北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年08号の感想

週刊少年ジャンプ(8) 2020年 2/3 号 [雑誌]

 ジャンプの個体差だと思うんですが、『勉強』の途中から『ジャパン』までのページの印刷が異常にクッキリで笑ってしまいました。一目見て分かるレベルで違う。黒の発色がバッキバキ。それがちょうど師匠がキスしようと身を乗り出すページから変わるので「覚悟を決めたら世界の解像度が上がった!!」みたいな印象にもなるので面白かったです。演出としてもアリかもしれない……(ないか)。

表紙

 新連載の奴。初回の本編だと特に日本刀キャラって感じじゃなかったと思うんだけど、表紙イラストだとかなり日本刀が印象的。今回偶然手にした日本刀を今後も使い続けるってことなのかしら。どいつもこいつも剣でヤァネェとか思わんでもないんですが、一番人気に偏りが生じてしまうのもまぁ分かる。最近アメコミヒーローもののテレビシリーズを観てるんですが、そこでも日本刀キャラいるんですよねぇ。傭兵のオッサンが特に説明もなく持ってる(厳密には日本刀じゃないかも)。ただ、かっこいいです。

読者プレゼント

 タロット占いがテーマなんですが、「欲しいモノ アルカナ?」がかなり好きです。シンプルながらうまい。
 各賞品をタロットカードに見立てて紹介してるんですが、タロットの説身、賞品の説明、占いっぽい文言の3つをクリアするためにめちゃくちゃ長い。異様なレベルの文字数となってて面白いです。

巻頭カラー『アンデッドアンラック』戸塚慶文

 新連載。読切と同名で初回の内容もほとんど同じだった、と思う。詳しくは覚えてないけど何となく。相当評判が良かったってことなんですかね。ここまでストレートなパターンは珍しい気がします。別冊を含むとまた別なのかな。
 巻頭カラー。主人公自殺の理由が「君に伝われ」という漫画の完結。たぶん『君に届け』だと思うんですが、「伝われ」最終巻は101巻なんですよね。えぐい。どんだけ壮大な恋愛だったの……
 ちなみに、最初の柱アオリの「死ぬにはとても良い日」ってのはネイティブアメリカンの言い回しですね。決戦前とかそういう際の奴。それをもじった『ダイハード』5作目(a good day to die hard)はなかなかの不評でシリーズは実質死にました。そういや『ダイハード』も不死みたいな意味ですね。「世界一ついてない」かつ「死なない」なのである意味1人で『アンデッドアンラック』を体現してる男、それがジョンマクレーン。イピカイエーマザファッカー。
 「とにかく死なない」と「触った相手に不運」が基本ルール。これを律儀に守りながら法則性を見つけ、確実に出来ることを見つけていくロジックが面白かったです。不死の跳躍も “ちなみにこれは千切れた足を高速で再生しその勢いで” と説明が付く。その説明がよく分からないのはさておき、「主人公が運動能力高いのはデフォルトでしょ?」と甘えない姿勢は好きです。彼の強さはすべて「死なない」に由来する。長生きだから経験値がヤバい、という頭脳の強さに繋がったのも良かったですね。キャラデザがそのままリミッター設定になってるのも秀逸だと思います。……まぁ、ここらへんの感想全部読切のときに書いたんだろうなぁ。新鮮な気持ちで書いてるんですがw
 ロジックが魅力だと思ったので、不運ちゃんがバナナの皮で滑って死にそうになるくだりはちょっと違和感。無茶な展開だったと思う。彼女に触れた誰かがバナナスリップで死ぬのは納得できるんだけど。
 髪の毛のくだりも自分で切れよ、と思えて仕方ない。まぁ彼女の呪いの象徴として描いてるのも分かるんですが。あと、関係ないけど、髪の毛だけ触るのもアウトなんですかね。頭皮は当然アウトだろうから美容師に頼めないのは納得なんですが。あと切った髪の毛に判定があるのか、とかも気になる。あったら汎用性ヤバそうじゃないですか。あと彼女自身が戦うことを考えるとツバに判定あるなら手を塞がれた状況でも敵に不運を与えられるなぁ、とか。こういう想像がしたくなるのは本作の魅力だと思います。他がロジカルに組み立てられてるからこそ、それを信頼して「じゃあこういうのは?」と考えたくなる。
 不死対策にカプセル。そこに不運の雷が落ちて解放。からのキスで自爆。バトルロジックが良かったですね。制限解除のくだりは設定は面白い割には絵としての魅力が伴ってなかったと思うんですが、それでも展開が面白いので好きは好き。
 たぶん最初に読んでるときって「敵にどうやって触るか」を考えたと思うんですよ。私がそうだからみんなもそうと決めつけるのはアレですがw なので、彼女が自ら触るのは信頼した相手だけ、というオチが意外であり、2人の関係性のドラマとして熱かったと思います。まぁこれも読切のとき書いたのでは……
 首チョンパの場合、再生するのは頭、と事前にさりげなく説明済みだったのはうまいけど、自ら首を切ったあとに首のない胴体が自由に動くってのは設定的にあり得なかったかなと思います。いい加減な作品だったら絵的な面白さ、それこそアラレちゃん的な楽しさで気にならないんですが、そこを細かく詰めるのが本作の魅力だと思うので。体を自由に動かせるんだったら遠隔操作とか、分身とかそういう方向に掘り下げるべきだったのではないか。
 終わり。読切のまんまだったと思うんですが、その場合の感想って難しいですね。難しいというか、虚しいw まぁ、『agravity』もそのノリあったけど、あれは記憶が薄れてたのか、細かいギャグが変わってた気がする。

