北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』510話の感想


 花粉で鼻がズルズルです。調子いい日でも鼻の通りが悪く息苦しい。

#510

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はカエデちゃん。なんと婦警コスプレ!! これは良いサプライズ。本編には出てこない格好なんですが、「コスプレ」と一言添えられてるのが面白いですね。イメージショットで理屈は不要なのに理屈を付けてしまう。照れ隠し的なニュアンスもあるのかな。

 交通安全活動。桜才主催の活動ってことでいいのかしら。自治体かなんかと共同って可能性もある、かも? 学生がここまで参加するのも珍しいですよね。連載期間が長いからベタな学園イベントはやり尽くした感。珍しいので取材が来る、という展開が最後にあったのは良かったと思います。珍しいものを当たり前のものにするのではなく、珍しいものは珍しいものとして扱う。
 交通安全活動と言えばとりあえず横断歩道で旗持ってるイメージありますが、最初のネタもそれ。会長の旗が折れてしまったので、タカくんと一緒に‥‥と思ったらフラグが折れる。旗が折れたことで生じるフラグが折れるw

 そんな一幕を見てたカエデちゃんがイチャイチャすんなと駆け寄る。1本目の直接的な続きを2本目でやる構成珍しいですね。ページめくりがあるので避けてるイメージありました。ただ、生徒会の日常風景に今週のメインキャラが乱入してくる感じはなんか好きです。勢いがある。
 そんなイチャイチャ警察と化したカエデちゃんに対して「そっちの方が‥‥」とアリアの指摘が入ってオチ。2人を見てたカエデちゃん、を見てたアリア(通行人)と視点がどんどん外からのものにシフトしていくのが面白いですね。観測点を変えるだけで同じ現象が違う意味合いになる。

 スズの交通指導。横断歩道の渡り方。聞き手はアスカちゃん。嬉しそうに手を上げてる姿が可愛い。大人の女性と一緒にいるけど母親ってことでいいんですかね。レアキャラだ‥‥
 「右見て」「左見て」「手を上げて」に対してアリアが聞き違いしてオチ。豪華3本立てなので笑った。2つはただの聞き違いなんですが、「手を上げて」だけ同音異義語なので特にうまい。日本語における「手」の汎用性がすごいw

 会長が歩きスマホを注意。大型車が通って危ないんですが、ガードレールがあるので大丈夫じゃね?? と思ったらちゃんとオチがつくので笑った。これは良かったなぁ。歩きスマホとトラックの組み合わせだと事故しか想像できないけど、会長の想像力はその遙か先を行くw

 ナオちゃんヨシくん。イチャイチャ警察と交通安全活動がミックスした見事なネタだったと思います。交通安全活動であろうとも風紀委員長としての仕事は忘れない。その有能さがほとんど名探偵みたいな域に達してるので笑いました。ナオちゃんヨシくんにとっての天敵という風格あってすごい良かったです。

 ラストページは連結8コマ。テレビ取材が来てるので身だしなみを整える話。
 カエデちゃんがタカネクタイを直すんですが、ネクタイを直すネタといったら超初期の会長のネタ思い出しますね。2人の出会い。タカくんはまだネクタイだらしないのか‥‥と受け取るか、ソフトMなのでまた締められたいという願望の現れなのか(邪推)。
 会長もカエデちゃんもそうですが、世話焼き女房感が出て良いですよね。ネクタイを妻に締めさせると男性優位だけど、緩んでるのを締め直すだと女性優位のニュアンスが生まれる。ネクタイは面白いです。
 んで、畑さん登場。イチャイチャ警察をしてたカエデちゃんに対して、というのが良い。ある意味カエデちゃんの天敵。ただ、天敵にも見えるけど、ぶっちゃけただの仲良しだよね、と思えるバランスが素敵です。この2人のケンカしつつも仲良い感じやっぱ好きですねぇ。常に畑さんが一枚上手でカエデちゃんがわちゃわちゃ慌ててる感じ、すごい魅力的です。


