個別にブログ書くのめんどくさいと思いつつ「けど面白かったよな……」と後ろ髪引かれ出したのでまとめて書くことにしました。
- 『ロキ』シーズン2最終回
- 「ジョン・ウィリアムズ in セイジ・オザワ松本フェスティバル2023」(NHK教育)
- 『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
- 『ベイビーわるきゅーれ』
『ロキ』シーズン2最終回
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— マーベル・スタジオ[公式] (@MarvelStudios_J) 2023年11月10日
『#ロキ』シーズン2
⚡最終話配信スタート⚡
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TVAが崩壊し時間軸が消えていく
絶体絶命のピンチの中、
ロキは解決への糸口をつかむ💥
果たして彼は、絶望的に見えた
物語を書き換えることができるのか⁉#ディズニープラス で全話独占配信中🔥 pic.twitter.com/Nbi15Y80Pw
毎週楽しく観てたんですが、終盤が怒濤のように面白くて、そして最終回で大感動してしまった。マジで今年の映像作品全体の中でも屈指の感動。配信作品の中ではトップかもしれん。MCUでもトップ疑惑。多くて何があったか覚えてないけど。
ラスト2話くらいでロキが一気に疑いようのないほど「神」になる。その説得力にやられてしまった。良すぎる。「神って言ってもどっかの強め宇宙人ってことなんでしょ~?」って感じだった『マイティ・ソー』シリーズのキャラからまじもんの神が生まれてしまった。
その神が生まれるプロセス。よく考えたら経緯と結論がめちゃくちゃ『魔法少女まどかマギカ』終盤。タイムスリップ(巻き戻し)による無限やり直しチャレンジ、からのそれでも動かせない絶対的な運命へと直面。絶望するが少女は自分を犠牲にして世界のシステムに変革をもたらす。という話をロキがやってる。ほむらとまどか、2人の役割をロキが1人でやってるからすごい。こうなったらメビウスを主役に『叛逆の物語』やってもらうしかねぇな。次の『アベンジャーズ』がそれでも全然いい。
『まどマギ』と同じなんだけど、やはりキャストの良さがずば抜けていて、演技による感動がやばいんですよね。トムヒが良いのにはそれほど驚かないんだけど、オーウェン・ウィルソンがもう本当に、めちゃくちゃ良くて。ラストとか完全にオーウェン・ウィルソン個人のチカラで本作を締めたようなもんでしたよね。やはりメビウスを主役に『アベンジャーズ』作るしかない……。
まぁ、真面目な話としては、来年の『デッドプール3』にメビウス出るらしいんで、超楽しみです。某MCU最新作でついにX-MENネタが本格解禁になったこともあり、マルチバースの理論で20世紀フォックスのX-MENユニバースとの結合をやるんだろうな。俺ちゃんが時間移動の自由を手にした『デッドプール2』ラストの意味が大きすぎる。これで俺ちゃんも「物語の神」だ。やることは『グリーンランタン』の抹消だけどw(そんでTVAに目を付けられるんだろうな)
「ジョン・ウィリアムズ in セイジ・オザワ松本フェスティバル2023」(NHK教育)
日曜 夜9時の #クラシック音楽館 は…
— NHK Classic (@nhk_classical) 2023年11月10日
セイジ・オザワ松本フェスティバル2023 から
オール #ジョン・ウィリアムズ コンサート🎪🌞
指揮は30年ぶりの来日 ❗ ジョン・ウィリアムズと #ステファヌ・ドゥネーヴ✨https://t.co/LDfyvg7fUc
📺11/12(日) 21:00 #Eテレ pic.twitter.com/73Zf355ulx
ジョン・ウィリアムズが小澤征爾に会うために30年ぶりに日本に来たらしいよ、と以前から話では聞いてたんですが、こないだNHKでその際のコンサートが放送されてるのを発見し、録画。鑑賞。超良かった。お爺ちゃん同士の友情に泣きそうになってしまったよ……。そして、年上なのに元気してるジョン・ウィリアムズ(91)、超人かよ。
オーケストラとか全然分からないので「やはりジョン・ウィリアムズが指揮すると“音”が違うな……」とかそういう感想を抱けなくて悲しいんですが、テレビでオーケストラ観るの超楽で良かったです。今後も観るかもしれない。
