか、頭だけの状態から体を生やした真人、下半身が黒いんだけど、あれはどういう理屈なんだろうか。さすがにマッパがまずいのは分かるけど、謎の黒ズボンは気になるw
 んで、再びピンチの真人が一計。0.2秒の領域展開。もう何ヶ月前のネタだよって話なんですが、最後のアオリが「最強」の人と強調してくれてるのが良い匙加減。「五条がやってた奴だ!」と直接言っちゃったらさすがに台無しだったと思うw

『ポポ』百瀬直

 金未来杯。5本目。最後です。担当の推薦コメントで「本誌読切デビュー」って書いてあるんですが、ジャンプ本誌で読んだことあるぞこの人。誘拐の奴。てか、別の場所ではその作品の紹介もされてるし「デビュー」とは一体。手塚賞で何か取ってそのお祝い掲載とかだったと思うんだけど、ジャンプ用に描き下ろさないとデビューとは呼べない、みたいな業界ルール?
 本編。侵略どうこうの語りで始まるんですが、あーはい心が侵略されてたみたいな語りが最後に来る奴だ、と『キミを侵略せよ』のことを思い出した(そして正解だったw)。あれは良い作品でしたね。電子版限定の新作は面白かったですか?
 角のある子が女の子ってのは分かるんだけど、もう片方、顔しか映ってない予告ビジュアルだと男だと思ってました。やはり股間をパンパンするしか……。
 ということで、女同士の奇妙な共同生活。百合のかほり。とても良い。タバコというアイテムを出したのも2人の間に存在する壁として効果的でしたね。まぁ、ベランダに出て物思いに耽りながらタバコを一服、という状況が既にエモいんだよな。現実におけるタバコの事情は分かるけど、物語の中の便利アイテムとしての強度がえぐい。
 そんな際に差し込まれる2人の出会い。ポポの幼体が可愛すぎる。ダメだ、一目惚れ……。扉イラストも魅力的だったし、本編でも可愛いんですが、幼体が可愛すぎる。あの状態のポポをどう育てるか、の部分が見たくなってしまう。まぁ、あそこは「言葉では説明できないけどあんなの助けるしかねぇだろ」という場面なので、とにかく可愛すぎるビジュアル一発で理屈を黙らせる意味において大成功だったと思います。あまりに魅力的すぎて「ここしか出て来ねぇのかよ」とか文句を言いたくなってしまうw
 そんな出会いの場面もそうなんだけど、ゆるふわSF百合なのかと思ったら、ギョッとするほどハードな話になってくるのでビビった。学校での宇宙人差別のくだりとか今の世界、というか今の日本においてめちゃくちゃ説得力のある場面じゃないですか。可愛い女の子出してそんな深刻なテーマに着手しなくても……とか思ってしまったんですが、間違いなく面白い。
 からのカヲルが元上司と対峙。カヲルなら男でも良かったのに、とか思ってたんですが、あの場面で男女の壁を強烈に感じさせられました。このために女性だったのですね。そもそもヒゲのオッサンが女子高生を狙う話なんだからヤバさしかないですねw
 そう考えると、ポポの平穏な日常描写として、八百屋のバーサンとの会話があったのも意味深い。 “私も若い頃はそれはもう…” “今もカワイイっすよ~!” と2人がガールズトークをしてるのが微笑ましいんですが、そんな空気をぶちこわす排他主義のデモ。女子同士のゆるふわからのハードすぎる現実、というギャップがとにかく本作面白いです。もう好き。
 オッサンに拉致られながら思い出す最も暗い過去。その中でカヲルが救いの手を差し伸べてくれたと思ったら、次のページでは現実でも手を掴んでる。この場面マジ最高でしたね。しかも、この現実に戻ってきた場面、よく見るとカヲルが日本刀ぶら下げてるのも確認できるわけで、日常会話をしてるようで覚悟を決めて追っかけてきたというのがはっきりと分かる。とても漫画的でうまい。
 からのバトル。えっ、バトルすんの?? ちょっと面食らったんですが、正直バトル漫画として見るのはあまりに簡素。吸血からの百合パワー発揮……はさすがに『ぼくらの血盟』との類似が目立ちますね。これは避けようがない事故で泣ける。まさか同性同士の吸血を男女それぞれやるとはw
 カヲルが口から出血してる描写あったんでキスするのかとドキドキしたんですが、さすがに肩でしたw 吸血だったらもうちょっと首筋に近い方が定番なんですが、あれは吸血をカヲルの背中越しに見せることで授乳の代替行為、と示したかったのでしょう。もちろん細かい位置は違うんだけど背中からの絵はちょっと授乳っぽく見えたと思う。あそこで2人は正式に親子(母娘)になる、という意味でもバッチリ。血を交えることで親子(兄弟)になるってのは『血盟』でも同じ話なんですが、授乳というアプローチは女性キャラならではのアイディアで素晴らしいと思います。 “母親にでもなったつもりか…” と言っていたオッサンを授乳パワーでフルボッコ。痛快ですね。ザマァw(厳密にはオッサンは悪くない)
 んで、ポポが本気出して瞬殺。バトルの感想の繰り返しになるけど、さすがにちょっと簡素すぎる。ジャンプだとこういうことやらないといけないんでしょう、みたいなことも考えてしまったかな。バトル決着からの物語の結論も駆け足だったと思うし。ぶっちゃけ宇宙人差別の話とほとんど関係のない危機だったよね。あのオッサン。ただの悪い宇宙人なので。
 終わり。ちょっと終盤は寄り道にも感じたけど、めちゃくちゃ良かった。というかメインの2人がキャラクターとしてすっかり好きになってしまったので、作品についても大好きと言わざるを得ない。ポポ幼体の時点で勝ちですよ。金未来杯の5本の中でも一番好きだなぁ。キャラ愛を抜きにしても一番面白かったと思う。ゆるふわ百合ライフからのハードすぎる現実、というギャップがたまらなく良かったです。女性主人公という部分にちゃんと意味があったのも面白いですし(まぁ意味なく女性主人公でもいいじゃんって話ですが)。
 一番面白かったんですが、本誌掲載のあるお馴染みの人が、たしか手塚賞でなんか取ってた人が結局一番面白い、という正直つまらない結論ではありました。意外性がない……!