ONE PIECE

 おでんの日誌が事前に描かれたので、「涙など流さない」のくだりがギャグとして面白かったですね。まぁ、逆に言うと、映像が真実だと分かるので『ジョーカー』の「全部語り手の嘘という可能性もある」みたいな考察の余地が消えてしまうんですがw(元々ねぇよ)
 おでんが帰国すると国での彼のイメージが一変。トッキーナイス。ここすごい良かったですね。何度も書きましたが、この過去編が始まった当初「おでんがクズすぎて好きになれない」みたいな印象だったので。まぁ、あの時点で国の中で「嫌いになれないんだよなぁ」みたいな雰囲気あったのですべての問題がクリアしたとは言いませんが、あのままじゃなかったのが嬉しい。気にしてくれてたんだ、みたいな。
 オロチの悪行におでんおこ。 “ややこしい話はよくわからねェが………” のスタンスとか完全にルフィですよね。ルフィが今までいくつもの国(島)を救ってきたのと似てる。周りは難しく考えてるけど、ルフィだけは常にシンプルに「○○をぶっ飛ばす」。そこが痛快だったわけで、今回も好き。おでんだったら解決しちゃうんじゃない? くらいの説得力ありますよね。カイドウがその場にいたらさすがに勝てないと思うのですが、オロチのセリフ的にカイドウは近くにいないっぽい。オロチの悪魔の実ではおでんに勝てないと思うので、そうするんですかね。あのおでんがマネマネの影武者で(まだ生きてたっけ?)……とかも考えたんですが、 “そうだコイツ イカレてたんだ!!!” のモノローグがあるので本人なんでしょうね。

鬼滅の刃

 扉の意味がよく分からないまま本編を読み進めると、情報が小出しになり、「この刀はー??」とワクワクしたところで3人が登場。これは熱い。扉の手を見返すと持ち方がいちいちオシャレなので「イノスケどれ?」とかちょっと気になりもするんですがw(上の袖のないヤツだと思う)
 何度も書いたと思うんですが、この柱と無惨の戦いに参加しても足手まといになるだけだと思ってたので、しっかり彼らでも活躍できるロジックを持ってきたのは最高でした。ありがとう。まぁモブ隊士にも渡せよとか思いますが、モブの中では彼らが圧倒的に強いってのはまぁ分かる。
 ただ、透明化しての奇襲によって、触手モードの無惨が『HUNTER×HUNTER』のプフに見えて仕方なくなる、というのはあったと思う。これはさすがに言い逃れ難しいんじゃないかしら。無惨単体だったら指摘するほどの一致じゃなかったと思うんですが、そこの透明化だもんなぁ。この世界の人たち息止める得意そうだし(関係ないよ)。
 刀同士をぶつけることで刀を赫くすることが可能。刀1本しか持ってないので風水が連携を見せるくだりとかめちゃくちゃアガるんですが、その前の南無柱が自らの斧と鉄球を赫くするコマ、パッと見で何が起きたのか全然分からなかったのは痛い(電子版だとカラーで分かりやすい?)。次のコマで文字で説明されるんだけど、その1コマのタイムラグはテンション的に致命的だと思うの。パワーアップの儀式としてかっこいいのは分かるんだけど、それだけに惜しかった気がする。

センターカラー『約束のネバーランド

 カラー扉。何度も使ってる表現だけど、映画のポスターに出来そうな感じあるよね。実写映画のポスターより絶対かっこいいと思う。てか、映画のポスターあるあるみたいな構図。今やってる『ヒロアカ』の映画とそっくりかも。
 本編。邪血キッズを助けるモブ兵士。全員を助けるほどヒロイックではないけど、目の前の子供だけは絶対に助けたい、というバランスが泣ける。
 泣いて懇願するキッズがあまりに可哀想で別の意味で泣けてくるんですが、それでも彼らが生き残れば希望がゼロになるわけではないので……みたいなかすかな希望も感じる。容赦なく親の死を見せつけてくるので絶望感が圧倒的に勝るんですがw
 鬼の子供が泣くのを見たあとは、人間の子供。こっちはピーター本人がいるのでより怖い。あそこでピーターがキレる言い分ってのが完全に親目線になってるのが本作らしくて良いですね。今までは常に「母」がボスキャラになってきたけど、ここにきて悪の「父」。全力でキレる姿が怖いんですがカリスマ性とかかっこよさは皆無なのが印象的ですね。
 ナットの名前を聞き出すくだりも狡猾だし、この調子だと喋ってしまう……という説得力。そっから標的を子供の中でも年少者、それも女の子にするがクズオブクズ。ナイフを突きつけるのと聞き出す対象が違うってのが効率性を感じる。