 終わり。「ラブコメだよ」とか「ドタバタコメディ感」とか、ちょっとメタ的な指摘が多かった印象です。『生徒会役員共』という作品がそもそもそういうもんですよね。
 今週のお気に入りとしては、ナオちゃんヨシくんが出てきたネタかな。カエデちゃんの有能っぷりがオチになってるのがとても良かったです。
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週刊少年ジャンプ2019年14号の感想

 いくら寝ても寝足りないです。朝がつらい。花粉症で鼻の調子が崩れるのも朝だったりするのでとにかく朝が憎い。

 ジャンプ14号です。緑谷どやさ。

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『生徒会役員共』509話の感想


 花粉シーズン到来ですね。定期的に死んでます。

#509

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はアリア。ラストがアリアネタなので分かりますが、何気に今回はスズ充でもあったと思います。

 タカアリで猫トーク。ムラサメくんは気分屋らしい。最近は背景的にしか登場してなかったのでこういう性格みたいな話が出てくると嬉しいです。アリアと共通の話題になってるのも良かったですね。2人だけに分かる話というのが新鮮。
 気分屋について密かに共感するスズ。自動ドアに無視されるの、私も昔経験ありますけど「このドアどうやって開ければいいんだよ!」と妙な焦りもありますね。センサーに反応してもらおうと動き回ってると変なダンスみたいになってて今度は人の目が気になりだしたり。

 会長は猫舌。地味に猫ネタが連続してる。最近こういう直接ではないけど緩く連続してる構成が多くなってきてる気がします。話の繋がりはないけど、作者の脳の中での繋がりを感じるというか。
 猫舌からの2枚舌。嘘つきという意味ではなく、2枚に見える。わざわざバナナを取り出して実演してみせる横島先生がおかしいです。昼食用か知らんけど、わざわざバナナを持ってきて、わざわざ皮をむいて、そこからようやく見せつける。

 背中がかゆいアリア、手伝ってあげる会長、それを見てるスズ。シンプルなネタですが、シンプルだからこそ4コマ漫画としての魅力を感じるというか、起承転結のリズムが読んでて本当に気持ちいい。
 アリアも本気で怒ってるわけではないのだろう、みたいな感じも良いですよね。会長とアリアの戯れというか。だからスズもツッコむまでもなく、ただ見てるだけなのでしょう。この空気なんだかとっても好きです。

 体育でメガネを壊してしまった轟さん。視力が足りないから思わず目つきが悪くなるのがリアルですね。キレイとか可愛いという表情ではないんだけど、どう考えても魅力的です。
 轟さんなのでヘビーなネタなのではと身構えてると、そうではない。轟さんに下ネタの意志はなく、ないからこそスズが本気で焦ってる。ツッコミなんだけど、マジの焦りとか助け船を出してるようなニュアンスもあるのが良いですね。

 からのムツミ。ムツミがメガネ!! なんという眼福。轟さんとのメガネのやり取りというのも仲良し感としてステキ。真顔でかけてるムツミと、度でクラクラしてるデフォルメのムツミと2種類味わえるのも最高。感謝しかない。
 トイレに駆け込んでしまうほどって轟さんどんだけ近眼なんだ‥‥とか思いましたが、よく考えたらムツミは乗り物酔いするんですよね。元々そういう感覚に弱いので、過敏に反応してしまった可能性もあります。

 ラストページは8コマではないけど、連続した話。急の雨でアリアが出島さんを呼ぶ。視点が変わって出島さんが校門で待ってると、でオチ。ハデなボケ、ツッコミがあるオチではないので8コマにしても良かったのかもしれませんが、絵面のインパクトがオチとして充分な気もしますね。途中までそこまですごいことになるとは思ってなかっただけにw
 突然の雨なので通常の傘ではなく折りたたみ→折りたたみだから小さい→小さいから‥‥と理屈がしっかりしてるのも良かったです。

 相合い傘について出島さんが感想。うりうり。2人にそれぞれうりうりするんですが、2コマ目、4コマ目ではなく、2、3コマ目と連続してたのが面白かったです。同じ展開を繰り返すのではなく、その2コマを見比べてみる向きが大きいんだと思います。よく見るとアリアのリアクションがw
 てか、最後のタカツッコミ、「感触を楽しむな」でしたけど、お前も楽しんだんじゃないの?? という疑惑が残りますね。あれで意識しないとかさすがに、ねぇ?


