北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

週刊少年ジャンプ2017年33号の感想


 アンケート。今回は割とマジメというか、いつもに比べれば身のある質問。次回以降の記事に反映される可能性もある。少しある。
 一応ウチに限らないような書き方したけど、3択はウチが実現可能なものです。なので「発売日の午前中」とかはない。そんなん無理やろ、アホか。
 ちなみに、この質問は2週間前、つまり前回の投票ツイートする時に候補として用意してあったヤツです。その時は選択肢が「月曜深夜」とかになってたんですが、運悪く土曜発売の号にぶつかってしまったので焦りました。書き直すの忘れるトコだった。まぁ、焦るどうこうの前に、今回の更新が「翌日の深夜に全部」になってしまったのはどういうことなのか。

 はい、では、土曜発売のジャンプ33号いってみよう。今号は『ONE PIECE』20周年のお祭り号なので、ボリュームがヤバい。ただでさえ土曜でキツイっていうのに二重苦である。だれかたすけて

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『生徒会役員共』430話の感想


 来週はいよいよ映画公開直前、何か特別企画やると思ってましたが、一挙2話でした。こないだの休載分、という感じでしょうか。
 センターカラーもあるものの、描き下ろしがあるのかはちょっと自信ない。映画関連の記事がカラーになる可能性もある。声優陣の対談だかインタビューがあるっぽいので、そこの写真にカラーが割かれるかもしれない。まぁ、来週蓋を開けてみたら‥‥という可能性はあるのでそれに期待。
 結構記念すべき号(回)だと思うので一挙2話は連結した大きめの話‥‥になると思うんですが、平常運転だったりしても驚きませんw

#430

 扉は中里さん。なんと中里さん。完全ワンショットは意外です。雰囲気とか服装とか唯一無二の個性があるので今までなかったのが逆に不思議、というのはあると思います。
 ちなみに、アニメ化によって下の名前が付いた人の代表格ですね。さらにその下の名前が本編で使われるようになった人。ムツミが彼女を呼ぶ時は「チリ」ですね。これは結構すごい。チヒロとかノゾミ、カオルが劇中で使われる日は来るのだろうか‥‥(キットコナイヨ)
 てか、今回、柱の人物紹介にも進出してるのか。大盤振る舞いですね。

 今週は柔道部回。テーマはムツミのスランプ。
 スランプっつってもタカトシくんの前だからでしょー?というのを劇中で指摘した上でそれを否定しないとマジで読者がそう思ってしまう、という問題あると思いますw そういう余計な一言を言っても違和感がないコトミの存在は大きい。
 てか、この1本目にあるムツミの「自分の柔道ができない‥‥」というの、伏線としてメチャクチャうまいですね。終わってから読み返すと「そりゃ自分の柔道○じゃないからな!!」と盛大にツッコみたくなるw
 どうでもいいけど、枠外に添えられた「見学のタカくん」というのが妙にツボ。不思議な可愛らしさあると思う。

 んで、中里さんが気配り。ゲーセン行って気分転換しよーぜ。優しい。仲の良さ、優しさ、心配しつつもフツーに楽しい、みたいないろんな感情あると思う。多分この発案は中里さんだし、みんなを誘ったのも中里さんなんでしょう。扉のとおり、今週は中里回と言っても過言ではないかもしれない。
 オチとしては、気分転換のはずがゲーセンにも格闘技があり‥‥というもの。使用キャラが道着きてるので笑った。全然忘れられないw

 柔道部で忘れちゃいけないのがトッキーこと時カオルさん。慣れねぇw
 UFOキャッチャーではないけど、フックでプライズを拾い上げる遊具に興じるトッキー(ゲーセン詳しくないので名前が分からないw)。トッキーが狙っているのはアヘ顔のアニマル、略してアヘマル‥‥だよね? 多分そう。マジであの世界では流行ってるらしい。特に下ネタだとも思われてないらしい。どんな世界だw
 のめり込みすぎて凄いに事になってしまうトッキー可愛い。持ち前のドジとはちょっと違ったニュアンスありますよね。思ってたよりも夢中になってしまって、みたいな弊害。
 ビフォーの顔は見せるけど、アフターは見せない、という焦らしのテクニック。超見たかったぜ‥‥

 ダンスゲームではトリプルブッキングとのコラボ実施中。曲が使われてるとか、見本の映像が3人になってる、とかだろうか。実際にこういうアイドルのコラボあるか分かりませんけど、すげぇ良さそう。どっちのファンも喜ぶ気がする。
 ちなみに、コラボ実施中を知らせる立ちパネルのトリプルブッキングの衣装、ここのゲーセンの制服とかそういうのだろうか。トリプルブッキングは出てくる度に衣装が新しくなってたりして楽しいですよね。
 ダンスゲームではなく、コラボについてコトミがボケ。中里さんのツッコミがシンプルながら切れ味鋭くて良かったです。ムツミのケアのために来てんのに余計なことすんな、的な感じもあるだろうか。いつもの感じだとトッキーがツッコミでもいいんですけどね。