Dr.STONE

 再開。おつかれ。年始を休んだのでものすごい期間休んでた印象ある。今何やってるんだっけ? と一瞬マジで混乱しました。千空とイバラのタイマンね。
 千空生存(復活)の秘密。そうか、休載があったので謎解きガチ勢的には考える時間が延長されたってことだったんですね。逆にすぐ分かった人は飽きちゃってたかもしれないんですが。
 石化したあとに復活液を浴びればクリア。そのためには正確な石化時間を割り出すことが必要で、例の石像群がヒント。まぁ分からんではないんですが、あまりに瞬時のことで、相手の考えてることが分かってるのが大前提で、完璧な投擲も条件になってくるので、正直怪しい。まぁハイタッチの場面が良かったので「まぁいっか」みたいな気持ちにはなるんですが(ちょろい)。
 正確な秒数を計測できる件。そこに異論はないんだけど、 “3700年もアホほど地道に特訓済みでな……!!!” の言い回しがちょっと。石化状態のカウントって失敗が許されないから最初から完璧だったと考えるのが自然なんじゃないかしら。特訓ではないような。まぁ「昨日の正午から24時間たったけどまだ日が低い……」みたいな失敗から修正した可能性もあるのかな。だったら特訓で間違いない。ただ、石化状態は視力ないと思うので、やっぱアレか。まぁ、ここは「千空スーパーマンなんで」で済む話なのは分かります。別にいいっちゃいいんですよ。

ハイキュー!!

 いよいよ試合開始。『火ノ丸相撲』もそうだったし、古くは『ドカベン』もそうだったけど「○○世代」で年齢の偏りをごまかすよねw いくらなんでも集中しすぎだと思うんですが、「○○世代」なので仕方ない、という理屈。まぁ『ハイキュー』はそれでも年齢がばらけてる方だとは思います。
 選手紹介のくだりで影山の最強サーブを印象づけるのもうまかったですね。ツムのギャグで楽しんじゃったけど、本題としてはそんな影山サーブと真っ向勝負する日向、というクライマックス。レシーブしてそのまま走って跳んで打つ。日向とツムの2人のみで構成されてるのがビーチバレーを思わせますね。ビーチバレーを思い出させるからこそ「床が硬かったらどんだけ跳んじゃうの……」という別の説得力にもなる。あまりに高すぎるので見開きのコマを横向きに配置しちゃう奇抜な手法も最高でした。
 寝てたのに試合が始まるとちゃっかり起きてるニースがめちゃくちゃ可愛かったです。たった2コマなのにキャラが立ってる。あの日向のレシーブを見ても驚かないキャラがいるってのも見事なキャラ配置ですよね。下手な漫画だったら絶対観戦キャラ全員に驚かせちゃう。「知ってるー」という人を置くことで日向の成長をより実感できたと思います。

センターカラー『ぼくたちは勉強ができない

 カラー扉。バスの時刻表を見るとバスの本数が少ない。意外と田舎……ではなく、ほとんど学生しか利用しないバスなんですかね。いや、中学にしては時間が遅い気もするが。
 本編。前回の風邪の段階では忘れてたけど、こういうとき浪人は頼もしい。プロではないけど、プロに近い。キャラクターに幅があるからいろんな状況に対応できるのだな、と変なところで感心してしまいました。
 ベッドの上で膝枕。これ憧れるか? めちゃくちゃ変な状況だと思うんですがw まぁ多少は変でも「こういうの好きだろ」が先行したのは分かる。ただ、頼りにしてた人が率先して遊び出すので若干アレ。この状況で各キャラのボケに対するツッコミがすべて唯我だったら別にいいんですよ。「元気じゃん」ってなるから。ただ、ツッコミはそれぞれ別の女性キャラが担当してるので唯我は蚊帳の外。風邪でつらく、みんなは好きに遊んでるし、遊びのダシに使われてるし、でちょっと可哀想な気がしてきたw 羨ましいか可哀想か、決めるのはジャンプの前のあなたです(雑なまとめ)。
  “好きで看病してるだけだし” は笑った。二重の意味で、どちらも違和感なく意味が通るのでうまい。告白後ってのも利いてますね。いつもだったら「いやこれは違くて」と焦って終わりですが、告白後なので、一通り慌てたあとに「好き」の件を認める。世界が一変してしまったあとの日常の風景として面白い。
 うるか嬢との回想が入って良い話になるのかと思ったら、師匠に交代。マジかこれ。このエピソードで全員回すつもりなのか。うるかちゃん祭り開催中なのかと思ったら違ったでござる。まぁ残り時間が限られてるってのも分かるんですが。とにかく意外。
 そんなチグハグさを感じてしまったので、1人でわちゃわちゃしてる師匠に対して「ちょっと今それどころじゃないんで」という気持ちが湧かなくもない。本来なら師匠のドラマも好きなんですけどね。部屋に入ってくるなり勝手にドキドキし始めててちょっと。なんだよ思春期かよ(思春期です)。
 記事の冒頭にも書いたんですが、私の手元のジャンプはこの師匠が “あれ?” とキスしようとするページから印刷が異常にクッキリ。黒ベタの発色が本気出してる。師匠が発情し出すことで神経が鋭敏になり世界がハッキリ見えるようになってきた、という演出ですね(チガウヨ)。
 たぶん来週以降語られるんだろうけど、ここだけ見たらたしかに師匠が悪いと思う。うるかのこと応援してたのにー、みたいなのは別として。風邪で困ってんのに何やってんだ、の方が。あそこでの衝動については何かあるんだと思います。