 終わり。よく考えたら話が2連続するネタが2つもあったのですね。8コマでもおかしくないくらい連続したネタだったと思います。最近多い‥‥のかも。印象ですけど。
 んで、今週のお気に入り。やっぱりムツミかなぁ。まぁ、その前のネタとセットなのであの2本ということになりますが。焦る「スズヘッド2」が好きですw
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週刊少年ジャンプ2019年13号の感想




 ツイッターで突発的に行いました『ゆらぎ荘』マイナーキャラ総選挙……のつもりだったんですが実質クイズです。名前だけ見てどれだけ分かりますか? 的な問題。全12キャラ。どれほど分かりますでしょうか。10キャラ行けたら『ゆらぎ荘』博士でいいと思います。正解はこちら(第1問第2問第3問)。
 一応「あーはいはいあの人ね」となるようなキャラに限定したつもりです。基本的には。
 誤字に関しては許してつかあさい。改まった感じで書こうとすると、スマホで書こうとすると大体このザマです。

 はい、13号の感想いきます。やっぱり『時かけ』じゃねぇか!!

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『生徒会役員共』508話の感想


 そろそろ髪を切りたいです(切ってから言えよ)。

#508

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は会長。本編では見ることのなかったヘルメット着用。ユニフォームまで着てたら完全に扉用のコスプレってなると思うんですが、ヘルメットくらいだと、本編では描かれなかった場面なのかな?みたいな気もしてきますね。‥‥バッティングセンターにヘルメット置いてあるのか知らないんですけど。

 バッティングセンターに行ってきたと会長から報告。この構成珍しいですね。「○○にみんなで行こうぜ」は多いけど、今回は「○○に行ってみたから今度みんなで行こうぜ」。そういうのもあるのか。イベントではあるけど、気軽な距離感なのが面白いです。1人でも行ってもおかしくないし、みんなで行くのも自然。

 んで、いざバッティングセンター。さすがに七条関係ではありませんでした。庶民の社交場という感じのバッティングセンター。
 バッティングセンターといえば、行けば聞こえてくるあの金属音。最初に「音」をネタにしたのが良かったと思います。最初に目ではなく耳に訴えかけることで、バッティングンセンターという場所をリアルに想像させる。情景が広がる。行ったことなくても近く通ったりすればあの音は知ってる、というのも大きいと思います。
 そんな音。「キーン」。これしかない!! という感じで最高でした。たしか『妹は思春期』で電子レンジの「チーン」でも似たネタあったと思いますけど、思春期脳だとこれはやはり外せないw

 タカズレッスン。野球素人からするとガチすぎてついていけないレベルなんですけど、やっぱ氏家先生は野球好きなんでしょうね。タカくんはサッカー経験者だったと思うのですが‥‥(両方好きなのでしょう)。
 スズに「詳しいね」と言われるのって結構なことだと思うんですが、得意そうにするタカくんが可愛い。そんなドヤってるからこそ、アリアが聞き違いネタをぶっ込んできて台無しになるのが楽しいんですよね。ツッコミも「もうちょっとこのモードでいさせて」という感じがにじみ出てるようで面白かったです。