『アンデッドアンラック』

 オータム登場。過去のUMAがどんなだったか覚えてないんですが、オータムが全然秋っぽさがないので驚いてしまった。いや、秋っぽい化け物って何だよって話なんですが。にしても人を物語にして喰うってのが秋と結びつかない。読書の秋ってこと? 国際規模の話なのに? あと漫画の話から人の人生を本にして喰うってのがそのまんま繋がりすぎてるのも気になる。なんか意味あるならいいけど。
 オータムが雑魚だったらアンディの人生を喰おうと思ったら長すぎて胃袋がパンクして終了なんだろうけど、違うんでしょうね。それはそれで面白そうだけど。
 アンディの足が本になる場面は気持ち悪くてマジで鳥肌立ちました。どうもねぇ、ああいうの苦手なんだよなぁ。人体がモノになるような感じ。まったく予期してないグロだったのでビビった。勘弁してほしいw(予測しようがないんですが)
 最後。 “あ! 左手なかった!!” のくだり、何が言いたいのか分からなかったんですが、左腕でエイエイオー的なポーズを取ろうとしたら腕がなかったのかしら。難しい。
 てか、また修行になるんですね。描写はなかったけど、一応風子って修行を終えたばっかだと思うんですが。意外。まぁ、バトルを交えた修行だったら描いてやってもかまわんよ、的なスタンスなのかな。今の『ブラクロ』もそんな感じだし。

『あやかしトライアングル』

 シロガネの光堕ちが著しいというか、もはや「なんで封印しなきゃいけないんだっけ?」というまでの存在になってしまった気がする。すず大好きなら分かるんだけど、人間大好きみたいな雰囲気も出してきたじゃないですか。あのダムに沈んだ神社ってのは良かったですね。絵だけで悲哀が伝わってくる。とはいえ、マジで今の話が終わったらシロガネのことどうするつもりなんだろう。もう仲良く同居でいいじゃん。
 猫だからなのか、敵が強すぎるからなのか、せっかくシロガネ復活したのは感動的だったんだけど、ぶっちゃけバトル的な盛り上がりはそれほどなかった印象。普通に負けちゃった。いや、すず大好きなところを狙われたってのは分かるんだけど、「まともにやったらヤバい」という描写が一切ないまま負けてしまったので。これは敵の強さ(設定)がアクションと結びつきにくいせいでもあるのかな。適当に口出したら攻撃も防御もできちゃうので。
 あと、今週も「パンツは我慢すればいいのに」と思った。てか、この状況でパンツを喜ぶってのが想像できないわ。なぜそこに向けてのサービス(のつもりで描いてるのでしょう)をするのかが分からん。