『スターウォーズ』メドレーのくだりで『最後のジェダイ』が出てきて心底驚いた。場違いじゃねぇ? いや、御大的には自信作だったりするのかしら。プリクエルからは1曲もなく、シークエルからは『最後』の「the rebellion is reborn」のみ。不思議だ……。
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オーケストラ用に準備してある勝負曲ってことなのかしら。
『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
去年だっけ? に話題になってて気になってたやつが忘れた頃にネットフリックスで配信になってたので。『ロキ』の余波引きずってるっていうのもある。良かった。コメディかと思ったら終盤はかなり感動路線になってて、それがまんまとクリーンヒット。「こんな人だったとは知らなかった……」という人間の多層性をタイムループを用いて描いたのが最高。マキタスポーツへの評価が変わるくだりとか良いですよね。有害でクソウザおじさんから無害で可愛いおじさん、両極端どちらにもハマるマキタスポーツが強い。国民のおじさん。
タイムループの理由、原因追究として映画好きのキャラクターが出てくるんだけど、ちょっとメタに逃げてるようでずるい気はした。まぁ、そのおかげで細かい説明とかを省けたんだろうけど。タイムループの原因について劇中で「そっちか~!」とパターン分けされてたけど、そのどちらでもなかったのが今年の『リバー、流れないでよ』でしたね。外部の存在によるまったく関係ない事故っていう。あれはあれでどうかと思ったんだけど、本作みたいにパターン分けされると「新しいことしてて偉いのかも……」とかちょっと思った。
あと、話としては「エンドレスエイト」がかなり近いと思うんだけど、女子高生の夏休みの宿題を中年男性のやり残したことというミッドライフクライシスに置き換えたのが見事でしたね。こうして考えるとアニメも多いな……。
『ベイビーわるきゅーれ』
さっき観た。ついさっき。去年だっけ? に『2ベイビー』を観て、そのあと『ある用務員』と『最強殺し屋伝説国岡』を観たんですが、肝心の1作目を観てなかったっていう。てか、『ベイビーわるきゅーれ』終盤に国岡さん(伊能昌幸)出たじゃないですか。「ここでボス役かよ~! 観といてよかった~!」とか思ったら出オチだったので笑いました。そういや、役名が違ったな……。今後クロスオーバーさせるつもりだと思うけど、だったらなぜこんなところに出したんだw
あとは、本作でもアクションシーンの夢オチが使われてて驚いた。『2ベイビー』『ある用務員』でもあったけど、大好きだなオイ。『ある用務員』が一番感動的で良かったけど、『2ベイビー』の「そりゃ勝てるはずないんだよな……」という強さロジックに使ったのも好きです。なので、本作のは一番ショボいんだけど、まぁ続編でより洗練されたということなので別にいいか。
『2ベイビー』でも気になってた高石あかりが明らかに実力不足な件。動ける若い女性で、演技もできる人が見つからなかったのだろうか。結構マジで不思議。とはいえ、アクションしない(できない)分、銃さばきを頑張ってたのは感じる。メイド喫茶でヤクザのお父ちゃん殺す場面とかかっこよくて「ガンフーじゃん!!」ってなりました(近距離での構えが)
『ジョン・ウィック』でいうと、最後のボス戦の決着が銃の高速リロードでつくのも最高でしたね。これまた「ジョン・ウィックじゃん!!」ってなりました。本日2回目。『ジョン・ウィック4』に伊澤彩織が出たの、感動だなぁ(周回遅れ)。伊澤彩織といえば、『ある用務員』でちさとが死んだ場面も良かった。「演技も良いのかよ」とビビりました。
さっき観たのでここだけ記憶が鮮明で話が長くなるんですけど、最後のカチコミでちさとがマシンガンを忘れた(落とした)のって『デッドプール』パロディってことでいいのかしら。予算の都合でマシンガンぶっぱのシーンは作れないので……という事情込みでの再現だと思う。てか、本記事における俺ちゃん2度目だな。
先に『2ベイビー』を観た弊害かもしれないんですが、劇伴がちゃちかった。低予算映画なので別にいいだろ、という範疇ではあるんですが。
終わり。軽い気持ちで書き始めたが結構長くなっちゃった……。やはり観た直後だといろいろ覚えてて良くない。少し忘れた頃に書くべき。