『ZIPMAN!』

 いくらなんでもヒロイン人質にされすぎだと思った。前からちょっと怪しかったけど、今時さらわれるのが最大の役目ってのはどうかと思う。彼女の活躍が甘いんですよね。ピーチ姫もフライパンで戦う時代ですよ(それも超古い)。
 んで、勇者。雷魔法使うのはやっぱ『ドラクエ』由来なのでしょう。たぶん。まぁ、他は大して『ドラクエ』感ないので安心っちゃ安心です。今後もこの程度の扱いになるのでしょう。
 ゲームということで、ロールプレイを強いる。かなり珍しい動機だと思うのですが、やってることはデスゲームものの作品でよくある奴なのでちょっと惜しい。とはいえ、ジップスーツの使い道としてゲーム世界の再現、ロールプレイって部分は面白いですよね。特撮ヒーローとか、プリキュアとかへの変身願望と同じ路線ではあるんだけど、新しさもしっかりある。
 敵はジップダウン。ヒーローはジップアップ。ヒーローが目のアップで決めゼリフ言う場面はあまりにベタなんですが、アガってしまったのも事実。王道の強さを感じる。ジップダウンは分断で、ジップアップは2つが1つになる。対比で正義と悪を端的に表現したのも最高だったと思います。
 んで、最上階に登るシステム。映画だと『死亡遊戯』、ゲームだと『スパルタンX』ですかね。漫画だと『ドラゴンボール』のマッスルタワーが有名でしょうか。今はゲームなのであの悪役は『スパルタンX』も好き……というのは考えすぎで、ベタな発想ってだけかなw

チェンソーマン』

 世界のオモシロ殺し屋大集合。前回の三兄弟が本章のメインになると思ったけど氷山の一角に過ぎなかったのね。それぞれがキャラ立ってるんだけど、どこか統一感がない、それぞれ違う漫画からやってきたような感覚なのが良かったと思います。
 トーリカってのはロシア? 分からんけど、国際色豊かな感じは独自の魅力だと思います。『トーキョー忍スクワッド』もそういう猥雑さが武器だったと思いますが、あれは1つの街に住むいろんな国の人、要素って感じですし。本作はよそからやってくる。
 クァンシ。ステゴロ最強らしい。イケメンかと思ったら女性だったでござる。パンパンしないと分からないのか……と悲しくなりました。
 そんなクァンシが連れてる女性たち。ハートの目が垂れてるのが可愛かったと思います。目がハートってのはベタな表現だけど、垂れてもハートは初めて見た。
 国際色豊かな話になってるし、みんなが「来る」んだけど、デンジは江ノ島に行きたい、と話が落ちるのもキレイだったと思います。彼だけスケールが小さい。

僕のヒーローアカデミア

 かっちゃんと一緒に歴代OFAの勉強。映画を観たあとだとちょっとニヤニヤしてしまう話ですね。かっちゃんの “ザコ価値観が!” のワードセンスも含め好きなシーン。
 ちらっと見えるノート。印刷がバッキバキなページなのでわりかし見える。まぁ読めるってレベルではないけど。「グラントリノ」の文字くらいは見えたからしっかり意味のある文章が設定されてるんでしょうね。
 んで、デクが次に目指すのは、オールマイトの師匠の個性「浮遊」。おおっ、スーパーマンだ。アガるやん。スーパーヒーローの象徴みたいな能力。『ヴィジランテ』でモロにスーパーマンな人いたけど、飛ぶとヒーロー感えぐいよね。
 ただ、オールマイトが飛んでるイメージないのでそこは気になる。習得できなかったのか、気持ちの整理がつかなかったのか。
 鍋。鍋の湯気で葉隠さんの手がうっすら視認できるので笑った。映画だと見せ場になる描写だけど、漫画だとありがたみがゼロですねw

『ミニネタジャパン』

 岩手のわんこそば。ジモト愛が強すぎる故に他県に対して不寛容なオチなので笑った。考えたことなかったけど、たしかに対立してしまいまそうだw

『アクタージュ act-age』

 初回以外の公演はクソでもいい。『銀河鉄道の夜』のときも少し感じた「この1回だけじゃないよね?」問題に言及してるので良かった。いや全然ダメなんだけど、そもそもの企画がクロなのでまぁどうでもいいのかな。
 ただ、最後に舞台の上の人たちが「逃げの演技をしたら役者として死ぬ」みたいな話をしてた件とかみ合わない気がする。次回以降の演技はどうなるのかしら。少なからず初回のよりもレベルが劣ることになると思うんだけど。今回の問題を乗り越えた夜凪はドーピング時よりも演技がうまい、とかなら別だけど。
  “オイラはまだ負けてねぇぞ!” の床ドン、なんかホメられてたけど、あれ舞台を観てる人からしたら「は? 何今の?」ってなりそうな気がする。前後の繋がりがなさすぎて「今そういう話じゃないんで……」みたいなストレスになりそうな予感。支離滅裂というか、舞台全体の感情がめちゃくちゃ。
 んで、夜凪のことは救えたけど、ドーピングのない夜凪に役者としての価値はない、という次の問題にぶち当たるのは良かった。意外だけど納得しかない。「暗黒面のパワーは素晴らしいぞ」という話だったので、光落ちしたベイダーでは銀河皇帝を倒せない。いや倒したんだけどね、ベイダーは。そもそも出発点(メソッド演技のドーピング)がクロな方法なんだけど、それありきの良い芝居だったので、問題は二重に存在する。