 アニオリと劇中でも紹介されたアニオリの2人が登場。遊んでるのは前のネタでコトミがボケてたプリクラ。多分この2人はあのボケを知らない。コトミの隔離されてる感w
 プリクラに馴染みがない上に、デカ目加工みたいなヤツが出てきたのと世代が違うんですが、もうすっかり「ゲーセンといえば」という存在っぽいですね。多分だけど撮ってる本人たちも「不自然に目がデカいw」とか思ってるのかな。順番は逆になるけどsnowみたいなもんで加工されることで自分という存在がちょうどよく消えるのがウケてるのではないか。だとしたらちょっと分かる。
 オチとしてはムツミの怪力。驚きなのはツッコミがアニオリの2人という点。一瞬遠くにいた中里さんがツッコミのために走ってきたのかと思ったけど、後頭部が2つなので違う。あの2人。マジか。意外な活躍である。今回はとにかく柔道部の全員にスポットライトが当たりますね。ここまで全員が目立つのはなかなか珍しいと思います。

 ラストページは2本連結の8コマ。ムツミのスランプが解決する。「自分の柔道○」を取り戻すw
 最後に出てきた海辺さん。柔道部第三の女にして、意外と古株。名前持ちのキャラの中でもかなり稀少。古株だけど出番が少ない、という意味でちょっとだけ英稜の青葉さんと通じるものがあるかもしれない。意外と森さんより古株。
 ゲーセンの帰り、みんなに感謝するムツミが部長の貫禄って感じがあって良い。後ろで嬉しそうな顔してる中里さんも、平熱な顔してるトッキーも良い。柔道部のチーム感ある。
 んで、スランプ解消。いつもの柔道部の「音」を聞きつけた生徒会の4人がこっそり覗きに来てるの良いよね。スランプの件が心配で来たけど、大丈夫そうなのでこのまま黙って帰りそうな感じある。ものすごく良い場面だと思うけど、スズヘッドで処理されるスズが少しかわいそう。今週の出番これだけだぜw
 ということで柔道部。元凶はコトミでしたー、というオチ。誰もコトミを責めないなんて優しい世界‥‥と思ったけど、ムツミとコトミ以外の部員はみんな復活したムツミに投げられて死体の山になってるのねw チリヘッドに哀愁ある。


 ということで終わり。完全に柔道部回でした。生徒会もタカ兄もメインに出てこない珍しい回。大門先生以外ちゃんとした出番があったのが嬉しいですね。オチが綺麗というか、1本目の「自分の柔道」という伏線がよく出来てるので二度読んで美味しかったです。
 ベストムツミは6本目で部長らしい締めの言葉を投げかけるコマ、です。ありがとうございました。

週刊少年ジャンプ2017年32号の感想


 ツイッターでのアンケートの結果について。話が長いです。
 票数。非常に多いです。リツイートされたことで加速度的に増えたってのもありますが、リツイートされる前の段階でいつもより多かったです。30くらいだったのを見たので、最終的には40行くか行かないかくらいだったのではないか。まぁ、今回の結果見るとクソみたいな数字ですけど、ブログの規模を考えると充分です。
 やっぱ答えやすい質問だったんだと思います。毎週ジャンプ全部読んでなくても答えられますからね。票が多かったのはそのせいでしょう。
 『こち亀』終了は去年の出来事なので選択肢がおかしい説ありますけど、40年ぶりにやってきた『こち亀』不在の年は2017年ですので、そういう意味で入れました。『こち亀』不在が日常になってるけど相当にイレギュラーなことだからね?と思い出してほしい、みたいな気持ちもありました。
 票の分布。最終結果は4択すべて20%台。結構すごいと思います。こんなにキレイにばらけるとは。これは選択肢が秀逸だったということでよろしいか(ジガジサーン)。
 ただ、これはリツイート後の結果でして、リツイート前の当ブログの読者票(多分)だと全然違くて。6連弾がブッチギリで、『左門くん』がボチボチ、他2択はほぼゼロでしたw ギリで1、2票はあったかな、という程度。ふんたー票が勝つと思ってたら断然ビリなので驚いた……ら、「毎年のことだから2017の象徴感がない」とのコメントやらリプライをもらいました。複数人から。言われてみれば当たり前ですね。それでもリツイート後にフツーに票が入ったのは、リツイート後の投票者はジャンプ全体に関心が低い傾向にあるのではないか。だとしたら『こち亀』票が増えたのも納得できる。一部の特定の作品だけ読んでる人、もしくはジャンプ読んでない人の票とかはそっちに偏るんじゃないですかね。
 問題としては、大問題としては、ワタシはそもそもウチの読者の票を想定して質問を考えているのです。そして、「今回はふんたー優勝やろうなぁ」と予想してたのです。あまりに的外れ。読者のことを何も分かっていない。これは恥ずかしい。恥ずかしいし、マジで申し訳ないというか、ダメダメですね。
 リツイート前後で常にトップで、最終的に僅差に勝利したのが新連載6連弾。さっき言った「2017年の象徴」としては確かにコレですね。下半期に何が起こるか分かりませんけど、年末に同じ質問したとしてもコレが優勝しそうな気がします。『暗殺』『ニセコイ』『こち亀』『BLEACH』『トリコ』が終わった2016年を考えれば、その続きとしてもしっくりきますね。
 票以外のリアクションでなくてよかったなぁ、というのが「『左門』より『競技ダンス』だろ死ね」。うん、来なくてよかった。個人的にニュース性が高い、驚きだったのは『左門くん』だったのでそっちにしました。「○○終了」という選択肢を複数にしたくない、という気持ちもありました。ごめんちゃい。

