北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』620話の感想

20210618030737

 ワクチン打ちたいです。


#620

 扉は森さん。レインコートのオシャレってあるよねぇ、可愛いですよねぇ、と気づかされる扉イラストでした。そして、そのまま本編に直結するパターン。

 森さんとレインコート。英稜回なんですが、こっちも梅雨模様。レインコートで万全のはずの森さんに思わぬ悲劇が、というオチ。雨がすごいと上からの水量が多くなるのは当然なんですが、雨量がすごいと下からも‥‥という発想の転換が面白かった。キレイな4コマ展開ですごく良かったです。
 と思ったら、本話はそれどころじゃない仕掛けがありまして。

 ページをめくって2本目。英稜生徒会室での森さん、まさかのノーパン。まさか英稜にもノーパンがいるとは‥‥。
 そして、同時に先週見た奴だと気づく。1話全体の作りが前話と対になってるんですね。単なる続きというわけではなく、同じテーマの変奏。また面白い試みを‥‥。ここに来てまったく新しいタイプの実験が行われるので驚きました。いやマジですごい。
 ということで、ノーパンの森さんにウオミーが予備のショーツを渡す。さすがにアリアほどアブノーマルなものは出てこないだろう‥‥と思ったら実にウオミーらしいオチになってて笑った。単なる先週の繰り返しじゃなくて、英稜のキャラたちが活き活きとした内容になってるから見事ですわ。

 そんなウオミー呼びパンツを受けての森さんリアクション。そこにウオミーが再度プレゼンしてきて落ちるんですが、この話の内容自体は前回も出てきた、それこそタカくんが言い出した内容なんですが、ウオミーが言うとその意味合いが変わってくる。同じなんだけど立場、キャラクターが変わると全然違う。

 そして青葉さんと広瀬さん入室。1コマ目にある2人の身長差ツーショット良いですね。4人セットで見ることが多かったのでこの2人だけというのが良い。前を歩いて先にドア開けて挨拶するのは青葉さんなんだ、みたいな発見も楽しい。まぁ、古株だからそりゃそうなのかもしれないけど。
 突然入室した2人はその直前までの魚森のやりとりを知らないので目の前で繰り広げられてる事態に驚愕してオチ。いや、厳密に言うと、2人がどういうリアクションしたかは描かれず、誤解されるでしょうが、という森さん(とウオミー)視点になる。2人はどん引きなのか、逆に興味津々なのか、とか想像も膨らみますね。

 事情を聞いた広瀬さんが助け船。スポーツするから予備を持ってても不思議ではない。ちなみに、ウオミーは「ショーツ」、広瀬さんは「パンツ」という呼称の違いも味わい深い。
 広瀬さんなら安心‥‥と思ったらオチ。ここでまさかの新情報、広瀬さんに兄がいた。つまり広瀬さんに妹属性追加である。「兄貴」呼びがよく似合います。今後の登場に期待したいが、男キャラだと出ないだろうなw さらに、広瀬兄はブリーフ派、という見逃せない情報も含まれますね(見逃せよ)。
 てか、いくら広瀬さんでも兄貴との距離感なさすぎでしょ‥‥と驚く話でもありました。持ち物を入れ替えちゃったわけではないので、広瀬さんに被害がないのは安心なんですが。
 そういや、カエデちゃんには姉がいるんだっけ‥‥と意外と活用されてない設定も思い出しました。

 最終ページは連結8コマ。生徒会顧問の音羽先生が入室し、今週もフワーリが発生。畑さんとはリアクションが大きく違うし、そして何より音羽先生のリアクションよりも森さんのリリアクションが大きい。音羽先生に見られるからこそ、よりダメージがでかいw 「お前もか」的なイメージを持たれたら森さんとしてはたまったもんじゃないですね。
 フワーリが発生するロジックも、雨が止んだので窓を開ける、となってて面白い。今日の森さんは雨に翻弄されまくる。
 ちなみに、森さんが選んだのはウオミーパンツ。先週の会長は男物だったんですが、今回は逆。ウオミーパンツがどうこうというよりは、広瀬兄パンツはさすがに問題ありすぎる、という理由でしょうね。洗濯済みとはいえ、新品ではないので。そういう意味では先週のタカパンツの買ったままの状態というのがいかに重要だったか分かる。


 終わり。いやぁ本当に面白かった。先週と対になる構造になるとは。プール開きと梅雨という季節を感じさせる導入だったのも素晴らしかったと思います。
 今週のお気に入りは、広瀬さんのネタかなぁ。まさか広瀬さんがウオミーよりも抵抗のあるネタを投下してくるとはw
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