『僕とロボコ』

 ママの包丁が煉獄仕様なのは笑った。ナンセンスすぎる。どこから持ってきたんだよ……。
 んで、ママさんバレー。今週は『高校生家族』と危なかったですね。あっちがバレー部の話じゃなくてよかったw
 変な笑い方。少年漫画だとありがち、てか『ONE PIECE』ですね。さすがに『ONE PIECE』本家でもやらないくらい無茶苦茶な笑い方にしないといけない、という部分は気を使ったと思う。『ONE PIECE』が結構なレベルの笑いをやっちゃってるからなぁ。『恋するワンピース』でもネタにされてたけど。
 ルール説明で天空闘技場。ボンドのツッコミがブルマについてなので「そこじゃない」感すごい。そもそもブルマは言われないと気づかないくらいの絵ですよね。高度なねじれ構造。
 バレーだったら当然『ハイキュー』でしょ? と思ってたら、ドンジャンプ!! そう来たか。ちゃんと「ド」でコマ割りやっててかなり丁寧なパロディだったと思います。『ハイキュー』パロで真っ先にやるのがあのコマ割り、というのがセンスあるわw
 からのバレーのルール。 “これジャンプみたいにルビふってないからほとんど読めません…” が巧妙な伏線だとは思わなかったんだぜ。ちょっとうますぎて唸った。『ハイキュー』の「バレーとは」ナレーションを引っ張ってくるとはなぁ。あれでルールを覚えるとか完全に予想外だったわ。バレーだから『ハイキュー』というそのまんますぎるチョイスなんだけど、その中でどう料理するかの部分が見事すぎる。

『灼熱のニライカナイ

 本店とか公安が出てきちゃった。まぁ、怪しいカルト教団だと公安が出てくるのも納得か。嫌味な方にトントンという特徴を印象づけておいて、サメがそれを阻止する、という流れはうまかったですね。アイツの相方が意外と話の分かる奴ってのは意外でした。まぁ、あそこをギャグっぽく処理して終われるってのは、そこまで真剣にやるつもりはないってことですね。警察組織内の争いとかさすがに題材が渋すぎるw(面白そうだけど)
 んで、その良心的な方がまさかのパパ上と知り合い。まさかそんな広がり方をするとは意外でした。からのパパ上の相棒ですよ。チャコを連れて逃げてきたという一番最初の部分にも触れそうな話ですね。まぁ、公安だとしたら教団への潜入とかしててもおかしくないか。
 あと、面白いからまぁいいんだけど、ここ数話深刻なチャコ不足。出てきたら和んじゃうからダメなんだろうけど。チャコ抜きで話進めるのは禁じ手じゃないのか。まぁ、ベル坊とは設定が違うからいいのか。むしろベル坊抜きで話作りたいと悩んだこともあったのでしょう、と今更ながら同情してしまう。よく考えたら相当な枷ですよねw

『高校生家族』

 来週は『ロボコ』とバレー対決すればいいと思う。あと、『ロボコ』でも同じこと感じたけど、『ハイキュー』の影響が大きいのか、スパイクとかサーブでかっこよくジャンプしてる絵があるだけでちょっと笑えてしまう、という現象はあると思う。ジャンプしてる絵がエモすぎてギャグ漫画に出てくるとギャップで笑える、みたいな理屈。
 んで、本作はテニス部。オッサンが生徒として高校にいる、という設定から「体験入部したらコーチと間違えられる」となるのが良いよなぁ。高校にオッサン、まだまだオモシロが隠れていた。
 誤解とか、すれ違いっぷりは間違いなく面白いんだけど、元の先生が何の捻りもなくクズという事実が変わらないのがちょっとした苦味になってますね。みんな幸せになりました、では全然ないw
 運動能力お化けでコントロールがないので練習として成立してしまうくだりとかホント面白かったです。そこからの “あっ 弱すぎた…” とか本物のスパルタコーチでも絶対やる奴w