『AGRAVITY BOYS』

 高次さんのくれたスペースエロ本。 “最後まで読んだんだ……” からボケがさらに2つ追加されるくだり、楽しい。素人投稿コーナーが宇宙でも行われてるのも笑いました。
 4人の欲しいもの。いちいち全力でホメ殺すクリスのツッコミ(リアクション)が楽しい。 “流れきてるよ!!” とか大げさすぎて笑える。
 ババが今回のオモチャ。第3の手は忘れてたのでまんまとやられたわ。何気に高次さんの新しい情報が小出しにされてる感もありますね。特にストーリーは進んでないんだけど、高次さんがどういう人なのか、何が出来るのかについては少しだけ前進してる。
 欲しいものをかけてバトルロワイヤル。スニーカーとメガネは瞬殺。遺品扱いされるのが好きです。サガにとってのメガネはスニーカーなのね。事前の欲しいもので固定された感ある。こうなると残りの2人も気になってくる。
 んで、闇堕ちしたババに必死に呼びかけることで光ババに戻ってエンド。これを『アクタージュ』の直後に載せた意味ですよ。まったく同じ話でしたね(怒られるぞ)。

ブラッククローバー

 ユノと金色の仲良しエピソードとして、 “下民だと差別してすまなかった…” “オマエは立派な金色の夜明けの魔法騎士だ…!” という場面があるんですが、あんまり良い話に思えない。差別全般を反省したのではなく「お前は違った」という論法じゃないですか。「私は差別主義者ではない なぜなら私には黒人の友人がいる」という主張はナンセンス、って割と有名な話だと思うんですよ。それと同じじゃない? 映画『ゲットアウト』には「タイガーウッズは好きだから黒人は好きだよ」と主張する白人のクソ差別野郎が出てくるんですが、それと同じ。差別が根深い社会を描いてるならすごいリアルだと思いますが、ただのキレイな思い出として出てきてるに過ぎないと思うので少しモヤモヤする。まぁ、金色の人が全員心の底から改心してるイメージもそんなに湧かないんですが。
 ユノのブチギレ。 “オマエみたいなヤツがいるから世界がおかしくなる” “いつまで経っても呪いの連鎖が終わらねー…” と言ってるのが印象的。ユノが最もキレてるのは世界なのですね。そっから風化のチカラで勝利するってのも面白かったです。ユノなりの「いつまで経っても」を実現したわけですね。まぁ、風化って風のチカラとは言い切れないのでは?? とは少し思う。

『呪術廻戦』

 メカ丸めっちゃ疑われてるので笑った。読者はメカ丸の最後を知ってるけど、虎杖は知らないのですね。言われてみれば……と笑いました。疑われても仕方ない。
 五条の “いつまでいい様にされてんだ” で夏油が一瞬帰ってくる。夜凪であり、ババですねw 少年漫画あるあるだったのだなぁと改めて感じます。『AGRAVITY』の目の付け所は秀逸だった。いや少年漫画に限らないですね。いろんなエンタメ作品である。
 前にも書いた気がするけど、冥冥の長柄斧を持った構えがいちいちかっこいい。武器としての珍しさも感じてそれだけで好きになっちゃうけど、まだ戦闘シーンが描かれてないのに「使い慣れてやがる……」と伝わってくる。
 封印されても五条は五条。アメ玉になってもベジットは強い、と似たものを感じる。五条奪還が味方サイドの目標となってる今、動かせないというのはあまりに大きいアドバンテージなのではないだろうか。というか「もう最悪の事態はなさそうですね」と鼻ほじれそうなレベル。長時間は無理みたいな制限がかかるのかな。