 はい、ということでジャンプ32号の感想いきます。
 当ブログ的には今週からジャンプ記事のデザインを一新します。大幅に変える。今までの気に入ってたんだけどね。

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『生徒会役員共』429話の感想


 休載明けでございます。あまりに平常運転な作者の目次コメントに癒やされました。季節感もあり最高。

驚きだったのが、今週の柱の人物紹介にて、「時カオル」デビューでした。マジか。もういちいち本編に名前出すのめんどくせぇ、みたいな感じなのかな。まぁ、チヒロもノゾミも本編で使用されたことありませんので、作者的に「どうせいらねぇんだよ」というノリなのかもしれません。

#429

 扉はコトミ。私服。本編に出てくるヤツではない。まぁ、本編のは完全に部屋着だから当然っちゃ当然ですけど。

 意外と新鮮なタカ兄のシャツアウトな着こなし。そーいや、当たり前にいつも入れてますね。ワタシが高校の時って常時アウトの人も全然いて、だらしないとか楽だから、という考えすら湧かないくらい当たり前のことでしたけど、そうか、あれウチの学校が緩かったのか。思い返してみれば、自由の多い学校でした。ちなみに、当時は男子校で、今共学という桜才チックな状況になってます。知らないけど男女比は普通だと思いますw
 「シャツは入れない」とたしなめるのがスズ。ああいう小言言われる感じに憧れる人、悪くないなと感じる人、一定数いると思います。ワタシもそうです。まぁ、平たく言えばM寄りなんだと思います。多分タカ兄も悪い気分にはなってないはず。
 からの会長がフォローを入れてオチ。フォローになってないを通り越して別の迷惑が生まれてる、というのが楽しいですね。タカ兄の被害もそうだし、「味方だと思ったのに‥‥」的な置いてけぼりを食らったスズの感じも良い。

 さんぽ中にボアに負けるスズ。このスズの言うことを聞かないでプイッてしてるボアが可愛いのよ‥‥。なにあれ、後ろからガバッて襲いかかりたい。この時期は抱いたら熱いんだろうな。けど、あんなん見たらムラムラくると思う。
 そんな「さんぽ」についてアリアがドアバーン。いいよなぁ、ドアバーンは本作でもお馴染みのオチだけど、アリアの良さが詰まってるよな。
 「さんぽ」をアレに間違えるってのだと、ガラスに書いた「さんぽ」を裏側から見たカエデちゃんが‥‥というネタ思い出しますね。あれは「ホントだ!そう見える!!」という感動がありましたけど、今回のアリアは「なんでそう聞こえるんだよ!」と変換が強引になってる気がして、そこがアリアの資質なんだろうなぁ、と思い知りました。

 アリアの聞き違いネタがまさかの連続。2ページ目がアリアオチで統一されてる。最近こういう構成美みたいなのが多くなってきてる気がします。ひょっとしたらワタシがそういう部分に気づくようになっただけかもしれないけどw
 ドアバーンは定例行事ですけど、2本目の聞き違いはまったく新しいフォーマットになってるのが面白いですね。同じタイプのオチだけど、新鮮さはしっかりある。どこからでも聞き間違えて駆けつけてくるアリア、というのが良い感じに強調されてると思います。
 あと、何気にムダ毛を抜いてる畑さんがサービスショット的だと思います。ど、どこの毛抜いてるの‥‥