 ホームランボード。今週最後のネタもこのホームラン関連になりますので、ここから連続したネタが始まるという見方もできるかもしれません。
 どうでもいいけど、あのボードって小さいですよね。上下左右をあれだけ制限する理由がよく分からないというか、いい加減な気がします。ファールじゃない範囲で遠くに飛べばいいわけだからホームランの判定、疑似体験としてあのボードは適切なのか‥‥とか考えてしまいます。まぁ、リアリティーを追求するのではなく、「これはこれは」な精神で楽しむ独自のゲームってことなんでしょうね。
 んで、話としてはホームランに全然当たらないスズがムキになって理屈をこね出す。意地悪に見ると屁理屈なんですけど、まぁ、彼女の言い分は正しいですよね。遊びの比率が大きいゲームにマジレスをかます感じがスズらしいと思います。バッティングセンターはホームランを狙うものと当たり前に思ってましたが、よく考えたらバッティングってホームランだけじゃないですよね。スズは正しいw

 会長が挑戦。後ろからタカズアドバイス。軽くコーチ的な立ち位置に収まってるのがなんか面白いです。ガチで好きなんだろうなぁ。
 そんな具体的な助言に対して会長があまりに無駄な解釈をしてオチ。やっぱこの真面目な助言が台無しになる感じが良いですよねぇ。何でも下ネタに落ち着いてしまう本作の魅力であり、強さ。

 ラストページは連結8コマ。会長がついにホームラン達成、しかし3人は黙りこくっていて‥‥。ああいうサプライズ的な祝福、テレビとかで見たことはありましたけど、名前が付いてるとは知りませんでした。サイレントトリートメントというらしい。おそらくだけど、裏でタカくんが残りの2人に「もしホームランを打ったら‥‥」とひそひそ話をしたんですかね。仲良すぎて微笑ましいです。
 会長、こういう無視とかされるとマジで傷つきそうなイメージあったんですが、めちゃくちゃたくましいので笑った。こんな「○○ごっこ」に繋げるとは思わなかったw 会長この手のファンタジー設定好きですよね。定期的にネタになる気がする。
 サプライズを仕掛けたのに逆転かまされてツッコミの2人が焦る、というラストも良かったです。勝てないw


 終わり。ほのぼのバッティングセンター回かと思ったら野球要素が意外と専門的で面白かったです。地力があるというか、当たり前に知ってる野球知識が豊富なんだろうなと。サッカーとかフットサルだったらまた違った感じになってたと思います。
 今週のお気に入りですが、スズかなぁ。バッティングセンターらしさと同時にスズがいかにもスズらしい言動を取ってるのが魅力的でした。考えたことなかったけど言われてみれば確かにそうだ、と納得できるのが面白いw
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週刊少年ジャンプ2019年12号の感想

 ジャンプ映画をリストアップしてブログに書こうと思ってるんですが、意外とスマートに調べる方法がないので困りました。「映画 少年ジャンプ 原作」とかで検索かけたら一発、ずらーっと出てくるイメージだったんですが、全然そんなことない。無駄に手間のかかる方法で調べてます。何か簡単な方法あったらご一報ください。ちなみに、2000年以降、週刊少年ジャンプ、です。
 ちなみに、全アニメーション作品から「これはジャンプ」「これはジャンプじゃない」と人力でチェックする方法が現状です(実写は終わった)。

 はい、ジャンプ12号でごわす。また『インセプション』かよ!!

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『生徒会役員共』507話の感想


 口内炎ができました。痛いです。

#507

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はウオミー。「母性の目覚め!!」というアオリが謎ですが、本編についてでした。今回のメインというわけでも、最後のネタでもないですが、最後の柱アオリもこの話題なので、ウオミーの母性について印象に残る。

 肉体改造。がっつりメインテーマというほどではないですが、前半は肉体についての話題が多かったと思います。話として連続してるのは2-3本目だけなんですが。
 肉体改造が分からなくてググるパリィさんでオチ。言われてみれば「肉体改造」ってエロの世界では別の意味を持ちますね……。盲点だったぜ。てか、パリィさんの検索方法どうなってんのw