『ミタマセキュ霊ティ』

 モンスターボールが超怖い。それが無数に出てきて絶望、という場面なんだけど運搬方法がスーパーに置いてあるようなカートなので脱力。こういうの好き。劇中でツッコミが入らないようなオモシロ。
  “正直私もハゼレナは笑ったほうが可愛いと思ってた” と言う幽子は「じー」顔がめちゃくちゃ可愛いので矛盾。あとこの「笑えばいいと思うよ」のくだり、『ブラクロ』でもありましたね。回想で出てくるのまで同じ。手軽に描ける良い話、という感じなのだろうか。
 ちなみに、オッサンが女性に「笑えば可愛いんだからもっと笑えよ」と言うのは割と危ういので注意が必要です。もちろん今回の関係性なら問題もないんですが、表面的にあのセリフを言えばいいと勘違いすると危険。相手がキャプテンマーベルだったら「私が可愛いことをあなたに証明する必要はない」と返されて終わりです。ビーム食らって死にますw
 んで、ハゼレナ闇堕ち。今週のジャンプ何度目だろう。それを茶化した『AGRAVITY』はすごい……ってさっきも書いたか。てか、本作もバトル漫画あるあるを茶化してると言えるんですが。
 てか、幽奈さんより先にハゼレナが闇堕ちするのは意外でした。ゾビロが十字になってるのは笑ったんですが、話として、テーマとしてはかなり深刻ですよね。避けては通れない問題だったと思います。だからこそ『ゆらぎ荘』では互いに闇堕ちしないように見張り合う、そばにいることを誓う話が出てきたんですが。ミタマに足りないのはそういう話であった。本章のラストでやりそうな気もしますね。
 闇堕ちしたヒロインをかっこよく救う……んですが、怖くて泣いてるので笑った。この変身のワンクッション、面倒に感じることもあったんですが、今回のは良かった。怖くても立ち向かう、からこそ強くなれる、といいうロジックがうまい。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 絶賛闇堕ち中の千紗希さん。闇堕ち界の先輩である(それ言い出したら夜凪なんだけど)。
 先週「雨」の話したじゃないですか。彼女の置かれてる状況を端的に示してるのが雨なんですが、そんな雨から救うのが幽奈さん。彼女は雨に濡れない、という理屈ですね。あまりにうまいので泣いた。天才じゃったか。
 からの温泉。これまた最高なんですが、去年の文化祭における幽奈さんの話に持ってくるとは思わなかった。そうか、文化祭といえば人魚姫でしたね。温泉に沈みながら落ち込む幽奈さんの姿が泡になって消える人魚姫と重なる演出が美しかったです。今度は幽奈さんが救う番ってのがマジ熱い。救う際の言葉が友情に溢れてて感動的でした。 “あたしは霊能力者ってわけでもないし” に対して “幽霊だからって最初からあきらめないで…と!” なのが本当にキレイ。人は言い訳を見つけたときに諦めてしまうのですね。真理だと思います。
 ぶっちゃけ「狭霧に嫉妬するのは雲雀ちゃんの役目だから……」とヒバリストとして少し危機感を抱きましたw 最初に告白したのにあまり重要視されてない彼女を思うと泣ける。
 文化祭当日。告白の失敗によって闇堕ちしたのは彼女だけじゃなかった!! と委員長が出てくるので最高。割とベタなクズとして出てきますけど、彼も告白の被害者(失敗者)というバックボーンがあるので面白いですね。 “また避けるような態度取っちゃった” と悩む人もいれば、積極的に「いい空気」のカップルを引き裂きにいく人もいる。宮崎さんが狭霧に嫉妬したのと同じように、あのメガネもコガラシくんに嫉妬したわけです。恋や告白の持つ負の側面を丁寧に描いてて最高、と先週の感想で書いたのですが、それをさらに突き詰めてきた形。宮崎さんもあの雨の中で幽奈さんに救われてなかったら狭霧に対して同じことをしていたかもしれないんですよ。その証拠にメガネの要求はクリスマスデート。狭霧に対して嫉妬したのもクリスマスデートですね。メガネのことを「そんな形でデートしたって幸せになれないだろ」と言うのは簡単ですが、恋に成就しないで溺れると人はああなってしまうという例。
 そして女の涙を見過ごさないコガラシくんがスーパージャンプからのスーパーヒーローランディング!! これには私の中のデッドプールも拍手。
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 正直「なんでラブコメ描いてんの……」と笑ったんですが、宮崎さんが作った距離、溝を一瞬を埋める行為として象徴的でしたよね。アクションとしての見せ場が物語的にも重要な意味を持つ。相変わらずだけど、めちゃくちゃうまい。そんなコガラシくんの活躍に他の女性キャラたちが気づく、と無理なく次の場面への布石を打ってたりして本当に見事。
 んで、コガラシくんが告白の返事を決意。 “たとえ今… 皆を傷つけることになったとしても…!” とあるので千紗希ちゃんマン大勝利!! とか一瞬思ったんですが、事前に “俺はまだ誰の告白にも… きちんと返事できちゃいねぇ” とあるので、告白してくれた人全員に返事をした場合その多く(もしくは全員)のことを傷つける、という話ですね。割とマジでビビりましたw
 まぁ、とにかく告白は時に人を傷つける、という話をやってるのがやはり秀逸ですね。メガネは告白の被害者だったのだ……(そこから救ってくれる友人がいなかったのが彼の最大の不幸)。
 返事キャンセルからの告白のやり直し。たしかにあそこで返事しちゃったらあの告白が正式なものになってしまうので返事を止めて正解だったと思います。返事(結果)が重要なのではなく、告白すること自体が重要であり、正しい形で告白できればその姿は美しい、という話。告白の成功失敗って返事の○×で判断しがちだけど、それだけじゃないよね。告白をすること自体にも成功失敗は存在する。という話。
 個人的な勝手なイメージですが、現状でコガラシくんが返事をしたら全員にNOだと思うので、返事は保留にした方が誰にとっても勝率は上がる、だから今回の “しなくていいよ” は非常に合理的な判断だったとも言えるのではないか……(クソ解釈)。
 告白の負の側面をイヤになるほど描いてからの「それでも告白は美しい」と全肯定するラスト。泣いたぜ……。真実とは多面的なものだ、自分の見方で変化する。とどっかの銀河系のジーチャンが言ってました。