 津田家。当たり前のようにタマ(仮)がいるじゃないか。コトミが遊んでおる。もうそこは当たり前の存在になってるんですね。日常が更新されてる感じあってすごい面白い。
 んで、ズボラとも取れるコトミの行動でオチ。あのオチで特徴的なのはタカ兄が事前に危機を察知して回避してる点ですよね。ハプニング発生でツッコミを入れる、みたいなオチではない。静かなんだけど、タカ兄がコトミの扱いに慣れてる感じが出ててとても好きです。

 トッキーとコトミの柔道部での一幕。何気に3ページ目はコトミで統一です。コトミのオフとオンをそれぞれ。
 話としてはランニングで遅れを取るトッキー。柔道部のナンバーツーみたいなイメージあるので意外だな‥‥とか思ってるとその理由が明らかに。初期『ドラゴンボール』の悟空とクリリンのかけっこみたいな話であった。いや、ある意味それよりも酷いかもしれないw 違和感あっても真実に気づかない、というトッキーのドジっ娘レベルすげぇ高い。

 イボ軍手を掲げるスズ。謎のフェティシュ感あると思います。女性の軍手フェチがこの世に存在するのかは分かりませんが、何かを刺激してる気がする。誰かの何かには強烈に刺さってそうな気がする。謎の良さがあるショット。
 スズのドヤァに対して会長が下ネタで返し台無しに‥‥と言うとよくあるヤツですけど、今回はスズに非があるってのが特徴的ですね。もちろん、ハプニングに対して取る会長のリアクション(ガン見)がホメられたものとは思いませんけど、今回のはスズが防げた。
 てか、ラストのコマで会長とアリアが仲良くガン見してるショットイイよなぁw ツーカーというか、2人の仲良し感がすごい出てて好き。それに対するスズのリアクションもが割と雑な感じなのも好き。ハプニングに驚きはするもののタカ兄に見られたワケではないので‥‥みたいな気軽さあるよね。

 ラスト、夏の風を感じたコトミが一言。誰かと絡むワケでもなく、季節情緒かあふれる自然現象に対して単身でボケれるコトミのボケキャラとしての強さを感じましたw コトミ扉回にふさわしい大オチだったと思います。ツッコミが入らないのはコトミにとって、邪魔されないという意味で幸せなのか、訂正されない不幸せなのか判断が難しいです。トッキーが入ればツッコミまで行くかは分からないまでも、リアクションは取ってくれたのにw
 ラストのタカ兄の恥ずかしいものに蓋をするような一言でまた笑った。優しいのか冷たいのか分からんw

 
 ということで終わり。今週のベストショットは帰りたがらないボアです。多分歴代ボアの中でも屈指のレベルだと思う。
 ベストネタとしては、アリアの聞き違い二部作かな。どっちかまで決めるなら「そうやって続けるのかよ!」という驚きがあった毛穴の方で。聞き違い方もアリアの好みが全面に出てて笑いました。

週刊少年ジャンプ2017年31号の感想


 投票。7月の頭らしく上半期ネタで。
 4択は一応ワタシの意思が絡みますけど、事実を拾ってるだけだから誰かと被る恐れがあります。ごめんね。
 ホントは、『鬼滅』ブレイクってのも入れようと思ったんですが、入る隙がなかったです。『こち亀』は入れたかったし。他の3択はほぼ決まりな気がするし。

 先週、今週も記事のデザイン変えるっつったけど、考えたりいじくる時間がなくなったので先週のままですw 来週がんばる。

 では、ジャンプ31号。ついに『ゆらぎ荘』表紙です。めでたいぜ。

週刊少年ジャンプ2017年30号の感想 - 北区の帰宅部

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2017年映画上半期ベスト

 最近まるで映画の記事が書けてませんので、せめて節目の記事くらいは書こうかと思いまして、上半期ベスト。
 ベスト10にしようかと思ったら「これも入れたい!」ってなったのでベスト15です。こんなんで年間ベスト決められんのか、と毎年思います。

  1. 『イップマン 継承』
  2. ワイルド・スピード ICE BREAK
  3. キングコング 髑髏島の巨神』
  4. トリプルX 再起動』
  5. ザ・コンサルタント
  6. 『ローガン』
  7. 美女と野獣
  8. 『レゴバットマン ザ・ムービー』
  9. 『サバイバルファミリー』
  10. マグニフィセント・セブン
  11. 『ララランド』
  12. ドクター・ストレンジ
  13. 『メッセージ』
  14. 『モアナと伝説の海』
  15. ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