『高校生家族』

 一挙2話です。一向に巻末に行かない。前話の直後から始まるので区切りとしても弱めだし。まぁ、今は週ちゃんもあるから巻末掲載はいいや、てことなのかしら。
 長男が参加。ただ、長男視点ではなく、テニス部による勘違い&ツッコミ目線。長男が父の熱血バイブスに感化されてちょっとボケ的な立ち位置になるんですよね。自分の子供にこそ一番厳しく接するコーチ(違)の姿を見てテニス部のみんなもスイッチが入る、という熱血の伝播。テニス部がツッコミですらなくなって、感動的な終わりを迎え、唯一正気を保ってる(前提が間違ってるけど)父が当たり前の結論を出してオチ。テニス部からしたら梯子を外されるような展開なんですが、父は何も悪いことをしてない。見事なすれ違いで笑ってしまいました。先生はいなくなっちゃったけど、今日の出来事でやる気を取り戻し、テニス部に活気が戻ることを祈ってますw

『仄見える少年』

 2ページ目、最初のめくりでいきなりホラーどん!! シンプルな直球ながらめちゃくちゃ怖かったんですが、後の展開を考えるとこれは良くなかったと思う。怖いと思ったら助けるべき対象の人で、普通に微笑ましい会話も交わす……が実は!! という部分が本話のメインじゃないですか。それなのに最初に怖い演出をしちゃダメだと思うんですよ。裏の裏は表で結局のところ「何だったの……」となってしまうというか。1つでも多くのホラーを、というサービス精神だったのかもしれないけど、余計だったと思うなぁ。
 んで伊織が名探偵的な活躍をするのが本話の見せ場で、そこはシンプルに良かった。良かっただけに最初のがノイズだとは思う。読み返すとさ、問題の “他の二人が心配だわ” のセリフの直後に、伊織が無言で “………” と考え事をするコマが意味深に差し込まれるんですよね。はいここで気づきましたよ、と読み返すと明確。その後、 “雰囲気が……” と伊織イジリみたいなギャグ会話になるんですが、あそこで伊織が覇気のない態度だったのは彼女のことを疑ってるから、と別の意味が生じる。疑う前は普通に真面目な顔してましたからね。例の「二人」発言によって伊織的には「何言ってんだコイツ……」という心境だったのでしょう。
 一方、哀別の修行。 “「ノドが渇いた」と感じた時には” “すでに軽度の脱水症状になってしまっている” 。例えとして分かりやすいし、生活に役立つ対処法まで教えてくれる。その上、哀別の超能力の修行として「何となく分かる」バランスになってて秀逸だったと思います。気づく前から意識しておく、みたいな感覚的な話がとても実感の伴ったものになってたと思う。
 そして、その「意識しておく」「気づいたときには既に症状が出てる」の話は伊織サイドにも当てはまる話だったのが見事ですね。別々の話をやってるようで直接の因果はないけど漫画として読む分には関係してる。「気づいたらもういる」というのが本話最大の見せ場ですので。まぁ、てか、本作のホラー演出は大体この「気づいたら」のパターンだとは思うんですが、それだけ本質的な話ということなのでしょう。んで、それを防ぐ方法というのが哀別が習った「常に意識しておく」。伊織はこれを実践できたから彼女の正体に気づけたというオチでしたね。
 ちなみに、伊織の活躍を名探偵とたとえましたが、謎を解いたあと犯人を死なせてしまったので殺人者と変わらないですね。コナンくんにバーローされます。