『サムライ8 八丸伝』

 八丸も逮捕されるのは笑った。急にリアルな倫理観持ち出してくるギャグ好き。AI裁判は時間短縮のために絶対必要な設定だったのですね。八丸の話を無駄に引き延ばすことになってしまうので。リアル裁判がやたら時間かかるってのは深刻な話ですね。
 警察は猫侍とその弟子を追ってる。これ八丸たちのことかと思って「逮捕どころの話じゃねぇw」と笑ったんですが、違いました。猫侍がそんなホイホイと存在するとは。まぁ裏八丸みたいな話になるんでしょうね。コガラシくんにおける雪崩くんみたいな。文化祭に雪崩くん来ると期待してました……
 突然場面が変わって一般市民の何が言いたいのか分からない話……かと思ったらデススター展開なのでビビった。星の爆発という不吉な話だったのですね。ここすごい良かった。本家のデススターでも星の消滅によって死ぬ人の姿はここまで描いてませんよ。『フォースの覚醒』で少し死にゆく市民たちの姿は描かれてるけど、こんな会話があるほどではない。陰鬱になりすぎるからってことだと思うんですが、本作はやった。生存者を描く都合もあるんでしょうが、本当に良かったと思います。この一点においては『スターウォーズ』を越えたよ。最初の家族の “爆発して死ぬのに?” も意味深で最高なんですが、その他のモブ市民もいちいち皮肉が効いてるんですよね。 “今日もいい日ね”“もう行かないと遅刻よ!” 、そして結婚式の “今日をボク達にとって最高の日にしよう” “ずっとアナタと一緒よ” 。とにかく意地悪な描写が続くので最高。
 ダウンロード画面からの数値化されたステータス。あまりに身も蓋もなくて笑えるんですが、八丸がゲーマーであることを踏まえるとまぁ納得もあるのかな。というか八丸のためにこういう画面にした可能性もあるかも(ないか?)。

『夜桜さんちの大作戦』

 「長男のニヤケ顔がキモイので星一つです」で笑った。ダメなんだよなぁ、あの手のクソレビューネタに弱すぎる。好きすぎるんですよねぇ。「こんな人いないだろ」が実現してしまう現実に笑うしかない。
 スパイと戦闘力って関係ないよね、という疑問が本作には元々存在するんですが、その問題を本話でキレイに扱ってるので良かった。諜報活動をバトルに生かす。見事でしたね。尾行がそのまま修行にもなってて、そこで得た情報を解析することによってバトルで勝利(じゃないけど)する。
 電車で日本刀ぶら下げてるヤツがスパイなわけないだろ、とも思うんですが、あそこで「見つかると即全裸」というルールが設定されるのはうまかったと思います。そんな全裸が本話の大オチに使われるのも「言われてみれば!」と激しい納得。
 そんな全裸ギャグに攻略のヒントは隠されていた! という展開も良かったです。 “初太刀は必ず体の中心” ってのが絵として分かりにくかったのは難点ではあるけど、ギャグにしか見えない場面にヒントが隠されてるってのは気持ちいい。読者が見逃してしまうようなところにこそスパイの真髄が隠されている、という話ですね。 “たとえ勝てなくても” “食らいつくことはできる!!” が太陽の尾行の集大成ってのもうまいです。
 オチ。 “どんな太陽でも愛してるわ…” と嫁が優しいので笑った。優しさが逆につらいw

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 1/24が2015年に三田市で行われた「三十路式」だったことから、ジャンプの三十代キャラ特集。すげぇ強引に引っ張ってきましたねw 別に三十路の日とかではない。
 特集自体は非常に面白いです。こういうの好き。似たようなこと前に考えたことあると思うけど、ジャンプ漫画における「大人キャラ」の年齢ってのは興味深いものがありますね。
 まず印象的なのは『ONE PIECE』。尾田っちが激渋親父キャラ好きってのもあると思うけど(四十代以上を入れたらより顕著だと思う)、それ以前に「何年前に何歳」という設定、バックストーリーがガチガチに固められてるのも関係ありますね。シャンクスとかちょうど今やってる過去編にも出てきてますし。それがギリギリ39歳。主人公チームにフランキー36歳がいたり、年齢はかなり高め、幅が広い作品なのが分かる。「○年前のストーリー」が明確にあるという意味では『ヒロアカ』も似た感じですかね。サーとか完全に前の世代から続く(続いてた)人ですし。
 主人公からの距離として、メインキャラの序列的に一番高いのは『アクタージュ』黒山だと思う35歳。オッサンなイメージありますけど、映画監督ということを考えたらそれほど年輩って感じでもないですね。題材の特徴として面白いと思う。「もっと上にしたい」「やりすぎじゃない?」みたいな会議があったのかなぁとか妄想しちゃう。
 メインキャラの「親」。『斉木』母、『ゆらぎ荘』宮崎母、そして『約束』のママ。『アクタージュ』山野上も父の浮気相手なので少し近いかもしれない。ただ30歳なので「若いのに手ぇ出しやがって」みたいなクズ性も感じる。斉木、宮崎が37、36と近い年齢なのは「高校生キャラの母親ってここらへん?」と認識が共通してて面白いです。出産年齢的に若めではあると思うんですが、特別な設定やストーリーがなくても納得できるレベルってことなんだと思います。未成年で出産してたら過去編不可避で扱いにくいのかな、と。ただ、年齢を上げすぎると彼女自身をメインキャラとして扱いにくくなる、と計算したのもあると思います。特に『ゆらぎ荘』は彼女自身も萌えの対象になることを意識してると思いますし。