 こういうの作る時って何となくブロック分けして決めるんですよ。「ベスト級なのはココらへんだなー」っていうのを数本決めてその中で順位を決める、みたいな。一番上のグループ、トップ4でした。偏ってるというか、頭悪そうだなぁ、とか。カンフー、ハゲ、ゴリラ、ハゲですよ。2017年素晴らしい年ですね。

 この手の企画やるといつも気になるんですが、やっぱ続編、リメイクが多いですね。マイナス補正かけようかとも思うんですが「けど面白かったよなー」ってなるので悩ましいです。
 そういう意味では、『コンサルタント』『サバイバルファミリー』『ララランド』『メッセージ』『モアナ』あたりはもうちょっと評価すべきかもしれませんね。

 1位『イップマン 継承』。日本公開が遅くれたせいもあって「やっと観れる!」みたいな興奮も加味されてるかもしれません。仕方ないよね。
 シリーズで最も泣かせにくる作品ではあるんですが、それでも魅力的なバトルシーンには事欠かさない、というのか素晴らしいです。「エレベーターやべぇよな!」「マイクタイソン戦のあの構えマネしたわー」「詠春拳同士の対決ついに来たぜ」とか言い出したらキリないと思います。どこを取っても最高、ですね。他にも多人数戦も魅力的っていうか、あれがクライマックスじゃないって贅沢な話。
 ドニーイェン演じるイップマンというキャラクターの揺るぎなさはもちろんなんですか、置かれるシチュエーションは作品ごとに大きく変化していて、シリーズとしての魅力もバッチリですよね。今回の作中でのイップマンは地位と名声が過去最高レベルだったと思います。『イップマン』という映画が歴史的な大成功を収めたことを踏まえたメタ的な設定のようにも感じられます。そして、物語では有名税というか、そのツケを払うことになるってのが面白いですね。さらに、それでいて今までで最も家族に密接したドラマでもある、ってんだから満漢全席です。あざますあざます。

 2位『ワイルドスピード ICE BREAK』。ポールウォーカーを失って初めてのシリーズモノであり、ラスト三部作の始動でもある節目の作品。こちらもシリーズの変遷がドラマの魅力と絡み合った魅力がありますね。映画の中ではブライアンは生きてて引退しただけのはずなんだけど、死んだかのような扱いで、子供の名前を……ってのはリアルでのヴィンディーゼルそのまんまでした。
 ジェイソンステイサムが仲間になるんですが、最初は「さすがに前作で悪いことしすぎでしょ」と少し不安でした。まぁ、その問題が完全に解決したかはさておき、家族というキーワードを使ってうまいこと理屈をつけたのは良かったと思います。ヘレンミレンという新キャラも投入しつつ、ルクエヴァという過去作キャラの再投入というファン向けのサービスも決まってましたね。ファン向けといえば、『MEGA MAX』の2人は嬉しかったなぁ。

 3位『キングコング 髑髏島の巨神』。ギャレゴジとは逆で、怪獣の出し惜しみナシ、というコンセプトが2作品の対比として面白かったです。どっちが悪いではなく。ゴジラは来るものでしたが、コングは会いに行きますよね。ゴジラは神出鬼没だけど、コングは決まった場所を守ってるワケですからね、そりゃ行きゃいる。
 コングの魅力もあり、アクションシーンの迫力もバッチリ。ゴジラとは違う、道具を使った戦闘、というのもシリーズ的な魅力ですね。あの大木の枝葉を削ぎ落とす場面は『パシリム』のタンカーに並ぶ名シーンだと思います。ホレた。
 それ以外にも人間たちの魅力もあったのが良かったと思います。トムヒはちょっとパンチ弱かった気もしますが、お姫様すぎないヒロインとか、愛おしすぎるジョンCライリーとか、サミュL節が爆発してる悪役とか。正しい発音が気になるグンペイもいいよね。手番全然ないけど。