『破壊神マグちゃん』

 料理にハマったナプタくんが可愛すぎる。後述するけど、本作の人外キャラ、目がないのに感情表現に溢れてて、そこに萌えが発生するんだと思う。
 ということで予告通りヤドカリ回。ヤドカリがあんな大コマになったことがあっただろうか。いやない。マジ可愛い。破壊神のみんなが可愛いのはもちろんのことだけど、動物キャラがとにかく可愛いんですよね、本作。ヤドカリをあれだけ可愛く描けるのは相当な強みだと思う。かろうじて小さくハイライト入るコマもあるけど、ほとんどは黒の丸ですからね。動物キャラの瞳。どの動物もそう。ヤドカリ、サメ、ハト、そして犬。みんな人格のあるキャラクターとして描かれてるのに目による感情表現が皆無。なのに可愛い。というか、だから可愛い。瞳以外の部分から感情を読み取れるから可愛い。ついでに言うと、ナプタくんにはそもそも瞳がないし(口の中にある)、ウネさんは目隠れ。
 んで、まずはサメ。懐かしキャラが可愛い子といて出てきたので熱い。崖とのサイズ感どうなってんねんとか思ったけど、 “まかしとき” の考え中からのひらめきの顔が可愛いんだよなぁ。
 からのハト。こっちは逆に顔に表情がまるでない。ないのにセリフとしてはヤドカリ以上に饒舌で知性がある。このギャップですね。漢字の有無というのも漫画的な表現で面白いと思います。てか、ナプタくんの能力がイマイチなんじゃあ……とか気になってくるw
 ハトとヤドカリの知性ギャップとして面白かった場面としては、 “一思いに殺せ…!!!” “ころさん ころさん” とか最高だったと思います。
 そして、犬。チヌ!! ほんとに再登場きた。マジ嬉しい。ちょっと泣きそう……。登場の場面、ヤドカリたちがマグちゃんにぶつかるコマ、マグちゃんの後ろに茶色のおしりとシッポが見切れてるんですよね。話としては「マグちゃん登場」の意味なんですが、読者(私)的には「あの後ろにいるのは……!!」とアガる。
 まぁ、正直言うと、チヌの活躍が少ないというか、チヌのアクションが少なかったので「チヌを大満喫!!」と言える内容ではなかったんですが、この「当たり前に出てくる」という事実が重要だったと思います。ハトよりも出てきて当たり前な扱いでしたよね。ハトのときには紹介に1コマ費やしてましたので。本当なら破滅の舞とか見たかったんだけど、落ちたハトをペロペロする場面が可愛すぎたので贅沢は言いません。ペロペロされてぇ……。
 あと、動物回だったわけですが、その中でもチヌの唯一性として「喋らない」があったのも秀逸だと思います。一応マグちゃんとは意志疎通ができるのでセリフを出しても不思議ではなかったんですが、あくまでも普通の一般人が飼ってる犬、というバランスを保ったのが偉い。何言ってるかは分からないけど何となく感情は読み取れる、という部分に動物が可愛い本質があると思います。要するに、動物にセリフをつけるような動物番組はクソ、と言いたい(突然の私怨)。
 んで、対ハト。ヤドカリマグチヌの連携技なんですが、ヤドカリが体張りすぎなので笑った。外れたらどうするつもりだったんだw
 話が終盤に近づき、ようやく人間キャラが(再)登場。イズマくん、そして流々ちゃん。ちゃんと流々ちゃんが “マグちゃんが魚食ったのが悪いんじゃねーか” と全うなお叱りを入れたのが良かった。まともなツッコミというか、流々ちゃんの保護者としての頼もしさ。
 ギャグ漫画のオチとしては弱すぎるほど優しい結論が出るんですが、その決め手が流々ちゃんだったのも良いですよね。ちゃんと知性のあるまともな人物が恩返しには何がいいかを考えた末の結論。偶然の結果としてナプタくんが喜ぶのではなく、ヤドカリの良心、優しさが流々ちゃんの知性を経由することによってカセットコンロへと形を変える。そして、ナプタくんの料理に燃える感情の爆発としてカセットコンロ着火、というアクションもそのまんまな絵面で笑えました。同時にナプタくんの口の中の瞳が涙を浮かべてるのが感動的。
 そして、ギャグ漫画として真の大オチを担当するのは流々ちゃん。すっかり忘れてたけど、釣りキチとしての血が騒いでる。隣でマグちゃんが触手伸ばして釣りしてるのも可愛い。

『ぼくらの血盟』

 昔話。まぁよくある感じではあるんですが、少年同士の友情であり、だからこそ秘密を打ち明けられた際に喜んで次々と秘密を明かしてしまう感じがリアルで良かった。人間側の少年が結果だけ見ればクズなんですが、 “ケンカもできない” というセリフがものすごく説得力あって好き。現実にもたまに暴力とか暴言までのハードルが異常に低い人とかいるじゃないですか。その矛先が自分に向くことはなく、第三者に向けられてるのを傍観してるだけだったけど、何かヘマをしたらそれが自分に向くのかと思ったら、付き合い方考えちゃうというか、冗談も言いづらくなると思います。もちろん、今回の話の場合は「勇気を持って打ち明けてくれたんやぞ」みたいな気持ちにもなりますが、ポテンシャルがあるだけで相手のことが怖くなるって心理自体はまぁ分かる。
 どうせこの昔話の少年がラスボスもしくは大ボスとして現れるんでしょう? と思ってたので “アルフレートもまだどこかで生きているかもしれない” とそのまんま明言されたのは意外でした。ほんとに今後ボスキャラとして出すならここで言わなくていいのに。
 そんな少年同士の悲劇を聞いてからのコウくんの “仲直りしたらいーじゃん” が眩しい。子供ならではの単純思考なんですが、決して間違ってない。私さっき人間の少年をクズって言っちゃいましたけど、たとえクズな過ちを犯したとしてもそれで切り捨てるのではなく、 “仲直りしたらいーじゃん” 。仲直りという子供らしいワードながら真理ですね。その後 “心があって言葉も一緒なら” ともう少し論理的な説明が加わるんですが、ショタが反射的に、最短距離で最も正しい答えを導き出す、というのが痛快。子供らしさでもあるけど、同時に王としての資質でもあるのかな。
 あの昔話の少年が今後ボスキャラとして登場するんだとしたら、尚更コウくんの “仲直りしたらいーじゃん” が感動的になってくる。あのとき出来なかった判断を今、可愛いショタが教えてくれる。