 二の腕の感触は乳房と同じ。この出発点は割とよくあるというか、思春期の間に一度は聞く、興味を持つ話だと思います。「じゃあ二の腕触ったらおっぱい触るのと同じじゃね?」「けど二の腕も触れないだろ」までがワンセットのような気がします。しかし、桜才の種馬は違うぞ(次のネタ)。
 このネタで面白かった、意外だったのは貧乳ネタを会長が担当してない件。スズがとばっちりなんですが、次のネタへの仕込みだったんですね。会長の二の腕は次。

 学園長と小山先生が肩こりトーク。二の腕のツボが効くらしいです。小山先生の二の腕触りたいです‥‥とか思ってたらホントそういうネタに繋がっていくので笑った。「二の腕」について持ってる情報が食い違ってる会長とタカくん、というのが秀逸でしたね。これは笑ったなぁ。4コマ漫画ってこんなことも出来るのか、みたいな感動すら。
 てか、肩こりに効くという前提があるにしても女性に対して「会長 二の腕を触らせてください!!」と真っ直ぐな顔で言えるのはちょっと間抜けというかピュアで可愛い感じありますよね。もちろんそれを受けた会長のあたふたも可愛いんですが。いくらいやらしい意図がないにしても二の腕は結構気を使う部位やろ。相当仲良かったら肩と手くらいだったらまぁアリかも。じゃない?

 七条家。アリアと出島さんと橋高さん。橋高さんが背景として終わるのかと思ったら、ナイスツッコミ。出島さんの下ネタに対してシモの部分はスルーしつつ解決に導いてるのがすごかった。ツッコミにも橋高さんの個性が反映されてるのホントすごいですよね。
 あと、何気に出島さんの口紅について言及するアリア、という関係性もなんか好きです。女性同士の良さがある。

 ムツミと腕相撲。ムツミの二の腕‥‥とか思ったけど、筋肉で硬いのかなw
 女子なのに腕相撲最強って前提で忘れがちだけど、男女が手を握りあうって‥‥と握ってから気づく。「3人抜き」とあるので、たぶんその前に柳本くんも倒したと思うんですが、いざタカハンドを握るまでまったく気づかなかったのが面白いし、可愛いw
 最後のタカツッコミ(ツッコミじゃないかも)の「三葉さん 握力勝負じゃありませんよ!?」も急に改まった言い回しになってて面白い。危機を感じて言葉遣いが丁寧になってる。まぁ、ムツミが本気出したらスチール缶潰すからな‥‥

 ウオミー。女性が手帳や小さいメモ帳を広げて「うーん」としてるポーズって魅力的ですよね。何が良いのか、理屈とかは分からないんですが、惹かれるものがある。
 そんな悩めるウオミーに助け船を出す森さん。生徒会長は大変だ、みたいな思い込みをしてるとあまりに関係ない悩み、桜才の2人についての悩みだし、お母さん的な立場なので笑う。古谷さんはおばあちゃん、ウオミーはお母さん。
 読み終わったあとだとサブタイの「カレーかな」もおかしいですね。2人が「わーいカレーだー」とか喜ぶ姿まで想像してしまうというかw

 クリスマスパーティーの写真を貼り出すウオミー。電子データだろうにスマホで完結させず、ちゃんと出力するのがなんか良い。英稜と桜才の交流の記録的な意味もあるのかもしれませんが。
 積極的なウオミーを見て、森さんが「焼けるなー」。森さんの強敵感、最後にごぼう抜きしていくイメージがあるのでその一言でざわつく感じが余計強いと思います。そんな森さんの強キャラ感を踏まえたスカシ、というのがすごい良かった。森さんの個性を前提とした上で、という捻り。


 終わりです。日常回ではあるものの、小さく通底するようなテーマも前半にあったり、8コマではないけど連続した2本とかもあったりして面白かったですね。いろんな手法があるんだなぁと感心しました。
 んで、今週のお気に入りは「会長 二の腕を触らせてください!!」。キャラも魅力も立ちつつ、トリッキーな構成による笑いになってて素晴らしかったです。
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『ポーラー 狙われた暗殺者』観たぞい