 1/25は中華まんの日。コンビニの中華まん紹介。週ちゃんの定番ですな。コンビニ。
 私としては最近食べてないです。少なくとも1年は食べてないと思う。ホットスナック全般に言えるんですが、レジ前で「何にしようかなぁ」と悩むのが苦手なので敬遠しがちです。考えずに「肉まんで」と頼もうとしても肉まんにも種類があって……とかあると「もう来ない」ってなりがち。ただ、たまにピザまんとかは食べたくなります(今回紹介されてないけど)。肉まんとかはちゃんとした店にもあるけど、ピザまんってコンビニでしか食べないイメージ。

次号予告

 新連載が筋肉ネタらしいので、紹介されてる作品の切り抜きがすべて裸。こんなにも裸ショットあったのか、と笑えます。『アンデッド』がちょうど裸キャラだったのも最高ですね。少年漫画主人公の裸(筋肉)特集ってのも出来そう。筋トレの日とかあるかな。
 ただ、個人的にはこの裸キャラ、筋肉キャラの中にはアスタを入れてほしかった。努力の結晶としての筋肉が最も強調されてるのはアスタだと思う。まぁ、そもそも来週の新連載の紹介が「魔法がすべての世界で筋肉隆々の少年が…!?」なので『ブラクロ』すぎる。まぁ、アスタはアンチソードというある種の魔法を得る話なんだけど。

目次

 ジャンプマイベスト3。ぽすかの好きなミスド。ちょっと前にDJ松永がラジオでミスド愛を語ってたのを聴いて以来、ちょっとだけミスドブームが来てるので個人的にタイムリー。まぁブームというか数年ぶりに食べたってだけなんですが。クリスピーのが好きです(お呼びでない)。

一週間温泉漬けの年末年始でした。今年はずっと温泉宿で仕事したいです。 <タツヤ>
(『アクタージュ act-age』)

 リアル呑子先生。担当とイチャイチャしてほしい。

今年の目標は色々あるんですが東京五輪ハンドボールが見たい!ハンセン!
(『AGRAVITY BOYS』)

 そうだ、中村先生といえばハンドボールなんだった。ラグビー漫画描いてる人がラグビー好きってのもいいけど、作品と関係なくフィギュア好き、ハンドボール好きってのが目次コメントで露見するのが私は好き。

年明け早々家族全員次々と発熱で倒れ僕は緊急病院へ…消えた正月を探してます
(『ブラッククローバー』)

 こわ。超怖い。

同じお店の同じ料理でも、出前より店内のほうが美味い…プラセボ効果??
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 単純に出来立てのがうまい、なのかな。あと店側は店構えとかにもお金かけてるわけだから同じ料金で自宅で食べるのは損、とか考えてしまう。こうして書くと本当に心が貧しいな……

ハイジ見てペーターのおばあちゃんのシーンは大体泣いてる。スイス行きたい
(『夜桜さんちの大作戦』)

 スイスに行きたがるひつじ、というのがなんか面白い。まぁ『ハイジ』はヤギなんだけど。
 ということで屋宜先生の新連載が楽しみです(突然)。

愛読者アンケート

 新連載について。主役2人の印象。ヒロインの名前が「風子」であることを初めて知った、初めて意識しました。風子だったのか。ごめん。
 応募者全員サービスの遊戯王カードについて。私は感心がないんですが、企画ページが大々的に展開されてることから今号の目玉というのは伝わってきます。今遊戯王カードを好きな人が必ずしもジャンプを好きとは限らないと思うんですが、すごい。

総括

 終わり。やや早かったんですが、早いと最終チェックを丁寧にしてしまうので結果的にはほとんど変わらない。いつか火曜の24時前に終わるといいですね。終わる気がしないのですがw

 今週のベスト作品。『鬼滅』でしょうか。明らかに実力で劣る主人公の仲間たちがラスボス戦で活躍する理由が素晴らしかったです。登場シーンへの盛り上げも文句なしだったと思います。

 今週のベストコマ。『ゆらぎ荘』コガラシくんのスーパーヒーローランディング。出演する作品のジャンル間違えてるので笑いました。やっぱミウラ老師、バトル漫画描きたいんじゃないかなぁw

 最後に今週のベストキャラ。こちらです。

  • ババ 『AGRAVITY BOYS』
    • 今週やたら闇堕ちとそのキャラへの救済みたいな話が多かったんですが、同じ号で「こういう展開よくあるよね」と茶化したババが最強だと思いました。彼にも良心が残ってるはずだ! と声をかける展開、ベタすぎるよね。(厳密に言うと今号で闇堕ち展開をやった作品はどれもベタに1つ別の視点を持ち込んでますのでそれらをディスってるわけじゃないよ)

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