『AGRAVITY BOYS』

 3バカが女になる。タイムリミットには都合の良さも感じるけど、シンデレラ感と考えれば面白そうでもある。
 体だけでなく精神も女になったから『君の名は』とは違うのだよ、という理屈も好き。まぁ、男と女には精神の違いがあるってのは突き詰めるとちょっと危なそうな話だと思うんですが、まぁここは「おっぱい揉み揉み」回避のための設定と割り切ります。変な話3人がクリスどころじゃなくなっても不思議じゃない。
 バカ女のガールズトーク。ここも危ういレベルの偏見を感じるんですが「知力も反転してるから」と無理矢理理屈を付けたのは良かった。まぁ、こいつら元からバカだろ、とも思うので細かい設定としては謎も感じるので、解決したとも思えないけど。とりあえず気は使ってる感。
 タケノコツッコミと、 “またなんか始まるの!!?” とかは普通に良かった。特に後者はなかなか目的に向かって話が進まない、という本話全体に対するツッコミにもなってて好き。まぁ、1話だけで終わったのはむしろ立派なのかもしれないw

『森林王者モリキング』

 世界編に向けたイントロ。ヘラクレスに興奮する気持ちは分かるけど、かっこいい系のキャラデザの割には角が長すぎるのが気になるw 家の中とか入れないレベルの長さですよね。まぁ、角に王冠通してるあたり普通に笑いを誘ってるのか。
 小さめの上司っぽい奴と、オラついたマッチョ。ベジータとナッパのイメージなのかな。ただコーカサス、ナッパというよりは『ロボコ』のカニを思い出してしまった。別にデザインは似てないんだけど、なんか鎧のデカブツ感のせいかな。
 カブトムシの世界大会で日本代表は2位。ソースは『トリビアの泉』。やばすぎるわ。間違いなく今週のジャンプで一番笑った。最近の『モリキング』はこっちが勝手に「それは禁じ手だろ……」というネタを容赦なく放り込んでくるから最高。『トリビア』懐かしすぎるわ。あった。観てたなぁ。あの番組、芸人が面白いことをするわけではないのに当時最も面白いバラエティ番組の座に君臨してたと思う。当時もすごかったが、今考えてもすごい。
 てか、15年前のネタを堂々をぶっ込んでくる長谷川先生の胆力もすごい。まぁ、知らなくても雰囲気で笑えるし、気になったらググれば詳細は一発で分かるからOKって判断だったのかな。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 11/11はレオナルドディカプリオ、11/13は木村拓哉の誕生日ということで日米スターの代表作を部門別に紹介。車トントンしたりマックを変な食べ方する人をデカプーと同列には語れないだろ……とか思ったりもしたんですがまぁいいか。
 個人的には特にデカプーサイドの有名映画たちを小山イラストで見れたのがとても嬉しい。過去最も小山イラストを満喫した回だと思う。特に『タイタニック』と『レヴェナント』が好きです。
 部門分けも違和感なくハマってて面白かったです。特に最近のキムタク作品は『検察側の罪人』以外知らなかったので、CMだけは見たことある『BG』が「情けない部門」になってて意外でした。そういう話だったとは。
 てか、デカプーの、特に最近の作品にはR-15のものが多いので中学生以下は観ちゃダメですね。最近は『鬼滅』を子供に観せるかどうかで全国の保護者が苦労してるらしいですが、あれはPG-12。R-15の場合は問答無用でダメです。一応。