 ネトフリのオリジナルでなんか配信されたじゃないですか。どうやら殺し屋っぽい、どうやら(もクソもなく)マッツがかっこいい、ということで観ました。そこまでマッツのこと追えてるわけでもないんですが。

 んで、観てみたら。思ってたより頭が悪い……。予告もチェックせずに観たのもあって「あーそっち系?」という驚き。露悪的、とりあえずエロを入れる、殺し方に気を配るタイプの作品。思ってたよりその純度が高いのでホント驚いた。
 とにかく低偏差値路線を突き進んでて面白いんですが、最後に急にイイハナシダッタナー的な雰囲気出すのでこれまた驚く。ちょっとこれはマイナスだったかもしれない。中盤から、バカ丸出しな殺し屋映像の直後にオジサンと少女(でもないか)の穏やかな交流を見せてるのであまりの温度差に笑いつつも魅力的に感じてたんですが、最後はちょっと都合良くまとまりすぎてたというか。衝撃のオチ、みたいなのは面白かったんですが。

 まぁ、他は面白かったです。マッツが見せ場だと高確率で裸というのが良かった。『シューテムアップ』の駅弁しながら人殺す場面とか少し思い出して、オモシロ路線としてはそっちのが上だと思うんですが、本作は裸のまま雪の中へ。めっちゃ絵になるから「かっけぇ……」と感嘆すると同時に「ウソやろ……」とドン引きですw すごい良かった。
 あと、裸で拷問受けるのもありましたね。『007 カジノロワイヤル』では拷問してたマッツが拷問される側になるとは……みたいな変な感慨。せっかくならタマタマを責めてほしかった気もします。まぁ、ボンドと同じで元気なままだと思いますが。
 んで、裸で抜け出して人殺し。食事とかよく分かりませんけど、元気すぎぃぃぃぃ!! とか思いつつ、裸のまま人殺すので良かった。
 その後は服着ちゃうんだけど、ロングコートに眼帯がクソかっこいいので100点です(中学生)。倉庫で変な手袋はめてズバババ!!って超かっこいい(小学生)。あのレーザービーム出る感じとかも最高です。くすぐられるもんがある。あそこ一番かっこよかったけど、よく考えるとあれ殺し屋の腕とか一切関係なかったですねw マッツの友人のお姉ちゃんがスゲェって話。とにかくマッツのドヤリングが強い。

 ギャグ的には最後の屋敷にマッツが攻め込もうとしたら敵の手下が恐れをなして逃げ出す場面が好きです。マッツとすれ違うときに「上にいます」と余計なことを言うので爆笑しました。アイツは俺だなぁ。

 終わり。予想の数倍バカという意味で「思ってたんと違う」な映画でした。突き抜けてて楽しかったです。

 犬殺すのはやっぱ意識してるんですかね。

スモーキン・エース [DVD]

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 オモシロ殺し屋大集合という意味で思い出しました。内容はよく覚えてない。

シューテム・アップ [Blu-ray]

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 バカまっしぐら路線としては強敵。駅弁銃撃戦もすごいし、人参かじって視力回復したりする。クライヴオーウェン、ポールジアマッティ、モニカベルッチという謎すぎる豪華キャストも最高。

 マッツがボンドのタマタマを執拗に責める。

週刊少年ジャンプ2019年11号の感想

 先週『さぐりちゃん』終わってもうた……とか書いたら今週ジャンプ本誌であきやま先生コンニチハなので笑った。

 ジャンプ11号です。『ゆらぎ荘』!! 『ゆらぎ荘』!!