 4位『トリプルX 再起動』。個人的にはアイスキューブ無双が好きすぎてもうヤバイ……。『エクスペンダブルズ2』のチャックノリスばりの活躍なんだけど、一見黒歴史な過去作にも最大限尊重するの、ヴィン兄好き……ってなります。
 良い面でもあり悪い面でもあるんですが、『ワイスピ』感ヤバイですよね。もちろん『ワイスピ』大好きなんで、大満足だし、アイスキューブのくだりも『ワイスピ』イズムを感じるんですが、元々の『トリプルX』の要素が少し減ったのは残念でもありますね。あの古き良きスーパースパイモノをエクストリームスポーツと混ぜる、というのは本当に素晴らしかったと思います。『キングスマン』が「荒唐無稽な007いいよな」って言ってましたけど、割と『トリプルX』に期待してる部分ありました。
 まぁ、続編決まったらしいんで、『ワイスピ』要素とのバランスがどうなるのか、楽しみです。
 『ワイスピ』すぎるファミリー感なんですが、本作の場合はシリーズの積み重ねが少ないせいもあるんでしょうが、「コイツいる?」ってヤツがいるのが面白いですね。主にDJ。短所のようで長所だと思います。「つるむと楽しい」ってスゴイ。ぶっちゃけ敵チームの方がキャラのが印象強いよね?ってなったりもするけど、そんなのも全部引っくるめて「みんなファミリーやで」という包容力ね。
 シリーズの積み重ねが少ない状態でのファミリー形成という面において、敵チームとの合併はナイスアイディアだったと思います。まぁ、ドニーさんはドニーさんだから仲間になるって時点でガッツポーズ確定みたいな所ありますけどねw 次回作へのドニーさん参戦、期待しております。

 5位『ザ コンサルタント』。ベン アフレックが死んだ目で戦いまくる、という意味でバットマン映画最新作と言えるかもしれない(イエネーヨ)。
 シリーズとかリメイクを除けば一番高いランクなんですが、オリジナル作品ということで「どういう映画なの?」とフワフワした状態で楽しめたのは確実にあると思います。特に本作はその側面が強くて、なかなかどういう作品なのか掴めなくて、それが求心力になってると思います。
 あとは、キャラ萌えという部分もハマった一大要素ですかね。要はベンアフの殺し屋像としての新鮮さ。イノセントみたいなものを感じてしまうというか、可愛いんですよね。

 6位『ローガン』。今までのシリーズと雰囲気が違いすぎる新たなアメコミ映画の形。『X-MEN』シリーズはMCUと比べて整合性とか大雑把だからこそ成立したバランス、ということなんだと思います。よくアメコミ好きの人って「バットマンは『ダークナイト リターンズ』だけじゃないんだよ!」って言ってるイメージあるんですが、異質な作品が生まれる余地があるのがアメコミの魅力なんだと思います。そういう意味で『ローガン』も同じなんゃないかな、と。みんなこうなってほしいワケじゃないけど、たまにこういう作品が突拍子もなく飛び出すことで、アメコミ映画、スーパーヒーロー映画の裾野がグッと広がった感。
 ド派手な能力のミュータントが出てこなかったのも良かったと思います。敵は自分の分身ですからね。贖罪とか何とでも読み取れる素晴らしい配置だったと思います。
 まぁ、あとはやっぱラストの十字架がね……あんなん泣くわ……

 7位『美女と野獣』。原作(アニメの方)をほぼそのままやってるはずなのに未だに通用する現代的な内容、というのがサイコーでしたね。ディズニープリンセスという歴史のターニングポイントであるインテリのベルにエマ ワトソンをキャスティングしたのがもう最高でね。この時点で勝ちかなぁ、という気すらしてくるレベル。
 ただ、個人的に一番刺さったのはルフゥだったりします。ゲイに変えられたことで話題になったキャラ。まぁ、今風の目配せなのかな、程度に思ってたんですが、めちゃくちゃ感動してしまいまして。歪なまでに極端な男性主義の権化であるガストンに恋してるんだけど、それを打ち明けられずにいる。ガストンからは子分として気に入られてはいるけど、「お前はこんなにいいヤツなのになんで独り身なんだ」とか言われちゃったりしてもう泣ける。元々ルフゥはディズニー作品によくいた頭の弱い子分キャラだったので、それをそのまま実写化したら問題になるのは明らかだと思います。そこをゲイというネタをぶっ込んできたのが見事ですね。社会的な目配せよりもドラマへのハマり具合を優先した結果なんじゃ、とか思いたくもなってくる。

 8位『レゴバットマン』。『レゴムービー』印の楽しいコメディー映画なのはもちろんなんですが、それだけじゃなくバットマン映画としての強度がヤバイ。バットマン映画は傑作揃いだし、それぞれ方向性が違うので比較するのも難しいんですが、明るく楽しいバットマン映画としては理想的な作品なんじゃないでしょうか。
 『レゴムービー』と比べてしまうとどうしても「レゴアニメである意味ある?」とか考えてしまうんですが(あの映画が特殊すぎるだけなんですが)、この映画で行われてることはすべてあの家で行われてる、とか妄想すれば納得なんじゃないですかね。まぁ、根拠と言えるような要素は特にないんですが。いや、銃声を口でピュンピュン言ってるのは根拠と言って問題ないレベルかも。まぁ、そうだったらいいな、的な。

