北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

今週の日記11

 平熱の快適さを思い知りました。

ワクチン2回目打ってきたよ

 打ってきました。モデルナ。1回目はね、大したことなかったんですよ。体温が最大で1度上がっただけ。1度上がると体感でぼんやりした認識を得て、多少だるい程度。まぁ、2回目もそのくらいだと思ってた。
 接種当日。何もなし。寝る前にぼんやりしてきて、計ると1度上昇。はいはいこの感じね知ってる知ってる……と思って薬呑んで寝た。
 翌日起床。起きた瞬間から体感で分かる。結構ヤバいレベルの奴来たぞ。計ってみたら38.5。プラス2度。振り返ってみるとここが最大の数値でしたので、ここがピークだったとも言える。ただ、1-2度プラスの範囲は結構きついというか、体感としては普通に病人ですね。インフルとか久しくなってないけど、たしかこんな感じだった気がする。何もする起きないです。まぁ、他に何か症状があるわけではないので、気力で何とかなる人、何とかする人もいそうな予感。私は平熱のときから気力がないのでもうすべてのやる気が起きない。
 あるといいもの。スポドリとかの飲み物、食欲なくなったとき用のゼリー飲料、あと冷えピタ的なもの。解熱の薬もだけど、薬はいろいろあるのでお医者さんと相談。まぁ、通常の高熱対策と同じだと思います。接種後しばらくは普通に元気なのでそれまでに買っておくといいです。まぁ、副反応出ない可能性も大いにあるので、そっちにベットするのも手ではある。まぁ、熱が出てから買い出し頼める人がいない場合は買っといた方が無難ですね。冷えピタは平熱時は無用の長物だけど、暑さ対策だと思えば……無理あるか。じゃあ冷えピタは買わなくていいです。
 インフル並みの高熱できついし、ここまで高くなると熱にうなされたとき特有のメンタルの落ち込みとかも発生するんですが、「これは病気ではないから!」と自分に言い聞かせる材料があるので、その点はかなり楽です。あと、この高熱も1日で終わるので、1日棒に振ったと思って寝ましょう。
 さらに翌日。目を覚ますと気分すっきり。計らなくても分かる、これは平熱!! ……計ってみたらプラス1でした。まぁ、1度程度だったらもう余裕ですよ。それもしばらくしたら0.5上昇くらいで安定しました。
 そっから翌日。起きたら快適。今度こそ平熱!! ……実際に平熱でした。ハッピーエンド。ただ、右腕の注射した部分は赤くなってます。これが噂のモデルナアームか!! つっても痒みとかないです。ぶっちゃけ風呂入ったときに鏡見なかったら気づきようもないレベル。
 おしまい! あとは10日だか2週間経って抗体ができるのを待ちます。完全体に……完全体になれさえすれば……!!

『ルパン』観たわよ

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 今週のネトフリ。前半は配信直後に観てたんだけど、後半は「もう配信かー」とか思ったまま放置してて、それを今週観た。オマールシー版の話ですよ。
 面白かった。何なら後半のが好き。主人公が逃亡の身になってから、彼のスペシャルスキルが輝く。それと幼馴染の友人との格差バディっぷりが見ててニコニコできる。相棒が殺し屋に追われてるのを助けてサプライズで登場するとこの「やめてくれよ……」とか微笑ましくて最高。ナイスブロマンス。
 ただ、この男同士のキャッキャ感のまま、女性の恋心を弄ぶことになるので「これは怪盗紳士の範疇なのか?」とか引っかかったりはした。ルブランの小説は知らないです。知ってたら小ネタとかあったのでしょうね。
 相棒とのキャッキャ感もそうなんだけど、作品全体に溢れるオタク感が良いんですよね。なぜ主人公が強いかと言えば「ルブランオタクだから」で説明がつく素敵な世界。基本的に「オタクレベルが高い→強い」。最終計画に向けて新たな仲間をスカウトするくだりとか「そんなんでいいの?」と笑いました。ルブランオタクは信用できる。
 終わり。とにかく主演のオマールシーが魅力的でした。代表作を更新するの難しいんじゃないか? というレベル。かっこいいだけじゃない、全方位的な魅力がすごかったです。
 10話でしっかり完結するので見やすいのではないでしょうか。マジオススメ。クリフハンガーじゃなかったとはいえ、続編あるといいなぁ。ホームズ出して対決させてほしい。無理なのは分かるけど、カンバーバッチとの対決とか考えちゃうよねぇ。明らかにあれの影響下にある作品だと思うので。

『恐怖のセンセイ』観たぞ

 今週のネトフリ。2019年の映画だけど、日本だと劇場未公開。気づいたらネトフリに流れ着いてたので観ました。
 『コブラ会』の連想不可避だけど、男性性を煮詰めたような秘密サークルという意味では『ファイトクラブ』のが近いですかね。有害な男性性の解体に主眼を置いた現代の『ファイトクラブ』って感じか。
 オタク的なナヨナヨした男性だったジェシーアイゼンバーグが徐々にマチズモ的価値観に傾倒していく様とかリアルで不気味でした。それと同時に彼を理性に留まらせる存在として女性がいて……ではない。本作で最も重要だったのは主人公の飼う愛犬で、そのワンちゃんがねぇ……という話なので犬がアレする映画が苦手は人は逃げて。アレだから。
 ただ、犬の恨みは犬で晴らす、というくだりは痛快でしたよ。よく考えると「いやダメだろ!」という話だし、一気にフィクションレベルが鰻登りするんだけど。とはいえ、面白かったです。
 あとね、チンコがもろ出しなのでびっくりしました。ネトフリありがとう。男性コミュニティの気持ち悪さが極まったような場面でオチンチンポロンなので面食らったあとに笑った。ワクワクチンチンって奴ですな!(うまくない)


 終わり。特別な理由がない限りみんなワクチン打とうね。