次号予告

 新連載。しまぶーカムバック。驚きました。そんな読切あったね……と懐かしくもある。マツキ逮捕の際によく引き合いに出されてましたね(余計な情報)。
 んで、次次号からもう1本新連載。何となく名前の字面に見覚えあったんですが、ブログで検索したら出てこなかったのでたぶん読んだことない。グーグルで検索した声優の画像が真っ先に出てきてビビりましたw
 ……字面に見覚えの件、分かった。ジャンププラスの作品が『世にも奇妙な物語』で実写化、というページに載ってた人だ。どうせ実写化されるんだったらそれを丸ごと新連載の宣伝に利用してやろう、という商魂ですね。たくましいです。

目次

 ジャンプマイベスト3。上木先生の好きなゲームベスト3。1位が『ポケモン金銀』。分かる!! めっちゃ分かる!! 私も歴代の好きなゲームで3本選ぶとなったら間違いなく入ると思う。正統進化でありつつ、『赤緑』の世界に行けちゃう展開がショッキングだったんだよなぁ。今思うと『ドラクエ3』オマージュなのかな。

アマゾンプライムの動画開始時の宣伝を設定でなくせるようにしてほしいです
(『チェンソーマン』)

 これ謎ですよね。金払ってんのに。DVDレンタルしたら最初に宣伝入ってたりするのも思い出す(セルもだっけ?)。あの頃から世界は良くなってない。

蓋が開いてることを忘れて生茶を振りました。顔中に茶葉の豊かなうまみ広がる
(『僕のヒーローアカデミア』)

 前段は割とよくあるおっちょこちょい話なんですが、後段の宣伝文句で爆笑してしまった。

今年入って一度も風邪をひいてない気がするけど消毒とマスクのおかげかな?
(『高校生家族』)

娘から風邪が移ってしまいました。僕の方がダメージ大!!免疫力上げたい…!
(『ブラッククローバー』)

 消毒とマスクは強力だけど、子持ちだとその限りではない、と痛感しました。家庭内感染は無理だよなぁ。

すいません鼻水が止まらなくて言えずにいれません。ぴえんこえて鼻炎。
(『灼熱のニライカナイ』)

 田村先生のこういう心底しょうもない親父ギャグ的なセンス、作品に反映されてて好き。

ウーネラス、元ネタは色々ですがクリオネになったのはクリプトのドローンからです
(『破壊神マグちゃん』)

 今日も上木先生が何言ってるか分からない。たぶん『APEX』のことだと思う。ぐぐった。

僕が星形のニプレスを描きがちなのは大好きなサガフロのゾズマのせいです。
(『AGRAVITY BOYS』)

 同じ元ネタ紹介なのにこの差。

愛読者アンケート

 読切についてと、週にどれくらいyoutubeで動画を見てるか。ほとんどの週はゼロなんですが、質問が「再生してるか」だったら選択肢の中で最大の15時間以上になる。youtubeでBGMを垂れ流しにしてるので。今も流れてる。スマホで流して、画面は消してるから見てはいない。
 周囲で話題になってること。今はどこ行っても『鬼滅』ですね。ジャンプ漫画であり、ジャンプのアニメ番組であり、映画でもある。『鬼滅』だけで3つまでの欄が埋まってしまう。

総括

 終わるのがちょっと早かったです。もうちょっと頑張れば火曜の24時にも間に合った。ただ、ちょっと長め。謎い。読切と『マグちゃん』が長かったのかな。

 今週のベスト作品。これは迷わず『マグちゃん』。読切も相当良かったけど、常軌を逸して今週の『マグちゃん』が好き。ポポ幼体も可愛かったけど、さすがに『マグちゃん』動物園には勝てないです。
 ということで時点は『ポポ』。とても好きです。来月、年間ベストを考えるときの有力候補。

 今週のベストコマ。『ポポ』の “皿洗い当番 すっぽかす気かよ 不良娘” 。あそこで日本刀がチラ見えしてるのが良いのよ。
 次点としては『ロボコ』のドンジャンプ。3コマだけど。

 最後に今週のベスト作品決めて終わります。こちらー。

  • ヤドカリ 『破壊神マグちゃん』
    • チヌでも良かったんだけど、物語の内容を考えてこっち。それにチヌは今後も普通にちょくちょく出てきそうな予感がしたので安心ってのもある。

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