 9位『サバイバルファミリー』。世界から電気が消えたら、というシチュエーションを楽しむ作品なんですが、コメディーですのでガチガチに考証を重ねるタイプの作品ではないと思います。もちろん軽い気持ちで見ると驚くには充分なくらい突き詰めてはいるんですが。それよりもコメディーや家族の物語を優先してる感はあると思います。
 笑いがめちゃくちゃハイレベルでいて、それでいて物語がすげぇ感動的な要素をはらんでいて、それが互いに邪魔せず引き立て合ってる、とういのは見事でしたね。矢口監督作品あるある。
 ベストギャグはやっぱり藤原紀香だと思います。ああいう役にokを出す藤原紀香は偉い。映画とは直接関係ないけど、公開と同時期に消費者庁が(一部)水素水ビジネスのインチキを摘発したニュースがあったんですが、それが余計に笑えました。

 10位『マグニフィセント セブン』。キリ番である10位はコレと『ララランド』で悩んだんですが、この2択だったら『マグニフィセントセブン』を選ばざるを得ない、と即決でした。分かりますかね、この感じ。
 映画館の帰り道でですね、複数の女性グループの会話が聞こえてきまして。「○○さん何度観ても死んじゃうんだよねーつらいわー」「その点私の推しの××は生き残るからw」みたいな感じの。なるほど本作はアイドル映画だったのか、と激しく腑に落ちた次第。めちゃくちゃ正しい視点だと思いました。7人それぞれのキャラクターもいいけど、それぞれの関係性に魅せられる部分が多く、個性の強すぎる7人がライブというステージでは抜群のチームワークを披露する。アイドルだw

 11位『ララランド』。ミュージカルとしての楽しさもそうなんですが、ライアン ゴズリングがシンプルなイケメン役やってるってのもツボでした。エマ ストーンも大好きですので、2人が魅力的にイチャイチャしたりしてるのを観てるだけで眼福というか。まぁ、それでもベストシーンは2人が出てこないオープニングの高速の場面だと思いますけどね。あそこはちょっとね、ズバ抜けてたよね。あと、ラストのアレも多幸感あってサイコーでした。ドンデン返しとかそういうワケではないんだけど、というバランスも好き。

 12位『ドクターストレンジ』。これもベネカンのハマりっぷりが最大の魅力だったかな。ベネカンのMCUにこんだけフィットした驚き。そうなってくると当然「今後他の映画のアイツらと絡むのか……」というワクワクが生じてくるワケでして。この広がりはMCU最大の魅力ですよね。MCUがハリウッドで最強レベルの地位を確立してからスタートした人気キャラという意味では初めて、という感じあると思うんですが、『アイアンマン』と類似してると思える部分はそういう計算もあるのかな。
 とりあえず、ストレンジも登場するのかな?という『ソー』新作に期待……と思いきやその前に『スパイダーマン ホームカミング』があるんだよなぁw

 13位『メッセージ』。叙述トリックと言っていいのか分からないんですが、後半になると序盤のアレに対して「そういうことだったんかい!」と腑に落ちる感じが気持ちよかったです。思考は言語に支配される(うろ覚え)という1つのネタをこんな風に広げてくるとはなぁ、という驚き。小難しい雰囲気はありつつ、話はシンプルで、ラストにはいかにもエンタメ作品っぽい盛り上げもあるのでそういう意味でも大満足な1本でした。

 14位『モアナと伝説の海』。オリジナル作品なんだけど、どうしてもデイズニーアニメという歴史を踏まえて観てしまうのでほとんどシリーズモノという認識。
 ポスターでモアナにハートマークさせるような人もいますけど、ぶっちゃけヒロインが恋愛第一主義じゃない、ってのはもう当然ですよね。最近の作品みんなそうやんけ。あんだけ流行った『アナ雪』から何も学んでない。本作になると「私プリンセスじゃねぇし!」とかセリフで出てくるレベル。これが痛快で最高に楽しかった。相手役のロック様とは当たり前のように恋仲にはならず、そもそもなりそうだけどー??みたいな引っ掛けもない。ロック様とは師弟関係ってのが素晴らしかったですね。女性が目指すものは男ではなく、スキルアップ
 そんな相手役のロック様。とうぜん王子様ではないんだけど、ヒーローっぽい扱いになってるのがアメコミ映画全盛の今風なのかな、と思うとまた面白かったです。ロック様の歌も最高でしたね。