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COMIC HOTMILK(コミックホットミルク)2019年3月号の感想

 webラジオの「みるくほぅる出張所」。新年会で収録したらしくゲスト作家が豪華でした。初めて聞いたけど、やっぱラジオって良いね。

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『生徒会役員共』506話の感想


 寒くて手がボロボロです。血塗れ一歩手前。

#506

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は轟さん。コートも可愛ければポーズも可愛い。冬はこういう良さあるよなぁ。

 雪。本作の舞台は雪国寄りだと思いますが、今は全国的にめっちゃ寒くなってきて雪の可能性も増してますね。タイムリー。
 アリアの聞き違い。今週も絶好調に間違えてるので笑った。音や言葉としてはかなり近いけど、わざわざそういう文章だと認してしまってるのがおかしい。
 聞き違いネタって基本的にツッコミ役に風評被害が発生することが多いと思うんですが、今回の主語は「津田くんの友達」なので珍しいですね。てか、この友達ってのも珍しい。柳本くんしか知らないけど、名前を出さないってことは別の人かしら。

 雪でトッキースリップ。短パンはいてるのでパンチラは阻止。なんですが、ちょっとあの転んでるポーズ良いよね‥‥とか思ってしまった。見える見えないとは別の魅力があると思う。
 コトミが何でも下ネタに結びつけるのかと思いきやトッキーのドジ。否定模しづらいですよね。屈託のないコトミの笑顔かまぶしいw

 古谷さん。桜才にいる理由とかもう別にいらないんですが、今回はしっかり雪で足止め食らったせいと出てくる。いろんな角度から同じ1日を切り取ってる感があって面白いです。
 奇しくも直前のトッキー短パンと話題が共通してると思います。てか、高校生を子供扱いしてくる古谷さん良いですね。オールドギャグというのは分かるけど、俺も子供扱いされたい‥‥というファンも多い気がする。ちょっと分かる。
 本ネタはラストのタカツッコミが好きです。「フレンドリーファイア」とか回りくどい表現が良いなぁ。てか、初めて聞いたわ。造語かと少し疑ってしまった。

 雪と柔道部。雪が積もったのでランニングは中止。定期的にムツミ以外の「ランニングいやだなー」という話出てきますね。名物になってる。
 ランニングできないので雪合戦。が、ムツミの知ってる雪合戦がおかしい。カンフー映画の修行シーンとかでやってるイメージだわw 当たっても痛くないという意味で雪玉は案外合理的かもしれませんね。

 息の「ハー」も「フー」も温度は同じ。そんな雑学だろうとシノアリの2人にかかれば‥‥という落差がすごい。雑学を実践してるだけなのになぜこんなことにw
 2人の間ではボケてやろうみたいな意識はゼロっぽいのがまた良いですね。2人にとっての日常的な雑談、じゃれ合い。仲良いなぁ。
 タカツッコミが入る直前で終わるのが面白い。これ以上は看過できない、みたいな線引き。ひょっとしたら風紀委員よりも風紀を守ってるかもしれない。桜才のバランサータカトシ

 ラストページは完全に連続した話‥‥なんだけど8コマではない。あくまでも4コマ×2。珍しいですね。まぁ、一応前半の4コマでも落ちてると見ることはできるんですが。
 ほとんど背景なんですけど、かまくらを満喫してるパリィさんが可愛い。てか、あのかまくらはスズがパリィさんのために作ってあげた、手伝ってあげたんですかね。そう考えると非常に良い。
 轟さんが出てくるので身構えてしまうんですが、轟さんが下ネタぶっ込むわけではないんですよね。最後まで。この感じも良かったです。パリィさんを交えて仲の良い3人の日常。

 かまくらの入り口にはまった轟さん、と通りすがりのシノタカ。「ネネヒップ」という文字列が出てきたので笑いました。珍しすぎる。
 アングルとかカメラの位置とかで隠してたけど、要するにこの状況って‥‥というのを会長が指摘してオチ。まぁ、あの絵面はインパクトあるよなw
 てか、真面目に抜くのを手伝うとして、手伝う側はどこを掴めばいいのか。どこを触ればいいのか分からない。あの状況になったら全力でキョドる自信ありますわ。意識しまくっておろおろ。


 終わり。雪の日の日常という感じが良かったですね。キャラも場所も分散してるので多角的に1日を描いてる。
 お気に入りとしては会長とアリアの「はーふー」かな。ネタとしてもそうですし、2人の関係性萌えという意味でも好きでした。