北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』610話の感想

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 モンハンのやりすぎで大変です。駆け足で感想書く癖を付けなければならん。


#610

 扉はパリィ。本編でも着てる私服。萌え袖がゆるふわな雰囲気のパリィと非常に合う。

 スズとパリィ、散歩中にたこ焼き屋を発見。スズの「こういうの興味あるやろ?」という思い込みがパリィと少しだけ食い違ってオチ。スズは別にパリィのことをバカにしてたわけでも、ナメてたわけでもないんだけど、私も同じように「こういうのウケが良さそう」と考えてしまった。パリィの興味のある日本文化が思ってたのと違った。思ってたより俗っぽかった、という意外性。

 津田家にてタコパ。別にいつもの4人でタコパする回でも全然ありそうなのにパリィというワンクッション入れるのが面白い。
 たこ焼きプレートは会長が、タコはアリアが持参。アリアがなぜ持っていたのか、という事実が明らかになってオチ。耳年増ネタとかではなく、疑いようもなくアリアは実行していた。その痕跡を目の当たりにするので衝撃度が高いw 本作はこういうネタをイメージ図で済ますことも多いけど、直球表現が飛んでくるので驚く。

 パリィはたこ焼き失敗。形がうまく丸まらない。一方、スズは成功。さすがスズ、と思ったらスズの内心でオチ。パリィの前だと日本通というか、日本文化のこと何でも知ってる体になりがちだけど‥‥というすれ違いが面白い。パリィみたいな立場の人と仲良くなったら実際にこういうことありそうw

 パリィ実食。とにかく暑いというたこ焼きあるあるみたいなオチで、それ自体はシンプルなんだけど、そこに会長がドヤってきて、パリィのことを誤解してくるのが良い。パリィが中心ということもあり、積極的に下ネタ放り込んでくる感じにはならない良さ。アリアは例外。

 タカスズも実食。何か特別なおいしさを感じる。からの「食材クイズ」。直前のネタで会長がちょっとドヤり気味だったのには理由があったのですね。そしてさらにはその答えがパリィが熱がっていた件とも関わってくるのでうまい。単独でも成立してるネタだけど、続けて読むと連続性もある。会長のアレンジたこ焼き、おいしそうだけど、たしかに熱そうで怖い‥‥(猫舌)。

 最終ページは連結8コマ。タコパなので変わった具材も楽しむ。いろいろ持参したけど、パリィが興味を示したのは‥‥というので4コマ目。一旦落ちるパターンの8コマ。最初のネタが「たこ焼きじゃなくてタコパ」だったのと同じで、パリィがこちらの想定を越えるほど俗っぽいものを求めていた。桜才生徒会が基本優等生であることを考えるとこの発想はパリィが加わったからこその展開なのかもしれない。まぁ会長とかイベント好きなのでこういうこと言い出すのもイメージできるけど。
 ということでロシアンルーレット。4コマ目で発案され、5コマ目では終わってる。この食べる瞬間のドキドキをまるっとカットする構成が大胆。本作で描きたいのはそういうとこではない、と感じさせられる。んで、何を描きたいのかと言えば、やはり下ネタ。タカくんの優しい提案からの会長(&アリア)の下ネタ的発想でオチ。あまりに特殊な性癖の話になるので笑う。

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#604

 ついこないだも同じ誤解をされていたタカ兄の図。特殊すぎる話なのになぜか頻出するからすごい世界だ。


 終わり。少し短めになったが、まぁそれなりな感じだったと思う。次回もこんな感じになると思います。その前にジャンプ記事やらなきゃ‥‥。
 今週のお気に入りとしては「空気読めるスズちゃん」。パリィが強烈なボケをかますわけではないけど、パリィならではのオチが発生していて非常に面白かったです。

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