 15位『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』。『モアナ』と同じ2017春アニメ。
 シリーズの中でも屈指の異色作だったと思うんですよ。明確な悪役がいないってなかなかスゴイ。子供向けに分かりやすい悪人置きたくなると思うんですけど、我慢。そうなんだけど、ドラえもん映画における「冒険感」というのはバッチリ抑えてあるので王道的な作品だった気もしてくる不思議な作品。犬ぞりで南極を進んでいく場面とかの冒険感、めちゃくちゃ好きです。ちなみにこの冒険感、来年も重要視するらしく、次作のタイトルは『のび太の宝島』。クッソシンプルだけど、「絶対冒険するヤツだこれ」ってなりますねw
 登場人物の少ない映画ではあるんですが、ゲストキャラがみんな魅力的だったのも良かった。ゲストヒロインもそうだし、パオパオも動きと声が付くと最高、という感じで素晴らしかったと思います。それと、既存のアイテムであるはずの、さがし物ステッキですね。ぼかぁね、ああいう無機物萌えに滅法弱いんですよ。もう完全にノックアウトされました。可愛すぎかよ。


 ということで終わり。次点は『沈黙』『GotG2』『SING』あたりになりますかね。

イップ・マン 継承 [Blu-ray]

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ワイルド・スピード アイスブレイク

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週刊少年ジャンプ2017年30号の感想


 投票ツイートの結果。
 いきなり余談ですけど、先週「最近コメントが多い」とか言ってそれにちなんで実行した質問なのに、先週コメントがゼロでしたw まぁ、ウチに限った話ではないし大丈夫やで(ウチの読者以外の票がどれだけあるかは謎ですがw)。
 結果。「見ない」すくねぇ!! マジすか。こんなに少ないとは思いませんでした。普通にトップだと思ったのに。「見ない」「見る」の2択でもあるってのに得票率1/4以下とかマジすげぇな。ど、どうなってるの……
 出た結果にケチ付けるみたいな解釈になっちゃいますが、コメ欄に興味ない人はそもそもこのツイート企画に参加しない、ってことなのかなぁ。言い換えると、ワタシの遊びにかまってくれる人の投票なので当然「見る」が多い、とか。ちょっと質問の仕方間違えたかとも思いましたが、まぁこれはこれでアリなのかな。規模の小さい話ですので、偏りがあるのは当たり前ですし。
 あと、意外だったのは「ブログ主の発言見たい」が少なかった。マジか。ってここで驚くということは……みたいに自意識が露呈して恥ずかしいんですがw
 自意識もそうだし、ワタシがよそのブログのコメ欄をたまに覗きに行く時(基本的には見ない)ってのは「ブログ主の発言」目的なんですよね。まぁ、そこらへんの価値観が違ったというワケですね。これは発見でした。
 あと、得票率じゃなくて、得票数。「コメントする可能性ある」は大体10人ちょいでした。これはウチのブログ限定と考えた場合、納得です。そんくらいの数の人がローテーションなイメージです。ツイッターアカ持ってる人、投票に付き合ってくれた人、と完全に一致するとは限らないので、「コメントしたことはないけどいつかするかも」の人も少なからずいたんだと思います。中身のないコメントでも結構ですので、気が向いたらどうぞ。
 結果自体も面白いんですが、途中経過も面白いんですよね。これは説明が必要なので書きますけど、途中まで「コメントする可能性ある」と「来てるコメント見たい」が接戦でした。もうこのまま終わるかな、というタイミングである方のリツイート。そのお方なんですが、ブログやってます。有名です。面白いのでみんな読もう。ウチなんて読まなくていい。オススメ記事は数年前の「北区の帰宅部」紹介記事だ!!(癒着感ある文章)(癒着はないです)
 そのリツイートの後の票の動き。これに偏りがありすぎたのです。「来てるコメント見たい」が急上昇。そんな影響もアリ、最終結果がこうなりました。もう全員同じとこに入れたんじゃないかな?ってレベルでした。
 その方のブログのコメ欄、結構特徴的なんですよね。まぁ、「普通のコメ欄」とは一体、という話になると難しいんですが。特徴としては、コメントする人の比重が大きい。そういう方面で賑わっている、という認識で間違いないと思います。そんな方がリツイートしたら、そのフォロワーは当然「来てるコメント見たい」に入れますよね、という話。ここまで露骨に出るとは思わなかったので驚きでした。個性のチカラを思い知った次第。

 先週に続きお知らせ。ジャンプ記事のデザインというかフォーマット変えます。ブログサービスの引っ越しの影響で今まで使ってた奴が微妙に変わってしまった。なので、また模索する期間に入ります。アレ長期間使ってたし、気に入ってたんだけどね。残念や。
 今週は極々マイナーチェンジな感じで。来週また変えます。めんどくさいと思うでしょうけど、数年やってきたうちの数週なので勘弁してください。

週刊少年ジャンプ2017年29号の感想 - 北区の帰宅部

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